JP2004284380A - コンバイン - Google Patents
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Abstract
【課題】コンデンサと冷却用ファン部の取り付け作業が楽に行えるようにすること。
【解決手段】略四角形箱型に形成したキャビン内に、運転部と、キャビン内を冷房するための冷房装置とを設けたコンバインにおいて、キャビンの後壁に、冷房装置の一部を構成するコンデンサと冷却用ファン部とを取り付けると共に、コンデンサはキャビンの後壁の内面に取り付ける一方、冷却用ファン部はキャビンの後壁の外面に取り付けた。このようにして、コンデンサと冷却用ファン部とをそれぞれ別途にキャビンの後壁の内面と外面とに取り付けるようにしているため、コンデンサと冷却用ファン部とを連結するための連結部材を必要としない上に、これらを連結する作業の手間を省くことができる。
【選択図】 図1
【解決手段】略四角形箱型に形成したキャビン内に、運転部と、キャビン内を冷房するための冷房装置とを設けたコンバインにおいて、キャビンの後壁に、冷房装置の一部を構成するコンデンサと冷却用ファン部とを取り付けると共に、コンデンサはキャビンの後壁の内面に取り付ける一方、冷却用ファン部はキャビンの後壁の外面に取り付けた。このようにして、コンデンサと冷却用ファン部とをそれぞれ別途にキャビンの後壁の内面と外面とに取り付けるようにしているため、コンデンサと冷却用ファン部とを連結するための連結部材を必要としない上に、これらを連結する作業の手間を省くことができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンバインに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、コンバインの一形態として、略四角形箱型に形成したキャビン内に、運転部と、キャビン内を冷房するための冷房装置とを設けたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
そして、冷房装置の一部を構成するコンデンサと冷却用ファン部とを一体的に連結して、これらをキャビンの後壁の外面に取り付けている。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−295155号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記コンバインでは、コンデンサと冷却用ファン部とを一体的に連結し、同状態にてこれらをキャビンの後壁に取り付けるようにしているため、一体的に連結するための部品を必要とする上に、一体的に連結したコンデンサと冷却用ファン部が重量物となるために、これらをキャビンの後壁に取り付ける作業が煩雑になっている。
【0006】
また、コンデンサと冷却用ファン部とを一体的に連結しているため、これらをキャビンの後壁に取り付けた際には、これらが後壁から後方へ大きく張り出し状態となって、後方の脱穀部やグレンタンクに干渉するという不具合がある。
【0007】
そこで、キャビンの後壁の一部を凹ませて凹部空間を形成し、同凹部空間内に一体的に連結したコンデンサと冷却用ファン部を取り付けるようにしているが、後壁に凹部空間を形成するという特別の加工を施す必要性が生じて、手間が増え、製造コスト高につながっている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明では、略四角形箱型に形成したキャビン内に、運転部と、キャビン内を冷房するための冷房装置とを設けたコンバインにおいて、
キャビンの後壁に、冷房装置の一部を構成するコンデンサと冷却用ファン部とを取り付けると共に、コンデンサはキャビンの後壁の内面に取り付ける一方、冷却用ファン部はキャビンの後壁の外面に取り付けたことを特徴とするコンバインを提供するものである。
【0009】
また、本発明は、以下の構成にも特徴を有する。
【0010】
(1)キャビン内の後部にコンデンサ収容空間を形成し、同コンデンサ収容空間とキャビンの後壁に形成した排気口とを連通させ、同排気口を介してキャビンの後壁にコンデンサと冷却用ファン部とを対向させて配置すると共に、コンデンサ収容空間とキャビンの右側壁後部に形成した外気取入部とを連通させて、同外気取入部から取り入れた外気をコンデンサ収容空間内を通して排気口より排出するようにしたこと。
【0011】
(2)コンデンサ収容空間は、隔壁を介してキャビン内に設けたレバー部空間と仕切られていること。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について説明する。
【0013】
すなわち、本発明に係るコンバインは、略四角形箱型に形成したキャビン内に、運転部と、キャビン内を冷房するための冷房装置とを設けており、キャビンの後壁に、冷房装置の一部を構成するコンデンサと冷却用ファン部とを取り付けると共に、コンデンサはキャビンの後壁の内面に取り付ける一方、冷却用ファン部はキャビンの後壁の外面に取り付けている。
【0014】
そして、キャビン内の後部にコンデンサ収容空間を形成し、同コンデンサ収容空間とキャビンの後壁に形成した排気口とを連通させ、同排気口を介してキャビンの後壁にコンデンサと冷却用ファン部とを対向させて配置すると共に、コンデンサ収容空間とキャビンの右側壁後部に形成した外気取入部とを連通させて、同外気取入部から取り入れた外気をコンデンサ収容空間内を通して排気口より排出するようにしている。
【0015】
しかも、コンデンサ収容空間は、隔壁を介してキャビン内に設けたレバー部空間と仕切られている。
【0016】
【実施例】
以下に、本発明の実施例を、図面を参照しながら説明する。
【0017】
図1及び図2に示すAは、本発明に係るコンバインであり、同コンバインAは、左右一対のクローラ式の走行部1,1上に車体フレーム2を設け、同車体フレーム2の左側前端部に刈取フレーム3を介して刈取部4と搬送部5とを昇降自在に取り付け、同車体フレーム2上の左側前部に穀桿移送部6と脱穀部7と選別部8を配設すると共に、後部に排藁処理部9を配設する一方、車体フレーム2上の右側前部にキャビン10を配設すると共に、右側中途部に穀粒貯留部11を配設している。12は穀粒般出用のオーガである。
【0018】
このようにして、刈取部4により穀桿を刈り取り、刈り取った穀桿を搬送部5により後上方の穀桿移送部6まで搬送して、同穀桿移送部6に穀桿を受け渡し、同穀桿移送部6により穀桿の株元を挟扼すると共に穂先を脱穀部7内に挿入した状態で後方へ移送させるようにしている。
【0019】
この際、穀桿の穂先は脱穀部7により脱穀されると共に、脱穀された穀粒は選別部8により選別されて、精粒のみが穀粒貯留部11に搬送されて貯留され、必要に応じてオーガ12を介して搬出されるようにしている。
【0020】
また、脱穀された穀桿は排藁として排藁処理部9に搬送され、同排藁処理部9にて細断・排出処理されるようにしている。
【0021】
そして、キャビン10は、図3〜図5に示すように、略四角形箱型に形成して内部に運転部19を設けており、同運転部19は、床部20の前部にステアリングコラム21を立設し、同ステアリングコラム21の上端部にステアリングハンドル22を取り付け、同ステアリングハンドル22の後方位置に運転席23を配置している。
【0022】
しかも、運転席23の前方から左側方にかけて操作コラム24を配設し、同運転席23の左側後方位置にはレバー部空間を形成するレバーボックス25を配置し、同レバーボックス25の前壁25aに上下方向に伸延するレバーガイド溝26を形成して、同レバーガイド溝26を介して刈取クラッチレバー27を前方へ突出させている。
【0023】
さらには、キャビン10の天井部28には冷・暖房装置29を配設して、同天井部28に設けた吹き出し部30から冷風ないしは温風を吹き出させて、キャビン10内を冷房ないしは暖房することができるようにしている。31はフロントガラス、32は左側開閉窓、33は乗降用開閉扉である。
【0024】
上記のような構成において、本発明の要旨は、図3及び図4に示すように、キャビン10の後壁40に、冷・暖房装置29の一部を構成するコンデンサ41と冷却用ファン部42とを取り付けると共に、コンデンサ41はキャビン10の後壁40の内面に取り付ける一方、冷却用ファン部42はキャビン10の後壁40の外面に取り付けたことにある。
【0025】
そして、キャビン10内の後部、すなわち、運転席23と後壁40との間にコンデンサ収容空間Sを形成し、同コンデンサ収容空間Sとキャビン10の後壁40に形成した排気口43とを連通させ、同排気口43を介してキャビン10の後壁40にコンデンサ41と冷却用ファン部42とを前後方向に対向させて配置すると共に、コンデンサ収容空間Sとキャビン10の右側壁後部に形成した外気取入部44とを連通させて、同外気取入部44から取り入れた外気をコンデンサ収容空間S内を通して排気口43より排出するようにしている。aは外気流路である。
【0026】
ここで、コンデンサ収容空間Sは、ケーシング体45内に形成しており、同ケーシング体45は、運転席23の背後において床部20に立設した前壁形成片46と、キャビン10の右側後部支柱47とキャビン10の後壁40と隔壁48とから形成している。
【0027】
そして、右側後部支柱47の側壁47aに外気取入部44を設けており、同外気取入部44は、側壁47aに形成した外気取入口49に網体50を張設して形成している。
【0028】
また、隔壁48は、コンデンサ収容空間Sと前記レバーボックス25内のレバー部空間とを仕切っている。51は、隔壁48の近傍に配置した冷媒濾過・乾燥器である。
【0029】
このようにして、本実施例では、コンデンサ41と冷却用ファン部42とをそれぞれ別途にキャビン10の後壁40の内面と外面とに取り付けるようにしているため、コンデンサ41と冷却用ファン部42とを連結するための連結部材を必要としない上に、これらを連結する作業の手間を省くことができる。
【0030】
しかも、コンデンサ41をキャビン10の後壁40の内面に取り付ける一方、冷却用ファン部42をキャビン10の後壁40の外面に取り付けるため、これらの取り付け作業を楽に行うことができると共に、キャビン10内にコンデンサ収容空間Sを確保すれば、冷却用ファン部42はキャビン10の後壁40に外方へ大きく張り出させることなく外付け状態となすことができる。
【0031】
従って、キャビン10の後壁40を特別に加工する必要性がなく、製造コストを安価にすることができる。
【0032】
また、冷却用ファン部42を駆動させることにより、キャビン10の右側後部における塵の少ない外気を外気取入部44からコンデンサ収容空間S内に取り入れて、排気口43より排出させることができて、かかる外気によりコンデンサ41を冷却することができる。
【0033】
この際、コンデンサ収容空間S内には、コンデンサ41を収容するだけであるため、同コンデンサ収容空間Sは可及的に小さく形成することにより、キャビン10内の居住空間を大きく確保することができる。
【0034】
従って、キャビン10内の運転席23に着座して各種操作を行うオペレータに圧迫感を与えることがなく、キャビン10内の居住性を快適なものにして、作業能率の向上を図ることができる。
【0035】
また、コンデンサ収容空間Sは、隔壁48を介してキャビン10内に設けたレバー部空間と仕切られているため、レバー部空間におけるレバーガイド溝26による空気の流れの影響をなくすことができる。
【0036】
従って、コンデンサ収容空間S内を流れる空気の流れを一定に保って、コンデンサ41の冷却効率を良好に確保することができる。
【0037】
また、冷・暖房装置29は、冷房機能を有する冷房部と暖房機能を有する暖房部とを具備しており、冷房部は、キャビン10の外部に設けた室外装置(図示せず)との間に冷媒吸引配管52と冷媒圧送配管53とを介設し、同冷媒吸引配管52の中途部に前記コンデンサ41と冷媒濾過・乾燥器51とを直列的に接続している。
【0038】
そして、暖房部は、熱交換器(図示せず)を具備しており、同熱交換器と前記穀粒貯留部11の前下部に配置したエンジン(図示せず)との間に温水供給配管54と温水戻し配管55とを介設している。
【0039】
しかも、上記した冷媒吸引配管52と冷媒圧送配管53と温水供給配管54と温水戻し配管55の四本は、図3及び図5に示すように、キャビン10の底部56の右側縁部に沿わせて並列的に配管し、図4にも示すように、右側後部支柱47の直下方位置から底部56に開口した配管挿通口57を通して右側後部支柱47中に挿通しており、冷媒吸引配管52の一本はコンデンサ41に接続すると共に、他の冷媒圧送配管53と温水供給配管54と温水戻し配管55の三本は、右側後部支柱47中を天井部28へ向けて伸延させて、各先端部を冷・暖房装置29に接続している。
【0040】
このようにして、右側後部支柱47中に集中配管することにより、カバー等を不要にすると共に、配管をすっきりさせることができる。また、キャビン10を前方へ傾倒させる際に、配管を取り外す必要性がなくなる。
【0041】
また、図6に示すように、キャビン10の底部56の右側縁部には、断面門型の配管ガイド体58を設けて、同配管ガイド体58内に四本の配管52,53,54,55を配置しており、配管ガイド体58の底面中央部には、複数の筒状のナット59を配管ガイド体58の伸延方向に間隔を開けて突出状に設けて、同ナット59に固定ボルト60を介して配管押さえ片61を取り付けて、これらの配管52,53,54,55を下方から支持させている。
【0042】
このようにして、四本の配管52,53,54,55を配管押さえ片61により簡単かつ確実に支持させることができる。
【0043】
ここで、配管ガイド体58の左右側片58a,58aは、各配管52,53,54,55の外径よりも幅広に形成して、外側方から配管52,53,54,55が見えないようにしている。従って、キャビン10の美観を高めることができる。
【0044】
図7に示すCは保冷・保温容器であり、同保冷・保温容器Cは、キャビン10内に設けた支持台70上に載置して、同保冷・保温容器C内に冷・温風導入配管71を介して冷・暖房装置29から冷風ないしは温風を導入することができるようにしている。
【0045】
すなわち、保冷・保温容器Cは、支持台70に固定すると共に、冷・温風導入配管71の先端部を接続した上部の固定側容器形成体72と、支持台70に枢軸73を介して傾倒自在に枢支した下部の可動側容器形成体74とから形成して、両容器形成体72,74の接合面を傾斜面72a,74aとなすことにより、可動側容器形成体74を枢軸73を中心に傾倒さて、可動側容器形成体74の上面を開放することができるようにしている。
【0046】
しかも、保冷・保温容器Cは、発泡スチロール等の断熱素材により成形している。75は簀子、76は排気孔である。bは冷・温風流路である。
【0047】
このようにして、冷・暖房装置29から冷・温風導入配管71を通して保冷・保温容器C内に冷風ないしは温風を導入して、同保冷・保温容器C内に収容した収容物Bを冷やしたり暖めたりすることができるようにしている。
【0048】
この際、保冷・保温容器Cは、断熱素材により成形しているため、保冷性ないしは保温性を持たせることができる。
【0049】
【発明の効果】
(1)請求項1記載の本発明では、略四角形箱型に形成したキャビン内に、運転部と、キャビン内を冷房するための冷房装置とを設けたコンバインにおいて、キャビンの後壁に、冷房装置の一部を構成するコンデンサと冷却用ファン部とを取り付けると共に、コンデンサはキャビンの後壁の内面に取り付ける一方、冷却用ファン部はキャビンの後壁の外面に取り付けている。
【0050】
このようにして、コンデンサと冷却用ファン部とをそれぞれ別途にキャビンの後壁の内面と外面とに取り付けるようにしているため、コンデンサと冷却用ファン部とを連結するための連結部材を必要としない上に、これらを連結する作業の手間を省くことができる。
【0051】
しかも、コンデンサをキャビンの後壁の内面に取り付ける一方、冷却用ファン部をキャビンの後壁の外面に取り付けるため、これらの取り付け作業を楽に行うことができると共に、キャビン内にコンデンサ収容空間を確保すれば、冷却用ファン部はキャビンの後壁に外方へ大きく張り出させることなく外付け状態となすことができる。
【0052】
従って、キャビンの後壁を特別に加工する必要性がなく、製造コストを安価にすることができる。
【0053】
(2)請求項2記載の本発明では、キャビン内の後部にコンデンサ収容空間を形成し、同コンデンサ収容空間とキャビンの後壁に形成した排気口とを連通させ、同排気口を介してキャビンの後壁にコンデンサと冷却用ファン部とを対向させて配置すると共に、コンデンサ収容空間とキャビンの右側壁後部に形成した外気取入部とを連通させて、同外気取入部から取り入れた外気をコンデンサ収容空間内を通して排気口より排出するようにしている。
【0054】
このようにして、冷却用ファン部を駆動させることにより、キャビンの右側後部における塵の少ない外気を外気取入部からコンデンサ収容空間内に取り入れて、排気口より排出させることができて、かかる外気によりコンデンサを冷却することができる。
【0055】
この際、コンデンサ収容空間内には、コンデンサを収容するだけであるため、同コンデンサ収容空間は可及的に小さく形成することにより、キャビン内の居住空間を大きく確保することができる。
【0056】
従って、キャビン内に着座して各種操作を行うオペレータに圧迫感を与えることがなく、キャビン内の居住性を快適なものにして、作業能率の向上を図ることができる。
【0057】
(3)請求項3記載の本発明では、コンデンサ収容空間は、隔壁を介してキャビン内に設けたレバー部空間と仕切られている。
【0058】
このようにして、レバー部空間におけるレバーガイド溝による空気の流れの影響をなくすことができる。
【0059】
従って、コンデンサ収容空間内を流れる空気の流れを一定に保って、コンデンサの冷却効率を良好に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンバインの左側面図。
【図2】同コンバインの右側面図。
【図3】キャビンの右側面図。
【図4】図3のI−I線断面図。
【図5】キャビンの底面図。
【図6】図5のII−II線断面図。
【図7】保冷・保温容器の断面側面説明図。
【符号の説明】
A コンバイン
1 走行部
2 車体フレーム
3 刈取フレーム
4 刈取部
5 搬送部
6 穀桿移送部
7 脱穀部
8 選別部
9 排藁処理部
10 キャビン
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンバインに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、コンバインの一形態として、略四角形箱型に形成したキャビン内に、運転部と、キャビン内を冷房するための冷房装置とを設けたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
そして、冷房装置の一部を構成するコンデンサと冷却用ファン部とを一体的に連結して、これらをキャビンの後壁の外面に取り付けている。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−295155号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記コンバインでは、コンデンサと冷却用ファン部とを一体的に連結し、同状態にてこれらをキャビンの後壁に取り付けるようにしているため、一体的に連結するための部品を必要とする上に、一体的に連結したコンデンサと冷却用ファン部が重量物となるために、これらをキャビンの後壁に取り付ける作業が煩雑になっている。
【0006】
また、コンデンサと冷却用ファン部とを一体的に連結しているため、これらをキャビンの後壁に取り付けた際には、これらが後壁から後方へ大きく張り出し状態となって、後方の脱穀部やグレンタンクに干渉するという不具合がある。
【0007】
そこで、キャビンの後壁の一部を凹ませて凹部空間を形成し、同凹部空間内に一体的に連結したコンデンサと冷却用ファン部を取り付けるようにしているが、後壁に凹部空間を形成するという特別の加工を施す必要性が生じて、手間が増え、製造コスト高につながっている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明では、略四角形箱型に形成したキャビン内に、運転部と、キャビン内を冷房するための冷房装置とを設けたコンバインにおいて、
キャビンの後壁に、冷房装置の一部を構成するコンデンサと冷却用ファン部とを取り付けると共に、コンデンサはキャビンの後壁の内面に取り付ける一方、冷却用ファン部はキャビンの後壁の外面に取り付けたことを特徴とするコンバインを提供するものである。
【0009】
また、本発明は、以下の構成にも特徴を有する。
【0010】
(1)キャビン内の後部にコンデンサ収容空間を形成し、同コンデンサ収容空間とキャビンの後壁に形成した排気口とを連通させ、同排気口を介してキャビンの後壁にコンデンサと冷却用ファン部とを対向させて配置すると共に、コンデンサ収容空間とキャビンの右側壁後部に形成した外気取入部とを連通させて、同外気取入部から取り入れた外気をコンデンサ収容空間内を通して排気口より排出するようにしたこと。
【0011】
(2)コンデンサ収容空間は、隔壁を介してキャビン内に設けたレバー部空間と仕切られていること。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について説明する。
【0013】
すなわち、本発明に係るコンバインは、略四角形箱型に形成したキャビン内に、運転部と、キャビン内を冷房するための冷房装置とを設けており、キャビンの後壁に、冷房装置の一部を構成するコンデンサと冷却用ファン部とを取り付けると共に、コンデンサはキャビンの後壁の内面に取り付ける一方、冷却用ファン部はキャビンの後壁の外面に取り付けている。
【0014】
そして、キャビン内の後部にコンデンサ収容空間を形成し、同コンデンサ収容空間とキャビンの後壁に形成した排気口とを連通させ、同排気口を介してキャビンの後壁にコンデンサと冷却用ファン部とを対向させて配置すると共に、コンデンサ収容空間とキャビンの右側壁後部に形成した外気取入部とを連通させて、同外気取入部から取り入れた外気をコンデンサ収容空間内を通して排気口より排出するようにしている。
【0015】
しかも、コンデンサ収容空間は、隔壁を介してキャビン内に設けたレバー部空間と仕切られている。
【0016】
【実施例】
以下に、本発明の実施例を、図面を参照しながら説明する。
【0017】
図1及び図2に示すAは、本発明に係るコンバインであり、同コンバインAは、左右一対のクローラ式の走行部1,1上に車体フレーム2を設け、同車体フレーム2の左側前端部に刈取フレーム3を介して刈取部4と搬送部5とを昇降自在に取り付け、同車体フレーム2上の左側前部に穀桿移送部6と脱穀部7と選別部8を配設すると共に、後部に排藁処理部9を配設する一方、車体フレーム2上の右側前部にキャビン10を配設すると共に、右側中途部に穀粒貯留部11を配設している。12は穀粒般出用のオーガである。
【0018】
このようにして、刈取部4により穀桿を刈り取り、刈り取った穀桿を搬送部5により後上方の穀桿移送部6まで搬送して、同穀桿移送部6に穀桿を受け渡し、同穀桿移送部6により穀桿の株元を挟扼すると共に穂先を脱穀部7内に挿入した状態で後方へ移送させるようにしている。
【0019】
この際、穀桿の穂先は脱穀部7により脱穀されると共に、脱穀された穀粒は選別部8により選別されて、精粒のみが穀粒貯留部11に搬送されて貯留され、必要に応じてオーガ12を介して搬出されるようにしている。
【0020】
また、脱穀された穀桿は排藁として排藁処理部9に搬送され、同排藁処理部9にて細断・排出処理されるようにしている。
【0021】
そして、キャビン10は、図3〜図5に示すように、略四角形箱型に形成して内部に運転部19を設けており、同運転部19は、床部20の前部にステアリングコラム21を立設し、同ステアリングコラム21の上端部にステアリングハンドル22を取り付け、同ステアリングハンドル22の後方位置に運転席23を配置している。
【0022】
しかも、運転席23の前方から左側方にかけて操作コラム24を配設し、同運転席23の左側後方位置にはレバー部空間を形成するレバーボックス25を配置し、同レバーボックス25の前壁25aに上下方向に伸延するレバーガイド溝26を形成して、同レバーガイド溝26を介して刈取クラッチレバー27を前方へ突出させている。
【0023】
さらには、キャビン10の天井部28には冷・暖房装置29を配設して、同天井部28に設けた吹き出し部30から冷風ないしは温風を吹き出させて、キャビン10内を冷房ないしは暖房することができるようにしている。31はフロントガラス、32は左側開閉窓、33は乗降用開閉扉である。
【0024】
上記のような構成において、本発明の要旨は、図3及び図4に示すように、キャビン10の後壁40に、冷・暖房装置29の一部を構成するコンデンサ41と冷却用ファン部42とを取り付けると共に、コンデンサ41はキャビン10の後壁40の内面に取り付ける一方、冷却用ファン部42はキャビン10の後壁40の外面に取り付けたことにある。
【0025】
そして、キャビン10内の後部、すなわち、運転席23と後壁40との間にコンデンサ収容空間Sを形成し、同コンデンサ収容空間Sとキャビン10の後壁40に形成した排気口43とを連通させ、同排気口43を介してキャビン10の後壁40にコンデンサ41と冷却用ファン部42とを前後方向に対向させて配置すると共に、コンデンサ収容空間Sとキャビン10の右側壁後部に形成した外気取入部44とを連通させて、同外気取入部44から取り入れた外気をコンデンサ収容空間S内を通して排気口43より排出するようにしている。aは外気流路である。
【0026】
ここで、コンデンサ収容空間Sは、ケーシング体45内に形成しており、同ケーシング体45は、運転席23の背後において床部20に立設した前壁形成片46と、キャビン10の右側後部支柱47とキャビン10の後壁40と隔壁48とから形成している。
【0027】
そして、右側後部支柱47の側壁47aに外気取入部44を設けており、同外気取入部44は、側壁47aに形成した外気取入口49に網体50を張設して形成している。
【0028】
また、隔壁48は、コンデンサ収容空間Sと前記レバーボックス25内のレバー部空間とを仕切っている。51は、隔壁48の近傍に配置した冷媒濾過・乾燥器である。
【0029】
このようにして、本実施例では、コンデンサ41と冷却用ファン部42とをそれぞれ別途にキャビン10の後壁40の内面と外面とに取り付けるようにしているため、コンデンサ41と冷却用ファン部42とを連結するための連結部材を必要としない上に、これらを連結する作業の手間を省くことができる。
【0030】
しかも、コンデンサ41をキャビン10の後壁40の内面に取り付ける一方、冷却用ファン部42をキャビン10の後壁40の外面に取り付けるため、これらの取り付け作業を楽に行うことができると共に、キャビン10内にコンデンサ収容空間Sを確保すれば、冷却用ファン部42はキャビン10の後壁40に外方へ大きく張り出させることなく外付け状態となすことができる。
【0031】
従って、キャビン10の後壁40を特別に加工する必要性がなく、製造コストを安価にすることができる。
【0032】
また、冷却用ファン部42を駆動させることにより、キャビン10の右側後部における塵の少ない外気を外気取入部44からコンデンサ収容空間S内に取り入れて、排気口43より排出させることができて、かかる外気によりコンデンサ41を冷却することができる。
【0033】
この際、コンデンサ収容空間S内には、コンデンサ41を収容するだけであるため、同コンデンサ収容空間Sは可及的に小さく形成することにより、キャビン10内の居住空間を大きく確保することができる。
【0034】
従って、キャビン10内の運転席23に着座して各種操作を行うオペレータに圧迫感を与えることがなく、キャビン10内の居住性を快適なものにして、作業能率の向上を図ることができる。
【0035】
また、コンデンサ収容空間Sは、隔壁48を介してキャビン10内に設けたレバー部空間と仕切られているため、レバー部空間におけるレバーガイド溝26による空気の流れの影響をなくすことができる。
【0036】
従って、コンデンサ収容空間S内を流れる空気の流れを一定に保って、コンデンサ41の冷却効率を良好に確保することができる。
【0037】
また、冷・暖房装置29は、冷房機能を有する冷房部と暖房機能を有する暖房部とを具備しており、冷房部は、キャビン10の外部に設けた室外装置(図示せず)との間に冷媒吸引配管52と冷媒圧送配管53とを介設し、同冷媒吸引配管52の中途部に前記コンデンサ41と冷媒濾過・乾燥器51とを直列的に接続している。
【0038】
そして、暖房部は、熱交換器(図示せず)を具備しており、同熱交換器と前記穀粒貯留部11の前下部に配置したエンジン(図示せず)との間に温水供給配管54と温水戻し配管55とを介設している。
【0039】
しかも、上記した冷媒吸引配管52と冷媒圧送配管53と温水供給配管54と温水戻し配管55の四本は、図3及び図5に示すように、キャビン10の底部56の右側縁部に沿わせて並列的に配管し、図4にも示すように、右側後部支柱47の直下方位置から底部56に開口した配管挿通口57を通して右側後部支柱47中に挿通しており、冷媒吸引配管52の一本はコンデンサ41に接続すると共に、他の冷媒圧送配管53と温水供給配管54と温水戻し配管55の三本は、右側後部支柱47中を天井部28へ向けて伸延させて、各先端部を冷・暖房装置29に接続している。
【0040】
このようにして、右側後部支柱47中に集中配管することにより、カバー等を不要にすると共に、配管をすっきりさせることができる。また、キャビン10を前方へ傾倒させる際に、配管を取り外す必要性がなくなる。
【0041】
また、図6に示すように、キャビン10の底部56の右側縁部には、断面門型の配管ガイド体58を設けて、同配管ガイド体58内に四本の配管52,53,54,55を配置しており、配管ガイド体58の底面中央部には、複数の筒状のナット59を配管ガイド体58の伸延方向に間隔を開けて突出状に設けて、同ナット59に固定ボルト60を介して配管押さえ片61を取り付けて、これらの配管52,53,54,55を下方から支持させている。
【0042】
このようにして、四本の配管52,53,54,55を配管押さえ片61により簡単かつ確実に支持させることができる。
【0043】
ここで、配管ガイド体58の左右側片58a,58aは、各配管52,53,54,55の外径よりも幅広に形成して、外側方から配管52,53,54,55が見えないようにしている。従って、キャビン10の美観を高めることができる。
【0044】
図7に示すCは保冷・保温容器であり、同保冷・保温容器Cは、キャビン10内に設けた支持台70上に載置して、同保冷・保温容器C内に冷・温風導入配管71を介して冷・暖房装置29から冷風ないしは温風を導入することができるようにしている。
【0045】
すなわち、保冷・保温容器Cは、支持台70に固定すると共に、冷・温風導入配管71の先端部を接続した上部の固定側容器形成体72と、支持台70に枢軸73を介して傾倒自在に枢支した下部の可動側容器形成体74とから形成して、両容器形成体72,74の接合面を傾斜面72a,74aとなすことにより、可動側容器形成体74を枢軸73を中心に傾倒さて、可動側容器形成体74の上面を開放することができるようにしている。
【0046】
しかも、保冷・保温容器Cは、発泡スチロール等の断熱素材により成形している。75は簀子、76は排気孔である。bは冷・温風流路である。
【0047】
このようにして、冷・暖房装置29から冷・温風導入配管71を通して保冷・保温容器C内に冷風ないしは温風を導入して、同保冷・保温容器C内に収容した収容物Bを冷やしたり暖めたりすることができるようにしている。
【0048】
この際、保冷・保温容器Cは、断熱素材により成形しているため、保冷性ないしは保温性を持たせることができる。
【0049】
【発明の効果】
(1)請求項1記載の本発明では、略四角形箱型に形成したキャビン内に、運転部と、キャビン内を冷房するための冷房装置とを設けたコンバインにおいて、キャビンの後壁に、冷房装置の一部を構成するコンデンサと冷却用ファン部とを取り付けると共に、コンデンサはキャビンの後壁の内面に取り付ける一方、冷却用ファン部はキャビンの後壁の外面に取り付けている。
【0050】
このようにして、コンデンサと冷却用ファン部とをそれぞれ別途にキャビンの後壁の内面と外面とに取り付けるようにしているため、コンデンサと冷却用ファン部とを連結するための連結部材を必要としない上に、これらを連結する作業の手間を省くことができる。
【0051】
しかも、コンデンサをキャビンの後壁の内面に取り付ける一方、冷却用ファン部をキャビンの後壁の外面に取り付けるため、これらの取り付け作業を楽に行うことができると共に、キャビン内にコンデンサ収容空間を確保すれば、冷却用ファン部はキャビンの後壁に外方へ大きく張り出させることなく外付け状態となすことができる。
【0052】
従って、キャビンの後壁を特別に加工する必要性がなく、製造コストを安価にすることができる。
【0053】
(2)請求項2記載の本発明では、キャビン内の後部にコンデンサ収容空間を形成し、同コンデンサ収容空間とキャビンの後壁に形成した排気口とを連通させ、同排気口を介してキャビンの後壁にコンデンサと冷却用ファン部とを対向させて配置すると共に、コンデンサ収容空間とキャビンの右側壁後部に形成した外気取入部とを連通させて、同外気取入部から取り入れた外気をコンデンサ収容空間内を通して排気口より排出するようにしている。
【0054】
このようにして、冷却用ファン部を駆動させることにより、キャビンの右側後部における塵の少ない外気を外気取入部からコンデンサ収容空間内に取り入れて、排気口より排出させることができて、かかる外気によりコンデンサを冷却することができる。
【0055】
この際、コンデンサ収容空間内には、コンデンサを収容するだけであるため、同コンデンサ収容空間は可及的に小さく形成することにより、キャビン内の居住空間を大きく確保することができる。
【0056】
従って、キャビン内に着座して各種操作を行うオペレータに圧迫感を与えることがなく、キャビン内の居住性を快適なものにして、作業能率の向上を図ることができる。
【0057】
(3)請求項3記載の本発明では、コンデンサ収容空間は、隔壁を介してキャビン内に設けたレバー部空間と仕切られている。
【0058】
このようにして、レバー部空間におけるレバーガイド溝による空気の流れの影響をなくすことができる。
【0059】
従って、コンデンサ収容空間内を流れる空気の流れを一定に保って、コンデンサの冷却効率を良好に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンバインの左側面図。
【図2】同コンバインの右側面図。
【図3】キャビンの右側面図。
【図4】図3のI−I線断面図。
【図5】キャビンの底面図。
【図6】図5のII−II線断面図。
【図7】保冷・保温容器の断面側面説明図。
【符号の説明】
A コンバイン
1 走行部
2 車体フレーム
3 刈取フレーム
4 刈取部
5 搬送部
6 穀桿移送部
7 脱穀部
8 選別部
9 排藁処理部
10 キャビン
Claims (3)
- 略四角形箱型に形成したキャビン内に、運転部と、キャビン内を冷房するための冷房装置とを設けたコンバインにおいて、
キャビンの後壁に、冷房装置の一部を構成するコンデンサと冷却用ファン部とを取り付けると共に、コンデンサはキャビンの後壁の内面に取り付ける一方、冷却用ファン部はキャビンの後壁の外面に取り付けたことを特徴とするコンバイン。 - キャビン内の後部にコンデンサ収容空間を形成し、同コンデンサ収容空間とキャビンの後壁に形成した排気口とを連通させ、同排気口を介してキャビンの後壁にコンデンサと冷却用ファン部とを対向させて配置すると共に、コンデンサ収容空間とキャビンの右側壁後部に形成した外気取入部とを連通させて、同外気取入部から取り入れた外気をコンデンサ収容空間内を通して排気口より排出するようにしたことを特徴とする請求項1記載のコンバイン。
- コンデンサ収容空間は、隔壁を介してキャビン内に設けたレバー部空間と仕切られていることを特徴とする請求項2記載のコンバイン。
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JP2003075369A JP2004284380A (ja) | 2003-03-19 | 2003-03-19 | コンバイン |
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