JP5274491B2 - ショートサーキットアイソレータ - Google Patents

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Description

本発明は、ショートサーキットアイソレータに関する。
従来のショートサーキットアイソレータとして、「線路の線路電圧を入力して所定の閾値電圧以下となったときに線路の短絡を検出する短絡検出手段」がある(例えば、特許文献1参照)。
特開昭63−19097号公報(3頁、5頁、第1図)
上記特許文献1に記載の技術によれば、線路の電圧が所定の閾値よりも低下したときに短絡を検知して短絡区間を切り離し、また、線路の電圧が所定の閾値よりも高くなったときに短絡回復を検知して切り離した区間を再接続している。
しかし、短絡を検知する際に閾値となる線路の電圧と、短絡回復を検知する際に閾値となる線路の電圧が同じ値であった。このため、実際に短絡が回復してから、短絡検出手段が切り離した区間を再接続するまでに時間を要していた。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、線路の短絡が回復したことをより早期に検知して切り離した線路を再接続することのできるショートサーキットアイソレータを提供するものである。
本発明に係るショートサーキットアイソレータは、信号線の短絡を検出するショートサーキットアイソレータであって、一次側の信号線と二次側の信号線との接続状態を切り替えるスイッチ手段と、前記スイッチ手段の一次側配線と電流制限手段を介し接続され、かつ前記スイッチ手段の二次側配線に接続され、前記二次側の信号線の電圧が短絡検出閾値より低下したときに短絡を検出し、短絡を検出した後は、前記二次側の信号線の電圧が前記短絡検出閾値よりも低い電圧値である短絡回復閾値より上昇したときに短絡回復を検出する短絡判定手段と、前記短絡判定手段が短絡を検出したときに前記スイッチ手段をオフし、前記短絡判定手段が短絡回復を検出したときに前記スイッチ手段をオンするスイッチ制御手段と、を備えたものである。
本発明に係るショートサーキットアイソレータは、両側から電圧を印加可能な信号線に接続され、前記信号線の短絡を検出するショートサーキットアイソレータであって、一次側の信号線と二次側の信号線との間に直列に接続された第1スイッチ手段及び第2スイッチ手段と、前記第1スイッチ手段と前記第2スイッチ手段とを接続する接続側配線と電流制限手段を介し接続され、かつ前記第1スイッチ手段の前記接続側配線とは反対側の一次側配線に接続され、前記一次側の信号線の電圧が第1短絡検出閾値より低下したときに短絡を検出し、短絡を検出した後は、前記一次側の信号線の電圧が前記第1短絡検出閾値よりも低い電圧値である第1短絡回復閾値より上昇したときに短絡回復を検出する第1短絡判定手段と、前記第1短絡判定手段が短絡を検出したときに前記第1スイッチ手段をオフし、前記第1短絡判定手段が短絡回復を検出したときに前記第1スイッチ手段をオンする第1スイッチ制御手段と、前記接続側配線と電流制限手段を介し接続され、かつ前記第2スイッチ手段の前記接続側配線とは反対側の配線に接続され、前記二次側の信号線の電圧が第2短絡検出閾値より低下したときに短絡を検出し、短絡を検出した後は、前記二次側の信号線の電圧が前記第2短絡検出閾値よりも低い電圧値である第2短絡回復閾値より上昇したときに短絡回復を検出する第2短絡判定手段と、前記第2短絡判定手段が短絡を検出したときに前記第2スイッチ手段をオフし、前記第2短絡判定手段が短絡回復を検出したときに前記第2スイッチ手段をオンする第2スイッチ制御手段と、を備えたものである。
本発明に係るショートサーキットアイソレータは、前記第1スイッチ手段と第2スイッチ手段とを接続する接続側配線に延設された信号線の接続状態を切り替える第3スイッチ手段と、前記第3スイッチ手段の前記接続側配線と電流制限手段を介し接続され、前記接続側配線とは反対側の配線に接続され、前記延設された信号線の電圧が第3短絡検出閾値より低下したときに短絡を検出し、短絡を検出した後は、前記延設された信号線の電圧が前記第3短絡検出閾値よりも低い電圧値である第3短絡回復閾値より上昇したときに短絡回復を検出する第3短絡判定手段と、前記第3短絡判定手段が短絡を検出したときに前記第3スイッチ手段をオフし、前記第3短絡判定手段が短絡回復を検出したときに前記第3スイッチ手段をオンする第3スイッチ制御手段と、を備えたものである。
本発明に係るショートサーキットアイソレータにおいて、前記短絡判定手段は、前記スイッチ手段の一端側配線と前記電流制限手段を介し接続され、かつ前記スイッチ手段の他端側配線に接続されたツェナーダイオードと、前記ツェナーダイオードに並列に接続されたコンデンサと、を備えたものである。
本発明に係るショートサーキットアイソレータにおいて、前記スイッチ制御手段は、前記ツェナーダイオードもしくは前記コンデンサのいずれかに電流が流れることによりオン動作するスイッチング素子を備えたものである。
本発明に係るショートサーキットアイソレータによれば、短絡回復を検出する電圧の閾値を、短絡を検出する電圧の閾値よりも低い電圧とした。このため、短絡回復をより早期に検出することができる。したがって、例えば、本発明に係るショートサーキットアイソレータを火災報知設備の信号システムに適用すれば、信号線の短絡が回復してから信号システムの稼働の再開までの時間を短縮することができ、短絡に伴う動作停止時間を短くすることができる。
本発明に係るショートサーキットアイソレータは、両側から電圧が印加されるループ状信号線に接続することができる。
本発明に係るショートサーキットアイソレータは、ループ状信号線から延設された信号線に接続することができる。
本発明に係るショートサーキットアイソレータは、ツェナーダイオードとコンデンサの組み合わせによる単純な回路で構成できる。このため、低コストで生産することができる。
実施の形態1に係るSCIを含む火災報知設備の全体構成図である。 実施の形態1に係る火災報知設備のブロック図である。 実施の形態1に係るSCIの回路図である。 実施の形態2に係るSCIを含む火災報知設備の全体構成図である。 実施の形態2に係るSCIの回路図である。 実施の形態3に係るSCIを含む火災報知設備の全体構成図である。 実施の形態3に係るSCIの回路図である。
実施の形態1.
本実施の形態1では、本発明に係るショートサーキットアイソレータ(以下、SCIと称する)を、火災感知器等が検知した火災等を伝送信号(パルス信号)を送受信することによって音響機器に報知させるいわゆるR型の火災受信機を有する火災報知設備に適用した場合を例に説明する。
[火災報知設備]
(全体構成)
まず、本実施の形態1に係る火災報知設備について説明する。
図1は、実施の形態1に係る火災報知設備の全体構成図である。また、図2は、本実施の形態1に係る火災報知設備の構成を説明するブロック図である。火災受信機FAには、信号線SGを介して、各種の端末機器が接続されている。
信号線SGは複数に分岐していて、分岐した各経路の根本にはSCI1〜SCI3(以下、単にSCIと称する場合がある)が接続されている。図1では、分岐経路R1、R2、R3の3経路が図示されているが、分岐の数は特に限定するものではない。
分岐した信号線SGの分岐経路R1には、光電式アナログ感知器SE11、熱アナログ感知器SE12、アドレッサブル発信機SE13、地区音響制御用中継器C11、及び防排煙制御用中継器D11が接続されている。なお、本実施の形態1では、信号線SGにより火災受信機FAに接続された機器(SCIを除く)を、端末機器と総称する場合がある。
光電式アナログ感知器SE11は、煙感知器の一種であって、検出した煙のアナログ値を火災受信機FAに送信する。
熱アナログ感知器SE12は、熱感知器の一種であって、検出した周囲温度のアナログ値を火災受信機FAに送信する。
アドレッサブル発信機SE13は、いわゆる火災発信機であって、火災の発見者が手動操作する押しボタンを備え、押しボタンがオンされると火災信号を火災受信機FAに送信する。
また、地区音響制御用中継器C11には、被制御機器としての地区ベルC111が接続されている。
地区ベルC111は、音響鳴動を行うベルである。
また、防排煙制御用中継器D11には、防火戸D111、排煙機D112、シャッタD113、及びたれ壁D114が接続されている。図1では、このような被制御機器としての防排煙機器が1台ずつ接続されているが、複数台接続することも可能である。
分岐経路R2、R3についても、様々な端末機器等が接続される。
これら信号線SGに接続された端末機器は、信号線SGを介して火災受信機FAと通信するとともに、信号線SGを介して電源を供給される。
(火災報知設備の動作)
次に、火災報知設備の動作の一例を説明する。
まず、端末機器として接続された光電式アナログ感知器SE11が煙を検出し、あるいは熱アナログ感知器SE12が熱を検出して、その検知情報が信号線SGを介して火災受信機FAに状態情報として伝送される。
火災受信機FAは、光電式アナログ感知器SE11や熱アナログ感知器SE12から伝送される状態情報を収集しており、この収集した状態情報に火災の情報(所定の閾値を超える検出情報)が含まれている場合には、火災の報知等を行う。具体的には、火災受信機FAは、地区音響制御用中継器C11に制御信号を送信して地区ベルC111を鳴動させ、人に火災発生を報知する。また、火災受信機FAは、防排煙制御用中継器D11に制御信号を送信して、防火戸D111、排煙機D112、シャッタD113、及びたれ壁D114などを作動させ、延焼を防ぐ。
また、信号線SGに短絡が発生したときには、他の分岐経路の信号線SGに影響が出ないようにするため、短絡が発生した分岐経路の根本のSCIが分岐配線を切り離す。なお、SCIについては後述する。
(通信動作)
次に、火災受信機FAと端末機器との間で行われる通信について説明する。
火災受信機FAと端末機器は、ハイレベル電圧(V1H)とローレベル電圧(V1L)の組み合わせのパルス信号により、通信を行う。
(1)通常の通信方法について
火災受信機FAは、信号線SGに接続された各端末機器(図1参照)の状態情報を収集するため、各端末機器と通信を行う。
火災受信機FAは、各端末機器との間で、以下の3種の方法により端末機器の状態情報を収集したり、端末機器等を制御することができる。
(1−1)ポイントポーリング
火災受信機FAは、複数接続されている端末機器の状態を収集するために、何台かを1つのグループとして端末機器に状態情報要求命令を送信する。一方、それぞれの端末機器は、状態情報要求命令に対して、自己のアドレスに応じてタイミングをはかり、状態情報を火災受信機FAに返信する。火災受信機FAは、このようなグループへの通信を繰り返し行い、全端末機器の状態情報を収集する。
(1−2)セレクティング
火災受信機FAは、所望の端末機器に対応するアドレスを指定して所定の制御命令を送信し、当該端末機器を制御する、あるいは、所望の端末機器に状態情報等の要求命令を送信し、個々の端末機器から状態情報を収集することができる。アドレスを指定された端末機器は、制御命令に対して火災受信機FAへ制御結果を返信したり、要求された状態情報を返信したりする。
(1−3)システムポーリング
火災受信機FAは、すべての端末機器に対して共通の制御命令を送信し、各端末機器を制御することができる。ここで、システムポーリングによる制御命令としては、例えば、火災復旧命令(火災信号を出力した感知器や中継器等を正常な監視状態に復旧させる命令)、地区音響停止命令(鳴動中の地区ベルを停止させる命令)等がある。
(2)異常発生状態の情報の収集について
火災受信機FAは、光電式アナログ感知器SE11などの端末機器からポイントポーリングにより収集した状態情報に火災情報が含まれている場合には、記憶部13に格納されたデータベースに従って、火災情報を送信した端末機器に対応する中継器(地区音響制御用中継器や防排煙制御用中継器)に対して、セレクティングにて制御信号を送信して地区ベルや防排煙機器を作動させる。また、火災受信機FAの記憶部13に格納されたデータベースに登録された端末機器に対してポイントポーリングで状態情報要求命令を送信したときに、その状態情報要求命令に対して応答しない端末機器が存在する場合には、表示操作部12などにより無応答故障警報を発する。
[火災報知設備のブロック図]
次に、火災報知設備の詳細な構成を図2を参照しつつ説明する。
図2では、説明のため、火災受信機FAと、SCIと、1台の端末機器を記載している。なお、SCIについては後述する図3にて説明する。
(火災受信機)
火災受信機FAは、制御部11、表示操作部12、記憶部13、及び送受信部14を備える。
制御部11は、記憶部13に予め記憶された制御プログラム等に従って、表示操作部12や送受信部14を含む全体の動作の制御を行う。
表示操作部12は、端末機器が検知した火災に関する情報や各端末機器の状態等を表示する画面やランプなどの表示手段と、火災受信機FAや各端末機器に対する操作を行うためのタッチパネルやボタンなどの操作手段を備えている。
送受信部14は、制御部11に制御されて各端末機器に対して信号を送信し、また、各端末機器から送信された信号を受信する。
記憶部13は、制御部11を動作させるためのプログラム及び各種データが格納されている。
(端末機器)
図2では、端末機器の例として煙感知器や熱感知器などの感知器を示している。感知器は、制御部21と、電源部22と、センサー23と、送受信部24とを備える。
感知器は、センサー23により温度や煙濃度を検知し、検知した情報を送受信部24により火災受信機FAに伝送する。
(SCIの構成)
次に、本実施の形態1に係るSCIの構成を説明する。
図3は、実施の形態1に係るSCIの回路図である。図3に示すA側(一次側)の端子SA±に火災受信機FA側の信号線が、B側(二次側)の端子SB±に端末機器側の信号線が接続されている。
SCIは、A側端子SA+とB側端子SB+とを接続するスイッチSWBと、定電圧回路31と、電流制限手段である抵抗RB3と、短絡監視回路Bと、スイッチ制御手段Bとを備える。短絡監視回路Bは、本発明の短絡判定手段に相当する。
定電圧回路31は、その一端側はスイッチSWBとA側端子SA+を接続する一次側配線と接続され、他端側は電流制限手段である抵抗RB3、及びダイオードDB2を介して短絡監視回路Bと接続されている。ダイオードDB2は、定電圧回路31側がアノードとなっている。
短絡監視回路Bは、定電圧回路31を介してスイッチSWBの一次側配線に接続され、かつ、スイッチSWBとB側端子SB+を接続する二次側配線にも接続されている。
短絡監視回路Bにおいては、定電圧回路31側にダイオードDB1のアノードが接続されている。そして、並列に接続されたコンデンサCBとツェナーダイオードZBのカソードが、ダイオードDB1のカソードに直列に接続されている。さらに、コンデンサCBとツェナーダイオードZBのアノードには、抵抗RB1及び抵抗RB2が直列に接続されている。
スイッチ制御手段Bは、トランジスタQBにより構成されている。トランジスタQBは、ベースが短絡監視回路の抵抗RB1と抵抗RB2の中間に接続され、抵抗RB2のベースが接続しているのとは逆の他端にエミッタが接続されている。短絡監視回路Bに電流が流れると抵抗RB2に電流が流れ、抵抗RB2の両端に電圧が発生し、トランジスタQBのベースとエミッタ間がバイアスされトランジスタQBがオン動作する。このような動作により、スイッチSWBのオン/オフ動作を制御する。スイッチ制御手段Bは、FETやアナログスイッチ等でもよい。
[SCIの動作]
次に、本実施の形態1に係るSCIの動作を説明する。
(通常状態)
まず、通常状態(短絡が生じていない状態)の動作を説明する。火災受信機FAに電源が投入されていない初期状態では、スイッチSWBはオフ状態である。
火災受信機FAに電源を投入すると、信号線SGのA側に信号電圧が供給され、通信を開始する。
信号線SGのA側に信号電圧が供給されると、SCIのA側端子SA±に信号電圧が印加され、定電圧回路31にも信号電圧が印加される。
そして、B側端子SB±に接続されている端末機器と、短絡監視回路Bに対し、抵抗RB3及びダイオードDB2を経由して定電圧回路31により定電圧が印加される。ここで定電圧回路31により印加される定電圧は、火災受信機FAから信号線SG(A側)に印加される信号のローレベル電圧より低い電圧である。
短絡監視回路Bに定電圧が印加されると、当初はコンデンサCBが充電されていないために、ツェナーダイオードZBを迂回してコンデンサCBに充電電流が流れる。このため、定電圧が印加されるやいなや、抵抗RB1及び抵抗RB2に電流が流れて、トランジスタQBがオンする。トランジスタQBがオンすると、スイッチSWBがオンする。
スイッチSWBがオンすると、信号線SGのA側とB側が接続され、火災受信機FAと端末機器とが接続される。これにより、B側に接続された端末機器にも信号電圧が供給され、通信を開始する。
一方、B側に信号電圧が供給されると、短絡監視回路Bにも信号線SGから電圧が直接印加され、ツェナーダイオードZBのツェナー電圧を超える電圧が印加されたところでツェナーダイオードZBがオンする。このため、コンデンサCBが充電されて充電電流が流れなくなった後も、引き続き抵抗RB1と抵抗RB2に電流が流れ、トランジスタQBがオンし続ける。なお、B側の信号線SGは信号電圧が印加されるために定電圧回路31よりも高い電圧となるので、ダイオードDB2のオフ動作により定電圧回路31から短絡監視回路Bへは電源供給されなくなる。
(短絡状態)
次に、B側の信号線SGで短絡が発生した場合の動作を説明する。
B側が短絡すると、端子SB+と端子SB−の間の電圧が低下する。所定の電圧(以下、短絡検出電圧という。)まで電圧が低下すると、短絡監視回路BのツェナーダイオードZBがオフするため、抵抗RB1及び抵抗RB2に電流が流れなくなる。これにより、トランジスタQBがオフし、スイッチSWBがオフして、A側配線とB側配線とが切断される。すなわち、ツェナーダイオードZBのツェナー電圧が、本発明の第1短絡検出閾値となる。そして、A側配線とB側配線とが切断されるため、B側配線の短絡の影響がA側配線に及ぶことはない。また、コンデンサCBの電荷は放電される。
なお、完全短絡でない場合には、端子SB+と端子SB−の間の電圧がツェナーダイオードZBのツェナー電圧未満となると、抵抗RB1及び抵抗RB2に電流が流れなくなり、トランジスタQBがオフして、スイッチSWBがオフする。
A側配線とB側配線とが切断された後は、B側の信号線SGに信号電圧が印加されないため、B側の信号線SGは定電圧回路31よりも低い電圧となる。この状態で、定電圧回路31から抵抗RB3及びダイオードDB2を経由してB側の端子SB±に定電圧が印加されることにより、短絡の回復を監視することができる。このとき、端子SB+と端子SB−とが短絡しているために短絡電流が流れるが、この短絡電流がA側に影響を及ぼさない値となるように、電流制限手段である抵抗RB3の抵抗値が調整されている。
定電圧回路は、短絡の回復を監視するために短絡監視対象側の信号線の端子(本実施の形態1ではB側の端子SB±)に印加する電圧を、ローレベル電圧以下とすることを目的として設けており、この定電圧回路を設けることにより、信号電圧のハイレベル電圧とローレベル電圧の電圧変化によって短絡電流が変化することを抑制している。しかし、電圧変化による短絡電流の変化が、短絡していない側の配線に与える影響が許容でき、かつ、短絡回復時に端末機器に供給する電流の変化が許容できる範囲であるならば、定電圧回路を設けなくともよい。
また、定電流ダイオードなどの一定の電流を流すことができる素子を用いて、電流制限手段を構成してもよい。
(短絡状態からの回復)
次に、短絡が発生してA側配線とB側配線とが切断された後、短絡から回復した場合の動作を説明する。
B側の短絡が解消すると、B側端子(SB±)に接続されている端末機器と、短絡監視回路Bに対し、抵抗RB3及びダイオードDB2を経由して定電圧回路31により定電圧が印加される。
短絡監視回路Bに定電圧が印加されると、短絡時にコンデンサCBの電荷が放電されているため、ツェナーダイオードZBを迂回してコンデンサCBに充電電流が流れる。このため、定電圧が印加されるやいなや、コンデンサCBを介して抵抗RB1及び抵抗RB2に電流が流れて、トランジスタQBがオンする。トランジスタQBがオンすると、スイッチSWBがオンする。すなわち、コンデンサCBを介して流れる電流によりトランジスタQBをオンさせることのできる電圧が、短絡の回復を検出するための本発明の第1短絡回復閾値である。
スイッチSWBがオンすると、信号線SGによりA側とB側が接続され、火災受信機FAと端末機器とが接続される。これにより、B側に接続された端末機器への信号電圧の供給が再開され、通信も再開される。
ここで、本実施の形態1に係る短絡監視回路BのようにツェナーダイオードZBと並列に接続されたコンデンサCBを備えないとした場合の、短絡からの回復動作を説明する。なお、この場合、ツェナーダイオードZBのツェナー電圧が、短絡及び短絡回復を検出する際の電圧の閾値となる。
コンデンサCBを備えない場合、B側の信号線SGが短絡から回復しても、B側の信号線SGの浮遊容量及び端末機器内部のバックアップコンデンサ等のコンデンサ分が充電されるまでの間、短絡監視回路Bに印加される電圧は低く、ツェナーダイオードZBがオンしない。したがって、トランジスタQBはオフ状態を維持し、スイッチSWBもオンしない。
そして、B側に接続されているコンデンサ分が充電されるに従って短絡監視回路Bに印加される電圧が高くなると、ツェナーダイオードZBがオンして、トランジスタQBもオンする。これにより、スイッチSWBがオンする。この一連の動作により、A側とB側の信号線SGが導通し、火災受信機FAと端末機器とが接続される。
ここで、上述したように、B側の短絡の影響をA側に与えないようにするために抵抗RB3によりB側への電流を制限している。信号線SGの短絡が回復しても、端末機器内等のコンデンサ分の充電がなされるまではスイッチSWBがオンすることがなく、B側への電流が制限されているためにB側の端末機器内等のコンデンサ分の充電にはある程度の時間が必要となる。すなわち、火災受信機FAと端末機器とが再接続されるまでに時間がかかることとなる。
短絡が回復してから火災受信機FAと端末機器とが再接続されるまでに時間がかかると、次のような不都合が生じうる。
例えば、端末機器である感知器等に信号電圧が印加されるまでに時間がかかり、端末機器が起動するまでの間、煙や熱を検知できないため、火災の検出が遅れる可能性がある。
また、ノイズの影響などで短絡監視回路Bが誤作動により短絡を検出し、A側とB側の信号線SGとが切断される可能性もある。このような場合に復帰するまでに時間がかかると、火災受信機FAと端末機器との通信が途切れる時間が長いために、実際には端末機器が接続されているにもかかわらず、火災受信機FAは端末機器が取り外されたものと判断して無応答故障警報を出してしまうこともある。
また、端末機器に電圧が印加されない時間が長くなると、端末機器もリセットされてしまう。
また、短絡回復から数十ミリ秒後にB側の端末機器の制御部の一部であるマイコン(図示せず)が起動するために、立ち上がり電流が急増する。それまでにスイッチSWBをオンさせて端末機器に電流を供給させないと、抵抗RB3の電流制限により、十分に端末機器に電流が供給できないため、マイコンが正常に起動できずに、端末機器が誤作動することも考えられる。上記端末機器の誤作動を避けるためには、端末機器の接続個数を、電流制限された電流で正常に起動できる個数に制限しなければならない。
以上のように、本実施の形態1に係るSCIによれば、二次側の電圧がツェナーダイオードZBのツェナー電圧(短絡検出電圧)未満となったときに短絡を検出し、信号線SGの電圧が短絡検出電圧よりも低い所定の電圧(短絡回復電圧)となったときに短絡回復を検出するようにした。このため、信号線SGの短絡が回復してから短絡監視回路Bが短絡回復を検出するまでの時間を短縮できる。したがって、実際に信号線SGの短絡が回復してからSCIの一次側と二次側との接続が回復されるまでの時間を短縮することができる。
このため、例えば、本実施の形態1のような火災報知設備においては、短絡に伴う火災受信機FAと端末機器との切断時間を短くできるので、火災監視が行われない時間を短くすることができ、より確実に火災検出を行うことができる。また、不要な無応答故障警報の発報も抑制することができる。また、より多くの端末機器を接続することができ、端末機器の誤作動を抑制できる。
実施の形態2.
本実施の形態2では、火災受信機FAと端末機器とがループ状信号線により接続された火災報知設備に、本発明に係るSCIを適用した場合を例に説明する。
図4は、実施の形態2に係る火災報知設備の全体構成図である。火災受信機FAには、ループ状信号線によって端末機器が接続されている。火災受信機FAは、端子Aと端子Bの両方から電圧印加及び信号送信が可能であって、通常時には一方の端子(例えば端子A)から電圧印加及び信号送信を行い、異常時には他方の端子(端子B)からも同時に電圧印加及び信号送信を行うものである。
そして、ループ状に配線された信号線SGの経路上に、SCI1〜SCI6が接続されている。また、各SCIの間には、端末機器が接続されている。
[SCIの構成]
次に、本実施の形態2に係るSCIの構成を説明する。
図5は、実施の形態2に係るSCIの回路図である。図5に示すA側(一次側)の端子SA±に火災受信機FAの端子A側の信号線が、B側(二次側)の端子SB±に火災受信機FAの端子B側の信号線がそれぞれ接続される。
図5に示すように、本実施の形態2に係るSCIは、前述の実施の形態1で説明したSCIと同様の構成の短絡監視回路と、スイッチ制御手段と、電流制限手段とを、定電圧回路31を共有してA側とB側の両方に備えた左右対称の構成である。
より詳細には、A側の信号線とB側の信号線の間にスイッチSWAとスイッチSWBが直列に接続されている。スイッチSWAとスイッチSWBとを直列に接続する接続側配線には、定電圧回路31が接続されている。さらに、スイッチSWAとA側端子SA+を接続する一次側配線に接続され、かつ接続側配線に電流制限手段RA3を介して接続された短絡監視回路Aと、短絡監視回路Aに接続されてスイッチSWAのオン/オフ状態を制御するスイッチ制御手段Aを備える。また、スイッチSWBとB側端子SB+を接続する二次側配線に接続された短絡監視回路Bと、短絡監視回路Bに接続されてスイッチSWBのオン/オフ状態を制御するスイッチ制御手段Bを備える。
なお、短絡監視回路Aは本発明の第1短絡判定手段に、スイッチ制御手段Aは本発明の第1スイッチ制御手段に、短絡監視回路Bは本発明の第2短絡判定手段に、スイッチ制御手段Bは本発明の第2スイッチ制御手段に、それぞれ相当する。
また、本実施の形態2に係る短絡監視回路A及び短絡監視回路Bは、前述の実施の形態1で説明した短絡監視回路Bと同様の回路構成である。
[SCIの動作]
次に、本実施の形態2に係るSCIの動作を説明する。本実施の形態2に係るSCIは、A側とB側のどちら側から電源供給されても動作し、どちら側が短絡しても短絡側を切り離すことのできるものである。
(通常状態)
まず、通常状態(短絡が生じていない状態)の動作を説明する。初期状態では、スイッチSWAとスイッチSWBはオフ状態である。また、ここでは、火災受信機FAの端子A側から信号電圧が印加されるものとする。
火災受信機FAに電源を投入すると、信号線SGのA側に信号電圧が供給され、通信を開始する。
信号線SGのA側に信号電圧が供給されると、SCIのA側端子SA±に信号電圧が印加される。SCIのA側端子SA±の配線が正常であれば、当初はコンデンサCAが充電されていないためにツェナーダイオードZAを迂回してコンデンサCAに充電電流が流れ、抵抗RA1及び抵抗RA2に電流が流れ、トランジスタQAがオンする。トランジスタQAがオンすると、スイッチSWAがオンし、スイッチSWAとスイッチSWBの接続側配線とSCIのA側端子SA+が接続される。そして、定電圧回路31に信号電源が供給される。
なお、短絡監視回路Aにおいては、引き続き信号線SGから電圧が印加され、ツェナーダイオードZAのツェナー電圧を超える電圧が印加されたところでツェナーダイオードZAがオンする。このため、コンデンサCAが充電されて充電電流が流れなくなった後も、抵抗RB1と抵抗RB2に電流が流れ、トランジスタQAがオンし続ける。
定電圧回路31に信号電圧が印加されると、抵抗RB3及びダイオードDB2を経由して、短絡監視回路Bに定電圧が印加される。ここで定電圧回路31により印加される定電圧は、火災受信機FAから信号線SG(A側)に印加される信号のローレベル電圧より低い電圧である。
短絡監視回路Bに定電圧が印加されると、当初はコンデンサCBが充電されていないために、ツェナーダイオードZBを迂回してコンデンサCBに充電電流が流れる。このため、定電圧が印加されるやいなや、抵抗RB1及び抵抗RB2に電流が流れて、トランジスタQBがオンする。トランジスタQBがオンすると、スイッチSWBがオンする。
スイッチSWBがオンすると、信号線SGのA側とB側が接続され、火災受信機FAと端末機器とが接続される。これにより、B側に接続された端末機器にも信号電圧が供給され、通信を開始する。
一方、B側に信号電圧が供給されると、短絡監視回路Bにも信号線SGから電圧が直接印加され、ツェナーダイオードZBのツェナー電圧を超える電圧が印加されたところでツェナーダイオードZBがオンする。このため、コンデンサCBが充電されて充電電流が流れなくなった後も、引き続き抵抗RB1と抵抗RB2に電流が流れ、トランジスタQBがオンし続ける。なお、B側の信号線SGには信号電圧が印加されるために定電圧回路31よりも高い電圧となるので、ダイオードDB2のオフ動作により定電圧回路31から短絡監視回路Bへは電源供給されなくなる。
このような一連の動作により、SCI1の信号線SGのA側とB側が接続され、次にSCI2に信号電圧が印加され、同様にSCI2の信号線SGのA側とB側が接続される。このように、SCI1、SCI2、SCI3、・・・の信号線SGのA側とB側が接続され、すべての端末機器及び火災受信機FAの端子Bに信号電圧が入力される。
(短絡状態)
次に、B側の信号線SGで短絡が発生した場合の動作を説明する。
B側が短絡すると、端子SB+と端子SB−の間の電圧が低下する。所定の電圧(以下、短絡検出電圧という。)まで電圧が低下すると、短絡監視回路BのツェナーダイオードZBがオフするため、抵抗RB1及び抵抗RB2に電流が流れなくなる。これにより、トランジスタQBがオフし、スイッチSWBがオフして、A側配線とB側配線とが切断される。すなわち、ツェナーダイオードZBのツェナー電圧が、本発明の第2短絡検出閾値となる。そして、A側配線とB側配線とが切断されるため、B側配線の短絡の影響がA側配線に及ぶことはない。また、コンデンサCBの電荷が放電される。なお、A側のスイッチSWAはオンした状態を維持する。
そして、本実施の形態2に係る火災報知設備はループ状信号線のものであり、短絡が発生して、火災受信機FAの端子Bに信号電圧が入力しなくなると、火災受信機FAはB側端子からも電圧印加及び信号送信を開始する。
そうすると、短絡が発生した箇所に最も近いSCIであって、火災受信機FAのB側端子寄りのSCIが、上記と同様にして短絡を検出する。すなわち、図5のツェナーダイオードZAのツェナー電圧が、本発明の第1短絡検出閾値となって、短絡の発生を検出する。
例えば、図4のSCI4とSCI5との間で短絡が発生した場合には、SCI4とSCI5とが上記のように短絡を検出して配線の切断動作を行う。そして、短絡により切り離されたSCI11〜SCI4へは火災受信機FAの端子A側から信号電圧の供給及び信号の送信が行われ、SCI16、SCI15へは火災受信機FAの端子B側から信号電圧の供給及び信号の送信が行われる。
図5において、A側配線とB側配線とが切断された後は、B側の信号線SGに信号電圧が印加されないため、B側の信号線SGは定電圧回路31よりも低い電圧となる。このため、定電圧回路31から抵抗RB3及びダイオードDB2を経由してB側の端子SB±に定電圧が印加されることにより、短絡の回復を監視することができる。このとき、端子SB+と端子SB−とが短絡しているために短絡電流が流れるが、この短絡電流がA側に影響を及ぼさない値となるように、電流制限手段である抵抗RB3の抵抗値が調整されている。
定電圧回路は、短絡の回復を監視するために短絡監視対象側の信号線の端子(本実施の形態2ではA側、B側の端子SA±、SB±)に印加する電圧を、ローレベル電圧以下とすることを目的として設けており、この定電圧回路を設けることにより、信号電圧のハイレベル電圧とローレベル電圧の電圧変化によって短絡電流が変化することを抑制している。しかし、電圧変化による短絡電流の変化が、短絡していない側の配線に与える影響が許容でき、かつ、短絡回復時に端末機器に供給する電流の変化が許容できる範囲であるならば、定電圧回路を設けなくともよい。
また、定電流ダイオードなどの一定の電流を流すことができる素子を用いて、電流制限手段を構成してもよい。
(短絡状態からの回復)
次に、短絡が発生してA側配線とB側配線とが切断された後、短絡から回復した場合の動作を説明する。
B側の短絡が解消すると、B側端子(SB±)に接続されている端末機器と、短絡監視回路Bに対し、抵抗RB3及びダイオードDB2を経由して定電圧回路31により定電圧が印加される。
短絡監視回路Bに定電圧が印加されると、短絡時にコンデンサCBの電荷が放電されているため、ツェナーダイオードZBを迂回してコンデンサCBに充電電流が流れる。このため、定電圧が印加されるやいなや、抵抗RB1及び抵抗RB2に電流が流れて、トランジスタQBがオンする。トランジスタQBがオンすると、スイッチSWBがオンする。すなわち、コンデンサCBを介して流れる電流によりトランジスタQBをオンさせることのできる電圧が、短絡の回復を検出するための本発明の第2短絡回復閾値である。また、同様に、コンデンサCAを介して流れる電流によりトランジスタQAをオンさせることのできる電圧が、短絡の回復を検出するための本発明の第1短絡回復閾値である。
スイッチSWBがオンすると、信号線SGによりA側とB側が接続され、火災受信機FAと端末機器とが接続される。これにより、B側に接続された端末機器への信号電圧の供給が再開され、通信も再開される。
ここまでB側が短絡した場合を例に説明したが、A側が短絡した場合も同様にして、短絡の検出に伴う信号線SGの切断と、短絡の回復に伴う信号線SGの再接続とを行うことができる。
以上のように、本実施の形態2に係るSCIは、ループ状信号線に接続されるものであって、一次側配線と二次側配線のどちらに短絡が発生した場合でもこれを検出することができる。そして、短絡検出電圧よりも低い所定の回復電圧となったときに短絡回復を検出するので、前述の実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
なお、本実施の形態2では、ループ状信号線により端末機器を接続した火災報知設備であって、通常時には一方の端子(例えば端子A)から電圧印加及び信号送信を行い、異常時には他方の端子(端子B)から電圧印加及び信号送信を行うものを例に説明したが、常に両側の端子から電圧印加及び信号送信を行う構成のものに対しても、本発明を適用することができる。
実施の形態3.
前述の実施の形態1では、SCIの片側(二次側)の配線に生じた短絡及び短絡回復を検出することのできる1方向のSCIを、また、前述の実施の形態2では、両側から電圧を印加可能なループ配線において両側の配線に生じた短絡及び短絡回復を検出することのできるSCIを例に説明した。本実施の形態3では、両側から電圧を印加可能なループ状信号線から延設される配線に生じた短絡及び短絡回復を検出することのできるSCIについて説明する。延設される配線は、1本でなく複数でもよい。なお、本実施の形態3では、4つの端子を有し4方向の短絡を検出することのできるSCIを例に説明する。
図6は、実施の形態3に係る火災報知設備の全体構成図である。火災受信機FAには、ループ状信号線によって端末機器が接続されている。また、SCI2には、4本の信号線SGが接続されている。そして、SCI2の4本の接続部を、それぞれ、A、B、C、Dと称する。
次に、本実施の形態3に係るSCI2の構成を説明する。
図7は、実施の形態3に係るSCI2の回路図である。図7に示すSCI2は、前述の実施の形態1で説明したSCIと同様の構成の回路を、共通の定電圧回路31を介してA側、B側、C側、D側のすべてに備えたものである。本実施の形態3に係るSCI2は、SA側とSB側のどちら側から電源供給されても動作し、SA側、SB側、SC側、及びSD側のいずれが短絡しても短絡側を切り離す回路である。
図7に示すように、本実施の形態3に係るSCI2は、前述の実施の形態2で説明したSCIと同様の構成のスイッチ、短絡監視回路、電流制限手段、及びスイッチ制御手段を、定電圧回路31を共通化するようにして複数設けた構成である。
より詳細には、図7の上段に示す回路と下段に示す回路は、それぞれ、前述の実施の形態2で説明した回路と同様の構成である。そして、上段に示す回路と下段に示す回路は、スイッチSWAとスイッチSWBの接続側配線と、スイッチSWCとスイッチSWDの接続側配線とを結ぶ配線で接続されている。すなわち、短絡監視回路A〜短絡監視回路Dは、定電圧回路31から定電圧を供給可能に接続されている。
次に、本実施の形態3に係るSCIの動作を説明する。
(通常状態)
まず、通常状態(短絡が生じていない状態)の動作を説明する。初期状態では、スイッチSWA、スイッチSWB、スイッチSWC、スイッチSWDはオフ状態である。また、ここでは、火災受信機FAの端子A側から電圧が印加されるものとする。
火災受信機FAに電源を投入すると、信号線SGのA側に信号電圧が供給され、通信を開始する。
信号線SGのA側に信号電圧が供給されると、SCIのA側端子に信号電圧が印加される。SCIのA側端子SA±の配線が正常であれば、短絡監視回路AのツェナーダイオードZAがオンするため、抵抗RA1及び抵抗RA2に電流が流れ、トランジスタQAがオンする。トランジスタQAがオンすると、スイッチSWAがオンし、スイッチSWAとスイッチSWB、スイッチSWC、及びスイッチSWDの接続側配線が接続される。そして、定電圧回路31に電源が供給される。
定電圧回路31に信号電圧が印加された後の動作は、前述の実施の形態1と同様にして、トランジスタQB、トランジスタQC、トランジスタQDがオンし、スイッチSWB、スイッチSWC、スイッチSWDがオンする。このようにすることで、B側、C側、D側の信号線SGに接続された端末機器に信号電圧が印加されるとともに、火災受信機FAと各端末機器との通信が開始される。
(短絡状態)
次に、C側の信号線SGで短絡が発生した場合の動作を説明する。
C側が短絡すると、端子SC+と端子SC−の間の電圧が低下する。所定の電圧まで電圧が低下すると、短絡監視回路CのツェナーダイオードZCがオフするため、抵抗RC1及び抵抗RC2に電流が流れなくなる。これにより、トランジスタQCがオフし、スイッチSWCがオフして、C側配線は、A側配線、B側配線、D側配線のすべてから切断される。そして、C側配線とすべての配線が切断されるため、C側配線の短絡の影響が他の配線に及ぶことはない。また、コンデンサCCの電荷は放電される。なお、スイッチSWA、スイッチSWB、スイッチSWDはオンした状態を維持する。
A側配線とC側配線とが切断された後は、C側の信号線SGに信号電圧が印加されないため、C側の信号線SGは定電圧回路31よりも低い電圧となる。このため、定電圧回路31から抵抗RC3及びダイオードDC2を経由してC側の端子SC±に定電圧が印加されることにより、短絡の回復を監視することができる。このとき、端子SC+と端子SC−とが短絡しているために短絡電流が流れるが、この短絡電流がA側に影響を及ぼさない値となるように、抵抗RC3の抵抗値が調整されている。
定電圧回路は、短絡の回復を監視するために短絡監視対象側の信号線の端子(本実施の形態3ではA側、B側、C側、D側の端子SA±、SB±、SC±、AD±)に印加する電圧をローレベル電圧以下とすることを目的として設けており、この定電圧回路を設けることにより、信号電圧のハイレベル電圧とローレベル電圧の電圧変化によって短絡電流が変化することを抑制している。しかし、電圧変化による短絡電流の変化が、短絡していない側の配線に与える影響が許容でき、かつ、短絡回復時に端末機器に供給する電流の変化が許容できる範囲であるならば、定電圧回路を設けなくともよい。
また、定電流ダイオードなどの一定の電流を流すことができる素子を用いて、電流制限手段を構成してもよい。
(短絡状態からの回復)
次に、短絡が発生してA側配線とC側配線とが切断された後、短絡から回復した場合の動作を説明する。
C側の短絡が解消すると、C側端子(SC±)に接続されている端末機器と、短絡監視回路Cに対し、抵抗RC3及びダイオードDC2を経由して定電圧回路31により定電圧が印加される。
短絡監視回路BCに定電圧が印加されると、短絡時にコンデンサCCの電荷が放電されているため、コンデンサCCによりツェナーダイオードZCが迂回される。このため、低電圧が印加されるやいなや、抵抗RC1及び抵抗RC2に電流が流れて、トランジスタQCがオンする。トランジスタQCがオンすると、スイッチSWCがオンする。すなわち、短絡を検出する際の電圧の閾値であるツェナーダイオードZCのツェナー電圧よりも低い電圧で、短絡回復を検出することができる。
スイッチSWCがオンすると、信号線SGによりA側とC側が接続され、火災受信機FAと端末機器とが接続される。これにより、C側に接続された端末機器への信号電圧の供給が再開され、通信も再開される。
ここまでC側が短絡した場合を例に説明したが、A側、B側、D側が短絡した場合も同様にして、短絡の検出に伴う信号線SGの切断と、短絡の回復に伴う信号線SGの再接続とを行うことができる。
以上のように、本実施の形態3に係るSCIは、ループ状信号線及びループ状信号線から延設された信号線に接続されるものであって、接続された信号線SGのいずれの経路に短絡が発生した場合でもこれを検出することができる。そして、短絡検出電圧よりも低い所定の回復電圧となったときに短絡回復を検出するので、前述の実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
なお、上記実施の形態1〜実施の形態3では、信号により火災を検出するいわゆるR型の火災報知設備を例に説明したが、火災報知設備の他に、電源線などの他のシステムに本発明に係るSCIを適用することもできる。
11 制御部、12 表示操作部、13 記憶部、14 送受信部、21 制御部、22 電源部、23 センサー、24 送受信部、31 定電圧回路。

Claims (5)

  1. 信号線の短絡を検出するショートサーキットアイソレータであって、
    一次側の信号線と二次側の信号線との接続状態を切り替えるスイッチ手段と、
    前記スイッチ手段の一次側配線と電流制限手段を介し接続され、かつ前記スイッチ手段の二次側配線に接続され、前記二次側の信号線の電圧が短絡検出閾値より低下したときに短絡を検出し、短絡を検出した後は、前記二次側の信号線の電圧が前記短絡検出閾値よりも低い電圧値である短絡回復閾値より上昇したときに短絡回復を検出する短絡判定手段と、
    前記短絡判定手段が短絡を検出したときに前記スイッチ手段をオフし、前記短絡判定手段が短絡回復を検出したときに前記スイッチ手段をオンするスイッチ制御手段と、を備えた
    ことを特徴とするショートサーキットアイソレータ。
  2. 両側から電圧を印加可能な信号線に接続され、前記信号線の短絡を検出するショートサーキットアイソレータであって、
    一次側の信号線と二次側の信号線との間に直列に接続された第1スイッチ手段及び第2スイッチ手段と、
    前記第1スイッチ手段と前記第2スイッチ手段とを接続する接続側配線と電流制限手段を介し接続され、かつ前記第1スイッチ手段の前記接続側配線とは反対側の一次側配線に接続され、前記一次側の信号線の電圧が第1短絡検出閾値より低下したときに短絡を検出し、短絡を検出した後は、前記一次側の信号線の電圧が前記第1短絡検出閾値よりも低い電圧値である第1短絡回復閾値より上昇したときに短絡回復を検出する第1短絡判定手段と、
    前記第1短絡判定手段が短絡を検出したときに前記第1スイッチ手段をオフし、前記第1短絡判定手段が短絡回復を検出したときに前記第1スイッチ手段をオンする第1スイッチ制御手段と、
    前記接続側配線と電流制限手段を介し接続され、かつ前記第2スイッチ手段の前記接続側配線とは反対側の配線に接続され、前記二次側の信号線の電圧が第2短絡検出閾値より低下したときに短絡を検出し、短絡を検出した後は、前記二次側の信号線の電圧が前記第2短絡検出閾値よりも低い電圧値である第2短絡回復閾値より上昇したときに短絡回復を検出する第2短絡判定手段と、
    前記第2短絡判定手段が短絡を検出したときに前記第2スイッチ手段をオフし、前記第2短絡判定手段が短絡回復を検出したときに前記第2スイッチ手段をオンする第2スイッチ制御手段と、を備えた
    ことを特徴とするショートサーキットアイソレータ。
  3. 前記第1スイッチ手段と第2スイッチ手段とを接続する接続側配線に延設された信号線の接続状態を切り替える第3スイッチ手段と、
    前記第3スイッチ手段の前記接続側配線と電流制限手段を介し接続され、前記接続側配線とは反対側の配線に接続され、前記延設された信号線の電圧が第3短絡検出閾値より低下したときに短絡を検出し、短絡を検出した後は、前記延設された信号線の電圧が前記第3短絡検出閾値よりも低い電圧値である第3短絡回復閾値より上昇したときに短絡回復を検出する第3短絡判定手段と、
    前記第3短絡判定手段が短絡を検出したときに前記第3スイッチ手段をオフし、前記第3短絡判定手段が短絡回復を検出したときに前記第3スイッチ手段をオンする第3スイッチ制御手段と、を備えた
    ことを特徴とする請求項2記載のショートサーキットアイソレータ。
  4. 前記短絡判定手段は、
    前記スイッチ手段の一端側配線と前記電流制限手段を介し接続され、かつ前記スイッチ手段の他端側配線に接続されたツェナーダイオードと、
    前記ツェナーダイオードに並列に接続されたコンデンサと、を備えた
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか記載のショートサーキットアイソレータ。
  5. 前記スイッチ制御手段は、
    前記ツェナーダイオードもしくは前記コンデンサのいずれかに電流が流れることによりオン動作するスイッチング素子を備えた
    ことを特徴とする請求項4記載のショートサーキットアイソレータ。
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