JP5272508B2 - 光学シート、バックライトユニット及びディスプレイ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光学シート、それを用いたバックライトユニット及びディスプレイ装置に関する。
近年、携帯端末、パソコン、テレビ、ビデオカメラ等のディスプレイ装置としては、軽量かつ薄型という特徴を有していることから、TFT型液晶パネル、STN型液晶パネル等の液晶表示部を備える液晶表示装置が幅広く使用されている。このような液晶表示装置においては、液晶パネルの背面側に光源を配置し、この光源からの光で液晶表示部を照明する方式、いわゆる、バックライト方式が採用されている。
また、バックライト方式に使用するバックライトユニットには、大別して冷陰極管(CCFL)等の光源ランプから出射された光を、光透過性に優れたアクリル樹脂等からなる平板状の導光板内において多重反射させる「導光板ライトガイド方式」(エッジライト方式)と、導光板を用いない「直下型方式」とがある。
直下型方式のバックライトユニットとしては、例えば図21に示すように、2枚の拡散板125,126の背面に冷陰極管等の線状光源123を配置したものがある。また、このバックライトユニット130は、線状光源123からの光を効率よく照明光として利用するために、線状光源123のさらに背面側に反射板127を配置して構成されている。このバックライトユニット130では、線状光源123からの光は拡散板125,126において拡散することで、拡散板125の出射面125aからその全面にわたって輝度ムラのない均一な拡散光を出射させるようにしている。
上記構成のバックライトユニット130のように、複数枚の拡散板125,126を使用すると、構成部品点数が多くなって構成が複雑になるだけでなく、バックライトユニット130の厚みも増してしまうため、コスト削減及び薄型化が阻害されてしまう。
一方、上記問題点を考慮し、拡散板125を1枚だけ使用した場合には、線状光源123からの光を十分に拡散することができず、拡散板125の出射面125aから均一な拡散光を出射させることが難しい。その結果、線状光源123の形状がディスプレイ画面に映ってしまう、すなわち、ディスプレイ画面に輝度ムラが生じる、という虞がある。
また、直下型方式のバックライトユニットとしては、2枚の拡散板125,126を用いる代わりに、例えば図22に示すように、拡散板126の出射面上に、拡散フィルム132及びプリズムシート(光学シート)134を順次重ねて配置したものがある。なお、図中の符号121は、複数の線状光源123を収容するランプハウスを示している。また、プリズムシート134は、長尺状に形成された複数のプリズム(単位レンズ)を一定のピッチで配列して構成されており、プリズムは線状光源123の長手方向(図中の方向G)に延びるように形成されている。
このような構成のバックライトユニット136においては、図21のバックライトユニット130よりも小型化及び軽量化を図ることができる利点がある。また、プリズムシート134では、図23に示すように、線状光源123からの光が、拡散板126において拡散された後に各プリズムの出射面において屈折することで、所定の角度φの範囲内で出射されるため、視聴者からの視覚方向Kの光強度を高めることができる利点も有している。
しかしながら、この構成のバックライトユニット136においては、視聴者の視覚方向Kに出射する光I1の他に、視聴者の視覚方向Kに向かない横方向に無駄に出射する想定外の光I2が存在する。このため、プリズムシート134から出射される光の強度分布は、図11のグラフにおいて曲線Eで示されるように、視聴者の視覚方向Kに対する角度が0°であるときの光強度が最も高められるものの、視覚方向Kに対する角度が±90°となる近辺に、小さな光強度ピークSLpが生じる。すなわち、横方向に無駄に出射される光(サイドローブ)が増えてしまうという問題がある。
従来、この問題の解決手法としては、プリズムシート134のさらに上方に、光拡散性の強い拡散フィルムを配置することが考えられるが、この拡散フィルムから出射される光強度分布は、図11において曲線Fで示されるように、広い角度範囲に光が拡散されるため、視覚方向Kに対する角度が0°であるときの光強度も大幅に減少されてしまう、という問題が生じる。
ところで、ディスプレイ装置の液晶表示部は、例えば図24に示すように、ディスプレイ画面の画素をなす液晶セル147を一定のピッチで多数配列した液晶145を一対の偏光板141,143で挟み込むことで構成されている。この液晶表示部142にプリズムシート134を備えるバックライトユニットを組み合わせてディスプレイ装置を構成する場合には、複数のプリズムが液晶表示部142に対向して配置されるため、複数のプリズム及び液晶セル147の周期構造が干渉して、モアレが発生する虞がある。すなわち、例えば図25に示すように、複数のプリズムの直線状のパターンIと複数の液晶セルの直線状のパターンIIとが交差することでモアレが発生する。
従来、このモアレのピッチを非常に小さくしたり、モアレのコントラストを低減する等してモアレを解消する方法としては、例えば特許文献1のように、相互に隣り合うプリズムの高さ寸法を異ならせることで複数のプリズムを不規則なピッチで配列したプリズムシートを使用すること、あるいは、特許文献2のように、プリズムがその長手方向にわたって、複数のプリズムの配列方向にうねるように形成されることで、複数のプリズムを不規則なピッチで配列したプリズムシートを使用することが考えられている。
特表平11−501149号公報 特開2005−234537号公報
しかしながら、特許文献1,2に記載されているプリズムシートにおいては、いずれもプリズムシートの入射面に対するプリズムの出射面の角度が変化しないため、プリズムシートから出射される光の強度分布には、依然としてサイドローブが生じる、という問題がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、液晶表示部等の画像表示部との干渉によって生じるモアレを解消でき、かつ、画像表示部に向けて出射される光強度分布を制御してサイドローブのない好適な光強度分布を得ることができる光学シート、これを備えるバックライトユニット及びディスプレイ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明の光学シートは、略板状に形成され、一方の面が平坦に形成されて光の入射面をなす光学シートであって、光の出射面とされる他方の面側には前記入射面の交差方向に突出して凸型に形成されると共に前記入射面に沿って延びる長尺状に並行して配列された複数の単位レンズを備え、該複数の単位レンズのそれぞれは、前記入射面に沿う同一の仮想基準線を通り前記複数の単位レンズの配列方向に沿って等間隔をあけて互いに平行に延びる基準回転軸線を回転の中心とし前記基準回転軸線に沿って、頂角を形成する二辺を有する三角形状の断面が揺動して延びる形状に形成されていることを特徴とする。
なお、この光学シートを製造する際には、例えば、円柱形状の金型基材の外周面に単位レンズの形状に対応する溝を形成したマスター金型を製造しておき、この溝形状を光学シートの他方の面に転写することで、光学シートに複数の単位レンズを形成することができる。
また、金型基材に溝を形成する際には、例えば、ゴニオステージに単位レンズの形状に対応した切刃を有する切削工具を取り付けておく。そして、金型基材を回転させながら、金型基材の外周面を切刃により切削する(切削工程)。このように切削を行っている間に、金型基材の回転軸を含む仮想平面内においてゴニオステージにより切刃を揺動させることで、金型基材の径方向に対する回転角度が外周面の周方向に向けて変化する溝形状を容易に形成することができる。そして、この溝形状を光学シートに転写することで、上記光学シートを製造することができる。
このような光学シートを製造する場合には、例えば、前述のように金型基材に溝を形成する際に、金型基材の回転軸から切刃の回転中心までの距離を一定に保持すればよい。これにより、入射面に沿って一方向に延びる基準回転軸線と交差する光軸基準軸を有する単位レンズを形成することができ、また、複数の単位レンズの基準回転軸線が入射面に沿う同一の仮想基準線を通るように複数の単位レンズを形成することができる。なお、金型基材の外周面に沿う切刃の回転中心の軌跡は、単位レンズの基準回転軸線に対応している。
の光学シートを製造する際には、例えば上述した切削工程において、金型基材の回転速度を一定とすると共に、金型基材を切刃に対して金型基材の回転軸方向に一定速度で移動させればよい。これにより、金型基材の外周面において回転軸方向に配列される複数の溝を等間隔に並べることができる。より具体的には、金型基材の外周面に沿う切刃の回転中心の軌跡を前記回転軸方向に等間隔に並べることができる。これにより、複数の単位レンズの基準回転軸線が互いに平行かつ等間隔に並ぶように複数の単位レンズを配列することができる。
さらに、前記光学シートにおいては、前記複数の単位レンズのうちの一の単位レンズの前記基準回転軸線から前記二辺の交わる頂点までの距離が、前記一の単位レンズの前記基準回転軸線からこれに隣り合う他の単位レンズの前記基準回転軸線に至るまでの距離の0%以上40%以下に設定されていてもよい。
なお、上記の値が0%である場合には、基準回転軸線が単位レンズの頂部に一致することになる。
また、前記光学シートにおいて、前記複数の単位レンズのそれぞれにおいて前記基準回転軸線に直交する平面内での前記頂角の二等分線である光軸基準軸の、前記入射面の直交方向に対する傾斜角度は、0°以上45°以下であってもよい。
さらに、前記光学シートでは、前記複数の単位レンズの長手方向に直交する断面において、前記傾斜角度は、互いに異なる角度に設定されていてもよい。
また、前記光学シートにおいては、前記頂点が前記基準回転軸線上に位置されていてもよい。
さらに、前記光学シートにおいては、前記頂点が前記基準回転軸線から離間していてもよい。
また、前記光学シートにおいては、前記単位レンズをプリズムとすることが好ましい。
さらに、前記光学シートにおいては、前記入射面に、複数の微小突起が突設されていてもよい。
また、前記光学シートにおいては、前記入射面側に、光を反射する光反射層が設けられ、該光反射層には、その厚さ方向に貫通する光透過用の開口孔が複数形成されていてもよい。
そして、本発明のバックライトユニットは、前記光学シートと、該光学シートの前記入射面側に配されて、前記入射面に向けて光を照射する光源部とを備えることを特徴とする。
なお、前記バックライトユニットにおいては、前記光源部と前記光学シートとの間に配されて、前記光源部からの光を拡散させて前記光学シートの入射面に入射させる拡散板を備えていてもよい。
そして、本発明のディスプレイ装置は、前記バックライトユニットと、前記光学シートの前記出射面側に配されて、前記バックライトユニットからの光を表示光として画像表示を行う画像表示部とからなることを特徴とする。
本発明によれば、各単位レンズにおいて、その長手方向に向けて光軸基準軸の傾斜角度を変化させることで、一対の出射面が入射面に沿って単位レンズの配列方向にうねるように形成されるため、単位レンズと画像表示部の画像セルとが相互に干渉することを抑制して、ディスプレイ装置の表示画面上に現れるモアレを解消することができる。
また、各単位レンズにおいて、入射面に対する光軸基準軸の傾斜角度を変化させることで一対の出射面の角度も変化するため、光学シートから出射される光強度分布を調整・制御することも可能となり、サイドローブの発生を抑制して、好適な光強度分布を得ることができる。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。なお、ここでは、本発明の実施形態にかかる光学シートについて、それを用いたバックライトユニット及びディスプレイ装置と共に説明する。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係るディスプレイ装置100は、上方に光を照射するバックライトユニット11の上側に、液晶表示部(画像表示部)13を重ねて設けることで構成される液晶表示装置であり、液晶表示部13から上側に向けて画像信号によって表示制御された表示光を出射することで、平面しく形状の画像を表示するものである。以下では、このような配置に基づいて、図1の上方向を単に表示画面側、下方向を単に背面側と称する場合がある。
なお、このディスプレイ装置100は、液晶表示部13を備える液晶表示装置であるとしているが、少なくとも光学シート41を含んで構成されていれば、投射スクリーン装置、プラズマディスプレイ、ELディスプレイ等のように、画像を光により表示する表示装置の種類は問わない。
液晶表示部13は、液晶15を2つの偏光板17,19により挟み込んで構成されている。
バックライトユニット11は、光源部21、拡散板31及び光学シート41を順番に積層して構成されている。
光源部21は、紙面奥行き方向(Y軸方向)に延びるシリンダー形状に形成された複数の光源23と、これら複数の光源23を収納するランプハウス25と、複数の光源23の背面側に配置された光反射板27とを備えている。ここで、複数の光源23は、Y軸方向に直交するX軸方向に配列されている。光源23としては、冷陰極蛍光ランプや、近年、ディスプレイ用光源として注目を浴びているLED、EL、半導体レーザー等を使用することができる。
なお、LEDを用いた光源23としては、赤色、緑色、青色のLEDを組み合わせたアレイ(LEDアレイ)を使用し、図示しない導光板や拡散板等においてLEDアレイからの光を混ぜ合わせ白色光として均一に出射するように構成したものや、1色以上の蛍光材料を用いた白色LED等が挙げられる。
拡散板31は、光学シート41と光源部21との間に配されており、光源部21から表示画面側に出射される光Hを散乱させる役割を果たしており、Y軸方向に延びる線状の光源23によるX方向の照度ムラを抑制するとともに、表示光に適宜の視野角を付与することができるようになっている。
この拡散板31は、透明樹脂とこの透明樹脂の中に分散された透明粒子とを具備して構成されており、これら透明樹脂の屈折率と透明粒子の屈折率は相互に異なっている。透明樹脂の屈折率と透明粒子の屈折率との差は、0.02以上であることが望ましい。屈折率の差がこれより小さいと十分な光散乱性能が得られない。また、この屈折率差は、0.5以下であることがより好ましい。
そして、拡散板31は、これに入射した光Hを散乱させつつ、表示画面側に透過させる必要がある。このため、拡散板31に含まれる透明粒子の平均粒径は、0.5μm〜10.0μmであることが望ましく、より好ましくは1.0μm〜5.0μmである。なお、この拡散板31は、透明樹脂中に空気を含む微細な空洞を有した構造としてもよく、この場合には、透明樹脂と空洞との屈折率差によって拡散性能を得ることができる。
拡散板31の透明樹脂としては、例えば、ボリカーボネート(PC)樹脂、アクリル系樹脂、フッ素系アクリル樹脂、シリコーン系アクリル樹脂、エポキシアクリレート樹脂、ポリスチレン樹脂、シクロオレフィンポリマー、メチルスチレン樹脂、フルオレン樹脂、PET、ポリプロピレン、アクリロニトリルポリスチレン共重合体(AS)等を使用することができる。
また、拡散板31の透明粒子としては、無機酸化物からなる透明粒子又は樹脂からなる透明粒子が使用できる。例えば、無機酸化物からなる透明粒子としては、シリカやアルミナ等からなる粒子を挙げることができる。また、樹脂からなる透明粒子としては、アクリル粒子、スチレン粒子、スチレンアクリル粒子及びその架橋体や、メラミン−ホルマリン縮合物の粒子や、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ペルフルオロアルコキシ樹脂(PFA)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、ポリフルオロビニリデン(PVDF)、及びエチレン−テトラフルオロエチレン共重合体(ETFE)等の含フッ素ポリマー粒子や、シリコーン樹脂粒子等を挙げることができる。これら透明粒子は、2種類以上を混合して使用してもよい。
板状の拡散板31は、例えば、上述した透明樹脂中に透明粒子を分散して、押し出し成形して製造することが可能である。この拡散板31の厚さは、1mm〜5mmであることが望ましい。1mm未満の場合、拡散板31は薄くこしがないのでたわみやすくなってしまう。一方、5mmを越えると、光源部21からの光の透過率が悪くなってしまう。
光学シート41は、図1〜4に示すように、板状に形成されており、その一方の面が平坦に形成されると共に拡散板31に対向配置される光の入射面41aとされている。なお、図示例において、入射面41aはX軸方向及びY軸方向に沿う平面とされている。そして、液晶表示部13に対向する光学シート41の他方の面側には、入射面41aの交差方向に突出すると共にY軸方向に延びる長尺状のプリズム(単位レンズ)43が複数形成されている。これら複数のプリズム43は、互いに並行となるようにX軸方向に配列されている。
各プリズム43においては、その頂部Vから幅方向(X軸方向)の両端に至るまでの一対の面が光の出射面43aとされている。
各プリズム43の長手方向(Y軸方向)に直交する断面形状は、プリズム43の頂部Vの近傍領域(例えば図4(b)に示す斜線領域S)において光軸基準軸Wを中心として左右対称の形状とされている。ここで、光軸基準軸Wとは、プリズム43の突出方向に延びて頂部Vの頂角V0を二分するように頂部Vを通り、光学シート41の入射面41aに対して交差する軸線を示している。したがって、頂角V0が例えば90°である場合には、光軸基準軸Wと一方の出射面43aとの角度が45°となる。なお、図4(b)に示す頂部Vの近傍領域(斜線領域S)は、プリズム43の断面において、一対の出射面43aと、光軸基準軸Wに直交すると共に一対の出射面43aを通る直交仮想面U1とによって囲まれ、直交仮想面U1を底辺とした二等辺三角形の領域となっている。
光学シート41に形成される全てのプリズム43は、上述した頂部V近傍の断面形状が互いに等しい形状とされている。
また、各プリズム43は、その頂部Vが前記長手方向(一方向)にわたって直線状に形成されている。一方、プリズム43の幅方向の両端は、長手方向に向けて不規則に蛇行するように形成されている。また、各プリズム43は、図5に示すように、入射面41aの直交方向Z1に対する光軸基準軸Wの傾斜角度がプリズム43の長手方向に向けて連続的に変化するように形成されている。具体的に、光軸基準軸Wは、長手方向に向かうにしたがって、頂部Vを長手方向にわたって延ばした基準回転軸線Cを中心に揺動するように設定されている。
なお、図5において、実線、破線及び二点鎖線で示される3つの三角形は、いずれもプリズム43の頂部V近傍における断面形状を示しており、長手方向の相互に異なる位置におけるプリズム43の断面形状を表している。
そして、実線の三角形で示されるプリズム43の光軸基準軸Wについては、直交方向Z1に対する傾斜角度が0°となっている。また、破線及び二点鎖線の三角形で示される2つのプリズム43の光軸基準軸Wについては、直交方向Z1に対する傾斜角度がθとなっており、これら2つのプリズム43の光軸基準軸Wは互いに逆向きに傾斜している。なお、図5においては、直交方向Z1に対して光軸基準軸Wが時計回りに傾斜している場合の傾斜角度を正の値で示している。
プリズム43の光軸基準軸Wは、図示例のように、直交方向Z1を基準として互いに等しい所定の傾斜角度(±θ)の範囲内で傾斜させることが好ましく、具体的には、プリズム43の頂角V0を考慮して、直交方向Z1に対する光軸基準軸Wの傾斜角度の範囲を0°以上45°以下に設定することが好ましい。すなわち、光軸基準軸Wが揺動する角度範囲を90°以下に設定することが好ましい。なお、さらに好ましい光軸基準軸Wの傾斜角度の範囲は0°以上30°以下である。
以上のように光軸基準軸Wを設定することで、各プリズム43の一対の出射面43aがプリズム43の長手方向に向けて複数のプリズム43の配列方向にうねるように形成される。なお、光軸基準軸Wは不規則なパターンで揺動していてもよいが、例えば一定周期の規則的なパターンで揺動していてもよい。
また、図4に示すように、この光学シート41において複数のプリズム43の基準回転軸線Cは、互いに平行とされ、また、プリズム43の配列方向(X軸方向)に沿って一定のピッチPで配列されている。さらに、複数のプリズム43の基準回転軸線Cは、入射面41aに沿う同一の仮想基準線U2を通るようになっている。
なお、図4に示す光学シート41の断面の一例においては、相互に隣り合うプリズム43の光軸基準軸Wが互いに異なる傾斜角度に設定されているが、例えば、一部の光軸基準軸Wは同一の傾斜角度に設定されていてもよいし、また、全ての光軸基準軸Wが同一の傾斜角度に設定されていてもよい。また、図4に示す光学シート41の断面の一例においては、前述したように複数の光軸基準軸Wの傾斜角度が互いに異なることに基づいて、配列方向に沿う複数のプリズム43の両端間の長さも互いに異なっているが、例えば、同一の光学シート41の断面において、全ての光軸基準軸Wの傾斜角度が同一となる場合には、この断面における複数のプリズム43の両端間の長さも同一となり得る。
以上のように構成される光学シート41において、複数のプリズム43は、フィルム状に形成されて光透過性を有する基材上にUVや放射線硬化樹脂を用いて成形されてもよいし、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PC(ポリカーボネート)、PMMA(ポリメチルメタクリレート)、COP(シクロオレフィンポリマー)、アクリルニトリルスチレン共重合体等を用いて、周知の押し出し成形法、射出成型法、あるいは熱プレス成型法によって形成されてもよい。
また、光学シート41の厚さは、その光学特性に基づくものよりは、むしろ光学シート41の製造プロセス、或いは、要求される光学シート41の物理特性等により決められる。
例えば、紫外線硬化樹脂プロセスにより光学シート41を形成した場合、プリズム43の形成部分を除く光学シート41の厚さT(図4参照)は、50μm以下だとシワが出てしまうので、50μmよりも大きくする必要がある。また、光学シート41の厚さTは、光学シート41を備えるバックライトユニット11やディスプレイ装置100の画面サイズによって変化させることが好ましい。例えば、画面サイズが対角37インチ以上のディスプレイ装置100においては、厚さTを、0.05mm<T≦5mm、とすることが望ましい。
上述した拡散板31及び光学シート41は、粘着材又は接着剤によって互いに固定されて1つの光学積層体として構成されている。この光学積層体においては、拡散板31と光学シート41との間で線膨張係数が大きく異なっていると、拡散板31や光学シート41が熱を受けて変形する際に光学積層体に反りが生じる虞があるため、上記の線膨張係数の差は小さくすることが好ましい。
具体的に、光学シート41がPETを含んでいる場合には、PETの線膨張係数は2.7×10−5(cm/cm/℃)であるため、拡散板31の透明樹脂としては、線膨張係数が7.0×10−5(cm/cm/℃)以下であるポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂、メチルスチレン樹脂及びシクロオレフィンポリマーを選択することが望ましい。このように選択することで、上述の反りを防止することが可能となる。
なお、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂、メチルスチレン樹脂及びシクロオレフィンポリマーの線膨張係数は、それぞれ6.7×10−5(cm/cm/℃)、7×10−5(cm/cm/℃)、7×10−5(cm/cm/℃)及び6〜7×10−5(cm/cm/℃)である。
以上のように構成される光学シート41において、複数のプリズム43を成形する方法の一例について述べる。
複数のプリズム43を成形するためには、複数のプリズム43に対応する形状が形成されたマスター金型を使用することが望ましい。すなわち、マスター金型を用いて押出成形、あるいは、光透過性を有するフィルム状の基材上にUV硬化樹脂を塗布し、マスター金型に形成されたプリズム43の対応形状を基材上のUV硬化樹脂に転写することで、複数のプリズム43を成形してもよい。
マスター金型は、例えば図7に示すように、円柱形状の金型基材52(マスターロール)の外周面52aに、プリズム43の形状に対応する溝53を形成したものを使用することができる。ここで、溝53は外周面52aの周方向に延びて形成されており、溝53の形成には、例えば図6に示すように、ゴニオステージ55に取り付けられた切削工具60(プリズムバイト)を使用することが可能である。
ゴニオステージ55は、基台56とこれに対して揺動可能に取り付けられたステージ部57とを備えており、ステージ部57の回転中心Oは切削工具60を固定するステージ部57表面の上方に位置している。一方、切削工具60は、ステージ部57の表面に固定されるシャンク61の先端部分に、切刃62を取り付けて構成されている。切刃62の先端部はプリズム43の形状に対応する三角形状に形成されており、切刃62の頂角はプリズム43の頂角V0と等しくなっている。
また、頂部Vを中心に揺動するプリズム43を成形するためには、切刃62の頂部V1が常にステージ部57の回転中心C1に一致するように、かつ、三角形状に形成された切刃62の面がステージ部57の回転方向に対して平行となるように、切削工具60をステージ部57に固定しておけばよい。
上述した切削工具60を用いて金型基材52の外周面52aに溝53を形成する際には、図7に示すように、金型基材52をその回転軸Lを中心に回転させながら、金型基材52の外周面52aを切刃62により切削すればよい(切削工程)。
そして、図9に示すように、溝53が形成されたマスター金型51と平坦な外周面を有する支持ローラ54との間に、フィルム状の基材上にUV硬化樹脂を塗布した光学板材49を挟み込むように通過させると共にマスター金型51及び支持ローラ54を回転させ、マスター金型51の溝53の形状を光学板材49のUV硬化樹脂に転写して複数のプリズム43を成形すればよい(転写工程)。このように形成される光学シート41においては、溝53の形状がプリズム43の形状に対応しており、例えば、金型基材52の外周面52aに沿う切刃62の回転中心C1の軌跡がプリズム43の基準回転軸線Cに対応する。
そして、前述した切削工程においては、図6,7に示すように、金型基材52をその回転軸の一方向(図示例では右方向)に一定の速度で移動させており、これにより一定ピッチとされた螺旋状の溝53を形成することができる、具体的には、切刃62の回転中心C1の軌跡LC1を回転軸L方向に等間隔に並べることができる。すなわち、回転軸L方向に隣り合う溝53の底部間の間隔を一定に保持することができる。このように溝53が形成されることで、光学シート41における複数のプリズム43の基準回転軸線Cを一定のピッチPで配列することができる。
なお、螺旋状の溝53を形成する場合には、切削による切刃62への負担を軽減するため、切削工程における金型基材52の回転速度を小さくすることが好ましい。
また、切削工程においては、回転軸Lから切刃62の先端までの距離が一定に保持されており、これによって、金型基材52の外周面52aからの溝53の深さを一定とすることができる。このように溝53が形成されることで、光学シート41における複数のプリズム43の基準回転軸線Cが光学シート41の入射面41aに沿う同一の仮想基準線U2を通るように、複数のプリズム43を形成することができる。
そして、この切削工程において、回転軸Lを含む仮想平面U3内においてゴニオステージ55により切刃62を揺動させることで、金型基材52の径方向R(外周面52aの直交方向)に対する切刃62の回転角度αが外周面52aの周方向に向けて変化する溝53を形成することができる。なお、切刃62の回転角度αは、径方向Rと切刃62の頂角を二分する中心線W1との角度によって規定されており、光学シート41における光軸基準軸Wの傾斜角度に対応している。このように溝53が形成されることで、光軸基準軸Wの傾斜角度がプリズム43の長手方向に向けて変化するプリズム43を形成することができる。
ここで、切刃の回転角度αの範囲は、切刃62の頂角を考慮すると、金型基材52の径方向Rを基準として0°以上45°以下に設定することが好ましい。すなわち、切刃62が揺動する角度範囲を90°以下に設定することが好ましい。なお、さらに好ましい切刃62の回転角度αの範囲は0°以上30°以下である。
ところで、切刃62が揺動する周期や揺動の振幅(回転角度の範囲)、振幅の中心等は、一定であってもよいが、不規則に設定されてもよい。すなわち、切刃62は、例えば図8のグラフに示すように、不規則に揺動してもよい。なお、図8のグラフでは、横軸を時間tとし、縦軸を切刃62の回転角度αとしている。また、切刃62の回転角度αは、切刃62の中心線W1が金型基材52の径方向Rに一致しているときを0°とし、切刃62の中心線W1が金型基材52の径方向Rに対して時計回りに揺動したときを正の値、反時計回りに揺動したときを負の値としている。
このグラフによれば、切刃62の揺動周期や振幅、振幅の中心は、時間に応じて変化している。例えば、所定の時間t1の間では、回転角度αが0°となる切刃62の位置を振幅の中心とすると共に、許容されている最大の回転角度(±θ)を揺動の振幅として、一定の周期で切刃62を揺動させている。また、時間t1に連なる所定の時間t2の間では、回転角度αが負の値となる切刃62の位置を振幅の中心として設定すると共に、揺動の振幅を最大の回転角度(±θ)よりも小さく設定し、時間t1のときの周期よりも短い周期で切刃62を揺動させている。さらに、時間t2に連なる所定の時間t3の間では、揺動の中心が時間t1のときと同じであるが、揺動の振幅は時間t1のときよりも小さく、時間t2のときよりも大きくなるように切刃62を揺動させている。
以上のように構成される本実施形態の光学シート41について、具体的な実施例を取り上げ、その特性について以下に述べる。
(実施例1)
125μm厚の2軸延伸易接着PETフィルムからなる基材上にUV硬化性樹脂からなるプリズム43を形成し、プリズム43の頂角V0を90°とし、プリズム43のピッチPを100μmとし、さらに、入射面41aの直交方向Z1に対するプリズム43の光軸基準軸Wの傾斜角度範囲を±10°とした光学シート41を作製した。なお、同一のプリズム43においては、基準回転軸線Cと頂部Vとの位置ズレが2μm以内に収められている。
また、上記実施例1の比較例として、従来構成の光学シートを取り上げる。この比較例の構成を以下にまとめる。
(比較例)
実施例1と同様に、125μm厚の2軸延伸易接着PETフィルムからなる基材上にUV硬化性樹脂からなるプリズムを形成し、プリズムの頂角を90°とし、プリズムのピッチPを100μmとした光学シートを作製した。ただし、このプリズムの光軸基準軸Wの傾斜角度は、プリズムの長手方向にわたって0°に設定されており、各プリズムは長手方向に向けて蛇行せずに直線状に延びて形成されている。
そして、これら実施例1及び比較例で作成した各光学シートのサンプルを20インチの液晶モニター(液晶表示装置)に搭載して、そのディスプレイ画面について観察・測定を行った。なお、この液晶モニターに搭載される液晶表示部、光源部及び拡散板は、実施例1及び比較例に係わらず共通のものを使用した。
その結果、比較例の光学シートを使用した場合には、図11の曲線Eで示されるように、ディスプレイ画面の正面方向(ディスプレイ画面に直交する方向)に対する角度が0°であるときの光強度が最も高められるものの、正面方向に対する角度が±90°となる近辺に、小さな光強度ピークSLpが生じ、サイドローブの発生が確認された。すなわち、比較例の光強度分布(曲線E)においては、正面方向に対する角度が45°となる近辺で光強度の極小値が現れているが、これは、プリズムの長手方向にわたってプリズムの各出射面が入射面の直交方向に対して45°に傾斜しているためである。
また、光強度が弱まる角度±45°の近辺において、コントラストの高いモアレが発生することが確認された。
これに対し、実施例1の光学シート41を使用した場合には、図11の曲線Dで示されるように、ディスプレイ画面の正面方向に対する角度が0°であるときの光強度が最も高められると共に、正面方向に対する角度が0°から±90°になるまで光強度が滑らかに減少していることが確認された。すなわち、実施例1の光学シート41では、比較例のような光強度ピークSLpは確認されなかった。このことは、実施例1の光学シート41では、プリズム43の各出射面43aが入射面41aの直交方向Z1に対して、45°に光軸基準軸Wの傾斜角度を加えた角度、あるいは、差し引いた角度に傾斜する部分を含んでいるため、正面方向に対する角度が45°となる近辺に向けて光を出射することができることに基づいている。
また、正面方向に対する角度が±45°となる近辺において、比較例と同様にモアレの発生は確認されたが、このモアレのコントラストは比較例において確認されたものよりも十分に低く、モアレが解消されたことを確認できた。
以上説明したように、本実施形態の光学シート41、これを備えるバックライトユニット11及びディスプレイ装置100によれば、本発明によれば、各プリズム43において、その長手方向に向けて光軸基準軸Wの傾斜角度を変化させることで、一対の出射面43aが入射面41aに沿ってプリズム43の配列方向にうねるように形成されるため、プリズム43と液晶表示部13の液晶セル(画像セル)とが相互に干渉することを抑制して、ディスプレイ装置100の表示画面上に現れるモアレを解消することができる。
このようにモアレが解消されることは、本実施形態の光学シート41と液晶表示部13とを重ねて配置した場合には、図10に示すように、液晶表示部13を構成する複数の液晶セルの直線状のパターンIIと、うねるように形成された複数のプリズム43の曲線状のパターンIIIとが交差しても、これら2つのパターンII,IIIの間でモアレが発生しないことに基づいている。
また、各プリズム43において、入射面41aに対する光軸基準軸Wの傾斜角度を変化させることで一対の出射面43aの角度も同様に変化するため、光学シート41から出射される光強度分布を容易に調整・制御することも可能となり、サイドローブの発生を抑制して、好適な光強度分布を得ることができる。
さらに、本実施形態のバックライトユニット11によれば、光源部21と拡散板31及び光学シート41からなる光学積層体との距離が短くなっても、相互に隣り合う光源23が隙間を介して配列されることに基づいてディスプレイ画面に明暗のコントラストが生じる、すなわち、光源23の配列に基づいてディスプレイ画面に輝度ムラが生じる等、画面の視認性に影響する現象の発生を防止することができる。さらに、バックライトユニット11及びディスプレイ装置100の薄型化も容易に図ることができる。なお、この効果は、上記実施形態のような直下型のバックライトユニットに限らず、サイドエッジ型のバックライトであっても同様に得られる。
また、本願発明の光学シート41は、薄くても強度が強く、さらに表示品位も優れているため、近年のディスプレイ画面の大型化にも十分に対応することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
すなわち、上記実施形態では、光学シート成形用のマスター金型51を製造する切削工程において、金型基材52の回転軸L方向への移動速度を一定としたが、変化させてもよい。この移動速度が変化する場合には、金型基材52の外周面52aにおける切刃62の移動方向が一定となるように、金型基材52の回転速度も同時に変化させれば、上記実施形態と同様の溝53を形成することができる。このように移動速度及び回転速度を調整することで、切刃62の切削速度を変化させることができるため、切削工程において切刃62に対する負荷を軽減することが可能となる。
また、マスター金型51の溝53は、螺旋状に形成されることに限らず、少なくともの周方向に延びるように金型基材52の外周面52aに形成されていればよい。すなわち、リング状の溝53が金型基材52の回転軸L方向に複数配列されてもよい。
さらに、プリズム43の頂部Vは、プリズム43の長手方向にわたって直線状に形成されるとしたが、これに限ることは無く、例えば図12,13に示すように、プリズム43の長手方向に向けて蛇行するように形成されていてもよい。このようにプリズム43を形成するためには、例えば図14,15に示すように、光軸基準軸Wとの交差状態を維持しながら基準回転軸線Cを頂部Vから離間させるように設定すればよい。なお、図示例においては、複数の基準回転軸線Cが、上記実施形態と同様に光学シート41の入射面41aに沿う同一の仮想基準線U2を通るようになっている。また、図示例において、基準回転軸線Cはプリズム43の内部に配されているが、少なくとも光軸基準軸Wに交差していればよく、例えばプリズム43の外側に配されていてもよい。
このような構成の場合、プリズム43の頂部Vは、プリズム43の長手方向に向けて基準回転軸線Cを中心に揺動するため、光学シート41の厚さ方向(Z軸方向)及び複数のプリズム43の配列方向(X軸方向)に蛇行することになる。具体的に、プリズム43の頂部Vは、直交方向Z1からX軸方向に距離x1だけ移動し、この距離x1は、直交方向Z1から光軸基準軸Wを時計回り及び反時計回りに同じ角度だけ傾斜させた場合、光軸基準軸Wを傾斜させる向きに係わらず等しくなる。
以上のように構成される複数のプリズム43を上記実施形態と同様に成形する場合には、切刃62の頂部V1から中心線W1に沿って離間した位置に切刃62の回転中心C1が配されるように、ゴニオステージ55のステージ部57に切削工具60を固定すればよい。
また、各プリズム43の基準回転軸線Cは、特に光軸基準軸Wに交差していなくてもよく、例えば図16に示すように、光軸基準軸Wから距離DXだけ離れた位置に設定されていてもよい。この場合でも、プリズム43の頂部Vは、図15の構成の場合と同様に、プリズム43の長手方向に向けて基準回転軸線Cを中心に揺動するため、光学シート41の厚さ方向(Z軸方向)及び複数のプリズムの配列方向(X軸方向)に蛇行するが、蛇行する頂部Vの軌道は相互に異なる。
具体的に、光軸基準軸Wを直交方向Z1から時計回りに所定角度(+θ)だけ傾斜させた場合には、プリズム43の頂部VがX軸方向に距離x3だけ移動する。一方、光軸基準軸Wを直交方向Z1から反時計回りに同一角度(−θ)だけ傾斜させた場合には、X軸方向に距離x2だけ移動する。すなわち、光軸基準軸Wの回転方向が異なることで、プリズム43の頂部VがX軸方向に移動する距離は相互に異なる。
なお、図15、16に示した手法によりプリズム43を形成する場合、一のプリズム43の基準回転軸線Cから頂部Vまでの距離DYは、一のプリズム43の基準回転軸線Cからこれに隣り合う他のプリズム43の基準回転軸線Cに至るまでの距離(ピッチ)Pの0%以上かつ40%以下とすることが好ましい。ここで、距離DYが距離Pの0%である場合には、上記実施形態のように、基準回転軸線Cがプリズム43の頂部Vに一致することになる。
また、基準回転軸線Cは、プリズム43の傾斜角度の範囲を考慮して、前述した距離x1,x2,x3がピッチPの50%以下となるような位置に設定されることが好ましい。距離x1,x2,x3がピッチPの50%よりも大きくなると、マスター金型51の製造時に切刃62に対する負荷大きくなって、切削が困難となるためである。
図15,16に示すような形状に形成されたプリズム43を有する光学シート41について、具体的な実施例を2つ取り上げ、その特性について以下にまとめる。
(実施例2)
実施例1と同様に、125μm厚の2軸延伸易接着PETフィルムからなる基材上にUV硬化性樹脂からなるプリズム43を形成し、プリズム43の頂角V0を90°とし、プリズム43のピッチPを100μmとし、さらに、入射面41aの直交方向Z1に対するプリズム43の光軸基準軸Wの傾斜角度範囲を±10°とした光学シート41を作製した。ただし、同一のプリズム43において、基準回転軸線Cは頂部Vから光軸基準軸Wの長手方向に沿って入射面41aに向かう方向にズレて位置しており、その距離DYを10μmとした。また、同一のプリズム43においては、光軸基準軸Wに対する基準回転軸線Cの位置ズレが2μm以内に収められている。
(実施例3)
入射面41aの直交方向Z1に対するプリズム43の光軸基準軸Wの傾斜角度範囲が±20°となることを除き、実施例2と同様の光学シート41を作製した。
そして、これら実施例2及び実施例3で作成した各光学シートのサンプルを20インチの液晶モニター(液晶表示装置)に搭載して、そのディスプレイ画面について観察・測定を行った。なお、この液晶モニターに搭載される液晶表示部13、光源部21及び拡散板31は、実施例1や比較例に使用したものと共通している。
その結果、実施例2及び実施例3のいずれの光学シート41を使用しても、実施例1と同様に、ディスプレイ画面の正面方向に対する角度が0°であるときの光強度が最も高められると共に、正面方向に対する角度が0°から±90°になるまで光強度が滑らかに減少していることが確認された。すなわち、実施例2及び実施例3の光学シート41においても、比較例のような光強度ピークSLpは確認されなかった。さらに、実施例2及び実施例3の光学シート41ではモアレの発生が確認されなかった、すなわち、モアレが解消されたことを確認できた。
なお、実施例3の光学シート41を使用した場合には、ディスプレイ画面上に若干の輝度ムラや点欠陥が確認されたが、実施例2の光学シート41を使用した場合には、上述した輝度ムラや点欠陥は確認されなかった。したがって、輝度ムラや点欠陥の発生を抑制するためには、光軸基準軸Wの傾斜角度範囲を適切に設定することがより好ましい。
以上説明したように、図15,16に示すような形状に形成されたプリズム43を有する光学シート41では、上記実施形態と同様の効果を奏するだけでなく、基準回転軸線Cが、頂部Vから光軸基準軸Wに沿う方向にズレた位置に設定されることで、モアレの発生をさらに抑制することができる、という効果も奏する。
また、上記実施形態において、マスター金型51の製造に使用する切削工具60は、ゴニオステージ55のステージ部57に固定されるとしたが、プリズム43の頂部Vと基準回転軸線Cとの位置関係を変更する必要がある場合には、例えばステージ部55と切削工具60との間に、切削工具60をステージ部57に対して空間の3軸方向(例えばステージ部57の表面に沿う2軸方向及びステージ部57の表面に直交する1軸方向)に移動させることが可能な3軸ステージを設けることが好ましい。
この場合には、ステージ部57の回転中心C1と切刃62の頂部V1との相対的な位置関係を任意に調整することができるため、プリズム43の頂部Vと基準回転軸線Cとの位置関係を容易に設定することができる。
また、同一のプリズム43の頂部Vは、その長手方向にわたって直線状に形成される、もしくは、蛇行するように形成されることに限らず、例えば、同一のプリズム43の頂部Vの一部がその長手方向に向けて直線状に形成されると共に、頂部Vの他の部分がプリズム43の長手方向に向けて蛇行するように形成されてもよい。
さらに、各プリズム43において、その光軸基準軸Wの傾斜角度は、プリズム43の長手方向に向けて連続的に変化することに限らず、例えばプリズム43は、長手方向に向けて光軸基準軸Wの傾斜角度が変化しない部分も含むように形成されていてもよい。
また、光学シート41は、上記実施形態の構成に限らず、例えば図17に示すように、入射面41aに複数の微小突起45を突設して構成されてもよい。この場合には、図示例のように光学シート41及び拡散板31を一体に固定した際に、入射面41aと拡散板31との間に空隙(空気層)46を形成することができる。言い換えれば、光学シート41と拡散板31との相対的な位置決めを行うことなく、前述の空隙46を容易に形成することができる。また、微小突起45を形成した光学シート41を2枚以上重ねた場合には、一方の光学シート41のプリズム43の頂部Vが他方の光学シート41の入射面41aに密着することを回避し、結果として干渉縞の発生を防止することができる。
なお、微小突起45は、例えば光を透過するリブや、拡散板31側からプリズム43に入射する光の向きを制御するマイクロレンズとしてもよいが、球形状や多角柱状、あるいは不定形のドット状等、様々な形状に形成されていてもよい。また、複数の微小突起45は、入射面41aに沿ってランダムに配置されていてもよいし、入射面41aの一方向に並べて配列する、あるいは、ストライプ状に配列する等して規則的に配列されていてもよい。
また、光学シート41は、例えば図18に示すように、その入射面41aに光を反射する光反射層47が形成されていてもよく、光反射層47にはその厚さ方向に貫通する光透過用の開口孔48が形成されていてもよい。光反射層47としては、例えば、白色である二酸化チタン(TiO2)等粉末を透明な接着剤等の溶液に混合して作製されたものや、金属反射膜等が挙げられる。例えば白色である二酸化チタンを用いた光反射層は、印刷法やコーティングによって容易に形成することが可能である。
なお、光反射層47は、上述した構成に限らず、例えば、前述した微小突起45の頂部及びその近傍領域に形成されていてもよい。
また、上記実施形態のディスプレイ装置100では、液晶表示部13と拡散板31との間に光学シート41のみを設けた構成となっているが、例えば図19に示すように、当該構成に加えて、液晶表示部13と光学シート41との間に、別途拡散フィルム71が設けられていてもよい。
なお、拡散フィルム71としては、例えば透光性の基材上の一方の面に、拡散ビーズを塗布したものが挙げられる。このような拡散フィルムを設けた場合には、拡散ビーズがマイクロレンズと同様の集光機能を発揮するため、更なる輝度向上を図ることができる。また、光学シート41のプリズム43と液晶表示部13の画素との間に生じるモアレ干渉縞を抑制することも可能である。
また、拡散板31と光学シート41とは、必ずしも一体に固定されていなくてもよく、例えば、互いに離間して配置されてもよい。この場合には、例えば図20に示すように、拡散板31と光学シート41との間にも、図19と同様の拡散フィルム71が設置されていてもよい。図19,図20に示す構成においては、光源部21、拡散板31、光学シート41及び拡散フィルム71によってバックライトユニット11A,11Bが構成される。
なお、拡散板31と光学シート41との間や、光学シート41と液晶表示部13との間には、拡散フィルム71のほかに、プリズムシート、凸レンチキュラーシート、マイクロレンズシート、偏光分離反射シート等を配置してもよいし、これらを適宜組み合わせて配置しても構わない。
また、光学シート41において、複数のプリズム43は、光源23の長手方向に延びるように形成されるとしたが、例えば光源23の長手方向に交差する方向に延びるように形成されていてもよい。
さらに、光学シート41の他方の面側には、複数のプリズム43が配列されるとしたが、これに限ることは無く、少なくとも入射面41aの交差方向に突出して凸型に形成された単位レンズが複数並行して配列されていればよい。この単位レンズとしては、上記プリズム43の他に、例えばシリンドリカルレンズが挙げられる。シリンドリカルレンズの場合には、その凸状の曲面が光学シートの出射面となる。また、シリンドリカルレンズの長手方向に直交する断面においては、その頂部の角度が180°となり、上記実施形態と同様の光軸基準軸は頂角を90°に二分する軸線となる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
この発明の一実施形態に係るディスプレイ装置を示す概略断面図である。 図1のディスプレイ装置に備える光学シートを示す概略斜視図である。 図1のディスプレイ装置に備える光学シートを示しており、(a)は概略上面図、(b)は(a)のA−A矢視断面図である。 図1のディスプレイ装置に備える光学シートを示しており、(a)は概略断面図、(b)は(a)のうち1つのプリズムを拡大した要部拡大断面図である。 図2〜4の光学シートにおいて、プリズムの形状を定義する説明図である。 図2〜4の光学シートの製造に使用する切削工具を示す概略断面図である。 図2〜4の光学シートの製造に使用するマスター金型の製造手法を示しており、(a)は図6の切削工具の切刃による金型基材への溝の形成方法を示す概略斜視図、(b)は金型基材に対する切刃の回転角度を示す概略斜視図である。 金型基材への溝の形成に際して、切刃の回転角度の時間的変化の一例を示すグラフである。 図2〜4に示す光学シートの成形方法を示す概略斜視図である。 本実施形態のプリズムの曲線状のパターンと液晶セルの直線状のパターンとを重ね合わせた状態の一例を示す説明図である。 ディスプレイ装置における光強度分布を示すグラフである。 この発明の他の実施形態に係る光学シートを示す概略斜視図である。 図12の光学シートを示しており、(a)は概略上面図、(b)は(a)のB−B矢視断面図である。 図12の光学シートを示す概略断面図である。 図2〜4の光学シートにおいて、プリズムの形状を定義する説明図である。 この発明の他の実施形態に係る光学シートにおいて、プリズムの形状を定義する説明図である。 この発明の他の実施形態に係るディスプレイ装置を示す概略断面図である。 この発明の他の実施形態に係るディスプレイ装置を示す概略断面図である。 この発明の他の実施形態に係るディスプレイ装置を示す概略断面図である。 この発明の他の実施形態に係るディスプレイ装置を示す概略断面図である。 従来の液晶表示装置の一例を示す概略断面図である。 従来の液晶表示装置の他の例を示す概略斜視図である。 図22の液晶表示装置において、プリズムから出射される光の向きを示す概略断面図である。 従来の液晶表示装置において、液晶表示部の構成を示す概略断面図である。 従来のプリズムの直線状のパターンと液晶セルの直線状のパターンとを重ね合わせた状態の一例を示す説明図である。
符号の説明
11,11A,11B バックライトユニット
13 液晶表示部(画像表示部)
21 光源部
31 拡散板
41 光学シート
41a 入射面
43 プリズム
43a 出射面
45 微小突起
47 光反射層
48 開口孔
100 ディスプレイ装置
C 基準回転軸線
DY 距離
P ピッチ(距離)
U2 仮想基準線
V 頂部
W 光軸基準軸
Z1 直交方向

Claims (12)

  1. 略板状に形成され、一方の面が平坦に形成されて光の入射面をなす光学シートであって、
    光の出射面とされる他方の面側には前記入射面の交差方向に突出して凸型に形成されると共に前記入射面に沿って延びる長尺状に並行して配列された複数の単位レンズを備え、 該複数の単位レンズのそれぞれは、
    前記入射面に沿う同一の仮想基準線を通り前記複数の単位レンズの配列方向に沿って等間隔をあけて互いに平行に延びる基準回転軸線を回転の中心とし前記基準回転軸線に沿って、頂角を形成する二辺を有する三角形状の断面が揺動して延びる形状に形成されている
    ことを特徴とする光学シート。
  2. 前記複数の単位レンズのうちの一の単位レンズの前記基準回転軸線から前記二辺の交わる頂点までの距離が、前記一の単位レンズの前記基準回転軸線からこれに隣り合う他の単位レンズの前記基準回転軸線に至るまでの距離の0%以上40%以下に設定される
    ことを特徴とする請求項に記載の光学シート。
  3. 前記複数の単位レンズのそれぞれにおいて前記基準回転軸線に直交する平面内での前記頂角の二等分線である光軸基準軸の、前記入射面の直交方向に対する傾斜角度は、
    0°以上45°以下である
    ことを特徴とする請求項1または請求項に記載の光学シート。
  4. 前記複数の単位レンズの長手方向に直交する断面において、前記傾斜角度は、互いに異なる角度に設定されている
    ことを特徴とする請求項に記載の光学シート。
  5. 前記頂点が前記基準回転軸線上に位置する
    ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の光学シート。
  6. 前記頂点が前記基準回転軸線から離間している
    ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の光学シート。
  7. 前記単位レンズがプリズムである
    ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の光学シート。
  8. 前記入射面に、複数の微小突起が突設されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の光学シート。
  9. 前記入射面側に、光を反射する光反射層が設けられ、
    該光反射層には、その厚さ方向に貫通する光透過用の開口孔が複数形成されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の光学シート。
  10. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載の光学シートと、
    該光学シートの前記入射面側に配されて、前記入射面に向けて光を照射する光源部とを備える
    ことを特徴とするバックライトユニット。
  11. 前記光源部と前記光学シートとの間に配されて、前記光源部からの光を拡散させて前記光学シートの入射面に入射させる拡散板を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のバックライトユニット。
  12. 請求項1又は請求項1に記載のバックライトユニットと、
    前記光学シートの前記出射面側に配されて、前記バックライトユニットからの光を表示光として画像表示を行う画像表示部とからなる
    ことを特徴とするディスプレイ装置。
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