JP4956933B2 - 光学シートとそれを用いたバックライト・ユニットおよびディスプレイ - Google Patents
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Description
が、これは電池式装置には特に望ましいことである。
F)が、この問題を解決する光学シートとして広く使用されている。
向に周期的に配列されたフィルムである。
on-axis)”に方向転換(redirect)または“リサイクル(recycle)”する。
上輝度を増大させる。ここで言う「軸上」とは、視聴者の視覚方向に一致する方向であり、一般的にはディスプレイ画面に対する法線方向(図1中に示す方向F)側である。
またはリサイクルのみが可能であり、水平および垂直方向での表示光の輝度制御を行なう
ために、プリズム群の並列方向が互いに略直交するように、2枚のシートを重ねて組み合
わせて用いられる。
達成することができるようになった。
このような欠点を克服するために、図4に示すように、プリズムではなく単位レンズの反復的アレイ構造を有する光学フィルム38を用いたバックライトユニット40もある(特許文献4)。
この光学フィルム38の透明基材39の液晶パネル42側の面には、光学フィルム38
内を進行した光を液晶パネル42へ導くレンズ44が設けられている。
さらに、他方の面には、該レンズ44の焦点面近傍に開口部46をもつストライプ状のパターンからなる反射材48が設けられている。
この反射材48は、白色である二酸化チタン(TiO2)粉末を透明な接着剤等の溶液
に混合した混合物を、所定のパターン、例えばドットパターンにて印刷形成したものであ
る。
これによって、拡散フィルム32から出射した光のうち、開口部46を通過した光のみ
が、レンズ44に入射し、レンズ44によってある一定方向に集光された後に出射される。
そして、偏光板49に入射し、所定の偏光成分の光のみが液晶パネル42に導かれる。
一方、開口部46を通ることができなかった光は、反射材48で反射され、拡散板26
側に戻され反射板27へ導かれる。そして、反射板27によって反射されることによって
再び拡散板26に入射し、拡散板26において再び拡散された後に、いずれは入射角度が
絞られた光となった後に開口部46を通ってレンズ44に入射し、レンズ44によって、
図6に示すように、所定角度φ内に絞られて出射される。
このような光学フィルム38を用いたバックライトユニット40では、光学フィルム3
8の開口部46の大きさ及び位置を調節することによって、光の利用効率を高めながら、
レンズ44から正面方向Sに出射される光の割合を高めるように制御することができる。
バックライト光源からの光を入射面から取り込み、拡散させることによって、この取り込んだ光を拡散光として非入射面である出射面から出射させる拡散シートと、
片面に、半円柱状凸シリンドリカルレンズからなる単位レンズが並列されてなるレンズ部を有しており、反レンズ部側の平坦面には、バックライト光源側に面して光反射性が高く、単位レンズそれぞれに1:1で対応した開口部を有するストライプ状の光反射層を有するレンズシート、
とが積層一体化してなる構成のディスプレイ用バックライト・ユニットにおける照明光路制御に使用される光学シートにおいて、
拡散シートとレンズシートは、熱膨張係数と吸水率の少なくとも一方が等しい材料からなることを特徴とする。
このようなレンズシート17は、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PC(ポリカーボネイト)、PMMA(ポリメチルメタクリレート)、COP(シクロオレフィンポリマー)等を用いて、当該技術分野では良く知られている押し出し成型法、射出成型法、あるいは熱プレス成型法によって形成する。
11 入射面
12 出射面
13 拡散層
14 反射層
15 空気層
16 レンズ
20 光源
38 光学フィルム
39 透明基材
40 バックライトユニット
42 液晶パネル
44 レンズ
46 開口部
48 ストライプ状のパターンからなる反射材
70 部材
72 単位プリズム
Claims (6)
- バックライト光源からの光を入射面から取り込み、拡散させることによって、この取り込んだ光を拡散光として非入射面である出射面から出射させる拡散シートと、
片面に、半円柱状凸シリンドリカルレンズからなる単位レンズが並列されてなるレンズ部を有しており、反レンズ部側の平坦面には、バックライト光源側に面して光反射性が高く、単位レンズそれぞれに1:1で対応した開口部を有するストライプ状の光反射層を有するレンズシート、とが積層一体化してなる構成のディスプレイ用バックライト・ユニットにおける照明光路制御に使用される光学シートにおいて、
拡散シートとレンズシートは、熱膨張係数と吸水率の少なくとも一方が等しい材料からなり、かつ前記開口部及び前記ストライプ状の光反射層を形成する感光性樹脂層は、透明性が維持されるタイプの感光性樹脂であり、その屈折率は前記レンズシートよりも低く、かつ、拡散材が混入されてなることを特徴とする光学シート。 - 前記レンズシートは、熱可塑性樹脂のプレス成形あるいは溶融押出し成形によるモノリシックな成形体であり、
前記拡散シートは、前記熱可塑性樹脂と、熱膨張係数と吸水率の少なくとも一方が等しい材料中に光拡散剤が分散混合してなることを特徴とする請求項1記載の光学シート。 - 前記レンズシートは、透明基材の一方の面上に放射線硬化型樹脂の硬化物からなるレンズ部が形成されてなる積層体であり、
前記拡散シートは、前記透明基材と、熱膨張係数と吸水率の少なくとも一方が等しい材料中に光拡散剤が分散混合してなることを特徴とする請求項1記載の光学シート。 - 表示画像を規定する画像表示素子の背面に、
直下型光源と、請求項1〜3の何れかに記載の光学シートを少なくとも備えることを特徴とするディスプレイ用バックライト・ユニット。 - 表示画像を規定する画像表示素子の背面に、
エッジライト式光源と導光板からなる面光源と、請求項1〜3の何れかに記載の光学シートを少なくとも備えることを特徴とするディスプレイ用バックライト・ユニット。 - 画素単位での透過/遮光に応じて表示画像を規定する液晶表示素子からなる画像表示素子と、
冷陰極線管あるいはLEDによる光源と、
請求項4または5記載のバックライト・ユニットを備えることを特徴とするディスプレイ。
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