JP2010044921A - 面光源素子並びにこれに用いる光制御部材及びこれを用いた画像表示装置 - Google Patents
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Abstract
LED等の点状光源を用いて、色再現性を高めた直下方式の面光源素子において、高い輝度と、高い輝度と色の均一性を実現する。
【解決手段】
複数の点状光源(1)と、X軸方向に光を制御する第一の畝状凸部を備える第一の光制御部材(2)と、Y軸方向に光を制御する第二の畝状凸部を備える第二の光制御部材(3)とがこの順に配置されている面光源素子において、点状光源(1)のX軸方向、Y軸方向の光源周期をD1、D2として、
D1≧D2
とすることによって効率的に点状光源(1)の像を低減し、2次元方向について輝度の均一性を得ることによって、上記の課題を解決する。
【選択図】図1
Description
直下方式の面光源素子は、光源、反射板、拡散板、レンズシート等を備えている。反射板は光源から背面側に出射した光を正面方向に反射させる機能を有している。拡散板やレンズシートは光を拡散させて光源の像を低減する機能や、拡散した光を適正な指向性に変換する機能を有している。
X軸と、X軸とに直交するY軸とに平行なX−Y平面の法線の一方を正面方向として、
少なくとも、
X−Y平面に平行な出射面と、複数の点状光源と、シート状またはフィルム状の第一の光制御部材と、シート状またはフィルム状の第二の光制御部材とを備え、
前記複数の点状光源が、前記X−Y平面に平行な仮想平面内にX軸方向及びY軸方向に周期的に配置され、
前記第一の光制御部材と、前記第二の光制御部材とが、前記X−Y平面に平行に配置され、
前記複数の点状光源と、前記第一の光制御部材と、前記第二の光制御部材と、前記出射面とが、この順に正面方向に配置されている面光源素子であって、
前記第一の光制御部材の主に光を出射する面に、X軸方向に直交し且つY軸方向に平行な複数の第一の畝状凸部からなる第一の光制御部を備え、
且つ、
前記第二の光制御部材の主に光を出射する面に、X軸方向に平行且つY軸方向に直交する複数の第二の畝状凸部からなる第二の光制御部を備えており、
前記複数の点状光源の、X軸に平行に沿った1周期の長さをD1、Y軸に平行に沿った1周期の長さをD2として、
前記複数の点状光源の発光面から前記第一の光制御部材の光源側の主面までの距離をH1とし、
前記複数の点状光源の発光面から前記第二の光制御部材の光源側の主面までの距離をH2とし、
H1=α×D1
H2=β×D2
として、α、βのうち少なくとも一方が1.2以下であり、
且つ、
D1≧D2
であることを特徴とする面光源素子である。
X軸方向に平行且つY軸方向に直交する平面における、前記第一の畝状凸部の断面の幅a1と、前記第一の畝状凸部の高さb1との比b1/a1が0.28〜0.65であり、
且つ、
X軸方向に直交且つY軸方向に平行な平面における、前記第二の畝状凸部の断面の幅a2と、前記第二の畝状凸部の高さb2との比b2/a2が0.28〜0.65であることを特徴とする面光源素子である。
X軸方向に平行且つY軸方向に直交する平面における、前記第一の畝状凸部の断面の輪郭の形状が、楕円又は放物線又は多項式からなる曲線の一部からなり、
且つ、
X軸方向に直交し且つY軸方向に平行な平面における、前記第二の畝状凸部の断面の輪郭の形状が、楕円又は放物線又は多項式からなる曲線の一部からなることを特徴とする面光源素子である。
X軸方向に平行且つY軸方向に直交する平面における、前記第一の畝状凸部の最大傾斜角度θ1が58度〜82度であり、
且つ、
X軸方向に直交且つY軸方向に平行な平面における、前記第二の畝状凸部の最大傾斜角度θ2が58度〜82度であることを特徴とする面光源素子である。
H1=α×D1
H2=β×D2
として、α、βのうち少なくとも一方が1.2以下とすることによって、薄型の面光源素子を得ることができる。
D1≧D2
とし、D1、D2の関係を満たすように2枚のシート状、又はフィルム状の光制御部材を配置することによって、より効率的に光源像を消去し、X軸方向及びY軸方向に沿って高い輝度と色の均一性を実現できる。
本実施例の面光源素子の構成は、図1の略図に示す通りである。
1a:第1の色のLED
1b:第2の色のLED
1c:第3の色のLED
1d:第4の色のLED
2:第一の光制御部材
2a:第一の畝状凸部
2a−1:第一の畝状凸部の領域i
3:第二の光制御部材
4:反射板
5:点状光源の発光面
6:複数の点状光源が存在する点状光源の配列の1ユニット
7:第一の畝状凸部の領域iに、α2=0で入射した光
8:第一の畝状凸部から、全反射せずに透過する光
9:第一の畝状凸部の領域iに、α2≠0で入射した光
10:第一の畝状凸部の領域iで前反射される光
D1:X軸方向における、点状光源の配列の周期
D2:Y軸方向における、点状光源の配列の周期
H1:点状光源の発光面から、光制御部材1の光源側の主面までの距離
H2:点状光源の発光面から、光制御部材2の光源側の主面までの距離
a1:X軸方向に平行且つY軸方向に直交する平面における、第一の畝状凸部の断面の幅
a2:X軸方向に直交且つY軸方向に平行な平面における、第二の畝状凸部の断面の幅
b1:第一の畝状凸部の高さ
b2:第一の畝状凸部の高さ
θ1:第一の畝状凸部の最大傾斜角度
θ2:第二の畝状凸部の最大傾斜角度
L(X)max:X軸方向に沿った光源の1周期における輝度の最大値
L(X)min:X軸方向に沿った光源の1周期における輝度の最小値
L(Y)max:Y軸方向に沿った光源の1周期における輝度の最大値
L(Y)min:Y軸方向に沿った光源の1周期における輝度の最小値
R1:L(X)minとL(X)maxの比
R2:L(Y)minとL(Y)maxの比
α1:点状光源から出射した光が、X軸方向に沿って正面方向となす角度
α2:点状光源から出射した光が、Y軸方向に沿って正面方向となす角度
ε:第一の畝状凸部に入射した光が、X軸に平行かつY軸に直交する面において、領域iの斜面の法線に対してなす角度
η:第一の畝状凸部に入射した光が、第一の畝状凸部の領域iにおける斜面の法線となす角度
Claims (6)
- X軸と、X軸とに直交するY軸とに平行なX−Y平面の法線の一方を正面方向として、少なくとも、X−Y平面に平行な出射面と、複数の点状光源と、シート状またはフィルム状の第一の光制御部材と、シート状またはフィルム状の第二の光制御部材とを備え、
前記複数の点状光源が、前記X−Y平面に平行な仮想平面内にX軸方向及びY軸方向に周期的に配置され、
前記第一の光制御部材と、前記第二の光制御部材とが、前記X−Y平面に平行に配置され、
前記複数の点状光源と、前記第一の光制御部材と、前記第二の光制御部材2、前記出射面とが、この順に正面方向に配置されている面光源素子であって、
前記第一の光制御部材の主に光を出射する面に、X軸方向に直交し且つY軸方向に平行な複数の第一の畝状凸部からなる第一の光制御部を備え、
且つ、
前記第二の光制御部材の主に光を出射する面に、X軸方向に平行且つY軸方向に直交する複数の第二の畝状凸部からなる第二の光制御部を備えており、
前記複数の点状光源の、X軸に平行に沿った1周期の長さをD1、Y軸に平行に沿った1周期の長さをD2として、
前記複数の点状光源の発光面から前記第一の光制御部材の光源側の主面までの距離をH1とし、
前記複数の点状光源の発光面から前記第二の光制御部材の光源側の主面までの距離をH2とし、
H1=α×D1
H2=β×D2
として、α、βのうち少なくとも一方が1.2以下であり、
且つ、
D1≧D2
であることを特徴とする面光源素子。 - 請求項1に記載の面光源素子であって、
X軸方向に平行且つY軸方向に直交する平面における、前記第一の畝状凸部の断面の幅a1と、前記第一の畝状凸部の高さb1との比b1/a1が0.28〜0.65であり、
且つ、
X軸方向に直交且つY軸方向に平行な平面における、前記第二の畝状凸部の断面の幅a2と、前記第二の畝状凸部の高さb2との比b2/a2が0.28〜0.65であることを特徴とする面光源素子。 - 請求項1又は2に記載の面光源素子であって、
X軸方向に平行且つY軸方向に直交する平面における、前記第一の畝状凸部の断面の輪郭の形状が、楕円又は放物線又は多項式からなる曲線の一部からなり、
且つ、
X軸方向に直交し且つY軸方向に平行な平面における、前記第二の畝状凸部の断面の輪郭の形状が、楕円又は放物線又は多項式からなる曲線の一部からなることを特徴とする面光源素子。 - 請求項1〜3に記載の面光源素子であって、
X軸方向に平行且つY軸方向に直交する平面における、前記第一の畝状凸部の最大傾斜角度θ1が58度〜82度であり、
且つ、
X軸方向に直交且つY軸方向に平行な平面における、前記第二の畝状凸部の最大傾斜角度θ2が58度〜82度であることを特徴とする面光源素子。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の面光源素子が備える、シート状、又はフィルム状の光制御部材。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の面光源素子の前記正面方向に、透過型画像表示装置を配置することを特徴とする画像表示装置。
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- 2008-08-11 JP JP2008207295A patent/JP2010044921A/ja active Pending
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