JP5199780B2 - 面光源素子並びにこれに用いる光制御部材及びこれを用いた画像表示装置 - Google Patents
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Description
直下方式の面光源素子は、光源、反射板、拡散板、レンズシート等を備えている。反射板は光源から背面側に出射した光を正面方向に反射させる機能を有している。拡散板やレンズシートは光を拡散させて光源の像を低減する機能や、拡散した光を適正な指向性に変換する機能を有している。
本願第1の発明は、
X軸と、X軸に直交するY軸とに平行なX−Y平面の法線の一方をZ軸方向として、
少なくとも、
X−Y平面に平行な発光面と、複数の点状光源と、1枚のシート状、またはフィルム状の光制御部材を備え、
前記複数の点状光源が、前記X−Y平面に平行な仮想平面内に配置され、
前記光制御部材が、前記X−Y平面に平行に、且つ、前記複数の点状光源のZ軸方向側に配置され、
前記発光面が、前記光制御部材のZ軸方向側に配置されている面光源素子であって、
前記光制御部材の主に光が出射する面に、複数の凸部を備えており、
前記複数の凸部は2次元的に配置され光制御部材のすべての面でX軸方向、Y軸方向の光線の制御を可能とするものであり、
前記複数の凸部の、
X−Z平面と平行な任意の平面における断面形状が一定であり、
且つ、
Y−Z平面と平行な任意の平面における断面形状が一定である
ことを特徴とする面光源素子である。
前記複数の点状光源が、X軸方向に周期的に配列され、且つY軸方向に周期的に配列されていることを特徴とする面光源素子である。
前記複数の凸部の、X−Z平面と平行な平面における断面形状の輪郭線が、楕円または放物線または多項式からなる曲線の一部からなり、
且つ、
Y−Z平面と平行な平面における断面形状の輪郭線が、楕円または放物線または多項式からなる曲線の一部からなることを特徴とする面光源素子である。
前記複数の凸部の、X−Z平面と平行な平面における断面形状の輪郭線の幅a1と、輪郭線の高さb1の比b1/a1が0.28〜0.65であり、
且つ、
Y−Z平面と平行な平面における断面形状の輪郭線の幅a2と、輪郭線の高さb2の比b2/a2が0.28〜0.65であることを特徴とする面光源素子である。
前記複数の凸部の、X−Z平面と平行な平面における断面形状の輪郭線の最大傾斜角度θ1が、50度〜82度であり、
且つ、
Y−Z平面と平行な平面における断面形状の輪郭線の最大傾斜角度θ2が、50度〜82度であることを特徴とする面光源素子である。
z(x、y)=f(x)+g(y) (1)
と表すことができる。ここで、f(x)、g(y)とは、それぞれ凸部のY−Z平面、X−Z平面における断面形状の輪郭線を表現する関数である。
z(x、y)=f1(x)+g1(y)
として、得られる形状についてシミュレーションを行った。複数の点状光源を、Dx=20mm、Dy=23mmでX軸方向、Y軸方向に沿って周期的に配列した。この場合に、X軸方向、Y軸方向共に光源像が低減され、輝度の均一性が高い品位の良い面光源素子が得られる。
z(x、y)=f2(x)+g2(y)
として、得られる形状についてシミュレーションを行った。複数の点状光源は、Dx=20mm、Dy=33mmとしてX軸方向、Y軸方向に沿って周期的に配列した。この場合において、特にY軸方向について光源像を広げることが可能であり、Y軸方向の光源の間隔を広げた場合においても高い輝度の均一性を得ることが可能であり、品位の良い面光源素子が得られる。
1a:赤色のLED
1b:青色のLED
1c:緑色のLED
1d:第4の色のLED
11:複数の点状光源が存在する点状光源の配列の1ユニット
2:光制御部材
21:光制御部材における、複数の凸部
3:反射板
41:点状光源から光制御部材にZ軸から傾いて入射した光
42:光制御部材から、凸部によってZ軸方向付近に屈折して出射する光
43:光制御部材の凸部によって、背面方向に反射する光
51:X−Z平面に平行で、y=y1である平面
52:X−Y平面に平行で、y=y2である平面
61:51の平面における、凸部の断面形状の輪郭線
62:52の平面における、凸部の断面形状の輪郭線
a1:凸部の、X−Z平面と平行な平面における断面形状の輪郭線の幅
b1:凸部の、X−Z平面と平行な平面における断面形状の輪郭線の高さ
a2:凸部の、Y−Z平面と平行な平面における断面形状の輪郭線の幅
b1:凸部の、Y−Z平面と平行な平面における断面形状の輪郭線の高さ
θ1:凸部の、X−Z平面と平行な平面における断面形状の輪郭線の最大傾斜角度
θ2:凸部の、Y−Z平面と平行な平面における断面形状の輪郭線の最大傾斜角度
x:凸部上における、X軸方向の座標
y:凸部上における、Y軸方向の座標
z:凸部上における、Z軸方向の座標
f(x):凸部の、X−Y平面と平行な平面における断面形状の輪郭線を表す関数
g(y):凸部の、Y−Z平面と平行な平面における断面形状の輪郭線を表す関数
Dx:X軸方向に沿った点状光源の間隔
Dy:Y軸方向に沿った点状光源の間隔
L:点状光源が1つの場合の正面方向への輝度の解析結果
L’:複数の点状光源を配列した場合の正面方向への輝度
Lxmin:X軸方向に沿った点状光源の間隔における最小輝度
Lxmax:X軸方向に沿った点状光源の間隔における最大輝度
Rx:LxminとLxminの比(=Lxmin/Lxmax)
Lymin:Y軸方向に沿った点状光源の間隔における最小輝度
Lymax:Y軸方向に沿った点状光源の間隔における最大輝度
Ry:LyminとLyminの比(=Lymin/Lymax)
Claims (7)
- X軸と、X軸に直交するY軸とに平行なX−Y平面の法線の一方をZ軸方向として、
少なくとも、
X−Y平面に平行な発光面と、複数の点状光源と、1枚のシート状、またはフィルム状の光制御部材とを備え、
前記複数の点状光源が、前記X−Y平面に平行な仮想平面内に配置され、
前記光制御部材が、前記X−Y平面に平行に、且つ、前記複数の点状光源のZ軸方向側に配置され、
前記発光面が、前記光制御部材のZ軸方向側に配置されている面光源素子であって、
前記光制御部材の主に光が出射する面に、複数の凸部を備えており、
前記複数の凸部は2次元的に配置され光制御部材のすべての面でX軸方向、Y軸方向の光線の制御を可能とするものであり、
前記複数の凸部の、
X−Z平面と平行な任意の平面における断面形状が一定であり、
且つ、
Y−Z平面と平行な任意の平面における断面形状が一定である
ことを特徴とする面光源素子。 - 請求項1に記載の面光源素子であって、
前記複数の点状光源が、X軸方向に周期的に配列され、且つY軸方向に周期的に配列されていることを特徴とする面光源素子。 - 請求項1または2に記載の面光源素子であって、
前記複数の凸部の、X−Z平面と平行な平面における断面形状の輪郭線が、楕円または放物線または多項式からなる曲線の一部からなり、
且つ、
Y−Z平面と平行な平面における断面形状の輪郭線が、楕円または放物線または多項式からなる曲線の一部からなることを特徴とする面光源素子。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の面光源素子であって、
前記複数の凸部の、X−Z平面と平行な平面における断面形状の輪郭線の幅a1と、輪郭線の高さb1の比b1/a1が0.28〜0.65であり、
且つ、
Y−Z平面と平行な平面における断面形状の輪郭線の幅a2と、輪郭線の高さb2の比b2/a2が0.28〜0.65であることを特徴とする面光源素子。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の面光源素子であって、
前記複数の凸部の、X−Z平面と平行な平面における断面形状の輪郭線の最大傾斜角度θ1が、50度〜82度であり、
且つ、
Y−Z平面と平行な平面における断面形状の輪郭線の最大傾斜角度θ2が、50度〜82度であることを特徴とする面光源素子。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載の面光源素子が備える、シート状、又はフィルム状の光制御部材。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の面光源素子の発光面上に透過型表示装置を配置することを特徴とする画像表示装置。
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