JP5271521B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
遊技機の裏側に配設されて遊技球(S)を貯留する球タンク(36)と、該球タンク(36)に連通して左右方向に延在し、該球タンク(36)から下方傾斜する底面(60)に沿って遊技球(S)を流下させて球払出装置(72)へ送出するタンクレール(38)とを備えた遊技機において、
前記タンクレール(38)は、遊技球1球分が通過し得る幅寸法に設定されて、途中に遊技球(S)を整流する球均し領域(50)が少なくとも1つ形成され、
前記球均し領域(50)は、
該球均し領域(50)における上流部分の底面を構成し、前記タンクレール(38)の傾斜方向と直交する方向に下方傾斜すると共に、タンクレール(38)における上流側の底面(60a)に対し一段下がって接続する第1斜状段部(52)と、
前記球均し領域(50)における下流部分の底面を構成し、前記第1斜状段部(52)の傾斜方向と逆方向に下方傾斜すると共に、該第1斜状段部(52)に対して一段下がって接続し、更にタンクレール(38)における下流側の底面(60b)に対して一段上がって接続する第2斜状段部(54)と、
前記球均し領域(50)における第1斜状段部(52)の傾斜下流側から第2斜状段部(54)の傾斜上流側に沿って凹円弧形状の連続曲面に形成された第1壁部(56a)、および該球均し領域(50)における該第1斜状段部(52)の傾斜上流側から該第2斜状段部の傾斜下流側に沿って凸円弧形状の連続曲面に形成された第2壁部(56b)から構成され、前記第1斜状段部(52)および第2斜状段部(54)に沿って遊技球を前後方向へ蛇行状に流下案内する屈曲部(56)と、
前記第1斜状段部(52)の傾斜下流側から第2斜状段部(54)の傾斜上流側に亘り前記第1壁部(56a)に沿って開口形成された第1通孔(66)、および該第1斜状段部(52)の傾斜上流側から第2斜状段部(54)の傾斜下流側に亘り前記第2壁部(56b)に沿って開口形成された第2通孔(66)とを備えていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、第1,第2斜状段部および屈曲部によるタンクレールの傾斜方向と交差する方向への揺さぶりと、第1,第2斜状段部の夫々の接続部に形成された段差を通過する際に生ずる上下方向の振動により、遊技球に効果的な整流作用を及ぼすことができる。従って、従来の如き長尺なタンクレールは必要でなく、遊技盤の大型化に伴い設置スペースが限られつつある近年の遊技機であっても、好適に球タンクを設置し得る。しかも、タンクレールをコンパクトにし得る分だけ球タンクの容積を大きくすることができ、球タンクに貯留可能な球数を増大し得る。また、塵埃が溜まり易い球均し領域の第1,第2斜状段部および屈曲部の接合部位に塵埃排出用の通孔を開設したので、塵埃を排出して遊技球の流下の妨げになる原因を排斥し、整流効果が低減するのを抑制し得る。
遊技機の裏側に配設されて遊技球(S)を貯留する球タンク(36)と、該球タンク(36)に連通して左右方向に延在し、該球タンク(36)から下方傾斜する底面(60)に沿って遊技球(S)を流下させて球払出装置(72)へ送出するタンクレール(38)とが一体的に形成されたタンクユニット(40)を備えた遊技機において、
前記タンクレール(38)は、遊技球1球分が通過し得る幅寸法に設定されて、途中に遊技球(S)を整流する球均し領域(50)が少なくとも1つ形成され、
前記球均し領域(50)は、
該球均し領域(50)における上流部分の底面を構成し、前記タンクレール(38)の傾斜方向と直交する方向に下方傾斜すると共に、タンクレール(38)における上流側の底面(60a)に対し一段下がって接続する第1斜状段部(52)と、
前記球均し領域(50)における下流部分の底面を構成し、前記第1斜状段部(52)の傾斜方向と逆方向に下方傾斜すると共に、該第1斜状段部(52)に対して一段下がって接続し、更にタンクレール(38)における下流側の底面(60b)に対して一段上がって接続する第2斜状段部(54)と、
前記球均し領域(50)における第1斜状段部(52)の傾斜下流側から第2斜状段部(54)の傾斜上流側に沿って凹円弧形状の連続曲面に形成された第1壁部(56a)、および該球均し領域(50)における該第1斜状段部(52)の傾斜上流側から該第2斜状段部の傾斜下流側に沿って凸円弧形状の連続曲面に形成された第2壁部(56b)から構成され、前記第1斜状段部(52)および第2斜状段部(54)に沿って遊技球を前後方向へ蛇行状に流下案内する屈曲部(56)と、
前記第1斜状段部(52)の傾斜下流側から第2斜状段部(54)の傾斜上流側に亘り前記第1壁部(56a)に沿って開口形成された第1通孔(66)、および該第1斜状段部(52)の傾斜上流側から第2斜状段部(54)の傾斜下流側に亘り前記第2壁部(56b)に沿って開口形成された第2通孔(66)とを備えていることを特徴とする。
請求項2の発明によれば、第1,第2斜状段部および屈曲部によるタンクレールの傾斜方向と交差する方向への揺さぶりと、第1,第2斜状段部の夫々の接続部に形成された段差を通過する際に生ずる上下方向の振動により、遊技球を効果的に整流することができ、タンクレールの全長をコンパクトにし得る。従って、遊技盤の大型化に伴い設置スペースが限られつつある近年の遊技機であっても、好適に球タンクを設置し得る。しかも、タンクレールをコンパクトにし得る分だけ球タンクの容積を大きくすることができ、球タンクに貯留可能な球数を増大し得る。更に、球タンクとタンクレールとが一体成形されたタンクユニットでは、長尺なタンクレールの設置が不可能となるが、問題なく整流効果を発揮し得る。また、塵埃が溜まり易い球均し領域の第1,第2斜状段部および屈曲部の接合部位に塵埃排出用の通孔を開設したので、塵埃を排出して遊技球の流下の妨げになる原因を排斥し、整流効果が低減するのを抑制し得る。
次に、実施例に係るパチンコ機10の作用につき説明する。図示しない球供給設備から球タンク36の貯留空間46へパチンコ球Sが供給されると、該パチンコ球Sは、上下に重なり合った状態で貯留空間46へ収容される。すると、タンク底面42の傾斜方向に沿って、パチンコ球Sがタンクレール38側へ送られる。また、前記球誘導面48上に位置するパチンコ球Sは、タンク底面42やタンクレール38側へ速やかに案内される。
実施例では、球均し領域50をタンクレール38に対し1つ設けた場合を示したが、タンクレール38に球均し領域50を複数設けてもよい。また、第1斜状段部52および第2斜状段部54は、実施例では、左右方向に水平としたが、タンクレール38の底面と同様に、下流へ向けて下方傾斜させてもよい。
50 球均し領域,52 第1斜状段部,54 第2斜状段部,56 屈曲部
56a 後壁部(第1壁部),56b 前壁部(第2壁部),60a 上流側の底面
60b 下流側の底面,66 通孔(第1通孔、第2通孔),72
球払出装置
S パチンコ球(遊技球)
Claims (3)
- 遊技機の裏側に配設されて遊技球を貯留する球タンクと、該球タンクに連通して左右方向に延在し、該球タンクから下方傾斜する底面に沿って遊技球を流下させて球払出装置へ送出するタンクレールとを備えた遊技機において、
前記タンクレールは、遊技球1球分が通過し得る幅寸法に設定されて、途中に遊技球を整流する球均し領域が少なくとも1つ形成され、
前記球均し領域は、
該球均し領域における上流部分の底面を構成し、前記タンクレールの傾斜方向と直交する方向に下方傾斜すると共に、タンクレールにおける上流側の底面に対し一段下がって接続する第1斜状段部と、
前記球均し領域における下流部分の底面を構成し、前記第1斜状段部の傾斜方向と逆方向に下方傾斜すると共に、該第1斜状段部に対して一段下がって接続し、更にタンクレールにおける下流側の底面に対して一段上がって接続する第2斜状段部と、
前記球均し領域における第1斜状段部の傾斜下流側から第2斜状段部の傾斜上流側に沿って凹円弧形状の連続曲面に形成された第1壁部、および該球均し領域における該第1斜状段部の傾斜上流側から該第2斜状段部の傾斜下流側に沿って凸円弧形状の連続曲面に形成された第2壁部から構成され、前記第1斜状段部および第2斜状段部に沿って遊技球を前後方向へ蛇行状に流下案内する屈曲部と、
前記第1斜状段部の傾斜下流側から第2斜状段部の傾斜上流側に亘り前記第1壁部に沿って開口形成された第1通孔、および該第1斜状段部の傾斜上流側から第2斜状段部の傾斜下流側に亘り前記第2壁部に沿って開口形成された第2通孔とを備えている
ことを特徴とする遊技機。 - 遊技機の裏側に配設されて遊技球を貯留する球タンクと、該球タンクに連通して左右方向に延在し、該球タンクから下方傾斜する底面に沿って遊技球を流下させて球払出装置へ送出するタンクレールとが一体的に形成されたタンクユニットを備えた遊技機において、
前記タンクレールは、遊技球1球分が通過し得る幅寸法に設定されて、途中に遊技球を整流する球均し領域が少なくとも1つ形成され、
前記球均し領域は、
該球均し領域における上流部分の底面を構成し、前記タンクレールの傾斜方向と直交する方向に下方傾斜すると共に、タンクレールにおける上流側の底面に対し一段下がって接続する第1斜状段部と、
前記球均し領域における下流部分の底面を構成し、前記第1斜状段部の傾斜方向と逆方向に下方傾斜すると共に、該第1斜状段部に対して一段下がって接続し、更にタンクレールにおける下流側の底面に対して一段上がって接続する第2斜状段部と、
前記球均し領域における第1斜状段部の傾斜下流側から第2斜状段部の傾斜上流側に沿って凹円弧形状の連続曲面に形成された第1壁部、および該球均し領域における該第1斜状段部の傾斜上流側から該第2斜状段部の傾斜下流側に沿って凸円弧形状の連続曲面に形成された第2壁部から構成され、前記第1斜状段部および第2斜状段部に沿って遊技球を前後方向へ蛇行状に流下案内する屈曲部と、
前記第1斜状段部の傾斜下流側から第2斜状段部の傾斜上流側に亘り前記第1壁部に沿って開口形成された第1通孔、および該第1斜状段部の傾斜上流側から第2斜状段部の傾斜下流側に亘り前記第2壁部に沿って開口形成された第2通孔とを備えている
ことを特徴とする遊技機。 - 前記第1斜状段部および第2斜状段部は、左右方向において水平となっている請求項1または2記載の遊技機。
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