JP5271198B2 - マイクロ波処理包装体用のシート状蓋材、及びマイクロ波処理包装体 - Google Patents

マイクロ波処理包装体用のシート状蓋材、及びマイクロ波処理包装体

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Description

本発明は、マイクロ波処理時に通蒸口を生じるマイクロ波処理包装体用のシート状蓋材及びマイクロ波処理包装体に関する。
家庭用電子レンジなどのマイクロ波処理装置を用いて飲食品などを加熱する、マイクロ波処理包装体が知られている。
例えば、特許文献1には、外装材の一部として用いた金属製部材にスリットを形成し、金属製部材の一面に積層された熱可塑性樹脂によって前記スリットを被覆し、電子レンジのマイクロ波により前記スリットを被覆した熱可塑性樹脂が溶融して通蒸口を生じる電子レンジ調理用密封容器が開示されている。
具体的には、密封容器は、収納器と蓋とからなり、蓋は、熱可塑性プラスチックシートの全面に金属箔(金属製部材)が積層されたシート材から形成されている。この金属箔の面内に、細長い切り欠き(スリット)を形成し、その切り欠きの一方の縁辺から突出された突出部が、向かい合う他方の縁辺から突出された突出部と突き合わされている。上記密封容器を電子レンジに入れることによって、突出部の突き合わせ部分にマイクロ波が集中して発熱する。この発熱によって熱可塑性プラスチックシートの一部が溶融して、蓋の面内の一部分に通蒸口が生じ、その通蒸口から圧力が逃げる。
しかしながら、上記密封容器は、マイクロ波処理を行ったときに、突き合わされた突出部同士の間だけでなくスリット全長に渡って、大きな通蒸口が開くと同時に大きな開口音が鳴る。そして、大きな通蒸口から収納物が多量に吹き出して電子レンジ内を汚すと共に、大きな開口音が鳴ることによって、使用者を驚かせるという問題点がある。
特許第2773138号公報
本発明の課題は、マイクロ波処理時に、収納物の吹き出しを抑制でき、大きな開口音が鳴らないように改良されたマイクロ波処理包装体用のシート状蓋材、及びマイクロ波処理包装体を提供することである。
本発明者らは、上記従来の密封容器が、マイクロ波処理時に、大きな通蒸口が開くと同時に大きな開口音が鳴る原因について鋭意研究した。
一般に、マイクロ波処理時に、金属箔の面内に生じた電流は、金属箔の面内を移動して金属箔の縁に集まり、これによってスパークが生じて通蒸口が開く。本発明者らの研究によれば、この電流の移動しうる距離が長いほど(金属箔の面積が大きいほど)、大きなスパークを生じることが確認されている。
上記従来の密封容器の蓋は、プラスチックシートの全面に金属箔が積層され、且つこの金属箔の面内に、金属箔の突出部が突き合わされるように細長い切り欠き(スリット)が形成された、シート材からなる。かかるシート材は、スリットの面積に対して金属箔の占める面積が大きいため、スリットの突出部の突き合わせ部分に電流が集まり過ぎて、大きなスパークを生じる。上記従来の密封容器は、突き合わせ部分において大きなスパークを生じるが故に、大きな通蒸口が開くと同時に大きな開口音が鳴ると推定される。
かかる原因究明の下、本発明者らは鋭意研究した結果、本発明を完成させた。
本発明のマイクロ波処理包装体用のシート状蓋材は、熱溶融性の基材フィルムと前記基材フィルムに設けられた金属膜とを有し、前記金属膜が発熱することによって前記基材フィルムの面内に通蒸口が生じるマイクロ波処理包装体用のシート状蓋材であって、前記基材フィルムの面内には、90度以下の角部を有する平面視三角形状又は平面視四角形状の金属領域の複数が並設されており、且つ、前記並設された複数の金属領域の各辺の間に、金属膜を有しない無金属領域が設けられていると共に、隣接する金属領域の90度以下の角部が接している接点が複数形成されている。
好ましくは、前記各接点は、前記隣接する金属領域上を通る仮想直線上に位置している。
上記マイクロ波処理包装体用のシート状蓋材は、マイクロ波処理時に、各金属領域の面内に生じた電流が、平面視三角形状又は平面視四角形状の金属領域の90度以下の角部が接する接点に集まり、該接点において、スパークが生じて基材フィルムを溶融させ、通蒸口が開く。
この金属領域の各辺の間に金属膜を有しない無金属領域が設けられているため、金属膜が基材フィルムの略全面に設けられている場合に比して、各金属領域の面内に生じた電流の移動距離が相対的に短くなる。このため、マイクロ波処理時に、各金属領域の角部に過剰の電流が集まらず、各接点において小さな通蒸口がそれぞれ開く。このように複数の小さな通蒸口が基材フィルムに開くことにより、収納物の吹き出しを抑制でき、さらに、通蒸口が開く際の開口音も小さくなる。
また、接点が複数形成されているので、マイクロ波処理時に、基材フィルムの面内の複数箇所で通蒸口が開くため、小さな通蒸口であっても、良好に圧力を逃がすことができる。
本発明の好ましいマイクロ波処理包装体用のシート状蓋材は、前記複数の金属領域が、同一の平面視形状であり、前記金属領域が、前記基材フィルムの面内に、規則的な幾何学模様を成して配設されている。
上記好ましいマイクロ波処理包装体用のシート状蓋材は、複数の金属領域が規則的な幾何学模様を成して配設されているので、各接点において、略同程度の電流が集まる。従って、各接点において、おおよそ同時に小さな通蒸口が開くので、収納物が吹き出す箇所(通蒸口)が分散され、収納物の吹き出しを特に抑制することができる。
本発明の他の好ましいマイクロ波処理包装体用のシート状蓋材は、前記複数の金属領域が、平面視正三角形状であり、前記並設された金属領域の各辺の間に平面視正三角形状の無金属領域が設けられ、前記正三角形状の金属領域が、前記基材フィルムの面内に、規則的な幾何学模様を成して配設されている。
本発明の他の好ましいマイクロ波処理包装体用のシート状蓋材は、前記複数の金属領域が、平面視長方形状であり、前記並設された金属領域の各辺の間に平面視長方形状の無金属領域が設けられ、前記長方形状の金属領域が、前記基材フィルムの面内に、規則的な幾何学模様を成して配設されている。
本発明の別の局面によれば、マイクロ波処理包装体が提供される。
このマイクロ波処理包装体は、開口部を有する容器と、前記容器内に収納された飲食品と、前記容器の開口部を密封状に塞ぐ上記いずれかのシート状蓋材と、を有する。
本発明のマイクロ波処理包装体用のシート状蓋材及びマイクロ波処理包装体は、マイクロ波処理時に、複数の通蒸口を生じるので、良好に圧力を逃がすことができる。
また、本発明のマイクロ波処理包装体用のシート状蓋材及びマイクロ波処理包装体は、マイクロ波処理時に、大きな通蒸口が生じないので、収納物の吹き出しを抑制でき、さらに、その開口音も比較的小さくなる。
本発明のマイクロ波処理包装体の1つの実施形態を示す平面図。ただし、金属領域が設けられている部分を薄墨塗りで示す。 図1のII−II線断面図。 平面視正三角形状の金属領域が設けられているマイクロ波処理包装体用のシート状蓋材の1つの実施形態を示す平面図。ただし、金属領域が設けられている部分を薄墨塗りで示す(以下、図4〜図7も同じ)。 平面視鈍角二等辺三角形状の金属領域が設けられているマイクロ波処理包装体用のシート状蓋材の1つの実施形態を示す平面図。 平面視正方形状の金属領域が設けられているマイクロ波処理包装体用のシート状蓋材の1つの実施形態を示す平面図。 平面視長方形状の金属領域が設けられているマイクロ波処理包装体用のシート状蓋材の1つの実施形態を示す平面図。 平面視菱形状の金属領域が設けられているマイクロ波処理包装体用のシート状蓋材の1つの実施形態を示す平面図。
以下、本発明について、図面を参照しつつ具体的に説明する。ただし、積層シートの層構成を示す断面図などの各図は、実際の大きさと異なって表されていることに留意されたい。
図1及び図2において、1は、開口部22を有する容器2と、該開口部22を密封状に塞ぐシート状蓋材3と、を有するマイクロ波処理包装体を示す。
容器2は、収納物を収納するための収納部21と、該収納部21の上方に形成された開口部22と、を有する有底筒状(例えば、カップ型、椀型、皿型など)に形成されている。また、容器2の開口部22の周囲には、径外方向に突出されたフランジ部23が周設されている。
容器2の平面視形状は、図示したような略円状のほか、略矩形状などでもよい。
容器2の材質は、特に限定されず、例えば、合成樹脂、紙、ガラス、陶器などが挙げられる。安価に製造できることから、容器2の材質は、合成樹脂又は紙が好ましい。
容器2の収納部21内には、マイクロ波処理時に水蒸気を生じ得る収納物(例えば、飲み物又は食べ物などを含む飲食品など)が収納されている。
本発明のシート状蓋材3は、積層シート4から形成されている。
積層シート4を、容器2のフランジ部23の外形に合わせて切断し、好ましくは部分的に径外方向へ突出する舌状片部31を形成しつつ切断することにより、シート状蓋材3が形成されている。なお、前記舌状片部31は、容器2から蓋材3を剥がすときに摘み代となる部分である。
シート状蓋材3の大きさは、容器2の開口部22に合わせて適宜設定される。一般的には、シート状蓋材3は、(円形状の場合)直径5cm〜40cm程度が例示される。従って、シート状蓋材3の面積は、一般に、約19cm〜1300cm程度が例示される。
積層シート4は、熱溶融性の基材フィルム41と、金属膜42と、を有し、必要に応じて、ガスバリア層43及び/又はシーラント層44を有する。
基材フィルム41は、熱溶融性を有するフィルムを含んでいれば特に限定されず、熱可塑性樹脂フィルム、2層以上の熱可塑性樹脂フィルム、内部に微細な空洞を有する熱可塑性樹脂フィルム、熱可塑性樹脂フィルムと紙の積層フィルム、及びこれらの積層フィルムなどが挙げられる。これらのフィルムは、一軸又は二軸延伸されていてもよいし、無延伸でもよい。
熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル系、スチレン系などが挙げられる。特に、熱可塑性樹脂フィルムは、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル系のフィルムが好ましい。ポリエステル系のフィルムは、比較的薄くても剛性が高く、伸縮率が低いからである。
内部に微細な空洞を有する熱可塑性樹脂フィルムとしては、例えば、合成紙、発泡樹脂フィルムなどが挙げられる。合成紙や発泡樹脂フィルムの材質としては、例えば、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル系、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系などが挙げられる。発泡樹脂フィルムの発泡倍率は、5倍〜20倍程度が好ましい。
基材フィルム41の厚みは特に限定されないが、好ましくは50μm〜150μmであり、より好ましくは50μm〜100μmである。
金属膜42は、基材フィルム41の面内に設けられている。金属膜42は、機材フィルム41の面内に設けられていることを条件として、基材フィルム41の表面又は裏面の少なくとも何れか一方に直接設けられていてもよいし、或いは、積層シート4を構成する他の層(基材フィルム41の表面又は裏面に積層される基材フィルム41以外の層)の表面又は裏面に設けられていてもよい。金属膜42は、例えば、(1)基材フィルム41又は前記他の層(以下、「基材フィルム等」という)に、金属蒸着層を蒸着又は貼着する方法、(2)金属蒸着フィルムを、基材フィルム等に積層する方法、(3)基材フィルム等に金属箔を貼着する方法、(4)基材フィルム等に、金属粒子を含む液を塗工して金属塗膜を形成する方法、などによって形成できる。
マイクロ波処理時に電流を生じ易く且つ所望の平面視形状に形成することが比較的容易であることから、金属膜42は、金属蒸着層(金属蒸着フィルムに蒸着された金属蒸着層を含む)が好ましい。なお、金属としては、アルミニウム、ニッケル、クロムなどが挙げられる。
金属膜42が金属蒸着層から形成される場合、その厚みは、好ましくは0.005μm〜0.2μm、より好ましくは0.015μm〜0.15μm、特に好ましくは0.035μm〜0.1μmである。このような厚み範囲の金属蒸着層は、マイクロ波処理時に、十分な量の電流を生じ、接点8において十分に発熱を生じ得る。
ガスバリア層43は、酸素ガスなどの透過を防止する機能に優れたものであれば特に限定されない。ガスバリア層43としては、例えば、酸化アルミニウムやシリカなどの1種又は2種以上を熱可塑性樹脂フィルムに蒸着した透明蒸着フィルム、6ナイロンなどのポリアミド系フィルム、エチレンビニルアルコール共重合体などのエチレン共重合体フィルムなどが挙げられる。また、ガスバリア層43は、例えば、基材フィルム41などに、エチレンビニルアルコール共重合体、無機微粒子を含有するコーティング剤などを塗工することによって形成することもできる。
ガスバリア層43の厚みは、特に限定されないが、通常、10μm〜30μm程度である。
シーラント層44は、シート状蓋材3を容器2に熱シールによって接着するために設けられる。シーラント層44は、容器2に対して熱シール可能な素材であれば特に限定されず、例えば、直鎖状低密度ポリエチレンなどのポリエチレンが挙げられる。
シーラント層44の厚みは、通常、20μm〜80μm程度である。
上記積層シート4の好ましい態様は、基材フィルム/金属膜/ガスバリア層/シーラント層、基材フィルム/ガスバリア層/金属膜/シーラント層、基材フィルム/金属膜/基材フィルム/シーラント層、基材フィルム/金属膜/シーラント層、金属膜/基材フィルム/シーラント層などが挙げられる。
積層シート4の具体的としては、例えば、厚み10〜20μmのポリエステル系フィルムにアルミニウムが蒸着された金属蒸着フィルム/厚み50〜80μmの発泡ポリエステル系フィルム/厚み10〜20μmのポリエステル系フィルムにシリカが蒸着されたガスバリアフィルム/厚み20〜40μmの低密度ポリエチレンフィルムが挙げられる。
なお、上記積層シート4(シート状蓋材3)には、商品名、商標、使用説明、絵柄などが単色又は多色印刷された意匠印刷が施されている(図示せず)。意匠印刷は、積層シート4の表面、裏面又は中間層に適宜施される。
上記金属膜42は、基材フィルム41の全面に設けられておらず、複数の金属領域5(金属膜42の一部分)の間に、金属膜を有しない無金属領域6が設けられていることが本発明の特徴である。本明細書に添付された図1を含む各平面図において、薄墨塗りで表された部分は、金属領域5であり、それ以外の部分(無地部分)は、無金属領域6である。従って、無金属領域6は、基材フィルム41の面内において、複数の金属領域5で囲われる間に設けられているだけでなく、最も外側に配置された金属領域5の外側にも設けられている。
具体的には、上記基材フィルム41の面内に設けられた金属膜42は、平面視三角形状又は平面視四角形状の複数の金属領域5に分割されている。ただし、図1においては、平面視三角形状の金属領域5を有するシート状蓋材3が設けられたマイクロ波処理包装体1を表しているが、本発明のマイクロ波処理包装体1は、後述する図4〜図7のようなシート状蓋材3が設けられていてもよい。
前記平面視三角形状又は平面視四角形状の複数の金属領域5は、90度以下の角部を有する。なお、90度以下の角部を有するとは、平面視三角形状又は平面視四角形状の全ての角部が90度以下である場合、及び、一部の角部が90度以下である場合が含まれる。
複数の金属領域5は、基材フィルム41の面内に並べて配置されている。この並設された複数の金属領域5は、隣接する金属領域5の90度以下の角部が接し(角部が接している部分を「接点8」という)、且つその各辺の間に、金属膜を有しない無金属領域6が設けられている。つまり、平面視三角形状又は四角形状の各金属領域5は、互いの辺が非接触で且つ各金属領域5の90度以下の角部が接するように、基材フィルム41の面内に配置されている。よって、金属膜42は、各接点8を介して、複数の金属領域5及び複数の無金属領域6がそれぞれ一連に繋がっている。
金属領域5が90度以下の角部を有していることにより、マイクロ波処理時に、金属領域5の面内に生じる電流が前記角部に集まり、その集まった電流によって接点8においてスパークを生じ、基材フィルム41が溶融して通蒸口が開く。90度を超える角部には、電流が集まり難く、従って、90度を超える角部が接する接点8を形成しても、基材フィルム41を溶融させ得るほどのスパークが接点8に生じないおそれがあるが、本発明によれば、90度以下の角部が接する接点8が形成されていることにより、通蒸口を確実に開けることができる。
また、前記各接点8は、隣接する金属領域5上を通る仮想直線X上に位置している。このように各接点8が仮想直線X上に位置していることにより、1つの金属領域5の面内に生じる電流が各角部に分散し易く、従って、複数の接点8において通蒸口がそれぞれ開き易くなる。
金属領域5の平面視形状が三角形である場合、その3つの角部のうち2つの角部が90度未満で、残る1つの角部が90度を超えていてもよいが、好ましくは3つの角部の何れも90度以下であり、より好ましくは3つの角部が何れも60度である(つまり、正三角形状)。前記3つの角部のうち2つの角部が90度以下である場合、電流を角部に集めやすくするために、その2つの角部は、10度〜70度程度が好ましい。
金属領域5の平面視形状が四角形である場合、その4つの角部のうち2つの角部が90度未満で、残る2つの角部が90度を超えていてもよいが、好ましくは、4つの角部が何れも90度である(つまり、正方形を含む長方形状)。前記4つの角部のうち2つの角部が90度未満である場合、電流を角部に集めやすくするために、その2つの角部は、10度〜70度程度が好ましい。
より好ましくは、前記複数の金属領域5は、何れも同一の平面視形状であり、この同一平面視形状の金属領域5が、基材フィルム41の面内に、規則的な幾何学模様を成して配設されている。
このように複数の金属領域5が規則的な幾何学模様を成して配設されている場合、マイクロ波処理時に、各接点8に略同程度の電流が集まる。従って、各接点8において、おおよそ同時に小さな通蒸口が開くので、収納物が同時に吹き出す箇所(通蒸口)が分散され、収納物の吹き出しを特に抑制することができる。
金属領域5の1つの辺の長さは、特に限定されないが、余りに短いと各接点8において通蒸口が開かず、一方、余りに長いと1つの金属領域5の面内に生じた電流の移動距離が長くなって過剰な電流が接点8に集まるため、大きな通蒸口が開くおそれがある。かかる点を考慮すると、金属領域5の1つの辺の長さは、4mm〜25mmが好ましく、さらに、5mm〜15mmがより好ましい。ただし、前記1つの辺の長さは、基材フィルム41(熱可塑性樹脂フィルム)の厚みが50μm〜150μmである場合を基準とする。
金属領域5の数は、特に限定されないが、余りに少ないとそれに応じて接点8の数も少なくなるため、金属領域5の数は、好ましくは10箇所以上であり、より好ましくは15箇所以上である。金属領域5の数の上限は、シート状蓋材3の面積に応じて適宜設定できるが、通常、50箇所以下、好ましくは40箇所以下である。また、接点8の数も特に限定されないが、余りに少ないと、多くの箇所に通蒸口を形成できず、収納物の吹き出しを防止しつつ良好に圧力を逃がすことができないおそれがある。かかる点を考慮すると、接点8の数は、好ましくは8箇所以上であり、より好ましくは10箇所以上であり、特に好ましくは15箇所以上である。接点8の数の上限は、シート状蓋材3の面積に応じて適宜設定できるが、通常、48箇所以下、好ましくは38箇所以下である。
また、金属膜42の最大幅Y(最も右側の金属領域5の縁から最も左側の金属領域5の縁までの長さ)は、特に限定されない。もっとも、この最大幅Yが余りに小さいと(つまり、隣接する金属領域5上を通る仮想直線Xの長さ)、隣接する金属領域5と金属領域5の間を移動する電流の量が相対的に少なくなり、各接点8において通蒸口が開かないおそれがある。この点を考慮すると、金属膜42の最大幅Yは、好ましくは30mm以上である。ただし、前記金属膜42の最大幅Yは、基材フィルム41(熱可塑性樹脂フィルム)の厚みが50μm〜150μmである場合を基準とする。
一方、金属膜42の最大幅Yの上限は、シート状蓋材3の面積に応じて適宜設定できるが、通常、60mm以下である。
上記各接点8を介して複数の金属領域5及び複数の無金属領域6がそれぞれ一連に繋がって構成された金属膜42は、例えば、インキ除去法、エッジング法、コールドスタンプ法、ホットスタンプ法などによって形成できる。
インキ除去法は、次のような手順で実施できる。基材フィルム等(基材フィルム41、ガスバリア層43などの他のフィルム層)の一面の所定範囲に剥離インキを印刷して剥離層を形成した後、前記剥離層を含んで基材フィルム等の一面全体に、金属を蒸着して金属蒸着層を形成し、この金属蒸着層の表面に衝撃を加えることにより、剥離層を基材フィルム等から剥離し、剥離層の上に積層されている金属蒸着層の一部分を剥離層と共に除去する。かかるインキ除去法によれば、剥離層によって除去された部分に、無金属領域6が形成される。
また、エッジング法は、次のような手順で実施できる。基材フィルム等の一面全体に金属を蒸着させて金属蒸着層を形成した後、その金属蒸着層の表面のうち、金属領域5を形成する部分(金属蒸着層を残したい部分)に、耐薬品性のあるコート剤を塗工し、その後、金属蒸着層の表面を、酸やアルカリなどの薬品処理し、前記コート剤が塗工された範囲以外を除去する。かかるエッジング法によれば、除去された部分に、無金属領域6が形成される。
コールドスタンプ法やホットスタンプ法は、次のような手順で実施できる。基材フィルム等の一面のうち、金属領域5を形成する部分に、接着剤(ホットスタンプ法の場合には感熱性接着剤を使用)を塗工し、これに金属蒸着層を貼り合わせ、接着剤に金属蒸着層の一部を転写する。
上記マイクロ波処理包装体1は、マイクロ波処理に供される。マイクロ波が照射されると、シート状蓋材3の金属領域5の面内において電流が生じ、該電流が金属領域5の角部(接点8)へと集まる。この接点8においてスパークが生じ、熱溶融性の基材フィルム41を溶融させ、その部分に通蒸口が開く。接点8は、複数形成されているので、通蒸口も複数開く(ただし、幾つかの接点8において通蒸口が開かないことがあるかもしれないが、複数の接点8の大半において通蒸口が開く)。このため、圧力を良好に逃がすことができる。
本発明のシート状蓋材3は、金属領域5の間に無金属領域6が設けられているので、各金属領域5の面内に生じた電流の移動距離が相対的に短くなる。このため、マイクロ波処理時に、各金属領域5の角部に過剰の電流が集まらず、各接点8において小さな通蒸口がそれぞれ開く。このように複数の小さな通蒸口が基材フィルム41の面内で開くことにより、収納物の吹き出しを抑制でき、さらに、通蒸口が開く際の開口音も小さくなる。
以下、シート状蓋材の金属膜の様々な実施例を示す。ただし、以下の実施例において、上記実施形態と同様の構成は、説明を省略し、用語及び符号を援用する。
図3は、平面視正三角形状の金属領域が設けられたシート状蓋材を示す。
1つの正三角形状の金属領域5の角部は、隣接する2つの正三角形状の金属領域5の角部にそれぞれ接し、これら3つの角部によって接点8が形成されている。また、隣接する3つの正三角形状の金属領域5の各辺の間には、前記金属領域5と同形同大の無金属領域6が形成されている。従って、前記正三角形状の金属領域5及び無金属領域6は、基材フィルム41の面内に、規則的な幾何学模様を成して交互に配設されている。
このように正三角形状の金属領域5及び無金属領域6が規則的な幾何学模様を成して配設されていることにより、マイクロ波処理時に、各接点8に略同程度の電流が集まるため、ほとんど全ての接点8において、おおよそ同時に小さな通蒸口が開くので好ましい。よって、収納物が同時に吹き出す箇所(通蒸口)が分散されるので、通蒸口から収納物が吹き出したとしても極少量であり、収納物の吹き出しを特に抑制することができる。
正三角形状の金属領域5(及び無金属領域6)の1辺の長さは、好ましくは4mm〜25mmであり、より好ましくは5mm〜15mmである。金属膜の最大幅は、好ましくは30mm以上である。金属幅の最大値の上限は特に限定されないが、好ましくは60mmである。
このシート状蓋材3は、マイクロ波処理時に、3つの金属領域5の各角部が接する各接点8において、確実に通蒸口が開く。
図4は、平面視鈍角二等辺三角形状の金属領域が設けられたシート状蓋材を示す。
1つの二等辺三角形状の金属領域5の90度以下の角部は、隣接する3つの二等辺三角形状の金属領域5の90度以下の角部にそれぞれ接し、これら4つの角部によって接点8が形成されている。また、隣接する2つの二等辺三角形状の金属領域5の斜辺及び2つの二等辺三角形蒸の金属領域5の底辺の間には、無金属領域6が形成されている。従って、前記二等辺三角形状の金属領域5は、基材フィルム41の面内に、規則的な幾何学模様を成して配設されている。
二等辺三角形状の金属領域5の底辺の長さは、好ましくは4mm〜25mmであり、より好ましくは5mm〜15mmである。金属膜の最大幅は、好ましくは30mm以上である。金属幅の最大値の上限は特に限定されないが、好ましくは60mmである。
このシート状蓋材3は、マイクロ波処理時に、4つの金属領域5の各角部が接する各接点8において、確実に通蒸口が開く。
図5は、平面視正方形状の金属領域が設けられたシート状蓋材を示す。
なお、正方形は、全ての辺が同じ長さの長方形であるから、正方形は、長方形に含まれる形状の1つである。
1つの正方形状の金属領域5の角部は、隣接する1つの正方形状の金属領域5の角部に接し、これら2つの角部が対向することによって接点8が形成されている。また、隣接する4の正方形状の金属領域5の各辺の間には、前記金属領域5と同形同大の無金属領域6が形成されている。従って、前記正方形状の金属領域5及び無金属領域6は、基材フィルム41の面内に、規則的な幾何学模様を成して交互に配設されている。
このように正方形状の金属領域5及び無金属領域6が規則的な幾何学模様を成して配設されていることにより、マイクロ波処理時に、各接点8に略同程度の電流が集まるため、ほとんど全ての接点8において、おおよそ同時に小さな通蒸口が開くので好ましい。よって、収納物が同時に吹き出す箇所(通蒸口)が分散されるので、通蒸口から収納物が吹き出したとしても極少量であり、収納物の吹き出しを特に抑制することができる。
正方形状の金属領域5(及び無金属領域6)の1辺の長さは、好ましくは4mm〜25mmであり、より好ましくは5mm〜15mmである。金属膜の最大幅は、好ましくは30mm以上である。金属幅の最大値の上限は特に限定されないが、好ましくは60mmである。
このシート状蓋材3は、マイクロ波処理時に、2つの金属領域5の各角部が接する各接点8において、確実に通蒸口が開く。
図6は、平面視長方形状の金属領域が設けられたシート状蓋材を示す。
1つの長方形状の金属領域5の角部は、隣接する1つの長方形状の金属領域5の角部に接し、これら2つの角部が対向することによって接点8が形成されている。また、隣接する4の長方形状の金属領域5の各辺の間には、前記金属領域5と同形同大の無金属領域6が形成されている。従って、前記長方形状の金属領域5及び無金属領域6は、基材フィルム41の面内に、規則的な幾何学模様を成して交互に配設されている。
このように長方形状の金属領域5及び無金属領域6が規則的な幾何学模様を成して配設されていることにより、マイクロ波処理時に、各接点8に略同程度の電流が集まるため、ほとんど全ての接点8において、おおよそ同時に小さな通蒸口が開くので好ましい。よって、収納物が同時に吹き出す箇所(通蒸口)が分散されるので、通蒸口から収納物が吹き出したとしても極少量であり、収納物の吹き出しを特に抑制することができる。
長方形状の金属領域5(及び無金属領域6)の長辺の長さは、好ましくは4mm〜25mmであり、より好ましくは5mm〜15mmである。金属膜の最大幅は、好ましくは30mm以上である。金属幅の最大値の上限は特に限定されないが、好ましくは60mmである。
このシート状蓋材3は、マイクロ波処理時に、2つの金属領域5の各角部が接する各接点8において、確実に通蒸口が開く。
図7は、平面視菱形状の金属領域が設けられたシート状蓋材を示す。
なお、菱形は、平行四辺形に含まれる形状の1つである。
1つの菱形状の金属領域5の90度以下の角部は、隣接する3つの菱形状の金属領域5の90度以下の角部にそれぞれ接し、これら4つの角部によって接点8が形成されている。また、隣接する2つの菱形状の金属領域5の各辺の間には、無金属領域6が形成されている。従って、前記菱形状の金属領域5は、基材フィルム41の面内に、規則的な幾何学模様を成して配設されている。
菱形状の金属領域5の対角線(長い方の対角線)の長さは、好ましくは4mm〜25mmであり、より好ましくは5mm〜15mmである。金属膜の最大幅は、好ましくは30mm以上である。金属幅の最大値の上限は特に限定されないが、好ましくは60mmである。
このシート状蓋材3は、マイクロ波処理時に、4つの金属領域5の各角部が接する各接点8において、確実に通蒸口が開く。
本発明のマイクロ波処理包装体用のシート材及びマイクロ波処理包装体は、家庭用電子レンジなどで調理される飲食品の包装材として利用できる。
1…マイクロ波処理包装体、2…容器、22…容器の開口部、3…シート状蓋材、4…積層シート、41…基材フィルム、42…金属膜、43…ガスバリア層、44…シーラント層、5…金属領域、6…無金属領域、8…接点

Claims (5)

  1. 熱溶融性の基材フィルムと前記基材フィルムに設けられた金属膜とを有し、前記金属膜が発熱することによって前記基材フィルムの面内に通蒸口が生じるマイクロ波処理包装体用のシート状蓋材であって、
    前記基材フィルムの面内には、90度以下の角部を有する平面視三角形状又は平面視四角形状の金属領域の複数が並設されており、且つ、前記並設された複数の金属領域の各辺の間に、金属膜を有しない無金属領域が設けられていると共に、隣接する金属領域の90度以下の角部が接している接点が複数形成されていることを特徴とするマイクロ波処理包装体用のシート材。
  2. 前記複数の金属領域が、同一の平面視形状であり、前記金属領域が、前記基材フィルムの面内に、規則的な幾何学模様を成して配設されている請求項1に記載のマイクロ波処理包装体用のシート状蓋材。
  3. 前記複数の金属領域が、平面視正三角形状であり、前記並設された金属領域の各辺の間に平面視正三角形状の無金属領域が設けられ、前記正三角形状の金属領域が、前記基材フィルムの面内に、規則的な幾何学模様を成して配設されている請求項1に記載のマイクロ波処理包装体用のシート状蓋材。
  4. 前記複数の金属領域が、平面視長方形状であり、前記並設された金属領域の各辺の間に平面視長方形状の無金属領域が設けられ、前記長方形状の金属領域が、前記基材フィルムの面内に、規則的な幾何学模様を成して配設されている請求項1に記載のマイクロ波処理包装体用のシート状蓋材。
  5. 開口部を有する容器と、前記容器内に収納された飲食品と、前記容器の開口部を密封状に塞ぐ請求項1〜4のいずれかに記載のシート状蓋材と、を有するマイクロ波処理包装体。
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