JP5682907B2 - 電子レンジ加熱調理用容器 - Google Patents

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本発明は、内容物を収納したままで電子レンジによる加熱調理が可能な容器に関し、特に、電子レンジにより加熱した際に内部の水蒸気を外部に逃がすような容器で、しかも、開蓋性を向上できるような電子レンジ加熱調理用容器に関する。
固形食品や液状食品等の食品用容器として、内容物を収納したままで電子レンジによる加熱調理が可能な容器が、従来から種々提案されている。そして、そのような電子レンジ加熱調理用容器において、内容物の食品を密封した容器の熱接着による接着部分に対して、マイクロ波を吸収して発熱する発熱体を予め設けておくことにより、電子レンジにより加熱した際に、発熱体の発熱により接着部分のシール強度を低下させて、接着部分を剥離させることで、内部の水蒸気を外部に逃がすことができるようにする、ということが従来公知となっている。
すなわち、例えば、下記の特許文献1には、トレイと蓋材とを熱シールして食品を密封包装した容器において、トレイと蓋材の一角に突出端を設けて、その両者間に発熱体を挟装することで、電子レンジにより加熱した際に、発熱体の発熱により、熱シール部分のシール強度を低下させて、内部の加圧水蒸気の作用で、発熱体の周囲の熱シール部分を解除しながら内部の水蒸気を外部に逃がす、ということが開示されていると共に、その後は、蓋体の突出端が剥離することで、その部分が蓋材を剥がすときの指掛かりとなって、蓋材を剥離し易くなる、ということが開示されている。
特開平10−218118号公報
ところで、上記の特許文献1に記載された従来公知の電子レンジ加熱調理用容器では、蓋体の突出端を剥離させて、その部分を蓋材を剥がすときの指掛かりとすることで、蓋材を剥離し易くしているが、そのような従来公知の電子レンジ加熱調理用容器によれば、蓋材を剥がすときの指掛かりとなる突出端に発熱体を設けて、この部分で内部の水蒸気を外部に逃がすようにしていることから、発熱体による発熱に加えて、水蒸気の放出により、蓋材の突出端が非常に高温となって、電子レンジから取り出した後で容器の突出端を指で摘むのが熱くて困難になるような虞がある。
本発明は、上記のような問題の解消を課題とするものであり、具体的には、電子レンジにより加熱した際に内部の水蒸気を外部に逃がすような電子レンジ加熱調理用容器について、電子レンジから取り出した後の容器の開蓋を容易に行えるようにすることを課題とするものである。
本発明は、上記のような課題を解決するために、容器本体の開口部から外方に延びるように環状のフランジ部が形成され、シート状の蓋体の天板部の周縁の一部から外方に突出するように摘み部が形成されて、容器本体のフランジ部と蓋体の天板部の周辺部分とを熱接着することで容器が密封される電子レンジ加熱調理用容器において、マイクロ波の照射を受けて発熱する発熱体層が、容器軸線方向で見て、容器本体のフランジ部と蓋体の天板部との接着部分と少なくとも部分的に重なるように、接着部分に沿って環状に設けられていると共に、容器半径方向で見て、発熱体層の接着部分と重なる部分の幅が、蓋体の摘み部近傍の箇所では、接着部分の幅よりも狭くなり、且つ、蓋体の摘み部から離れた箇所では、摘み部近傍の箇所での幅よりも広くなって、発熱体層の容器半径方向の幅が、摘み部近傍の箇所から、摘み部と天板部の中心を挟んで反対側の箇所に向かうにつれて、連続的に徐々に幅が広くなるように設定されていることを特徴とするものである。
上記のような本発明の電子レンジ加熱調理用容器によれば、電子レンジにより内容物を加熱したときに、マイクロ波の照射を受けて発熱体層が発熱することで、その近傍の接着部分が軟化して、熱接着による容器本体と蓋体との接着性が低下するが、その際、蓋体の摘み部から離れた箇所の方が、摘み部近傍の箇所よりも発熱体層の幅が広く、発熱による接着部分の軟化範囲が広いため、内容物の加熱に伴い容器の内圧が上昇して、この内圧により容器本体と蓋体との接着部分が剥離するときに、先ず、蓋体の摘み部から離れた箇所で、接着部分の剥離が起こり易くなって、この箇所で内圧が解放されることとなる。
その結果、蓋体の摘み部近傍の箇所では、接着部分の剥離による内圧解放時の水蒸気の通過による過剰な加熱がないため、電子レンジから取り出した直後でも、摘み部が熱くて指で摘めないというようなことはない。しかも、摘み部近傍の箇所でも、発熱体層が設けられていて、接着部分が軟化されることで、蓋体の引き剥がしに必要な力が少なくてすむことから、開蓋時に容器内の内容物を飛散させるようなことなく、蓋体の摘み部を指で摘んで容器を容易に開蓋することができる。
また、発熱体層を環状に設けているが、その周方向での位置の違いにより発熱体層の幅に変化を持たせていることから、発熱体層により容器本体と蓋体との接着部分の接着性を低下させた状態で内容物の加熱に伴い容器の内圧が上昇した際に、容器本体と蓋体との接着部分が全周で同時に剥離して蓋体が吹き飛ぶようなことを確実に防止することができる。さらに、発熱体層の幅を、摘み部の近傍から反対側に向かって連続的に徐々に広くしていることから、摘み部を摘んで蓋体を剥離する際に、蓋体を引き上げるのに必要な力が徐々に軽減される(即ち、蓋体を引き上げるのに必要な力が急激に変化するようなことがない)ため、容器を安定させた状態で開蓋することができて、開蓋時の内容物の飛散等を一層確実に抑制することができる。
本発明の電子レンジ加熱調理用容器の一実施例を示す側面図である。 図1に示した容器における発熱体層の配置状態を示す平面説明図である。 図1に示した容器の摘み部近傍の箇所での発熱体層の配置状態を示す縦断面図である。 図1に示した容器の摘み部とは離れた箇所(摘み部とは天板部の中心を挟んで反対側の箇所)での発熱体層の配置状態を示す縦断面図である。
電子レンジにより加熱した際に内部の水蒸気を外部に逃がすような電子レンジ加熱調理用容器について、電子レンジから取り出した後の容器の開蓋を容易に行えるようにするという目的を、以下の実施例に具体的に示すように、マイクロ波の照射を受けて発熱する発熱体層を、容器軸線方向で見て、容器本体のフランジ部と蓋体の天板部との接着部分と少なくとも部分的に重なるように、接着部分に沿って環状に設けると共に、容器半径方向で見て、発熱体層の接着部分と重なる部分の幅を、蓋体の摘み部近傍の箇所では、接着部分の幅よりも狭くなり、且つ、蓋体の摘み部から離れた箇所では、摘み部近傍の箇所での幅よりも広くなって、発熱体層の容器半径方向の幅を、摘み部近傍の箇所から、摘み部と天板部の中心を挟んで反対側の箇所に向かうにつれて、連続的に徐々に幅が広くなるように設定する、ということで実現した。
図1に示すように、本実施例の電子レンジ加熱調理用容器1は、カップ状の容器本体2とシート状の蓋体3とからなり、容器本体2には、円板状の底部21の周縁からテーパ状に拡径する円筒状の胴部22に対して、胴部22の上端から外方に延びるように環状のフランジ部23が一体的に形成されている。また、シート状の蓋体3には、円板状の天板部31の周縁の一部から外方に突出するように摘み部32が一体的に形成されている。この容器本体2とシート状の蓋体3とは、容器本体2のフランジ部23の上面に蓋体3の天板部31の周辺部分がヒートシール等により熱接着されることで、内容物(図示せず)が収納された容器本体2の開口部が蓋体3の天板部31によって密封されるように構成されている。
容器本体2については、特に限定されるものではないが、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂、ナイロン系樹脂、スチレン系樹脂などの熱可塑性樹脂材料から射出成形や圧空成形等により一体成形されたものが好適に使用できる。
蓋体3について、本実施例では、基材層3aとシール層3bとが積層されたシート材からなるものを使用しており、基材層3aとしては、公知の熱可塑性樹脂フィルムから形成されるもので、特に限定されるものではないが、例えば、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂、ナイロン系樹脂、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂などの熱可塑性樹脂フィルムが好適に使用できる。
シール層3bは、容器本体2との接着性を有するもので、公知の熱可塑性樹脂フィルムから形成されていて、特に限定されるものではないが、例えば、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、プロピレン−エチレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のオレフィン系樹脂、比較的低融点乃至低軟化点のポリアミド乃至コポリアミド樹脂、ポリエステル乃至コポリエステル樹脂、ポリカーボネイト樹脂等が好適に使用できる。
上記のように基材層3aとシール層3bとが積層された蓋体3について、本実施例では、蓋体3の天板部31の周辺部分に、図2〜図4に示すように、マイクロ波を吸収し発熱する発熱体層4が、基材層3aとシール層3bとの間に積層されていて、容器軸線方向で見て、容器本体2のフランジ部23と蓋体3との接着部分と少なくとも部分的に重なるように(即ち、シール層3bを介してフランジ部23の少なくとも一部分と対向するように)、接着部分(フランジ部23とシール層3bとが重なる部分)に沿って環状に設けられている。
発熱体層4は、マイクロ波を吸収することで発熱する導電性物質の蒸着層、導電性インク、金属箔等によって形成されており、導電性物質としては、アルミニウム、錫、亜鉛、鉄、銅等の金属や、これらの金属酸化物の1種又は2種以上の混合物が使用でき、特に、材料コストや生産性を考慮すると、アルミニウムと酸化アルミニウムとの混合物による蒸着膜が好適に使用できる。
なお、発熱体層4による発熱温度は、導電性物質の種類や発熱体層4の厚さによって異なるため、シール層3bに用いる樹脂材料の融点に応じて適宜設定されるものであって、例えば、シール層3bにポリプロピレン樹脂を使用した場合、アルミニウムと酸化アルミニウムとの混合物による蒸着膜を30〜100nmの厚さで設けたものが好適に使用できる。
ところで、本実施例の電子レンジ加熱調理用容器1では、容器本体2のフランジ部23と蓋体3との接着部分に対応して設けられる発熱体層4について、図2に示すように、容器軸線方向で見て(上方から見て)、発熱体層4の外周縁がフランジ部23の外周縁よりも僅かに容器半径方向で外方にはみ出て、且つ、フランジ部23と蓋体3のシール層3bとの接着部分と少なくとも部分的に重なるように、接着部分に沿って環状に設けられていると共に、発熱体層4の接着部分と重なる部分の容器半径方向の幅が、蓋体3の摘み部32近傍の箇所では、接着部分の幅よりも狭くなり、且つ、蓋体3の摘み部32から離れた箇所では、摘み部32近傍の箇所での幅よりも広くなるように設定されている。
すなわち、本実施例では、蓋体3の天板部31の中心と摘み部32の先端とを結ぶ直線A−Aが容器本体2のフランジ部23と交差する交線上での、容器本体2のフランジ部23と蓋体3との接着部分と重なる発熱体層4の容器半径方向の幅を、接着部分の容器半径方向の幅に対する割合で見て、摘み部32の側の交線上では、5〜50%の範囲となり、摘み部32と天板部31の中心を挟んで反対側の交線上では、80〜100%の範囲となるように設定している。
なお、図2〜図4に示したものでは、フランジ部23の全幅がシール層3bと接着する接着部分となっているため、接着部分の幅はフランジ部23の幅と同じであって、接着部分と重なる発熱体層4の幅のフランジ部23の幅(即ち、接着部分の幅)に対する割合は、摘み部32の側の交線上では、10%程度となり、摘み部32と天板部31の中心を挟んで反対側の交線上では、100%となっている。
また、本実施例では、発熱体層4は、摘み部32近傍の箇所で、フランジ部23の外周縁近傍に設けられていて、フランジ部23の外周縁に沿うように延在されている。そして、発熱体層4の容器半径方向の幅は、摘み部32近傍の箇所から離れる(摘み部32の反対側の箇所に向かう)につれて連続的に徐々に幅が広くなって、摘み部32と天板部31の中心を挟んで反対側の箇所で最も幅が広くなるように設定されている。
上記のような本実施例の電子レンジ加熱調理用容器1によれば、電子レンジにより内容物を加熱したときに、マイクロ波の照射を受けて発熱体層4が発熱することで、その近傍のシール層3bが軟化して、容器本体2と蓋体3との接着性が低下するが、その際、蓋体3の摘み部32から離れた箇所の方が、摘み部32近傍の箇所よりも発熱体層4の幅が広く、発熱によるシール層3bの軟化範囲が広いため、内容物の加熱に伴い容器の内圧が上昇して、この内圧による容器本体2と蓋体3との接着部分が剥離するときに、先ず、蓋体3の摘み部32から離れた箇所(本実施例では、発熱体層4の幅が最も広くなった摘み部32と天板部31の中心を挟んで反対側の箇所)で、接着部分の剥離が起こり易くなって、この箇所で内圧が解放されることとなる。
その結果、蓋体3の摘み部32近傍の箇所では、接着部分の剥離による内圧解放時の水蒸気の通過による過剰な加熱がないため、電子レンジから取り出した直後でも、摘み部32が熱くて指で摘めないというようなことはない。しかも、摘み部32近傍の箇所でも、発熱体層4が設けられていて、シール層3bが軟化されることで、蓋体3の引き剥がしに必要な力が少なくてすむことから、開蓋時に容器内の内容物を飛散させるようなことなく、蓋体3の摘み部32を指で摘んで容器を容易に開蓋することができる。
また、発熱体層4を環状に設けているが、その周方向での位置の違いにより発熱体層4の幅に変化を持たせていることから、発熱体層4により容器本体2と蓋体3との接着部分の接着性を低下させた状態で内容物の加熱に伴い容器の内圧が上昇した際に、容器本体2と蓋体3との接着部分が全周で同時に剥離して蓋体が吹き飛ぶようなことを確実に防止することができる。
なお、本実施例では、発熱体層4の接着部分と重なる部分の容器半径方向の幅を、接着部分の容器半径方向の幅に対して、摘み部32近傍の箇所では、5〜50%の範囲となり、摘み部32と天板部31の中心を挟んで反対側の箇所では、80〜100%の範囲となるように設定して、摘み部32近傍の箇所と、摘み部32と天板部31の中心を挟んで反対側の箇所とで発熱体層4の幅に明確な違いを出していることから、摘み部32と天板部31の中心を挟んで反対側の箇所における内圧上昇時の接着部分の剥離をより確実に起こさせることができる。
また、本実施例では、摘み部32近傍の箇所で、フランジ部23の外周縁近傍に発熱体層4を設けていることから、摘み部32を指で摘んで開蓋する際に、開蓋の始端となるフランジ部23の外周縁近傍の接着部分を確実に剥離し易くすることができて、開蓋性を一層向上させることができると共に、発熱体層4の幅を、摘み部32の近傍から反対側に向かって連続的に徐々に広くしていることから、摘み部32を摘んで蓋体3を剥離する際に、蓋体3を引き上げるのに必要な力が徐々に軽減される(即ち、蓋体3を引き上げるのに必要な力が急激に変化するようなことがない)ため、容器を安定させた状態で開蓋することができて、開蓋時の内容物の飛散等を一層確実に抑制することができる。
さらに、本実施例では、基材層3aとシール層3bとが積層されたシート材からなる蓋体3を使用して、基材層3aとシール層3bとの間に発熱体層4を設けていることから、容器本体2のフランジ部23と蓋体3のシール層3bとによって容器の密封性を充分に確保することができると共に、発熱体層4の発熱による熱をシール層3bに確実に伝えることができて、接着部分のシール層4の軟化を効率的に生じさせることができる。
以上、本発明の電子レンジ加熱調理用容器の一実施例について説明したが、本発明は、上記のような実施例にのみ限定されるものではなく、例えば、対象となる容器の形状について、上記の実施例では丸型のカップ容器であるが、そのようなものに限らず、角型のトレー容器等のような他の形状の容器であっても良いものであり、また、接着部分に沿って環状に設けられる発熱体層について、上記の実施例では周方向で連続した環状(全周で閉じた環状)として設けているが、そのようなものに限らず、周方向で不連続な環状(周方向で部分的に切り欠かれた、一部が開いた環状)として設けても良いものであり、また、発熱体層の積層状態について、上記の実施例では蓋体の基材層とシール層との間に設けているが、そのようなものに限らず、容器本体のフランジ部の表面に発熱体層とシール層とを積層したり、或いは、蓋体と容器本体との両方に発熱体層を設けたりする等、適宜に設計変更可能なものであることはいうまでもない。
1 電子レンジ加熱調理用容器
2 容器本体
3 蓋体
3a (蓋体の)基材層
3b (蓋体の)シール層
4 発熱体層
23 (容器本体の)フランジ部
31 (蓋体の)天板部
32 (蓋体の)摘み部

Claims (4)

  1. 容器本体の開口部から外方に延びるように環状のフランジ部が形成され、シート状の蓋体の天板部の周縁の一部から外方に突出するように摘み部が形成されて、容器本体のフランジ部と蓋体の天板部の周辺部分とを熱接着することで容器が密封される電子レンジ加熱調理用容器において、マイクロ波の照射を受けて発熱する発熱体層が、容器軸線方向で見て、容器本体のフランジ部と蓋体の天板部との接着部分と少なくとも部分的に重なるように、接着部分に沿って環状に設けられていると共に、容器半径方向で見て、発熱体層の接着部分と重なる部分の幅が、蓋体の摘み部近傍の箇所では、接着部分の幅よりも狭くなり、且つ、蓋体の摘み部から離れた箇所では、摘み部近傍の箇所での幅よりも広くなって、発熱体層の容器半径方向の幅が、摘み部近傍の箇所から、摘み部と天板部の中心を挟んで反対側の箇所に向かうにつれて、連続的に徐々に幅が広くなるように設定されていることを特徴とする電子レンジ加熱調理用容器。
  2. 蓋体の天板部の中心と摘み部の先端とを結ぶ直線が容器本体のフランジ部と交差する交線上での、発熱体層の接着部分と重なる部分の容器半径方向の幅が、接着部分の容器半径方向の幅に対する割合で見て、摘み部の側の交線上では、5〜50%の範囲となり、摘み部と天板部の中心を挟んで反対側の交線上では、80〜100%の範囲となるように設定されていることを特徴とする請求項1に記載の電子レンジ加熱調理用容器。
  3. 発熱体層が、摘み部近傍の箇所で、容器本体のフランジ部の外周縁近傍に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子レンジ加熱調理用容器。
  4. 蓋体が、基材層とシール層とを有するものであって、基材層とシール層との間に発熱体層が設けられていることを特徴とする請求項1乃至の何れかに記載の電子レンジ加熱調理用容器。
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