JP5269325B2 - 二剤混合容器 - Google Patents

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Description

本発明は、分離して収納した二剤を簡単な操作で混合できるようにした二剤混合容器に関するものである。
二剤混合容器として、第一剤を容器本体に収納し、第二剤を容器本体の口筒部上方に装着され、下端開口をアルミシールで封止した逆カップ状の容器に収納し、アルミシールを破断刃によって破断し、二剤を混合させるようにした混合容器は、従来より知られている(例えば、特許文献1参照)。
実公平6−34315号
しかしながら、上記特許文献1記載の混合容器では、容器本体内に、第一剤として液体が入っていると、運搬時の振動による内容液のウォーターハンマー現象、或いは、容器を取り落としたときの内容液のウォーターハンマー現象等によって、アルミシールが破断されるというおそれがあった。
また、容器本体に収納した液が、混合容器の保存中に、温度の上昇、或いは発酵、炭酸ガスの発生等により、容器内の圧力が上昇することがあった。
そのため、シールを破断するおそれがあり、薄肉のプラスチック製シールは使えないという問題があった。
本発明は、上記の問題を解決することを課題として、第二剤を収納したコップ状容器のシール面を、容器本体に収納した内容液のウォーターハンマー現象や、内圧の上昇によって破断されることを防止するようにした二剤混合容器を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、二剤混合容器として、第一剤を収納した容器本体と、容器本体の口筒部に装着される上部キャップと下部キャップとからなるキャップと、下部キャップに装着された底蓋と、上部キャップ内に保持され第二剤を収納し、開口端をシールした収納容器とからなる二剤混合容器であって、上部キャップは、頂壁と、頂壁とともに内方に収納容器を保持する内筒と、外筒とからなり、内筒の下端に底蓋を押し下げる押下げ突部を垂設しており、下部キャップは、上部に上部キャップを装着する内筒と、上壁と、容器本体の口筒部に被嵌される外筒とからなり、内筒の内周下部には、上面に上向き破断刃を立設した突部が配設されており、下部キャップの内筒の下端には、先端部がレの字形に折れ曲がった吊り下げ部材が垂設されており、底蓋は、下部キャップの内筒の下部内周に係合する周壁と、周壁の内周に連設された底壁とを具え、周壁の外周下端に、所定の位置に下部キャップの吊り下げ部材が嵌通する係合孔が穿設されているフランジが設けられていることを特徴とする構成を採用する。
本発明の二剤混合容器の別実施例として、第一剤を収納した容器本体と、容器本体の口筒部に装着される上部キャップと下部キャップとからなるキャップと、下部キャップに装着された底蓋と、上部キャップ内に保持され第二剤を収納し、開口端をシールした収納容器とからなる二剤混合容器であって、上部キャップは、頂壁と、頂壁とともに内方に収納容器を保持する内筒と、外筒とからなり、内筒の下端に底蓋を押し下げる押下げ突部を垂設しており、下部キャップは、上部に上部キャップを装着する内筒と、上壁と、容器本体の口筒部に被嵌される外筒とからなり、内筒の内周下部には、上面に上向き破断刃を立設した突部が配設されているとともに、内筒の内周下端には、拡径された係合部が設けられており、底蓋が、下部キャップの係合部に係合するリング状の係合筒と、蓋体とからなり、係合筒と蓋体が、ヒンジを介して連設されていることを特徴とする構成を採用する。
本発明の二剤混合容器のさらなる別実施例として、第一剤を収納した容器本体と、容器本体の口筒部に装着される上部キャップと下部キャップとからなるキャップと、下部キャップに装着された底蓋と、上部キャップ内に保持され第二剤を収納し、開口端をシールした収納容器とからなる二剤混合容器であって、上部キャップは、頂壁と、頂壁とともに内方に収納容器を保持する内筒と、外筒とからなり、内筒の下端に底蓋を押し下げる押下げ突部を垂設しており、下部キャップは、上部に上部キャップを装着する内筒と、上壁と、容器本体の口筒部に被嵌される外筒とからなり、内筒の内周下部には、上面に上向き破断刃を立設した突部が配設されているとともに、内筒の下端外周には、縮径された係合部が設けられており、底蓋が、下部キャップの係合部に係合するリング状の係合筒と、係合筒の内周に連設される蓋体とからなり、係合筒と蓋体とは、連結片と複数の破断可能な弱化片によって連設されていることを特徴とする構成を採用する。
底蓋の別実施例として、下部キャップの内筒の下端内周に、係合凹部が設けられ、底蓋の蓋体は、係合周壁と、係合周壁の上端内周に連設された底壁とを具え、係合周壁の外周に、下部キャップの係合凹部と係合する係合突条が設けられていることを特徴とする構成を採用する。
本発明の二剤混合容器の具体的実施形態として、上部キャップの外筒の下端には、封緘帯が連設されており、第二剤の収納容器は、上部キャップに保持される容器部と、容器部に装着され、下部キャップの内筒の下端内周の突部の上向き破断刃により、切断開口されるシートとからなっていることを特徴とする構成を採用する。
底蓋の底壁の一つの実施例として、底蓋の底壁がドーム状に形成され、底壁に、下部キャップの内筒内周の突部と係合する位置合せ凹部が凹設されていることを特徴とする構成を採用する。
下部キャップの内筒内周の上向き破断刃の実施例として、下部キャップの内筒内周の上向き破断刃の内周に、縦リブを配設したことを特徴とする構成を採用する。
上部キャップの内筒の一つの実施例として、上部キャップの内筒下端の所定の位置に、下端が所定の方向に傾斜する傾斜部を形成した回り止め突部が垂設されていることを特徴とする構成を採用する。
本発明の二剤混合容器は、キャップの上部キャップの下方に底蓋を装着することにより、容器本体の運搬時の振動による内容液の揺れ、または、温度上昇、内容物による内圧の上昇で、第二剤収納容器のシートが破損し不用意に第二剤と第一剤が混合することを防止することができる。
また、上部キャップを下部キャップに対して回転させ下降させることにより、第二剤を収納した収納容器のシートを破断して開口するとともに、底蓋を開口させ、第二剤を容器本体内に落下させ、第一剤と混合することができる。
次に、本発明の二剤混合容器について、実施例をあげ、図面を参照して説明する。
図1において、Aは液体または粉体等の第一剤を収納した容器本体、Bは容器本体Aに装着されるキャップ、CはキャップB内に保持される液体、または粉体等の第二剤を収納した収納容器である。
容器本体Aは、上部に口筒部1を具えており、口筒部1外周には、ねじ2が螺設されている。
キャップBは、図1に示すように、上部キャップB1と下部キャップB2とから構成され、下部キャップB2には、底蓋B3が装着されている。
上部キャップB1は、頂壁5と、頂壁5下面に垂設された内筒6と、頂壁5周縁から垂設された外筒7とからなっている。
内筒6の内周には、頂壁5下面とともに収納容器Cを保持するリブなどの保持部8が設けられており、内筒6の下端面の所定の位置には、押下げ突部9が垂設されている
外筒7の内周には、ねじ10が設けられ、外筒7の下端には、等間隔をおいて配設された切断可能な複数の連結片11を介して封緘帯12が連設されており、封緘帯12の外周の一部にはつまみ部13が設けられ、つまみ部13に隣接して、容易に切断可能な連結片、または切断可能な薄肉部により、上下方向に延びる弱化部(図示はしない)が設けられている。
実施例では、封緘帯12を、連結片11を介して外筒7に連設しているが、外筒7の下端と下部キャップ上壁の間に挿入されるつまみ部を設けたスペーサー等を用いてもよい。
下部キャップB2は、内筒15と、内筒15の外周の所定の位置に連設されたリング状の上壁16と、上壁16外縁から垂設された外筒17とからなっている。
内筒15の外周上部には、上部キャップB1の外筒7内周のねじ10に螺合するねじ18が設けられている。
内筒15の内周下部の所定の位置には、突部19が内方に向かって突設されており、突部19の先端上部には、上向き破断刃20が立設されている。
内筒15の突部19が突設された同方向の下端面には、先端部21が外方に向かいレの字形に形成された吊り下げ部材22が垂設されている。
外筒17の内周には、容器本体Aの口筒部1のねじ2に螺合するねじ23が設けられている。
底蓋B3はPPなどを素材として形成されており、外周が下部キャップB2の内筒15内周に係合する周壁25と、周壁25の下端内周に連設された内方が上方に湾曲されたドーム形の底壁26と、周壁25の下端外周に連設されたフランジ27とからなっている。
周壁25の上端の所定の位置には、下部キャップB2の内筒15内周の突部19の下面、および側面と係合する係合凹部28が切り込まれている。
フランジ27の所定の位置には、下部キャップB2の内筒15下端に垂設された吊り下げ部材22と係合する係合孔29が穿設され、フランジ27の係合孔29の外周側は引っ掛かり部30となっている。
第二剤の収納容器Cは、上部キャップB1の内筒6内部に保持部8を介して保持される容器部35と、容器部35の開口に設けられたフランジ36とを具え、該フランジ36には、第二剤の収納後に薄肉のシート37が貼着される。
次に、本実施例の二剤混合容器の使用態様と作用効果について説明する。
まず始めに、二剤混合容器の組立方法について説明する。
図1に示すように、第二剤を収納した収納容器Cを、上部キャップB1の内筒6内方に保持させる。
次いで、上部キャップB1を下部キャップB2の内筒15上部に装着する。
その際、上部キャップB1の外筒7内周のねじ10と下部キャップB2の内筒15上部外周のねじ18が螺合することにより、上部キャップB1が下部キャップB2に対して下降し、上部キャップB1の外筒7下端に連設された封緘帯12の下端が、下部キャップB2の上壁16の上面に当接することにより、下降が止められる。
さらに、下部キャップB2の内筒15下端の吊り下げ部材22を底蓋B3のフランジ27の係合孔29に挿入しながら、内筒15内周下端に底蓋B3の周壁25を嵌入させ、装着して、底蓋B3を装着したキャップBが形成される。
その際、底蓋B3の周壁25上端の係合凹部28と、下部キャップB2の内筒15内周の突部19とが係合するとともに、底蓋B3のフランジ27の引っ掛かり部30の下方に、下部キャップB2の吊り下げ部材22の先端部21が位置するようになっている。
最後に、第一剤を収納した容器本体Aの口筒部1に、底蓋B3を装着したキャップBを螺着し、閉蓋させる。
その際、下部キャップB2の外筒17のねじ23と、容器本体Aの口筒部1のねじ2とが螺合する。
以上のようにして、二種類の内容物を収納した二剤混合容器が得られる。
本実施例の二剤混合容器では、下部キャップB2の下部に底蓋B3を装着することにより、運搬時に、容器本体A内の第一剤が激しく揺さぶられたり、温度上昇、第一剤の変化による内圧上昇があったとしても、底蓋B3の底壁26によって第二剤の収納容器Cのシート37を破損開口し、第二剤が洩れることを防止している。
二剤混合容器の使用にあたっては、まず始めに、上部キャップB1の封緘帯12のつまみ部13を手指等で引張って、弱化部および連結片11を引裂き、上部キャップB1の外筒7下端から封緘帯12を外す。
次に、上部キャップB1を、下部キャップB2に対して回転させると、螺合により上部キャップB1は下降する。
上部キャップB1が下部キャップB2に対して回転しながら下降することにより、図2に示すように、上部キャップB1の内筒6下端に垂設した押下げ突部9が、底蓋B3の周壁25上端面に当接し、底蓋B3を、下部キャップB2の内筒15内周下端から徐々に押し下げていく。
また、上部キャップB1の内筒6内方に保持されている第二剤の収納容器Cも、上部キャップB1とともに回転しながら下降することによって、所定の高さから、収納容器Cのシート37下面に、下部キャップB2の内筒15内周下端の突部19の上向き破断刃20が当接し、上向き破断刃20は回転しながらシート37を切断していく。
収納容器Cのシート37が切断されることにより、切断部から収納容器C内の第二剤が、底蓋B3の底壁26上面に落ちていく。
さらに、上部キャップB1を回転させると、押下げ突部9が下降し、底蓋B3の周壁25と下部キャップB2の内筒15内周下端との係合が完全に外され、図3に示すように、底蓋B3が下方に落とされ、下部キャップB2の内筒15内周下端が開口されるとともに、底蓋B3の底壁26上面の第二剤が容器本体A内に落ち、第一剤と混合される。
底蓋B3は、下部キャップB2の内筒15内周下端から外れた後、フランジ27の引っ掛かり部30に下部キャップB2の吊り下げ部材22の先端部21が引っ掛かり、容器本体A内に落ちることを防止している。
上部キャップB1の下部キャップB2に対しての回転は、螺合の完了とともに終了させることもできるが、上部キャップB1の押下げ突部9の側面が、下部キャップB2の内筒15内周下端に突設された突部19の側面に当接することで、回転を終了させることができる。
また、収納容器Cのシート37は、上部キャップB1の回転により所定の高さから切断され始め、回転が止まることにより切断が終わるので、一部に未切断部を残し、シート37の切断部を垂れ下がらせて開口することができる。
第二剤の収納容器Cのシート37が開口するとともに、下部キャップB2の内筒15下端より底蓋B3が外れて開口することにより、収納容器C内の第二剤を最後まで容器本体A内に落とすことができる。
二剤を混合した液体等を使用する際には、下部キャップB2の外筒17を把持して回転させることによって、キャップBを容器本体Aの口筒部1から取外し、容器本体Aを傾けると、口筒部1から二剤を混合した液体等を注出することができる。
次に、第1実施例のキャップの下部キャップの内筒下端と底蓋の構成を変えた第2実施例について説明する。
本実施例の第1実施例と同一の構成部分には、同一の符号を付して図示し、詳しい説明を省略し、相違点を中心に説明する。
図4において、Aは液体または粉体等の第一剤を収納した容器本体、Baは容器本体Aに装着されるキャップ、CはキャップB内に保持される液体または粉体等の第二剤を収納した収納容器である。
キャップBaは、上部キャップB1aと下部キャップB2aとから構成され、下部キャップB2aには開口可能な底蓋Dが装着されている。
下部キャップB2aの内筒15a内周下端部には、拡径された係合部40が設けられており、係合部40の内周下端には、係合突条41が突設されている。
底蓋Dは、リング状の係合筒D1と、係合筒D1の所定の位置にヒンジD2を介して連設される蓋体D3とから構成されている。
係合筒D1は、外周が下部キャップB2aの内筒15aの係合部40に係合する周壁45と、周壁45の外周上端に突設され、係合部40の係合突条41と係合する係合突条46と、周壁45の外周下端に連設され、外周下部の所定の位置にヒンジD2を連接したフランジ47とを具えている。
蓋体D3は、外周が係合筒D1の周壁45内周に係合する係合周壁50と、係合周壁50の下端内周に連設された内方が上方に湾曲されたドーム形の底壁51と、係合周壁50の下端外周に連設され、外周上部の所定の位置でヒンジD2に連接され、上面が係合筒D1のフランジ47下面と係合するフランジ52とからなっている。
次に、本実施例の二剤混合容器の作用効果について説明する。
キャップBaの形成については、まず始めに、上部キャップB1aを下部キャップB2aの内筒15a上部に装着する。
次いで、下部キャップB2aの内筒15a内周下端に、係合筒D1の周壁45内周に蓋体D3の係合周壁50を係合させ、閉蓋した底蓋Dを装着することで、キャップBaが形成される。
その際、下部キャップB2aの内筒15a内周下端部の係合部40の係合突条41と、底蓋Dの係合筒D1の周壁45の係合突条46とが係合し、下部キャップB2aから底蓋D3が抜け落ちることを防止している。
本実施例の二剤混合容器では、下部キャップB2aの下部に底蓋Dを装着することにより、運搬時に、容器本体A内の第一剤が激しく揺さぶられたり、温度上昇や第一剤の変化による内圧上昇があったとしても、底蓋Dの底壁51によって、第二剤の収納容器Cのシート37を破損して開口することを防止している。
本実施例は、上部キャップB1aが下部キャップB2aに対して回転しながら下降することにより、上部キャップB1aの内筒6下端に垂設した押下げ突部9が、底蓋Dの蓋体D3の係合周壁50上端面に当接し、蓋体D3を係合筒D1の周壁45内周から徐々に押し下げていく。
さらに、上部キャップB1aを回転させ、押下げ突部9を下降させることにより、底蓋Dの蓋体D3の係合周壁50外周と係合筒D1の周壁45内周との係合が完全に外され、図5に示すように、蓋体D3のヒンジD2の反対側を係合筒D1から下方に落とし、底蓋Dが開口される。
この底蓋Dの開口より、収納容器Cの切断部から落ちた第二剤が容器本体A内に落ち、第一剤に混合される。
底蓋Dの蓋体D3は、係合筒D1より外れた後、係合筒D1に連設されたヒンジD2を介して容器本体A内に落ちることを防止している。
その他の作用効果は、実施例1と同じである。
次に、第1実施例のキャップの下部キャップの内筒下端と底蓋の構成を変えた第3実施例について説明する。
本実施例の第1実施例と同一の構成部分には、同一の符号を付して図示し、詳しい説明を省略し、相違点を中心に説明する。
図6において、Aは液体または粉体等の第一剤を収納した容器本体、Bbは容器本体Aに装着されるキャップ、CはキャップBb内に保持される液体または粉体等の第二剤を収納した収納容器である。
キャップBbは、上部キャップB1bと下部キャップB2bとから構成され、下部キャップB2bには、底蓋Eが装着されている。
下部キャップB2bは、内筒15bと、内筒15bの外周の所定の位置に連設されたリング状の上壁16bと、上壁16b外縁から垂設された外筒17bとからなっている。
内筒15bの下部外周は縮径されており、下端外周には、係合突条55が突設されている。
底蓋Eは、係合筒E1と、係合筒E1の下端内周に、連結片60と複数の破断可能な弱化片61とを介して連設された蓋体E2とから構成されている。
係合筒E1の内周上端には、下部キャップB2bの内筒15bの係合突条55上面に下面が係合する係合突条62が突設されている。
蓋体E2は、外周が下部キャップB2bの内筒15b内周に係合する係合周壁63と、係合周壁63の下端内周に連設された底壁64と、係合周壁63の下端外周に連設され、外周の所定の位置で連結片60および弱化片61に連接され、上面が下部キャップB2bの内筒15b下端面と係合するフランジ65とからなっている。
底壁64は、実施例1と同様に、内方が上方に湾曲されたドーム形としてもよい。
次に、本実施例の二剤混合容器の作用効果について説明する。
キャップBbの形成については、まず始めに、第二剤を収納した収納容器Cを内方に保持させた上部キャップB1bを下部キャップB2bの内筒15b上部に装着する。
次いで、下部キャップB2bの内筒15b内周に、底蓋Eの蓋体E2の係合周壁63を挿入するとともに、内筒15b外周下端の係合突条55に、底蓋Eの係合筒E1の内周上端の係合突条62を係合させることで、底蓋Eを下部キャップB2bに装着したキャップBbが形成される。
下部キャップB2bの内筒15b外周下端の係合突条55と、底蓋Eの係合筒E1の係合突条62とが係合することで、下部キャップB2bから底蓋Eの係合筒E1が抜け落ちることを防止している。
本実施例の二剤混合容器では、下部キャップB2bの内筒15b下部に底蓋Eを装着することにより、運搬時に、容器本体A内の第一剤が激しく揺さぶられたり、温度上昇や第一剤の変化による内圧上昇があったとしても、底蓋Eの蓋体E2によって、第二剤の収納容器Cのシート37を破損して開口することを防止している。
本実施例は、上部キャップB1bが下部キャップB2bに対して回転しながら下降することにより、上部キャップB1bの内筒6下端に垂設した押下げ突部9が、底蓋Eの蓋体E2の係合周壁63上端面に当接し、蓋体E2を下部キャップB2bの内筒15bの内周から徐々に押し下げていく。
上部キャップB1bを回転させ、押下げ突部9を下降させることにより、底蓋Eの蓋体E2が、係合筒E1との間の弱化片61を切断しながら下降する。
さらに、蓋体E2の係合周壁63外周と下部キャップB2bの内筒15bの内周の係合が完全に外され、図7に示すように、底蓋Eの連結片60を支点とし、蓋体E2の連結片60の反対側を係合筒E1から下方に落とし、底蓋Eが開口される。
この底蓋Eの開口より、収納容器Cの切断部から落ちた第二剤が容器本体A内に落ち、第一剤に混合される。
底蓋Eの蓋体E2は、係合筒E1より外れた後、係合筒E1に連設された連結片60を介して容器本体A内に落ちることを防止している。
その他の作用効果は、実施例1と同じである。
次に、キャップと底蓋の構成を変えた第4実施例について説明する。
本実施例の第1、および第3実施例と同一の構成部分には、同一の符号を付して図示して詳しい説明を省略し、相違点を中心に説明する。
図8において、Aは液体または粉体等の第一剤を収納した容器本体、Bcは容器本体Aに装着されるキャップ、CはキャップBc内に保持される液体、または粉体等の第二剤を収納した収納容器である。
キャップBcは、上部キャップB1cと下部キャップB2cとから構成され、下部キャップB2cには、底蓋Fが装着されている。
図8、9に示すように、上部キャップB1cの内筒6の下端面の所定の位置には、押下げ突部9の他に、下端が所定の方向に傾斜する傾斜部70aを形成した回り止め突部70が垂設されている
下部キャップB2cは、内筒15cと、内筒15cの外周の所定の位置に連設されたリング状の上壁16cと、上壁16c外縁から垂設された外筒17cと、上壁16c下面に垂設され、外周が容器本体Aの口筒部1内周と係合し、容器本体A内を密閉する係合筒75とからなっている。
内筒15cの下部外周は縮径されており、下端の外周には、係合突条76が突設され、内周には、係合凹部77が凹設されている。
内筒15cの内周の所定の位置には、突部19cが内方に向かって突設されており、突部19cの先端上部には、上向き破断刃20cが立設され、上向き破断刃20cの内周には、縦リブ78が突設されている。
底蓋Fは、係合筒F1と、係合筒F1の下端内周に、連結片80と破断可能な弱化片81とを介して連設された蓋体F2とから構成されている。
係合筒F1の内周上端には、下部キャップB2cの内筒15cの係合突条76上面に、下面が係合する係合突条82が突設されている。
蓋体F2は、外周が下部キャップB2cの内筒15c内周に係合する係合周壁83と、係合周壁83の上端内周に連設されたドーム形の底壁84と、係合周壁83の下端外周に連設されるフランジ85とからなっている。
係合周壁83の外周には、内筒15c内周の係合凹部77と係合する係合突条86が配設されている。
底壁84には、蓋体F2を下部キャップB2cに装着した際、下部キャップB2cの内筒15cの突部19c、および縦リブ78の下部の形状に係合する位置合せ凹部87が形成されている。
次に、本実施例の二剤混合容器の作用効果について説明する。
キャップBcの形成については、第二剤を収納した収納容器Cを内方に保持させた上部キャップB1cを、下部キャップB2cの内筒15c上部に装着する。
次いで、内筒15c内周の突部19c、および縦リブ78の下面と、底蓋Fの蓋体F2の底壁84の位置合せ凹部87上面とを係合させた位置で、内筒15c下部に底蓋Fを装着して、収納容器Cを保持するとともに、底蓋Fを装着したキャップBcが形成される。
最後に、第一剤を収納した容器本体Aの口筒部1に、キャップBcを螺着し、閉蓋させ、二種類の内容物を収納した二剤混合容器が得られる。
下部キャップB2cの内筒15c外周下端の係合突条76と、底蓋Fの係合筒F1の係合突条82および内筒15c内周下端の係合凹部77と、蓋体F2の係合突条86とが係合することによって、下部キャップB2cから底蓋Fが抜け落ちることを防止している。
底蓋Fの蓋体F2の底壁84に位置合せ凹部87を凹設したので、下部キャップB2cに対する底蓋Fの位置合わせが明確になるとともに、底壁84が下部キャップB2cの突部19c、および縦リブ78の下面に当接する位置を低くすることができ、下部キャップB2cの内筒15c下部、および底蓋Fの全高を低くすることができる。
二剤混合容器の使用にあたっては、まず始めに、上部キャップB1cの封緘帯12のつまみ部13を手指等で引張って、封緘帯12を外した後、上部キャップB1cを、下部キャップB2cに対して回転させ、下降させる。
上部キャップB1cが下部キャップB2cに対して回転しながら下降することにより、上部キャップB1cの内筒6下端に垂設した押下げ突部9が、底蓋F2の蓋体F2の係合周壁83上端面に当接し、蓋体F2を、係合筒F1との間の弱化片81を切断しながら、下部キャップB2cの内筒15c内周下端から徐々に押し下げていく。
また、上部キャップB1cが回転しながら下降することによって、所定の高さから、収納容器Cのシート37下面に、下部キャップB2cの内筒15c内周の突部19cの上向き破断刃20cが当接し、上向き破断刃20cは回転しながらシート37を切断し、切断部から収納容器C内の第二剤が、蓋体F2の底壁84上面に落ちていく。
さらに、上向き破断刃20cの内周に縦リブ78を設けたので、縦リブ78の上端が切断部内側のシ−ト37下面に当接し、押上げ、切断部を押し広げることができる。
上部キャップB1cを回転させ続けると、蓋体F2の係合周壁83と下部キャップB2cの内筒15c内周下端との係合が完全に外され、図10に示すように、底蓋Fの連結片80を支点とし、蓋体F2の連結片80の反対側を係合筒F1から下方に落とし、底蓋Fが開口される。
この底蓋Fの開口より、収納容器Cの切断部から落ちた第二剤が容器本体A内に落ち、第一剤に混合される。
底蓋Fの蓋体F2は、係合筒F1より外れた後、係合筒F1に連設された連結片80を介して容器本体A内に落ちることを防止している。
さらに、上部キャップB1cを回転すると、図11(a)に示すように、上部キャップB1cの内筒6下端の回り止め突部70の傾斜部70aが、下部キャップB2cの内筒15c内周の突部19cに当接し、突部19cを僅かに押下げながら回転する。
回転が進み、回り止め突部70の下端と突部19cとの当接が外れると、図11(b)に示すように、突部19cは復元し、図11(c)に示すように、内筒6下端の押下げ突部9の側面が、突部19cの側面に当接し、上部キャップB1cの回転を終了させる。
内容物を使用する際には、容器本体AからキャップBcを外す際には、上部キャップB1cを把持して逆回転する。
図11(b)に示すように、下部キャップB2cの突部19cの側面が、上部キャップB1cの回り止め突部70の側面に当接するので、上部キャップB1cとともに下部キャップB2cも回転させることができ、キャップBcを開蓋することができる。
その他の作用効果は、実施例1、および3と同じである。
前記各実施例では、上部キャップと下部キャップのねじの方向を同一の右ねじとしたが、上部キャップの回転操作時に、下部キャップが回転しないようにするため、容器口筒部に下部キャップに対する回転止め手段を配設してもよく、また、上部キャップのねじと下部キャップのねじとを逆方向のねじとしてもよい。
本発明の二剤混合容器は、容器本体と、上部キャップと下部キャップと底蓋とからなるキャップにおいて、上部キャップを下部キャップに対して回転させて、上部キャップ内方に保持した第二剤収納容器のシートを切断して開口するとともに、底蓋を開口し、第二剤を容器本体内に落下させて第一剤と混合させるようにしているので、運搬時の衝撃により、シートが破けて第二剤が第一剤と混合してしまうということを防止することができる。
また、本発明の混合容器は容器内の密封性も高く、飲料品、食料品、化粧品、香料、薬品、その他の混合容器として、広く利用することができる。
本発明の第1実施例の二剤混合容器の断面立面図である。 二剤混合容器の上部キャップ回転時の断面立面図である。 二剤混合容器の上部キャップ回転終了時の断面立面図である。 本発明の第2実施例の二剤混合容器の断面立面図である。 二剤混合容器の上部キャップ回転終了時の断面立面図である。 本発明の第3実施例の二剤混合容器の断面立面図である。 二剤混合容器の上部キャップ回転終了時の断面立面図である。 本発明の第4実施例の二剤混合容器の断面立面図である。 二剤混合容器の図8のA−A線における切断上面図である。 二剤混合容器の上部キャップ回転終了時の断面立面図である。 二剤混合容器の上部キャップ回転時の上部キャップの回り止め突部の説明図で、(a)は下部キャップの突部に当接時、(b)は下部キャップの突部に当接が外れた時、(c)は回転終了時である。
符号の説明
A 容器本体
B、Ba、Bb、Bc キャップ
B1、B1a、B1b、B1c 上部キャップ
B2、B2a、B2b、B2c 下部キャップ
B3、D、E、F 底蓋
C 収納容器
D1、E1、F1 係合筒
D2 ヒンジ
D3、E2、F2 蓋体
1 口筒部
2、10、18、23 ねじ
5 頂壁
6、15、15a、15b、15c 内筒
7 外筒
8 保持部
9 押下げ突部
11、60、80 連結片
12 封緘帯
13 つまみ部
16、16b、16c 上壁
17、17b、17c 外筒
19、19c 突部
20、20c 上向き破断刃
21 先端部
22 吊り下げ部材
25、45 周壁
26、51、64、84 底壁
27、47、52、65、85 フランジ
28、77 係合凹部
29 係合孔
30 引っ掛かり部
35 容器部
36 フランジ
37 シート
40 係合部
41、46、55、62、76、82、86 係合突条
50、63、83 係合周壁
61、81 弱化片
70 回り止め突部
70a 傾斜部
75 係合筒
78 縦リブ
87 位置合せ凹部

Claims (11)

  1. 第一剤を収納した容器本体と、容器本体の口筒部に装着される上部キャップと下部キャップとからなるキャップと、下部キャップに装着された底蓋と、上部キャップ内に保持され第二剤を収納し、開口端をシールした収納容器とからなる二剤混合容器であって、
    上部キャップは、頂壁と、頂壁とともに内方に収納容器を保持する内筒と、外筒とからなり、内筒の下端に底蓋を押し下げる押下げ突部を垂設しており、
    下部キャップは、上部に上部キャップを装着する内筒と、上壁と、容器本体の口筒部に被嵌される外筒とからなり、内筒の内周下部には、上面に上向き破断刃を立設した突部が配設されており、
    下部キャップの内筒の下端には、先端部がレの字形に折れ曲がった吊り下げ部材が垂設されており、
    底蓋は、下部キャップの内筒の下部内周に係合する周壁と、周壁の内周に連設された底壁とを具え、周壁の外周下端に、所定の位置に下部キャップの吊り下げ部材が嵌通する係合孔が穿設されているフランジが設けられていることを特徴とする二剤混合容器。
  2. 第一剤を収納した容器本体と、容器本体の口筒部に装着される上部キャップと下部キャップとからなるキャップと、下部キャップに装着された底蓋と、上部キャップ内に保持され第二剤を収納し、開口端をシールした収納容器とからなる二剤混合容器であって、
    上部キャップは、頂壁と、頂壁とともに内方に収納容器を保持する内筒と、外筒とからなり、内筒の下端に底蓋を押し下げる押下げ突部を垂設しており、
    下部キャップは、上部に上部キャップを装着する内筒と、上壁と、容器本体の口筒部に被嵌される外筒とからなり、内筒の内周下部には、上面に上向き破断刃を立設した突部が配設されているとともに、内筒の内周下端には、拡径された係合部が設けられており、
    底蓋が、下部キャップの係合部に係合するリング状の係合筒と、蓋体とからなり、
    係合筒と蓋体が、ヒンジを介して連設されていることを特徴とする二剤混合容器。
  3. 第一剤を収納した容器本体と、容器本体の口筒部に装着される上部キャップと下部キャップとからなるキャップと、下部キャップに装着された底蓋と、上部キャップ内に保持され第二剤を収納し、開口端をシールした収納容器とからなる二剤混合容器であって、
    上部キャップは、頂壁と、頂壁とともに内方に収納容器を保持する内筒と、外筒とからなり、内筒の下端に底蓋を押し下げる押下げ突部を垂設しており、
    下部キャップは、上部に上部キャップを装着する内筒と、上壁と、容器本体の口筒部に被嵌される外筒とからなり、内筒の内周下部には、上面に上向き破断刃を立設した突部が配設されているとともに、内筒の下端外周には、縮径された係合部が設けられており、
    底蓋が、下部キャップの係合部に係合するリング状の係合筒と、係合筒の内周に連設される蓋体とからなり、
    係合筒と蓋体とは、連結片と複数の破断可能な弱化片によって連設されていることを特徴とする二剤混合容器。
  4. 下部キャップの内筒の下端内周に、係合凹部が設けられ、
    底蓋の蓋体は、係合周壁と、係合周壁の上端内周に連設された底壁とを具え、
    係合周壁の外周に、下部キャップの係合凹部と係合する係合突条が設けられていることを特徴とする請求項3記載の二剤混合容器。
  5. 上部キャップの外筒の下端には、封緘帯が連設されており、
    第二剤の収納容器は、上部キャップに保持される容器部と、容器部に装着され、下部キャップの内筒の下端内周の突部の上向き破断刃により、切断開口されるシートとからなっていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の二剤混合容器。
  6. 第一剤を収納した容器本体と、容器本体の口筒部に装着される上部キャップと下部キャップとからなるキャップと、下部キャップに装着された底蓋と、上部キャップ内に保持され第二剤を収納し、開口端をシールした収納容器とからなる二剤混合容器であって、
    上部キャップは、頂壁と、頂壁とともに内方に収納容器を保持する内筒と、外筒とからなり、内筒の下端に底蓋を押し下げる押下げ突部を垂設しており、
    下部キャップは、上部に上部キャップを装着する内筒と、上壁と、容器本体の口筒部に被嵌される外筒とからなり、内筒の内周下部には、上面に上向き破断刃を立設した突部が配設されるとともに、底蓋が装着されており、
    底蓋の底壁がドーム状に形成され、
    底壁に、下部キャップの内筒内周の突部と係合する位置合せ凹部が凹設されていることを特徴とする二剤混合容器。
  7. 第一剤を収納した容器本体と、容器本体の口筒部に装着される上部キャップと下部キャップとからなるキャップと、下部キャップに装着された底蓋と、上部キャップ内に保持され第二剤を収納し、開口端をシールした収納容器とからなる二剤混合容器であって、
    上部キャップは、頂壁と、頂壁とともに内方に収納容器を保持する内筒と、外筒とからなり、内筒の下端に底蓋を押し下げる押下げ突部を垂設しており、
    下部キャップは、上部に上部キャップを装着する内筒と、上壁と、容器本体の口筒部に被嵌される外筒とからなり、内筒の内周下部には、上面に上向き破断刃を立設した突部が配設されるとともに、底蓋が装着されており、
    下部キャップの内筒内周の上向き破断刃の内周に、縦リブを配設したことを特徴とする二剤混合容器。
  8. 第一剤を収納した容器本体と、容器本体の口筒部に装着される上部キャップと下部キャップとからなるキャップと、下部キャップに装着された底蓋と、上部キャップ内に保持され第二剤を収納し、開口端をシールした収納容器とからなる二剤混合容器であって、
    上部キャップは、頂壁と、頂壁とともに内方に収納容器を保持する内筒と、外筒とからなり、内筒の下端に底蓋を押し下げる押下げ突部を垂設しており、
    下部キャップは、上部に上部キャップを装着する内筒と、上壁と、容器本体の口筒部に被嵌される外筒とからなり、内筒の内周下部には、上面に上向き破断刃を立設した突部が配設されるとともに、底蓋が装着されており、
    上部キャップの内筒下端の所定の位置に、下端が所定の方向に傾斜する傾斜部を形成した回り止め突部が垂設されていることを特徴とする二剤混合容器。
  9. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の二剤混合容器において、
    底蓋の底壁がドーム状に形成され、
    底壁に、下部キャップの内筒内周の突部と係合する位置合せ凹部が凹設されていることを特徴とする二剤混合容器。
  10. 請求項1〜5、9のいずれか一項に記載の二剤混合容器において、
    下部キャップの内筒内周の上向き破断刃の内周に、縦リブを配設したことを特徴とする二剤混合容器
  11. 請求項1〜5、9、10のいずれか一項に記載の二剤混合容器において、
    上部キャップの内筒下端の所定の位置に、下端が所定の方向に傾斜する傾斜部を形成した回り止め突部が垂設されていることを特徴とする二剤混合容器。
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