JP2022057273A - ヒンジキャップ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 容器本体Eに装着されるキャップ本体Bと、キャップ本体BにヒンジDを介して連設された上蓋CとからなるヒンジキャップAであって、キャップ本体Bは、容器本体Eの口部1に装着される装着部5と、装着部5のヒンジDと反対側に形成された封緘係合部Fとを備え、上蓋Cは、頂壁40と、頂壁40の周縁から垂設された側周壁41と、側周壁41のヒンジDと反対側から突設された摘み部44と、摘み部44から垂下された係止片45とを備え、係止片45は、セット時に封緘係合部Fと係合し、開封時に、摘み部44から切り離されて封緘係合部Fに移行することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
このため、開封時に上蓋の摘み部を持ち上げるだけで、封緘部材をキャップ本体から切り離すとともに、上蓋を開蓋することができるヒンジキャップも開発されているが、このヒンジキャップでは、開封時にキャップ本体から切り離された封緘部材が飛び散り、調理中の食物に入ってしまうおそれがあった。
なお、以下の説明において、図1(a)でみて、上方向を「上」とし、下方向を「下」とし、右方向を「背面側」(ヒンジ側)とし、左方向を「正面側」(ヒンジと反対側)とする。
なお、本実施例では、注出口7および注出筒8は、キャップ本体Bの中央部から正面側に偏った位置に設けられているが、注出口7および注出筒8は、中央部にあっても構わない。
下部側壁27の正面側には、所定の高さから下端までに切り欠かれた吐出口31が開口され、下部側壁27の背面側には、上部に空気置換孔32が開口されている。
突出部29は、底部28の中央部から上方に立設される肉厚の筒壁33と、筒壁33の上端を閉塞する天壁34とから構成され、筒壁33の外周面には、上端から下端まで上下方向に凹設された溝部35が複数形成されている。
なお、本実施例では、溝部35は、正面側と背面側に対面する位置と、それぞれの位置から60°ずつ離れた位置との計6個が形成されている。
摘み部44の厚さ(上下寸法)は、封緘係合部Fの設置位置として設定された上下寸法αより小さい寸法で形成されることが好ましい。
側周壁41の正面側の外周には、中央から両側の所定の範囲まで周方向に延びる外周凹部47が形成され、摘み部44は、外周凹部47の下端部から突設されている。
側周壁41の外周凹部47が形成された部分は、壁の厚さが、他の部分の壁の厚さに比べ薄肉となり、特に、側周壁41の内周側から凹設された係合凹部46がある箇所は、最薄肉となる薄肉壁部41aとなっている。
開口部51の内側には、破断可能な連結片52を介して垂下される係止片45が設けられている。
係止突部55は、下端から正面側の斜め上方に延びる傾斜下面55aと、上端に段上面55bを形成するように突設され、セット時に、封緘係合部Fの係合突部22と係合する。
本実施例のヒンジキャップAは、図2に示すように、開蓋した状態で一体成形により製造される。
セット時に、封緘係合部Fの挿入空間β内に上蓋Cの摘み部44から垂下された係止片45が上方から挿入され、係合壁20の係合突部22の傾斜上面22aに、係止片45の係止突部55に形成された傾斜下面55aが当接し、係止突部55が係合壁20をわずかに押し拡げながら係合突部22を乗り越え、挿入空間β内に係止片45が挿入される。
ヒンジキャップAは、閉蓋した状態で、打栓または上蓋Cを下にした容器の倒立落下時などにより、とくに上蓋Cの頂壁40と側周壁41との角部に押圧力が加えられると、上蓋Cの密封筒42の先端部42cが、整流筒体Gの押え凸部30の傾斜面30aに当接し、上蓋Cが押し潰されて変形することを防止することができる。
以上のように、打栓または容器の倒立落下時に、上蓋Cがキャップ本体Bに対して押し込まれても、上蓋Cの中筒壁43とキャップ本体Bの上壁6との当接、および密封筒42の先端部42cを押え凸部30が受けることにより、上蓋Cがキャップ本体Bに対して押し潰されて変形することを防止している。
摘み部44を持ち上げると、開口部51に連結片52を介して連設されている係止片45も持ち上げられるが、係止片45の係止突部55がキャップ本体Bの封緘係合部Fの係合壁20の係合突部22に係合しているので、係止片45は上昇することを阻止され、抵抗となる。
さらに、摘み部44を持ち上げると、連結片52が破断され、開口部51から係止片45の抜け止め部53が切り離され、係止片45は、上蓋Cの摘み部44からキャップ本体Bの封緘係合部Fに移行する。
さらに、上蓋Cの側周壁41の薄肉壁部41aも、開蓋の際に、その部分の壁が変形するので、上蓋Cの係合凹部46とキャップ本体Bの蓋係合部9との嵌合が強固であっても、簡単かつ弱い力で開蓋することができる。
また、係止片45が上昇しても、係止片45の係止突部55の段上面55bが封緘係合部Fの係合突部22の段下面22bに係合するので、係止片45が封緘係合部Fから外れて飛び散ることを防止できる。
次に、内容液の使用が終わると、容器を正立させることで、注出筒8内に残留する内容液は、整流筒体G内に流れ落ち、吐出口31から容器本体E内に回収でき、注出筒8および整流筒体Gの中に内容液はほとんど残らない。
以下、第1実施例と同一の構成部分には同一の符号を付し、異なる構成部分のみ異なる符号を付して相違点を中心に説明する。
外周壁部65は、正面側の外周に所定の範囲で封緘係合部Fが連設され、内周下部に容器本体Eの口部1の嵌合突部2と係合する係合部66が設けられている。
抜栓部69は、薄肉弱化部68を介して隔壁部62に連結された底壁70を備え、底壁70の正面側上面には、セット時に、挿入体Hと係合する上端が開口した筒状の引上壁71が立設されている。
側周壁81の内周下端部には、拡径され、キャップ本体Baの蓋係合部63の上面および外周と係合する係合凹部83が設けられている。
開口部51の内側には、破断可能な連結片52を介して垂下される係止片45が設けられている。
係止片45は、開口部51の内周と破断可能な連結片52を介して接続されるとともに、開口部51の開口を塞ぐ形状に形成された抜け止め部53と、抜け止め部53から垂設され、セット時に、内側面がキャップ本体Baの外周壁部65外周の正面側を覆うように、円弧状に形成された足部54と、足部54の下部に形成された係止突部55とを備えており、係止突部55は、セット時に封緘係合部Fの係合突部22と係合する。
軸筒部91は、外周に、セット時に引上壁71の内周係止部74と係合する外周係止部92が設けられ、内周は、引上壁71の嵌合支柱75と嵌合する嵌合凹部93となっている。
なお、挿入体Hと引上壁71との嵌合構造は、本実施例に限定されず、挿入体Hは、引上壁71と外れないように固定されていれば、どのような形態でも構わない。
また、抜栓部69は、引上壁71を設ける代わりに、底壁70に開口部を設けて挿入体Hを嵌合させたり、または、底壁70に凹部を設け、凹部内で挿入体Hを嵌合させる構造としてもよい。
さらに、挿入体Hを設ける代わりに、上蓋Caの頂壁80側と抜栓部69側とを溶着あるいは超音波接着等で直に接合させる構造としてもよい。
本実施例では、第1実施例と同様に、一体成形で製造されたヒンジキャップAaは、図5に示すように、開蓋した状態で得られる。
次に、上蓋CaをヒンジDを介してキャップ本体Baに対して閉蓋方向に回動し、ヒンジキャップAaをセット(閉蓋)する。
その際、キャップ本体Baの抜栓部69から立設された引上壁71の外周上部は、上蓋Caの挿入口85および補強筒壁86内周に摺接し、さらに、上蓋Caの密封筒82の外周が、キャップ本体Baの注出筒61の内周に密接してシール部を形成するとともに、キャップ本体Baの蓋係合部63と、上蓋Caの側周壁81の係合凹部83とが嵌合して、閉蓋状態となる。
その際、挿入体Hの頭部90は、上蓋Caの挿入段部84に嵌合して固定され、引上壁71の上端面が挿入体Hの頭部90の下面に当接または近接するとともに、引上壁71の内周および内周係止部74および嵌合支柱75が挿入体Hの軸筒部91の外周および外周係止部92および嵌合凹部93と嵌合して固定され、装着が完了する。
キャップ本体Baは、隔壁部62から除去された抜栓部69に注出口67が開口し、注出筒61を介して容器本体E内の内容液の注出が可能となる。
B、Ba キャップ本体
C、Ca 上蓋
D ヒンジ
E 容器本体
F 封緘係合部
G 整流筒体
H 挿入体
α 上下寸法
β 挿入空間
1 口部
2 嵌合突部
3 ネックリング
5、60 装着部
6 上壁
7、67 注出口
8、61 注出筒
9、63 蓋係合部
10、64 内筒
11、65 外周壁部
12、66 係合部
13 下部壁部
14 外周切り込み部
15 スリット溝
20 係合壁
21 側壁
22 係合突部
22a 傾斜上面
22b 段下面
25 上部側壁
26 段壁部
27 下部側壁
28 底部
29 突出部
30 押え凸部
30a 傾斜面
31 吐出口
32 空気置換孔
33 筒壁
34 天壁
35 溝部
40、80 頂壁
41、81 側周壁
41a 薄肉壁部
42、82 密封筒
42a シール部
42b 下部シ-ル部
42c 先端部
43 中筒壁
44 摘み部
45 係止片
46、83 係合凹部
47 外周凹部
50 鍔部
51 開口部
52 連結片
53 抜け止め部
54 足部
55 係止突部
55a 傾斜下面
55b 段上面
62 隔壁部
68 薄肉弱化部
69 抜栓部
70 底壁
71 引上壁
72 補強リブ
72a 上端面
73 内隔壁
74 内周係止部
75 嵌合支柱
84 挿入段部
85 挿入口
86 補強筒壁
90 頭部
91 軸筒部
92 外周係止部
93 嵌合凹部
Claims (5)
- 容器本体に装着されるキャップ本体と、キャップ本体にヒンジを介して連設された上蓋とからなるヒンジキャップであって、
キャップ本体は、容器本体の口部に装着される装着部と、装着部のヒンジと反対側に形成された封緘係合部とを備え、
上蓋は、頂壁と、頂壁の周縁から垂設された側周壁と、側周壁のヒンジと反対側から突設された摘み部と、摘み部から垂下された係止片とを備え、
係止片は、セット時に封緘係合部と係合し、開封時に、摘み部から切り離されて封緘係合部に移行することを特徴とするヒンジキャップ。 - 封緘係合部は、装着部の外周面から所定の間隔を隔て、周方向に形成された係合壁を備え、
係止片は、セット時に、係合壁と装着部の外周面との間に上方から挿入されることを特徴とする請求項1に記載のヒンジキャップ。 - 摘み部は、側周壁から所定の角度範囲に延設された鍔部と、鍔部を貫通する開口部とを備え、
係止片は、開口部から破断可能な連結片を介して垂下されることを特徴とする請求項1または2に記載のヒンジキャップ。 - 封緘係合部は、装着部の外周面から所定の間隔を隔て、周方向に形成された係合壁と、係合壁の内側に形成された係合突部とを備え、
係止片は、セット時に係合突部と係合する係止突部を備えることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載のヒンジキャップ。 - 係止片は、摘み部と破断可能な連結片を介して接続された抜け止め部と、抜け止め部から垂下された足部と、足部の下部に形成され、セット時に封緘係合部と係合する係止突部とを備えることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載のヒンジキャップ。
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