JP4518319B2 - キャップ - Google Patents

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Description

本発明はキャップに関する。
ボトルの口部に取り付けることにより、ボトル内の液を各種の飲料にすることができるボトルのキャップが提案されている。(例えば、特許文献1参照)
上記キャップは、ペットボトル等のドリンク用の口部に着脱自在で、ボトルの口部の内側へ挿入する底蓋付きの内筒部を有して、水と混ぜ合わせることによりジュース,お茶,コーヒー等の各種飲料になる飲料の素をその内筒部の中に詰め込んだキャップ本体と、該キャップ本体に対し螺動下降可能に組み付けられて、キャップ本体に対して螺動下降させることによりキャップ本体における底蓋を開いて内筒部に詰め込んだ飲料の素を内筒部からボトル内へ落下可能にしたキャップ副体とから構成している。
特開2004−83022号公報
上記キャップは、使用時にキャップ内の収納物をボトル内収納物と混合することができる優れたものであるが、上記した如くキャップ副体を螺動下降させてその下端の円筒状の爪片により底蓋周囲の薄肉部を切断して底蓋を開く如く構成されているため、通常はキャップ副体内の収納物の重さで底蓋が開く如く作用するが、時に切断された底蓋部分周囲に食い込んだ爪片が切断された底蓋部分と嵌合してしまい底蓋が開かなくなる虞れがあった。
本発明は上記した点に鑑みてなされたもので、確実に底蓋を開くことができてキャップ内収納物を確実にボトル内へ落下させることができ、また、収納物を混合させた後の攪拌を充分に漏れなく行うことができ、更に、その開封操作も簡単であるキャップを提案する。また、装着した容器の未使用を表現できる利点を兼ね備えたキャップを提案する。
第1の手段として、容器Bの口部4外周に螺着させた周壁5の上端縁より頂壁6を延設するとともに、頂壁6裏面より収納筒部7を垂設した蓋部材2と、収納筒部7の下端開口を閉塞してその下端部に嵌合することにより収納筒部7内に収納室Rを画成した底蓋13を、口部4内上端部に上部の大径部14a 外周を密嵌させ且つ下部の小径部14b 内周に収納筒部7を摺動可能に嵌合させた支持筒部14の下端部に、ヒンジ15を介して開閉可能に連結した底蓋部材3とを備え、蓋部材2の螺動上昇により底蓋13収納筒部7から外れて収納室Rが開口する如く構成したキャップであって、底蓋部材3に対する蓋部材2の螺動上昇幅を規制する上昇規制手段を設け、該上昇規制手段は、支持筒部14上端縁より口部4上に延設したフランジ16上面より筒部18を立設してその外周上部に周設した係止突条17と、キャップ周壁5の口部4上方突出部分内周に突設した係合突条8とで構成し、係止突条17に係合突条8が当接した時点で底蓋13の嵌合が外れて収納室Rが開口する如く構成し、係止突条17と係合突条8との当接後の蓋部材2の強制的な螺脱で、全体の取り外しが可能に構成した。
の手段として、前記第1の手段に於いて、前記周壁5下端部に易切断性の破断部9を介して垂設した封緘リング10を容器Bの口部4外周に乗り越え係合させた。
本発明のキャップは、蓋部材2の螺動上昇により底蓋13が外れて収納室Rが開口する如く構成したので、従来品の如く切断された底蓋がカッター刃に嵌合して収納室の開口が充分行われないというような不都合はなく、確実に収納室を開口し、収納物が容器内に落下する。また、底蓋部材3に対する蓋部材2の螺動上昇幅を規制する上昇規制手段を設けるとともに、該上昇規制手段で規制する蓋部材2の最上昇時に底蓋13の嵌合が外れて収納室Rが開口するため、底蓋13の外れるまでの所定の上昇が感触で判断でき、その上昇幅は必要最小限に押さえることができるため、収納筒部7と支持筒部14の摺動範囲で底蓋13の外れを生じさせることができ、その結果、各収納物の混合物が密閉状態で維持できてそのまま容器を振れば充分な攪拌を行えるものであり、混合物が充分な攪拌を必要なものにとっては極めて有効である。また、従前通り装着した容器B内の収納物と収納室R内の収納物とを使用直前まで分離した状態で保管できる。
また、前記口部4内の上端部に上部の大径部14a 外周を密嵌させ且つ下部の小径部14b 内周に前記収納筒部7を摺動可能に嵌合させるとともに、下端部にヒンジ15を介して開閉可能に底蓋13を連結した支持筒部14を備えた底蓋部材3を採用し、また、前記支持筒部14上端縁より前記口部4上に延設したフランジ16上面より筒部18を立設してその外周上部に周設した係止突条17と、前記キャップ周壁5の前記口部上方突出部分内周に突設した係合突条8とで上昇規制手段を構成したものにあっては、構造が簡潔であり、また、各収納物混合後の取り外しが、蓋部材2を強制的に螺脱させることにより行えるという使用上の利便性を兼ね備えている。
更に、封緘リング10を設けたものにあっては、装着した容器Bの未使用を表現でき、悪戯の防止を図ることができる。
以下、本発明の実施例の形態を図面を参照して説明する。
図1から図3は本発明キャップの一例を示し、キャップAは、蓋部材2と、底蓋部材3とを備えており、両者はそれぞれ合成樹脂により形成されている。
蓋部材2は、容器Bの口部4外周に螺合させた周壁5の上端部より内方へ頂壁6を延設し、頂壁6裏面から口部4内に収納筒部7を垂設している。周壁5は口部4外周に螺着した大径部分より口部4上方に突出した上端部を小径に形成し、その小径部分の内周下部に後述する上昇規制手段を構成する係合突条8を突周設している。また、周壁5下端部に易切断性の破断部9を介して封緘リング10を垂設し、該封緘リング10内周に突周設した係合突条11を容器口部4外周に突周設した係止突条12の下面に乗り越え係合させている。
底蓋部材3は、前記収納筒部7の下端開口を閉塞して収納筒部7下端に嵌合させることにより収納筒部7内部に収納室Rを画成した底蓋13を、容器口部4内に嵌合させ且つ内周に収納筒部7を摺動可能に嵌合させた支持筒部14の下端部に、ヒンジ15を介して開閉可能に連結している。収納筒部7は上部を大径に下部を小径に構成し、上部の大径部14a 外周を口部4内周上部に密嵌しており、下部の小径部14b 内周に収納筒部7外周下部を摺動可能に嵌合させている。また、収納筒部7の上端より延設したフランジ16を口部4上面に延設し、更にこのフランジ16上に、外周上部に係止突条17を周設した筒部18を立設している。底蓋13は上面周縁部に前記収納筒部7内周下端部に嵌合する嵌合筒部19を立設しており、嵌合筒部19外方の周縁部上面を収納筒部7下面に当接させて嵌合している。
本発明では、底蓋部材3に対する蓋部材2の螺動上昇幅を規制する上昇規制手段を設けている。そしてこの上昇規制手段で規制する蓋部材2の最上昇時に前記底蓋13の嵌合が外れて収納室R下端が開口する如く構成している。図示例では、上記筒部18の係止突条17及びキャップ周壁5の係合突条8とで上昇規制手段を構成している。
上記の如く構成したキャップAを使用する場合に付いて説明する。まず、内部に収納物を充填した容器Bに、収納室R内に収納物を充填したキャップAを螺着させる。収納室Rへの収納物の充填は種々の方法が採用できるが、例えば、倒立させた蓋部材2の収納筒部7内に収納物を挿入した後、底蓋13を収納筒部7に嵌合しつつ底蓋部材3を装着することにより行える。キャップAの口部4への螺着の際には封緘リング10の係合突条11が容器口部4の係止突条12を強制的に乗り越えてその下面に係合する。容器B内及びキャップAの収納室R内に充填する収納物としては液状のもの或いは粉末,顆粒等の固形状のもの等を収納できる。
容器を使用する場合には、図1の状態から蓋部材2を螺動上昇させる。最初易切断性の破断部9が切断された後、蓋部材2の螺動上昇はその係合突条8が筒部18の係止突条17下面に到達した時点で通常の螺脱操作での上昇が停止する。この際、蓋部材2の上昇に伴う収納筒部7の上昇により嵌合筒部19の収納筒部7への嵌合が外れ、図2に示す如く、収納室Rの下端が開口し、収納室R内の収納物が容器B内に落下し、両者が混合される。また、この時点では収納筒部7が支持筒部14に密に嵌合されているため、容器B内の液密性は充分に保たれており、容器Bを振って混合物を充分攪拌することができる。混合後は、蓋部材2を容器Bの口部4から強制的に螺脱させれば、図3に示す如く、切断されて封緘リング10が容器口部4に残る以外は全て取り除くことができ、混合収納物を使用できる。
本発明キャップの半断面図である。(実施例1) 本発明キャップの底蓋を開封した状態の要部半断面図である。(実施例1) 本発明キャップを開封後取り除いた状態の要部半断面である。(実施例1)
符号の説明
2…蓋部材,3…底蓋部材,4…口部,5…周壁,6…頂壁,7…収納筒部,
8…係合突条,9…易切断性の破断部,10…封緘リング,13…底蓋,14…支持筒部, 14a …大径部,14b …小径部,15…ヒンジ,16…フランジ,17…係止突条,
18…操作筒,A…キャップ,B…容器,R…収納室

Claims (2)

  1. 容器(B) の口部(4) 外周に螺着させた周壁(5) の上端縁より頂壁(6) を延設するとともに、頂壁(6) 裏面より収納筒部(7) を垂設した蓋部材(2) と、収納筒部(7) の下端開口を閉塞してその下端部に嵌合することにより収納筒部(7) 内に収納室(R) を画成した底蓋(13)、口部(4) 内上端部に上部の大径部(14a) 外周を密嵌させ且つ下部の小径部(14b) 内周に収納筒部(7) を摺動可能に嵌合させた支持筒部(14)の下端部に、ヒンジ(15)を介して開閉可能に連結した底蓋部材(3) とを備え、蓋部材(2) の螺動上昇により底蓋(13)収納筒部(7) から外れて収納室(R) が開口する如く構成したキャップであって、底蓋部材(3) に対する蓋部材(2) の螺動上昇幅を規制する上昇規制手段を設け、該上昇規制手段は、支持筒部(14)上端縁より口部(4) 上に延設したフランジ(16)上面より筒部(18)を立設してその外周上部に周設した係止突条(17)と、キャップ周壁(5) の口部(4) 上方突出部分内周に突設した係合突条(8) とで構成し、係止突条(17)に係合突条(8) が当接した時点で底蓋(13)の嵌合が外れて収納室(R) が開口する如く構成し、係止突条(17)と係合突条(8) との当接後の蓋部材(2) の強制的な螺脱で、全体の取り外しが可能に構成したことを特徴とするキャップ
  2. 前記周壁(5) 下端部に易切断性の破断部(9) を介して垂設した封緘リング(10)を容(B) の口部(4) 外周に乗り越え係合させてなる請求項1記載のキャップ。
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