JP4786356B2 - 二剤混合容器 - Google Patents

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本発明は、分離して収納した二剤を簡単な操作で混合できるようにした二剤混合容器に関するものである。
二剤混合容器として、第一剤を容器本体に収納し、第二剤を容器本体の口筒部上方に装着され、下端開口をアルミシールで封止した逆カップ状の容器に収納し、アルミシールを破断刃によって破断し、二剤を混合させるようにした混合容器は、従来より知られている(例えば、特許文献1参照)。
実公平6−34315号
しかしながら、上記特許文献1記載の混合容器では、容器本体内に、第一剤として液体が入っていると、運搬時の振動による内容液のウォーターハンマー現象、或いは、容器を取り落としたときの内容液のウォーターハンマー現象等によって、アルミシールが破断されるというおそれがあった。
また、容器本体に収納した液が、混合容器の保存中に、温度の上昇、或いは発酵、炭酸ガスの発生等により、容器内の圧力が上昇することがあった。
そのため、シールを破断するおそれがあり、薄肉のプラスチック製シールは使えないという問題があった。
本発明は、上記の問題を解決することを課題として、第二剤を収納したコップ状容器のシール面を、容器本体に収納した内容液のウォーターハンマー現象や、内圧の上昇によって破損されることを防止するようにした二剤混合容器を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、二剤混合容器として、第一剤を収納した容器本体と、容器本体の口筒部に装着される上部キャップと下部キャップとからなるキャップと、中栓と、キャップ内に保持された第二剤の収納容器とからなる二剤混合容器において、上部キャップは、頂壁と内筒と外筒とを具え、内筒には、内方に第二剤の収納容器を保持し、下端に下向き破断刃を垂設しており、外筒には、下端に封緘帯が連設され、内周にはねじが設けられており、下部キャップは、上部に上部キャップを装着し、上部キャップの外筒の内周に設けられたねじと螺合するねじが設けられた内筒と、内筒外周に連設された上壁と、上壁外縁に連設された容器本体の口筒部に係合する外筒とを具え、内筒下端内周には上面に上向き破断刃を立設した突部が配設されており、中栓は、内周が下部キャップの内筒外周下部に係合し、外周が容器本体の口筒部内周に挿入される周壁と、周壁上端外周に連設されるフランジと、周壁内周下端に連設された底壁とを具え、底壁には、上部キャップの内筒の下向き破断刃により、切断開口される蓋壁が形成されており、第二剤の収納容器は、容器部と、容器部に装着され、下部キャップの内筒下端に設けた突部の上向き破断刃により切断開口されるシートとからなっており、封緘帯を取り外し、上部キャップを下部キャップに対して閉蓋方向に回転させることによって、上部キャップを下降させ、第二剤の容器部のシートを切断開口させると同時に、中栓の蓋壁を切断開口させるようにしたことを特徴とする構成を採用する。
二剤混合容器の別実施例として、第一剤を収納した容器本体と、容器本体の口筒部に装着される上部キャップと下部キャップとからなるキャップと、キャップ内に保持された第二剤の収納容器とからなる二剤混合容器において、上部キャップは、頂壁と内筒と外筒とを具え、内筒には、内方に第二剤の収納容器を保持し、下端に下向き破断刃を垂設しており、外筒には、下端に封緘帯が連設され、内周にはねじが設けられており、下部キャップは、上部に上部キャップを装着し、上部キャップの外筒の内周に設けられたねじと螺合するねじが設けられた内筒と、内筒外周に連設された上壁と、上壁外縁に連設された容器本体の口筒部に係合する外筒とを具え、内筒の下端には、底壁が連設され、該底壁の上面には、上向き破断刃を立設した突部が配設され、底壁の下面には、上部キャップの内筒の下向き破断刃により、切断開口される蓋壁が形成されており、第二剤の収納容器は、容器部と、容器部に装着され、下部キャップの内筒下端に設けた突部の上向き破断刃により切断開口されるシートとからなっており、封緘帯を取り外し、上部キャップを下部キャップに対して閉蓋方向に回転させることによって、上部キャップを下降させ、第二剤の容器部のシートを切断開口させると同時に、下部キャップの蓋壁を切断開口させるようにしたことを特徴とする構成を採用する。
本発明の二剤混合容器は、第二剤の収納容器を装着した上部キャップの下方に中栓を装着しているので、容器本体の運搬時の振動による内容液の揺れ、或いは、温度上昇、その他の要因から発生する内圧の上昇によって、第一剤と第二剤との間の破断可能なシートが傷ついて破れるということを防止することができる。
また、上部キャップを下部キャップに対して回転させ下降させることにより、第二剤を収納した収納容器のシートを破断して開口するとともに、中栓の傾斜底壁を破断して開口し、第二剤を容器本体内に落下させて二剤を混合することができ、操作性が向上した。
次に、本発明の二剤混合容器について図面を参照して説明する。
図1において、Aは液体、または粉体等の第一剤を収納した容器本体、Bは容器本体Aに装着されるキャップ、Cは中栓、DはキャップB内に保持される液体、または粉体等の第二剤を収納した収納容器である。
容器本体Aは、上部に口筒部1を具えており、口筒部1外周には、ねじ2が螺設されている。
キャップBは、図1、2に示すように、上部キャップB1と、下部キャップB2とから構成されている。
上部キャップB1は、頂壁5と、頂壁5下面に垂設された内筒6と、頂壁5周縁から垂設された外筒7とからなっている。
内筒6の内周には、頂壁5下面とともに第二剤の収納容器Dを保持するため、複数の保持片8が設けられており、内筒6の下端面の所定の位置には、下向き破断刃9が垂設されている。
外筒7の内周には、ねじ10が設けられ、外筒7の下端には、等間隔をおいて配設された切断可能な複数の連結片11を介して封緘帯12が連設されており、封緘帯12の外周の一部にはつまみ部13が設けられ、つまみ部13に接して、容易に切断可能な連結片、または切断可能な薄肉部により、上下方向に延びる弱化部が設けられている。
実施例では、封緘帯12を、連結片11を介して外筒7に連設しているが、外筒7の下端と下部キャップ上壁の間に挿入されるつまみ部を設けたスペーサー等を用いてもよい。
下部キャップB2は、下端面が傾斜面を形成するように切断された内筒15と、内筒15の外周の所定の位置に連設されたフランジ状の上壁16と、上壁16外周縁から垂設された外筒17とからなっている。
内筒15の外周上部には、上部キャップB1の外筒7内周のねじ10に螺合するねじ18が設けられている。
内筒15の下端内周には、内筒15の下端面の最下部より上方に傾斜する突部19が内方に向かって突設されており、突部19の先端上部には、上向き破断刃20が立設されている。
外筒17の内周には、容器本体Aの口筒部1のねじ2に螺合するねじ21が設けられている。
中栓Cは、軟質のポリエチレン等の比較的軟質の素材によって形成されており、図1、3に示すように、内周が下部キャップB2の内筒15外周に係合する周壁25と、周壁25の上端外周に連設されたフランジ26と、周壁25の下端内周に連設され、下部キャップB2の内筒15の下端と当接する傾斜底壁27とからなっている。
傾斜底壁27には、上部キャップB1の下向き破断刃9により、斜面の最下部付近を残して円弧状に切断される薄肉の弱化ライン28と、弱化ライン28の円弧の両端部付近から内方に設けられている折り曲げライン29により蓋壁30が形成されている。
蓋壁30の上面の最上部付近には、収納容器Dの下面に当接し、蓋壁30の一部を下方に押下げ、蓋壁30を折り曲げライン29を介して下方に変形させる押下げ突部31が立設されている。
押下げ突部31の位置は、上部キャップの下降時に、実施例では後述する収納容器Dのフランジ36と当接するようになっているが、上部キャップB1の内筒6に当接するようにしてもよい。
また、押下げ突部31の高さは、切断刃の高さに応じて適宜に設定することができる。
収納容器Dは、図1.2に示すように、上部キャップB1の内筒6内方に保持片8を介して、倒立して保持される容器部35と、容器部35の開口端に設けられたフランジ36とからなり、該フランジ36には、下部キャップB2の突部19の上向き破断刃20により切断可能な薄肉のシート37が貼着されている。
次に、本発明の二剤混合容器の使用態様と作用効果について説明する。
まず始めに、二剤混合容器の組立てについて説明する。
図1に示すように、第二剤を収納した収納容器Dを、上部キャップB1の内筒6内方に倒立して保持させる。
次いで、上部キャップB1を下部キャップB2の内筒15上部に装着する。
その際、上部キャップB1の外筒7内周のねじ10と下部キャップB2の内筒15上部外周のねじ18が螺合することにより、上部キャップB1を下部キャップB2に対して下降させ、上部キャップB1の外筒7下端に連設された封緘帯12の下端が、下部キャップB2の上壁16の上面に当接すると、上部キャップB1の下降が止められる。
次いで、下部キャップB2の内筒15下端と、中栓Cの傾斜底板27との互いの傾斜を係合させながら、内筒15下部に中栓Cを装着する。
最後に、第一剤を収納した容器本体Aの口筒部1に、中栓Cを装着したキャップBを螺着させ、閉蓋させる。
その際、中栓Cの周壁25外周が、容器本体Aの口筒部1内周に挿入されるとともに、中栓Cのフランジ26が、下部キャップB2の上壁16下面と口筒部1上端面により挟持されることで、容器内が密封される。
以上のようにして、二種類の内容物を収納した二剤混合容器が得られる。
本実施形態の二剤混合容器では、下部キャップB2の下部に中栓Cを装着することにより、運搬時に、容器本体A内の第一剤が激しく揺さぶられたり、内圧上昇があったとしても、第二剤の収納容器Dのシート37が破損し、開口することを防止している。
二剤混合容器の使用にあたっては、まず始めに、上部キャップB1の封緘帯12のつまみ部13を手指等で引張ると、弱化部および連結片11が引裂かれ、上部キャップB1の外筒7下端より封緘帯12を外すことができる。
次に、上部キャップB1を、下部キャップB2に対して回転させ、下降させる。
上部キャップB1が、下部キャップB2に対して回転しながら下降すると、上部キャップB1の内筒6下端に設けた下向き破断刃9が、中栓Cの傾斜底壁27上面に当接し、傾斜底壁27の弱化ライン28を切断していく。
その際、傾斜底壁27に傾斜があるため、図1に示すように、上部キャップB1の回転しはじめの時には、下向き破断刃9が傾斜底壁27上面に当接しないが、一定角度回転し下降したときに、下向き破断刃9が傾斜底壁27上面に当接し、図3に示すように、弱化ライン28を切断していく。
また、下向き破断刃9の当接に前後して、フランジ36、または内筒6の下端が押下げ突部31上面に当接し、押下げ突部31を押圧していく。
また、上部キャップB1の内筒6内方に保持されている第二剤の収納容器Dも上部キャップB1とともに回転しながら下降し、所定の高さから、第二剤の収納容器Dのシート37下面に、下部キャップB2の内筒15内周下端の突部19の上向き破断刃20が当接し、回転しながら切断されていく。
第二剤の収納容器Dのシート37が切断されることにより、切断部より収納容器D内の第二剤が下方に落ち、さらに、中栓Cの傾斜底壁27の切断部より第二剤が容器本体A内に落ちていく。
上部キャップB1の下部キャップB2に対しての回転は、螺合の完了とともに終了させることもできるが、図4に示すように、上部キャップB1の下向き破断刃9の側面が下部キャップB2の内筒15内周下端に突設された突部19の側面に当接することによって、回転を終了させることができる。
上部キャップB1の回転が止まるときには、図4に示すように、中栓Cの傾斜底壁27の蓋壁30上面の押下げ突部31が第二剤の収納容器Dの下面に当接して押下げられ、蓋壁30を折り曲げライン29を介して下方に変形させ、中栓Cの傾斜底壁27から蓋壁30を完全に開口させる。
さらに、第二剤の収納容器Dのシート37は、一部に未切断部を形成して下に垂れ、完全に開口される。
第二剤の収納容器Dのシート37、および中栓Cの傾斜底壁27から蓋壁30が完全に開口することで、第二剤の収納容器D内の第二剤を、最後まで容器本体A内に落とすことができる。
本実施形態のキャップでは、下部キャップB2の内筒15内周下端に突設された突部19の配置場所、または横幅を調整することで、上部キャップB1の回転可能角度を調整することができる。
そのことにより、回転可能角度とともに、中栓Cの傾斜底部27の傾斜角度を調整することにより傾斜底部27の切断個所の形状を調整することができる。
二剤を混合した液体等を使用する際には、下部キャップB2の外筒17を把持して回転させると、中栓CとともにキャップBを容器本体Aの口筒部1から取外し、容器本体Aを傾けると、口筒部1から二剤を混合した液体等を注出することができる。
次に、下部キャップB2と中栓Cを一体成形した変形実施例について説明する。
前記実施形態と同一の構成のものには同一の符号を付して説明を省略し、以下、変更点を中心に説明する。
図5において、Baは第二剤の収納容器Dを装着した上部キャップB1aと、下部キャップB2aとからなるキャップである。
下部キャップB2aは、前記実施形態と同様に、上部にねじ18aを設けた内筒15aと、上壁16aと、内周にねじ21を設け、容器口筒部に螺合する外筒17aとからなり、内筒15aの下端には、傾斜底壁40が連設されている。
傾斜底壁40の上面には、その最下点に位置して、内端に上向き破断刃41を立設した突部42が設けられており、その反対側には、押下げ突部43が立設されている。
傾斜底壁40の下面には、円弧状の弱化ライン44と折り曲げライン45が設けられ、蓋壁45が形成されている。
容器本体A、上部キャップB1a、収納容器Dの構成は、前記実施形態と同一であり、上部キャップB1aを装着した下部キャップB2aは、パッキンPを介して容器本体Aの口筒部1に螺着される。
パッキンPは、下部キャップB2aの材質によってはなくてもよい。
使用にあたっての作用効果は、傾斜底壁の弱化ラインが上部キャップB1aの下向き切断刃9によって切断され、蓋壁が開口し、前記実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
前記実施形態と実施例では、上部キャップと下部キャップのねじの方向を同一の右ねじとしたが、上部キャップの回転操作時に、下部キャップが回転しないようにするため、容器口筒部に下部キャップに対する回転止め手段を配設してもよく、また、上部キャップのねじと下部キャップのねじとを逆方向のねじとしてもよい。
また、前記実施形態と実施例では、中栓C、または下部キャップB2a下面に傾斜底壁27、40を採用したが、上部キャップの下降により蓋壁が切断されるので、傾斜底壁27、40は、水平な底壁であってもよい。
本発明の混合容器は、容器本体と、上部キャップと下部キャップと中栓とからなるキャップにおいて、上部キャップを下部キャップに対して回転させ、上部キャップ内方に保持した第二剤の収納容器のシートを切断して開口するとともに、中栓の底壁を切断して開口することにより、第二剤を容器本体内に落下させて第一剤と混合させるようにしているので、操作性に優れたものとなっている。
また、中栓に用いることによって、シートの破損を防止するので、飲料品、食料品、化粧品、香料、薬品、その他の混合容器として、広く利用することができる。
本発明の混合容器の断面立面図である。 本発明のキャップと中栓と第二剤の収納容器の説明図で、(a)は立面説明図、(b)は下面説明図である。 本発明の混合容器の上部キャップ回転時の要部の説明図で、(a)は立面説明図、(b)は下面説明図である。 本発明の混合容器の上部キャップ回転後の断面立面図である。 変形実施例の混合容器の断面立面図である。
符号の説明
A 容器本体
B、Ba キャップ
B1、B1a 上部キャップ
B2、B2a 下部キャップ
C 中栓
D 収納容器
P パッキン
1 口筒部
2、10、18、21 ねじ
5 頂壁
6、15 内筒
7、17 外筒
8 保持片
9 下向き破断刃
11 連結片
12 封緘帯
13 つまみ部
16 上壁
19、42 突部
20、41 上向き破断刃
25 周壁
26 フランジ
27、40 傾斜底壁
28、44 弱化ライン
29 折り曲げライン
30、45 蓋壁
31、43 押下げ突部
35 容器部
36 フランジ
37 シート

Claims (2)

  1. 第一剤を収納した容器本体と、容器本体の口筒部に装着される上部キャップと下部キャップとからなるキャップと、中栓と、キャップ内に保持された第二剤の収納容器とからなる二剤混合容器において、
    上部キャップは、頂壁と内筒と外筒とを具え、
    内筒には、内方に第二剤の収納容器を保持し、下端に下向き破断刃を垂設しており、外筒には、下端に封緘帯が連設され、内周にはねじが設けられており、
    下部キャップは、上部に上部キャップを装着し、上部キャップの外筒の内周に設けられたねじと螺合するねじが設けられた内筒と、内筒外周に連設された上壁と、上壁外縁に連設された容器本体の口筒部に係合する外筒とを具え、
    内筒下端内周には上面に上向き破断刃を立設した突部が配設されており、
    中栓は、内周が下部キャップの内筒外周下部に係合し、外周が容器本体の口筒部内周に挿入される周壁と、周壁上端外周に連設されるフランジと、周壁内周下端に連設された底壁とを具え、
    底壁には、上部キャップの内筒の下向き破断刃により、切断開口される蓋壁が形成されており、
    第二剤の収納容器は、容器部と、容器部に装着され、下部キャップの内筒下端に設けた突部の上向き破断刃により切断開口されるシートとからなっており、
    封緘帯を取り外し、上部キャップを下部キャップに対して閉蓋方向に回転させることによって、上部キャップを下降させ、第二剤の容器部のシートを切断開口させると同時に、中栓の蓋壁を切断開口させるようにしたことを特徴とする二剤混合容器。
  2. 第一剤を収納した容器本体と、容器本体の口筒部に装着される上部キャップと下部キャップとからなるキャップと、キャップ内に保持された第二剤の収納容器とからなる二剤混合容器において、
    上部キャップは、頂壁と内筒と外筒とを具え、
    内筒には、内方に第二剤の収納容器を保持し、下端に下向き破断刃を垂設しており、外筒には、下端に封緘帯が連設され、内周にはねじが設けられており、
    下部キャップは、上部に上部キャップを装着し、上部キャップの外筒の内周に設けられたねじと螺合するねじが設けられた内筒と、内筒外周に連設された上壁と、上壁外縁に連設された容器本体の口筒部に係合する外筒とを具え、
    内筒の下端には、底壁が連設され、該底壁の上面には、上向き破断刃を立設した突部が配設され、底壁の下面には、上部キャップの内筒の下向き破断刃により、切断開口される蓋壁が形成されており、
    第二剤の収納容器は、容器部と、容器部に装着され、下部キャップの内筒下端に設けた突部の上向き破断刃により切断開口されるシートとからなっており、
    封緘帯を取り外し、上部キャップを下部キャップに対して閉蓋方向に回転させることによって、上部キャップを下降させ、第二剤の容器部のシートを切断開口させると同時に、下部キャップの蓋壁を切断開口させるようにしたことを特徴とする二剤混合容器。
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