JP2005187023A - 中栓付き容器 - Google Patents

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Hiroyuki Nakamura
弘幸 中村
Takayuki Goto
孝之 後藤
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Abstract

【課題】 プルリング付きのノズル兼用中栓を有する容器において、プルリング引上げで破断除去される中栓底板部分をほぼC字形状等としてその除去される底板部分が囲む底板部分を流出液体制御板として残して、該制御板でウォーターハンマー現象を防止するよう設けた。
【解決手段】 中栓11の底板12外周部を、該外周部の後部を連結部17として残して内外二重の破断用薄肉線19で囲んだ、ほぼC字形状等の除去用帯状板18に形成し、該帯状板両端から起立させた一対の支持杵21上端にプルリング22を横設した。
【選択図】 図2

Description

本発明はプルリングを有する中栓付き容器に関する。
口頸部を起立する容器体と、該容器体口頸部へ嵌合させた、プルリング付きのノズル兼用中栓と、該中栓へ嵌合させた蓋体とからなり、収納液体使用の際は、上記プルリング上方引上げで、該リングを上端へ付設させて中栓底板外周部から起立する支持杆が上方へ引かれ、すると中栓底板が、該底板外周へ穿設した薄肉線が破断することで除去され開口するよう設けた中栓付きの容器が広く知られている。(例えば特許文献1)。
実開平7−2250号公報
上記容器に限らず一般に大型の液体収納容器は、収納液体注出のために容器を傾ける際、不用意に大きく傾けるといわゆるウォーターハンマー現象で収納液体が多量に噴出して外方へ飛散することがある。
本発明は、既述従来のプルリングを有する中栓付き容器において、プルリング上方引上げで除去される中栓底板部分を、該底板中央部を残してC字形状とし、その底板中央部が収納液体注出の際に流出量制御板として機能して上記欠点を除去できるよう設けたものである。
第1の手段として口頸部4を起立する容器体1と、該容器体の口頸部へ嵌合させたプルリング付きのノズル兼用中栓11と、該中栓11へ嵌合させた蓋体31とからなる中栓付き容器において、
上記中栓底板12の外周部を、該外周部の後部を連結部17として残して内外二重の破断用薄肉線19で囲んだほぼC字形状等の除去用帯状板18に形成し、該帯状板の少なくとも一端から起立させた支持杵21上端へプルリング22を付設した。
第2の手段として、上記第1の手段を有すると共に中栓周壁後方上部と蓋体周壁後方下部とを肉薄ヒンジ35で連続させて、それ等中栓と蓋体とを一体成形させ、
上記連結部17ないし該連結部近傍から第1係合板25を起立させると共に、蓋体31後部から第1係合板後方へ第2係合板38を垂下させ、又第1係合板25後面一部へ係止部26を設けて、上記帯状板18を除去した後、肉薄ヒンジ35を中心として蓋体31を開き、第2係合板38下端を係止部26へ係止させたとき、第1係合板25と上記帯状板が囲んでいた制御板20とが前下方へ傾斜するよう設けた。
第3の手段として、上記第1、又は第2の手段を有すると共に中栓11上面から上外方へ拡開するノズル16を起立すると共に、蓋体31から上記ノズル内面へ水密に嵌合するシール筒37を垂下させた。
請求項1記載のようにすることで、開封前は中栓底板12が口頸部を密封するから液洩れがなく、又図3のように除去用の帯状板18を除去するとC字形状等の長孔23が形成され、該長孔が囲む底板部分が制御板20として残るから、該状態からの液体注出の際、不用意に容器を大きく傾けても既述従来例の場合のようにウォーターハンマー現象が生じて注出液が飛散することはない。
請求項2のようにすることで、請求項1記載の効果のほか、図9のように第1係合板25の係止部26へ蓋体の第2係合板38下端が係合するよう開蓋角度を調整することで、C字形状等長孔23が形成する液体流出口を大きくでき、液体流出量を加減できる効果がある。
請求項3記載のようにすることで、請求項1又は2記載の効果のほか、蓋体密封を容易かつ確実とすることが出来る。
まず、図1から図4が示す第1実施形態について説明すると、1は胴部2上端から肩部3を介して口頸部4を起立する容器体である。
上記容器体口頸部へは、プルリング付きのノズル兼用中栓11を嵌合させている。該中栓は、底板12外周から口頸部内面へ水密に嵌合させた内周壁13を起立し、該内周壁上端へ付設した内向きフランジ状頂板14を口頸部上端面へ載置させ、該頂板外周から垂下させた外周壁15を口頸部4外面へ緊密に嵌合させている。又頂板14上面からは、上端部を上外方へ拡開させてノズル16を起立する。
上記底板12の外周部へは、該外周部のうち任意に定めた後部に連結部17を残してその他外周部分をほぼC字形状等の除去用帯状板18とする。該帯状板は内外二重の破断用薄肉線19で囲んで形成する。又帯状板18と連結部17とが囲む底板部分を制御板20とする。上記帯状板18の形状は図2が示すC字形状のほか、菱形状、楕円形状等でもよく、要するに連結部17前方に帯状板18で囲まれた制御板20が形成されればよい。
上記帯状板18の両端からはそれぞれ支持杆21を起立させ、その上端から前方へプルリング22を突出する。該プルリングもC字形状としている。
31は蓋体で、頂板32の外周から、複数の拡径部33を介して外周壁34を垂下し、該外周壁後部の下端を中栓外周壁15の後部上端と肉薄ヒンジ35で連結している。又蓋体31下面からは、既述中栓のノズル16内面へ水密に嵌合させてシール筒36を垂下し、外周壁前部下端へは開閉蓋用の指掛け37を付設している。
該蓋体は必ずしも中栓11と連結しなくてもよく、中栓外面へ螺合させてもよい。
上記構成において、容器体内液体注出の際は、蓋体31を外し、プルリング22を上方へ引上げすると薄肉線19が破断されることで帯状板18が図4のように除去され、帯状板除去跡がC字形状等の弧状等長孔23を形成する。該状態から容器を傾けることで上記長孔23を介して液体を流出させることが出来る。長孔23の横巾を大小変えることで流出量も変えることが出来、又連結部17を弾性変形可能とすれば、流出液体の水圧に応じて制御板20も弾性変形することとなり、該弾性変形によっても上記長孔が形成する流出口は広狭自在に変化する。
図5から図9は第2実施形態を示す。上記第1実施形態と同一部分については同一符号を付することで説明を省略し、相違部分についてだけ説明すると、図5が示すように連結部17の後端部分に薄肉ヒンジ24を設け、又その連結部17からは第1係合板25を蓋体31上部内まで起立している。又蓋体31の後部内面からは第1係合板25後方へ第2係合板38を垂下している。尚第1係合板25の後面へは上向き段部状の係止部26を付形している。
これ等両係合板は、図9が示すように蓋体31を開くと第2係合板38下端が第1係合板25を前方へ押圧して制御板20と共に傾斜させ、第2係合板38下端が係止部26へ接したとき長孔23が拡大し、又図7のように蓋体31を上方まで開いたとき、第2係合板38が第1係合板25から離れて制御板20は元の位置へ弾性復帰するよう設けている。該図7の状態では液体注出で制御板20が外方へ押圧されても、第1係合板25上部が第2係合板38下端へ接することで傾斜できず、よって制御板20も殆ど動かず、よって長孔23も拡開することはない。
本発明容器要部の縦断面図である。 図1容器が有する中栓の平面図である。 図1容器を開封し、かつ開蓋させた状態で示す縦断面図である。 図3容器が有する中栓の平面図である。 第2実施形態で示す容器要部の縦断面図である。 図5容器が有する中栓の平面図である。 図5容器を開封し、かつ開蓋させた状態で示す断面図である。 図7中栓の平面図である。 図7容器の蓋体を、中間部まで開いた状態で示す断面図である。
符号の説明
1 容器体 11 中栓
12 底板 16 ノズル
17 連結部 18 帯状板
19 肉薄線 20 制御板
21 支持杆 22 プルリング
23 長孔 24 肉薄ヒンジ
25 第1係合板 26 係止部
31 蓋体 38 第2係合板

Claims (3)

  1. 口頸部4を起立する容器体1と、該容器体の口頸部へ嵌合させたプルリング付きのノズル兼用中栓11と、該中栓11へ嵌合させた蓋体31とからなる中栓付き容器において、
    上記中栓底板12の外周部を、該外周部の後部を連結部17として残して内外二重の破断用薄肉線19で囲んだほぼC字形状等の除去用帯状板18に形成し、該帯状板の少なくとも一端から起立させた支持杵21上端へプルリング22を付設した
    ことを特徴とする中栓付き容器。
  2. 中栓周壁後方上部と蓋体周壁後方下部とを肉薄ヒンジ35で連続させて、それ等中栓と蓋体とを一体成形させ、
    上記連結部17ないし該連結部近傍から第1係合板25を起立させると共に、蓋体31後部から第1係合板後方へ第2係合板38を垂下させ、又第1係合板25後面一部へ係止部26を設けて、上記帯状板18を除去した後、肉薄ヒンジ35を中心として蓋体31を開き、第2係合板38下端を係止部26へ係止させたとき、第1係合板25と上記帯状板が囲んでいた制御板20とが前下方へ傾斜するよう設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の中栓付き容器。
  3. 中栓11上面から上外方へ拡開するノズル16を起立すると共に、蓋体31から上記ノズル内面へ水密に嵌合するシール筒37を垂下させた
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の中栓付き容器。
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