JP2005206211A - 櫛付きエアゾール容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 限定されるスペース内で指掛りの範囲を十分に大きくすることができる押しボタン構造の創出を課題として、もって操作性の良好な櫛付きエアゾール容器を提供することを目的とする。
【解決手段】 頭部の上面に、開閉機能付きの注出ノズルを起立させたエアゾール容器体と、下端部を段付き孔で注出ノズルに密外嵌し注出路を形成する注出筒に、この注出筒を押し下げるための押しボタンを配設した押下げ部を有と、容器体の頭部に組み付き固定し、櫛体を備え、内部にこの櫛体上へ内容液を吐出するための吐出路を形成してなる吐出部を有し、注出筒の上端部と吐出部を上下方向への摺動可能に組み付けて、注出路と吐出路を密に連通した櫛付きエアゾール容器において、押しボタンを、ボタン本体の上端部からヒンジを介して、ボタン本体の上端部に横倒し可能に、押し板片を起立設した形状とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、櫛付きエアゾール容器に関する。
たとえば特許文献1、2、3あるいは特許文献4等には櫛付きエアゾール容器に係る発明が示されている。図5に従来例として特許文献1に記載のある櫛付きエアゾール容器を示すが、これら特許文献に示される容器はいずれも、各構成部材の構造、あるいは押下げ機構の詳細は異なるものの、エアゾール容器体1の頭部2の上方に配設された押しボタン22を押し下げることにより吐出部31に摺動部17で上下方向への摺動可能に連結した押下げ部11と共に注出ノズル3を押し下げて内容液を噴出させて、この噴出した内容液を注出路F1および吐出路F2を経て櫛体43上に吐出させるものである。
特開平8−40472号公報 特開平9−142553号公報 特開平5−337008号公報 特開平8−53173号公報
上記櫛付きエアゾール容器の使用の際には、エアゾール容器体(以下単に容器体と記す。)の注出ノズルを押し下げるが、上記のように摺動部もあり、一般的にはかなり押圧力を加える必要がある。しかしながらたとえば髪染め等の用途では多くの場合小型の容器体が使用されること、また櫛体を容器体の上方に付設することにより、押しボタンを配設できる領域が限定され、指掛りの範囲を十分に大きくすることができない。その結果として指が痛くなる、吐出量をうまく調整できない等、操作性が必ずしも良くないという問題がある。特に女性で爪の長い人にとっては実質的な指掛りの範囲が小さくなるのでさらに押し辛いものとなる。
本発明は上述のごとき課題を解決しようとするものであって、限定されるスペース内で指掛りの範囲を十分に大きくすることができる押しボタン構造の創出を課題として、もって操作性の良好な櫛付きエアゾール容器を提供することを目的とする。
上記技術的課題を解決する請求項1記載の発明の手段は、
頭部の上面に、開閉機能付きの注出ノズルを起立させたエアゾール容器体を有し、
下端部を段付き孔で注出ノズルに密外嵌し注出路を形成する注出筒に、この注出筒を押し下げるための押しボタンを配設した押下げ部を有し、
容器体の頭部に組み付き固定し、櫛体を備え、内部にこの櫛体上へ内容液を吐出するための吐出路を形成してなる吐出部を有し、
注出筒の上端部と吐出部を上下方向への摺動可能に組み付けて、注出路と吐出路を密に連通した櫛付きエアゾール容器において、
押しボタンを、ボタン本体の上端部からヒンジを介して、ボタン本体の上端部に横倒し可能に、押し板片を起立設した形状とすること、
にある。
請求項1記載の上記構成の櫛付きエアゾール容器は、容器体、押下げ部および吐出部を有し、容器体を手の平で掴持しながら、指先で押しボタンを押し下げることにより、押しボタンと共に押下げ部の注出筒が段付き孔を介して注出ノズルが下降して内容液が噴出する。この際、注出筒と吐出部は液密状の組み付け状態を保持しながら上下方向に相対的に摺動する。
噴出した内容液は、押下げ部の注出筒内に形成された注出路および吐出部内に形成された吐出路を流れて櫛体上に吐出され、この状態で髪を梳くことにより、内容液を容易に髪の毛に塗布することができる。
ここで、押しボタンをボタン本体の上端部からヒンジを介してこのボタン本体の上端部に横倒し可能に押し板片を起立設した形状とすることにより、使用時にはこの押し板片をボタン本体の上端部に横倒しすることにより、押し板片を高く起立設しておけば、横倒した状態での指掛りの範囲を確保できると共に、横倒し状態で押し板片をボタン本体の上端面からオーバーハングさせることができ、この押し板片の先端部を力点、押し板片との接触箇所を作用点とした梃子状の作用効果も発揮させて、押しボタンを容易に押し下げることが可能となる。
また、この押し板片はボタン本体の上端部からヒンジを介して起立設して射出成形による一体成形可能としたものであり、別部材として成形し、たとえば使用時等に組み付ける等の必要がない。
さらに、上記起立設した状態で、押し板片が容器体から横方向に出っ張ることもないので、包装あるいは陳列の際に押しボタンが邪魔になることがない。
請求項2記載の発明の手段は請求項1記載の発明において、
吐出部を、容器体の頭部に組み付き固定する有頂筒状の基筒片の頂壁の開口部開口縁から上下方向に吐出筒を配設し、この吐出筒の上部に櫛歯片上への内容液の吐出可能に櫛体を形成した形状とすること、
注出筒(13)の上端部と前記吐出筒(42)の下端部を、上下方向への相対移動可能にに密に連結すること、
押しボタンの上端部を頂壁開口部に隣接して開口した窓孔から突出させて配置すること、
にある。
請求項2記載の上記構成は特には吐出部の構成の具体例を示すものであり、吐出部は容器体の頭部に組み付き固定する有頂筒状の基筒片を有し、この基筒片の頂壁の開口部開口縁から上下方向に吐出筒を配設し、この吐出筒の上部に櫛歯片上への内容液の吐出可能に櫛体を形成した形状をしている。
頂壁開口部に隣接して開口した窓孔から上端部を突出配置させた押しボタンを押し下げることにより、押しボタンと共に押下げ部の注出筒が段付き孔を介して注出ノズルが下降して内容液が噴出する。そしてこの内容液は注出筒および吐出部の吐出筒でそれぞれ形成され、連通した注出路と吐出路を上昇し、吐出筒の上部に形成された櫛体に達し、櫛歯片上に吐出され、この状態で髪を梳くことにより、内容液を容易に髪の毛に塗布することができる。
また、容器の組み立ての際には押し板片はボタン本体の上端部からヒンジを介して起立設した状態で、基筒片の頂壁に開口した窓孔から押しボタンの上端部を容易に突出させることができる。
請求項3記載の発明の手段は請求項2記載の発明において吐出筒の位置する方向とは反対側に押し板片の横倒し方向を設定すること、にある。
請求項3記載の上記構成により、押し板片を、基筒片の頂壁の開口部開口縁から上下方向に配設された吐出筒の位置する方向とは反対側に横倒しするので、横倒した状態で吐出筒との干渉がなく押し板片の起立高さを十分高くすることができ、指掛りの範囲をより容易に確保することができる。
請求項4記載の発明の手段は、請求項1、2または3記載の発明において、押しボタンを、ボタン本体の平断面形状を扁平状の筒状体とし、この筒状体の扁平側の筒壁を吐出筒に対向位置させ、またこの扁平側の筒壁の上端部にヒンジを介して押し板片を起立設する構成とすること、にある。
請求項4記載の上記構成により、ボタン本体の平断面形状をたとえば長方形状、楕円状、長円状等の扁平状の筒状体とすることにより、吐出部の頂壁に、その周方向に略沿って扁平状の窓孔を開口すれば良いので、押しボタンの配設に係る占有領域を限定することができ、吐出部の特には吐出筒の径、配設位置に係る設計の自由度を高くすることができる。また扁平側の筒壁上端部から押し板片を起立設するので、この押し板片の幅も十分広くすることができ、横倒した状態での指掛りの範囲をさらに十分に確保することができる。
本発明は上記した構成であり、以下に示す効果を奏する。
請求項1記載の発明にあっては、押し板片を高く起立設しておけば、横倒した状態での指掛りの範囲を十分確保できると共に、この押し板片のボタン本体の上端面からオーバーハング状態を利用して梃子状の作用効果も発揮させることができ、押しボタンを容易に押し下げることが可能となる。
また、押し板片はボタン本体の上端部からヒンジを介して起立設して射出成形による一体成形可能としたものであり、別部材として成形し、たとえば使用時等に組み付ける等の必要がない。また起立設した状態で、押し板片が容器本体から横方向に出っ張ることもないので、包装あるいは陳列の際に押しボタンが邪魔になることがない。
請求項2記載の発明にあっては、頂壁開口部に隣接して開口した窓孔から上端部を突出配置させた押しボタンを押し下げることにより、内容液を吐出筒の上部に形成された櫛体の櫛歯片上に吐出させて、この状態で髪を梳くことにより、内容液を容易に髪の毛に塗布することができる。
請求項3記載の発明にあっては、押し板片を吐出筒が配設位置する方向とは反対側に横倒しするので、横倒した状態で吐出筒との干渉がなく押し板片の起立高さを十分高くすることができ、指掛りの範囲をより容易に確保することができる。
請求項4記載の発明にあっては、周方向に略沿って細長い扁平状の窓孔を開口すれば良いので、吐出部の特には吐出筒の径、配設位置に係る設計の自由度を高くすることができると共に、押し板片の幅も十分広くすることができ、横倒し状態での指掛りの範囲をさらに十分に確保することができる。
以下本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1〜図3は本発明の櫛付きエアゾール容器の一実施例を示すものである。図1は全体斜視図である。(なお図1では櫛体43における個々の櫛歯片44は省略している。)図2の縦断面図から分かるように、本実施例の容器は主として頭部2の中央部に開閉機能付きの注出ノズル3を起立設した容器体1と、注出ノズル3を押し下げる機能を発揮する押下げ部11と、容器体1の頭部2に組付き固定して上部に櫛体を形成する吐出部31から構成される。
なお本実施例では、吐出部31を容器体1の頭部2に嵌着する嵌着体4を介して容器体1の頭部2に組付き固定する構成としている。また、押下げ部11を押下げ体12と操作体21の2つの部材から、吐出部31を、基体32と吐出体41の2つ部材からそれぞれ構成している。
従来、容器体1としては細長有底円筒状をした金属製本体の縮径した口部に、弁による開閉機能部を備えた注出ノズル3を有するキャップをカシメ固定して頭部2を形成したものが多く使用されてきたが、近年に至り本体として2軸延伸ブロー成形のPETボトル等が使用されるようになってきている。
嵌着体4は容器体1の頭部にアンダーカット状に組付き固定する組付き筒片5を有すると共に、後述する吐出部31の基筒片33が螺合組付きする螺合筒片6を有する。
押下げ部11は注出ノズル3を押し下げる押下げ体12と、押しボタン22を配設した操作体21から構成される。このうち押下げ体12は有底短円筒状の外筒片15を有し、この外筒片15の底壁の中央部から僅かに前方にずらした位置に開口部が形成されており(図2、図3参照)、この開口部の開口縁から上および下の方向に注出路F1を形成する注出筒13が配設されている。下部注出筒13bの下端部には軸心が注出ノズル3の軸心と一致するようにしてこの注出ノズル3に外嵌する段付き孔13cが形成されている。
また上部注出筒13aの先端部を先端に向けて薄肉状にすると共にラッパ状に拡径して、後述する吐出部31の嵌合筒37に嵌入して液密状でかつ上下方向への摺動可能な形状としている。またこの上部注出筒13aの外側には同軸心状に中筒片13を起立設しており、またこの中筒片13の外側に一対の作用突片16が突設されている(図3参照)。
操作体21は、円筒状の固定筒片26の中に、この固定筒片26前部上端部近傍に位置する支点ヒンジ28を介して短円筒状の押付け筒片27を配設し、さらにこの押付け筒片27の後部上端部から平断面形状が略長方形状の筒状体であるボタン本体23を起立設したものである。
このボタン本体23は、筒状体の長辺側の筒壁を後述する吐出筒42に対向位置するように配設され、この長辺側の筒壁の上端部からはヒンジ25を介して押し板片24が起立設されている。これらボタン本体23、押し板片24およびヒンジ25から押しボタン22が構成されている。なお横倒した状態で押し板片24はボタン本体23の上端面から大きく容器外側方向にオーバーハングした状態となる(図1参照)。
上記押しボタン22も含めて操作体21は複雑な構造をしているが、押し板片24をボタン本体23の上端部からヒンジ25を介して起立設して射出成形による一体成形可能としたものであり、押し板片24を別部材として成形して使用時等に組み付けする必要がない。
なお、図3は組み立てた状態での押下げ体12と操作体21の位置関係を平面図で示す説明図であるが、押下げ体12との区別ができるように操作体21を二点鎖線で示している。図2および図3から判るように操作体21の押付け筒片26の下端面が作用突片16の頂部先端に当接した状態になっている。
吐出部31は、嵌着部4に組み付き固定する基体32と上部に櫛体43を形成した吐出体41の2つ部材から構成される。基体32は前記した嵌着部4の螺合筒片6に螺合組み付きする有頂の基筒片33を有する。この基筒片33はテーパー上に上方に向けて縮径し、頂部に開口部35を形成した頂壁34を有し、この開口部35の開口縁から下方に嵌合筒37を垂下設している。
また、頂壁34の後部にはボタン本体23の略長方形状の平断面形状に合せて窓孔36を形成している。
吐出体41は吐出路F2の一部を形成する吐出筒42を有し、この吐出筒42の上端部に多数の櫛歯片44整列させた櫛体41を形成している。本実施例では櫛歯片44内に注出細路46および吐出細路47を形成した構造としている。なお本実施例の櫛体41は整列配置した櫛歯片44を別部材として吐出筒42に組み付けるようにしたものである。
次にこれら部材を組み立てた状態での使用態様の一例にについて説明する。なお組み立てに際して、押し板片24を起立した状態にしておけば、押しボタン22の上端部を窓孔36から容易に突出させることができる。
組み立てた状態で、注出筒13の上端部と吐出体41の吐出筒42の下端部は、基体32の嵌合筒37を介して上下方向への相対移動可能に密に連結し、また注出筒13の上端部を嵌合筒37の下端部に摺動可能に密嵌入した状態であり、これらにより注出筒13の上端部と吐出部31が上下方向への摺動可能に組み付けられ、注出路F1と吐出路F2との液密状態での連通が達成される。
押しボタン22の押し板片24を横倒した状態で(図1参照)、指先で押し板片24を押し下げると、操作体21において押し板片24を力点、支点ヒンジ28を支点、そして押付け筒片27の下端面と押下げ体12の底壁に突設した作用突片16の当接部分を作用点とする梃子状の機構により(図2、3参照)、作用突片16を介して、押下げ体12全体が下降して、さらに段付き孔13cを介して注出ノズル3が下降して内容液が注出筒13内に噴出される。この際基体32の嵌合筒37に嵌入した上部注出筒13aは液密状態で摺動しながら嵌合筒37内を下降する。
ここで、押し板片24の幅は長方形の長辺に相当して十分広くすることができると共に、起立高さを十分に高くしておけば横倒した状態での指掛りの範囲を十分確保でき、押しボタンを容易に押し下げることができる。比較のために図4に図1の容器において押し板片24のない容器の一例を示す。
そして注出筒13内に噴出した内容液は、注出路F1および吐出筒42内の吐出路F2を流動して吐出口45、注出細路46および吐出細路47を経て櫛歯片44の間に吐出される。
指先による押し板片24に対する押圧を解除すれば、注出ノズル3の反撥力により、押下げ体12および操作体21が上昇して元の位置に戻る。
なお本実施例では、押しボタン22を配設する領域を確保するため上記のように注出筒13を底壁の軸心から若干ずらして、すなわち偏心させて配置する例を示したが、本発明の容器ではボタン本体23を押下げ操作性を損なうことなく小型あるいは扁平にすることができるので、この偏心量をさらに小さくする、あるいは偏心をなくすことも可能であり、吐出筒42あるいは櫛体43の配置位置、形状等に係る設計の自由度を高くすることができる。
また、本実施例における押下げ部11、吐出部31に係る詳細構造は単なる一例として示したものであり、本発明による特にヒンジを介してボタン本体に連接され、横倒し可能な押し板片の作用効果は、本実施例の容器に限定されることなく、容器体、押しボタンを配設した押下げ部、櫛体を形成した吐出部から構成される櫛付きエアゾール容器において一般的に発揮されるものである。
たとえば図5は櫛付きエアゾール容器の従来例を示したものであり、容器体1、嵌着体4、押下げ部11、吐出部31から構成されるものであるが、この例においても押しボタン22に押し板片24を付設することに上記実施例と同様な作用効果が発揮される。
また、櫛体についても、本実施例の構成は単なる一例にすぎず、櫛体の形状は本実施例に限定されるものでなく、たとえば櫛歯片が上方に起立設された櫛体等も使用することができる。
以上説明したように本発明の容器は横倒し可能な押し板片により、櫛体の配設位置に係る設計の自由度、成形性、包装あるいは陳列性等を大きく損なうことなく押しボタンの指掛りの範囲を十分確保することができ、操作性の良好な容器を提供することができ、櫛付きエアゾール容器としてさらに幅広い使用が期待される。
本発明の櫛付きエアゾール容器の一実施例を示す斜視図である。 図1の容器のエアゾール容器体以外の部分を縦断して示す側面図である。 図1の容器の押下げ体と操作体の関係を平面で示す説明図である。 比較として、図1の容器において押し板片のない容器の例を示す斜視図である。 従来の櫛付きエアゾール容器の一例を一部縦断して示す側面図である。
符号の説明
1 ;容器体
2 ;頭部
3 ;注出ノズル
4 ;嵌着部
5 ;組付き筒片
6 ;螺合筒片
11;押下げ部
12;押下げ体
13;注出筒
13a;上部注出筒
13b;下部注出筒
13c;段付き孔
14;中筒片
15;外筒片
16;作用突片
17;摺動部
21;操作体
22;押しボタン
23;ボタン本体
24;押し板片
25;ヒンジ
26;固定筒片
27;押付け筒片
28;支点ヒンジ
31;吐出部
32;基体
33;基筒片
34;頂壁
35;開口部
36;窓孔
37;嵌合筒
41;吐出体
42;吐出筒
43;櫛体
44;櫛歯片
45;吐出孔
46;注出細路
47;吐出細路
F1;注出路
F2;吐出路

Claims (4)

  1. 頭部(2)の上面に、開閉機能付きの注出ノズル(3)を起立させたエアゾール容器体(1)と、下端部を段付き孔(13c)で前記注出ノズル(3)に密外嵌し注出路(F1)を形成する注出筒(13)に、該注出筒(13)を押し下げるための押しボタン(22)を配設した押下げ部(11)と、前記容器体(1)の頭部(2)に組み付き固定し、櫛体(43)を備え、内部に該櫛体(43)上へ内容液を吐出するための吐出路(F2)を形成してなる吐出部(31)を有し、前記注出筒(13)の上端部と吐出部(31)を上下方向への摺動可能に組み付けて、前記注出路(F1)と吐出路(F2)を密に連通した容器において、前記押しボタン(22)を、ボタン本体(23)の上端部からヒンジ(25)を介して、ボタン本体(23)の上端部に横倒し可能に、押し板片(24)を起立設した形状としたことを特徴とする櫛付きエアゾール容器。
  2. 吐出部(31)を、容器体(1)の頭部(2)に組み付き固定する有頂筒状の基筒片(33)の頂壁(34)の開口部(35)開口縁から上下方向に吐出路(F2)を形成する吐出筒(42)を配設し、該吐出筒(42)の上部に櫛歯片(44)上への内容液の吐出可能に櫛体(43)を形成した形状とし、注出筒(13)の上端部と前記吐出筒(42)の下端部を、上下方向への相対移動可能に密に連結し、押しボタン(23)の上端部を前記頂壁(34)開口部(35)に隣接して開口した窓孔(36)から突出させて配置することを特徴とする請求項1記載の櫛付きエアゾール容器。
  3. 吐出筒(42)の位置する方向とは反対側に、押し板片(24)の横倒し方向を設定した請求項2記載の櫛付きエアゾール容器。
  4. 押しボタン(22)を、ボタン本体(23)の平断面形状を扁平状の筒状体とし、該筒状体の扁平側の筒壁を吐出筒(42)に対向位置させ、また該扁平側の筒壁の上端部にヒンジ(25)を介して押し板片(24)を起立設する構成とした請求項1、2または3記載の櫛付きエアゾール容器。
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