JP2016049974A - フィルム付きヒンジキャップ - Google Patents

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【課題】注出口を覆い隠すフィルムの剥ぎ取りが簡単に行えるようになる、フィルム付きヒンジキャップを提案する。【解決手段】本発明のフィルム付きヒンジキャップ100は、注出口11を取り囲む注出筒14を備えるキャップ本体1と、注出口11を覆い隠してキャップ本体1に剥ぎ取り可能に固着されるフィルム2と、キャップ本体1の後方に設けたヒンジ18aに連結してフィルム2に覆い被さる蓋体3とを備え、フィルム2は、フィルム本体20から注出筒14を乗り越えて周壁30の前方内面に向けて伸延する摘み部21を有し、周壁30は、摘み部21の先端に引っ掛かり、蓋体3の開放に伴い摘み部21を持ち上げる引掛け部Hを有することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、容器の口部に装着されるヒンジキャップにつき、特に内容物の注出口を覆い隠すフィルムを設けて未使用時における容器の密封性を高めた、フィルム付きヒンジキャップに関する。
内容物の注出口を有し容器の口部に装着されるキャップ本体と、このキャップ本体にヒンジを介して連結する蓋体とを備えるヒンジキャップにおいて、注出口を覆う剥ぎ取り可能なフィルムをキャップ本体に固着させた、フィルム付きヒンジキャップが既知である(例えば特許文献1参照)。このようなフィルム付きヒンジキャップによれば、ガスバリア性の高いフィルムを用いることによって、未使用時の密封性をより高い次元で維持することが可能である。
このようなフィルム付きヒンジキャップからフィルムを剥ぎ取るには、フィルムに設けた摘み部を指で掴んで引き上げる必要がある。しかし通常、キャップ本体には注出口を取り囲む注出筒を設けているため、注出筒が邪魔になって摘み部を掴みにくいという問題がある。このため特許文献1では、摘み部をヒンジ側に設けておき、蓋体を閉じた際に摘み部が押し倒されるようにする一方、蓋体を開くと摘み部が弾性力で起き上がるようにして、摘み部が注出筒よりも飛び出すようにしている。
特許第4580049号
ところでこの種のキャップは、誰にでも簡単に使用できることが望まれているところ、特許文献1のフィルム付きヒンジキャップでは、前述のように摘み部がヒンジ側に設けられているため、蓋体を完全に開かなければ(閉鎖している蓋体を180度近く揺動させなければ)、指で摘み部を掴む際に蓋体が邪魔になってしまう。このため、フィルムの剥ぎ取り作業を更に簡単に行うための改善が求められていた。
本発明は、このような点を解決することを課題とするものであり、その目的は、フィルムの剥ぎ取りが更に簡単に行えるようになる、新たなフィルム付きヒンジキャップを提案するところにある。
本発明は、容器の内部に通じる注出口、及び該注出口を取り囲む注出筒を備える天面壁を有し、該天面壁に連結して該容器の口部に保持される外筒を有するキャップ本体と、該注出口を覆い隠して該キャップ本体に剥ぎ取り可能に固着されるフィルムと、該外筒の後方に設けたヒンジに連結する周壁を有し、該キャップ本体に揺動可能に保持されるとともに該フィルムに覆い被さる蓋体とを備えるフィルム付きヒンジキャップであって、
前記フィルムは、前記注出口を覆い隠すフィルム本体と、該フィルム本体から前記注出筒を乗り越えて前記周壁の前方内面に向けて伸延する摘み部とを有し、
前記周壁は、該摘み部の先端に引っ掛かる引掛け部を有するフィルム付きヒンジキャップである。
前記引掛け部は、前記周壁の内面を凹ませた凹部であることが好ましい。
前記引掛け部は、前記周壁の内面から突出する凸部であることが好ましい。
前記引掛け部は、前記周壁の内面から上方に向けて傾斜する突片であることが好ましい。
前記突片は、成形時において前記周壁の内面から下方に向けて傾斜し、成形後に折り返されることで上方に向けて傾斜するものであることが好ましい。
前記摘み部は、前記フィルム本体に対して折り畳まれ、前記蓋体の開放に伴い上方に向けて復元する折り畳み部を有することが好ましい。
前記フィルムは、アルミニウム層を有することが好ましい。
本発明では、キャップ本体の後方にヒンジを設ける一方、フィルムの摘み部は、注出口を覆い隠すフィルム本体から注出筒を乗り越えて、蓋体の周壁における前方内面に向けて伸延している。そしてその周壁には、摘み部の先端に引っ掛かる引掛け部を設けている。すなわち、蓋体を開けば引掛け部によって摘み部を持ち上げることができるので、摘み部を掴みやすくなる。また摘み部の先端は、ヒンジに対して逆側(キャップ本体の前方)に位置しているので、これを指で掴むに当たって、蓋体を完全に開かなくても蓋体が邪魔になることがない。ここで引掛け部としては、周壁の内面を凹ませた凹部や周壁の内面から突出する凸部、又は周壁の内面から上方に向けて傾斜する突片を用いることができる。
摘み部に、フィルム本体に対して折り畳まれ、蓋体の開放に伴い上方に向けて復元する折り畳み部を設ける場合は、引掛け部に加えて折り畳み部の復元力を利用して摘み部を持ち上げることができるので、摘み部をより掴みやすくなる。
フィルムに、アルミニウム層を設ける場合は、フィルムのガスバリア性を高めることができるうえ、フィルムにコシを持たせることができるので、摘み部の持ち上がりがより確実なものになる。
本発明に従うフィルム付きヒンジキャップの第一実施形態を容器に装着した状態で示す、側面視での断面図である。 図1に示す矢印Aに沿う矢視図(フィルムは不図示)である。 図1に示すフィルム付きヒンジキャップの蓋体を開放して、摘み部の持ち上がりが開始される状態を説明する図である。 本発明に従うフィルム付きヒンジキャップの第二実施形態を容器に装着した状態で示す、側面視での断面図である。 図4に示すフィルム付きヒンジキャップの蓋体を開放して、摘み部の持ち上がりが開始される状態を説明する図である。 本発明に従うフィルム付きヒンジキャップの第三実施形態を容器に装着した状態で示す、側面視での断面図である。 (a)は、図6に示すフィルム付きヒンジキャップの蓋体を開放して、摘み部の持ち上がりが開始される状態を説明する図であり、(b)は(a)よりも更に蓋体を開放した状態を説明する図である。 本発明に従うフィルム付きヒンジキャップの第四実施形態を容器に装着した状態で示す、側面視での断面図である。 図8に示すフィルム付きヒンジキャップの蓋体を開放して、摘み部が持ち上がった状態を説明する図である。
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に説明する。なお、本明細書、特許請求の範囲、及び要約書において、「上」とは、蓋体を閉鎖した状態において、キャップ本体に対して蓋体が位置する側であり、「下」とは、その反対側である。また「前」とは、蓋体を開放する際に蓋体に指を掛ける側(指掛け部を設けた側)であり、「後」とはその反対側(ヒンジを設けた側)である。
図1において、符号100は本発明に従うフィルム付きヒンジキャップ(以下、単に「ヒンジキャップ」と称呼する場合もある)の第一実施形態を示す。ヒンジキャップ100は、キャップ本体1と、フィルム2と、蓋体3とを備えていて、容器Pに装着される。
キャップ本体1は、容器Pの口部開口を覆う天面壁10を備えている。天面壁10には、天面壁10を貫通して容器Pの内部に通じる注出口11が設けられている。本実施形態の注出口11は、図2に示すように円弧状であって、天面壁10の前方に設けられている。また天面壁10の後方には、2つの貫通孔(外気導入口)12が設けられている。また天面壁10には、注出口11及び2つの外気導入口12を個々に区画して設けられ、上方に向けて突出する段部13が設けられている。
また天面壁10の上面には、注出口11及び2つの外気導入口12を取り囲む注出筒14が設けられている。本実施形態の注出筒14は、前方において高さが高く、後方に向かって徐々に高さが低くなっている。また注出筒14の上端には、径方向外側に向かって湾曲して内容物の液切れ性を向上させたリップが設けられている。また注出筒14の径方向外側には、上方に向けて延在する環状壁15が設けられ、環状壁15の上部には、径方向外側に突出する係止突起16が設けられている。また天面壁10の下面には、容器Pの口部内面に液密に当接するシール筒部17が設けられている。
天面壁10の外縁には、容器Pの口部を取り囲む外筒18が設けられている。本実施形態の外筒18は、その内面に係合凸部19を備えていて、容器Pの口部外面に設けた係合凹部P1に係合凸部19を嵌め込むことで、容器Pに保持されている。なお、係合凸部19及び係合凹部P1に替えて、ねじによって保持するようにしてもよい。
フィルム2は、注出口11及び2つの外気導入口12を覆い隠してキャップ本体1に剥ぎ取り可能に固着されるフィルム本体20を備えている。本実施形態のフィルム本体20は、段部13の上面に固着されている。段部13を設けずに、フィルム本体20を天面壁10の上面に固着することも可能であるが、本実施形態のように段部13に固着する場合は、段部13の面積を調整することによってキャップ本体1とフィルム2との固着面積を変更することができるため、キャップ本体1からフィルム2を剥離させる際の強度の調整が行いやすくなる。またフィルム2の固着方法としては、例えば高周波加熱による溶着や接着剤を用いた接着等、種々のものが採用可能である。
フィルム本体20には、フィルム2を剥がす際に指で掴む部位となる摘み部21が設けられている。本実施形態の摘み部21は、フィルム本体20の前方でフィルム本体20に連結するとともに、上方に向けて傾斜しながら伸延して注出筒14を乗り越える上向き部22と、上向き部22の上部で折り返されて、下方に向けて傾斜しながら伸延する下向き部23とを備えている。なお下向き部23は、蓋体3に設けた、後述する周壁の前方内面に向けて伸延している。
フィルム2は、単層で構成することも、或いは多層で構成することもできる。またフィルム2にアルミニウム層を設ける場合は、フィルムのガスバリア性を高めることができるうえ、フィルム2にコシを持たせることができる。
蓋体3は、外筒18に連なる円筒状の周壁30と、周壁30の上端に連結する円板状の頂壁31とを備えている。周壁30は、外筒18の後方に設けたヒンジ18aに連結しており、蓋体3は、キャップ本体1に対して揺動可能に保持されている。頂壁31には、蓋体3を閉鎖した際に注出筒14の内面に当接するシール壁32が設けられている。本実施形態のシール壁32は、注出筒14の形状に対応させて、前方での高さが低く、後方に向かって高さが高くなるようにしている。また周壁30の内面には、キャップ本体1の係止突起16に係止される係止凹部33が設けられていて、これにより、蓋体3を閉鎖した状態で維持することができる。また周壁30の外面には、径方向外側に向けて突出して蓋体3を開放する際に指掛かりとなる指掛け部34が設けられている。
更に周壁30は、その前方内面に、摘み部21に設けた下向き部23の先端に引っ掛かる、引掛け部Hを備えている。本実施形態の引掛け部Hは、周壁30の内面を凹ませた凹部35として形成されている。
このような形態になるヒンジキャップ100は、図3に示すように蓋体3を開放すると、凹部35に引っ掛かった下向き部23が持ち上げられるので、摘み部21を指で掴む際に注出筒14が邪魔になることがない。また、フィルム2にアルミニウム層を設ける場合は、フィルム2のコシが強くなって初期の平板形状に戻ろうとするので、下向き部23をより高く持ち上げることができる。更に摘み部21は、ヒンジ18aに対して逆側に位置しているので、蓋体3を完全に開かなくても、指で摘み部21を掴む際に蓋体3が邪魔になることがなくなる。
次に、本発明に従うフィルム付きヒンジキャップの第二実施形態について、図4及び図5を参照しつつ説明する。なお、第一実施形態と共通する部位については、図面に同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態のヒンジキャップ200は、引掛け部Hとして、周壁30の内面から突出する凸部36を備えている。本実施形態では、上下に2つの凸部36を設けているが、1つであってもよい。また本実施形態の凸部36は、周壁30の内面を粗面にする程度の突出量が小さいもの(例えば梨地加工やシボ加工で設けた凸部)であってもよい。
そしてヒンジキャップ200においても、図5に示すように蓋体3を開放すれば、凸部36に引っ掛かった下向き部23を持ち上げることができる。
次に、本発明に従うフィルム付きヒンジキャップの第三実施形態について、図6及び図7を参照しつつ説明する。
本実施形態のヒンジキャップ300は、引掛け部Hとして凹部35に加えて、突片37を備えている。突片37は、蓋体3を成形する際は、図6において破線で示すように下方に向けて傾斜する形状であって、成形後、上方に向けて折り返されることで、図6において実線で示すような上方に向けて傾斜する形状になるものである。なお、引掛け部Hは、凹部35を省略して突片37のみとしてもよい。
ヒンジキャップ300において蓋体3を開放すると、下向き部23は、蓋体3の解放直後は図7(a)に示すように突片37に引っ掛かって持ち上げられる。本実施形態の突片37は、下向き部23の先端が深く差し込まれるように設けられているので、更に蓋体3の開放を継続すると、図7(b)に示すように下向き部23を上方に向けて引き起こすことができる。なお、突片37において、下向き部23を上方に向けて引き起こすことは必ずしも必要なことではなく、突片37の長さを短くして、下向き部23を上方に向けて引き起こす前に、下向き部23と突片37との引っ掛かりが解消されるようにしてもよい。
次に、本発明に従うフィルム付きヒンジキャップの第四実施形態について、図8及び図9を参照しつつ説明する。
本実施形態のヒンジキャップ400は、ヒンジキャップ100のフィルム2に替えて、フィルム4を設けたものである。フィルム4は、注出口11及び外気導入口12を覆い隠して段部13に剥ぎ取り可能に固着されるフィルム本体40と、フィルム4を剥がす際に指で掴む部位となる摘み部41が設けられている。摘み部41には、フィルム本体40に対して折り畳まれる折り畳み部42が設けられている。本実施形態の摘み部41は、折り畳み部42として、フィルム本体40の前方でフィルム本体40に連結するとともに、フィルム本体40に対して折り畳まれるように屈曲した後、後方に向けて伸延する第一折り畳み部43と、第一折り畳み部43に対して折り畳まれるように屈曲した後、前方に向けて伸延する第二折り畳み部44とを備えている。また摘み部41は、第二折り畳み部44から上方に向けて伸延して注出筒14を乗り越える上向き部45と、上向き部45の上部で折り返されて、下方に向けて傾斜しながら伸延する下向き部46とを備えている。なお本実施形態の折り畳み部42は、折り畳まれる部位を2つ備えるものであるが、第一折り畳み部43を省略するとともに第二折り畳み部44をフィルム本体40の後方に連結して、折り畳まれる部位が1つになるようにしてもよい。また詳細な説明は割愛するが、折り畳まれる部位が3つ以上になる折り畳み部を用いてもよい。
図9に示すようにヒンジキャップ400の蓋体3を開放すると、下向き部46は、引掛け部Hである凹部35で持ち上げられる。この際、屈曲していた第一折り畳み部43及び第二折り畳み部44が復元して、下向き部46は更に持ち上げられることになるので、摘み部41がより掴みやすくなる。
本発明に従うフィルム付きヒンジキャップは、前述の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に従う範囲で種々の変更が可能である。例えばヒンジキャップ200において、フィルム2に替えてフィルム4を用いるように、各実施形態の部材を他の実施形態の部材に置き換えたり、また組み合わせたりすることができる。
本発明によれば、蓋体を開くことで摘み部を持ち上げることができ、また摘み部を指で掴むに当たって蓋体を完全に開かなくても蓋体が邪魔になることがないので、フィルムの剥ぎ取りが更に簡単に行えるようになる、新たなフィルム付きヒンジキャップを提供することができる。
1:キャップ本体
2:フィルム
3:蓋体
4:フィルム
10:天面壁
11:注出口
12:外気導入口
13:段部
14:注出筒
15:環状壁
16:係止突起
17:シール筒部
18:外筒
18a:ヒンジ
19:係合凸部
20:フィルム本体
21:摘み部
22:上向き部
23:下向き部
30:周壁
31:頂壁
32:シール壁
33:係止凹部
34:指掛け部
35:凹部
36:凸部
37:突片
40:フィルム本体
41:摘み部
42:折り畳み部
43:第一折り畳み部
44:第二折り畳み部
45:上向き部
46:下向き部
100〜400:フィルム付きヒンジキャップ
H:引掛け部
P:容器
P1:係合凹部

Claims (7)

  1. 容器の内部に通じる注出口、及び該注出口を取り囲む注出筒を備える天面壁を有し、該天面壁に連結して該容器の口部に保持される外筒を有するキャップ本体と、該注出口を覆い隠して該キャップ本体に剥ぎ取り可能に固着されるフィルムと、該外筒の後方に設けたヒンジに連結する周壁を有し、該キャップ本体に揺動可能に保持されるとともに該フィルムに覆い被さる蓋体とを備えるフィルム付きヒンジキャップであって、
    前記フィルムは、前記注出口を覆い隠すフィルム本体と、該フィルム本体から前記注出筒を乗り越えて前記周壁の前方内面に向けて伸延する摘み部とを有し、
    前記周壁は、該摘み部の先端に引っ掛かる引掛け部を有するフィルム付きヒンジキャップ。
  2. 前記引掛け部は、前記周壁の内面を凹ませた凹部である請求項1に記載のフィルム付きヒンジキャップ。
  3. 前記引掛け部は、前記周壁の内面から突出する凸部である請求項1に記載のフィルム付きヒンジキャップ。
  4. 前記引掛け部は、前記周壁の内面から上方に向けて傾斜する突片である請求項1に記載のフィルム付きヒンジキャップ。
  5. 前記突片は、成形時において前記周壁の内面から下方に向けて傾斜し、成形後に折り返されることで上方に向けて傾斜するものである請求項4に記載のフィルム付きヒンジキャップ。
  6. 前記摘み部は、前記フィルム本体に対して折り畳まれ、前記蓋体の開放に伴い上方に向けて復元する折り畳み部を有する請求項1〜5の何れか一項に記載のフィルム付きヒンジキャップ。
  7. 前記フィルムは、アルミニウム層を有する請求項1〜6の何れか一項に記載のフィルム付きヒンジキャップ。
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