JP2008504176A - 瓶等の首部のリムに封着された封止フィルムを剥がす又は分離するための方法、及び該方法を実施するためのスクリューキャップ - Google Patents

瓶等の首部のリムに封着された封止フィルムを剥がす又は分離するための方法、及び該方法を実施するためのスクリューキャップ Download PDF

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Abstract

入れ物、容器、瓶(1)等の雄ねじ(4)と中心軸(5)とを有する首部(3)の、円形の封止面(12)を備えたリム(11)に封着された封止フィルム(14)を少なくとも部分的に剥がし、若しくは分離するための方法において、封止された首部(3)の雄ねじ(4)に、雄ねじ(4)と嵌合する雌ねじ(6)を有するスクリューキャップ(7)がねじ込まれ、その後の選択された時点で再びねじって外され、スクリューキャップ(7)が首部(3)から外されるとき、スクリューキャップ(7)によって封止フィルム(14)が少なくとも部分的に首部(3)のリム(11)の外周部から中心軸(5)に向かって半径方向内側に徐々に剥がされ、次いでリム(11)から持ち上げられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、入れ物、容器、瓶等の雄ねじと中心軸とを有する首部の、円形の封止面を備えたリムに封着された封止フィルムを少なくとも部分的に剥がし、若しくは分離するための方法であって、封止された首部の雄ねじに、前記雄ねじと嵌合する雌ねじを有するスクリューキャップがねじ込まれ、その後の選択された時点で再びねじって外されるようにする方法に関する。
本発明は更に、前記方法を実施するためのスクリューキャップに関する。
殺菌済みのこともある瓶等の内容物を、微生物やその他の不純物の侵入等の外的影響から長期間保護しようとする場合、通常の従来技術においては、これらの瓶の注入口の縁部にこれらの物質の進入を防ぐ封止フィルムを封着して、封止面自身もこれらの物質が透過しないようにする。例えばポリエチレン(PE)又はポリエチレンテレフタレート(PET)からなる通常のプラスチック瓶には、一般に封止側をHDPE(高密度ポリエチレン)等で被覆したアルミニウムフィルム等を使用する。そのような封止フィルムを瓶縁部に載置した後、封止フィルムの被覆と瓶の縁部との溶着が行われる。封止フィルムはリムにしっかりと固着され、物質の進入を防ぐ。溶着の代わりに接着が行われてもよい。
前記従来技術においては最初に封止フィルムを保護するために、スクリューキャップをねじ込む。次にこの封止フィルムは、消費者がスクリューキャップを外し、オリジナルキャップリングが付いている場合にはこれを引き裂いた後、手で外すか、又は剥がして、内容物を得ることができる。特に瓶の内容物の一部しか消費しない場合は、内容物が残っている瓶に再度スクリューキャップをねじ込むことによって瓶を再び閉じることができる。
しかし牛乳や果汁等が入っている瓶では、毎回スクリューキャップをねじって外さなければならないだけでなく、更に瓶の首部のリムから張り出している封止フィルムの外周部を掴んで剥がす際にある程度の技巧を要するため、消費者は不便を感じている。
本発明の基礎をなす課題は、スクリューキャップをねじって外した後で特別に封止フィルムを手で掴んで剥がすことを不要にする方法、及び該方法を実施するためのスクリューキャップを提供することである。
前記課題を解決するための本発明の第1の実施形態においては、冒頭に記載した方法において、スクリューキャップが首部から外されるとき、前記スクリューキャップによって封止フィルムが少なくとも部分的に首部のリムの外周部から中心軸に向かって半径方向内側に徐々に剥がされ、次いでリムから持ち上げられるようにする。
その際、外された封止フィルムがスクリューキャップ内に保持されるようにすることもできる。
従って本発明によりスクリューキャップをねじって外す過程は、入れ物若しくは瓶のリムから封止フィルムを外し、場合によっては次に封止フィルムをスクリューキャップ内に保持することも包含している。スクリューキャップは通常のように、内容物がその都度取り出されて完全になくなるまで何度でも再び首部にねじ込んだり、外したりできる。これにより封止フィルムを別途手で取り外すことが不要となる。
スクリューキャップを最初に首部の雄ねじにねじ込む前に、片面が付着手段で被覆された補剛プレート片をスクリューキャップ内に挿入し、続いてねじ込むとき、首部のリムに封着された封止フィルムに付着手段と共に押し付けて、ねじ込みが完了した後で補剛プレート片と封止フィルムとの面状結合が行われると有利である。こうすることによって、一般にかなり薄く曲がりやすい封止フィルムを合理的に補強できる。このような封止フィルムはスクリューキャップを封止フィルムに容易に作用させるという利点がある。
面状結合のために付着手段としては、熱可塑性プラスチックを使用して、誘導溶着を利用することが好ましい。
入れ物若しくは瓶の首部を封止する際に、面状に結合された補剛プレート片によって既に補強されている封止フィルム、又はそれ自体で既に十分な剛性若しくは曲げ抵抗を有する封止フィルムを使用することによって封止フィルムの補強を行うことも可能である。
更に、補剛プレート片の、封止フィルムに向けられた面上の付着手段として、例えばPE、PET、ポリエステル又はポリスチロール又はこれらの物質の組み合わせからなる接着剤、張り材或いは封止塗料も使用することができる。
本発明に係る方法を実施するためのスクリューキャップは、蓋部と、雌ねじを備えねじ込み口のある筒部とを有しており、瓶等の、リムを有する首部の雄ねじにねじ込み、また雄ねじからねじって外すようになっており、首部が当該首部のリムの円形の封止面に封着された、半径方向に張り出している外周領域を有する封止フィルムによって気密に閉じられており、この封止フィルムが瓶の内容物を出すために取り外し及び/又は破壊できるようになっている。
本発明に係る装置、即ちスクリューキャップによる前記の課題第1の解決は、次の特徴を有する。雌ねじと蓋部の間で筒部の内周部に沿って配置された、ねじ込む前の初期位置でねじ込み口に向かって斜めに、且つスクリューキャップの中心軸に対して内方に向いている少なくとも一個の分離カッタを有しており、この分離カッタと中心軸との間隔がねじ込む前は首部のリムの外径よりも小さく、スクリューキャップを瓶の首部にねじ込むときに分離カッタが弾性的に変位し、このとき分離カッタの切れ刃が首部のリムと封止フィルムの外周領域の圧力を受けて上方にばね状に跳ね上がり、雄ねじの上方、且つ封止フィルムの半径方向に張り出している外周領域の下方で弾性的に変形して中心軸に向かってばね状に付勢され、ねじ込みが完了すると直ちに首部の外周部に当接するようになっており、更にスクリューキャップをねじって外すときに分離カッタの切れ刃が最初に封止フィルムに対して斜めに、且つ中心軸の方に向けられていて、それから連続的にばね状に戻ることによって半径方向内方に中心軸に向かって封止フィルムの外周領域と瓶の首部のリムとの間に次第に進入していき、これにより封止フィルムが瓶のリムから中心軸に向かって徐々に分離されて、分離カッタと蓋部との間に保持されることが可能となる。
明らかなように、本発明に係るスクリューキャップはねじって外されるときに瓶等の首部の自由なリムに封着された封止フィルムを剥がすが、これは分離カッタが外側から瓶の首部のリムと封止フィルムとの間に、必要な場合は首部の内径を越えて首部の中心軸に向かって徐々に進入し、封止フィルムを剥がした後に共に移動することによって行われる。なぜならば、分離された封止フィルムが分離カッタと蓋部との間に固持されるからである。
好適な実施形態においては、筒部の内周部に沿って周方向若しくは回転方向に配設され、筒部と固く結合された複数の分離カッタが設けられており、これらの分離カッタが半径方向で共通面上に面状に位置したときに、瓶の首部のリムの円形の封止面、即ち瓶等の首部のリムより直径が小さい内のり幅を中心軸の領域に残している。使用する付着手段の性質、従って結合の強さに応じて、分離カッタが封止フィルムを螺旋状に切断することによって一部だけ分離し、残りの部分は更に緩めて封止フィルムの外周部を更に持ち上げるだけで、即ち封止フィルムの封止面に加えられる引張り応力によって持ち上げられ、若しくは裂けるようにすれば十分であり得る。
この場合、各々の分離カッタが部分的にねじ外し方向に向いた切れ刃を有し、各々の切れ刃が封止フィルムと首部のリムとの間で封止面内に螺旋状に内側に進む切り込みを付けることが合理的である。
各々の切れ刃は凹状に湾曲していて、半径方向で突出し、ねじ外し回転方向で後退している尖った刃突起部を有し、これが封止面内への進入を助長するようにすれば有利であろう。
スクリューキャップの蓋部の内側に、中心軸を囲んで円形に、且つ場合によっては補剛プレート片を付けた封止フィルムの外周部と対向して配置された少なくとも一個の押圧リップが形成されており、スクリューキャップを固くねじ締めしたときに前記押圧リップが封止フィルムの外周領域、及び場合によっては補剛プレート片の外周領域を首部のリムに押し付けて、これに密着させることが特に合理的である。
封止フィルムの外周部、及び存在する場合の補剛プレート片の外周部がこのように変形することによって、単数又は複数の分離カッタが封止フィルムとリムとの間の隙間に進入することが助長される。なぜならば封止フィルムの外周部、及び場合によって補剛プレート片の外周部が、封止フィルムに対して斜めに、且つ中心軸の方に向けられた、分離カッタのためのガイドを形成して、これらの分離カッタが封止フィルムとリムとの間に滑り、スクリューカップをねじって緩めるに連れてますます水平の切断面内に進み、封止フィルムとリムの間に、必要な場合は首部の内のり幅内のスペースに進入して封止フィルムを完全に剥がすことができるからである。更にねじを緩めて単数又は複数の分離カッタが瓶等の首部のリムから持ち上げられると、それらはキャップを緩める前に取っていた初期位置、即ちねじ込み口と中心に対して斜めの位置に戻ることができる。
分離カッタが一個しか存在しない場合は、筒部の内周部に沿って全周にリングカッタとして形成できる。このリングカッタは、スクリューキャップの材料の弾性に基づき、中心軸に向かって必要なだけ変位できる。
ここで強調しておくが、上述のように単数又は複数の分離カッタを、スクリューキャップを容器又は瓶の首部にねじ込む前の初期位置でねじ込み口に向かって斜めに、且つ中心軸に対して内方に向いている初期位置に調整することは、必然的ではない。むしろこれらの分離カッタが蓋部に向かって斜めに、且つ中心軸に対して内方に向くように、カッタの形状を構成し、それぞれ筒部の内周部に沿って接続することによってカッタの向きを調整することができる。この場合、分離カッタは既に、封止フィルムを首部から分離する過程に必要な向きを実質的に取っている。
更に前記課題を解決するための本発明の第2の実施形態においては、冒頭記載の方法において、スクリューキャップを容器等の首部にねじ込む前に蓋部と首部との間に接着剤及び/又は封止塗料からなる中間層を挿入し、スクリューキャップを容器の首部にねじ込むときに、中間層が蓋部の内面によって封止フィルムに押し付けられ、次いでこの内面が封止フィルムの表面と接着又は溶着されて、封止フィルムが内面に固く付着し、そして容器若しくは瓶の首からスクリューキャップを外すときに、当該スクリューキャップと共に封止フィルムが少なくとも部分的に移動される。
この移動はスクリューキャップの回転方向で行われ、封止フィルムの移動された部分は蓋部の内面に付着したままである。
従ってスクリューキャップを外した後では各々の容器は全面的又は部分的に開くので、内容物を取り出すことができる。
この場合、封止フィルムが首部の内のり幅の内部で周方向に少なくとも部分的に設定破壊箇所として形成されたエンボス又はミシン目を有しており、蓋部の内面と封止フィルムの表面との、中間層を介した接着又は溶着が、エンボス又はミシン目に囲まれた面の領域でのみ行われることが有利である。
これによりスクリューキャップをねじって外すときに封止フィルムの中央領域を、制御して引き裂くことが可能となる。
この場合、封止フィルムとして少なくとも2層から構成されたプレート片を使用することにより、蓋部の内面に向けられた層が実質的にPE、PET又はアルミニウムからなり、首部に向けられた層がPE、PET又は封止塗料又は前記物質の組み合わせからなることができることが合理的である。
ここで、封止フィルムの、蓋部の内面に向けられた層に、首部の内のり幅の内部で周方向に少なくとも部分的にエンボス又はミシン目が施されているように構成できる。
この場合、エンボス又はミシン目が全周円形であることが好ましい。
本発明の第2の実施形態による方法を実施するための好適なスクリューキャップ、即ち前記課題の装置面、特にプラスチックからなる装置による第2の解決策は、次の特徴を有する。即ち、蓋部と、雌ねじを備えねじ込み口のある筒部とを有し、瓶等の、リムを有する首部の雄ねじにねじ込み、また雄ねじからねじって外すようになっており、首部が当該首部のリムの円形の封止面に封着された封止フィルムによって気密に閉じられており。本発明の蓋部が内面を備え、逆金床状に形成された平板状の内側突出部を有し、スクリューキャップを容器等の首部にねじ込むときに、この内面を封止フィルムの表面に確実に当接させることができるようになっている。
使用される入れ物、容器、瓶等の各々は、ガラスやプラスチック等からなることができる。
アルミニウム及び/又はプラスチックからなる封止フィルムで、首部のリムから半径方向に張り出している外周領域を有するものが特に好ましい。前記外周領域は、スクリューキャップの蓋の方に向いた、いわばバリアとして、分離カッタのための追加的なガイドを形成して、分離カッタがこの外周領域で当該外周領域に沿って封止面に当接するように案内される。これは特に押圧リップが存在する場合に、スクリューキャップを緩めて当該押圧リップが持ち上がり、それまで密着していた外周領域を徐々に解除すると直ちに行われる。
本発明に係るスクリューキャップはプラスチックからなることが好ましい。
以下に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、雄ねじ4と中心軸5とを有する首部3を備えた、瓶1の肩領域2を示す。更に雌ねじ6を有するスクリューキャップ7が示されており、スクリューキャップ7は瓶1と同様に、例えばPE又はPET等のプラスチックからなることができる。スクリューキャップ7は蓋部8と、雌ねじ6を有してねじ込み口10のある筒部9とを備え、瓶1の、リム11を有する首部3の雄ねじ4にねじ込み、また雄ねじ4からねじって外すようになっている。
首部3は、当該首部3のリム11の円形の封止面12(図10)に封着された、半径方向に張り出している外周領域13を有する封止フィルム14によって気密に閉じられている。封止フィルム14は、瓶のそれぞれの内容物を出すために取り外し及び/又は破壊できる。
本発明に従い、雌ねじ6と蓋部8との間で筒部9の内周部9’に沿って配置された、図1に示す初期位置でねじ込み口10に向かって半径方向斜めに、且つ中心軸5に対して内方に向いた、切れ刃16を有する少なくとも一個の分離カッタ15が設けられており、この分離カッタと瓶1の首部3の中心軸5との間隔が、ねじ込む前は首部3のリム11の外径Dよりも小さい。
スクリューキャップ7を瓶1の首部3にねじ込み始めた後、スクリューキャップ7は図2に示す位置において、切れ刃16が封止フィルム14の表面に触れるまで、既に首部3上にねじ込まれている。更にねじ込むと、分離カッタ15がほぼ水平位置で示されている図3のように、分離カッタ15は上方に弾性的に変位する。図4に示すように更にねじ込むと、分離カッタ15は更に上方に跳ね上がり、図5に示すようなスクリューキャップ7をねじ込む最終位置では、首部3のリム11と封止フィルム14の外周部13との圧力を受けた結果と、切れ刃16を付けた分離カッタ15は斜め上方にばね状に動く。分離カッタ15は雄ねじ4の上方、且つ封止フィルム14の半径方向に張り出している外周部13の下方で弾性的に変形して、ばね状に付勢されて瓶首部3の外周部17に当接する。その最終位置も図5に示されている。
図5に示す最終位置では、スクリューキャップ7をねじって外すときに分離カッタ15の切れ刃16が、最初は封止フィルム14の張り出した外周部13と瓶1の首部3のリム11との間で封止フィルム14に向かって斜めに、且つ中心軸5の方に向けられていて、続いて連続的にばね状に戻ることによって更に半径方向内方に中心軸5に向かって全周で進入して封止フィルム14を瓶1のリム11から中心軸5の方向に徐々に分離し、分離カッタ15と蓋部8との間でスクリューキャップ7内に保持されるようになっている。切れ刃16がリム11若しくはリム11の封止面12と封止フィルム14との間の封止面に作用を開始する状態を、図7に示す。
図11の底面図に示された好適な実施形態においては、筒部9の内周部9’に沿って周方向若しくはねじ回転方向(両矢A)に複数の単一カッタ15が配設されており、筒部9と固く結合される。これらの単一カッタは15が半径方向で共通面上に延びて中心軸5の領域に、図3に示すように内のり幅(W)を残し、その直径は瓶1等の首部3のリム11の円形の封止面12の直径以下である。図示する実施例においては、単一カッタ15の内のり幅Wは、首部3のリム11の内のり幅に等しい。更にここでは3個の分離カッタ15が設けられている。
言うまでもなく、本発明は図11に示された3個の分離カッタ15に制限されるものではなく、むしろ封止フィルム14及び首部3の封止面12との結合に使用される材料に応じて、他の個数の分離カッタ15を用いることができる。
分離カッタ15が一個しか存在しない場合は、筒部9の内周部9’に沿って全周にリングカッタ(図示せず)として形成できる。この場合、リングカッタはスクリューキャップ7、ひいてはリングカッタの材料の弾性に基づき、中心軸5に向かって必要なだけ変位できる。
最後に、図11に示す実施形態では、凹状に湾曲した切れ刃19が使用された。これらの切れ刃19は、半径方向に突出し、ねじ外し回転方向Bで後方に位置する尖った刃突起部20を有するので、切れ刃19は部分的にねじ外し方向Aに向いているか、又はねじ外し方向Aに向けられた要素を有する。このような構成は、封止面の切り離しを容易にするのに適している。この目的に適う分離カッタ15の別の形状も考えられる。
中心軸5を円形に囲んで、且つ封止面12及び本実施形態で使用される補強プレート片22を有する封止フィルム14とも対向して配置された押圧リップ23が、スクリューキャップ7の蓋部8の内側21に形成されており、スクリューキャップ7を固く締めたときに押圧リップ23が、存在する封止フィルム14の外周領域13及び補強プレート片22を首部3のリム11に押し付けて、これに密着させる。
押圧リップ23は所定の長さを有し、またスクリューキャップ7をねじって緩めるとほぼ初期位置に戻ろうとするために、最初は封止フィルム14若しくは補強プレート片22の上側に当接したままであるが、更にスクリューキャップ7を緩める以前に封止フィルム14又は補強プレート片22から完全に持ち上がる。
封止フィルム14の外周領域13の可とう性が最初から大き過ぎる場合に、封止フィルム14の下方で単一カッタ18が不都合なく滑動することを保証するために、予め封止フィルム14を強化することが先天的に必要な場合には、封着前に補強プレート片22を封止フィルム14の上側と面状に結合しておいくことができる。これは封止フィルム14を瓶1の首部3のリム11の封止面12に封着する前に、例えば熱可塑性プラスチックを用いた溶着や、或いは接着によって行う。
図12に示す好適な実施形態においては、スクリューキャップ7にそれぞれ補強プレート片22を挿入して、プレスラム24を用いて分離カッタ15を越えて蓋部8に向かって押すようにすると合理的である。これに続いて、スクリューキャップ7と、分離カッタ15によって保持された保護プレート片若しくは補強プレート片22は、図1及び図2に示す位置にある。
本実施形態に従うスクリューキャップ7を外す際に、図5又は図6に従う位置から図10に示す位置へ移行する過程は、次の通りである。
図7に明瞭に示すように、最初に3個の分離カッタ15の復元力の作用により切れ刃16が封止フィルム14の外周領域13の下に移動して、外周領域13をその上に位置している補強プレート片22の縁部と共に持ち上げる。
これを容易にするために、一方では好適な本実施形態において跳ね上げられた分離カッタ15の首部3に向けられた側に、首部3のリム11の図示された丸みに適合するようにそれぞれ一個のえぐり部25が設けられており、他方では分離カッタ15の首部3と反対側で切れ刃16に続く領域が丸みづけされている。これにより分離カッタはそれぞれ切れ刃16に隣接する領域でいわば曲げられており、切れ刃16の進入が助長される。
この過程で、最初に点線で略示した全領域26(図6)を押し付けていた押圧リップ23が部分的に封止フィルム14の縁部の表面から持ち上がり、若しくはここに図示する場合には補強プレート片22の縁部から内側から外側に向かって持ち上がる。
更に外すと分離カッタ15が弾性的に曲がって、切れ刃16は図6で同様に点線で示した封止面12の領域に進入する。図8参照。
図示された実施形態では、分離カッタ15は図9に示す位置に到達すると、封止面12を切り離し、封止フィルム14を補強プレート片22と共に完全に剥がす。分離カッタ15はスクリューキャップ7を首部3にねじ込む前に取っていた初期位置に戻ろうとするので、最後には分離した封止フィルム14と補強プレート片22は、図10に従って持ち上げられたスクリューキャップ7の内部で図10に示す位置を取る。
図13〜図15に本発明の第2の実施形態を示す。第1の実施形態と等しい部材には、同じ参照符号を付けた。
本実施形態においても容器、特にプラスチックやガラス等からなる瓶1等の雄ねじ4と中心軸5を有する首部3の、円形の封止面12を備えたリム11に封着された、特にアルミニウム及び/又はプラスチックからなる封止フィルム14’を少なくとも部分的に剥がし、若しくは分離するための方法において、封止された首部(3)の雄ねじ(4)に、雄ねじ(4)と嵌合する雌ねじ(6)を有するスクリューキャップ(7’)がねじ込まれ、その後の選択された時点で再びねじって外されるようにする。
本発明に従えば、容器若しくは瓶1の首部3にスクリューキャップ7’をねじ込む前に、蓋部8’若しくはその内面21と封止フィルム14’との間に、熱可塑性プラスチック、接着剤及び/又は封止塗料からなる中間層33を挿入する。このようにするとスクリューキャップ7’を容器1の首部3にねじ込むと中間層25が蓋部8’の内面21によって封止フィルム14’に押し付けられ、次いで内面21が封止フィルム14’の表面と溶着又は接着されて、封止フィルム14’が内面21に固く付着し、そしてスクリューキャップ7’をねじって容器1若しくは瓶1の首部3から外すときに封止フィルムス14’が付着しているために、スクリューキャップ7’と共に少なくとも部分的に移動する。
この場合に使用される封止フィルム14’は、首部3の内のり幅Wの内部で周方向に少なくとも部分的に設定破壊箇所として形成されたエンボス又はミシン目28を有しており、蓋部8’の内面21と封止フィルム14’の表面との中間層25を介した接着又は溶着は、エンボス又はミシン目28に囲まれた面32の領域でのみ行われるようにすると合理的である。
エンボス又はミシン目はスクリューキャップ7’をねじ込む際に封止フィルム14’を引き裂くために加える力を著しく低減する。
本実施例では、封止フィルム14’として2層26及び27から構成されたプレート片31(図15)を使用し、蓋部8’の内面21に向けられた層26がPE、PET又はアルミニウムからなり、首部3に向けられた層27がPE、PET又は封止塗料又はこれらの物質の組み合わせからなることができる。
封止フィルム14’の、蓋部8’の内面21に向けられた層26に、首部3の内のり幅Wの内部で周方向(図14の両矢Z)に少なくとも部分的にエンボス又はミシン目が施される。
更に、ここに示す実施例ではミシン目(28)は全周円形である。
第2の実施形態に従う上記の方法を実施するための、特にプラスチックからなるスクリューキャップ7’がやはり蓋部8’と、雌ねじ6を備えてねじ込み口10のある筒部9’’とを有し、プラスチックやガラス等からなる瓶1等の、リム11を有する首部3の雄ねじ4にねじ込み、また雄ねじ4からねじって外すようになっていて、首部3は当該首部3のリム11の円形の封止面12に封着された封止フィルム14’によって気密に閉じられていた。封止フィルム14’は瓶1の内容物を出すために取り外し及び/又は破壊できるようになっている。本発明に従えば、蓋部8’は内面21を備え逆金床状に形成された平板上の内側突出部32を有し、スクリューキャップ7’を容器1等の首部3にねじ込むときに内面21を介して中間層33を押し付けて封止フィルム14’の表面に当接させることができる。これにより、蓋部8’は封止フィルム14’に不都合なく接着又は溶着により付着し、またスクリューキャップ7’を外す際に封止フィルム14’が確実に移動可能となる。
一般にリードとねじ嵌合4及び6の寸法は、首部3に対するスクリューキャップ7、70の行程がスクリューキャップ7、70の360度回転当たり約9mmとなるように設定されていると合理的であることが分かった。
この場合、雌ねじ6が3条であるように構成できる。
図16に、スクリューキャップ70を有する本発明の別の実施形態を示す。
基本的に、スクリューキャップ7及び70が容器1にねじ込まれた位置で、その都度使用される雄ねじ4と雌ねじ6からなるねじ嵌合4、6のリードと噛み合い長さによって決まる、スクリューキャップ7、70と首部3との間の行程が、少なくとも単数若しくは複数の分離カッタ15の長さに対応しており、更にまたこの長さが少なくとも分離カッタ15の起点となる筒部9の内周部9’と、封止フィルム14とリム11との間の封止面12上の仮想円との半径方向間隔に対応していると有利である。
前記仮想円が首部(3)のリム(11)の内周部によって形成されて、単数又は複数の分離カッタ15が封止面12をいかなる場合も完全に剥がすようになっていると好都合である。ただしこれは必ずしも必要ではなく、むしろ場合によっては封止面12を完全に剥がさず、即ち切れ刃19がそれほど大きく前進せずに、首部3のリム11上の封止面12の領域にある前記記仮想円まで前進すれば十分であり得る。この場合、封止フィルム14、14’の完全な剥離は、スクリューキャップ7を持ち上げて、封止フィルム14、14’の縁部の下に位置する分離カッタ15で封止フィルム14、14’を剥がすことによって行われる。
スクリューキャップ70の好適な実施形態に従えば、単数若しくは複数の分離カッタ15が雌ねじ6の上方で筒部9の内周部9’に蓋部8の方に向けて配置されており、雌ねじ6のねじ山が中断部71を有し、その幅uが内周部9’の周方向で分離カッタ15の幅に実質的に等しいか、又はより大きくされていて、スクリューキャップ70をそれぞれの鋳型(図示せず)から上方に取り出すときに分離カッタ15が下方の中断部71に押し込められて一時的に格納された後に、鋳型から進出して自由になるようにされる。
中断部71を設けて構成することにより、分離カッタ15を雌ねじ6に近づけて配置できるので、スクリューキャップ70の全高、ひいてはプラスチック材料を大幅に低減することが可能になると同時に、好ましくはプラスチックを用いる場合に射出成形に使用した型からスクリューキャップ70を取り出す際の問題が回避される。中断部71がなければ、スクリューキャップ70の全高は大きくなることが避けられない。なぜならば、鋳型からスクリューキャップ70を取り出す際に分離カッタ15が一旦下方に折れるが、中断部71がなければ完全にねじ山の上方に位置してしまうからである。
更に、分離カッタ15がそれぞれ切れ刃を付けた自由端を有しており、この自由端が封止フィルム14とリム11との間の封止面12に作用するときにリム11に向かって湾曲又は屈曲していることが好都合である(特に図3及び図6に明瞭に示す)。これにより切れ刃19が封止フィルム14とリム11との間への進入が助長される。このことは、特にアルミニウム及び/又はプラスチックからなる封止フィルム14が、合理的に首部3のリム11から半径方向に張り出した外周領域13を有する場合に限らない。
単数若しくは複数の分離カッタ15の自由端が更に両側に向かって曲げられていて、リム11に向けられた匙状に凹んだ湾曲部を有する実施形態が好都合である(図示せず)。このように構成された分離カッタは、封止フィルム14を分離する際に特に良好な機能を発揮することが分かった。なぜならば、分離カッタは封止面12に進入する際に弾性的に扁平になり、固有の復元力により既存の楔作用に加えて、カッタ面に対して垂直に上方及び下方、若しくは封止フィルム14に対してリム11に対しても分離力を発揮するからである。
最後に、スクリューキャップ70は更に蓋部8の内側で、同心的に全周に延びる、比較的短い、即ち全高が小さい、少なくとも一個の押圧リップ23と、筒部9の内壁9’との間に全周に延びる耐圧リップ72(図16)を有することができる。耐圧リップ72は、スクリューキャップを首部3にねじ込むときには封止フィルム14を押し付け、スクリューキャップを外すときにはその復元力によって分離カッタ15の端部の圧力に抗して封止フィルム14の縁部を支持して、これらの端部が封止フィルム14の外周領域13の下に滑り込み、封止面12内に進入しやすくする。
ここで、外周領域13は必ずしも首部3のリム11から張り出している必要はないことを強調する。また分離カッタ15の切れ刃19の側で不都合なく下から進入できるようにするために、外周領域は必ずしも接着若しくは封着されていない全周縁部を有する必要はない。これに関して本発明によるそれぞれの構成は、個々の事例でその都度与えられたパラメーターに依存している。これらのパラメーターの一例を挙げると、スクリューキャップ自体の材料、封止フィルム14の材料、使用する結合材の材料、分離カッタの弾性等である。例えばスクリューキャップ70において、上述した実施形態では封止フィルム14に必要とされた補剛プレート片22を使用しないこともあるが、その場合は耐圧リップ72が有利となる。
補足的に指摘すると、押圧リップ23は、図1〜図10に示す実施形態においても図16に示す実施形態においても、封止フィルム14の外周領域13が存在する場合にこれを押圧する働きだけでなく、封止フィルム14が持ち上げられて、例えば瓶1のスクリューキャップ7、7’又は70を外して内容量の一部を取り出した後に、再び瓶を密閉するためにスクリューキャップをねじ込む場合に、首部3を再度密封する働きもする。
瓶の首部に被せてねじ込む前の本発明に係るスクリューキャップの第1の実施形態の側面図であり、スクリューキャップ及び首部の一部を断面図で示す。 図1において、瓶の首部上でスクリューキャップのねじ込みを開始した後、分離カッタの切れ刃が首部のリム上の封止フィルムの表面にちょうど触れた位置で示した図。 図2に示すスクリューキャップが更にねじ込まれた中間位置で、分離カッタが封止フィルム上にほぼ水平に載っていることを示す図。 図3に示すスクリューキャップが更にねじ込まれた位置で、分離カッタがまだ完全に上方に跳ね上がっていないことを示す図。 前記の図において、スクリューキャップがねじ込まれた最終位置で、分離カッタが上方に跳ね上がった最終位置にあり、スクリューキャップの蓋部の内側に配置された押圧リップが弾性的に変形して封止フィルムに当接していることを示す図。 図5の細部を拡大した図である。 図5に示すスクリューキャップのねじ外しを開始した後、分離カッタの切れ刃が既に容器のリムと封止フィルムとの間に進入し始めたことを示す図。 図7に示すスクリューキャップが更に外されて、分離カッタが既に部分的に封止面内に進入した状態を示す図。 前記の図に示すスクリューキャップが更に外されて、分離カッタがほぼ水平位置で既に封止フィルムを剥がした状態を示す図。 前記の図に示すスクリューキャップが、分離カッタによってスクリューキャップ内に保持されている分離された封止フィルムと共に容器の首部から持ち上げられた後の配置構成を示す図。 図10の矢印方向Xから見たスクリューキャップの底面図である。 前記の図に示すスクリューキャップに、圧入ラムを用いて補強プレート片を圧入した図である。 スクリューキャップ変形例を有する本発明の第2の実施形態の図1同様の側面図。 図13に示したスクリューキャップの平面図であり、線XX−XXに沿った部分断面図。 図13及び図14に示した封止フィルムの断面図である。 スクリューキャップの雌ねじのねじ山がそれぞれ分離カッタの領域に離型過程で分離カッタを受容するための中断部を有する、本発明によるスクリューキャップの他の実施形態の縦断面図である。
符号の説明
1 瓶
3 首部
4 雄ねじ
5 中心軸
6 雌ねじ
7 スクリューキャップ
11 リム
12 封止面
14 封止フィルム

Claims (28)

  1. 入れ物、容器、瓶(1)等の雄ねじ(4)と中心軸(5)とを有する首部(3)の、円形の封止面(12)を備えたリム(11)に封着された封止フィルム(14)を少なくとも部分的に剥がし、若しくは分離するための方法であって、封止された首部(3)の雄ねじ(4)に、雄ねじ(4)と嵌合する雌ねじ(6)を有するスクリューキャップ(7)がねじ込まれ、その後の選択された時点で再びねじって外される方法において、
    スクリューキャップ(7)が首部(3)から外されるとき、スクリューキャップ(7)によって封止フィルム(14)が少なくとも部分的に首部(3)のリム(11)の外周部から中心軸(5)に向かって半径方向内側に徐々に剥がされ、次いでリム(11)から持ち上げられることを特徴とする方法。
  2. スクリューキャップ(7)を首部(3)の雄ねじ(4)にねじ込む前に、片面が付着手段で被覆された補剛プレート片(22)をスクリューキャップ(7)内に挿入し、それに続いてねじ込むときに、首部(3)のリム(12)に封着された封止フィルム(14)に付着手段と共に押し付けて、ねじ込みが完了した後で補剛プレート片(22)と封止フィルム(14)との面状結合が行われることを特徴とする、請求項1記載の方法。
  3. 面状結合のために付着手段として熱可塑性プラスチックを使用し、誘導溶着を利用することを特徴とする、請求項2記載の方法。
  4. 面状に結合された補剛プレート片(22)によって強化された封止フィルム(14)、又はそれ自体で十分な剛性若しくは曲げ抵抗を有する封止フィルム(14)を首部(3)の封止に使用することを特徴とする、請求項1記載の方法。
  5. 補剛プレート片(22)の、封止フィルム(14)に向けられた面上の付着手段として、実質的にPE、PET、ポリエステル又はポリスチロール又はこれらの物質の組み合わせからなる接着剤、張り材又は封止塗料を使用することを特徴とする、請求項3又は4記載の方法。
  6. 前記請求項のいずれか1項記載の方法を実施するためのスクリューキャップ(7)であって、蓋部(8)と、雌ねじ(6)を備え、ねじ込み口(10)のある筒部(9)とを有し、瓶(1)等の、リム(11)を有する首部(3)の雄ねじ(4)にねじ込み、また雄ねじ(4)からねじって外すようになっており、前記首部(3)は同首部(3)のリム(11)の円形の封止面(12)に封着された、半径方向に張り出している外周領域(13)を有する封止フィルム(14)によって気密に閉じられていて、封止フィルム(14)が瓶の内容物を出すために取り外し及び/又は破壊できるスクリューキャップにおいて、
    雌ねじ(6)と蓋部(8)の間で筒部(9)の内周部(9’)に沿って配置された、ねじ込む前の初期位置でねじ込み口(10)に向かって斜めに、且つスクリューキャップ(7)の中心軸(5)に対して内方に向いている少なくとも一個の分離カッタ(15)を有しており、分離カッタ(15)と中心軸(5)との間隔がねじ込む前は首部(3)のリム(11)の外径(D)よりも小さく、スクリューキャップ(7)を瓶(1)の首部(3)にねじ込むと分離カッタ(15)が弾性的に変位し、これにより分離カッタ(15)の切れ刃(16)が首部(3)のリム(11)と封止フィルム(14)の外周領域(13)の圧力を受けて上方にばね状に跳ね上がり、雄ねじ(4)の上方、且つ封止フィルム(14)の半径方向に張り出した外周領域(13)の下方で弾性的に変形して中心軸に向かってばね状に付勢され、ねじ込みが完了すると直ちに首部(3)の外周部(17)に当接するようになっており、
    スクリューキャップ(7)をねじって外すときに分離カッタ(15)の切れ刃(16)が最初は封止フィルム(14)に対して斜めに、且つ中心軸(5)の方に向けられていて、続いて連続的にばね状に戻ることによって半径方向内方に中心軸(5)に向かって封止フィルム(14)の外周領域(13)と瓶(1)の首部(3)のリム(11)との間に次第に進入していき、これにより封止フィルム(14)が瓶(1)のリム(11)から中心軸(5)に向かって徐々に分離されて、分離カッタ(15)と蓋部(8)との間に保持され得ることを特徴とするスクリューキャップ(7)。
  7. 筒部(9)の内周部(9’)に沿って周方向若しくは回転方向(A)に配設され、筒部(9)と固く結合された複数の単一分離カッタ(15)が設けられており、これらの分離カッタ(15)が半径方向で共通面上に延びて中心軸(5)の領域に、瓶(1)等の首部(3)のリム(11)の円形の封止面(12)よりも直径が小さい内のり幅(W)を残すことを特徴とする、請求項6記載のスクリューキャップ(7)。
  8. 各々の単一分離カッタ(15)が部分的にねじ外し方向(A)に向いた切れ刃(19)、若しくはねじ外し方向(A)に向けられた前記切れ刃の要素を有することを特徴とする、請求項6又は7記載のスクリューキャップ(7)。
  9. 分離カッタ(15)の切れ刃(19)が凹状に湾曲していて、半径方向に突出し、ねじ外し回転方向で後方に位置する尖った刃突起部(20)を有することを特徴とする、請求項8記載のスクリューキャップ(7)。
  10. 中心軸(5)を囲んで円形に、且つ場合によっては補剛プレート片(22)を付けた封止フィルム(14)の外周領域(13)と対向して配置された、少なくとも一個の押圧リップ(23)が、蓋部(8)の内側(21)に形成されており、スクリューキャップ(7)を固く締めたときに押圧リップ(23)が封止フィルム(14)の外周領域(13)及び場合によっては補剛プレート片(22)を首部(3)のリム(11)に押し付けて、これに密着させることを特徴とする、請求項6又は7記載のスクリューキャップ(7)。
  11. 分離カッタ(15)が筒部(9)の内周部(9’)に沿って全周にリングカッタとして形成されていることを特徴とする、請求項6記載のスクリューキャップ(7)。
  12. 容器(1)の雄ねじ(4)と中心軸(5)とを有する首部(3)の、円形の封止面(12)を備えたリム(11)に封着された封止フィルム(14)を少なくとも部分的に剥がし、若しくは分離するための方法であって、封止された首部(3)の雄ねじ(4)に、雄ねじ(4)と嵌合する雌ねじ(6)を有するスクリューキャップ(7’)がねじ込まれ、その後の選択された時点で再びねじって外される方法において、
    スクリューキャップ(7’)をねじ込む前に蓋部(8’)と封止フィルム(14’)との間に熱可塑性プラスチック、接着剤及び/又は封止塗料からなる中間層(33)を挿入し、スクリューキャップ(7’)を容器(1)の首部(3)にねじ込むときに、中間層(33)が蓋部(8’)の内面(21)によって封止フィルム(14’)に押し付けられ、次いで内面(21)が封止フィルム(14’)の表面と接着又は溶着されることにより、封止フィルム(14’)が内面(21)に固く付着し、更にスクリューキャップ(7’)を外すときにスクリューキャップ(7’)と共に封止フィルム(14’)が少なくとも部分的に移動することを特徴とする方法。
  13. 封止フィルム(14’)が首部(3)の内のり幅(W)の内部で周方向に少なくとも部分的に設定破壊箇所として形成されたエンボス又はミシン目(28)を有しており、蓋部(8’)の内面(21)と封止フィルム(14’)の表面との中間層(25)を介した接着又は溶着が、エンボス又はミシン目(28)に囲まれた面(32)の領域でのみ行われることを特徴とする、請求項12記載の方法。
  14. 封止フィルム(14’)として少なくとも2層(26,27)から構成されたプレート片を使用し、蓋部(8’)の内面(21)に向けられた層(26)が実質的にPE、PET又はアルミニウムからなり、首部(3)に向けられた層(27)がPE、PET又は封止塗料又は前記物質の組み合わせからなることを特徴とする、請求項13記載の方法。
  15. 封止フィルム(14’)の、蓋部(8’)の内面(21)に向けられた層(26)のみに、首部(3)の内のり幅(W)の内部で周方向に少なくとも部分的にエンボス又はミシン目が施されていることを特徴とする、請求項14記載の方法。
  16. 全周円形のエンボス又はミシン目(28)を使用することを特徴とする、請求項13記載の方法。
  17. 前記請求項12乃至16のいずれか1項記載の方法を実施するための、特にプラスチックからなるスクリューキャップ(7’)であって、蓋部(8’)と、雌ねじ(6)を備えてねじ込み口(10)を有する筒部(9)とを有し、瓶(1)等の、リム(11)を有する首部(3)の雄ねじ(4)にねじ込み、また雄ねじ(4)からねじって外すようになっており、前記首部(3)が同首部(3)のリム(11)の円形の封止面(12)に封着された封止フィルム(14’)によって気密に閉じられるスクリューキャップにおいて、
    蓋部(8’)が、内面(21)を備え逆金床状に形成された内側突出部(30)を有し、スクリューキャップ(7’)をねじ込むと内面(21)を介して中間層(33)を押し付けて封止フィルム(14’)の表面に当接させ得ることを特徴とするスクリューキャップ(7’)。
  18. 使用される入れ物(1)、容器又は瓶等が、プラスチック、ガラス等からなることを特徴とする、請求項1、6、12又は17記載の方法又はスクリューキャップ(7)。
  19. 特にアルミニウム及び/又はプラスチックからなる封止フィルム(14)が、首部(3)のリム(11)から半径方向に張り出している外周領域(13)を有することを特徴とする、請求項1、6、12又は17記載の方法又はスクリューキャップ(7)。
  20. プラスチックからなることを特徴とする、前記請求項のいずれか1項記載のスクリューキャップ。
  21. スクリューキャップ(7、70)が容器(1)にねじ込まれた位置で、その都度使用される雄ねじ(4)と雌ねじ(6)からなるねじ嵌合(4、6)のリードと噛み合い長さによって決まる、スクリューキャップ(7、70)と首部(3)との間の行程が、少なくとも単数若しくは複数の分離カッタ(15)の長さに対応しており、更にまたこの長さが少なくとも分離カッタ(15)の起点となる筒部(9)の内周部(9’)と、封止フィルム(14)とリム(11)との間の封止面(12)上の仮想円との半径方向間隔に対応することを特徴とする、請求項6乃至11及び17乃至20のいずれか1項記載のスクリューキャップ(7、70)。
  22. 前記仮想円が首部(3)のリム(11)の内周部によって形成されていることを特徴とする、請求項21又は22記載のスクリューキャップ(7、70)。
  23. リードとねじ嵌合(4、6)の寸法は、首部(3)に対するスクリューキャップ(7、70)の行程がスクリューキャップ(7、70)の360度回転当たり約9mmとなるように設定されていることを特徴とする、請求項21記載のスクリューキャップ。
  24. 雌ねじ(6)が3条であることを特徴とする、請求項21又は23記載のスクリューキャップ。
  25. 単数若しくは複数の分離カッタ(15)が雌ねじ(6)の上方で筒部(9)の内周部(9’)に蓋部(8)の方に向けて配置されており、雌ねじ(6)のねじ山が中断部(71)を有し、その幅(u)が実質的に内周部(9’)の周方向で分離カッタ(15)の幅以上とされ、スクリューキャップ(70)をそれぞれの鋳型から上方に取り出すときに分離カッタ(15)が下方の中断部(71)に押し込められて一時的に格納された後に、鋳型から進出して自由になることを特徴とする、請求項21乃至24のいずれか1項記載のスクリューキャップ(70)。
  26. 単数若しくは複数の分離カッタ(15)がそれぞれ切れ刃を付けた自由端を有しており、前記自由端が封止フィルム(14)とリム(11)との間の封止面(12)に作用するときにリム(11)に向かって湾曲又は屈曲していることを特徴とする、請求項6乃至11及び17乃至25のいずれか1項記載のスクリューキャップ(7、70)。
  27. 単数若しくは複数の分離カッタ(15)の自由端が更に両側に向かって曲げられ、リム(11)に向けられた匙状に凹んだ湾曲部を有することを特徴とする、請求項26記載のスクリューキャップ(7、70)。
  28. 蓋部(8)の内側で同心的に全周に延びる少なくとも一個の押圧リップ(23)と筒部(9)の内壁(9’)との間に、全周に延びる耐圧リップ(72;図16)が設けられていることを特徴とする、請求項17記載のスクリューキャップ(7、70)。
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