JP3184130U - 容器の開封補助具 - Google Patents

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忠 森脇
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有限会社宮島精機
有限会社保土ヶ谷電子工業
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Abstract

【課題】構造の異なる蓋構造の容器に対して、それぞれの蓋体に効率よく操作力を伝達して、これらの蓋体を容易に開封することができる開封補助具を提供する。
【解決手段】筒状に形成され、少なくとも一端が開放されたキャップ係合部2と、このキャップ係合部2の側部に一体に延設され、断面が略矩形状のタブ係合孔3aが形成されたタブ係合部3と、前記キャップ係合部2の側部で、前記タブ係合部3から離間した位置に一体に延設された鰐口部4とを備えている。
【選択図】図1

Description

本考案は、容器の開封補助具に係わり、ペットボトルのねじ蓋や缶飲料のプルタブの開封に用いられる開封補助具に関するものである。
一般に、容器には、内容物の保管と取り出しを可能にする蓋が設けられており、この蓋として、前記容器本体の開口部にねじ止めされるねじ蓋や、容器と一体に設けられて、その一部を破断することによって開口部を形成するようにしたプルタブ等がある。
ところで、前述したねじ蓋にあっては、容器本体との摩擦が大きいと、開封時にねじ蓋を回す手が滑り、開けることができない場合がある。
このような不具合に対処するために、ねじ蓋に巻き付けて、このねじ蓋との摩擦を大きくし、また、ねじ蓋にかかるモーメントを大きくすることにより、ねじ蓋を容易に開けることのできる補助具が提案されている(特許文献1参照)。
特開平9−40084号公報
ところで、前述した従来の技術は、ねじ蓋に特化したもので、缶詰や缶飲料等に多く用いられているプルタブの開封操作には適用できない。
本考案は、前述した問題点に鑑みなされたもので、容器のねじ蓋やプルタブの何れの開封にも対応できる開封補助具を提供することを解決課題とする。
本考案の請求項1に記載の容器の開封補助具は、筒状に形成され、少なくとも一端が開放されたキャップ係合部と、このキャップ係合部の側部に一体に延設され、断面が略矩形状のタブ係合孔が形成されたタブ係合部と、前記キャップ係合部の側部で、前記タブ係合部から離間した位置に一体に延設された鰐口部とを備えていることを特徴とする。
このような構成とすることにより、ねじ蓋の開閉時においては、前記キャップ係合部をねじ蓋に被せた状態で、前記タブ係合部と鰐口を介して前記キャップ係合部に回転を加えることができる。
ここで、前記キャップ係合部の内径を適宜設定しておくことにより、このキャップ係合部と前記ねじ蓋との摩擦を大きくすることができる。
また、このキャップ係合部を回転させる際に、その回転力を、前記キャップ係合部の側部から突出させられている前記タブ係合部および前記鰐口を介して行なうことから、回転時の手の滑りを抑えることができるとともに、前記キャップ係合部に与えるトルクを大きくすることができる。
この結果、ねじ蓋の開閉を円滑にかつ容易に行なうことができる。
また、プルタブの開封に当たっては、まず、前記鰐口の先端部分を前記プルタブの下に滑り込ませることにより、このプルタブを斜めに立ち上げる。
ついで、立ち上げられた前記プルタブに、前記タブ係合部を、そのタブ係合孔を用いて被せた後、開封補助具を立て起こす。
この操作により、前記プルタブが前記開封補助具とともに立て起こされて開封される。
さらに、調味料容器のように、注ぎ口の内部に、この注ぎ口を密閉するように中栓が設けられ、使用時に、前記中栓に一体に設けられている引き上げリングを引き上げることによって、前記中栓を切り取って開封する構造の容器もある。
このような容器の開封にも本考案の開封補助具は好適に用いられる。
すなわち、前記鰐口部を、容器の注ぎ口に挿入するとともに、その内部の前記引き上げリングに係合させ、ついで、前記注ぎ口の縁を支点として前記開封補助具を回動させて、前記引き上げリングを前記注ぎ口の外へ引き出すことにより、前記中栓を切り取ることができる。
本考案の請求項2に記載の容器の開封補助具は、請求項1に記載の前記タブ係合部のタブ係合孔と前記鰐口部の口とが、それぞれの中心線によって形成される挟み角が鈍角となるように形成されていることを特徴としている。
このような構成とすることにより、前記開封補助具の鰐口部を使用する際に、前記タブ係合部のタブ係合孔と前記鰐口部の口との中心線が交差する部位を支点とすると、前記タブ係合部に適度の傾斜が与えられ、この結果、力点となる前記タブ係合部の把持が容易となる。
本考案の請求項3に記載の容器の開封補助具は、前記鰐口部の口の部分がスリット状の隙間に形成され、前記口の奥の部分に拡径部が設けられていることを特徴とする。
このように、鰐口部の口の部分をスリット状の隙間に形成し、鰐口部の口の奥の部分に拡径部を設けることで、鰐口部のスリット状の隙間を一定に保持しつつ、プルタブの自由端部分が拡径部に緊密に嵌りこむのを防止することができる。
本考案の請求項4に記載の容器の開封補助具は、請求項1に記載の前記キャップ係合部の内壁が、一端部から他端部に行くにしたがい漸次小径となるように形成されていることを特徴としている。
このような構成とすることにより、前記キャップ係合部に嵌合されるねじ蓋の外径が異なる場合でも、前記キャップ係合部とねじ蓋との接触圧を十分に確保することができ、開閉時の回転力を確実に前記ねじ蓋に付加することができる。
本考案の請求項5に記載の容器の開封補助具は、請求項1〜4の何れかに記載の前記キャップ係合部の内壁に、このキャップ係合部の中心線と略平行な多数の突条が形成されていることを特徴としている。
このような構成とすることにより、前記突条によって、前記キャップ係合部に嵌合される前記ねじ蓋との引っかかりを確保し、両者間の滑りを抑制することができる。
この結果、前記ねじ蓋の開閉操作をより確実なものとすることができる。
本考案によれば、構造の異なる蓋構造の容器に対して、それぞれの蓋体に効率よく操作力を伝達して、これらの蓋体を容易に開封することができる。
本考案の一実施形態を示す外観斜視図である。 本考案の一実施形態を示す正面図である。 本考案の一実施形態の使用状態を示す斜視図である。 本考案の一実施形態の使用状態を示す斜視図である。 本考案の一実施形態の使用状態を示す斜視図である。 本考案の一実施形態の使用状態を示す斜視図である。
以下、本考案の一実施形態を図1ないし図5を参照して説明する。
図1において、符号1は、本実施形態に係わる容器の開封補助具を示し、この開封補助具1は、筒状に形成され、少なくとも一端が開放されたキャップ係合部2と、このキャップ係合部2の側部に一体に延設され、断面が略矩形状のタブ係合孔3aが形成されたタブ係合部3と、前記キャップ係合部2の側部で、前記タブ係合部3から離間した位置に一体に延設された鰐口部4とを備えている。
前記タブ係合部3のタブ係合孔3aと前記鰐口部4の口4aとが、それぞれの中心線によって形成される挟み角αが鈍角となるように形成されている。
鰐口部4の口4a部分は、図2に示すようにスリット状の隙間に形成され、その奥の部分が断面円形状の拡径部4bに形成されている。この拡径部4bを設けた理由は、プルタブの自由端部分の厚みにバラツキがあり、厚みが通常よりも厚い場合には、緊密に嵌り合って抜け難くなる恐れがあるからである。
この点、本実施形態では、口4a部分の奥の部分を拡径部4bに形成して、プルタブの自由端部分が拡径部4bに緊密に嵌りこむのを防止することで、上記の問題を解決している。
前記キャップ係合部2は、本実施形態においては有底筒状に形成されており、その内壁は、一端部から他端部に行くにしたがい漸次小径となるように形成されている。
すなわち、本実施形態においては、前記キャップ係合部2の内壁の底部近傍に小径部2aが形成され、また、開口部近傍に大径部2bが形成された構成となっている。
本実施形態においては、前述したように、前記キャップ係合部2の内壁を、2段階に内径を変化させた形状としてあるが、3段階以上に内径変化をさせてもよく、あるいは、テーパー面として無段階に変化させるようにしてもよい。
また、前記キャップ係合部2の内壁に、このキャップ係合部2の中心線と略平行な多数の突条5が形成されている。
これらの突条5は、前記キャップ係合部2内に嵌合させられるねじ蓋との接触圧を高めあるいは引っかかりを生じさせるために設けられている。
ついで、このように構成された本実施形態に係わる容器の開封補助具1を用いて、図3に示すような、缶詰等の容器Cの開封を行なう例について説明する。
この容器Cは、切り離し可能な蓋6と、この蓋6の一部に切り込みを入れた後にこの蓋6を切り離すプルタブ7とを備えている。
前記プルタブ7の自由端部と前記蓋6との間に十分な隙間がある場合には、前記開封補助具1のタブ係合部3のタブ係合孔3aを前記プルタブ7の自由端部に位置合わせした後に、前記タブ係合部3を前記プルタブ7に、図3に示すように、嵌合させる。
ついで、前記開封補助具1を、図3に矢印で示すように上方へ向けて回動させることにより、前記プルタブ7を引き起こす。
これによって、前記プルタブ7の固定部近傍において、前記蓋6の一部に切り込みが形成される。
この状態で、前記開封補助具1を前記プルタブ7から取り外し、ついで、このプルタブ7を掴んで引き上げることによって前記蓋6を切り取り、容器Cを開封することができる。
つぎに、ペットボトル等のねじ蓋8を備えた容器Bの開封操作について、図4を参照して説明する。
この場合には、前記開封補助具1を、前記キャップ係合部2を下方にして、このキャップ係合部2を、前記容器Bのねじ蓋8に被せる。
この状態において、前記キャップ係合部2の内面に、前記ねじ蓋8が圧接させられて両者間に高い接触圧が生じる。
また、本実施形態においては、前記キャップ係合部2の内面に多数の突条5が形成されていることにより、このキャップ係合部2と前記ねじ蓋8との間に、このねじ蓋8の周方向において引っかかりが形成される。
これより、前記開封補助具1を、前記タブ係合部3および鰐口部4によって、軸線回りに回転させることにより、前記ねじ蓋8を回転させて開封することができる。
ここで、前記キャップ係合部2と前記ねじ蓋8との間に十分な摩擦力が確保され、また、前記タブ係合部3および鰐口部4に回転力を加えることから、手の滑りを抑制し、かつ、これらの中心部に位置する前記ねじ蓋8に十分なトルクを加えることができる。
一方、図5に示すように、蓋6とプルタブ7との間の隙間が小さい場合等にあっては、前記開封補助具1の鰐口部4を用いて開封する。
すなわち、前記鰐口部4の先端を、図5に示すように、前記プルタブ7と蓋6との間に押し込んで浮かせつつ、このプルタブ7を前記鰐口部4に噛み込ませ、これより、前記開封補助具1を引き起こすように回動させて、前記プルタブ7を引き起こし、これによって、前記蓋6を開封することができる。
前記鰐口部4は、図6に示すような調味料容器Dのように、注ぎ口9の内部に、この注ぎ口9を密閉するように中栓10が設けられ、使用時に、前記中栓10に一体に設けられている引き上げリング11を引き上げることによって、前記中栓10を切り取って開封する場合にも好適に用いられる。
すなわち、前記鰐口部4を、容器Dの注ぎ口9に挿入するとともに、その内部の前記引き上げリング11に係合させ、ついで、前記注ぎ口9の縁を支点として前記開封補助具1を回動させて、前記引き上げリング11を前記注ぎ口9の外へ引き出すことにより、前記中栓10を切り取り開封することができる。
ここで、前記タブ係合部3のタブ係合孔3aと前記鰐口部4の口4aとが、それぞれの中心線によって形成される挟み角αが鈍角となるように形成されていることから、前述したように前記開封補助具1をセットした状態において、前記タブ係合部3が、斜め上方へ向けて傾斜状態に維持される。
そのために、前記開封補助具1を握りやすく、その取り扱いが容易となる。
1 開封補助具
2 キャップ係合部
2a 小径部
2b 大径部
3 タブ係合部
3a タブ係合孔
4 鰐口部
4a 口
4b 拡径部
5 突条
6 蓋
7 プルタブ
8 ねじ蓋
9 注ぎ口
10 中栓
11 引き上げリング
B 容器
C 容器
D 調味料容器

Claims (5)

  1. 筒状に形成され、少なくとも一端が開放されたキャップ係合部と、このキャップ係合部の側部に一体に延設され、断面が略矩形状のタブ係合孔が形成されたタブ係合部と、前記キャップ係合部の側部で、前記タブ係合部から離間した位置に一体に延設された鰐口部とを備えていることを特徴とする容器の開封補助具。
  2. 前記タブ係合部のタブ係合孔と前記鰐口部の口とが、それぞれの中心線によって形成される挟み角が鈍角となるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の容器の開封補助具。
  3. 前記鰐口部の口の部分はスリット状の隙間に形成され、前記口の奥の部分に拡径部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の容器の開封補助具。
  4. 前記キャップ係合部の内壁が、一端部から他端部に行くにしたがい漸次小径となるように形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の容器の開封補助具。
  5. 前記キャップ係合部の内壁に、このキャップ係合部の中心線と略平行な多数の突条が形成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の容器の開封補助具。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016084177A (ja) * 2014-10-22 2016-05-19 義春 鈴木 開封器

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