JP2016084177A - 開封器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ジッパー付き袋を開封する開封器と、プラスチック製ボトルのねじ込みキャップを取るキャップ開封装置外し、缶入り飲料や缶詰のプルタブ起し(開缶するための用具)、および開いたジッパーを閉じるスライダーに関する。
【解決手段】下基体11と上基体12の一端に設けた開口部17に於いて、該開口部17より突出し、スペース16内に刃先24を有するカッターを設けた。更に、スライダーの併設でジッパーを正確に閉じることを可能とした。更に、高齢者や、手に障害があって片手操作が要求される身障者では、ジッパー付袋の開封、開いたジッパーの開閉は非常に困難である。そこで、本開封器Qをテーブル等の台d1に取付けて前記の片手操作を可能とした。又、下基体11の底面にペットボトルキャップの取り外し用キャップ開封装置を設け、更に他端側に突出するプルタブ開封装置を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明はジッパー付き袋を開封する開封器と、プラスチック製ボトルのねじ込みキャップを取るキャップ開封装置外し、缶入り飲料や缶詰のプルタブ起し(開缶するための用具)、および開いたジッパーを閉じるスライダーに関す。
技術背景
従来、お茶、乾物、其の他の食品類又は、薬品類その他等を収納したジッパー付き袋、或はこれに類する各種袋を開封する開封器が求められていた。特にジッパー(ファスナー)付袋に於いては切取位置を鋏などで切り取ると袋を構成する2枚のシート即ち、表シートと裏シートの開口部が同じ位置で同じ形状となり、開封後ジッパーを閉じると前記開口部の2枚のシートが密着状態になって、開口部に手指先が入らず、袋の口を開くのが非常に困難といった問題があった。そこで、特開2007−119056号が発明されたが、これには開封に当たり、一種の開封器で一種のシート厚の袋には対応するが一種の開封器で多種あるシート厚の違う袋に対応しない欠陥があった。又、近年ジッパーも進化し、その構造にも変化があって溝状からなりジッパーを挟む構造の特許文献1のジッパーガイドでは、不都合な問題が発生した。
更にジッパー付袋の開いているジッパーを閉じるには手指で閉じていたので完全に閉じきれず湿気、腐敗等が多発していた。また、手に障害があって両手操作が不可能な身障者にあっては上記操作が不可能であった。
又、ペットボトルは、ペットボトル本体と回転式キャップによって構成されている。更に、缶入り飲料や缶詰にはプルタブがある。しかし、このペットボトルと缶入り飲料や缶詰のプルタブでは、手の握力が弱い高齢者や子供では開封することが困難なことがしばしばあった。
特開2007−119056号公報
物品を収納せず、物品収納専用袋として市販されているジッパー付き袋では、該袋の製造段階で前記開口部の2枚のシート間に段差を設け、前記問題の改善策が講じられている。しかし、物品を収納し密閉した前記ジッパー付き袋においては、ジッパーに種々装置を形成し改善策が行われているが未だ解決されていない。そこで、前記特許文献1が発明された。しかし、特許文献1では次の重大欠陥があった。即ち、特許文献1では「前記基体A12の挟持面3と前記基体B13の挟持面4で袋Hの切り口部Kを挟んで」いるから、特許文献1では、多種ある袋Hを構成する2枚のシート厚の違いに対応していない。即ち、製品によって袋を構成するシート1枚のシート厚は略0.05mm〜0.12mmと其の厚薄に大きな相違が有り、この際に於いて前記袋の切口部Kを、前記挟持面3と挟持面4で前記シートを挟んで作用をする構造では、シート厚の違いで基体A12又は、基体B13の何れかに取付けられた刃1の刃先2と対面する挟持面との距離が其の都度変化し、開封に際し一種の開封器で一種のシート厚の袋には有効であるが、一種の開封器で多種あるシート厚の違う袋に対応しない欠陥があった。だから前記一種の開封器で前記多種にわたる袋を開封することを可能とする必要があった。
又、ジッパーも近年種々改善策が行われ進化し、その構造に変化があって特許文献1の溝状でジッパーを挟む構造のジッパーガイドでは不都合な問題が発生し、該ジッパーガイドの改善も必要となった。
又、従来では、開封し開いているジッパーを閉じるには、該ジッパーを指先で摘まみ、該摘んだ指でジッパー上をスライドし閉じていた。しかし、この方法ではジッパーを閉じる作用の不確実性が原因で不都合事例も多発していた。更に高齢者や、手に障害のある身障者にあっては片手での袋の開封とジッパーの開閉は非常に困難であった。
更に、手の握力の弱い高齢者や子供ではペットボトルの蓋が固く開けることが困難なことがしばしばあった。
更に、缶ビールや缶ジュースなどの缶入り飲料には、プルタブで開缶できるようにしたものがあるが、プルタブを引き起こす際に指先を傷めることがある。
そこで、本開封器Qは下基体11の一面側に対向して上基体12を配し、(以後、上下は図1を基準とする)下基体11と上基体12の長手方向の一端(以後、一端は本開封器Qの図1を基準として左端で、他端は右端とする)に開口部17を形成し、該開口部17に於ける下基体11と上基体12のそれぞれの一端をジッパーガイド19とし、下基体11の下対向面14と上基体12の上対向面15の間に、スペース16を形成し、該スペース16を保持しつつ、下基体11と上基体12を(以後、下基体11と上基体12を単に上下両基体又は両基体ということもある)長手方向の他端側において連結部13で連結する。
そして、前記ジッパーガイド19から内側寄りで、袋h1のジッパーh6と切取位置h4の隔たりに略等しい距離をおいて、下基体11の下対向面14、又は上基体12の上対向面15の何れかの対向面から突出し、下対向面14、と上対向面15の両対向面間内(該対向面にある凹面内も対向面内に含む)に刃先24を有するカッター21を、該カッター21の刃22の向き27が進行方向26線に対し前記両基体の一端方向に傾斜し下基体11又は、上基体12の何れかに取り付ける。更に、カッター21と、上基体12又は、下基体11の何れかの間に又は、カッター21と、上基体12と下基体11の両基体の間に調整装置25を設けた開封器Qである。
この場合、前記スペース16とジッパーガイド19の形状は、
上下基体の開口部17にジッパーガイド19を形成するために下基体11の下対向面14と上基体12の上対向面15の両対向面の間のスペース16を前記各種袋を構成する2枚のシート厚より大きく、(該1枚のシート厚は略0.05mm〜0.12mm)且つ、前記2枚のシートに設けられてなる雌雄からなるジッパーh6厚(該、雌雄からなるジッパー厚は略1.8mm)より小さく形成し、更に、本開封器Qの長手方向の開口部17から連結部13迄の大きさを袋h1の袋トップh7からジッパーh6までよりも(各種袋の袋トップh7からジッパーh6まで略、20mm〜40mm)大きく形成し、袋h1の2枚のシートからなる切取位置h4を切取位置挿入口20から挿入すると2枚のシートからなる切取位置h4が余裕をもって通過可能な大きさのスペース16を形成してなる。更に、前記長手方向に対する幅方向に於いては任意でよい。
開封する条件に関する説明。
前記構成からなる本開封器Qは、袋h1の袋トップh7と切取位置h4の間に段差を形成して開封する開封器Qであって、前記スペース16内に位置する刃先24と対向する下対向面14又は、上対向面15の何れかの対向面間に次の「開封する条件」のギャップ18を設けてなる。即ち、該「開封する条件」は次となる。袋h1の2枚のシートの切取位置h4をカッター21の刃先24で切開中、該カッター21の刃先24が2枚のシートからなる袋h1の1枚目のシートを貫通し、前記カッター21の刃先24が前記貫通し出たその位置か、又は其の貫通し出た其の位置から更に、2枚のシートからなる袋h1の2枚目のシート内にあり、該2枚目のシートを貫通しない大きさからなるギャップ18を形成してなる。(以後、該条件を単に「開封する条件」ということもある)
刃22の刃の向き27とジッパーガイド19に関する
前記袋h1の切取位置h4がカッター21に沿って正確に移動するために、該カッター21の刃22の刃の向き27を袋h1の切取位置h4で開封時、該切取位置h4が移動する方向を示す進行方向26線に対し両基体の一端方向に傾斜し下基体11又は、上基体12の何れかに取り付ける。此の進行方向26線に対し一端方向に傾斜し取付けることによって切取位置h4で開封中、袋h1のジッパーh6に、引く力の方向28に向く力が発生し、ジッパーh6の一側h8がジッパーガイド19位置に引き寄せられる。同時に切取位置h4がカッター21の刃先24位置となって正確に切取位置h4で開封する。前記カッター21の刃22の向き27に傾斜がなく進行方向26線と平行な態様では、袋h1を持った手の微妙な力方向の変化で前記切取位置h4が蛇行し切取位置h4から外れ、開封不可の状態となることがある。
前記で、本開封器Qで袋h1の切取位置h4で開封中、ジッパーh6厚より小さく形成したスペース16内にジッパーh6が潜り込むことはなく、切取位置h4はカッター21に沿って正確に移動し開封される。
調整装置25に関する説明。
更に、前記袋h1の切取位置h4で切開中、前記「開封する条件」のもとでは、前記ギャップ18の大きさが、袋h1の最少シート厚の略0.05mm(一枚の最少シート厚は略0.05mm)となり非常に小さく高精密が要求される。そこで該欠陥を解消するためシート厚の違いに応じて前記ギャップ18の大きさ、即ち「開封する条件」を自動的に感知調整する弾性体からなる調整装置25を、カッター21と下基体11又は上基体12の何れかの間に、又は、カッター21と上下両基体の間に設ける。調整装置25の作用は、袋h1の開封時、「開封する条件」のギャップ18を、前記2枚のシート厚の違いに応じ自動的に感知変化し、該ギャップ18を調整、前記欠陥を解消する。又、前記調整した「開封する条件」から更に前記調整装置25の弾性力を大きく調整することで前記2枚のシートを切取位置h4で同時に切取ることも可能である。
又、袋h1の切取位置h4両端のシート溶着部分は硬く、特に厚手のシートを用いた袋に於いてはカッター21が前記溶着部分を乗り越えることに不都合があった。しかし、前記調整装置25の作用で前記硬い溶着部分を自動的に感知、前記不都合を解決することができた。
この調整装置25には次の態様がある。
調整装置25には次の態様がある。
即ち、
(1)刃先24を有するカッター21を刃元23で下基体11又は上基体12の何れかに取付け、刃先24が対向する下基体11又は、上基体12の何れか一方の基体の対向面に窪み30を設け、弾性体で板状からなる調整装置25の一端側を窪み30の位置とし、他端側を前記何れか一方の基体の対向面に支点29で取付けた調整装置25(図5、A)。
(2)刃先24を有するカッター21の刃元23に弾性体でマット状からなる調整装置25(図5、B)を取付け、該調整装置25でカッター21を下基体11又は上基体12の何れかに取付ける。
(3)前記の(1)と(2)の調整装置を併用。
(4)前記カッター21の刃先24が対向する下基体11又は、上基体12の何れか一方の対向面に凹状からなる調整装置25を設ける。
この際においては、袋h1の切取位置h4がカッター21の刃先24の位置にあるとき2枚からなる前記シートは刃先24の押圧を受け前記調整装置25の凹状内に押され湾曲し、この湾曲した状態で切取位置h4が進行方向26方向に移動すると、前記2枚のシートの弾性によって前記「開封する条件」で開封する。
又、袋h1の切取位置h4で2枚の表裏シートを同時に切り取るには、はカッター21の刃先24による前記2枚の表裏シートの切取位置h4に前記「開封する条件」以上の圧力を加える構造か、又は、調整装置25の取り付けを止め、下基体11と上基体12に前記カッター21を架設した開封器とすればよい。この際においては、袋h1の2枚のシートからなる切取位置h4から袋トップh7側を切り取る開封器となる。
更に、プラスチック製ペットボトルのねじ込みボトルキャップ(以後、単にキャップということもある)b5を取るキャップ開封装置b、缶入り飲料や缶詰のプルタブ開封装置K、および開いたジッパーを閉じるスライダーs1を併設した開封器Qである。即ち、力の弱い子供や女性、老人など、握力や腕力の弱い人および手や指等に障害を有する人用に、ペットボトルb4のキャップ開封装置b、缶入り飲料や缶詰缶k3のプルタブk2を引き起こすためのプルタブ開封装置k、更に開いているジッパーを閉じるスライダーs1を本開封器Qに併設する。
ペットボトルのキャップ開封装置bに関する説明
上基体12又は、下基体11の何れかにっペットボトルb4のキャップb5を挿入嵌合し開封するための円形からなるキャップ嵌合凹部b1を設け、該凹部の内壁b2面に滑り止めb3を設けたプラスチック製ペットボトルのねじ込みキャップb5を取るキャップ開封装置bとした。
プルタブ開封装置kに関する説明
上基体12又は、下基体11の何れかの他端に突片k1を設け、該突片k1で缶飲料などの缶k3のプルタブk2を引き起こすプルタブ開封装置Kとした。又、ペットボトルb4の中蓋に開封用リングのツマミが付いたものがあり、このツマミをプルタブ開封装置Kと共用とした。
スライダーに関する説明
下基体11又は、上基体12の一面側にスライダーs1をスライダー連結部s3で取り付け前記一面側とスライダーs1との間に雌雄からなるジッパーh6厚より狭いジッパー通路s4を形成する。前記で、スライダーs1と上下何れかの基体との間に形成されてなるジッパー通路s4内にジッパーh6を挿入し、該ジッパーh6がジッパー通路s4内を通過すればスライダーs1の押圧で開いていたジッパーh6が閉じる。
片手開封操作に関する説明
手に障害があって片手操作が要求される身障者では、ジッパー付袋の開封、及びジッパーの開閉は非常に困難である。そこで、本開封器Qに吸盤k、磁石mやマジックテープ等からなる着脱装置c1を取付け、該着脱装置c1で台d1に着脱自在に取付るか又は、本開封器Qを台d1に固着すれば片手操作で上記困難が解消される。
片手操作時では、スライダー先端s2を用いてジッパーh6を開く。
(1)本発明の開封器Qは袋の切開位置の表側又は裏側の何れかの片面側のみを横一文字に切開するものであって、本開封器で開封した袋では、指先での開封口のつまみ具合が容易。
(2)袋トップに整理用穴があるものでは、これを切り取らないから整理用フックやバーを用いて収納すれば整理整頓が簡単でしかも場所を取らない。
(3)切りくずが出ない。
(4)スライダーでジッパーを簡単に確実に閉じることができる。
(5)キャップの取り外し、缶詰め缶のプルタブ開封装置kの併設で本開封器を有効に使用することが可能。
(6)更に高齢者や手に障害があって片手操作が要求される身障者にあっては、ジッパー付袋の開封、開いたジッパーの開閉は非常に困難であった。本開封器に取付けた着脱装置で本開封器をテーブル等の台に取付け本開封器を用いることで前記の片手操作が可能となった。
は、一部点線で示した正面図である。 は、図1の一部点線で示した平面図で、カッター21の刃22の向き27を傾斜して取り付けた解説平面図である。 は、図1の底面図であり、キャップ開封装置bを示した説明図である。 (A)は、図1のJ−J断面図。(B)は、(A)の円内拡大図で、(C)は(B)に於ける「開封する条」の詳細説明図である。 (A)は、図4のカッター21の刃先24と下基体11の間に調整装置25を設け更に、下基体11に磁石mからなる着脱装置c1を取付けた図である。(B)は、上基体12とカッター21の間に調整装置25を設け、下基体11に磁石mからなる着脱装置c1を取付けた図である。(C)は、上下両基体とカッター21の間に調整装置25を設け、下基体11に磁石からなる着脱装置c1を取付けた図である。(D)は、図2のM−M断面図であり、下基体11に凹面状の調整装置25カッター設けた図である。(E)は、カッター21を上下両基体間に架設した図である。 は、開封時のジッパーガイド19とジッパーh6の位置関係を示す説明図である。 は、下基体11の底面に吸盤kからなる着脱装置c1を取付け、吸盤kで本開封器を台d1に吸着し取り付けた説明図である。 は、ジッパー付袋の説明図である。 の(A)は、ジッパー付袋を本開封器で開封する図で、(B)は、本開封器で開封した袋h1の開封口h5を示す図で、(C)は、本開封器に設けたスライダーs1で、開いているジッパーを閉じている図、(D)は、片手操作の際、本開封器Qのジッパーh6を開く説明図。 の(A)は、本開封器に併設したプルタブ開封装置kで缶k3のプルタブk2を起こしている図で、(B)は、本開封器に併設したキャップ開封装置bで、キャップを外す図である。 は、特許文献1、特開2007−119056号公報の説明参考図である。
実施例1を図1〜図11で詳細に説明をすれば、図1は、本開封器Qの正面図であり、この正面図で示すように、本開封器Qは下基体11の一面側に対向して上基体12を配し、下基体11と上基体12の長手方向一端の開口部17をジッパーガイド19とし、他端を連結部13で連結している。本実施例1では前記ジッパーガイド19の両対向面間のスペース16を袋h1の2枚のシートからなるシート厚より大きく且つ、雌雄からなる前記ジッパーh6厚より小さく(図1、図7参照)、本例では1mmの隔たりのスペース16とし、更に、該スペース16の長手方向のジッパーガイド19から連結部13までの長さを、各種ある袋h1の袋トップh7からジッパーh6の一側48までの長さ(図9参照)に対応するため44mmとしてなる。更に上基体12に、ジッパーガイド19から8mm内側位置にカッター21を取付け、該カッター21の刃22の向き27を8度一端方向(図1、図2参照)に向けて取付てなる。
更に、下基体11の下対向面14に窪み30を設け、弾性体で板状からなる調整装置25の一端側を窪み30位置とし、他端側を下基体11の下対向面14の支点29で取付けた調整装置25とした(図5、A)。
下基体11の底面にペットボトルb4のキャップb5に嵌合するキャップ嵌合凹部b1を設け、該キャップ嵌合凹部b1の内壁b2に滑り止めb3を設けたキャップ開封装置b(図1、図3参照)を併設し、更に、下基体11の他端に該他端から外方に突出する突片k1を設け、該突片k1をプルタブ開封装置K(図1〜図3参照)とした。
更に、上基体12の上面にスライダーs1を取り付けた。該スライダーs1は、本開封器Qで開封した袋h1のジッパーh6を閉じるためのスライダーs1であって、上基体12の上面に対向してスライダーs1をスライダー連結部s3で取付けてなる(図1、図2参照)。前記に於いてスライダーs1と対向する上基体12の上対向面15との間をジッパー通路s4とし、該ジッパー通路s4内を開いているジッパーh6を通過させることでジッパーh6を閉じる。
本開封器Qを冷蔵庫等の金属部分に吸着し保管するための磁石mからなる着脱装置c1を下基体11の底面に取付けた。
前記、実施例1では高齢者や手に障害があって片手操作が要求される身障者では、ジッパー付袋の開封、開いたジッパーの開閉は不可能である。そこで、本実施例2では、前記実施例1の磁石mを中止し、本開封器Qの下基体11の下面(図1参照)に吸盤50からなる着脱装置c1を取付け台等に着脱を可能とした。
Q 開封器
11 下基体
12 上基体
13 連結部
14 下対向面
15 上対向面
16 スペース
17 開口部
18 ギャップ
19 ジッパーガイド
20 切取位置挿入口
21 カッター
22 刃
23 刃元
24 刃先
25 調整装置
26 進行方向
27 刃の向き
28 引く力の方向
29 支点
30 窪み
s1 スライダー
s2 スライダー先端
s3 スライダー連結部
s4 ジッパー通路
b キャップ開封装置
b1 キャップ嵌合凹部
b2 内壁
b3 滑り止め
b4 ペットボトル
b5 キャップ
k プルタブ開封装置
k1 突片
k2 プルタブ
k3 缶
h1 袋
h2 表シート
h3 裏シート
h4 切取位置
h5 開封口
h6 ジッパー
h7 袋トップ
h8 ジッパー一側
m 磁石
n 吸盤
c1 着脱装置
d1 台
は、一部点線で示した正面図である。 は、図1の一部点線で示した平面図で、カッター21の刃22の向き27を傾斜して取り付けた解説平面図である。 は、図1の底面図であり、キャップ開封装置bを示した説明図である。 (A)は、図1のJ−J断面図。(B)は、(A)の円内拡大図で、(C)は(B)に於ける「開封する条」の詳細説明図である。 (A)は、図4のカッター21の刃先24と下基体11の間に調整装置25を設け更に、下基体11に磁石mからなる着脱装置c1を取付けた図である。(B)は、上基体12とカッター21の間に調整装置25を設け、下基体11に磁石mからなる着脱装置c1を取付けた図である。(C)は、上下両基体とカッター21の間に調整装置25を設け、下基体11に磁石からなる着脱装置c1を取付けた図である。(D)は、図2のM−M断面図であり、下基体11に凹面状の調整装置25カッター設けた図である。(E)は、カッター21を上下両基体間に架設した図である。 は、開封時のジッパーガイド19とジッパーh6の位置関係を示す説明図である。 は、下基体11の底面に吸盤kからなる着脱装置c1を取付け、吸盤kで本開封器を台d1に吸着し取り付けた説明図である。 は、ジッパー付袋の説明図である。 の(A)は、ジッパー付袋を本開封器で開封する図で、(B)は、本開封器で開封した袋h1の開封口h5を示す図で、(C)は、本開封器に設けたスライダーs1で、開いているジッパーを閉じている図、(D)は、片手操作の際、本開封器Qのジッパーh6を開く説明図。 の(A)は、本開封器に併設したプルタブ開封装置kで缶k3のプルタブk2を起こしている図で、(B)は、本開封器に併設したキャップ開封装置bで、キャップを外す図である。 は、特許文献1、特開2007−119056号公報の説明参考図である。

Claims (7)

  1. 下基体11の一面側に対向して上基体12を配し、下基体11と上基体12の長手方向の一端を開口部17とし、下基体11の下対向面14と上基体12の上対向面15の両対向面の間にスペース16を形成し、該スペース16を保持しつつ、下基体11と上基体12を長手方向の他端側において連結部13で連結し、前記一端より内側寄りで下基体11の下対向面14又は、上基体12の上対向面15の何れかの対向面から突出し、下対向面14、と上対向面15の両対向面間内に刃先24を有するカッター21を取り付け、該カッター21と、下基体11又は、上基体12の何れかの基体の間に調整装置25を取付けたことを特徴とする開封器。
  2. 下基体11の一面側に対向して上基体12を配し、下基体11と上基体12の長手方向の一端を開口部17とし、下基体11の下対向面14と上基体12の上対向面15の両対向面の間にスペース16を形成し、該スペース16を保持しつつ、下基体11と上基体12を長手方向の他端側において連結部13で連結し、前記一端より内側寄りで下基体11の下対向面14又は、上基体12の上対向面15の何れかの対向面から突出し、下対向面14、と上対向面15の両対向面間内に刃先24を有するカッター21を取り付け、下基体11と上基体12の一端にジッパーガイド19を設けたことを特徴とする開封器。
  3. 下基体11の一面側に対向して上基体12を配し、下基体11と上基体12の長手方向の一端を開口部17とし、下基体11の下対向面14と上基体12の上対向面15の両対向面の間にスペース16を形成し、該スペース16を保持しつつ、下基体11と上基体12を長手方向の他端側において連結部13で連結し、前記一端より内側寄りで下基体11の下対向面14又は、上基体12の上対向面15の何れかの対向面から突出し、下対向面14、と上対向面15の両対向面間内に刃先24を有するカッター21を取り付け、該カッター21の刃の向き27が進行方向26に対し一端方向に傾斜したことを特徴とする開封器。
  4. カッター21を下基体11と上基体12に架設したことを特徴とした請求項1〜3記載の開封器。
  5. ペットボトルb4のキャップb5に嵌合し、開栓するためのキャップ開封装置bを下基体11又は、上基体12の何れかに設けたことを特徴とした請求項1〜4記載の開封装置。
  6. プルタブk2を引き起こすための突片k1からなるプルタブ開封装置Kを下基体11又は、上基体12の何れかに設けたことを特徴とする請求項1〜5記載の開封器。
  7. 下基体11又は、上基体12の何れかにスライダーs1を取付けたことを特徴とする請求項1〜6記載の開封器。
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