JP6234814B2 - 目薬容器 - Google Patents

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Description

本発明は、目薬を正確に点眼するための目薬容器に関する。
従来、目薬を点眼するために用いる目薬容器として、目の上方で容器本体を倒立姿勢で保持して、先端に設けられた注出口から目薬を滴下するものが知られている。このような目薬容器は、目薬を正確に点眼することが難しく、目に滴下できなかった目薬が無駄になっていた。
このような問題を解決することを目的として、例えば特許文献1には、ノズルの付け根に鏡を設けた目薬容器が開示されている。この目薬容器は、点眼しようとノズルをみると、注す方の目が鏡に映っているのでノズルの位置がわかり、点眼の確実性を高めるとともに、目薬の液が周囲に触れて、雑菌が目に入ることを防止している。
特開2011−152380号公報
しかしながら、上記の目薬容器においては、キャップを固定するためのねじ部を有する筒状の口部の上面のみに鏡が設けられており、点眼時に視認可能な鏡面の面積が小さいため、視認性が十分ではなく、点眼の確実性には改善の余地があった。
本発明は、このような問題点を解決することを課題とするものであり、点眼時に視認可能な鏡面の面積を十分に確保し、点眼の確実性を向上させることが可能な目薬容器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る目薬容器は、内容液を収容する収容空間に連通する筒状の口部、及び該口部の下端から外側に延びる肩部を有する容器本体と、
内容液の注出口を有し、前記口部に装着される筒状の中栓と、を備え、
前記容器本体の口部の周囲に、少なくとも前記肩部に沿って延在し、点眼時に視認可能な鏡面部を有し、
前記鏡面部が、前記口部の外周面に対して回動可能に取付けられた回動体に設けられてなることを特徴とする。
また、本発明に係る目薬容器は、内容液を収容する収容空間に連通する筒状の口部、及び該口部の下端から外側に延びる肩部を有する容器本体と、
内容液の注出口を有し、前記口部に装着される筒状の中栓と、を備え、
前記容器本体の口部の周囲に、少なくとも前記肩部に沿って延在し、点眼時に視認可能な鏡面部を有し、
前記鏡面部が、前記肩部に沿う上面部と、該上面部から折り曲げられて前記容器本体の側面に沿う側面部とを有するラベルに設けられ、
該ラベルは、前記側面部が、前記上面部と同一平面となるよう変形可能であることを特徴とする。
本発明によれば、点眼時に視認可能な鏡面の面積を十分に確保し、点眼の確実性を向上させることが可能な目薬容器を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る目薬容器を部分的に断面で示した正面図である。 (a)は、図1の目薬容器からキャップを取り外した状態を示す上面図であり、(b)は、図2(a)の状態から回動体を90°回転させた状態を示す上面図である。 図1の目薬容器を用いて点眼する際の様子を表す図である。 (a)は、本発明の他の実施形態に係る目薬容器を示した斜視図であり、(b)は図4(a)の目薬容器の使用状態を示す斜視図である。
以下に、図面を参照して本発明の実施形態について具体的に説明する。図1に示すように、本実施形態に係る目薬容器1は、目薬(内容液)を収容する収容空間を形成する容器本体3と、当該収容空間に連通する口部5の上端に装着される筒状の中栓7と、中栓7を覆うように口部5に着脱可能に装着されるキャップ9と、容器本体3に回動可能に取付けられた回動体11と、を備える。
なお、図1は、容器本体3の口部5にキャップ9を装着した非使用状態の目薬容器1の正面図である。
容器本体3は、口部5の下端から外側に延びる肩部13、肩部13の外縁から垂下する筒状の胴部15、及び胴部15の下端を塞ぐ底部17で構成される。口部5の外周面には、外側に向けて突出する環状の上側嵌合凸部19が設けられ、上側嵌合凸部19の下方には、上側嵌合凸部19よりも大径である環状の下側嵌合凸部21が形成されている。
口部5の上端に設けられた中栓7は、先端に注出口25を有する注出筒(ノズル)26と、注出筒26の外周面の中間部分から外側に突出するフランジ27とで構成されている。フランジ27は口部5の上端に載置され、注出筒26のフランジ27よりも下側の部分が口部5の内側に挿入されて嵌合している。本実施形態において、注出口25の中心軸線(以下、単に「軸線」という。)Cは、注出筒26、口部5及び胴部15の中心軸線と一致している。
回動体11は、口部5の外側に配置される円筒状の連結筒29と、連結筒29の上端から外側に拡がり、肩部13に沿って延びる上壁31と、上壁31の外縁から傾斜部33を介して下方に延びる側壁35で構成されている。上壁31の上面には、鏡面部Mが形成されている。鏡面部Mは、例えば、蒸着、タックラベル、ホットスタンプ等により鏡面加工が施された構成とすることができる。本実施形態において、鏡面部Mを有する上壁31の上面は、軸線Cに対して垂直となっている。
連結筒29の内周面には、環状凹部37が形成されている。この環状凹部37が下側嵌合凸部21に嵌合することで、回動体11は容器本体3に対する軸線C方向の移動を制限される。また、環状凹部37の上方には、軸線C周りの回転を抑制する係合凸部39が形成されている。本実施形態において、係合凸部39は、連結筒29の内周面における対向する2箇所に形成されている。係合凸部39は、口部5の外周面に設けられた一対の保持凸部40の間に挟まれて、回動体11の、容器本体3に対する軸線C周りの意図しない回転を抑制する。なお、図2(a)、(b)に示すように、本実施形態において、一対の保持凸部40は、口部5の外周面に、周方向に均等に4箇所形成されている。このような構成とすることで、容器本体3に対して回動体11を90°回転させる毎に、係合凸部39が一対の保持凸部40の間に入り込み、回動体11の回転を抑制する。なお、回動体11は、容器本体3に対して任意の回転角度で保持することが可能である。
キャップ9は、天壁41の外縁から垂下する側壁43と、側壁43の内側で天壁41から垂下する嵌合筒部45と、嵌合筒部45の内側で天壁41から垂下し、中栓7の注出口25を封止する突起47とで構成されている。嵌合筒部45の内周面には、上側嵌合凸部19と嵌合する嵌合凹部20が形成されている。キャップ9は、容器本体3の口部5に対して上方から押し込むことで装着され、口部5から引き抜くことで取り外すことができる。
図2(a)は、図1の目薬容器1からキャップ9を取り外した状態の上面図である。鏡面部Mは、容器本体3の肩部を覆うように配置されている。回動体11は、容器本体3に対して、軸線Cの周りで何れの方向にも回転させることが可能である。図2(a)の状態から、90°回転させた状態を図2(b)に示す。
本実施形態の目薬容器1を使用する場合には、図1に示す非使用状態からキャップ9を取り外した後、容器本体3に対して回動体11を例えば90°回転させ、胴部15を把持して、図3に示すように容器本体3を倒立姿勢で目の上方に配置し、胴部15を押圧して目薬を注出口25から滴下させる。このとき、鏡面部Mには、点眼しようとする目と、注出口25が形成された注出筒26とが映り、目と注出口25の位置を同時に確認することができる。
以上のように、本実施形態の目薬容器1によれば、面積の大きな鏡面部Mによって、点眼しようとする目と注出口25の位置を、同時に、容易に確認しながら点眼することができ、点眼の確実性を向上させることができる。
また、本実施形態の目薬容器1にあっては、容器本体3に対する回動体11の角度を、任意の角度に変更して点眼することができるので、点眼しようとする目と注出筒26とを視認し易いように回動体11の角度を適宜調節して、さらに点眼の確実性を向上させることができる。
以下、図4を参照しつつ、本発明の他の実施形態について説明する。なお、先の実施形態と同一又は対応する構成については、同一の符号を用いて説明する。
図4に示す目薬容器100は、容器本体3、中栓7、及びキャップ(図示しない)を備える。容器本体3には、鏡面加工を施した鏡面部Mを有するラベル51が装着され、回動体を構成している。図4(a)に示す目薬容器100において、ラベル51は、容器本体3の口部5の周囲で、肩部13の上面を覆う上面部51aと、上面部51aから、容器本体3の正面側及び背面側にそれぞれ折り曲げて配置された側面部51bとを有する。
目薬容器100を使用する際には、図4(b)に示すように、ラベル51の側面部51bを、端部から持ち上げて、上面部51aと側面部51bが同一平面状となるように開くように変形させる。このようにラベル51を変形させることで、点眼時に視認可能な鏡面部Mの面積を拡大することができる。これにより、大きな鏡面部Mに映る自分の目と注出筒26の位置とを同時に確認することが容易となり、点眼の確実性を向上させることができる。
なお、ラベル51は、容器本体3に対して任意の方法で装着することができるが、例えば、接着剤を用いて接着することができる。この場合、側面部51bは、上面部51aよりも接着力の弱い接着剤を使用する、又は接着面積を小さくする等により、容易に剥がせるように接着することが好ましい。なお、本実施形態の目薬容器100においては、ラベル51の側面部51bを持ち上げて、図4(b)のように開いた状態で、さらにラベル51を容器本体3に対して回転可能に構成することも可能である。この場合には、例えば、口部5の外周面に回動可能に嵌合させた回動部材を設け、当該回動部材に対してラベル51を装着する。なお、本実施形態においてラベル51の形状は、上面部51aから、正面側と背面側の両側に折り曲げた形状としたが、いずれか一方側のみに折り曲げた形状とすることも可能である。
以上、図示例に基づき説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものでなく、特許請求の範囲の記載範囲内で適宜変更することができるものであり、例えば、キャップ9と容器本体3の口部5との係合をねじ係合とすることも可能である。
1、100 目薬容器
3 容器本体
5 口部
7 中栓
9 キャップ
11 回動体
13 肩部
15 胴部
17 底部
19 上側嵌合凸部
20 嵌合凹部
21 下側嵌合凸部
25 注出口
26 注出筒
27 フランジ
29 連結筒
31 上壁
33 傾斜部
35 側壁
37 環状凹部
39 係合凸部
41 天壁
43 側壁
45 嵌合筒部
47 突起
51 ラベル
51a 上面部
51b 側面部
M 鏡面部

Claims (2)

  1. 内容液を収容する収容空間に連通する筒状の口部、及び該口部の下端から外側に延びる肩部を有する容器本体と、
    内容液の注出口を有し、前記口部に装着される筒状の中栓と、を備え、
    前記容器本体の口部の周囲に、少なくとも前記肩部に沿って延在し、点眼時に視認可能な鏡面部を有し、
    前記鏡面部が、前記口部の外周面に対して回動可能に取付けられた回動体に設けられてなることを特徴とする目薬容器。
  2. 内容液を収容する収容空間に連通する筒状の口部、及び該口部の下端から外側に延びる肩部を有する容器本体と、
    内容液の注出口を有し、前記口部に装着される筒状の中栓と、を備え、
    前記容器本体の口部の周囲に、少なくとも前記肩部に沿って延在し、点眼時に視認可能な鏡面部を有し、
    前記鏡面部が、前記肩部に沿う上面部と、該上面部から折り曲げられて前記容器本体の側面に沿う側面部とを有するラベルに設けられ、
    該ラベルは、前記側面部が、前記上面部と同一平面となるよう変形可能であることを特徴とする目薬容器。
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