JP4560298B2 - タンパーエビデント性を有する上蓋を備えたヒンジキャップ - Google Patents

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本発明は、上蓋にタンパーエビデント性(TE性)を持たせたヒンジキャップに関する。
容器口部に装着されるキャップ本体に上蓋がヒンジ連結されたヒンジキャップは、例えば各種飲料が充填された容器のキャップとして、種々の用途に使用されている。また、各種容器のキャップには、一般に、いたずら防止や容器内容物の品質保証などのために、開封履歴機能、即ち、TE性が要求される。一般のユーザーにとって、キャップが開封されていないという事実を認識できれば、容器内に異物を混入するなどのいたずらによる被害を回避することができるばかりか、容器内容物に関して、一定の品質が保証されるからである。
特許文献1には、上記のようなヒンジキャップについて、上蓋にTE性を持たせたものが提案されている(特許文献1参照)。
上記特許文献1のヒンジキャップは、キャップ本体の筒状側壁の外面の上端部分に帯片を設け、且つ上蓋のスカート部下端に設けられている開封用鍔の下面に突片を設け、上蓋を閉じたときに開封用鍔の下面の突片が帯片と筒状側壁外面との間の空間に嵌め込まれて固定されるというものである。即ち、上蓋を開封するためには、帯片を破壊しなければならず、帯片の破壊によって上蓋の開封を認識できるようになっている。
しかしながら、上記特許文献1のヒンジキャップでは、上蓋の開封用鍔が外部に露出しているため、この開封用鍔を指で引っ掛けて上方に引っ張り上げると、該鍔の下面の突片が帯片と筒状側壁外面との間の空間からすっぽ抜けてしまうことがある。このような突片のすっぽ抜けを生じた場合には、再び上蓋を閉じて突片を帯片と筒状側壁外面との間の空間に嵌め込んでしまうと、キャップの外観からは上蓋が一旦開封された事実を認識することが困難となってしまう。
一方、本出願人は、特許文献2により、TE性をさらに高めたヒンジキャップを提案した。このヒンジキャップでは、上蓋が閉じられた状態において、開封用鍔の外周面を覆うような帯状カバー部材を設けたものであり、この帯状カバー部材は、破断可能な弱化線乃至スコアを介してキャップ本体の筒状側壁外面に連結されている。即ち、帯状カバー部材をキャップ本体の筒状側壁外面から引き剥がさない限り、閉じられた上蓋を開封することができず、開封用鍔の外周面が帯状部材によって覆われているため、この鍔を指等で引っ張り上げることができず、特許文献1のヒンジキャップに比して、TE性が高められている。
実公平2−21406号公報(第1図、第5図、第6図) 特願2002−346456号(図1)
しかしながら、特許文献2のヒンジキャップにおいても、そのTE性は未だ満足し得るものではない。即ち、特許文献2のヒンジキャップでは、帯状カバー部材を下側から押し上げると、閉じられた上蓋の開封用鍔が押し上げられてしまい、該帯状カバー部材から開封用鍔が飛び出してしまうことがあり、帯状カバー部材を引き剥がすことなく、上蓋を開封できてしまうことがあった。また、帯状カバー部材を正面から内側に押し付けると、上蓋のスカート部下端部分が変形してしまい、この変形によっても、帯状カバー部材を引き剥がすことなく、上蓋を開封できてしまうことがあった。
従って、本発明の目的は、一層向上したタンパーエビデント性を持たせた上蓋を有するヒンジキャップを提供することにある。
本発明によれば、頂板部と、頂板部周縁から降下した筒状側壁とを有し、該筒状側壁の内側に容器口部が嵌合固定されるキャップ本体;及び、
天板部と、天板部周縁から降下したスカート部とを有し、該スカート部の下端部が前記キャップ本体の頂板部もしくは筒状側壁にヒンジ連結され、前記キャップ本体に対して開閉可能となっている上蓋;
からなり、前記上蓋を閉じたとき、キャップ本体の頂板部上面の外周縁部と上蓋のスカート部の下端面とが対面するように構成されていると共に、前記スカート部のヒンジ連結部分とは反対側の部分には開封用鍔が設けられており、前記キャップ本体の頂板部上面には、上蓋を閉じたときに上蓋のスカート部内面部分と係合し得る周状突起を有しており、且つ該キャップ本体の筒状側壁の外面には、閉じられた上蓋の開封用鍔の先端外周部分を覆う帯状カバーが破断可能な弱化線乃至スコアを介して連結されているヒンジキャップにおいて、
前記帯状カバーの内面には、閉じられた上蓋の開封用鍔の外周縁部の上面と係合する係止突起が設けられており、
前記開封用鍔は板状形状を有しており、該開封用鍔の下面は、頂板部の上面よりも下方に位置していると共に、前記帯状カバー内面の係止突起は、その最突出部が、キャップ本体の頂板部上面の外周縁部と略同位置乃至該外周縁部よりも下方に位置しており、
上蓋が閉じられた状態において、開封用鍔の該下面は、前記帯状カバーとは非接触の状態に保持されており、且つ、該帯状カバーを正面から内側に押し付けた時、該開封用鍔の内面が前記筒状側壁の外面に接触し上蓋のスカート部の下端部分の変形を防止し得るように構成されていることを特徴とするヒンジキャップが提供される。
本発明のヒンジキャップにおいては、上蓋を閉じた状態において、上蓋の開封用鍔の下面が帯状カバーとは非接触となっているため、帯状カバーを押し上げたとしても、開封用鍔が押し上げられず、この開封用鍔の帯状カバーからの飛び出しが有効に防止されている。
また、開封用鍔の下面は、頂板部の上面よりも下方に位置しているため、帯状カバーを正面から内側に押し付けた場合、開封用鍔の内面が、筒状側壁外面に接触し、上蓋のスカート部下端部分の変形が有効に抑制され、このような変形による開封用鍔の帯状カバーからの飛び出しも有効に防止されている。特に、帯状カバー内面の係止突起の最突出部を、キャップ本体の頂板部上面の外周縁部と略同位置乃至該外周縁部よりも下方に位置させたときには、帯状カバーを正面から内側に押し付けたときの押圧力が開封用鍔の内面を介して筒状側壁外面に伝わり、上蓋のスカート部の下端部に集中することが有効に抑制されるため、上蓋の変形を一層有効に防止することができる。
このように、本発明のヒンジキャップでは、開封用鍔の帯状カバーからの飛び出しが有効に防止されているため、上蓋のTE性はさらに向上している。
本発明を、以下、添付図面に示す具体例に基づいて説明する。
図1は、本発明のヒンジキャップの上蓋を閉じた状態での側面断面図であり、
図2は、図1のキャップにおける上蓋を開栓した状態での上面図であり、
図3は、図1のキャップの正面図であり、
図4は、図1のキャップの側面図であり、
図5は、図1のヒンジキャップにおいて、帯状カバー部材及びヒンジ連結部が形成されていない部分での側面断面を示す図であり、
図6は、図1のヒンジキャップにおいて、帯状カバー部材及びヒンジ連結部が形成されていない部分での側面断面の他の例を示す図であり、
図7は、図1のヒンジキャップにおける上蓋を開栓した状態での上面図の他の例を示す図である。
図1乃至図4(特に図1及び図2)を参照して、本発明のヒンジキャップは、キャップ本体1と上蓋2とから成り、キャップ本体1は、大まかに言って、頂板部5と、頂板部5の周縁部から垂下している筒状側壁6とから構成されている。
頂板部5の内面には、筒状側壁6とは間隔を置いて下方に延びているインナーリング9が形成されている。即ち、このインナーリング9と筒状側壁6との間の空間に容器口部が嵌め込まれることにより、キャップ本体1は、容器口部に装着される。
また、頂板部5には、注出用開口を形成するためのスコア10が形成されており、頂板部5の上面側には、スコア破断用のプルリング12が支柱11を介して設けられている。即ち、このプルリング12を引っ張ることにより、スコア10が破断し、内容物を注ぎ出すための開口が頂板部5に形成されるようになっている。
さらに、頂板部5の上面側には、スコア10を取り囲むようにして、注出液案内用の筒状突起14が形成されており、注出用開口を介して注ぎ出された内容液は、この筒状突起14によって案内される。この筒状突起14の上端は、ラッパ状に広がって液の排出をスムーズに行い得るようになっており、また、図1に示されているように、後述するヒンジ連結部25側において、筒状突起14の背が低く形成され、上蓋2を閉じるときに上蓋2の旋回を妨害しないように構成されている。また、筒状突起14の外側には、上蓋2を保持するための周状突起16が形成されている。
また、キャップ本体1の筒状側壁6の一部は、上端から下方に延びている弧状スリット20により、内側側壁6aと外側側壁6bとに分断されており、内側側壁6aと外側側壁6bとが下端で連なった二重壁構造が形成されている。このような二重壁構造は、容器内容液注出後のキャップ本体1を容器口部から容易に取り外せるように形成されているものである。
上蓋2は、キャップ本体1の筒状側壁6(特にスリット20によって形成されている外側壁6b)の上端部分にヒンジ連結されている。このヒンジ連結部は25で示され、図2から理解されるように、中央の幅広のバンド部25aと、その両側の小幅のバンド部25b、25bから形成されている。
さらに、上記ヒンジ連結部25の近傍には、外側壁6bに、その上端から下端乃至その近傍まで延びている軸方向スコア30,30が形成され(図2、図4参照)、内側壁6aには、軸方向スコア30,30に対応するように、下端から上方に延びている内側スコア(図示せず)が形成されている。即ち、上蓋2を開栓した状態で下方に引き降ろすことにより、上記スコア30,30が引き裂かれ、外側壁6bが破断し、次に上方に引き上げることにより、内側壁6aのスコアが破断するため、キャップ本体1を、格別の工具を用いることなく、容器口部から取り外すことが可能となる。
上蓋2は、天板部32と、天板部32の周縁から延びているスカート部34とから形成されている。
天板部32の内面には、シール用の周状突起36が形成されている。即ち、上蓋2を旋回して閉じたとき、シール用の周状突起36が注出液案内用の筒状突起14の内面に密着し、この密着により、スコア10を破断しての注出用開口形成後のシール性が確保される。
また、上蓋2のスカート部34の内面下方部分には、凹部39が形成されており、前述した周状突起16の上端の突部16aが、この凹部39と係合することにより、閉じられた上蓋2が安定に保持されるようになっている。
さらに、上蓋2のスカート部34の外面には、前述したヒンジ連結部25とは反対側部分に、板状形状の開封用鍔40が設けられている。この開封用鍔40の下面40aには、滑り止め用の偏平状突部42が形成されている。この開封用鍔40を指で引っ掛けて上蓋2を上方に持ち上げることにより上蓋2の開封を容易に行うことができる。
また、キャップ本体1の筒状側壁6の外面には、上蓋2を閉じたときに上記の開封用鍔40が位置する部分に、滑らかな凹面45が形成されており、開封用鍔40の指での引っ掛けを容易に行うことができるようになっているとともに、この凹面45を取り囲むようにして帯状カバー47が、弱化線乃至スコア48を介して筒状側壁6の外面に接続されている。
上記の帯状カバー47は、図1から明らかなように、その上方部分の内面に係止突起50が設けられており、この係止突起50が、閉じられた上蓋2の開封用鍔40の先端外周縁部の上面と係合するようになっている。即ち、閉じられた上蓋2の開封用鍔40は、その下面40aが帯状カバー47によって完全に外部と遮断されており、且つその先端外周縁部も帯状カバー47の内面に設けられている係止突起50により覆われているため、この帯状カバー47を、上記弱化線乃至スコア48を破断して筒状側壁6から引き剥がした後でなければ、上蓋2の開封を行うことができないようになっており、このような帯状カバー47によって、上蓋2にタンパーエビデント性が付与された構造となっている。
尚、帯状カバー47の上端には、突片51を設けておくことが好ましい(特に図3参照)。即ち、この突片51を指で摘んで引き降ろすことにより、弱化線乃至スコア48の破断を容易に行い、帯状カバー47の引き剥がしを容易に行うことが可能となるからである。
上述したヒンジキャップにおいて、本発明では、開封用鍔40の下面40aが頂板部5の上面よりも下方に位置し、且つ上蓋2が閉じられた状態において、開封用用鍔40の下面40aが、帯状カバー47とは非接触の状態に保持されていることが重要である(図1参照)。
即ち、開封用用鍔40の下面40aが、帯状カバー47とは非接触の状態に保持されているため、帯状カバー47を下側から押し上げても、開封用鍔40は押し上げられず、このような押し上げによって開封用鍔40が帯状カバー47から飛び出すという不都合が有効に防止される。また、開封用鍔40の下面40aは、頂板部5の上面よりも下方に位置しているため、帯状カバー47を正面から内側に押し付けた場合、開封用鍔40の内面が、筒状側壁6の外面に接触し、特にスカート部34の下端部分の変形が有効に抑制され、このような変形による開封用鍔40の帯状カバー47からの飛び出しも有効に防止される。
また、本発明においては、帯状カバー47の内面に設けられている係止突起50の最突出部50aを、キャップ本体1の頂板部5の上面の外周縁部5aと略同位置或いは外周縁部5aよりも下方に位置させることが望ましい。即ち、係止突起50の最突出部50aの位置を、上記のように下方となるように設定しておくことにより、帯状カバー47を正面から内側に押し付けたとき(図1において、矢印Aで示す方向に押圧したとき)、その押圧力が開封用鍔40の内面を介して筒状側壁6の外面に伝わり、上蓋2のスカート部34の下端部に集中することが有効に抑制されるため、このような押圧による上蓋2の変形を一層有効に防止することができる。
また、本発明においては、図5に示すように、帯状カバー47及びヒンジ連結部25が形成されている領域を除き、キャップ本体1の頂板部5の外周縁に薄肉の突片52を設けることが好ましい。即ち、上蓋2を閉じた状態において、上蓋2のスカート部34の下端面34aと頂板部5の上面周縁部とが対面する部分は、この突片52によって外部から完全に遮断され、この結果、上蓋2とキャップ本体1との間にドライバー等の工具を差し込んで、無理やり上蓋2を開封するという行為を確実に防止することができ、TE性をさらに向上させることができる。
さらに、上記のような突片52をキャップ本体1側に設ける代わりに、図6に示すように、上蓋2のスカート部34の下端面34aの外周縁にやはり薄肉の突片54を設けることによっても、TE性を向上させることができる。即ち、この場合においても、上蓋2を閉じた状態において、上蓋2のスカート部34の下端面34aから無理やり上蓋2を開封しようとすると、スカート部34の下端面34aの外周縁に設けた薄肉の突片54が捲れて、開封したことの痕跡となり、無理やり上蓋2を開封するという行為を確実に防止することができる。
さらに、図7に示すように、板状形状の開封用鍔40を、上下方向の肉厚を厚くして、径方向内方から外方に向かうにしたがって、下方に傾斜した形状とし、その上面外方端が帯状カバーの上端の位置か或いはその上方に位置するように構成することもできる。このような形状にすることにより、開封用鍔40上面と帯状カバー47とで形成された凹部内に埃等が溜まることを防止することができる。
また、図7の例に示すように、上蓋2の天板部32の内面に、シール用の周状突起36とともに、スコア10の破断防止用の弧状突起38とを形成することもできる。即ち、上蓋2を旋回して閉じたとき、偶発的に上部から外力が作用した場合、弧状突起38が頂板部5の上面に当接し、これによって、周状突起36が頂板部5やプルリング12の支柱11を押圧してスコア10を破断するという不都合を有効に防止することができる。
上述した本発明によれば、帯状カバーを上方に押し上げたり、或いは正面から内方に押し付けたりすることにより、開封用鍔が帯状カバーから飛び出してしまうという不都合を有効に防止することができ、TE性が一層向上している。
本発明のヒンジキャップの上蓋を閉じた状態での側面断面図。 図1のキャップにおける上蓋を開栓した状態での上面図。 図1のキャップの正面図。 図1のキャップの側面図。 図1のヒンジキャップにおいて、帯状カバー部材及びヒンジ連結部が形成されていない部分での側面断面を示す図。 図1のヒンジキャップにおいて、帯状カバー部材及びヒンジ連結部が形成されていない部分での側面断面の他の例を示す図。 図1のヒンジキャップにおける上蓋を開栓した状態での上面図の他の例を示す図である。
符号の説明
1:キャップ本体
2:上蓋
5:頂板部
34:スカート部
40:開封用鍔
47:帯状カバー

Claims (1)

  1. 頂板部と、頂板部周縁から降下した筒状側壁とを有し、該筒状側壁の内側に容器口部が嵌合固定されるキャップ本体;及び、
    天板部と、天板部周縁から降下したスカート部とを有し、該スカート部の下端部が前記キャップ本体の頂板部もしくは筒状側壁にヒンジ連結され、前記キャップ本体に対して開閉可能となっている上蓋;
    からなり、前記上蓋を閉じたとき、キャップ本体の頂板部上面の外周縁部と上蓋のスカート部の下端面とが対面するように構成されていると共に、前記スカート部のヒンジ連結部分とは反対側の部分には開封用鍔が設けられており、前記キャップ本体の頂板部上面には、上蓋を閉じたときに上蓋のスカート部内面部分と係合し得る周状突起を有しており、且つ該キャップ本体の筒状側壁の外面には、閉じられた上蓋の開封用鍔の先端外周部分を覆う帯状カバーが破断可能な弱化線乃至スコアを介して連結されているヒンジキャップにおいて、
    前記帯状カバーの内面には、閉じられた上蓋の開封用鍔の外周縁部の上面と係合する係止突起が設けられており、
    前記開封用鍔は板状形状を有しており、該開封用鍔の下面は、頂板部の上面よりも下方に位置していると共に、前記帯状カバー内面の係止突起は、その最突出部が、キャップ本体の頂板部上面の外周縁部と略同位置乃至該外周縁部よりも下方に位置しており、
    上蓋が閉じられた状態において、開封用鍔の該下面は、前記帯状カバーとは非接触の状態に保持されており、且つ、該帯状カバーを正面から内側に押し付けた時、該開封用鍔の内面が前記筒状側壁の外面に接触し上蓋のスカート部の下端部分の変形を防止し得るように構成されていることを特徴とするヒンジキャップ。
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