JP5877557B2 - 合成樹脂製ヒンジキャップ - Google Patents

合成樹脂製ヒンジキャップ Download PDF

Info

Publication number
JP5877557B2
JP5877557B2 JP2012015785A JP2012015785A JP5877557B2 JP 5877557 B2 JP5877557 B2 JP 5877557B2 JP 2012015785 A JP2012015785 A JP 2012015785A JP 2012015785 A JP2012015785 A JP 2012015785A JP 5877557 B2 JP5877557 B2 JP 5877557B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
locking
upper lid
hinge
cap
synthetic resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012015785A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013154897A (ja
Inventor
塚本 龍一
龍一 塚本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Closures Co Ltd
Original Assignee
Nippon Closures Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Closures Co Ltd filed Critical Nippon Closures Co Ltd
Priority to JP2012015785A priority Critical patent/JP5877557B2/ja
Publication of JP2013154897A publication Critical patent/JP2013154897A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5877557B2 publication Critical patent/JP5877557B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Description

本発明は、ヒンジキャップの開封動作によって弱化部で囲われた切取り部で密封されている注出口が開口でき、且つキャップを容器から除去することなく内容液を注出することができるプルリング無しの合成樹脂製ヒンジキャップに関する。
従来、液体洗剤やスポーツ飲料充填ボトルのキャップには、注出口がノズル状に突出した形態のキャップが用いられることが多い。この種キャップは、一般にはキャップ本体と上蓋の2点以上の部品で形成されているが、注出口の弱化部を破断することにより開口するキャップの場合、開封に際して上蓋を外す、弱化部で囲われた切取り部を除去するという2操作が必要となる。また、弱化部を除去するには、プルリングや摘みなどが必要となるが、開口部が小さい場合は摘みにくく開口が困難であり、且つ除去した開口切除片がゴミとなる欠点がある。
従来、その問題を生じないキャップとして、プルリングを設けないで上蓋の開栓に連動して弱化部で囲われた切取り部を除去する方法が提案されている(特許文献1、2参照)。例えば、特許文献1では、上蓋の垂下片の下端から水平方向に向かう係合突片を備え、それに対応する下蓋の注出口の開口部となる弱化部で囲われた下蓋の部位に係合突片を有する係合壁を形成して樹脂キャップが高温で樹脂が柔らかい状態で下蓋と上蓋の係合突片を係合させて、上蓋を開ける際に常温で硬くなった係合突片同士の係合により弱化部が破断して上蓋の開口と共に注出口が開口する。また、特許文献2に記載されたものは、キャップ本体の注出筒内の弱化部で囲われた注出開口予定部のシール板を上蓋の天板部内面に垂下して設けられた引き裂き具の下端とシール板の周縁部を溶着して上蓋と連結している。
これら従来のものは、ヒンジ蓋の回動に伴って弱化部で囲われた切取り部が上蓋側に引っ張り上げられることにより、切断部が切断されて開口されるが、ヒンジ蓋はヒンジ部を中心に回動するので、切取り部は斜め方向に引っ張られることになり、プルリングで上方に引っ張るプルリング付きの場合と比べて開口力が低減し、弱化部が破断し難くなり、開栓性が悪いという欠点がある。特に、注出口が細径の注出ノズルの先端部にある場合は、その傾向が殊更大きい。また、開封に際してヒンジキャップの天壁面と切取り部間に強い張力が作用するため、天壁面と切取り部間はそれに耐えるように強固に連結しなければならず、連結機構が複雑になりキャップの成形性が悪い等の問題点もあり、実用化を阻害している。
特開平10−338253号公報 特開2005−289389号公報
そこで、本発明は、従来のヒンジ蓋の開封動作により注出口が開口できるプルリング無しのヒンジキャップにおける上記問題点を解決しようとするものであり、開栓負荷を低減させて開栓性を向上させ注出口の直径が小さい突出した注出ノズルを有するヒンジキャップであっても容易に注出口を一動作で開口できるようにした合成樹脂製ヒンジキャップを提供することを目的とするものである。
本発明者は、上記問題点を解決するために種々研究した結果、従来のヒンジキャップの上記問題点の原因は、プルリングによる切取り部の切取りの場合は指でプルリングの引っ張り方向を調整しながら切り取ることができるが、ヒンジキャップの開封動作で一体に切り取る場合は、ヒンジを中心に上蓋が回動するので、切取り部の引っ張り方向は、切取り部パネル面と傾斜した方向に作用するため引裂き力が弱い点、しかも引裂き部と蓋の回動中心(ヒンジ位置)との距離が近い点、また、切取り部に作用する力は切取り部とヒンジキャップの結合力が影響するが、通常ポリプロピレンとポリエチレンと比較的柔らかい樹脂が使用されているため、開封に際して樹脂が伸びてしまい張力が弱化部に効果的に作用しない点などにあることがわかった。
そこで本発明は、上記知見に基づきさらに研究した結果到達したものであり、上記問題を解決する本願の請求項1の発明は、ボトル口に係合するスカート壁とヒンジ片を介して一体に形成された上蓋とからなるキャップ本体と、ボトル口を閉塞する中栓とからなる合成樹脂製ヒンジキャップにおいて、前記中栓は、ボトル口頂部に嵌合する中栓本体と該中栓本体の環状頂壁の内側端から上方に突出する注出ノズルからなり、該注出ノズルの上部内周面には破断可能な弱化部で囲まれたボトル口を閉塞する切取り部が形成され、該切取り部の上面に前記上蓋のヒンジ側と反対側の偏心位置に柱状の係止支柱が突出形成され、前記上蓋の天壁内面には前記係止支柱と係合している被係合手段が形成されてなり、前記切取り部の肉厚は前記係止支柱が形成されている側が厚肉部で、ヒンジ側が薄肉部となっていることを特徴とする合成樹脂製ヒンジキャップである。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の合成樹脂製ヒンジキャップにおいて、前記切取り部の薄肉部は、前記係止支柱のヒンジ側を前記ヒンジ位置と略並行となるように横断して前記厚肉部に対して段差部を介して形成されていることを特徴とするものである。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載の合成樹脂製ヒンジキャップにおいて、記係止支柱は頂部が膨出する係止頭部を有し、前記被係合手段は、上蓋の天面から垂下して前記係止頭部が嵌合する係止筒からなり、該係止筒の下端に前記係止頭部の下面が係止する係止部を有し、該係止部と前記係止頭部の下端面との間には、前記上蓋の開封初期に上蓋と容器本体の係合が外れるまで前記係止部が係止支柱に沿ってスライドできる空間が形成されていることを特徴とするものである。
請求項4に係る発明は、請求項1〜3何れかに記載の合成樹脂製ヒンジキャップにおいて、前記中栓には、中栓に形成された前記係止支柱を前記上蓋に形成された被係合手段に対して位置決めして該中栓をキャップ本体に嵌合するための位置決め手段が形成されていることを特徴とするものである。
更に第2の発明である請求項5に係る発明は、ボトル口に係合するスカート壁と該スカート壁の上端から内方に突出する環状頂壁と該環状頂壁の内側端から上方に突出する注出ノズルからなるキャップ本体と該キャップ本体にヒンジ片を介して一体に形成された上蓋とからなる合成樹脂製ヒンジキャップにおいて、該注出ノズルの上部内周面には破断可能な弱化部で囲まれたボトル口を閉塞する切取り部が形成され、前記切取り部の上面に前記上蓋のヒンジ側と反対側の偏心位置に柱状の係止支柱が突出形成され、前記上蓋の天壁内面には前記係止支柱と係合している被係合手段が形成されてなり、前記切取り部の肉厚は前記係止支柱が形成されている側が厚肉部で、ヒンジ側が薄肉部となっていることを特徴とする合成樹脂製ヒンジキャップである。
請求項1の発明によれば、切取り部と上蓋との係止位置をヒンジ部から遠い位置に偏心して設けたので、初期破断時の係止支柱への張力の作用方向の傾きを小さくできて切取り部に張力を効果的に伝達することができ、また切取り部の係止支柱の立設位置近傍を肉厚にしてあるので伸びずに張力を弱化部に効果的に作用させることができ、かつ切取り部のヒンジ側に位置する部分を薄肉部にしたので、初期破断後上蓋の回動につれてヒンジ側の薄肉部が次第に撓んで張力の破断部に対する作用方向の軌跡を被係合手段の傾きと略一致するように変化させることができ、ヒンジキャップであっても弱化部に張力を効果的に作用させることができる。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明に加えて、切取り部の薄肉部は、厚肉部との段差部を折曲線にしてより確実に薄肉部が撓みやすくなり、弱化部に張力をより効果的に作用させることができる。
請求項3の発明によれば、さらに係止支柱と係止筒との係止は、上蓋の開封初期に上蓋と容器本体との係合が外れるまで、係止筒の係止部が係止支柱に沿ってスライドできる関係になっているので、弱化部の初期破断時には上蓋の開口力を弱化部の破断に集中させることができ、開口負荷を低減させて初期破断が容易となる。
請求項4の発明によれば、中栓には位置決め手段が形成されているので、係止支柱と係止筒を偏心して形成しても確実に両者を係合させることができ、組み立てが容易となる。
請求項の発明によれば、請求項1の発明の中栓とキャップ本体を一体に形成して成形工程を短縮し、成形コストの軽減することが可能となる。
(a)は本発明の実施形態に係る合成樹脂製ヒンジキャップの断面図であり、(b)はその要部拡大図である。 本発明の実施形態に係る合成樹脂製ヒンジキャップのキャップ本体を示し、(a)は左側面図、(b)は正面図、(c)は右側面図、(d)は背面図、(e)は平面図、(f)は底面図である。 図2に示すキャップ本体の断面図であり、(a)図2(e)におけるA−A断面図、(b)はそのB−B断面図、(c)は(a)におけるC−C断面図である。 本発明の実施形態に係る合成樹脂製ヒンジキャップの中栓を示し、(a)は左側面図、(b)は正面図、(c)は平面図、(d)は底面図、(e)は(c)におけるD−D断面図である。 (a)〜(e)は組立治具による本発明の実施形態に係る合成樹脂製ヒンジキャップの組立工程を示し、(f)は組立治具の平面図である。 (a)〜(g)は、本発明の実施形態に係る合成樹脂製ヒンジキャップを装着したボトル容器における開封手順を示す断面図である。 本実施形態における切取り部の拡大図であり、(a)は断面図、(b)は底面図である。 他の実施形態に係る切取り部の拡大図であり、(a)は断面図、(b)は底面図である。 さらに他の実施形態に係る切取り部の拡大図であり、(a)は断面図、(b)は底面図である。 さらに他の実施形態に係る切取り部の拡大図であり、(a)は断面図、(b)は底面図である。 さらに他の実施形態に係る切取り部の拡大図であり、(a)は断面図、(b)は底面図である。 本発明の他の実施形態に係るワンピースからなる合成樹脂製ヒンジキャップの断面図である。
以下、本発明の実施形態に係る合成樹脂製ヒンジキャップ(以下、単にヒンジキャップという。)を図面に基づいて詳細に説明する。
図1(a)は、本発明の一実施形態に係るヒンジキャップの断面図である。本実施形態のヒンジキャップ1は、ボトルに装着して注出ノズルが咥え易い大きさの細径ノズル状に突出した注出ノズルを備え、内容物を直接飲用できるようなヒンジキャップであり、上蓋を開封することによって、注出ノズル先端部に形成された弱化部を破断して開栓でき、上蓋を閉じることによってリシールでき、上蓋を除去することなく初期開栓後はワンタッチで開閉でき、例えばスポーツ中に片手で保持して開栓・採飲・リシールができ、スポーツ飲料等に適した合成樹脂製キャップである。しかしながら、本実施形態のヒンジキャップはスポーツ飲料に限らず他の飲料や調味料等内容物が限定されるものではない。
図1に示す実施形態のヒンジキャップは、キャップ本体2と中栓3の2ピースから形成され、一体に組み立てられている。
キャップ本体2は、図2にその外面を示し、図3に断面を示しているように、ボトル容器に螺合するスカート壁10、該スカート壁の上方に後述する中栓の注出ノズルを覆う椀状の上蓋20がヒンジ片を介して一体に形成されている。スカート壁10の上端部には、内方に突出する中栓嵌合用の所定高さの円筒壁13が延びその上端が内フランジ状に屈曲して、後述する中栓の係止フランジと係合して軸方向離脱を係止する環状係止部14となっている。そして、環状係止部14の上に上蓋が連接して設けられている。キャップ本体と上蓋との連設部は、図2及び図3に明示するように、ヒンジ部21と第2タンパーエビデントバンド27とから構成されている。ヒンジ部21は、図2(d)、図3(a)に示すように、環状係止部14の上端と上蓋の下端とを所定間隔を有して一対の薄肉片からなるヒンジ片22、22で連結され、該ヒンジ片間に上蓋を開蓋した状態で図6(g)に示すように略水平状態に保つための開封保持係止手段が形成されている。該開封保持手段は、環状係止部14上端から突出し、その上端面の外周縁が前記ヒンジ片位置より半径方向に外方に突出した凸条23を有する本体側保持片24と、上蓋の下端から軸方向に突出した厚肉状の上蓋側保持片25とが所定の隙間を有して対向して配置されている。ヒンジ片の長さ及び保持片間の隙間は、図6に示すように、蓋を封鎖状態から開封する際に、ヒンジ片が外方に傾くことによって、上蓋側保持片25の外周縁又はその上方の上蓋下端外周が前記凸条23に当たりそこを支点としてヒンジ片が伸びながら上蓋を上側に回動することにより上蓋側保持片の先端がヒンジ片が最大に延びて凸条23との係合位置を超えると張力が逆方向に作用してクリックモーションにより上蓋側保持片25の外周面26が図6(g)に示すように、スカート壁外周面に当たり、その状態を維持されるように形成されている。
第2タンパーエビデント結合部は、キャップ本体と上蓋と間の開封を識別するものであり、公知の任意の方法が採用でき、本実施形態では、キャップ本体のスカート壁上端の軸方向に延びるバンド基端部から細幅の第2タンパーエビデントバンド27がスリットを介して設けられ、該スリットにはスカート壁上端縁及び上蓋下端縁との間に破断可能なブリッジが任意に設けられている。
なお、図中、11はスカート壁内周面に形成された雌ネジであり、28は第2タンパーエビデントバンド27の摘み部である。30はキャップ本体とボトル間の開封を識別するための第1タンパーエビデントバンドであり、スカート壁下端に弱化部31を介して連接され、公知の手段が適宜採用できる。32は第1タンパーエビデントバンドの内周面に形成されたフラップ片である。本実施形態では、キャップ本体を容器に螺合するネジキャップを採用しているが、ネジキャップに限らず打栓キャップであってもよく、その形式は限定されるものではない。
上蓋20は、後述する中栓の外周部を覆うフレア壁40と天壁41を有し、天壁の内面側には中栓の注出ノズル51上端と係合して、初期開栓後のリシールするための係合部を有するリシール筒46が形成され、該リシール筒の内方に位置して中栓の切取り部に形成された係止支柱61の係止頭部62が嵌合して係止する被係合手段としての円筒状の係止筒42が垂下して突出形成されている。係止筒42は、ヒンジ部の中心と中栓の注出ノズル中心を結ぶ線上にヒンジ部21と反対側に偏心して形成され、後述する中栓の切取り部を容易に切り取ることが出来るようにヒンジ側からできるだけ遠い位置に設けられている。本実施形態では係止筒42は、図1(b)に拡大して示すように、その入口部が内方に突出する係止部43となっており、その軸方向空間長さは係止筒42に嵌合して係止する係止支柱61の係止頭部62よりも若干長く形成され、後述するように初期開栓に際して上蓋のフレア壁下端部に設けた係合突起44(アンダーカット部)が、中栓の天壁外周面に設けた係合リム59との係合が外れてから、係止突起の頭部下端と係止筒の係止部43とが係止するように、開栓前の密封状態では、係止筒の係止部43の上面と係止支柱61の係止頭部62の下端との間に高さtの隙間47ができるように形成されている。また、その状態で頭部62の頂面と係止筒の天面との間にも若干の隙間できるようにするのが望ましい。それにより後述する中栓との組立時に中栓の切取り部の弱化部への衝撃を緩和し不用意に破断することを防止することができる。また、上蓋の天壁41が押圧されたとき、その押圧力が係止支柱61に伝わるのを防止することができる。なお、図中45は、上蓋開封時の指掛かりとなる上蓋20の係止筒側の天壁外周面から半径方向外面に突出している指係合部である。
一方、中栓3は、その詳細が特に図4、図7に示されている。中栓3は、その断面が図4(e)に示すように、中栓本体50とその環状頂壁54の内側端から上方に突出した注出ノズル51からなる。中栓本体50は、キャップ本体2の円筒壁13に嵌合し、且つその上面が環状係止部14と衝合する係止フランジ52を有し、その上端面から環状に立ち上がって、キャップ本体の環状係止部14の内周縁を貫通して上方に延びる円筒壁53を備え、その頂壁54に前述した円筒状の注出ノズル51が突出形成されている。該注出ノズル51の頂部パネル55には、該注出ノズルを開口する全体として薄膜状の開口切取り部60が設けられ、該開口切取り部60のヒンジ側と反対側の偏心位置に上蓋の係止筒42に嵌合する柱状の係止支柱61が突出形成されている。
また、本実施形態では、嵌合した状態で上蓋が中栓に対して相対回転して切取り部の弱化部に不用意な捻り力が作用するのを防止するために、中栓の係止フランジ52上面に回り止め突起56が所定間隔で形成されている。それに対応して、キャップ本体の環状係止部14には回り止め突起56が嵌合する回り止め凹部34が形成されている。また、中栓の円筒壁53の内周面の特定位置(例えば、係止支柱位置を通る半径方向中心線と一致する位置)に位置決め手段として位置決めリブ57が形成されている。なお、図4における49は,ボトル口内周面に嵌合するインナーリングである。
そして、本発明では、注出ノズル径が小さくてもヒンジ結合している上蓋の開封動作により、切取り部を容易に切り取ることを可能にするため、次のような技術手段を採用した。
まず、(1)切取り部と上蓋との係合位置をヒンジ部と反対側に偏心させること、(2)切取り部の係止支柱の立設位置近傍を他の部分より肉厚することにより開封に際して該部分の変形(伸び)を防止して、張力が効果的に引っ張り片に作用するようにしたこと、(3)係止支柱が立設位置よりヒンジ側部分を肉薄にして開封に際して撓みやすくしたことによって、上記問題点を解決することができた。
特に(3)の手段により、開封に際して後述する図6(c)〜(f)に示すように、薄肉部が次第に下方に撓むことにより、係止支柱の開封軌跡が抵抗なく上蓋の開封軌跡と等しくなり、開封を容易にすることができる。
図7は、本発明に係る切取り部の一実施形態を拡大して示し、(a)はその断面図、(b)はその底面図である。
切取り部60は、注出ノズルの頂部パネル55に無端状の弱化部65で区画形成され、図7(a)及び(b)に示すように、係止支柱61が立設している側は厚肉部66となっており、係止支柱と反対側(すなわちヒンジ側)は薄肉部67に形成されている。厚肉部66と薄肉部67の境界部68は本実施形態では、同図(b)に示すように係止支柱の裏面側に係止支柱のヒンジ側近傍をヒンジと略並行となるように横断して段差状となっている。そのため、開封時に係止支柱61が上蓋によって持ち上げられる際、境界部68が折れ目となる。係止支柱61は支柱部の上部に係止頭部62を有し、支柱部の直径は上蓋の係止筒42の係止部43の内径よりも小さいが、係止頭部62の直径は係止部43(図1(b)参照)の内径よりも若干大きく、係止筒と一旦嵌合すると、係止頭部下端が係止筒の係止部と係合し、係止筒から抜けなくなる。
本実施形態のヒンジキャップ1は、以上のような構成からなり、係止支柱61及び係止筒42がそれぞれ偏心位置にあるので、両者が正確に嵌合するためには、中栓とキャップ本体を位置決めして嵌合する必要がある。さらに、係止支柱が係止筒と抜けないように嵌合するためには、係止筒の係止部と係止支柱の頭部下面との係合面積が大きくなければならないので、その分組み立てに際して、係止支柱の頭部が係止部を変形させて乗越えなければならず無理押しする強い力での押圧が必要であるが、切取り部に強い押圧力が作用すると、弱化部が破断してしまう恐れがある。そのため、本実施形態では、特別な組立治具を用いて中栓3とキャップ本体2を組み立てている。図5は、組立治具70を用いてキャップ本体2に中栓3を組立てる工程図を示している。
組立冶具70は、図5に示すように、中栓3の内周面および下方面と係合するように中栓3の内周面に嵌合する形状に形成され、中央部に中栓の注出ノズル51に嵌合し、頂面が切取り部60と当接して切取り部に上方から押圧力が作用しても弱化部が破断しないように切取り部60を支える注出ノズル嵌合部71、円筒壁53の内周面に嵌合し注出ノズル嵌合部71との段差面で中栓の頂壁54と係合して頂壁を押圧する円筒壁嵌合部72、及びボトル口頂部への当接位置となる頂部シール溝58に嵌合する頂部シール溝嵌合部73を有し、且つ円筒壁嵌合部72には、中栓の位置決めリブ57に嵌合して、中栓の位置決めを行う位置決め凹部74が形成されている。
以上のような組立治具70を使用することによって、図5(a)〜(e)の工程を経て中栓3をキャップ本体2に安全に且つ確実に装着することができる。即ち、まず組立冶具70の位置決め凹部74と中栓の位置決めリブ57を一致させた状態で組立冶具に中栓を装着し(図5(a)−(b))、次いで組立冶具に装着された状態の中栓の係止支柱61が上蓋の係止筒42と軸線上で一致するようにキャップ本体と中栓の位置合わせをして両者が嵌合するように相対的に軸方向に移動させ、係止支柱61の膨出した係止頭部62が係止筒42の係止部43を通過するように両者を強く押し込む。その際、係止支柱61と係止筒42が強く嵌合して開封に際して強い張力が作用しても離脱しない程度に、係止筒の係止部内径は係止支柱の係止頭部外径より小さくなっているため、強い押圧力を作用させて係止部内径を拡げて無理嵌合させても、切取り部は組立冶具の頂面に支持されているため、押圧力は直接切取り部の弱化部に作用することなく、安全に両者を組み立てることができる(図5(c)〜(e))。
次に、以上のように組み立てられたヒンジキャップ1を装着したボトルの開栓動作を図6により説明する。
図6(a)は、ヒンジキャップ1をボトル口に螺合してボトル100を密封している状態を示し、この状態から上蓋20の指係合部45を指で押し挙げると、上蓋20がヒンジ片22を介して上方に回動することによって第2タンパーエビデントバンド27に連接する破断可能なブリッジを破断すると共に、上蓋20の係合突起44と中栓3の係合リム59の係合がはずれる(図6(b))。また、リシール筒46の係合部と注出ノズル51上端外周部の環状係合部69との係合も外れる。
その後係止筒42の係止部43が係止支柱61の係止頭部62と圧接して、ヒンジ結合された上蓋の開封方向円弧軌跡に沿って係止支柱を引き上げる作用をして、弱化部65のヒンジと反対側頂部に初期破断を起こさせる。つまり中栓の天壁外周面に設けた係合リム59との係合、及びリシール筒46の係合部と注出ノズル51上端外周部の環状係合部69との係合が外れてからあるいは外れる途中で、係止突起の頭部下端と係止筒の係止部43とが係合し、初期破断させる。弱化部に初期破断を起こさせるのに、従来大きな破断力を要するが、本実施形態では、切取り部と上蓋との係止位置をヒンジ部から最も遠い位置に偏心して設けたので、ヒンジ回動半径を大きくして係止支柱に垂直方向に近い張力が作用するようにしたこと、弱化部の初期破断タイミングをタンパーエビデントバンドの破断及び上蓋と中栓の係合が外れた後になるようにして、上蓋の開口力を弱化部の初期破断に集中させたこと、及び切取り部の係止支柱の立設位置近傍を肉厚にして切取り部が伸びずに張力が確実に作用するようにしたことで、極めて容易に初期破断を起こさせることができる(図6(b)〜(c))。
さらに上蓋を回動させることによって、図6(c)〜(d)に示すようにヒンジ側に位置する切取り部の薄肉部67が上蓋の回動につれて次第に撓むことによって、弱化部への破断力が例えば(d)に示すように破断点Pに対して垂直に近い状態で作用するため、弱化部65を比較的容易に破断させることができる。その後、弱化部65が完全に破断されると切取り部60が上蓋の係止筒に係止した状態で一体に回動し同図(f)の状態からさらに、上蓋を回動させることによって、前述したヒンジ部に設けられた本体側保持片及び上蓋側保持片の係合作用によって同図(g)に示すように、上蓋が反転状態に保持される。したがって、上蓋が邪魔にならず中栓の開口から内容液を直接注出又は飲むことができる。また、注出後は上蓋を回動させて閉じるのみで、リシール筒46の係合部と注出ノズル51上端の環状係合部69が密着し、且つ上蓋のフレア壁下端の係合突起44が中栓の 係合リム59と係合して中栓を上蓋で密封する。
したがって、本実施形態のヒンジキャップによれば、従来の、ネジキャップの場合のようにキャップを取り外す必要がなく、かつ上蓋を反転状態に開いた状態で注出・又は採飲することができ、その後ボトルをワンタッチでリシールすることができる。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限らずその技術的思想の範囲内で種々の設計変更が可能である。例えば、上記実施形態では、厚肉部と薄肉部とを段差部を介して設け、薄肉部の肉厚を一様にしていたが、薄肉部を厚肉部からヒンジ部側に向けて漸次肉厚が薄くなるように形成することも可能である。
図8〜図11は、本発明の要部であるヒンジ蓋である上蓋によって、開封と共にワンタッチで切取り部を容易に切り取る手段の他の実施形態を示している。前記実施形態において切取り部をより切取り易くするためには、薄肉部がより容易に撓むように可能な限り薄くすることが望ましい。しかしながら、切取り部を薄くすると射出成形時に薄肉部全体に樹脂が均等に達せず成形不良を生じるおそれがある。図8は、その問題を解決するために切取り部60の他の実施形態を示し、図8の切取り部60−1では薄肉部に樹脂が先端部まで均等に達するように、薄肉部67の中央に厚肉部66に連なる1条のリブ状厚肉部68−1を設けたものである。また、図9の切取り部60−2では、同様に2条のリブ状厚肉部68−2、68−3を設けたものである。
また、図10は弱化部65の破断の際に、弱化部65が伸び切って破断しにくくなることを防止するための対策を施した実施形態であり、図10の切取り部60−3では、切取り部全体を注出ノズル51の頂部パネル55の面よりも傾斜面部63を介して低い位置に形成することによって、弱化部65の周囲を強化して弱化部を容易に破断するようにしたものである。また、図11の切取り部60−4では、逆に弱化部65の内側周縁部に沿って厚肉部66と同等或いはそれよい若干薄い一律な厚肉部64を形成することによって、弱化部に応力が集中して弱化部からの破断を容易にしている。厚肉部64は円弧状に延びて、厚肉部66に連結して形成されている。以上のように構成することにより、開口形成が容易になると共に、開口後に開口縁が滑らかになり、開口に指や唇を当てても違和感や傷を負うおそれを少なくすることができる。
以上の実施形態では、ヒンジキャップをキャップ本体と中栓の2ピースで構成した場合を示したが、本発明は必ずしも2ピースに限らず、3ピース又は1ピースのヒンジキャップにも適用できる。図12は1ピースのヒンジキャップに適用した場合の実施形態を示している。
本実施形態のヒンジキャップ80は、図1に示す実施形態におけるヒンジキャップにおいて、中栓とキャップ本体を一体に成形したものに相当し、密封構造、開封構造等の基本構造は前記実施形態と同様であるので、同様な部分には同じ引出符号を付し、相違点のみ説明する。
本実施形態のヒンジキャップ80は、キャップ本体部81、中栓部82、上蓋部83が一体に成形され、図12は射出されて金型から離型した状態を示している。
本実施形態のヒンジキャップ80の場合は、全体が一体成形されているので、中栓部の切取り部60と上蓋部を結合する中栓部82の係止支柱61と上蓋部83の係止筒42の位置決めする必要がないので、前記実施形態のように位置決めリブや回り防止突起等を設ける必要がなく、また組立冶具に位置決め凹部を設ける必要はないが、図12に示す状態から上蓋部を閉じて係止支柱61の係止頭部62と係止筒42の係止突起44とを係合させるためには、前記した理由により専用の組立冶具を用いるのが望ましい。
図12に示す実施形態の一体成形されたワンピースの合成樹脂製キャップ80は、打栓キャップに適用した場合を示しているが、ネジキャップにも適用できることは言うまでもない。
なお、図12において、キャップ本体部81のスカート壁85の中間下方部には、上蓋部83が閉じられた状態で開封用の指係合部85の先端部外周部分と指係合部85が位置している部分のスカート壁85の外面を覆う帯状カバーであるタンパーエビデンスバンド86が、破断可能な弱化線87を介して連結されている。したがって、容器に装着されて未開封の状態では、タンパーエビデンスバンド86を破断して拡げないと指係合部85に指を係合することはできない。その後の開封動作は前記実施形態とほぼ同様にして、上蓋の開封と共に切取り部を破断除去そして開封を行うことができる。
本発明のヒンジキャップは、ワンタッチで上蓋を開閉でき、且つ蓋を取り外すことなく内容液を注出できるので、スポーツ飲料用キャップとして好適であるが、その他の飲料や調味料等種々の内容物の充填容器に適用可能である。
1、80 合成樹脂製ヒンジキャップ 2 キャップ本体
3 中栓 10 スカート壁
11 雌ネジ 13 円筒壁
14 環状係止部 20 上蓋
21 ヒンジ部 22 ヒンジ片
23 凸条 23 本体側保持片
25 上蓋側保持片 26 外周面
27 第2タンパーエビデントバンド 28 摘み部
30 第1タンパーエビデントバンド 31 弱化部
32 フラップ片 34 回り止め凹部
40 フレア壁 41 天壁
42 係止筒 43 係止部
44 係合突起 47 隙間
45 指係合部 46 リシール筒
49 シール溝
50 中栓本体 51 注出ノズル
52 係止フランジ 53 円筒壁
54 頂壁 55 頂部パネル
56 回り止め防止突起 57 位置決めリブ
58 頂部シール溝 59 係合リム
60 切取り部 61 係止支柱
62 係止頭部 63 傾斜面
65 弱化部 66、64 厚肉部
67 薄肉部 69 環状係合部
70 組立冶具
71 注出ノズル嵌合部 72 頂部シール溝嵌合部
74 位置決め凹部 81 キャップ本体部
82 中栓部 83 上蓋部
85 指係合部 86 タンパーエビデントバンド
87 弱化線


Claims (5)

  1. ボトル口に係合するスカート壁とヒンジ片を介して一体に形成された上蓋とからなるキャップ本体と、ボトル口を閉塞する中栓とからなる合成樹脂製ヒンジキャップにおいて、
    前記中栓は、ボトル口頂部に嵌合する中栓本体と該中栓本体の環状頂壁の内側端から上方に突出する注出ノズルからなり、該注出ノズルの上部内周面には破断可能な弱化部で囲まれたボトル口を閉塞する切取り部が形成され、
    前記切取り部の上面に前記上蓋のヒンジ部と反対側の偏心位置に柱状の係止支柱が突出形成され、前記上蓋の天壁内面には前記係止支柱と係合している被係合手段が形成されてなり、前記切取り部の肉厚は前記係止支柱が形成されている側が厚肉部で、ヒンジ側が薄肉部となっていることを特徴とする合成樹脂製ヒンジキャップ
  2. 前記切取り部の薄肉部は、前記係止支柱のヒンジ側を前記ヒンジ部と略並行となるように横断して前記厚肉部に対して段差部を介して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の合成樹脂製ヒンジキャップ。
  3. 前記係止支柱は頂部が膨出する係止頭部を有し、前記被係合手段は、上蓋の天面から垂下して前記係止頭部が嵌合する係止筒からなり、該係止筒の下端に前記係止頭部の下面が係止する係止部を有し、該係止部と前記係止頭部の下端面との間には、前記上蓋の開封初期に上蓋と容器本体の係合が外れるまで前記係止部が係止支柱に沿ってスライドできる空間が形成されている請求項1〜2何れかに記載の合成樹脂製ヒンジキャップ。
  4. 前記中栓には、中栓に形成された前記係止支柱を前記上蓋に形成された被係合手段に対して位置決めして該中栓をキャップ本体に嵌合するための位置決め手段が形成されている請求項1〜3何れかに記載の合成樹脂製ヒンジキャップ。
  5. ボトル口に係合するスカート壁と該スカート壁の上端から内方に突出する環状頂壁と該環状頂壁の内側端から上方に突出する注出ノズルからなるキャップ本体と該キャップ本体にヒンジ片を介して一体に形成された上蓋とからなる合成樹脂製ヒンジキャップにおいて、
    該注出ノズルの上部内周面には破断可能な弱化部で囲まれたボトル口を閉塞する切取り部が形成され、
    前記切取り部の上面に前記上蓋のヒンジ側と反対側の偏心位置に柱状の係止支柱が突出形成され、前記上蓋の天壁内面には前記係止支柱と係合している被係合手段が形成されてなり、前記切取り部の肉厚は前記係止支柱が形成されている側が厚肉部で、ヒンジ側が薄肉部となっていることを特徴とする合成樹脂製ヒンジキャップ。


JP2012015785A 2012-01-27 2012-01-27 合成樹脂製ヒンジキャップ Active JP5877557B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012015785A JP5877557B2 (ja) 2012-01-27 2012-01-27 合成樹脂製ヒンジキャップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012015785A JP5877557B2 (ja) 2012-01-27 2012-01-27 合成樹脂製ヒンジキャップ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013154897A JP2013154897A (ja) 2013-08-15
JP5877557B2 true JP5877557B2 (ja) 2016-03-08

Family

ID=49050511

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012015785A Active JP5877557B2 (ja) 2012-01-27 2012-01-27 合成樹脂製ヒンジキャップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5877557B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020019482A (ja) * 2018-07-30 2020-02-06 三笠産業株式会社 キャップ

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6267461B2 (ja) 2013-09-03 2018-01-24 日本クロージャー株式会社 折り取りスパウト、スパウト付きパウチおよびその製造方法
JP6370161B2 (ja) * 2014-08-22 2018-08-08 三笠産業株式会社 合成樹脂製キャップ
JP7272786B2 (ja) * 2018-12-17 2023-05-12 メビウスパッケージング株式会社 樹脂製ヒンジキャップ
JP2020183280A (ja) * 2019-04-26 2020-11-12 株式会社吉野工業所 ヒンジキャップ
JP7242408B2 (ja) * 2019-04-26 2023-03-20 株式会社吉野工業所 ヒンジキャップ
JP6735396B1 (ja) * 2019-07-03 2020-08-05 株式会社 資生堂 2液混合容器
JP7466988B2 (ja) * 2019-12-27 2024-04-15 株式会社吉野工業所 ヒンジキャップ
JP2021155120A (ja) * 2020-03-27 2021-10-07 株式会社吉野工業所 ヒンジキャップ
JP2022030088A (ja) * 2020-08-06 2022-02-18 凸版印刷株式会社 射出成形体及びその製造方法並びにヒンジキャップ及びタンパーエビデンスキャップ

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03108660U (ja) * 1990-02-23 1991-11-08
JPH10338253A (ja) * 1997-06-06 1998-12-22 Ishizuka Glass Co Ltd 合成樹脂製キャップ
DE60007718T2 (de) * 1999-06-24 2004-12-09 Tuboplast Hispania, S.A. Behälter mit originalitätsverschluss
CN102114937B (zh) * 2006-04-28 2013-11-06 东罐兴业株式会社 盖及附盖容器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020019482A (ja) * 2018-07-30 2020-02-06 三笠産業株式会社 キャップ
JP7312423B2 (ja) 2018-07-30 2023-07-21 三笠産業株式会社 キャップ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013154897A (ja) 2013-08-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5877557B2 (ja) 合成樹脂製ヒンジキャップ
JP5752076B2 (ja) 合成樹脂製ヒンジキャップ
JP5645213B2 (ja) ヒンジキャップ
JP5804847B2 (ja) キャップ
US10138035B2 (en) Tamper evident flip-top closure, method and tool for making the same
WO2011154324A1 (en) Tamper evident closure
US7635071B1 (en) Double shell dispensing closure with a reverse tapered drop lug
CN109153479B (zh) 包括显窃启装置的容器盖
WO2019003940A1 (ja) プラスチックキャップ及びその製造方法
JP5757568B2 (ja) 容器蓋
EP2114788A1 (en) A closure
EP2380820A1 (en) A closure assembly
JP5781974B2 (ja) ヒンジキャップ
JP4615304B2 (ja) キャップおよび容器ならびに閉止装置
JP4727453B2 (ja) キャップから取り除かれた開口予定部を収納可能なヒンジキャップ
JP2013129430A (ja) ピルファープルーフキャップ
WO2021074727A1 (en) Tethered plastic closure
JP4500626B2 (ja) 合成樹脂製キャップ
JP4949004B2 (ja) ピルファープルーフバンド付きキャップ
WO2007081656A2 (en) Tamper-evidencing container and closure structures
JP7346059B2 (ja) キャップ
US20030192853A1 (en) Device inserted in inviolable lid for bottles
JP5868579B2 (ja) 注出栓
JP7266951B2 (ja) ヒンジキャップ
JP7466988B2 (ja) ヒンジキャップ

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20141020

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150819

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151019

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160120

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160121

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5877557

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150