JPH1135054A - 中身抜き取り防止用カバー - Google Patents
中身抜き取り防止用カバーInfo
- Publication number
- JPH1135054A JPH1135054A JP9307841A JP30784197A JPH1135054A JP H1135054 A JPH1135054 A JP H1135054A JP 9307841 A JP9307841 A JP 9307841A JP 30784197 A JP30784197 A JP 30784197A JP H1135054 A JPH1135054 A JP H1135054A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- safety ring
- cover
- container
- radius
- curvature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D55/00—Accessories for container closures not otherwise provided for
- B65D55/02—Locking devices; Means for discouraging or indicating unauthorised opening or removal of closure
- B65D55/026—Locking devices; Means for discouraging or indicating unauthorised opening or removal of closure initial opening or unauthorised access being indicated by a visual change using indicators other than tearable means, e.g. change of colour, pattern or opacity
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D41/00—Caps, e.g. crown caps or crown seals, i.e. members having parts arranged for engagement with the external periphery of a neck or wall defining a pouring opening or discharge aperture; Protective cap-like covers for closure members, e.g. decorative covers of metal foil or paper
- B65D41/32—Caps or cap-like covers with lines of weakness, tearing-strips, tags, or like opening or removal devices, e.g. to facilitate formation of pouring openings
- B65D41/46—Snap-on caps or cap-like covers
- B65D41/48—Snap-on caps or cap-like covers non-metallic, e.g. made of paper or plastics
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 容器に容易に適用可能であり、安全リングを
引き裂くことなく除去することができない中身抜き取り
防止用カバーを提供する。 【解決手段】 容器Cのための中身抜き取り防止又はい
たずら防止用カバー又は蓋。容器の上端に設けられたフ
ランジ50に係合する周方向のノーズ部20を内面14
bに有するスカート部14と、フランジの下方に設けら
れた容器の溝54に密に受け入れられるよう構成され内
方へ傾斜した実質的に半涙滴形の断面形状を有する引き
裂き可能な安全リング30とを含んでいる。
引き裂くことなく除去することができない中身抜き取り
防止用カバーを提供する。 【解決手段】 容器Cのための中身抜き取り防止又はい
たずら防止用カバー又は蓋。容器の上端に設けられたフ
ランジ50に係合する周方向のノーズ部20を内面14
bに有するスカート部14と、フランジの下方に設けら
れた容器の溝54に密に受け入れられるよう構成され内
方へ傾斜した実質的に半涙滴形の断面形状を有する引き
裂き可能な安全リング30とを含んでいる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器のための中身
抜き取り防止又はいたずら防止用カバー又は蓋に係り、
またカバー及び容器の組合せに係る。
抜き取り防止又はいたずら防止用カバー又は蓋に係り、
またカバー及び容器の組合せに係る。
【0002】
【従来の技術】パッケージングの技術分野に於いては、
ビンやこれと同様の容器のためのねじ込み式の中身抜き
取り防止キャップが既に開発されている。これらのキャ
ップはビンを効果的に封止し、ビンがまだ開栓されてい
ないことを消費者に確信させる。公知のキャップは一般
に重合体材料にて形成されており、小型であることを特
徴としている。
ビンやこれと同様の容器のためのねじ込み式の中身抜き
取り防止キャップが既に開発されている。これらのキャ
ップはビンを効果的に封止し、ビンがまだ開栓されてい
ないことを消費者に確信させる。公知のキャップは一般
に重合体材料にて形成されており、小型であることを特
徴としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】より最近になって、金
属缶の如き円筒形の容器のための比較的大型の押し込み
式のカバーや蓋を開発する幾つかの試みが行われてい
る。しかし安全リングを有するこれらの公知のカバー
は、安全リングを損傷することなく容器に適用すること
が困難であり、或いは容器と安全リングとの間の適合性
が不十分であり、そのため中身抜き取り防止やいたずら
防止の機能を十分に果たすようカバーと容器とを係合さ
せることが困難である。また公知のカバーの場合にはカ
バーを容器に適用する装置を修正する必要がある。この
ことは、公知のカバーをただ単に金属缶の上端に押圧す
ることによっては公知のカバーを容器に適用し取り付け
ることができないことによる。更に公知のカバーに於い
ては、カバーを容器に密着した状態に維持する安全リン
グが存在するので、カバーの保管中にカバーを規則的に
積層することができない。更に従来のカバーは保管中に
カバー同士の間の圧力に起因して機能が損なわれたり変
形したりする。この変形の問題は、カバーがビン等に使
用されているキャップよりも大きく、保管中にカバーが
互いに他に対し相対的に摺動し易いことに起因する。上
述の従来のカバーを使用する際に発生する他の一つの問
題は、容器を開栓したい場合に安全リングを引き裂くべ
く消費者により把持される引き裂き可能なタブが安全リ
ングに含まれているということである。この引き裂き可
能なタブはそれが突出した位置に存在することに起因し
て他の安全リングのタブと干渉することがある。
属缶の如き円筒形の容器のための比較的大型の押し込み
式のカバーや蓋を開発する幾つかの試みが行われてい
る。しかし安全リングを有するこれらの公知のカバー
は、安全リングを損傷することなく容器に適用すること
が困難であり、或いは容器と安全リングとの間の適合性
が不十分であり、そのため中身抜き取り防止やいたずら
防止の機能を十分に果たすようカバーと容器とを係合さ
せることが困難である。また公知のカバーの場合にはカ
バーを容器に適用する装置を修正する必要がある。この
ことは、公知のカバーをただ単に金属缶の上端に押圧す
ることによっては公知のカバーを容器に適用し取り付け
ることができないことによる。更に公知のカバーに於い
ては、カバーを容器に密着した状態に維持する安全リン
グが存在するので、カバーの保管中にカバーを規則的に
積層することができない。更に従来のカバーは保管中に
カバー同士の間の圧力に起因して機能が損なわれたり変
形したりする。この変形の問題は、カバーがビン等に使
用されているキャップよりも大きく、保管中にカバーが
互いに他に対し相対的に摺動し易いことに起因する。上
述の従来のカバーを使用する際に発生する他の一つの問
題は、容器を開栓したい場合に安全リングを引き裂くべ
く消費者により把持される引き裂き可能なタブが安全リ
ングに含まれているということである。この引き裂き可
能なタブはそれが突出した位置に存在することに起因し
て他の安全リングのタブと干渉することがある。
【0004】本発明の一つの目的は、容器に容易に適用
可能であり、安全リングを引き裂くことなく除去するこ
とができない中身抜き取り防止又はいたずら防止用カバ
ー又は蓋を提供することである。
可能であり、安全リングを引き裂くことなく除去するこ
とができない中身抜き取り防止又はいたずら防止用カバ
ー又は蓋を提供することである。
【0005】本発明の他の一つの目的は、パッケージン
グの目的で互いに積層することが可能であり、カバーが
互いに他に対し滑ってずれることを防止し、これにより
カバーの機能が損なわれたりカバーが変形したりするこ
とを回避することができる中身抜き取り防止又はいたず
ら防止用カバー又は蓋を提供することである。
グの目的で互いに積層することが可能であり、カバーが
互いに他に対し滑ってずれることを防止し、これにより
カバーの機能が損なわれたりカバーが変形したりするこ
とを回避することができる中身抜き取り防止又はいたず
ら防止用カバー又は蓋を提供することである。
【0006】本発明の更に他の一つの目的は、既存の組
立て装置を修正することなくカバーを容易に容器に適用
することを可能にする改良された安全リングを有する中
身抜き取り防止又はいたずら防止用カバー又は蓋を提供
することである。
立て装置を修正することなくカバーを容易に容器に適用
することを可能にする改良された安全リングを有する中
身抜き取り防止又はいたずら防止用カバー又は蓋を提供
することである。
【0007】本発明の更に他の一つの目的は、引き裂き
可能なタブがカバーの外周縁を越えて外方へ延在してい
ない中身抜き取り防止又はいたずら防止用カバー又は蓋
を提供することである。
可能なタブがカバーの外周縁を越えて外方へ延在してい
ない中身抜き取り防止又はいたずら防止用カバー又は蓋
を提供することである。
【0008】本発明の更に他の一つの目的は、本発明の
カバー又は蓋が使用されるに適した容器を提供すること
である。
カバー又は蓋が使用されるに適した容器を提供すること
である。
【0009】
【発明の概要】本発明は、容器のための軸線方向中心線
を有する中身抜き取り防止用カバーであって、上端面と
或る直径の外周縁とを有する円形の端壁と、端壁の外周
縁より下方へ延在し、下端と半径方向に面する内面と軸
線方向に延在する外面とを有する円筒状のスカート部
と、スカート部の内面に設けられ、カバーを容器上に取
り外し可能に保持する手段と、スカート部の下端より下
方且つ半径方向内方へ延在する環状の引き裂き可能な安
全リングであって、上端と下端とを有し、安全リングの
上端は周方向に延在する破断可能な接続部によりスカー
ト部の下端に接続され、安全リングは内方へ膨出する実
質的に凸状の内面を有する環状の引き裂き可能な安全リ
ングと、とを含む中身抜き取り防止用カバーを提供す
る。
を有する中身抜き取り防止用カバーであって、上端面と
或る直径の外周縁とを有する円形の端壁と、端壁の外周
縁より下方へ延在し、下端と半径方向に面する内面と軸
線方向に延在する外面とを有する円筒状のスカート部
と、スカート部の内面に設けられ、カバーを容器上に取
り外し可能に保持する手段と、スカート部の下端より下
方且つ半径方向内方へ延在する環状の引き裂き可能な安
全リングであって、上端と下端とを有し、安全リングの
上端は周方向に延在する破断可能な接続部によりスカー
ト部の下端に接続され、安全リングは内方へ膨出する実
質的に凸状の内面を有する環状の引き裂き可能な安全リ
ングと、とを含む中身抜き取り防止用カバーを提供す
る。
【0010】安全リングはスカート部の外面に対し内方
へ傾斜したテーパ状をなす実質的に平坦な外面を有する
実質的に半涙滴形の断面形状を有し、安全リングの最大
厚さの部分は安全リングの上端よりも下端に近い位置に
位置している。更に詳細には、平坦な外面はカバーの軸
線方向中心線に平行に延在する線に対し第一の鋭角をな
し、平坦な外面は実質的に安全リングの上端より下端ま
で延在し、内面は安全リングの上端より延在する上側平
坦部と、該上側平坦部より安全リングの下端まで延在す
る下側湾曲部とを有し、上側平坦部は軸線方向中心線に
平行に延在する線に対し第一の鋭角よりも大きい第二の
鋭角をなしている。
へ傾斜したテーパ状をなす実質的に平坦な外面を有する
実質的に半涙滴形の断面形状を有し、安全リングの最大
厚さの部分は安全リングの上端よりも下端に近い位置に
位置している。更に詳細には、平坦な外面はカバーの軸
線方向中心線に平行に延在する線に対し第一の鋭角をな
し、平坦な外面は実質的に安全リングの上端より下端ま
で延在し、内面は安全リングの上端より延在する上側平
坦部と、該上側平坦部より安全リングの下端まで延在す
る下側湾曲部とを有し、上側平坦部は軸線方向中心線に
平行に延在する線に対し第一の鋭角よりも大きい第二の
鋭角をなしている。
【0011】好ましい実施形態に於いては、安全リング
はスカート部の外面を越えて半径方向外方へ延在しない
引き裂き可能なタブを有している。
はスカート部の外面を越えて半径方向外方へ延在しない
引き裂き可能なタブを有している。
【0012】或る外径を有する環状リブが端壁の上端面
に設けられており、端壁の外周縁より半径方向内方へ隔
置されており、安全リングの下端は環状リブの外径より
も大きく且つ端壁の外周縁の直径よりも小さい直径を有
しており、これにより環状リブによってカバーが横方向
へ互いに滑って外れることが防止されるよう、一つのカ
バーの安全リングが隣接する他のカバーの端壁の外周縁
と環状リブとの間にて端壁に係合する状態でカバーを互
いに積層することができるようになっていることが好ま
しい。
に設けられており、端壁の外周縁より半径方向内方へ隔
置されており、安全リングの下端は環状リブの外径より
も大きく且つ端壁の外周縁の直径よりも小さい直径を有
しており、これにより環状リブによってカバーが横方向
へ互いに滑って外れることが防止されるよう、一つのカ
バーの安全リングが隣接する他のカバーの端壁の外周縁
と環状リブとの間にて端壁に係合する状態でカバーを互
いに積層することができるようになっていることが好ま
しい。
【0013】湾曲部は容器の端部にカバーを摺動によっ
て容易に被せることができるよう複合的な曲率半径を有
している。
て容易に被せることができるよう複合的な曲率半径を有
している。
【0014】安全リングの下側湾曲部は第一の曲率半径
を有する第一の中間湾曲面と、中間湾曲と上側平坦面と
の間に位置し第二の曲率半径を有する第二の湾曲面と、
中間湾曲面と安全リングの下端との間に位置し第三の曲
率半径を有する第三の湾曲面とを有し、第二の曲率半径
は第一の曲率半径よりも小さく、第三の曲率半径は第二
の曲率半径よりも小さい。
を有する第一の中間湾曲面と、中間湾曲と上側平坦面と
の間に位置し第二の曲率半径を有する第二の湾曲面と、
中間湾曲面と安全リングの下端との間に位置し第三の曲
率半径を有する第三の湾曲面とを有し、第二の曲率半径
は第一の曲率半径よりも小さく、第三の曲率半径は第二
の曲率半径よりも小さい。
【0015】カバーはプラスチックの如き重合体材料に
て形成されていることが好ましいが、任意の弾性材料が
使用されてよい。
て形成されていることが好ましいが、任意の弾性材料が
使用されてよい。
【0016】カバーが取り付けられるべき容器は一端に
設けられた周方向突起と、該周方向突起より下方へ隔置
された周方向溝とを有している。カバーが容器に取り付
けられると、安全リングの下端は周方向溝内に密に受け
入れられ、安全リングの下端の直径は実質的に容器の外
径に等しくなり、安全リングの下端は実質的に周方向溝
の下縁が容器の外周壁に接続される位置に於いて外周壁
に間近に近接し又はこれに接触する。
設けられた周方向突起と、該周方向突起より下方へ隔置
された周方向溝とを有している。カバーが容器に取り付
けられると、安全リングの下端は周方向溝内に密に受け
入れられ、安全リングの下端の直径は実質的に容器の外
径に等しくなり、安全リングの下端は実質的に周方向溝
の下縁が容器の外周壁に接続される位置に於いて外周壁
に間近に近接し又はこれに接触する。
【0017】周方向溝はV形をなし、丸い底壁と容器の
円筒状の外周壁に滑らかに接続された二つの傾斜した側
壁とを有していることが好ましい。
円筒状の外周壁に滑らかに接続された二つの傾斜した側
壁とを有していることが好ましい。
【0018】容器はブリキ缶などの如き金属缶であって
よい。
よい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に添付の図を参照しつつ、本
発明を幾つかの好ましい実施形態について詳細に説明す
る。
発明を幾つかの好ましい実施形態について詳細に説明す
る。
【0020】図1には金属製の容器(その上端部のみが
図示されている)の如き容器の上端に取り付けられた本
発明の中身抜き取り防止用、即ちいたずら防止用カバー
(蓋)10が図示されている。図3に最もよく示されて
いる如く、カバー10は円形の端壁12を有している。
円筒形のスカート部14が端壁12の外周縁より下方へ
延在している。環状リブ16が端壁12の上面18より
上方へ延在している。環状リブ16は台形の断面形状を
有し、スカート部14の円筒状の外面14aより半径方
向内方へ、即ち端壁12の外周縁より半径方向内方へ隔
置されている。スカート部14はその円筒状の内面14
bに半径方向内方へ突出する環状のノーズ部20を有し
ており、ノーブ部20はスカート部14の軸線方向の上
端と下端15との間の実質的に中央に設けられている。
またノーズ部20は下面22と、上面24と、下面22
と上面24とを接続する丸い面26とを有している。下
面22はカバーの長手方向軸線x−x(図1参照)に垂
直な半径方向の線に対し約5°の鋭角a′にてスカート
部14の下端15へ向けて下方へ傾斜している。上面2
4はカバーの長手方向軸線x−xに垂直な半径方向の線
に対し約45°の比較的大きい角度a″にて傾斜してい
る。また上面24は円弧状の曲面部24aによりスカー
ト部14の内面14bに接続されている。
図示されている)の如き容器の上端に取り付けられた本
発明の中身抜き取り防止用、即ちいたずら防止用カバー
(蓋)10が図示されている。図3に最もよく示されて
いる如く、カバー10は円形の端壁12を有している。
円筒形のスカート部14が端壁12の外周縁より下方へ
延在している。環状リブ16が端壁12の上面18より
上方へ延在している。環状リブ16は台形の断面形状を
有し、スカート部14の円筒状の外面14aより半径方
向内方へ、即ち端壁12の外周縁より半径方向内方へ隔
置されている。スカート部14はその円筒状の内面14
bに半径方向内方へ突出する環状のノーズ部20を有し
ており、ノーブ部20はスカート部14の軸線方向の上
端と下端15との間の実質的に中央に設けられている。
またノーズ部20は下面22と、上面24と、下面22
と上面24とを接続する丸い面26とを有している。下
面22はカバーの長手方向軸線x−x(図1参照)に垂
直な半径方向の線に対し約5°の鋭角a′にてスカート
部14の下端15へ向けて下方へ傾斜している。上面2
4はカバーの長手方向軸線x−xに垂直な半径方向の線
に対し約45°の比較的大きい角度a″にて傾斜してい
る。また上面24は円弧状の曲面部24aによりスカー
ト部14の内面14bに接続されている。
【0021】環状の安全リング、即ち保障ストリップ3
0がその上端部30aに於いて薄い引き裂き可能な接続
部32によりスカート部14の下端15に接続されてい
る。安全リング30は、図3に示されている如く、実質
的に涙滴形又は半涙滴形の断面形状を有し、引き裂き可
能な接続部32に位置する上端30aより下端30bま
で全体として半径方向内方へ傾斜している。安全リング
30の下端30bはリブ16の外径よりも大きく且つス
カート部14の外径又は端壁12の外径よりも小さい直
径を有している。安全リング30は上端30aより安全
リング30の下端30bまで延在する実質的に平坦な外
面34を有している。外面34はスカート部14の外面
又はカバー10の中心軸線x−xに平行に延在する軸線
方向の線に対し約19°の鋭角αにて内方へ傾斜するテ
ーパ状をなしている。安全リング30は更に実質的に平
坦な上側面部36a及び湾曲した下側面部36bよりな
る内方へ膨出した凸状の内面36を有している。安全リ
ング30の最大厚さTの部分は上端30aよりも下端3
0bに近い位置に位置している。平坦な上側面部36a
は安全リング30の上端30aより安全リング30の軸
線方向長さの実質的に中央点の位置まで延在している。
下側面部36bは平坦な上側面部36aの下端より安全
リング30の下端30bまで延在している。湾曲した下
側面部36bは中間に大きい曲率半径を有する複合的な
曲率半径を有している。上側の小さい曲率半径の部分は
大きい曲率半径の部分を平坦な上側面部36aに接続し
ており、小さい曲率半径の部分は大きい曲率半径の部分
を安全リング30の下端30bに接続している。平坦な
上側面部36aは約48°の角度βにて安全リング30
の上端30aより内方へ傾斜している。このことにより
安全リングの端部に於いてカバーを拡げる特殊な工具を
必要とすることなくカバーを従来の要領にて容器に容易
に被せることができる。
0がその上端部30aに於いて薄い引き裂き可能な接続
部32によりスカート部14の下端15に接続されてい
る。安全リング30は、図3に示されている如く、実質
的に涙滴形又は半涙滴形の断面形状を有し、引き裂き可
能な接続部32に位置する上端30aより下端30bま
で全体として半径方向内方へ傾斜している。安全リング
30の下端30bはリブ16の外径よりも大きく且つス
カート部14の外径又は端壁12の外径よりも小さい直
径を有している。安全リング30は上端30aより安全
リング30の下端30bまで延在する実質的に平坦な外
面34を有している。外面34はスカート部14の外面
又はカバー10の中心軸線x−xに平行に延在する軸線
方向の線に対し約19°の鋭角αにて内方へ傾斜するテ
ーパ状をなしている。安全リング30は更に実質的に平
坦な上側面部36a及び湾曲した下側面部36bよりな
る内方へ膨出した凸状の内面36を有している。安全リ
ング30の最大厚さTの部分は上端30aよりも下端3
0bに近い位置に位置している。平坦な上側面部36a
は安全リング30の上端30aより安全リング30の軸
線方向長さの実質的に中央点の位置まで延在している。
下側面部36bは平坦な上側面部36aの下端より安全
リング30の下端30bまで延在している。湾曲した下
側面部36bは中間に大きい曲率半径を有する複合的な
曲率半径を有している。上側の小さい曲率半径の部分は
大きい曲率半径の部分を平坦な上側面部36aに接続し
ており、小さい曲率半径の部分は大きい曲率半径の部分
を安全リング30の下端30bに接続している。平坦な
上側面部36aは約48°の角度βにて安全リング30
の上端30aより内方へ傾斜している。このことにより
安全リングの端部に於いてカバーを拡げる特殊な工具を
必要とすることなくカバーを従来の要領にて容器に容易
に被せることができる。
【0022】パッケージングや輸送の目的で複数個のカ
バーを安全に互いに積層することができる。カバーの積
層体に於いては、各カバーの実質的に内方へ傾斜した安
全リング30の下端30bが、環状リブ16と端壁12
の外周縁との間にてリブ16より半径方向外方の位置に
於いて隣接する下側のカバーの端壁12の上面18に係
合する。環状リブ16は、カバーが横方向に互いに滑っ
てずれることがない程度にカバーの長手方向軸線に垂直
な方向に積層体中の各カバーが好ましからざる相対運動
をすることを抑制し、これによりパッケージングや輸送
を容易にする安全な積層体が得られるようカバーを安全
に互いに積層することができる。図1に於いては、隣接
する下側のカバーが仮想線にて示されている。
バーを安全に互いに積層することができる。カバーの積
層体に於いては、各カバーの実質的に内方へ傾斜した安
全リング30の下端30bが、環状リブ16と端壁12
の外周縁との間にてリブ16より半径方向外方の位置に
於いて隣接する下側のカバーの端壁12の上面18に係
合する。環状リブ16は、カバーが横方向に互いに滑っ
てずれることがない程度にカバーの長手方向軸線に垂直
な方向に積層体中の各カバーが好ましからざる相対運動
をすることを抑制し、これによりパッケージングや輸送
を容易にする安全な積層体が得られるようカバーを安全
に互いに積層することができる。図1に於いては、隣接
する下側のカバーが仮想線にて示されている。
【0023】図2の底面図より解る如く、カバー10は
タブ40を有しており、タブ40は図4の拡大図、図5
の斜視図、図6の拡大図に示されている如く、幅の狭い
破断可能な接続部42a、42b、42cにより安全リ
ング30及びスカート部14に接続されている。タブ4
0は接続部32に沿ってスカート部14の下端より安全
リング30を引き裂くべく使用者の指により把持され得
るよう構成されている。またタブ40はスカート部14
に対し実質的に平行に延在し、従って半径方向内方へ傾
斜した安全リング30に対し或る角度にて傾斜してい
る。このことによりカバー10のスカート部14より安
全リング30を引き裂くべくタブ40を容易に把持する
ことができる。カバー10の製造及び積層中やカバー1
0を容器に適用する際にカバー10が互いに干渉したり
カバー取扱い装置に干渉することを防止すべく、タブ4
0はスカート部14を越えて半径方向に延在しているこ
とが好ましい。
タブ40を有しており、タブ40は図4の拡大図、図5
の斜視図、図6の拡大図に示されている如く、幅の狭い
破断可能な接続部42a、42b、42cにより安全リ
ング30及びスカート部14に接続されている。タブ4
0は接続部32に沿ってスカート部14の下端より安全
リング30を引き裂くべく使用者の指により把持され得
るよう構成されている。またタブ40はスカート部14
に対し実質的に平行に延在し、従って半径方向内方へ傾
斜した安全リング30に対し或る角度にて傾斜してい
る。このことによりカバー10のスカート部14より安
全リング30を引き裂くべくタブ40を容易に把持する
ことができる。カバー10の製造及び積層中やカバー1
0を容器に適用する際にカバー10が互いに干渉したり
カバー取扱い装置に干渉することを防止すべく、タブ4
0はスカート部14を越えて半径方向に延在しているこ
とが好ましい。
【0024】図1に於いて、また図4に最もよく示され
ている如く、カバー10は金属製の容器の如き容器Cに
係合した状態にて図示されている。容器Cの上端には容
器Cの外周壁52より突出する周方向フランジ50が設
けられている。カバー10が容器C上に配置されると、
フランジ50はカバー10の端壁12と半径方向内方へ
突出するノーズ部20との間にてスカート部14内に受
け入れられる。周方向フランジ50の下方部は漸次減少
する直径を有し、実質的にノーズ部20の上面24の内
方へ傾斜した形状に対応する形状を有している。
ている如く、カバー10は金属製の容器の如き容器Cに
係合した状態にて図示されている。容器Cの上端には容
器Cの外周壁52より突出する周方向フランジ50が設
けられている。カバー10が容器C上に配置されると、
フランジ50はカバー10の端壁12と半径方向内方へ
突出するノーズ部20との間にてスカート部14内に受
け入れられる。周方向フランジ50の下方部は漸次減少
する直径を有し、実質的にノーズ部20の上面24の内
方へ傾斜した形状に対応する形状を有している。
【0025】容器Cの外周壁52には周方向フランジ5
0より下方へ隔置された位置に周方向に延在し且つ半径
方向外方へ開いた溝54が設けられており、溝54は安
全リング30を部分的に受け入れるよう構成されてい
る。溝54は丸い底壁部56と二つの末広状の側壁部5
8とを有し、側壁部58は丸い底壁部56を容器の外周
壁52の外面に接続している。溝54の上側の側壁部5
8の傾斜角は実質的に安全リング30の平坦な上側面部
36aの傾斜角に対応している。安全リング30の下方
部は溝54内に延在し、安全リング30の下端は溝54
の傾斜した側壁部58に少なくとも間近に近接し又はこ
れに接触している。安全リング30の下端30bに於け
る直径、即ち安全リング30の平坦な外面34の下端に
於ける直径は、実質的に容器Cの外周壁52の外面の直
径に等しい。従って安全リング30の下端部は溝54内
に密に受け入れられ、これにより内方へ傾斜した安全リ
ング30の下端と容器の外周壁52の外面との間に実質
的に滑らかな遷移部が与えられており、予め安全リング
30を引き裂くことなくカバー10を容器より取り外す
ことができないようになっている。
0より下方へ隔置された位置に周方向に延在し且つ半径
方向外方へ開いた溝54が設けられており、溝54は安
全リング30を部分的に受け入れるよう構成されてい
る。溝54は丸い底壁部56と二つの末広状の側壁部5
8とを有し、側壁部58は丸い底壁部56を容器の外周
壁52の外面に接続している。溝54の上側の側壁部5
8の傾斜角は実質的に安全リング30の平坦な上側面部
36aの傾斜角に対応している。安全リング30の下方
部は溝54内に延在し、安全リング30の下端は溝54
の傾斜した側壁部58に少なくとも間近に近接し又はこ
れに接触している。安全リング30の下端30bに於け
る直径、即ち安全リング30の平坦な外面34の下端に
於ける直径は、実質的に容器Cの外周壁52の外面の直
径に等しい。従って安全リング30の下端部は溝54内
に密に受け入れられ、これにより内方へ傾斜した安全リ
ング30の下端と容器の外周壁52の外面との間に実質
的に滑らかな遷移部が与えられており、予め安全リング
30を引き裂くことなくカバー10を容器より取り外す
ことができないようになっている。
【0026】上述の実施形態に対する一つの修正例とし
て、スカート部14の内面に設けられ半径方向内方へ突
出するノーズ部20はスカート部14の下端15に間近
に近接した位置に形成されてもよい。
て、スカート部14の内面に設けられ半径方向内方へ突
出するノーズ部20はスカート部14の下端15に間近
に近接した位置に形成されてもよい。
【0027】カバーはプラスチック材料にて形成されて
いることが好ましい。
いることが好ましい。
【0028】図5に示されている如く、安全リング30
は引き裂き可能なタブ40の位置に於いて弱体化されて
おり、スカート部14の下端15まで安全リングの全高
に亘り上方へ延在してはいない。安全リング30はタブ
40より半径方向内方の位置に切抜き部60を有し、切
抜き部60は実質的に引き裂き可能なタブ40の周方向
長さに対応する周方向長さに亘り延在している。切抜き
部60の下端は安全リング30の引き裂き後にも残存す
るウェブ部62により画定され、その上端はスカート部
14の下端15により画定されている。タブ40の外面
にはタブ40をスカート部14に接続する幅の狭い破断
可能な接続部42aが設けられており、その内面にはタ
ブ40を安全リング30のウェブ部62に接続する幅の
狭い破断可能な接続部42bが設けられている。半径方
向に突出する三角形の壁部64がタブ40の後端を安全
リング30に接続している。図5に於いては、タブ40
は安全リング30がカバー10の他の部分より完全に引
き裂かれる前にタブ40とスカート部14との間の幅の
狭い接続部42a及び安全リング30のウェブ部62の
間の幅の狭い接続部42bが破断されることによって外
方へ開かれた位置にて図示されている。図5に示されて
いる如く、ウェブ部62は破断可能なタブ42cにより
安全リング30に接続されている。
は引き裂き可能なタブ40の位置に於いて弱体化されて
おり、スカート部14の下端15まで安全リングの全高
に亘り上方へ延在してはいない。安全リング30はタブ
40より半径方向内方の位置に切抜き部60を有し、切
抜き部60は実質的に引き裂き可能なタブ40の周方向
長さに対応する周方向長さに亘り延在している。切抜き
部60の下端は安全リング30の引き裂き後にも残存す
るウェブ部62により画定され、その上端はスカート部
14の下端15により画定されている。タブ40の外面
にはタブ40をスカート部14に接続する幅の狭い破断
可能な接続部42aが設けられており、その内面にはタ
ブ40を安全リング30のウェブ部62に接続する幅の
狭い破断可能な接続部42bが設けられている。半径方
向に突出する三角形の壁部64がタブ40の後端を安全
リング30に接続している。図5に於いては、タブ40
は安全リング30がカバー10の他の部分より完全に引
き裂かれる前にタブ40とスカート部14との間の幅の
狭い接続部42a及び安全リング30のウェブ部62の
間の幅の狭い接続部42bが破断されることによって外
方へ開かれた位置にて図示されている。図5に示されて
いる如く、ウェブ部62は破断可能なタブ42cにより
安全リング30に接続されている。
【0029】以上に於ては本発明を特定の実施形態につ
いて詳細に説明したが、本発明は上述の実施形態に限定
されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実
施形態が可能であることは当業者にとって明らかであろ
う。
いて詳細に説明したが、本発明は上述の実施形態に限定
されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実
施形態が可能であることは当業者にとって明らかであろ
う。
【図1】容器の上端に適用されたカバーの断面図であ
る。
る。
【図2】引き裂き可能なリップ部を有する安全リングを
示す図1のカバーの底面図である。
示す図1のカバーの底面図である。
【図3】本発明の他のカバー上に積層状態にて配置され
た本発明のカバーを示す拡大部分断面図である。
た本発明のカバーを示す拡大部分断面図である。
【図4】図1の部分Aの拡大部分図である。
【図5】図2に示された安全リングの引き裂き可能なリ
ップ部の部分Bの拡大部分底面図である。
ップ部の部分Bの拡大部分底面図である。
【図6】引き裂き可能なリップ部の領域に於ける安全リ
ングの構造を示すべく引き裂き可能なリップ部が部分的
に安全リングより離れる方向へ枢動された状態にてカバ
ーを示す部分斜視図である。
ングの構造を示すべく引き裂き可能なリップ部が部分的
に安全リングより離れる方向へ枢動された状態にてカバ
ーを示す部分斜視図である。
10…カバー 12…端壁 14…スカート部 16…環状リブ 20…ノーズ部 30…安全リング 40…タブ 50…フランジ 52…外周壁 54…溝
Claims (19)
- 【請求項1】容器のための軸線方向中心線を有する中身
抜き取り防止用カバーにして、 上端面と或る直径の外周縁とを有する円形の端壁と、 前記端壁の前記外周縁より下方へ延在し、下端と半径方
向に面する内面と軸線方向に延在する外面とを有する円
筒状のスカート部と、 前記スカート部の前記内面に設けられ、カバーを容器上
に取り外し可能に保持する手段と、 前記スカート部の前記下端より下方且つ半径方向内方へ
延在する環状の引き裂き可能な安全リングであって、上
端と下端とを有し、前記安全リングの前記上端は周方向
に延在する破断可能な接続部により前記スカート部の前
記下端に接続され、前記安全リングは内方へ膨出する実
質的に凸状の内面を有する環状の引き裂き可能な安全リ
ングと、とを含んでいることを特徴とするカバー。 - 【請求項2】前記安全リングは前記スカート部の前記外
面に対し内方へ傾斜したテーパ状をなす実質的に平坦な
外面を有することを特徴とする請求項1に記載のカバ
ー。 - 【請求項3】前記安全リングはその上端よりも下端に近
い位置に最大厚さの部分を有することを特徴とする請求
項2に記載のカバー。 - 【請求項4】前記安全リングは実質的に半涙滴形の断面
形状を有することを特徴とする請求項3に記載のカバ
ー。 - 【請求項5】前記平坦な外面は前記カバーの前記軸線方
向中心線に平行に延在する線に対し第一の鋭角をなし、
前記平坦な外面は実質的に前記安全リングの前記上端よ
り前記下端まで延在しており、前記安全リングの前記内
面は前記安全リングの前記上端より延在する上側平坦部
と、前記上側平坦部より前記安全リングの前記下端まで
延在する下側湾曲部とを有し、前記上側平坦部は前記軸
線方向中心線に平行に延在する線に対し前記第一の鋭角
よりも大きい第二の鋭角をなしていることを特徴とする
請求項4に記載のカバー。 - 【請求項6】前記安全リングは前記スカート部の前記外
面を越えて半径方向外方へ延在しない引き裂き可能なタ
ブを有することを特徴とする請求項1に記載のカバー。 - 【請求項7】前記端壁の前記上端面には前記端壁の前記
外周縁より半径方向内方へ隔置された位置に或る外径を
有する環状リブが設けられており、前記安全リングの前
記下端は前記環状リブの前記外径よりも大きく且つ前記
端壁の前記外周縁の直径よりも小さい直径を有してお
り、これにより前記環状リブによって前記カバーが横方
向へ互いに滑ってずれることが防止されるよう、一つの
カバーの前記安全リングが隣接する他のカバーの前記端
壁の前記外周縁と前記環状リブとの間にて前記端壁に係
合する状態で前記カバーを互いに積層することができる
よう構成されていることを特徴とする請求項1に記載の
カバー。 - 【請求項8】前記下側湾曲部は前記カバーが摺動により
容易に前記容器の端部に被せられるよう複合的な曲率半
径を有することを特徴とする請求項1に記載のカバー。 - 【請求項9】前記安全リングの前記下側湾曲部は第一の
曲率半径を有する第一の中間湾曲面と、前記中間湾曲面
と前記上側平坦面との間に位置し第二の曲率半径を有す
る第二の湾曲面と、前記中間湾曲面と前記安全リングの
前記下端との間に位置し第三の曲率半径を有する第三の
湾曲面とを有し、前記第二の曲率半径は前記第一の曲率
半径よりも小さく、前記第三の曲率半径は前記第二の曲
率半径よりも小さいことを特徴とする請求項8に記載の
カバー。 - 【請求項10】円筒状の外周壁を有する容器及び該容器
の一端に取り付けられる中身抜き取り防止用カバーの組
合せであって、 前記容器は前記一端に設けられ前記容器の前記外周壁を
越えて半径方向に突出する周方向突起と、前記周方向突
起より下方へ隔置された位置にて前記容器の前記外周壁
に設けられた周方向溝とを有し、 前記カバーは軸線方向中心線と、 上端面と或る直径の外周縁とを有する円形の端壁と、 前記容器の周りに配置され、前記端壁の前記外周縁より
下方へ延在し、下端と半径方向に面する内面と軸線方向
に延在する外面とを有する円筒状のスカート部と、 前記スカート部の前記内面に設けられ、前記容器の前記
周方向突起に係合して前記カバーを前記容器上に取り外
し可能に保持する手段と、 前記スカート部の前記下端より下方且つ半径方向内方へ
延在する環状の安全リングであって、前記安全リングは
周方向に延在する破断可能な接続部により前記スカート
部の前記下端に接続されており、前記安全リングは内方
へ膨出する実質的に凸状の内面を有する環状の安全リン
グと、 を含み、前記カバーが前記容器上に取り付けられると、
前記安全リングの下端部が前記周方向溝内に密に受け入
れられ、前記安全リングの前記下端の直径は実質的に前
記容器の外径に等しくなり、前記安全リングの下端は実
質的に前記周方向溝の下縁が前記容器の前記外周壁に接
続される位置に於いて前記外周壁に間近に近接し又はこ
れに接触することを特徴とする容器及び中身抜き取り防
止用カバーの組合せ。 - 【請求項11】前記周方向溝はV形をなし、丸い底壁と
前記容器の前記円筒状の外周壁に滑らかに接続された二
つの傾斜した側壁とを有することを特徴とする請求項1
0に記載の組合せ。 - 【請求項12】前記安全リングは前記スカート部の前記
外面に対し内方へ傾斜したテーパ状をなす実質的に平坦
な外面を有することを特徴とする請求項10に記載の組
合せ。 - 【請求項13】前記安全リングはその上端よりも下端に
近い位置に最大厚さの部分を有することを特徴とする請
求項12に記載の組合せ。 - 【請求項14】前記安全リングは実質的に半涙滴形の断
面形状を有することを特徴とする請求項13に記載の組
合せ。 - 【請求項15】前記平坦な外面は前記カバーの前記軸線
方向中心線に平行に延在する線に対し第一の鋭角をな
し、前記平坦な外面は実質的に前記安全リングの前記上
端より前記下端まで延在しており、前記安全リングの前
記内面は前記安全リングの前記上端より延在する上側平
坦部と、前記上側平坦部より前記安全リングの前記下端
まで延在する下側湾曲部とを有し、前記上側平坦部は前
記軸線方向中心線に平行に延在する線に対し前記第一の
鋭角よりも大きい第二の鋭角をなしていることを特徴と
する請求項14に記載の組合せ。 - 【請求項16】前記安全リングは前記スカート部の前記
外面を越えて半径方向外方へ延在しない引き裂き可能な
タブを有することを特徴とする請求項10に記載の組合
せ。 - 【請求項17】前記端壁の前記上端面には前記端壁の前
記外周縁より半径方向内方へ隔置された位置に或る外径
を有する環状リブが設けられており、前記安全リングの
前記下端は前記環状リブの前記外径よりも大きく且つ前
記端壁の前記外周縁の直径よりも小さい直径を有してお
り、これにより前記環状リブによって前記カバーが横方
向へ互いに滑ってずれることが防止されるよう、一つの
カバーの前記安全リングが隣接する他のカバーの前記端
壁の前記外周縁と前記環状リブとの間にて前記端壁に係
合する状態で前記カバーを互いに積層することができる
よう構成されていることを特徴とする請求項10に記載
の組合せ。 - 【請求項18】前記下側湾曲部は前記カバーが摺動によ
り容易に前記容器の端部に被せられるよう複合的な曲率
半径を有することを特徴とする請求項10に記載の組合
せ。 - 【請求項19】前記安全リングの前記下側湾曲部は第一
の曲率半径を有する第一の中間湾曲面と、前記中間湾曲
面と前記上側平坦面との間に位置し第二の曲率半径を有
する第二の湾曲面と、前記中間湾曲面と前記安全リング
の前記下端との間に位置し第三の曲率半径を有する第三
の湾曲面とを有し、前記第二の曲率半径は前記第一の曲
率半径よりも小さく、前記第三の曲率半径は前記第二の
曲率半径よりも小さいことを特徴とする請求項18に記
載の組合せ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US891054 | 1997-07-10 | ||
US08/891,054 US5901870A (en) | 1997-07-10 | 1997-07-10 | Pilferproof cover and a container associated therewith |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1135054A true JPH1135054A (ja) | 1999-02-09 |
Family
ID=25397541
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9307841A Pending JPH1135054A (ja) | 1997-07-10 | 1997-10-22 | 中身抜き取り防止用カバー |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5901870A (ja) |
JP (1) | JPH1135054A (ja) |
KR (1) | KR19990013239A (ja) |
AU (1) | AU748889B2 (ja) |
CA (1) | CA2218776A1 (ja) |
MY (1) | MY132663A (ja) |
Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
KR19990013239A (ko) * | 1997-07-10 | 1999-02-25 | 라인스 홀딩스 쏘시에떼 아노님. | 절취방지 커버 및 그와 관련된 컨테이너 |
JP2008207829A (ja) * | 2007-02-26 | 2008-09-11 | Morinaga Milk Ind Co Ltd | ピルファープルーフバンド付きオーバーキャップ |
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1997
- 1997-07-10 US US08/891,054 patent/US5901870A/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-10-21 CA CA002218776A patent/CA2218776A1/en not_active Abandoned
- 1997-10-22 JP JP9307841A patent/JPH1135054A/ja active Pending
- 1997-10-28 AU AU43583/97A patent/AU748889B2/en not_active Ceased
- 1997-11-04 KR KR1019970058056A patent/KR19990013239A/ko not_active Application Discontinuation
- 1997-11-10 MY MYPI97005320A patent/MY132663A/en unknown
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