JP5268422B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シート等の記録媒体上に画像を形成する機能を備えた、例えば、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関し、特に光学走査装置と電気的な組立て構造に関するものである。
従来のこの種の画像形成装置としては、たとえば、特許文献1に記載のようなものが知られている。光学走査装置には、駆動基板が設けられ、この駆動基板が、不図示の電流制御基板と電気的に接続される。
図9には、従来の電気的な接続構造を示している。
すなわち、光源と偏向装置を駆動制御する画像形成装置に設けた不図示の電流制御基板との電気的接続を行う信号線の束線251のコネクタ252を有する。コネクタ252は弾性変形する保持部または保持部材260に保持されている。
また図10a、10bに示すように、光学走査装置203を画像形成装置の枠体を構成する板金等の側板232a、232b、232cで覆う場合、コネクタ252は保持部材260で保持される。そして、側板232aの開口部から突出させた状態で取り付けられ、保持部材260からコネクタ252を引き抜いて、不図示の電流制御基板に接続される。
特開2006−181749号公報
近年、以前にも増して画像形成装置の小型化が望まれている。また、画像形成装置の小型化を実現するために光学走査装置も小型化する必要がある。また、一般的な画像形成装置の光学走査装置への電気的な接続は、画像形成装置の側板に設けられた電流制御基板に接続されている束線等のケーブルによって接続されている。
しかし、小型化され組立てスペースの確保が難しい画像形成装置および光学走査装置においては、組立て作業者による前記ケーブルの接続が困難である。
組立て作業は作業ミスを発生させやすく、作業ミスによって束線等のケーブルがコネクタに対して不完全に接続された場合、半導体レーザを劣化させたり、故障させることにつながる。また画像形成装置の電流制御基板に対して故障を発生させる恐れがある。
また、特許文献1は、枠体である側板232aによって光学走査装置が覆われた際、コネクタ252を保持部材260で保持したのち、側板232aの開口部から突出させた状態で取り付ける構成を提案している。
しかしながら、光学走査装置のコネクタ252を側板232aに保持させた構成は、コネクタ252自身を側板232aに保持させる組立て作業が必要である。この組立て作業は、小型化され作業スペースが小さくなった画像形成装置においては、困難になってきている。
ケーブルを保持した保持部材260を側板232aの開口部に取り付ける場合は、電流制御基板からコネクタ252までの長さに加えて、コネクタ252から半導体レーザ等の
駆動基板までのケーブルの長さが必要となる。また、ケーブル自身の長さが長くなり、画像形成装置内部における電気信号ノイズの影響を受けやすくなることが懸念される。
また、小型化された本体内でのケーブルのはい回しはスペース的に難しくなり、さらには光学走査装置の組立て作業時にケーブルを挟み込みやすくするなどの問題が挙げられる。
以上述べた問題点に対して、接続する2つの基板、半導体レーザの駆動基板とその電流を制御する電流制御基板との距離を短くすることが望ましい。具体的には接続するケーブルの長さを短くすることが好ましい。
本発明の目的は、枠体の強度を確保するとともに、半導体レーザを駆動する駆動基板とそれを制御する制御基板との電気的な接続作業の作業性を低下させることなく、装置を小型化することが可能な画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、半導体レーザと、前記半導体レーザから出射されたレーザ光を偏向走査する偏向装置と、これらを内包した光学箱とを備えた光学走査装置と、前記光学走査装置を画像形成装置本体に対して支持する一対の枠体と、を備え、前記光学走査装置には、前記枠体に取り付けられ前記半導体レーザを制御する制御基板からのケーブルが電気的に接続可能なケーブル接続部が設けられている画像形成装置において、前記枠体近傍に位置する前記光学走査装置の光学箱の壁面に、前記ケーブル接続部を備えた駆動基板を設け、前記枠体には前記駆動基板のケーブル接続部を露出させる開口部を設け、前記ケーブルを前記枠体の外側から前記ケーブル接続部に接続可能としたことを特徴とする。
また、光源と、前記光源から出射されたレーザ光を偏向走査する偏向装置と、これらを内包した光学箱と、前記光源を発光させる為の第1基板と、を備えた光学走査装置と、前記光学走査装置を支持する枠体と、ケーブルにより前記第1基板と電気的に接続される第2基板と、を有し、前記第1基板に前記ケーブルが接続される接続部が設けられた画像形成装置において、
前記光学箱は前記第1基板を備え、前記光学箱が前記枠体の内側に配置され、前記第2基板は前記枠体の外側に配置され、前記枠体には前記ケーブルの前記接続部への接続方向から見て前記接続部の全体を露出させる開口部が設けられ、前記開口部を介して前記第1基板と前記第2基板とが電気的に接続されていることを特徴とする。

以上説明したように、本発明によれば、ケーブル接続部が開口部を通じて露出しているので、ケーブルを枠体の外側からケーブル接続部に接続することができる。枠体に形成する開口部は、ケーブル接続部が露出する程度の大きさなので、枠体の強度を確保するとともに、駆動基板とそれを制御する制御基板との電気的な接続作業の作業性を低下させることなく、画像形成装置を小型化することが可能となる。
また、組立て作業が容易となり、作業ミスを防ぎ、作業ミスによって発生する画像形成装置および光学走査装置の故障を無くすことができる。また、駆動基板に直接ケーブル接続部が設けられており、ケーブルの長さを最適化することによって、電気ノイズを発生し難くすることができ、信頼性の高い画像形成装置を提供することができる。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の形状それらの相対配置等は、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
(画像形成装置の説明)
図1は、本発明を適用できる画像形成装置の一態様であるフルカラーレーザビームプリンタ(以下、プリンタ)の全体構成を示す縦断面図である。
画像形成装置本体としてのプリンタAは、像担持体として4個の感光体ドラム1(1a
〜1d)を回転可能に有している。それぞれの感光体ドラム1の周囲には回転方向に従って順に、帯電手段2(2a〜2d)、露光手段3(3a〜3d)、現像手段4(4a1〜4d1および4a2〜4d2)が配設されている。さらに、転写部材5(5a〜5d)、クリーニング手段6(6a〜6d)等が配設されて、画像形成手段が構成されている。
ここで、帯電手段2(2a〜2d)は、感光体ドラム1表面を一様に帯電するものである。また、露光手段(以下、光学走査装置)3(3a〜3d)は、画像情報に基づいてレーザ光を照射し感光体ドラム1上に静電潜像を形成するものであり、光学走査装置を構成している。また、現像手段4(4a1〜4d1および4a2〜4d2)は、静電潜像にトナーを付着させてトナー像として顕像化するものである。また、転写部材5(5a〜5d)は、感光体ドラム1上のトナー像をシートSに転写させるものである。また、クリーニング手段6(6a〜6d)は、転写後の感光体ドラム1表面に残留した転写後トナーを除去するものである。
また、感光体ドラム1,帯電手段2,現像手段4及びクリーニング手段6は一体的にカートリッジ化され、プロセスカートリッジ7(7a〜7d)を形成している。
給送部8から給送されたシートSは、転写搬送ベルト9aで構成した搬送手段9によって画像形成手段(画像形成部)へ搬送され、各色のトナー像が順次転写されて多色画像が形成された後、定着手段10で加熱定着される。そして、定着手段10で加熱定着されたシートSは、排出ローラ対12によって排出部13に排出、積載される。
また、両面記録の際には、定着手段10で定着されたシートSは、排出ローラ対12によって完全に排出される前に、排出ローラ対12が逆転することで、両面搬送経路15に搬送される。両面搬送経路15に搬送されたシートSは、装置本体正面にある斜送ローラ16を通過し、Uターンローラ17まで垂直(鉛直)下方向に搬送され、Uターンローラ17及びレジストローラ8dによって画像形成手段まで搬送される。
(給送部)
給送部8は、給送カセット8a、手差し給送トレイ8b、手差し給送部8c及びレジストローラ8dから構成されている。給送カセット8aは複数枚のシートSを収納し、装置本体内の底部に装填される。給送カセット8aから画像形成する際には、カセットピックアップローラ8a1によって一枚ずつシートSが分離給送され、カセット搬送ローラ8a2及びレジストローラ8dによって搬送手段9に搬送される。
手差し給送トレイ8bは、通常は装置本体正面に格納されているが、使用時に装置本体から回動して開き、複数枚のシートSを積載する。手差し給送トレイ8bから画像形成する際には、手差しピックアップローラ8c1によって一枚ずつシートSが分離給送され、手差し搬送ローラ8c2及びレジストローラ8dによって搬送手段9に搬送される。
給送カセット8a、手差し給送部8cにおけるシートSの分離や搬送は、給送部8にある図示しない給送モータによりギア駆動列を介して行われる。
(画像形成部)
像担持体としての感光体ドラム1は、その両端部をフランジによって回転自在に支持されており、一方の端部に図示しない駆動モータから駆動力を伝達することにより、図1において反時計回り(図中矢印方向)に回転駆動される。
帯電手段2は、ローラ状に形成された導電性のローラで、これを感光体ドラム1表面に当接させると共に、図示しない電源によって帯電バイアス電圧が印加されることにより、
感光体ドラム1表面を一様に帯電させるものである。
光学走査装置3(図2参照)はポリゴンミラー21を備えた偏向装置22を有しており、この偏向装置22を内包した光学箱23と、光学箱23の壁面に不図示の光源である半導体レーザを駆動するための第1の基板である駆動基板24を有している。半導体レーザから画像信号に対応するレーザ光L1が偏向装置22に照射され、偏向装置22によって偏向走査されたのち、図示しないレンズ光学素子群を透過後、感光体ドラム1へ照射される。これによって、感光体ドラム1上に潜像が形成される。

この潜像は、プロセスカートリッジ7(7a〜7d)によってトナーにより現像化される。図1において、現像手段4(4a〜4d)は、トナー収納部4a1〜4d1、現像ローラ4a2〜4d2等から構成される。ここで、トナー収納部4a1〜4d1は、それぞれブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色のトナーを収納するものである。現像ローラ4a2〜4d2は、感光体ドラム表面に隣接し、図示しない駆動部により回転駆動されると共に、図示しない現像バイアス電源により現像バイアス電圧が印加されることにより現像動作を行うものである。
また、後述する転写搬送ベルト9aの内側には、4個の感光体ドラム1a〜1dに対向して、転写搬送ベルト9aに当接する転写部材5a〜5dがそれぞれ併設されている。これら転写部材5a〜5dは、図示しない転写バイアス用電源に接続されている。そして、転写部材5a〜5dから正極性の電荷が転写搬送ベルト9aを介してシートに印加され、この電界により感光体ドラム1に接触中のシートSに、感光体ドラム1上の負極性の各色トナー像が順次転写され、多色画像が形成される。
(シート搬送手段)
給送部8より給送されたシートSは、搬送手段9によって画像形成部に搬送される。搬送手段9を構成するシート担持体としての転写搬送ベルト9aは、駆動ローラ9bと従動コロ9c〜9eの4本のローラで張架支持され、すべての感光体ドラム1a〜1dに対向して配設されている。
そして、転写搬送ベルト9aは、感光体ドラム1に対向する外周面にシートSを静電吸着して感光体ドラム1にシートSを接触させるべく、駆動ローラ9bによって循環移動する。これにより、シートSは転写搬送ベルト9aにより転写位置まで搬送され、感光体ドラム1上のトナー像が転写される。
また、転写搬送ベルト9aの最上流位置には、転写搬送ベルト9aと共にシートSを挟持し、かつシートSを転写搬送ベルト9aに吸着させる吸着ローラ9fが配設されている。シートの搬送に際しては、前記吸着ローラ9fに電圧を印加することで、対向している設置された従動コロ9cとの間に電界を形成し、転写搬送ベルト9a及びシートSの間に誘電分極を発生させて両者に静電吸着力を生じさせるようになっている。
(定着部)
定着手段10は、シートS上に形成した画像に熱及び圧力を加えてトナー像を定着させるものであり、定着ベルト10aと弾性加圧ローラ10bとを有している。
定着ベルト10aは電磁誘導発熱層を有する円筒状のベルトであり、励磁コイルとT型の磁性コアとからなる磁場発生手段を内蔵したベルトガイド部材10cにガイドされている。弾性加圧ローラ10bは定着ベルト10aを挟み、ベルトガイド部材10cと所定の圧接力をもって所定幅の定着ニップ部Nを形成している。
弾性加圧ローラ10bが図示しない駆動手段によって回転駆動され、それに伴って円筒状の定着ベルト10aが回転し、図示しない励磁回路から励磁コイルへの給電により定着ベルト10aの電磁誘導発熱がなされる。
定着ニップ部Nが所定の温度に立ち上がって温調された状態において、未定着トナー画像が形成されたシートSが画像形成部から搬送され、定着ニップ部Nに導入される。このとき、未定着トナー画像が形成されたシートSは、定着ニップ部Nの定着ベルト10aと弾性加圧ローラ10bとの間に画像面が上向き、即ち定着ベルト面に対向して導入される。そして、画像面が定着ベルト10aの外面に密着してシートSが定着ベルト10aと一緒に移動(搬送)されるようにして、シートSが定着ニップ部Nを挟持搬送されていく。
この定着ニップ部Nを定着ベルト10aと一緒にシートSが挟持搬送されていく過程において、定着ベルト10aの電磁誘導発熱で加熱され、シートS上の未定着トナー画像が加熱定着される。
トナー画像が定着されたシートSは、排出ローラ対12によって排出部13に排出、積載される。
(光学走査装置の取り付け部)
次に、画像形成装置本体を構成するプリンタAの枠体30に対する光学走査装置3の取り付けについて、図2を用いて説明する。
図2は、画像形成装置本体であるプリンタAの枠体を示す概略斜視図であり、光学走査装置3が最上段に1つだけ配置された状態を示している。また、図2に示す枠体の設置状態は、プリンタAが設置された状態での枠体30の状態を示している。また、以下の説明では、図2に示す枠体30の状態において便宜的に左右をいうものとする。
感光体ドラム1は、第1の枠体としての左側板32aと第2の枠体としての右側板32bに設けられたドラム位置決め部34a〜34hに位置決めされる。
ここで、左側板32aと右側板32bは、対向して設けられている。そして、左側板32aと右側板32bとの間には、中央側板36が設けられており、これら左側板32aと右側板32bと中央側板36とが、下側板33の上面に設けられることで、枠体30が構成される。
光学走査装置3を画像形成装置本体であるプリンタAに対して支持する一対の枠体は、左側板32aと右側板32bであり、光学走査装置3は、枠体30を構成する左側板32aと右側板32bとに挟まれた内側に配置されている。さらに詳しくは穴部35a〜35hに対し、光学走査装置3の側壁から突出している突起38a,38bが係合することで感光体ドラム1に対向する位置に取り付けられる。
ここで、突起38aは光学走査装置3から左側板32aに向かって突出するように設けられた第1の突起を構成している。また、突起38bは光学走査装置3から右側板32bに向かって突出するように設けられた第2の突起を構成している。また、穴部35a〜35dは第1の穴を構成し、穴部35e〜35hは第2の穴を構成している。
また、光学走査装置3の側壁とは、光学走査装置3のうち左側板32aに対向する部分と、光学走査装置3のうち右側板32bに対向する部分をいう。このうち、光学走査装置3のうち左側板32aに対向する23の側壁を左側壁31という。
また、光学走査装置3においては、光学走査装置3から突出している突起38cが、中
央側板36に設けられた穴部37に係合している。
(光学走査装置への電気的な接続)
プリンタAと光学走査装置3の電気的な接続(電気接続)について、図3を用いて説明する。
光学走査装置3には、枠体を構成する左側板32aに取り付けられた半導体レーザを制御する第2の基板である制御基板としての電流制御基板44からのケーブル51が電気的に接続可能なケーブル接続部としてのコネクタ52が設けられている。本実施例においては、光学走査装置3の枠体近傍である左側板32a近傍に位置する光学箱23の壁面である左側壁31に、上記コネクタ52を備えた駆動基板24が設けられている。
このように、左側板32aに固定された半導体レーザを制御する電流制御基板44に接続されたケーブル51が、光学走査装置3の左側壁31に設けられた駆動基板24に有するコネクタ52に接続される。これにより、プリンタAと光学走査装置3の電気接続が行われる。
本実施例では、枠体としての左側板32aに、駆動基板24のコネクタ52を露出させる開口部としての孔39a〜39dが設けられ、ケーブル51が左側板32aの外側からケーブル接続部であるコネクタ51に接続可能となっている。
また、コネクタ52と駆動基板24の少なくとも一部が、左側板32aに設けた穴39a〜39dから突出して固定されている(図2参照)。
この実施例では、開口部としての孔39a〜39dから駆動基板24の一部が外部に突出すると共に、駆動基板24の接続部としてのコネクタ52の全部が外部に突出する構成となっている。この実施例では、駆動基板24が取り付けられる左側壁が、一端が左側版32aの内側に位置し、他端が左側壁の外側に位置するように傾斜しており、端部が孔39a〜39dから突出しており、この突出した端部にコネクタ52が位置している。
このように配置されているので、組立て作業者は電流制御基板44に接続されたケーブル51を、左側板32aから突出した駆動基板24のコネクタ52に接続すれば良く、組立て作業性を向上させることができる。
なお、本実施例では半導体レーザ駆動基板24や電気接続されるコネクタ52を側板32aに設けた貫通穴である孔39a〜39dから突出させた構成について説明したが、貫通穴に限定するものではない。
たとえば、開口部として、図4に示すように、四辺の一辺が開口された切り欠き53a〜53dであってもよい。
また、開口部としては、駆動基板24のコネクタ52を露出させる構成であればよく、図5に示すように、駆動基板24の一部が枠体である左側板32aの孔54a〜54dから突出していなくてもよい。この場合には、コネクタ52の一部である先端部が孔39a〜39dから突出しており、ケーブル51が接続されている。
また、図5に示す例では、側板の孔54a〜54dの近傍に、一部、絞り部54を有する構成としている。
また、図6に示すように、孔39a〜39dの孔縁に曲げ形状部55を設けた構成であ
ってもよい。枠体である左側板32aの形状を最適化することにより、光学走査装置3を側板32a、32b間の内側に取り付ける際、半導体レーザの駆動基板24を左側板32aにぶつけて破損させるなどの行為を防ぐことができる。
また、本実施例では光学走査装置3は、4つ並列に使用するもので説明したが、これに限るものではなく、感光体ドラムが複数設けられることに対して、2つの光学走査装置がプリンタに設けられている場合であってもよい。また、1つの光学走査装置3が画像形成装置本体としてのプリンタAに設けられている場合であってもよい。
(実施例2)
以下に、本発明の実施例2について説明する。
(画像形成装置の説明)
図7は本発明の実施例によるカラープリンタBを示す図である。同図において103a、103bは後述する構成よりなる第1、第2の光学走査装置であって、各々おおよそ同一の構成を有する光学走査装置である。
本実施形態において、光学走査装置は感光体ドラム101a〜101dにおける鉛直方向の下側に配置され、画像情報に基づいて各々光変調された各レーザ光La、Lb、Lc、Ldが光学走査装置103a、103bから出射される。そして、各々対応する像担持体としての感光体ドラム101a〜101d面上を照射して潜像を形成する。
この潜像は1次帯電器102a〜102dによって各々一様に帯電している感光体ドラム101a〜101d面上に形成されており、現像器104a1〜104d1によって各々、シアン、イエロー、マゼンタ、ブラックの画像に可視像化される。そして、転写ベルト109a上を搬送されてくる紙など転写材Sに転写ローラ105a〜105dによって順に転写されることによってカラー画像が形成される。
上記転写材Sは、光学走査装置の鉛直方向下側に配置された給紙トレイ108a上に積載されており、給紙ローラ108a1によって1枚ずつ順に給紙される。そして、レジストローラ108a2によって画像の書き出しタイミングに同期をとって転写ベルト109a上に送り出される。転写ベルト109a上を精度よく搬送されている間に感光体101a〜101d面上に形成されたシアンの画像、イエローの画像、マゼンダの画像、ブラックの画像が順に転写材S上に転写されてカラー画像が形成される。駆動ローラ109は転写ベルト109aの送りを精度よく行っており、回転ムラの小さな駆動モータ(図示しない)と接続している。転写材S上に形成されたカラー画像は定着器110によって熱定着されたのち、排紙ローラ112などによって搬送されて装置外に出力される。
(光学走査装置の取り付け部)
次に、画像形成装置本体としてのプリンタBの枠体130に対する光学走査装置103の取り付けについて、図8を用いて説明する。
図8に示す枠体の設置状態は、プリンタBが設置された状態での枠体130の状態を示している。また、以下の説明では、図8に示す枠体130の状態において便宜的に左右をいうものとする。
感光体ドラム101a〜101dは、第1の枠体としての左側板132aと第2の枠体としての右側板132bに設けられたドラム位置決め部134a〜134hに位置決めされる。
ここで、左側板132aと右側板132bは、対向して設けられている。そして、左側板132aと右側板132bとの間には、中央側板136a(136b)が設けられてお
り、これら左側板132aと右側板132bと中央側板136a(136b)とで枠体130が構成される。
光学走査装置103a(103b)は、枠体130を構成する左側板132aと右側板132bとに挟まれた内側に配置されている。さらに詳しくは穴部135a〜135dに対し、光学走査装置103の側壁から突出している突起138a〜138dが係合することで感光体ドラム101a〜101dに対応する位置に取り付けられる。
ここで、突起138a(138c)は光学走査装置103a(103b)から左側板132aに向かって突出するように設けられた第1の突起を構成している。また、突起138b(138d)は光学走査装置103a(103b)から右側板132bに向かって突出するように設けられた第2の突起を構成している。また、穴部135a〜135bは第1の穴を構成し、穴部135c〜135dは第2の穴を構成している。また、光学走査装置103a(103b)の側壁とは、光学走査装置103a(103b)のうち左側板132aに対向する部分と、光学走査装置103a(103b)のうち右側板132bに対向する部分をいう。このうち、光学走査装置103a(103b)のうち左側板132aに対向する光学箱の側壁を左側壁131a(131b)という。
また、光学走査装置103においては、光学走査装置103bから突出している突起138fが、中央側板136bに設けられた穴部137bに係合する。さらに、光学走査装置103aから突出している突起138eが、中央側板136aに設けられた穴部137baに係合している。
(光学走査装置への電気的な接続)
次に、プリンタBと光学走査装置103a(103b)の電気的な接続(電気接続)について、図8において説明する。
半導体レーザを制御する電流制御基板144は左側板132aに設けられる。一方、光学走査装置103a(103b)の左側壁131a(131b)に駆動基板124a(124b)が設けられ、駆動基板124a(124b)には、ケーブル接続部としてのコネクタ152a(152b)が設けられている。制御基板144のコネクタ152a(152b)に接続されたケーブル151a(151b)が、光学走査装置103a(103b)に設けられた駆動基板124a(124b)のコネクタ152a(152b)に接続される。これにより、プリンタBと光学走査装置103a(103b)の電気接続が行われる。
本実施例においては、半導体レーザ駆動基板124a(124b)は、光学走査装置103a(103b)のうち、左側板132aの近傍に有する光学箱の左側壁131a(131b)に設けられている。またコネクタ152a(152b)と駆動基板124a(124b)の少なくとも一部は、左側板132aに設けた穴139a、139bから突出して固定されている。
プリンタBは、光学走査装置103a(103b)やそれに固定された駆動基板124a(124b)が、鉛直方向上側を感光体ドラム101a〜101d、下側を不図示の給紙部および給紙カセットによって挟まれて配置された構成となっている。 このような構成では、組立て作業者の作業性を低下させることが懸念される。
これに対して、本実施例は、駆動基板124a(124b)のコネクタ152a(152b)を左側板132aから突出させた。これによって、組立て作業者は電流制御基板144に接続されたケーブル151a(151b)を半導体レーザ駆動基板124a(12
4b)に接続する作業を容易に行うことができるようになる。
なお、本発明の実施例1および実施例2において、プリンタ本体の小型化を実現するため、プリンタの電流の制御基板と光学走査装置の半導体レーザの駆動基板とを左側板方向にまとめて配置することが望ましい。この配置と、半導体レーザの駆動基板および電気的接続を行うコネクタを画像形成装置本体の枠体である側板から突出させることによって、電流制御基板と半導体レーザ駆動基板との間のケーブルの接続長さをより短くすることが可能となる。また、プリンタ内部から受ける電気的なノイズの影響を小さくすることができる。さらに、ケーブルのはい回しがし易い構成を作ることが可能となる。
本発明の実施例1に係る画像形成装置の全体構成を示す概略断面図。 本発明の実施例1において光学走査装置の側板への取り付けについて説明するための概略図。 画像形成装置と光学走査装置との電気的な接続について説明した概略図。 第1の実施例の変形例を説明した概略図。 第1の実施例の変形例を説明した概略図。 第1の実施例の変形例を説明した概略図。 本発明の実施例2に係る画像形成装置の全体構成を示す概略断面図。 本発明の実施例2において光学走査装置の側板への取り付けについて説明するための概略図。 従来例を説明した図。 従来例を説明した図。
符号の説明
A、B・・・プリンタ(画像形成装置本体)
3、103a、103b・・・光学走査装置
24、124a、124b・・・半導体レーザの駆動基板
44、144・・・制御基板
51、151a、151b・・・ケーブル
52、152a、152b・・・コネクタ(ケーブル接続部)
32a、132a・・・左側板(第1の枠体)
32b、132b・・・右側板(第2の枠体)

Claims (14)

  1. 半導体レーザと、前記半導体レーザから出射されたレーザ光を偏向走査する偏向装置と、これらを内包した光学箱とを備えた光学走査装置と、
    前記光学走査装置を画像形成装置本体に対して支持する一対の枠体と、を備え、
    前記光学走査装置には、前記枠体に取り付けられ前記半導体レーザを制御する制御基板からのケーブルが電気的に接続可能なケーブル接続部が設けられている画像形成装置において、
    前記枠体近傍に位置する前記光学走査装置の光学箱の壁面に、前記ケーブル接続部を備えた駆動基板を設け、
    前記枠体には前記駆動基板のケーブル接続部を露出させる開口部を設け、前記ケーブルを前記枠体の外側から前記ケーブル接続部に接続可能としたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記開口部から前記駆動基板の少なくとも一部が外部に突出する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記開口部から前記駆動基板のケーブル接続部の少なくとも一部が外部に突出する請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記枠体は第1の枠体と、前記第1の枠体に対向する第2の枠体と、を備え、前記光学走査装置は前記第1の枠体と前記第2の枠体との間に配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記駆動基板は前記第2の枠体よりも前記第1の枠体の近くに配置され、前記開口部は前記第1の枠体に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御基板は前記第1の枠体に支持されていることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記光学走査装置から複数のレーザ光がそれぞれ照射される複数の感光体を有し、前記
    光学走査装置が前記複数の感光体の下方に配置されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 光源と、前記光源から出射されたレーザ光を偏向走査する偏向装置と、これらを内包した光学箱と、前記光源を発光させる為の第1基板と、を備えた光学走査装置と、前記光学走査装置を支持する枠体と、ケーブルにより前記第1基板と電気的に接続される第2基板と、を有し、前記第1基板に前記ケーブルが接続される接続部が設けられた画像形成装置において、
    前記光学箱は前記第1基板を備え、前記光学箱が前記枠体の内側に配置され、前記第2基板は前記枠体の外側に配置され、前記枠体には前記ケーブルの前記接続部への接続方向から見て前記接続部の全体を露出させる開口部が設けられ、前記開口部を介して前記第1基板と前記第2基板とが電気的に接続されていることを特徴とする画像形成装置。
  9. 前記開口部から前記接続部の少なくとも一部が前記枠体の外側に突出していることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記開口部から前記第1基板の少なくとも一部が前記枠体の外側に突出していることを特徴とする請求項8又は9に記載の画像形成装置。
  11. 前記枠体は第1の枠体と、前記第1の枠体に対向する第2の枠体と、を備え、前記光学箱は前記第1の枠体と前記第2の枠体との間に配置されていることを特徴とする請求項8乃至10のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  12. 前記第1基板は前記第2の枠体よりも前記第1の枠体の近くに配置され、前記開口部は前記第1の枠体に設けられていることを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記第2基板は前記第1の枠体に支持されていることを特徴とする請求項11又は2に記載の画像形成装置。
  14. 前記光学走査装置から複数のレーザ光がそれぞれ照射される複数の感光体を有し、前記光学走査装置が前記複数の感光体の下方に配置されていることを特徴とする請求項8乃至13のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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