JP5267934B2 - 車両のエアクリーナ取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、上面がボンネットフードで覆われたエンジンルーム内に配置されるエアクリーナの車体への取付構造に関するものである。
吸気部品であるエアクリーナは、上面がボンネットフードで覆われたエンジンルーム内に配置され、エンジンに吸い込まれる新気を浄化する機能を果たす。
ところで、衝突時の歩行者保護の観点からはボンネットフードとエアクリーナ間に大きな距離を確保してボンネットフードの変形可能量(クラッシュストローク)を大きく設定することが有効である。
ところが、近年の車両用エンジンは、新デバイスの追加によって大型化してきているため、エンジンルーム内に与えられるエアクリーナ搭載スペースは縮小する傾向にある。
他方、エアクリーナにはその機能上から一定の容積を確保することが必要であるため、該エアクリーナは単純に小型化が可能な部品ではない。
従って、実際のレイアウトにおいて、性能上必要な容量が確保されたエアクリーナをエンジンルーム内の左右一対のフェンダエプロン上等の上下スペースに余裕がないエリアに配置しようとした場合には、ボンネットフードとエアクリーナ間に十分な距離を確保することができず、衝突時のボンネットフードの変形量が制限されるために衝撃吸収性能が低く、歩行者等の保護が十分なされないという問題が発生する。
そこで、特許文献1には、エアクリーナ(吸気部材)を相互に嵌合する上部半体と下部半体で構成し、上部半体を上方からの荷重によって下部半体に案内されながら下方に移動可能とする衝撃吸収構造が提案されている。この衝撃吸収構造によれば、衝突の衝撃でボンネットフードが下方に変形して上部半体を押圧したとき、上部半体が下方に移動してボンネットフードの変形を許容するため、ボンネットフードとエアクリーナとの間に大きな空間を確保することができない場合であっても、ボンネットフードのクラッシュストロークを増加させて衝撃吸収効果を高めることができる。
特開2005−171849号公報
しかしながら、特許文献1において提案された衝撃吸収構造においては、エアクリーナの下部半体に破断可能な受け部を形成し、衝突時には下部半体の受け部を衝撃によって破断して上部半体を下部半体に沿って下方に移動させる構成が採用されていたため、エアクリーナを再使用することができない他、エアクリーナの構造が複雑化するという問題があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、エアクリーナ上下と車体との間に十分な空間を確保することができないレイアウトであっても、エアクリーナの破損を招くことなく簡単な構成で車両衝突時の衝撃を効果的に吸収することができる車両のエアクリーナ取付構造を提供することにある。
上記目的を達成するため、発明は、エンジンルーム(4)内に車両前後方向に延びる左右一対のサイドメンバ(8)を配設し、各サイドメンバ(8)より上方に延びる縦壁(9A)と該縦壁8(9A)の上端より車幅方向外側に延びる棚部(9B)を備えたフェンダエプロン(9)を前記各サイドメンバ(8)の車幅方向外側に設けて前記エンジンルーム(4)の側壁を形成し、一方のフェンダエプロン(9)の棚部(9B)とその上方を覆うボンネットフード(3)との間に形成された空間にエアクリーナ(10)を配設し、該エアクリーナ(10)を少なくとも3点の支持部(P1,P2,P3)によって車体に支持して成る車両のエアクリーナ取付構造において、
前記エアクリーナ(10)に前記フェンダエプロン(9)の縦壁(9A)より車幅方向内側に突出する突出部(10a)を形成し、該突出部(10a)よりも車幅方向外側に前記支持部(P1,P2,P3)を配置するとともに、該支持部(P1,P2,P3)のうち車幅方向内側に位置する第1支持部(P1)と第2支持部(P2)を平面視において車両前後方向に延びる仮想軸線(L)上に配置するとともに、
前記第1支持部(P1)をマウントゴム(19)とこれに挿通するボルト(21)で構成し、前記第2支持部(P2)を棒状のピン(22)とこれを回動可能に支持する支持部材(26)で構成し、これらの第1支持部(P1)と第2支持部(P2)によって前記エアクリーナ(10)を仮想軸線(L)回りに回動可能に支持し、仮想軸線(L)よりも車幅方向外側に第3支持部(P3)車体に対して上下方向に挿脱可能に配置したことを特徴とする。
発明によれば、車両衝突時にボンネットフード(3)を介してエアクリーナ(10)の突出部(10a)に下向きの外力が加わった場合、エアクリーナ(10)は第1支持部(P1)と第2支持部(P2)を結ぶ仮想軸線(L)を中心として下方に回動して突出部(10a)下方の空間内に移動するため、エアクリーナ(10)の上下と車体との間に十分な空間を確保することができないレイアウトであっても、ボンネットフード(3)のクラッシュストロークが増大し、該ボンネットフード(3)の変形量が大きくなってその衝撃吸収能力が高められ、エアクリーナ(10)の移動に伴う衝撃吸収と相俟って衝撃が緩和されて歩行者等が衝撃に対して効果的に保護される。この場合、エアクリーナ(10)は第1支持部(P1)と第2支持部(P2)を結ぶ仮想軸線(L)を中心として回動するだけであるため、その損傷が防がれて再使用が可能となるとともに、エアクリーナ(10)自体に構造上の変更を加えることなく簡単な構成で前記効果を得ることができる。
又、エアクリーナ(10)にフェンダエプロン(9)の縦壁(9A)より車幅方向内側に突出する突出部(10a)を形成したため、この突出部(10a)によってエアクリーナ(10)に必要十分な容量を確保することができるとともに、突出部(10a)の下方に当該エアクリーナ(10)の回動を許容する空間を形成することができる。更に、エアクリーナ(10)の第3支持部(P3)を車体に対して上下方向に挿脱可能に構成したため、車両衝突時にエアクリーナ(10)の車幅方向内側の突出部(10a)に下向きの外力が加わったために該エアクリーナ(10)が第1支持部(P1)と第2支持部(P2)を結ぶ仮想軸線(L)を中心として下方に回動すると、エアクリーナ(10)の車幅方向外側部分を支持する第3支持部(P3)が車体から離脱する。このため、エアクリーナ(10)の車幅方向外側部分が上方へ移動し、該エアクリーナ(10)の仮想軸線(L)を中心とする回動が第3支持部(P3)によって阻害されることがなく、エアクリーナ(10)のスムーズ且つ速やかな回動が可能となってボンネットフード(3)に大きなクラッシュストロークが確保される。
そして、第2支持部(P2)を棒状のピン(22)とこれを回動可能に支持する支持部材(26)で構成したため、車両衝突時にエアクリーナ(10)の突出部(10a)に下向きの外力が加わった場合に該エアクリーナ(10)がピン(22)を中心としてスムーズ且つ確実に回動して突出部(10a)下方の空間内に速やかに移動する。このため、ボンネットフード(3)のクラッシュストロークが一層大きくなり、該ボンネットフード(3)の変形とエアクリーナ(10)の回動による衝撃吸収作用によって衝撃が一層効果的に吸収され、歩行者等が衝撃に対して確実に保護される。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係るエアクリーナ取付構造を備えた車両前部の透視的平面図、図2は同車両前部の透視的正面図、図3は図1のA部拡大詳細図、図4は図3の矢視B方向の図、図5はエアクリーナの支持構造(第2及び第3支持部)を示す斜視図、図6は同エアクリーナの支持構造(第2及び第3支持部)を示す分解斜視図、図7は同エアクリーナの支持構造(第1支持部)を示す部分平面図、図8は図7のC−C線断面図、図9は同エアクリーナの支持構造(第1支持部)を示す分解斜視図、図10は変位前のエアクリーナを示す部分正面図、図11は変位後のエアクリーナを示す部分正面図である。
図1及び図2に示すように、車両1の前部のダッシュパネル2とボンネットフード3によって画成されたエンジンルーム4の車幅方向中央には駆動源であるエンジン5が搭載されており、該エンジン5の左側部にはトランスミッション6が取り付けられ、その上方にはバッテリ7が配置されている。
又、エンジンルーム4内には、車両前後方向に延びる左右一対のサイドメンバ8が配設されており、各サイドメンバ8の車幅方向外側には、エンジンルーム4の側壁を形成するフェンダエプロン9がそれぞれ設けられている。ここで、各フェンダエプロン9には、図10に示すように、前記サイドメンバ8より上方に延びる縦壁9Aと、該縦壁9Aの上端より車幅方向外側に延びる棚部9Bが設けられており(図10には右側のフェンダエプロン9のみを示す)、右側のフェンダエプロン9の棚部9Bとその上方を覆う前記ボンネットフード3との間に形成された空間にはエアクリーナ10が配設されている。尚、図1及び図2において、12は左右一対のストラットタワー、13は左右一対の前輪である。
上記エアクリーナ10は、図5及び図6に示すように、樹脂製の上部半体11aと下部半体11bを接合一体化して成る矩形ボックス状のエアクリーナケース11内に不図示のエアクリーナエレメントを収容して構成されている。そして、図1〜図3に示すように、エアクリーナケース11を構成する下部半体11bの前面にはインレットホース14が接続されており、上部半体11aの前面から車両前方へと延びるアウトレットホース15は、エンジン5に向かって左側方に曲げられてエンジン5の右側部に接続されている。
而して、本実施の形態では、図10に示すように、エアクリーナ10にはフェンダエプロン9の縦壁9Aより車幅方向内側に突出する突出部10aが形成されており、エアクリーナ10は、突出部10aよりも車幅方向外側に配置された第1支持部P1と第2支持部P2及び第3支持部P3によって車体に取り付けられている。
上記第1支持部P1はエアクリーナ10の前部1点を支持し、前記第2支持部P2と第3支持部P3はエアクリーナ10の後部2点を支持するものであって、図3に示すように、車幅方向内側に位置する第1支持部P1と第2支持部P2は平面視において車両前後方向に延びる仮想軸線L上に配置され、仮想軸線Lよりも車幅方向外側に第3支持部P3が配置されている。そして、エアクリーナ10は、第1支持部P1と第2支持部P2によって仮想軸線L回りに回動可能に支持されている。
ここで、第1支持部P1の構成の詳細を図7〜図9に基づいて説明する。
エアクリーナ10の前面の車幅方向中央には矩形プレート状のブラケット16が水平に突設されており、このブラケット16には切欠円状の係合孔16aが形成されている。又、フェンダエプロン9の棚部9B上にはブラケット17が立設されており、このブラケット17の上端に形成された水平部17Aには円孔17aが形成され、水平部17Aの下面の円孔17aの周囲にはナット18が溶接されている。
而して、エアクリーナ10に一体に突設された前記ブラケット16の係合孔16aに円柱状のマウントゴム19を係合させ、該マウントゴム19をブラケット17の水平部17A上に載せ、その中心に挿通するカラー20をブラケット17の水平部17Aに形成された円孔17aに合わせ、マウントゴム19のカラー20にボルト21を上方から通してこれをナット18に螺着することによって、エアクリーナ10の前部が第1支持部P1においてマウントゴム19を介してブラケット17に弾性支持される。
次に、第2支持部P2と第3支持部P3の構成の詳細を図5及び図6に基づいて説明する。
図6に示すように、エアクリーナ10の後面の第2支持部P2と第3支持部P3に対応する位置には棒状の2本のピン22,23が水平に突設されており、これらのピン22,23には円柱状のマウントゴム24,25がそれぞれ挿通支持される。又、右側のストラットタワー12(図1及び図2参照)には支持部材であるブラケット26が取り付けられており、図6に示すように、このブラケット16には上方が開口する切欠円状の2つの係合孔26a,26bが形成されている。
而して、エアクリーナ10の後面に一体に突設されたピン22,23にマウントゴム24,25をそれぞれ挿通支持した状態で、各マウントゴム24,25をブラケット26の係合孔26a,26bに上方から差し込んで係合させれば、図5に示すように、エアクリーナ10の後部が第2支持部P2と第3支持部P3において上下に挿脱可能に弾性支持される。
エアクリーナ10は、以上のように構成された第1支持部P1と第2支持部P2及び第3支持部P3によって3点が車体側に弾性支持され、仮想軸線L上に配された第1支持部P1のマウントゴム19の弾性変形と第2支持部P2のピン22のマウントゴム24内での回動によって仮想軸線L回りに回動可能に支持されている。
以上のような取付構造によってエアクリーナ10が車体に取り付けられた車両1において、図5及び図11に示すように車両衝突時にボンネットフード3を介してエアクリーナ10の突出部10aに下向きの外力Fが加わった場合、エアクリーナ10には第1支持部P1と第2支持部P2を結ぶ仮想軸線Lを中心とするモーメントMが作用するため、エアクリーナ10は仮想軸線Lを中心として下方(図5及び図11の矢印a方向)に回動する。このため、エアクリーナ10の突出部10aは下方の空間内に移動し、エアクリーナ10の上下と車体との間に十分な空間を確保することができないレイアウトであっても、衝突前に図11の鎖線位置にあったボンネットフード3は衝撃力によって図11に実線にて示すように大きく変形し、そのクラッシュストロークSが増大する。この結果、ボンネットフード3の衝撃吸収能力が高められ、エアクリーナ10の移動に伴う衝撃吸収と相俟って衝撃が効果的に吸収緩和され、歩行者等が衝撃に対して効果的に保護される。この場合、エアクリーナ10は第1支持部P1と第2支持部P2を結ぶ仮想軸線Lを中心として回動するだけであるため、その損傷が防がれて再使用が可能となるとともに、該エアクリーナ10自体に構造上の変更を加えることなく簡単な構成で前記効果を得ることができる。
又、エアクリーナ10にフェンダエプロン9の縦壁9Aより車幅方向内側に突出する突出部10aを形成したため、この突出部10aによってエアクリーナ10に必要十分な容量を確保することができるとともに、突出部10aの下方に当該エアクリーナ10の回動を許容する空間を形成することができる。
そして、本実施の形態では、エアクリーナ10の第2支持部P2を棒状のピン22とこれをマウントゴム24を介して回動可能に支持するブラケット26で構成したため、車両の衝突時にエアクリーナ10の突出部10aに下向きの外力Fが加わった場合には、該エアクリーナ10がピン22を中心としてスムーズ且つ確実に回動して突出部10aの下方の空間内に速やかに移動する。このため、ボンネットフード3のクラッシュストロークSが一層大きくなり、該ボンネットフード3の変形とエアクリーナ10の回動による衝撃吸収作用によって衝撃が一層効果的に吸収され、歩行者等が衝撃に対して確実に保護される。
更に、本実施の形態では、エアクリーナ10を支持する第2支持部P2と第3支持部P3をブラケット26に対して上下方向に挿脱可能に構成したため、車両1の衝突時にエアクリーナ10の車幅方向内側の突出部10aに下向きの外力Fが加わったために該エアクリーナ10が第1支持部P1と第2支持部P2を結ぶ仮想軸線Lを中心として下方(図5及び図11の矢印a方向)に回動すると、エアクリーナ10の車幅方向外側部分を支持する第3支持部P3のピン23とマウントゴム25がブラケット26の係合孔26bから外れて上方(図5及び図11の矢印b方向)へと離脱する。このため、エアクリーナ10の車幅方向外側部分が上方へ移動し、該エアクリーナ10の仮想軸線Lを中心とする回動が第3支持部P3によって阻害されることがなく、エアクリーナ10のスムーズ且つ速やかな回動が可能となってボンネットフード3に大きなクラッシュストロークSが確保され、このボンネットフード3の大きな変形によって衝撃が一層効果的に吸収されて歩行者等が衝撃から確実に保護される。
尚、以上の実施の形態では、エアクリーナ10の第2支持部P2と第3支持部P3を構成するピン22,23をエアクリーナ10側に突設し、これらのピン22,23に挿通支持されるマウントゴム24,25を係合する係合孔26a,26bをブラケット26側に形成したが、これとは逆にピン22,23をブラケット26側に突設し、これらのピン22,23に挿通支持されるマウントゴム24,25を係合する係合孔26a,26bをエアクリーナ10側に形成しても良い。この場合、切欠円状の係合孔26a,26bを下方に向けて開口させておく必要がある。
本発明に係るエアクリーナ取付構造を備えた車両前部の透視的平面図である。 本発明に係るエアクリーナ取付構造を備えた車両前部の透視的正面図である。 図1のA部拡大詳細図である。 図3の矢視B方向の図である。 本発明に係るエアクリーナ支持構造(第2及び第3支持部)を示す斜視図である。 本発明に係るエアクリーナ支持構造(第2及び第3支持部)を示す分解斜視図である。 本発明に係るエアクリーナ支持構造(第1支持部)を示す部分平面図である。 図7のC−C線断面図である。 本発明に係るエアクリーナ支持構造(第1支持部)を示す分解斜視図である。 変位前のエアクリーナを示す部分正面図である。 変位後のエアクリーナを示す部分正面図である。
符号の説明
1 車両
2 ダッシュパネル
3 ボンネットフード
4 エンジンルーム
5 エンジン
6 トランスミッション
7 バッテリ
8 サイドメンバ
9 フェンダエプロン
9A フェンダエプロンの縦壁
9B フェンダエプロンの棚部
10 エアクリーナ
10a エアクリーナの突出部
11 エアクリーナケース
11a エアクリーナケースの上部半体
11b エアクリーナケースの下部半体
12 ストラットタワー
13 前輪
14 インレットホース
15 アウトレットホース
16 ブラケット
16a ブラケットの係合孔
17 ブラケット
17A ブラケットの水平部
17a ブラケットの係合孔
18 ナット
19 マウントゴム
20 カラー
21 ボルト
22,23 ピン
24,25 マウントゴム
26 ブラケット(支持部材)
26a,26b ブラケットの係合孔
F 外力
L 仮想軸線
M モーメント
P1 第1支持部
P2 第2支持部
P3 第3支持部
S クラッシュストローク

Claims (1)

  1. エンジンルーム(4)内に車両前後方向に延びる左右一対のサイドメンバ(8)を配設し、各サイドメンバ(8)より上方に延びる縦壁(9A)と該縦壁(9A)の上端より車幅方向外側に延びる棚部(9B)を備えたフェンダエプロン(9)を前記各サイドメンバ(8)の車幅方向外側に設けて前記エンジンルーム(4)の側壁を形成し、一方のフェンダエプロン(9)の棚部(9B)とその上方を覆うボンネットフード(3)との間に形成された空間にエアクリーナ(10)を配設し、該エアクリーナ(10)を少なくとも3点の支持部(P1,P2,P3)によって車体に支持して成る車両のエアクリーナ取付構造において、
    前記エアクリーナ(10)に前記フェンダエプロン(9)の縦壁(9A)より車幅方向内側に突出する突出部(10a)を形成し、該突出部(10a)よりも車幅方向外側に前記支持部(P1,P2,P3)を配置するとともに、該支持部(P1,P2,P3)のうち車幅方向内側に位置する第1支持部(P1)と第2支持部(P2)を平面視において車両前後方向に延びる仮想軸線(L)上に配置するとともに、
    前記第1支持部(P1)をマウントゴム(19)とこれに挿通するボルト(21)で構成し、前記第2支持部(P2)を棒状のピン(22)とこれを回動可能に支持する支持部材(26)で構成し、これらの第1支持部(P1)と第2支持部(P2)によって前記エアクリーナ(10)を仮想軸線(L)回りに回動可能に支持し、仮想軸線(L)よりも車幅方向外側に第3支持部(P3)車体に対して上下方向に挿脱可能に配置したことを特徴とする車両のエアクリーナ取付構造。
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