JP5163338B2 - 車両の補機支持構造 - Google Patents
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−車両の前部車体構造−
図1は、本発明の実施形態に係る補機支持構造を備えた車両の前部車体の平面図であり、図2は、車両の前部車体の斜視図であり、図3は、車両の前部車体の正面図であり、図4は、車両の前部車体の拡大平面図であり、図5は、車両の前部車体を上下方向と直角をなす平面に沿って切った概略断面図である。なお、これらの図では、図を見易くするため、部材の図示を適宜省略している。このことは、以下に示す図でも同様である。
図6は、補機支持構造の左側面図であり、図7は、補機支持構造を車幅方向と直角をなす平面に沿って切った断面図であり、図8は、補機支持構造の斜視図である。
以下、図14〜図16を参照しながら、車両のオフセット前面衝突時における補機支持構造の動作について説明する。
以上により、本実施形態によれば、シュラウド16の車両後方にエアクリーナ31を近接配置しているので、エンジンルーム10のコンパクト化を図ることができる。また、エアクリーナ31の前部をシュラウド16に取り付けるための前側取付ブラケット33に、シュラウド16の後退時にシュラウド16に当接することで前側取付ブラケット33をシュラウド16から取り外す取外し機構を設けるとともに、エアクリーナ31の後部下側をマウント36に取り付けるための後側取付ブラケット34,35に、エアクリーナ31の上部が後退するようにエアクリーナ31が揺動することを許容するゴムブッシュ39,41を設けているので、車両前突時にシュラウド16が後退すると、前側取付ブラケット33はシュラウド16から外れ、エアクリーナ31はその上部が後退するように揺動する。このため、従来のようにエアクリーナ31が全体的に後退する場合と比較して、エアクリーナ31が車体や他の補機などに接触する可能性を低くすることができる。したがって、エアクリーナ31を車両前突時に確実に保護することができる。以上から、エンジンルーム10のコンパクト化を図りながら、エアクリーナ31を車両前突時に確実に保護することができる。
本実施形態は、前側取付ブラケット33をシュラウド16から取り外す取外し機構の構成が実施形態1とは異なるものである。以下、その相違点について主に説明する。
以下、図14、図19、図20を参照しながら、車両のオフセット前面衝突時における補機支持構造の動作について説明する。
以上により、本実施形態によれば、実施形態1とほぼ同様の効果が得られる。
上記各実施形態では、補機をエアクリーナ31で、第2補機をバッテリ32で構成しているが、これに限らず、それぞれ他の補機で構成してもよい。
右方向、下方向に変位させることで前側取付ブラケット33がシュラウド16から外れることを可能にしてもよい。
11,12 フロントサイドフレーム(車体)
13,14 クラッシュカン
16 シュラウド
16c アッパ部
31 エアクリーナ(補機)
31a 上流側連結ダクト
31b エアクリーナボックス(エアクリーナ本体)
31d チャンバー(突出部)
31g 取付ブラケット
32 バッテリ(第2補機)
33 前側取付ブラケット(前側取付部材)
33a 前側水平部(取外し機構、シュラウド取付部)
33b 傾斜部(取外し機構、変位案内部)
33c 後側水平部(補機取付部)
33g スリット
34,35 後側取付ブラケット(後側取付部材)
36 マウント(剛性部材)
37 ファスナー(取外し機構、締結部材、変形容易部)
39,41 ゴムブッシュ(揺動許容部)
43 締結部材
Claims (8)
- 車両前部のエンジンルームにおける車幅方向に延びるシュラウドの車両後方近傍に補機を配置支持する車両の補機支持構造であって、
上記補機は、その前部が前側取付部材を介して上記シュラウドに、その後部下側が後側取付部材を介して車体又は該車体に取り付けられた剛性部材に取付支持されており、
上記前側取付部材には、上記シュラウドの後退時に該シュラウドに当接することで該前側取付部材を上記シュラウドから取り外す取外し機構が設けられており、
上記後側取付部材には、上記補機の上部が後退するように該補機が揺動することを許容する揺動許容部が設けられていることを特徴とする車両の補機支持構造。 - 請求項1記載の車両の補機支持構造において、
上記前側取付部材は、前側取付ブラケットであり、
上記取外し機構は、上記前側取付ブラケットの一部を構成し、上記シュラウドのアッパ部に取り付けられたシュラウド取付部と、上記前側取付ブラケットの一部を構成し、上記シュラウドの後退時に上記シュラウドのアッパ部に当接することで上記シュラウド取付部を所定方向に変位させて上記前側取付ブラケットを上記シュラウドから取り外す変位案内部とを有していることを特徴とする車両の補機支持構造。 - 請求項2記載の車両の補機支持構造において、
上記前側取付ブラケットは、
上記シュラウド取付部が上記シュラウドのアッパ部上面に取り付けられていて、
上記補機における上記シュラウドのアッパ部上面よりも下側部分を載置支持する補機取付部と、上記シュラウド取付部と該補機取付部との間に設けられ、車両前方から後方に行くに従って下方に傾斜する上記変位案内部としての傾斜部とを有していることを特徴とする車両の補機支持構造。 - 請求項1〜3のいずれか1つに記載の車両の補機支持構造において、
上記シュラウドは、上記車体よりも変形容易でかつ車両前突時にその衝撃荷重を吸収するクラッシュカンを介して、上記車体に車両前突時に後退可能に取付支持されていることを特徴とする車両の補機支持構造。 - 請求項1〜4のいずれか1つに記載の車両の補機支持構造において、
上記補機は、その上部後側が車両前方に凹んでおり、
上記補機の車両後方近傍には、第2補機が配置されていることを特徴とする車両の補機支持構造。 - 請求項1〜5のいずれか1つに記載の車両の補機支持構造において、
上記揺動許容部は、上記補機が後上方に揺動することを許容するものであり、
上記補機は、車両前方に突出しかつ該補機の揺動時に上記シュラウドよりも上方に位置する突出部を有していることを特徴とする車両の補機支持構造。 - 請求項2記載の車両の補機支持構造において、
上記取外し機構は、上記シュラウドと上記前側取付ブラケットのシュラウド取付部とを締結する締結部材と、上記前側取付ブラケット及び締結部材のいずれか一方に設けられ、上記シュラウドの後退時に上下方向の荷重を受けて変形することで上記締結部材による締結を解除する変形容易部とをさらに有していることを特徴とする車両の補機支持構造。 - 請求項1〜7のいずれか1つに記載の車両の補機支持構造において、
上記補機は、エアクリーナであり、
上記エアクリーナは、エアクリーナ本体と、上記シュラウドと該エアクリーナ本体との間に配置され、変形容易かつ交換可能な連結ダクトとを有していることを特徴とする車両の補機支持構造。
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