JP5267862B2 - 制御装置の盗難防止構造 - Google Patents

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Description

この発明は制御装置の盗難防止構造に係り、特に、車両のエンジンルーム等に搭載される制御装置であって盗難防止に配慮した制御装置の盗難防止構造に関する。
車両には、エンジンや変速機、制動装置、懸架装置等を制御するために、各種の制御装置を搭載している。制御装置は、エンジンルームや車室などを構成する車体構成部材に取り付けられている。
従来の制御装置の取付構造には、制御装置である電装品の信号入出力部に差し込んで接続されるコネクタと、前記信号入出力部及びコネクタを覆うカバーとを備えた電装品の構造であって、前記カバーは、コネクタの差し込み方向と直交する方向に移動して電装品に取り付ける構造とすることで、コネクタとカバーとをそれぞれ取り付けのための両作業スペースが同等方向に並んでその分大きくなることを抑制したものがある。
特開2000−91019号公報
ところで、車両においては、車両自体が盗難されることを防止する盗難防止装置の採用が進展している。しかし、近頃は、車両自体が盗難されることなく、部品だけが盗難される事件も発生している。とくに、車両のエンジンコントローラ等をはじめとする主要な制御装置は、高価な部品であるため、中古部品市場での効率良い換金を目的として狙われる可能性が高く、そのような盗難をも防止する構造が望まれる。
盗難を防止する対策案としては、搭載した制御装置の取り外しが困難で、時間が掛かる構造とすることが挙げられる。そのためには、単純に支持固定箇所が多い、物理的な外力で局所的に壊し難い、構造が複雑で分解方法がわかり難いようにする、といった対策が考えられる。
しかし、それらの盗難防止構造は、組付け性の悪化に繋がるため、製造する上での作業効率を考えて対策しなければならない問題ある。また、そのような盗難防止構造は、車両の走行性能を発揮する上で、何かメリットを生み出すわけではないため、最小限(小さい、少ない、軽い)となるように対策しなければならない。
また、エンジンルーム等に配設される制御装置は、車両が異常な冠水路を走行するなどによってエンジンルームがひどく浸水することも考えられるため、エンジンルームの中でも高い位置に制御装置を配設するのが望ましい。けれども、逆に、歩行者保護性能を確保する必要があることから、エンジンルームの上方を覆うボンネットフードの下方近傍位置には、搭載装置をなくす必要がある。各装置は、車体であるストラットタワー部の上面を含む仮想面を基準にそれより下方に搭載することになる。
そこで、この発明は、制御装置の取り外しに時間がかかるようにすること、破壊を困難なように保護すること、組付け性を損ねないようにすること、軽量コンパクトな構造との両立を図ることなどを目的とする。
この発明は、車両の客室外部に搭載される制御装置であって、電気配線と接続するために介装するコネクタと、前記電気配線または制御装置の少なくともいずれかの一部を覆うカバーとを備えた制御装置の盗難防止構造において、前記制御装置と電気配線とを繋ぐコネクタをレバー式コネクタとし、前記カバーを前記制御装置のコネクタ接続部と前記レバー式コネクタのコネクタ部との接続部分を囲うコネクタカバーとして設け、このコネクタカバーに前記レバー式コネクタのレバー部の可動範囲に突出してこのレバー部の動きを阻害可能な差し掛け部を設け、前記コネクタカバーを2つに分割し、この分割されたコネクタカバーのカバー半部どうしを合わせて分解困難に固着し、固着後のコネクタカバーの形状が前記レバー式コネクタの内端に位置するコネクタ部の接合面の周囲と外端に位置するレバー部の可動部分を動作不能とする程度に覆うように形成し、前記制御装置を車両に搭載する取付部材を設け、前記分割されたコネクタカバーのカバー半部どうしの固着部分の少なくとも一つを前記取付部材の取付箇所と共締めして固着することを特徴とする。

この発明の制御装置の盗難防止構造は、電気配線の取り外しを可能とするために必要なレバー式コネクタのレバー部の操作を、コネクタカバーの取り外しを回避しては不可能となるようにできる。また、この発明の制御装置の盗難防止構造は、コネクタカバーを比較的簡素な形状としても、短時間でのコネクタカバーの取り外しを困難として、盗難防止効果を得ることができる。
車両のエンジンルームにおける制御装置の盗難防止構造の平面図である。(実施例) 制御装置の盗難防止構造を車両前側から見た拡大斜視図である。(実施例) ストラットタワー部を車両前側から見た斜視図である。(実施例) 制御装置と取付部材との組み立て状態を示す斜視図である。(実施例) ストラットタワーに取り付けた制御装置の車両前側から見た斜視図である。(実施例) コネクタカバーを固着した制御装置の車両前側から見た斜視図である。(実施例)
この発明の制御装置の盗難防止構造は、コネクタカバーを取り外さないとレバー式コネクタのレバー部の操作を不可能となる形状にコネクタカバーを形成することで、盗難防止効果を得るものである。
以下、図面に基づいてこの発明の実施例を説明する。
図1〜図6は、この発明の実施例を示すものである。図1は車両のエンジンルームにおける制御装置の盗難防止構造の平面図、図2は制御装置の盗難防止構造を車両前側から見た拡大斜視図、図3はストラットタワー部を車両前側から見た斜視図、図4は制御装置と取付部材との組み立て状態を示す斜視図、図5はストラットタワーに取り付けた制御装置の車両前側から見た斜視図、図6はコネクタカバーを固着した制御装置の車両前側から見た斜視図である。
図5・図6において、1は車両、2はエンジンルーム、3はフェンダエプロンパネル、4はホイールハウス部、5はストラットタワー部である。この車両1のエンジンルーム2には、車両外側(左側)のフェンダエプロンパネル3の下方に車両中心側に突出するホイールハウス部4を形成し、ホイールハウス部4の上部から上方に突出するストラットタワー部5を形成している。ホイールハウス部4の車両前側の上方であって、エンジンルーム2の隅部には、図1・図2に示すように、ヘッドランプ6を配設している。
前記ストラットタワー部5は、図3に示すように、車両前側の前側壁面7と車両中心側の内側壁面8と車両後側の後側壁面9と車両上部の上部壁面10とにより略半円筒形状に形成している。前側壁面7の下部は、図5・図6に示すように、前記ホイールハウス部4の上部壁面11に繋がっている。
この車両1には、図5・図6に示すように、客室外部のエンジンルーム2に制御装置12を搭載している。制御装置12は、エンジンルーム2内であって、フェンダエプロンパネル3のストラットタワー部5の主に前側壁面7に沿って配設している。制御装置12は、図4に示すように、薄い略直方体形状に形成された筐体13の上部と下部とにそれぞれ取付フランジ14・15を設け、車両中心側に位置する側部にコネクタ接続部16を設けている。取付フランジ14・15には、取付孔17・18を形成している。コネクタ接続部16は、車両中心側に向かって上下に長い開口を有し、内部に端子を配置している。制御装置12は、図1・図2に示すように、車両1への搭載時には、扁平な略四角箱形状の筐体13を車両前後に薄く、車両の幅方向および上下方向には比較的長く延出するように配設し、車両幅方向で中心側寄りほど車両後方に位置するよう少し斜めに搭載する。
前記制御装置12には、図5・図6に示すように、2本の電気配線(ハーネス)19・20が接続される。電気配線19・20は、エンジンルーム2の下部側から立ち上がって制御装置12の車両中心側に位置する側部のコネクタ接続部16にコネクタにより接続される。電気配線19・20を制御装置12に接続するコネクタは、レバー式コネクタ21・22である。なお、ここでの電気配線(ハーネス)19・20とは、コルゲートチューブ等によって充分に保護され、太いケーブルとなっているものを指している。
前記制御装置12の筐体13は、概略扁平な直方体形状であり、その扁平な筐体13の側部のうち、車両中心側の一側部に設けたコネクタ接続部16に2個のレバー式コネクタ21・22を接続するための複数の端子を配置している。端子は、個々にコネクタ毎の開口面積を持っており、複数個を筐体13の一側部に設けた上下に長いコネクタ接続部16に集中させて配置する。すなわち、2個のレバー式コネクタ21・22は、筐体13の一側部に設けた上下に長いコネクタ接続部16の長手方向に沿って並ぶように接続される。
前記レバー式コネクタ21は、図4に示すように、コネクタ接続部16の一つの端子に接続されるコネクタ部23と、コネクタ部23に接続される一方の電気配線19を延出方向に案内するガイド部24と、コネクタ部23をコネクタ接続部16に着脱するためのレバー部25と備えている。レバー部25の先端には、人為操作用の可動部分26を備えている。前記レバー式コネクタ22は、コネクタ接続部16の他の一つの端子に接続されるコネクタ部27と、コネクタ部27に接続される他方の電気配線20を延出方向に案内するガイド部28と、コネクタ部27をコネクタ接続部16に着脱するためのレバー部29と備えている。レバー部29の先端には、人為操作用の可動部分30を備えている。
前記レバー式コネクタ21・22は、コネクタ接続部16への着脱をレバー部25・29の操作によって行い、強固に連結固定が可能である。レバー部25・29は、概略コ字形状の人為操作するハンドルであり、格納状態(コネクタ部23・27をコネクタ接続部16に接続してロックする状態)では、電気配線19・20ないしガイド部24・28を覆って保護する形状である。また、レバー部25・29の先端の可動部分26・30は、コネクタ部23・27を接続する過程のようにロックしていない非格納位置では、接続相手となる制御装置12のコネクタ接続部16の開口面積にほぼ収まるが、レバー部25・29をロック可能な格納状態とした場合には、その開口面積から可動部分26・30が外れる位置(突出する位置)となる。なお、制御装置12へのレバー式コネクタ21・22による電気配線19・20の接続は、制御装置12を後述する取付部材51に取り付ける前に行う。
レバー式コネクタ21・22を制御装置12に接続した際には、図4に示すように、レバー式コネクタ21・22から延出する電気配線19・20の延出方向がコネクタ接続部16の上下に延びる接合面31の長手方向に沿い、また、レバー式コネクタ21・22のレバー部25・29の回動軌跡が、これら電気配線19・20の延出方向および長手方向に沿う。そして、レバー式コネクタ21・22は、コネクタ接続部16の長手方向の上下に隣接させて配置し、一方のレバー式コネクタ22から延出する電気配線20が他のレバー式コネクタ21の着脱方向に重なるよう配置する。そのため、レバー式コネクタ21・22には、取付順序があり、車両搭載時に制御装置12の下側に位置するレバー式コネクタ21から順にコネクタ部23を接続する必要がある。
すなわち、レバー式コネクタ21・22をコネクタ接続部16に接続する際には、下になったレバー式コネクタ21のレバー部25を格納状態として、そのレバー部25を解除するための可動範囲を占有して上に配置されるレバー式コネクタ22から案内された電気配線20が延びるので、上のレバー式コネクタ22の接続によって下のレバー式コネクタ21のレバー部25の解除動作を阻害し、上のレバー式コネクタ22の接続解除なくしては下のレバー式コネクタ21の解除を不能とすることができる。
これにより、レバー式コネクタ21・22から延出する電気配線19・20の飛び出し量を抑制することができ、また、複数のレバー式コネクタ21・22からの電気配線19・20を束ね易くすることができる。なお、この実施例においては、便宜上、レバー式コネクタ21の接続解除を阻害するレバー式コネクタ22を、上のレバー式コネクタとしているが、外側のレバー式コネクタあるいは最後に組み付けるレバー式コネクタとも言うことができる。
前記制御装置12は、図1・図2に示すように、車体パネルを構成するフェンダエプロンパネル3及びストラットタワー部5の前側壁面7と、電装品であるリレーボックス32と、バッテリ33とに周囲を囲まれて搭載される。
前記リレーボックス32は、図3に示すように、長四角箱形状に形成され、ストラットタワー部5の内側壁面8に長手方向を車両前後方向に延出して取り付けている。ストラットタワー部5には、内側壁面8の取付箇所に車両中心側へ向けてスタッドボルト34を固設し、このスタッドボルト34にリレーボックス取付用ブラケット35を取付ナット36により取り付け、リレーボックス32のケース37の車両外側を支持している。リレーボックス32のケース37の車両後側には、図1に示すように、電気配線38を接続している。
リレーボックス32のケース37の車両中心側には、支持用のステー部39を設けている。ステー部39は、バッテリ33を搭載する後述のバッテリトレー42に支持する。ストラットタワー部5の主に内側壁面8に取り付けられたリレーボックス32は、図1にしめすように、長手方向の前部分がストラットタワー部5の前側壁面7より前方に突出して配設される。
前記バッテリ33は、図1・図2に示すように、フェンダエプロンパネル3のホイールハウス部4下方に設けたエプロンサイドメンバ40に取り付けている。ストラットタワー部5の前方であって、このエプロンサイドメンバ40の上面には、フェンダエプロンパネル3から車両中心側のエンジン、ミッションに向けて延出するバッテリ取付用ブラケット41を、これらのパネル3・40と一体的に設けてある。このバッテリ取付用ブラケット41の上面には、バッテリトレー42が載置され、バッテリ支持用固定部材43により前記バッテリ33が固定される。バッテリ33には、正極端子44と負極端子45とを設け、電気配線46・47を接続している。正極端子44には、小型のヒューズ48を一体的に設けている。負極端子45には、電流センサ49を設けている。
また、バッテリ取付用ブラケット41の前方のエプロンサイドメンバ40の上面には、バッテリ取付用ブラケット41と平行に並ぶようにしてエンジンマウントの一つが設けられ、ほぼ同等高さのこのバッテリ取付用ブラケット41と協働してバッテリトレー42およびバッテリ33を下方から支持する。なお、バッテリ33の直前には、前記ヘッドランプ6の後端部が迫っている。
制御装置12は、図1・図2に示すように、車両幅方向に対して若干斜めに搭載されるため、バッテリ33の対向面とは平行になっておらず、リレーボックス32の対向面とも正対とはならない状態で、いずれも対向している。
前記制御装置12は、図3・図4に示す複数の板金製の取付部材(ブラケット)50・51および図1・図2に示す板金製のカバーであるコネクタカバー52によって、車体であるフェンダエプロンパネル3のストラットタワー部5に取り付けている。ストラットタワー部5には、取付部材50・51およびコネクタカバー52により制御装置12を取り付けるために、図5に示すように、上部壁面10に上方に向けてスタッドボルト53を固設し、前側壁面7の下部となる低い位置に車両前側に向けてスタッドボルト54を固設し、図3に示すように、内側壁面8の下部となる低い位置であってリレーボックス32の下部を支持する前記スタッドボルト34を固設している。したがって、制御装置12は、3箇所の取付箇所(スタッドボルト53・54・34)でストラットタワー部5に取り付けられる。
前記取付部材50・51のうち、第1の取付部材50は、図3に示すように、細長板形状の本体55の長手方向一端にボックス側取付部56を設け、本体55の長手方向他端側にカバー側取付部57を設けている。ボックス側取付部56には、ストラットタワー部5の内側壁面8の前記スタッドボルト34に係合して、取付ナット36によりリレーボックス取付用ブラケット35と共締めする取付孔58を設けている。カバー側取付部57には、コネクタカバー52の後述するカバー半部68および第2の取付部材51と共締めする取付孔59を設けている。
前記取付部材50・51のうち、第2の取付部材51は、図4に示すように、台形板形状の本体60の上部と下部とにそれぞれスタッドボルト61・62を設け、本体60の上縁に本体60と直交する取付フランジ63を設け、本体60の下縁に本体60と平行する取付フランジ64を設けている。上縁の取付フランジ63には、ストラットタワー部5の上部壁面10に設けたスタッドボルト53に係合する取付溝65を設けている。下縁の取付フランジ64には、ストラットタワー部5の前側壁面7の下部に設けたスタッドボルト54に係合する取付孔66を設けている。
前記コネクタカバー52は、図6に示すように、前記制御装置12のコネクタ接続部16とレバー式コネクタ21・22のコネクタ部23・27とを囲うものであり、2つのカバー半部67・68に分割している。
分割されたコネクタカバー52の一方のカバー半部67は、図4に示すように、一側下部を欠損した概略平行四辺形板形状の本体69の上縁から傾斜する一側縁にかけて、レバー式コネクタ21・22のレバー部25・29の可動範囲に突出してこのレバー部25・29の動きを阻害可能な、中間において折曲した細長板形状の差し掛け部70を本体69から突出させて設けている。一方のカバー半部67には、本体69の上部の差し掛け部70の水平部分と傾斜部分とに本体69と平行する固着フランジ71・72を設け、本体69の下部から突出されて本体69と平行する固着フランジ73を設けている。固着フランジ71〜73には、それぞれ固着孔74〜76を設けている。この一方のカバー半部67は、他側縁を前記第2の取付部材51の一側縁に当接させて当接部分77を溶接し、一体に設けている。
前記他方のカバー半部68には、図6に示すように、一側下部を欠損した概略台形板形状の本体78の上縁から傾斜する一側縁にかけて、レバー式コネクタ21・22のレバー部25・29の可動範囲に突出してこのレバー部25・29の動きを阻害可能な、中間において折曲した細長板形状の差し掛け部79を本体78から突出させて設けている。他方のカバー半部68の差し掛け部78は、一方のカバー半部67の差し掛け部70と対になる形状に形成している。この他方のカバー半部68には、本体78の上部の差し掛け部79の水平部分と傾斜部分とに本体78と平行する固着フランジ80・81を設け、本体78の下部から突出されて本体78と平行する固着フランジ82を設けている。固着フランジ80〜82には、それぞれ固着孔83〜85を設けている。
前記制御装置12をエンジンルーム2のストラットタワー部5に搭載する際には、図3に示すように、前記第1の取付部材50のボックス側取付部56の取付孔58をストラットタワー部5の内側壁面8のスタッドボルト34に係合し、取付ナット36によりリレーボックス取付用ブラケット35と共締めして取り付ける。また、前記第2の取付部材51には、図4に示すように、スタッドボルト61・62に制御装置12の取付フランジ14・15に設けた取付孔17・18を係合し、取付ナット86・87を締め付けることで、制御装置12を取付部材51に取り付ける。なお、制御装置12には、取付部材51に取り付ける前に、電気配線19・20をレバー式コネクタ21・22により接続しておく。
制御装置12を取り付けた第2の取付部材51は、図5に示すように、一体化した一方のカバー半部67の下部に設けた固着フランジ73の固着孔76を第1の取付部材50のカバー側取付部57の取付孔59に一致させた状態で、上縁の取付フランジ63の取付溝65をストラットタワー部5の上部壁面10のスタッドボルト53に係合して取付ナット88を締め付け、下縁の取付フランジ64の取付孔66をストラットタワー部5の前側壁面7の下部のスタッドボルト54に係合して取付ナット89を締め付ける。これにより、第2の取付部材51は、ストラットタワー部5に取り付けられる。
ストラットタワー部5に取り付けられた第2の取付部材51には、図6に示すように、一体化した一方のカバー半部67にレバー式コネクタ21・22を囲うように他方のカバー半部68を合わせ、一方のカバー半部67の上部に設けた固着フランジ71・72の固着孔74・75に他方のカバー半部68の上部に設けた固着フランジ80・81の固着孔83・84を一致させ、かつ一方のカバー半部67の下部に設けた固着フランジ73の固着孔76に他方のカバー半部68の下部に設けた固着フランジ82の固着孔85を一致させる。
固着孔74〜76・83〜85を一致させた各カバー半部67・68は、固着孔74・83に首切りボルトの取付ボルト90を挿通し、図1・図2に示す取付ナット91にねじ込んで締め付け、固着孔75・84に首切りボルトの取付ボルト92を挿通し、図1・図2に示す取付ナット93にねじ込んで締め付け、かつ固着孔76・85と第1の取付部材50のカバー側取付部57の取付孔59とに首切りボルトの取付ボルト94を挿通し、取付ナット95(図3参照)にねじ込んで締め付ける。首切りボルトからなる取付ボルト90・92・94は、締め付けが完了した後に、ボルト頭部96〜98を除去する。
これにより、分割されたコネクタカバー52は、図1・図2に示すように、カバー半部67・68どうしを合わせて分解困難に固着される。固着されたコネクタカバー52は、差し掛け部70・78がレバー部25・29の可動範囲に突出して位置され、レバー部25・29の解除動作を阻害可能な状態になる。なお、図1・図2に示す取付ボルト90・92・94は、ボルト頭部96〜98を除去する前の、締め付けが完了した状態を示している。また、図1において、符号99はエアコン配管である。
この制御装置12の盗難防止構造は、複数の板金製の取付部材50・51および板金製のカバーであるコネクタカバー52によって、車体であるフェンダエプロンパネル3のストラットタワー部5に3箇所の取付箇所で固定支持している。1つの取付箇所は、図5に示すように、ストラットタワー部5の上部壁面10に、上方に向けて固設したスタッドボルト53である。また、他の1つの取付箇所は、フェンダエプロンパネル3のストラットクワー部5の前側壁面7の下部となる低い位置に、車両前側に向けて固設したスタッドボルト54である。さらに、他の1つの取付箇所は、図3に示すように、フェンダエプロンパネル2のストラットタワー部5の車幅方向中心側の内側壁面8であって、リレーボックス32の下部を支持するスタッドボルト34である。すなわち、3箇所のうち2箇所の取付箇所(スタッドボルト54・34)は、制御装置12とリレーボックス32との存在によって、上方からの視認が困難な低い位置となっている。
前記板金製の取付部材50・51のうち、第2の取付部材51には、板金製のコネクタカバー52のカバー半部67(分割した個々のカバー半部67・68の一方)を予め溶接によって一体化してある。第1の取付部材50と第2の取付部材51とは、このカバー半部67を介して一体に連結固定される。ストラットタワー部5への支持固定は取付部材50・51の3箇所であるが、制御装置12と第2の取付部材51との連結固定は、取付部材51に設けた2箇所のスタッドボルト61・62ヘの締結によって行う。
ただし、ストラットタワー部5への組付け後は、制御装置12およびレバー式コネクタ21・22を囲うコネクタカバー52の働きによって、この2箇所のスタッドボルト61・62への締結を緩めても、制御装置12の取り外しは容易にできなくなる。また、第2の取付部材51に一体化した一方のカバー半部67は、他方のカバー半部68を最中合わせに固着していない単体の状態でも、本体69から突出させた差し掛け部70によりレバー式コネクタ21・22の格納状態となっているレバー部25・29の解除方向への回動を防止することができる。
前記レバー式コネクタ21・22は、コネクタカバー52によってレバー部25・29を覆われる。コネクタカバー52は、2つのカバー半部67・68に分割し、2つに分割された個々のカバー半部67・68を最中合わせ状に固着結合して1つのカバーとして機能する。この1つとなったコネクタカバー52は、全体として、レバー式コネクタ21・22のコネクタ部23・27と制御装置12のコネクタ接続部16の側方周囲を囲むように設けてあるとともに、レバー式コネクタ21・22のうち最も上のレバー式コネクタ22の格納状態下のレバー部29を、解除方向への回動が不能となるように覆っている。
すなわち、コネクタカバー52の各カバー半部67・68は、扁平な本体69・78の上縁から傾斜する一側縁に屋根形状の差し掛け部70・79を一体に設けた簡素な構造である。個々のカバー半部67・68を最中合わせに連結固定する固着部分は、本体69・78の上部の差し掛け部70・79の2箇所と本体69・78の下部の1箇所との、3箇所としてある。これら3箇所の固着部分は、首切りボルトとした取付ボルト90・92・94を使用して組み付けることによって、コネクタカバー52の組付け後はボルト頭部96〜98が除去されているので、破壊なくしてはコネクタカバー52を分解不能としてある。
そのため、制御装置12は、第2の取付部材51のスタッドボルト61・62から取付ナット86・87の締結を緩めたとしても、第2の取付部材51に一体化された一方のカバー半部67と、これに分解不能に最中合わせした他方のカバー半部68とがレバー式コネクタ21・22のコネクタ部23・27の周囲を取り囲んで強固に保持しているため、制御装置12を第2の取付部材51から取り外すことができなくなる。
さらに、前記第1の取付部材50は、カバー側取付部57を、最中合わせに固着するカバー半部67・68の固着部分の1つ(固着フランジ73・82)と、共締めによる固定となっている。そのため、制御部材12を取り外すには、第1の取付部材50のリレーボックス32と共締めとなっているストラットタワー部5への支持固定箇所(ボックス側取付部56)、または、最中合わせするカバー半部67・68の固着部分(固着フランジ73・82)の、どちらかを締結を緩めたり壊したりして取り外す必要がある。
前記コネクタカバー52は、それ自体が高い剛性を確保して作られており、車体との空間を確保する取付部材50・51を利用しているので、万一の衝突等のエネルギが加わっても制御装置12の破損をある程度防止することができる。そして、コネクタカバー52は、制御装置12の表面は覆わず、コネクタ部23・27を集中的に覆っているので、制御装置12の放熱性を損ねず、水気や埃等を嫌うコネクタ部23・27の周囲をしっかり覆って、守ることができる。コネクタ部23・27は、周囲を他の大きな表面積をもつ電装品(リレーボックス32、バッテリ33)で囲まれているので、横からの水などを被る可能性を下げ、上から被る水には充分耐えることができる。
前記リレーボックス32は、フェンダエプロンパネル3のストラットタワー部5の主に車両中心側の内側壁面8からダッシュパネルに向かい車体パネルに沿って前後に長く延びるように配設している。このリレーボックス32は、前部分をストラットタワー部5の前側壁面7より前方に突出している。この突出した部分は、レバー式コネクタ21・22のレバー部25・29の可動範囲に及ぶ。さらに、レバー式コネクタ21・22を覆う板金製のコネクタカバー50によってレバー25・29を覆うことに加え、リレーボックス32によってガードすることになる。
これら制御装置12とリレーボックス32の車両前側の空間には、バッテリ33を搭載している。このバッテリ33の長手方向を、車両幅方向に指向させて搭載するため、制御装置12とリレーボックス32との間に位置するレバー式コネクタ21・22と制御装置12の接続部分は、バッテリ33によって前方を塞がれている。つまり、制御装置12に接続されるレバー式コネクタ21・22は、残りの3方をバッテリ33、リレーボックス32、フェンダエプロンパネル3のストラットタワー部5によって、上方からのアクセスは可能であるが、ほとんどの支持固定箇所の締結が、車両前方から後方への水平方向に行われており、しかもその固定箇所の幾つかは制御装置12自体の下方に位置しているため、直接的な取り外し作業は極めて困難となっている。
なお、バッテリ33の両極端子44・45には、それぞれ電気配線46・47が接続される。バッテリ33は、固定部材であるバッテリ取付用ブラケット41、バッテリトレー42、バッテリ支持用固定部材43によって車両1のエプロンサイドメンバ40に搭載状態で固定する。さらに負極と正極のそれぞれの端子44・45では、小型のヒューズ48や電流センサ49等を設けてある。市場においては、制御装置12の取り外しに先立って、両極端子44・45の電気配線46・47、固定部材41〜43等の着脱が必要となるので、取り外しに手間をかけさせることが可能となる。
このように、この制御装置12の盗難防止構造は、制御装置12と電気配線19・20とを繋ぐコネクタをレバー式コネクタ21・22とし、制御装置12または電気配線19・20を覆うカバーを制御装置12のコネクタ接続部16とレバー式コネクタ21・22のコネクタ部23・27との接続部分を囲うコネクタカバー52として設け、このコネクタカバー52にレバー式コネクタ21・22のレバー部25・29の可動範囲に突出してこのレバー部25・29の動きを阻害可能な差し掛け部70・79を設けている。
これにより、制御装置12の盗難防止構造は、電気配線19・20の取り外しを可能とするために必要なレバー式コネクタ21・22のレバー部25・29の操作を、コネクタカバー52の取り外しを回避しては不可能となるようにできる。また、この制御装置12の盗難防止構造は、コネクタカバー52を比較的簡素な形状としても、短時間でのコネクタカバー52の取り外しを困難として、盗難防止効果を得ることができる。
この制御装置12の盗難防止構造は、制御装置12と複数の電気配線19・20とを複数のレバー式コネクタ21・22を隣接するよう並べて繋ぐようにし、かつ複数のレバー式コネクタ21・22のうち一つのレバー式コネクタ22のコネクタ部27または電気配線20に他のレバー式コネクタ21のレバー部25の可動範囲が重なるよう並べて設けている。
これにより、制御装置12の盗難防止構造は、上に位置する一つのレバー式コネクタ22のコネクタ部27または電気配線20が、隣接して下に位置する他のレバー式コネクタ21のレバー部25の動きを規制するので、特別な阻害部材を設けることなくレバー部25の動きを規制できる。その結果、制御装置12の盗難防止構造は、コネクタカバー52を必要最小限に構成できる。
この制御装置12の盗難防止構造は、制御装置12を車両1に搭載する取付部材50・51を設け、かつコネクタカバー52の一部であるカバー半部67をこの取付部材51と一体に設け、この取付部材51の車体への取付箇所である取付フランジ63・64を、制御装置12の上下に分散して設けるとともに、少なくとも1つの取付箇所である取付部材50のボックス側取付部56の取付箇所を制御装置12に隣接して搭載される他の電装品であるリレーボックス32のリレーボックス取付用ブラケット35の取付箇所であるスタッドボルト34と共用し、かつリレーボックス32の下方としている。
これにより、この制御装置12の盗難防止構造は、コネクタカバー52の一部を一体化した取付部材51により、制御装置12と取付部材51を予め部組して車両1に取り付けることになる。その結果、この制御装置12の盗難防止構造は、コネクタカバー52の差し掛け部70・79を大きく設けなくても確実な規制が可能となる。また、この制御装置12の盗難防止構造は、隣接する他の電装品であるリレーボックス32と取付箇所を共用することで、組付け箇所を減らしつつ、取付箇所をリレーボックス32の影に隠れる位置として、不当な取り外し行為を困難にできる。
この制御装置12の盗難防止構造は、コネクタカバー52を2つに分割し、この分割されたコネクタカバー52のカバー半部67・68どうしを合わせて分解困難に固着し、固着後のコネクタカバー52の形状がレバー式コネクタ21・22の内端に位置するコネクタ部23・27の接合面の周囲と外端に位置するレバー部25・29の可動部分26・30を動作不能とする程度に覆うように形成する一方、分割されたコネクタカバー52のカバー半部67・68どうしの固着部分の少なくとも一つである固着フランジ73・82を、取付部材50の取付箇所であるカバー側取付部57と共締めして固着している。
これにより、この制御装置12の盗難防止構造は、分解困難に固着したコネクタカバー52によってレバー式コネクタ21・22の制御装置12への接続部分を完全に動作不能に固めておくことができるため、短時間での取り外しを困難にし、盗難防止性能を高めることができる。さらに、この制御装置12の盗難防止構造は、分割されたコネクタカバー52のカバー半部67・68どうしを固着する際に取付部材50と共締めしていることにより、その共締めされた固着部分、または取付部材50の取り外し、のうちいずれかを行う必要があり、さらに取り外しを困難にすることができる。
なお、上述実施例においては、リレーボックス32と制御装置12の組合せとしたが、他の装置、例えば、フューズボックスやジャンクションボックスであっても良い。また、制御装置12としては、例えば、エンジン制御装置(エンジンコントローラ)や変速制御装置(自動変速機や無段変速機のコントローラ)、制動制御装置(アンチロックブレーキシステムコントローラ)、走行制御装置(横滑防止装置、スタビリティコントローラ)、車体制御装置(ボディコントローラ)などが考えられる。
また、フェンダエプロンパネル3のストラットタワー部5は、下方のエプロンサイドメンバ40に近づくにつれてアンダーカットとなるような微少な傾斜を有している。ストラットタワー部5の上部がオーバーハングを有することによって、制御装置12の取付部材50・51の固定支持3箇所のうち、低い位置2箇所をさらに直視し辛くしている。2箇所のうち一方だけでも破壊困難とすれば、鏨などによる破壊に対して抗力を発揮することができる。
さらに、コネクタカバー52は、カバー半部67・68の一方を取付部材51に溶接することによって一体化しているので、カバーを設ける必要のない仕向地(国、地域)では、カバーを省略し、溶接作業も省くことが可能である。
この発明の制御装置の盗難防止構造は、制御装置の取り外しに手間がかかるようにして盗難防止効果を得る一方で、組み付け性を損なわないようにしたものであり、ガソリンエンジンやディーゼルエンジン、ハイブリッドエンジンなどを搭載した車両に適用することができる。
1 車両
2 エンジンルーム
3 フェンダエプロンパネル
5 ストラットタワー部
12 制御装置
16 コネクタ接続部
19・20 電気配線
21・22 レバー式コネクタ
23 コネクタ部
25 レバー部
26 可動部分
27 コネクタ部
29 レバー部
30 可動部分
32 リレーボックス
33 バッテリ
50・51 取付部材(ブラケット)
52 コネクタカバー
56 ボックス側取付部
57 カバー側取付部
63 取付フランジ
64 取付フランジ
67・68 カバー半部
70 差し掛け部
71〜73 固着フランジ
79 差し掛け部
80〜80 固着フランジ

Claims (3)

  1. 車両の客室外部に搭載される制御装置であって、電気配線と接続するために介装するコネクタと、前記電気配線または制御装置の少なくともいずれかの一部を覆うカバーとを備えた制御装置の盗難防止構造において、
    前記制御装置と電気配線とを繋ぐコネクタをレバー式コネクタとし、
    前記カバーを前記制御装置のコネクタ接続部と前記レバー式コネクタのコネクタ部との接続部分を囲うコネクタカバーとして設け、
    このコネクタカバーに前記レバー式コネクタのレバー部の可動範囲に突出してこのレバー部の動きを阻害可能な差し掛け部を設け
    前記コネクタカバーを2つに分割し、
    この分割されたコネクタカバーのカバー半部どうしを合わせて分解困難に固着し、
    固着後のコネクタカバーの形状が前記レバー式コネクタの内端に位置するコネクタ部の接合面の周囲と外端に位置するレバー部の可動部分を動作不能とする程度に覆うように形成し、
    前記制御装置を車両に搭載する取付部材を設け、
    前記分割されたコネクタカバーのカバー半部どうしの固着部分の少なくとも一つを前記取付部材の取付箇所と共締めして固着することを特徴とする制御装置の盗難防止構造。
  2. 前記制御装置と複数の電気配線とを複数のレバー式コネクタを隣接するよう並べて繋ぐようにし、
    かつ前記複数のレバー式コネクタのうち一つのレバー式コネクタのコネクタ部または電気配線に他のレバー式コネクタのレバー部の可動範囲が重なるよう並べて設けることを特徴とする請求項1に記載の制御装置の盗難防止構造。
  3. 前記コネクタカバーの一部を前記取付部材と一体に設け、
    この取付部材の車体への取付箇所を、前記制御装置の上下に分散して設けるとともに、少なくとも1つの取付箇所を前記制御装置に隣接して搭載される他の電装品の取付箇所と共用し、かつ前記他の電装品の下方とすることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか一項に記載の制御装置の盗難防止構造。
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