JP5267237B2 - シールドパイプ用クランプ - Google Patents

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Description

本発明はシールドパイプ用クランプに関し、詳しくは、自動車のフロアパネル下方に配索される電線に外装する金属管からなるシールドパイプをフロアパネルに固定するクランプに関するものである。
従来、ハイブリット自動車や電気自動車では、後部に搭載した電池パックと前部に搭載した電気接続箱等の電装品と接続する8sq〜30sq等の太物電線を他機器へのノイズを考慮して、自動車の床を構成するフロアパネルの下方(床下)に配索する場合が多い。この床下配索される電線は、特開2006−312409号公報(特許文献1)に記載されているように、金属製パイプからなるシールドパイプ内を通してノイズの透過を防ぐと共に走行時に路面から跳ね上げられる石や異物から電線を保護している。
特許文献1では、図8に示すように、電線W1〜W3をアルミニウム合金製のシールドパイプ100内に通し、アルミニウム合金製のブラケット101で車体(フロアパネル)102に支持されている。ブラケット101はシールドパイプ100に外嵌する円筒部101aから上方にアーム部101bを突出させ、該アーム部101bの上端から板状の取付部101cを側方に突出させ、該取付部101cをボルト締めや溶接で車体102に固定している。
また、特開平11−210934号公報(特許文献2)には、床下配線されるワイヤハーネス用としてされていないが、図9に示すクリップ150は、車体固定部151Aと151Bとの間にワイヤハーネスの外周に巻き付ける円弧部152を連続して設け、車体固定部151Aと151Bとを重ね合わせて車体153にボルト154で固定している。
特開2006−312409号公報 特開平11−210934号公報
前記特許文献1のブラケット101を用いてシールドパイプ100をフロアパネルに固定して吊り下げると、ブラケット101の取付部101cから下方へアーム部101bが突出し、該アーム部101bの下部の円筒部101aでシールドパイプ100を保持するため、上下高さが長くなり、シールドパイプ100の地上高さが低くなる問題がある。さらに、シールドパイプ100を保持する円筒部101aはアーム部101bを介して吊り下げられているため、シールドパイプは安定保持されず、自動車走行時にシールドパイプに振動が発生しやすい。このように、振動が発生するとシールドパイプの外周面とブラケットの円筒部の内周面に摺動摩擦が発生して金属粉が発生する。円筒部101aに浸水が発生した場合、円筒部101aの内周面とシールドパイプ100の外周面との間に水が溜まり、前記金属粉と水と前記振動により電蝕が発生しやすい問題もある。
また、特許文献2の開示されたクリップ150を用い、シールドパイプをクリップ150の円弧部152に巻き付けて車体固定部151Aと151bとを重ねてフロアパネルに固定した場合も、特許文献1と同様に、クリップ150の円弧部152にシールドパイプを巻き付けて保持しているだけであるため、シールドパイプが自動車走行時に振動し、特許文献1と同様に金属粉が発生し、かつ、クリップの円弧部とシールドパイプとの間への浸水と前記振動とにより、電蝕が発生しやすい問題もある。
本発明は前記問題を解消せんとするもので、第一の課題はシールドパイプに電蝕が発生しないようにするシールドパイプ用クランプを提供することである。
第二の課題はシールドパイプの配置位置をフロアパネル下面からの距離を短くすると共に、シールドパイプを安定支持できるようにすることである。
前記課題を解決するため、本発明は、車両に床下配線されるワイヤハーネスを外装保護する金属製パイプからなるシールドパイプに外嵌してフロアパネルに固定するクランプであって、
前記シールドパイプを外嵌保持する保持部として、金属板からなるブラケットと、該ブラケットで保持されるゴム成形品からなるグロメットを備え、
前記ブラケットは、前記フロアパネルの下面に当接させて固定する車体固定部と、該車体固定部の一端から下方に湾曲させて上向き円弧状に形成したグロメット保持部とを有し、該グロメット保持部の下端位置に排水孔を設けている一方、
前記グロメットは、前記シールドパイプの下部を除く外周面に当接させる内周面と、前記フロアパネルの下面に当接させる平面状上端面を有すると共に両側外面を円弧状とし、該両側外面に前記ブラケットのグロメット保持部の挟持部を設けており、かつ、前記グロメットの両側部の下端の間に前記グロメット保持部の排水孔が位置し
前記シールドパイプの下端に対応する位置に前記排水孔を位置させ、前記保持部とシールドパイプの間に浸水する水を排水できる構成としていることを特徴とするシールドパイプ用クランプを提供している。
シールドパイプは自動車の床下に配管されるため、路面からの水や泥の跳ね上がりや雨天走行時にはシールドパイプと保持部との間に浸水が発生することは避けられない。シールドパイプの外周面はクランプの保持部により外嵌保持されるが、該クランプの下端位置に排水孔を設けておくと、水は自重落下して排水されると共に、自動車走行時に発生する負圧により、シールドパイプと保持部との間も水は負圧で吸引され確実に排水することができる。よって、シールドパイプと保持部との間に浸水が発生しても、その間に水が溜まることはなく、よって、シールドパイプに電蝕が発生するのを抑制でき、シールドパイプの耐久性を高めることができる。
本発明のシールドパイプ用クランプは、前記のように、金属板からなるブラケットと、該ブラケットで保持されるゴム成形品からなるグロメットからなり、
前記ブラケットは、前記フロアパネルの下面に当接させて固定する車体固定部と、該車体固定部の一端から下方に湾曲させて上向き円弧状に形成したグロメット保持部とを有し、該グロメット保持部の下端位置に排水孔を設けている一方、
前記グロメットは、前記シールド用金属パイプの下部を除く外周面に当接させる内周面と、前記フロアパネルの下面に当接させる平面状上端面を有すると共に両側外面を円弧状とし、該両側外面に前記ブラケットのグロメット保持部の挟持部を設けており、かつ、前記グロメットの両側部の下端の間に前記グロメット保持部の排水孔が位置する構成としている。
本発明では、クランプを金属板からなるブラケットと、ゴム成形品からなるグロメットとの2部品を組み合わせて形成しており、フロアパネルへの固定機能はブラケットに持たせ、シールドパイプの上側部および両側部の外周面にゴムからなるグロメットを密嵌し、シールドパイプの保持機能はグロメットに持たせ、該グロメットをブラケットで保持している。
前記ブラケットの半円弧状のグロメット保持部は、グロメットの両側部の間の下部開口にシールドパイプの外周面と隙間を空けて位置し、シールドパイプと接触せず、かつ、該隙間をあけて位置するグロメット保持部に前記排水孔を位置させているため、該排水孔からシールドパイプの外周面とグロメットの内周面との間に浸水、およびグロメット外周面とブラケットのグロメット保持部の内周面との間の浸水を、溜めることなく排水することができる。
このように、シールドパイプの外周面に金属板からなるブラケットを直接接触させていないため、自動車走行時の振動によってシールドパイプと金属製のブラケットとが摺接して金属粉が発生することがなく、かつ、ブラケットを介してシールドパイプに伝わる振動をゴム製のグロメットで吸収し、シールドパイプに振動が伝わりにくくしている。さらに、前記のように、ブラケットに排水孔を設けていることで、電蝕の発生を確実に防止することができる。
さらに、前記グロメットの平面状上端面をフロアパネルの下面に当接させる設定としているため、シールドパイプのフロアパネル下面から取付位置の寸法を短くでき、クランプ全体の上下高さを低くし、シールドパイプを路面から離れて位置させることができる。かつ、前記グロメットの平面状上端面の面積を比較的大きくすることでシールドパイプを安定して保持することができる。これにより、前記第二の課題であるシールドパイプの配置位置をフロアパネル下面からの距離を短くすると共に、シールドパイプを安定支持できる。
前記グロメットの両側外面に設ける挟持部は幅方向の両側にL形状の突起部からなり、該両側の突起部の間にブラケットのグロメット保持部の幅方向の両側を差し込んで取り付ける構成とすることが好ましい。
前記ブラケットとグロメットを備えたクランプは、ブラケットの車体固定部を前記グロメット保持部の一端と連続させた片持ちタイプまたは、前記グロメット保持部の両端に前記車体固定部を連続させた両持ちタイプのいずれとしてもよい。
この場合、車体固定部の幅を細くする一方、グロメット保持部の幅を広くすることが好ましい。
前記片持ちタイプとする場合は、ブラケットは車体固定部の長さ方向の一端から下向き湾曲させて上向き半円弧状としたグロメットとを同一軸線上に設けても良いし、車体固定部の一端から下向き突出部を設けて、該下向き突出部の幅方向の一側に前記上向き円弧状のグロメット保持部を連続させ、車体固定部とグロメット保持部とはオフセットしてもよい。
前記両持ちタイプとする場合は、両側の車体固定部の幅を大きくし、その間にグロメット保持部を連続させてオフセットさせず、両側の車体固定部のボルト孔の位置を対角線上に配置することが好ましい。
前記ブラケットの車体固定部にボルト孔を設け、該ボルト孔にボルトを通して前記フロアパネルに固定したナットにねじ込み固定する構成とし、
前記フロアパネルの下方に配置する長尺なシールドパイプに適正位置で複数のクランプを取り付けるようにしている。
前記のように、本発明は、自動車に床下配線する電線を通すシールドパイプをフロアパネルに固定するクランプに排水孔を設けているため、シールドパイプとクランプとの間に溜まりやすい水を排出することができる。
また、シールドパイプの外周面に嵌合するゴム製のグロメットを、該グロメットを保持する金属板からなるブラケットと組み合わせてクランプを構成しているため、シールドパイプの外周面を金属板で囲むクランプと比較して、摺動摩擦により金属粉が発生するのを防止でき、かつ、前記のように水を排水孔から排出できるため、金属粉と水と、さらに振動により発生する電蝕を確実に防止することができる。
さらに、グロメットの平坦状上端面をフロアパネル下面に当接させてクランプの高さを小さく出来る。
(A)は本発明のクランプを用いるシールドパイプの配管状態を示す概略図、(B)は要部拡大斜視図である。 第一実施形態のクランプを示し、(A)は斜視図、(B)は平面図、(C)は正面図である。 前記クランプを構成するブラケットを示し、(A)は斜視図、(B)は平面図である。 前記クランプを構成するグロメットを示す斜視図である。 前記クランプをシールドパイプに取り付けてフロアパネルに固定する状態を示す図面である。 第二実施形態のクランプを示し、(A)は斜視図、(B)は正面図、(C)はブラケットの斜視図である。 第二実施形態の変形例のクランプを示し、(A)は斜視図、(B)はブラケットの斜視図である。 従来例を示す図面である。 他の従来例を示す図面である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
実施形態のクランプ1は、図1に示すハイブリット自動車において、フロアパネル2の下面に沿って後部から前部へと配索する電線3を挿通する金属製パイプからなるシールドパイプ5をフロアパネル2に固定するものである。本実施形態ではシールドパイプ5は鉄製としている。
第一実施形態のクランプ1は図2(A)〜(C)及び図3(A)(B)に示すように、板厚が比較的薄い金属板を板金加工したブラケット10と、ゴム成形品からなるグロメット20とを組み合わせて構成している。
金属板からなるブラケット10は図3(A)(B)に示すように、両側に水平方向とした車体固定部11、12を設け、該車体固定部11、12の間に上向き半円弧状のグロメット保持部13を設けている。車体固定部11、12およびグロメット保持部13の幅方向の中央部には補強用の外向き屈曲部14を設けている。
車体固定部11、12にはボルト孔11a、12aを設け、これらボルト孔11aと12aとは前記屈曲部14を挟んで対角線上に位置させている。
前記グロメット保持部13の下端部には図3(B)に示すように中央の屈曲部14の位置に排水孔15を設けている。
ゴム成形品からなるグロメット20は図4に示すように、上側部21と両側部22、23を有する形状で、内周面はシールドパイプ5の外周面に密着する円弧状とし、両側部22と23の先端間にシールドパイプ5の下端部が露出するように開口Cとしている。
上側部21の上端面21aを水平方向の平坦状上端面としている。
両側部22、23の外面は内周面と略平行な円弧形状とし、それぞれ幅方向の両側のL形状の突起部22aと22b、23aと23bを設け、前記ブラケット10のグロメット保持部13の両側円弧部の幅方向の両側をそれぞれ前記突起部22aと22b、23aと23bに差し込んで、グロメット20をブラケット10のグロメット保持部13で保持できるようにしている。
前記のように、ブラケット10のグロメット保持部13をグロメット20の両側部22、23に外嵌して取り付けた状態は図2(A)〜(C)に示す状態となる。
この状態で、グロメット10の両側部22、23に外嵌固定したブラケット10のグロメット保持部13の排水孔15を設けた下端部は両側部22、23の下端の間に位置する。また、グロメット20の上端面21aは両側の車体固定部11、12の上面より僅かに上方へ突出している。
このように、ブラケット10とグロメット20とを組みつけた状態でクランプ1の上下高さHは、従来汎用されているクランプの高さより低くなっている。
前記クランプ1をシールドパイプ5に取り付け、フロアパネル2にクランプ1を固定した状態を図5に示す。本実施形態では、シールドパイプ5は長尺であり、クランプ1を適正位置で複数取り付けてフロアパネル2に固定している。
シールドパイプ5ヘのクランプ1の取り付けは、グロメット20を上方から被せて、内周面をシールドパイプ5の外周面に密着させている。該グロメット20を保持するブラケット10のグロメット保持部13は排水孔15を設けた下端部がシールドパイプ5の下端部と隙間を空けて位置する。
ブラケット10の車体固定部11、12のボルト孔11a、12aにボルトB1、B2を通してフロアパネル2にナットN、Nで固定した状態でグロメット20の上端面21aがフロアパネル2の下面に接触する。
前記のようにクランプ1を介してフロアパネル2に取り付けたシールドパイプ5は、クランプ1のグロメット20の平坦状の上端面21aをフロアパネル2の下面に接触させるため、クランプ1の高さを低くでき、路面Rからのシールドパイプ5までの距離Sを大きくできる。かつ、グロメット20を安定させることができる。
また、シールドパイプ5はゴム製のグロメット20と接触させているため、グロメット20をシールドパイプ5に追従させることができ、グロメット20により車体固定部11、12から伝わる振動を吸収できると共に、フロアパネル2から伝わる振動も吸収でき、シールドパイプ5を安定して支持できる。
また、振動によりシールドパイプ5とグロメット20が摺接しても鉄粉が発生することはない。
かつ、シールドパイプ5の外周面とグロメット20の内周面との間に浸水が発生しても排水孔15から排出することができる。かつ、グロメット20とブラケット10のクランプ保持部13との間に浸水が発生しても排水孔15から排水できる。このように、鉄粉を発生させないと共にシールドパイプ5とグロメット20との間に水が溜まらないため、シールドパイプ5の外周面に電蝕が発生するのを確実に防止でき、シールドパイプ5の耐久性を高めることができる。
図6(A)〜(C)に第二実施形態のクランプ1−2を示す。
前記第一実施形態では、ブラケット10はグロメット保持部13の両端を車体固定部11、12の間に設けて両持ちタイプとしているが、第二実施形態のクランプ1−2はグロメット保持部13の一端にのみ車体固定部11を設けて片持ちタイプとしている点を相違させている。
即ち、車体固定部11の一端から上向半円弧状のグロメット保持部13を連続して設けており、車体固定部11とグロメット保持部13とは同一軸線上Lに配置している。
グロメット保持部13の下端に排水孔15を設けている。グロメット20の形状は第一実施形態と同様であるため、同一符号を付して説明を省略する。
前記のようにブラケット10でグロメット20を片持ち保持する構成としても、ブラケット10を金属板で形成して保持強度を高めているため、グロメット20を確実に保持することができる。
かつ、該第二実施形態のクランプ1−2は、第一実施形態と同様の作用効果を有するため、説明を省略する。
図7(A)(B)に第二実施形態のクランプの変形例を示す。
該クランプ1−3も片持ちタイプとしているが、ブラケット10の車体固定部11とクランプ保持部13とは軸線方向をL−1とL−2に相違させてオフセットタイプとしている。
具体的には、ブラケット10の車体固定部11の長さ方向の一端から下向き突出部30を設け、該下向き突出部30の幅方向の一側に上向き円弧状のグロメット保持部13を連続させている。
グロメット保持部13の下端に排水孔15を設けていると共にグロメット20の形状は第一実施形態と同様であり、同一の作用効果を有するため、同一符号を付して説明を省略する。
このようにオフセットタイプとすると、フロアパネルの近接した位置にボルト取付箇所が無い場合、ブラケットの長さと強度を適宜に設定することによりクランプを取り付けることができる。
1 クランプ
2 フロアパネル
3 電線
5 シールドパイプ
10 ブラケット
11、12 車体固定部
13 グロメット保持部
15 排水孔
20 グロメット
21 上側部
21a 上端面
22、23 両側部
22a、22b、23a、23b 挟持用の突起部

Claims (3)

  1. 車両に床下配線されるワイヤハーネスを外装保護する金属製パイプからなるシールドパイプに外嵌してフロアパネルに固定するクランプであって、
    前記シールドパイプを外嵌保持する保持部として、金属板からなるブラケットと、該ブラケットで保持されるゴム成形品からなるグロメットを備え、
    前記ブラケットは、前記フロアパネルの下面に当接させて固定する車体固定部と、該車体固定部の一端から下方に湾曲させて上向き円弧状に形成したグロメット保持部とを有し、該グロメット保持部の下端位置に排水孔を設けている一方、
    前記グロメットは、前記シールドパイプの下部を除く外周面に当接させる内周面と、前記フロアパネルの下面に当接させる平面状上端面を有すると共に両側外面を円弧状とし、該両側外面に前記ブラケットのグロメット保持部の挟持部を設けており、かつ、前記グロメットの両側部の下端の間に前記グロメット保持部の排水孔が位置し
    前記シールドパイプの下端に対応する位置に前記排水孔を位置させ、前記保持部とシールドパイプの間に浸水する水を排水できる構成としていることを特徴とするシールドパイプ用クランプ。
  2. 前記ブラケットの車体固定部を前記グロメット保持部の一端と連続させた片持ちタイプまたは、前記グロメット保持部の両端に前記車体固定部を連続させた両持ちタイプとしている請求項1に記載のシールドパイプ用クランプ。
  3. 前記ブラケットの車体固定部にボルト孔を設け、該ボルト孔にボルトを通して前記フロアパネルに固定したナットにねじ込み固定する構成とし、
    前記フロアパネルの下方に配置するシールドパイプに間隔をあけて複数取り付けられる請求項1または請求項2に記載のシールドパイプ用クランプ。
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