JP5503934B2 - インパネリインホースメント - Google Patents

インパネリインホースメント Download PDF

Info

Publication number
JP5503934B2
JP5503934B2 JP2009224587A JP2009224587A JP5503934B2 JP 5503934 B2 JP5503934 B2 JP 5503934B2 JP 2009224587 A JP2009224587 A JP 2009224587A JP 2009224587 A JP2009224587 A JP 2009224587A JP 5503934 B2 JP5503934 B2 JP 5503934B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reinforcement
floor
toe brace
bracket
instrument panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009224587A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011073489A (ja
Inventor
真一 苅谷
和典 神谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Futaba Industrial Co Ltd
Original Assignee
Futaba Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Futaba Industrial Co Ltd filed Critical Futaba Industrial Co Ltd
Priority to JP2009224587A priority Critical patent/JP5503934B2/ja
Publication of JP2011073489A publication Critical patent/JP2011073489A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5503934B2 publication Critical patent/JP5503934B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、車両のインストルメントパネル(通称インパネ)の内側で左右ピラー間に架設されるインパネリインホースメントに関する。
従来より、特許文献1にあるように、インパネリインホースメントでは、リインホースメントが車両の左右ピラー間に架設され、下端が車両の床に締結されるフロアツウブレースがリインホースメントに取り付けられている。リインホースメントとフロアツウブレースとの取付は、パイプ状のリインホースメントにボルトを溶着し、このボルトをフロアツウブレースの一端に形成された取付孔に通して、締結することにより行われていた。
特開2001−270467号公報
しかしながら、こうした従来のものでは、パイプ状のリインホースメントの外周にボルトを溶着して、フロアツウブレースをボルト締結すると、リインホースメントとボルトとの溶着箇所に応力集中が生じ、破損につながりやすく、リインホースメントの肉厚を厚くする等の剛性アップを図ると重量の増加につながるという問題があった。
また、リインホースメントに溶着したボルトに、フロアツウブレースを取り付ける際、リインホースメントに溶着するボルトの位置を、リインホースメントの長手方向及び円周方向に調整できるが、フロアツウブレースの取付孔とボルトと取付関係は調整できないので、調整の自由度が低いという問題があった。
本発明の課題は、リインホースメントとフロアツウブレースとの取付の剛性を向上できると共に、調整の自由度が高いインパネリインホースを提供することにある。
かかる課題を達成すべく、本発明は課題を解決するため次の手段を取った。即ち、
リインホースメントが車両の左右ピラー間に架設され、前記リインホースメントにフロアツウブレースが取り付けられたインパネリインホースメントにおいて、
前記リインホースメントは少なくとも外周の断面形状が円弧状の取付部を有すると共に、前記フロアツウブレースの前記リインホースメントへの取付部は外周の断面形状が円形で、
前記リインホースメントと前記フロアツウブレースとの長手方向を交差させて前記リインホースメントの前記取付部に前記フロアツウブレースの前記取付部をブラケットを介して取り付け、
前記ブラケットは前記フロアツウブレースの前記取付部の外周を覆う円弧状部を有すると共に、前記円弧状部から前記リインホースメントの外周に向かって延出され前記リインホースメントの前記取付部の外周に円弧状に接触する脚部を有し、前記フロアツウブレースと前記円弧状部とを溶着すると共に、前記リインホースメントと前記脚部とを溶着したことを特徴とするインパネリインホースメントがそれである。
その際、前記脚部は、前記リインホースメントの長手方向に折り曲げ形成され前記リインホースメントの前記取付部の外周に円弧状に接触するフランジ部を有する構成としてもよい。また、前記ブラケットの前記円弧状部は、前記フロアツウブレースを摺動可能、かつ回転可能に覆う構成とするとよい。更に、前記リインホースメントの前記取付部は断面形状が円形のパイプで、前記フロアツウブレースはパイプから形成するとよい。
本発明のインパネリインホースメントは、リインホースメントとフロアツウブレースとが、ブラケットを介して取り付けられるので、ブラケットの脚部により接触面積を大きく取ることができ、応力の分散を図ることができるので剛性を向上できると共に、円周方向や長手方向に移動して位置を調整できるので、位置調整の自由度が高いという効果を奏する。
また、フランジ部を形成すると、更に接触面積を大きく取ることができる。円弧状部にフロアツウブレースを摺動可能、かつ、回転可能に覆う構成とすると、更に、調整の自由度を高められる。リインホースメントやフロアツウブレースをパイプにより形成すると製造が容易になる。
本発明の一実施形態としてのインパネリインホースメントの要部斜視図である。 本実施形態のインパネリインホースメントの要部側面図である。 図2のAA拡大断面図である。 本実施形態のインパネリインホースメントの要部背面図である。 従来のインパネリインホースメントと本実施形態のインパネリインホースメントとの剛性を比較したグラフである。
以下本発明を実施するための形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図4に示すように、1はリインホースメントで、リインホースメント1は図示しない車両の左右ピラーに両端がそれぞれ締結されて、左右ピラー間に架設されている。本実施形態では、リインホースメント1は円形のパイプから形成されており、運転席側は大径のパイプで、助手席側は小径のパイプで形成されて、それらが連結されて構成されている。
2はフロアツウブレースで、フロアツウブレース2の下端は図示しない車両の床に連結され、上端がブラケット4を介して、リインホースメント1に連結されている。リインホースメント1とフロアツウブレース2との長手方向を交差させて連結される。必ずしも直交していなくてもよく、斜めに交差していてもよい。
フロアツウブレース2は、円形のパイプから形成されており、リインホースメント1に連結する上端側の取付部2aは、外周の断面形状が円形に、また、長手方向はほぼ直線状に形成されている。
フロアツウブレース2を取り付けるリインホースメント1の取付部1aは、外周の断面形状が円形に、また、長手方向はほぼ直線状に形成されている。尚、リインホースメント1の取付部1aは、少なくともフロアツウブレース2を取り付ける箇所の近傍が外周の断面形状を円形に形成していればよく、また、長手方向の全長にわたって円形である必要はない。
ブラケット4は、フロアツウブレース2の取付部2aの外周のほぼ半分を覆うように、断面形状が半円弧状に形成された円弧状部4aを有すると共に、円弧状部4aの両端からそれぞれリインホースメント1の取付部1aに向かって延出された一対の脚部4bを備え、ブラケット4は断面形状が略U字状に形成されている。円弧状部4aは、フロアツウブレース2の取付部2aを回転可能に、かつ、長手方向に移動可能に形成されている。
一対の脚部4bは、ほほ直線的にリインホースメント1の取付部1aに向かって、リインホースメント1の取付部1aの外周に接触するように延出されている。また、脚部4bは、リインホースメント1側の端がリインホースメント1の取付部1aの円形形状に応じて、円弧状に形成されている。
一対の脚部4bは、リインホースメント1の長手方向の外側に折り曲げられてそれぞれフランジ部4cが形成されている。フランジ部4cは、リインホースメント1側の面がリインホースメント1の取付部1aの円形形状に密着するように、円弧状に形成されている。
リインホースメント1にフロアツウブレース2を取り付ける際には、フロアツウブレース2の取付部2aの外周にブラケット4の円弧状部4aを嵌めるようにして、取付部2aの外周に円弧状部4aを接触させ、取付部2aを円弧状部4aで覆う。そして、リインホースメント1の取付部1aにブラケット4のフランジ部4cを接触させる。
その際、図2に矢印で示すように、フロアツウブレース2とブラケット4とを、リインホースメント1の取付部1aの円周方向に移動して位置を調整できる。また、ブラケット4の円弧状部4a内を、フロアツウブレース2を長手方向に移動して位置を調整できる。
しかも、図4に矢印で示すように、フロアツウブレース2とブラケット4とを、リインホースメント1の取付部1aの長手方向に移動して位置を調整できる。また、ブラケット4の円弧状部4a内で、フロアツウブレース2を回転させて回転位置を調整できる。
位置を調整した後、フロアツウブレース2の取付部2aと、ブラケット4の円弧状部4aとを溶接により溶着し、また、リインホースメント1の取付部1aとブラケット4のフランジ部4cとを溶接により溶着して、インパネリインホースメントを組み立てる。
リインホースメント1とフロアツウブレース2とが、ブラケット4を介して取り付けられるので、ブラケット4の脚部4b、特に、フランジ部4cにより接触面積が大きく取られ、応力の分散を図ることができる。図5に従来のボルトによりリインホースメントとフロアツウブレースとを取り付けた場合の剛性を破線で示す。また、本実施形態のブラケット4を介してリインホースメント1とフロアツウブレース2とを取り付けた場合の剛性を実線で示す。図5からわかるように、従来の場合よりも本実施形態の場合のほうが剛性が向上していることがわかる。
また、リインホースメント1とフロアツウブレース2とを、ブラケット4を介して取り付ける際に、リインホースメント1の取付部1aの円周方向に移動して位置を調整できると共に、フロアツウブレース2を長手方向に移動して位置を調整できる。更に、リインホースメント1の取付部1aの長手方向に移動して位置を調整できると共に、フロアツウブレース2を回転させて回転位置を調整できるので、位置調整の自由度が高い。
以上本発明はこの様な実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得る。
1…リインホースメント 1a…取付部
2…フロアツウブレース 2a…取付部
4…ブラケット 4a…円弧状部
4b…脚部 4c…フランジ部

Claims (2)

  1. リインホースメントが車両の左右ピラー間に架設され、前記リインホースメントにフロアツウブレースが取り付けられたインパネリインホースメントにおいて、
    前記リインホースメントは少なくとも外周の断面形状が円弧状の取付部を有すると共に、前記フロアツウブレースの前記リインホースメントへの取付部は外周の断面形状が円形で、
    前記リインホースメントと前記フロアツウブレースとの長手方向を交差させて前記リインホースメントの前記取付部に前記フロアツウブレースの前記取付部をブラケットを介して取り付け、
    前記ブラケットは前記フロアツウブレースの前記取付部の外周を覆う円弧状部を有すると共に、前記円弧状部から前記リインホースメントの外周に向かって延出され前記リインホースメントの前記取付部の外周に円弧状に接触する脚部を有し、前記フロアツウブレースと前記円弧状部とを溶着すると共に、前記リインホースメントと前記脚部とを溶着し
    前記脚部は、前記リインホースメントの長手方向に折り曲げ形成され前記リインホースメントの前記取付部の外周に円弧状に接触するフランジ部を有し、前記リインホースメントの前記取付部と前記ブラケットの前記フランジ部とを溶着したことを特徴とするインパネリインホースメント。
  2. 前記リインホースメントの前記取付部は断面形状が円形のパイプで、前記フロアツウブレースはパイプから形成されていることを特徴とする請求項1に記載のインパネリインホースメント。
JP2009224587A 2009-09-29 2009-09-29 インパネリインホースメント Expired - Fee Related JP5503934B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009224587A JP5503934B2 (ja) 2009-09-29 2009-09-29 インパネリインホースメント

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009224587A JP5503934B2 (ja) 2009-09-29 2009-09-29 インパネリインホースメント

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011073489A JP2011073489A (ja) 2011-04-14
JP5503934B2 true JP5503934B2 (ja) 2014-05-28

Family

ID=44017951

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009224587A Expired - Fee Related JP5503934B2 (ja) 2009-09-29 2009-09-29 インパネリインホースメント

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5503934B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5741300B2 (ja) * 2011-08-03 2015-07-01 スズキ株式会社 支持構造
JP6080663B2 (ja) * 2013-04-05 2017-02-15 ユニプレス株式会社 自動車のコラムシャフト取付け構造

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01101949U (ja) * 1987-12-26 1989-07-10
JP3495963B2 (ja) * 2000-01-18 2004-02-09 定夫 本岡 ビニールハウスのパイプ変形部の連結具
JP2008038942A (ja) * 2006-08-02 2008-02-21 Toto Kogyo Co Ltd 交差パイプ用連結金具
JP2009101799A (ja) * 2007-10-22 2009-05-14 Calsonic Kansei Corp 車体強度部材構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011073489A (ja) 2011-04-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5598774B2 (ja) 電動負圧ポンプの取付構造
JP5788829B2 (ja) ステアリング装置
JP5776627B2 (ja) 電動式パワーステアリング装置用ステアリングコラムの支持装置及び支持ブラケットの製造方法
JP5581911B2 (ja) トレーリングアームの取付構造
JP2010202105A (ja) 車体後部のリヤフロア構造
JP5503934B2 (ja) インパネリインホースメント
JP5946996B2 (ja) サスペンションフレーム構造
JP4604717B2 (ja) 排気管構造
JP2009190620A (ja) カウルトップパネル及び自動車の前部車体構造
JP6489845B2 (ja) ステアリング装置
JP4799230B2 (ja) 自動車のステアリングホイール構造
JP5097662B2 (ja) 自動二輪車のチェーンアジャスター構造及び自動二輪車
JP6136302B2 (ja) ステアリングナックルの構造
JP2010137736A (ja) サスペンションメンバ構造
JP6141723B2 (ja) アームレスト取付けブラケット及びアームレスト
JP5042250B2 (ja) プロペラシャフトの支持装置
JP6896956B2 (ja) サイドブラケットの取付構造
JP3678230B2 (ja) パワーステアリングモーターの支持構造
JP2012126309A (ja) フードラッチ取付構造
JP6142691B2 (ja) カウルサイドメンバ及びストラットタワーの周辺部構造
JP7232419B2 (ja) 車両の前部構造
JP7118820B2 (ja) 電装品ボックス支持装置
JP4508931B2 (ja) 排気管インシュレータ固定用クランプ構造
JP2012096565A (ja) トラック用ミラーステー
JP2014095208A (ja) 防護柵のビームパイプ連結用インナースリーブ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120912

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130919

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130924

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140225

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140317

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5503934

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees