JP5260193B2 - 半導体集積回路及びそのスイッチングノイズ平準化方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体集積回路に関する。特に、出力バッファなど電源にスイッチングノイズを与える回路を有する半導体集積回路及びそのスイッチングノイズを平準化する方法に関する。
近年、プロセスの微細化、電源電圧の低電圧化、アナログ回路・デジタル回路の混載、高速インタフェース、パッケージ・実装基板の高密度化などにより、出力バッファによる同時動作ノイズ、サブストレートノイズ、EMIといった電源ノイズに起因するPower・Integrity問題(以下、PI)、及び反射、クロストークといった信号波形に起因するSignal・Integrity問題(以下、SI)が顕著になってきている。特に、DDR、PCIといった高速インタフェースを半導体基板上に実装する際には、PIやSIによって引き起こされる信号品質劣化、その中でもジッタ増大が問題となっており、psオーダでのタイミング設計に苦慮している。高速インタフェースにおけるジッタ増大の主な原因は、信号の高速化、多bit化による出力バッファの同時動作ノイズであり、それらのノイズ低減が望まれている。
図8は、特許文献1に記載されている従来の電源ラインあるいはグランドライン上のノイズを低減した半導体装置のブロック図である。
この従来の半導体装置では、回路ブロック(A)101と回路ブロック(B)102は同一基板上の半導体デバイス103上に存在し、配線により電源ライン109とグランドライン110が端子105〜108を経由して電圧源104に接続されている。配線の長さや引き回しの方法により寄生素子R101〜R112が発生する。さらに不揮発性記憶装置111を備え、電源ライン109とグランドライン110間には、複数のコンデンサ(バイパスコンデンサ)C101〜C104と、不揮発性記憶装置111と接続した複数のスイッチ素子S101〜S104が接続されている。
図8に記載の従来の半導体装置は、不揮発性記憶装置111と接続した複数のスイッチ素子S101〜S104を動作させ、電源ライン109とグランドライン110との間に設けた複数のコンデンサC101〜C104の接続状態を変えることにより、ノイズや漏れ信号が最小となる最適な接続状態の情報を得て、該情報を不揮発性記憶装置111に記憶する。
特許文献1には、このようにして、バイパスコンデンサとしての複数のコンデンサC101〜C104の接続状態を、不揮発性記憶装置111に記憶された情報に基づいて適宜切り替え、バイパスコンデンサの容量値を変化させることにより、回路動作周波数あるいは周辺環境などの変化に対応して最適な容量値に設定することができると記載されている。
また、特許文献2には、ノイズ測定回路を設け、測定したノイズ量に基づいて事後的にデカップリング容量の容量値を制御することが記載されている。
特開2006−295027号公報 特開2008−085321号公報
発明者らの検討によれば、半導体集積回路には、多数のスイッチング回路が存在し、それらのスイッチング回路のスイッチング動作により電源ノイズが生ずる。また、スイッチング電流の大きな複数のスイッチング回路が同時にハイレベルからローレベル、または、ローレベルからハイレベルに変化する場合等、それらのスイッチング動作の条件、タイミングによって大きな電源ノイズが出るタイミングとそうでないタイミングが存在する。電源系にデカップリング容量を接続することにより、電源ノイズの絶対的な大きさは抑制できるが、大きな電源ノイズが出るタイミング、条件とそうでないタイミング、条件があることには変わりはない。特許文献1や特許文献2のように静的にデカップリング容量の容量値を切り替えたとしても同じである。
その様な場合、大きな電源ノイズの発生するタイミング、条件と回路動作が重なるとジッタが悪化するワーストケースの特異点が存在する場合がある。また、そのようなワーストケースは再現性もないことが多い。従って、特定のタイミング、条件で電源ノイズが大きくなることは回路動作の信頼性の観点からも望ましくない。電源ノイズは存在するとしても、大きなスイッチングノイズを抑制し、スイッチングノイズの大きい時と小さい時のばらつきを平準化することが望ましい。
本発明の1つの側面に係る半導体集積回路は、スイッチング回路と、デカップリング容量を前記スイッチング回路の電源系に接続するか否か切り替えるスイッチと、前記スイッチング回路をスイッチングさせる制御信号を検出し前記スイッチング回路がスイッチングする前後の一定期間前記スイッチをオンさせて前記スイッチング回路の電源系に前記デカップリング容量を接続させるスイッチ制御回路と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の別な側面に係る半導体集積回路は、複数のスイッチング回路と、前記複数のスイッチング回路にそれぞれ対応して設けられ、デカップリング容量を前記対応するスイッチング回路の電源系に接続するか否かを切り替える複数のスイッチと、前記複数のスイッチング回路にそれぞれ対応して設けられ、対応するスイッチング回路をスイッチングさせる制御信号を検出し、前記対応するスイッチング回路がスイッチングする前後の一定期間、前記対応するスイッチをオンさせる複数のスイッチ制御回路と、を備えたことを特徴とする。
本発明のさらに別な側面に係る半導体集積回路のスイッチングノイズ平準化方法は、複数のスイッチング回路を備えた半導体集積回路において、スイッチングノイズを平準化させる方法であって、前記複数のスイッチング回路のうち、スイッチングノイズの大きいスイッチング回路に対応してデカップリング容量を当該スイッチング回路の電源系に接続するか否か切り替えるスイッチと前記スイッチのオンオフを制御するスイッチ制御回路とを前記半導体集積回路に設け、前記スイッチを当該スイッチング回路がスイッチングする前後の一定期間にオンさせることにより、前記デカップリング容量を前記電源系に接続し、当該スイッチング回路によるスイッチングノイズを抑制する。
本発明によれば、スイッチング回路がスイッチングする前後の一定期間にデカップリング容量を当該スイッチング回路の電源系に接続し、当該スイッチング回路のスイッチングノイズを抑制し、スイッチングノイズの大きい時と小さい時のばらつきを平準化することができる。
本発明の実施形態について、必要に応じて図面を参照して説明する。
本発明の一実施形態の半導体集積回路は、例えば、図1、図4〜7に示すように、スイッチング回路(1、24)と、デカップリング容量(14、34)をスイッチング回路(1、24)の電源系(11、33)に接続するか否か切り替えるスイッチ15と、スイッチング回路(1、24)をスイッチングさせる制御信号16を検出しスイッチング回路(1、24)がスイッチングする前後の一定期間(図2のT0〜T1、T2〜T3)スイッチ15をオンさせてスイッチング回路(1、24)の電源系(11、33)にデカップリング容量(14、34)を接続させるスイッチ制御回路12と、を備える。なお、図6において、上記各符号の後に〜A、〜B、〜Cを付加した符号が存在する場合は、符号の後に、〜A、〜B、〜Cを付加し読み替えるものとする。例えば、「スイッチング回路1」は、図6において、「スイッチング回路(1A、1B、1C)」と読み替える。以下、同じ。
上記半導体集積回路によれば、スイッチング回路がスイッチングする前後の一定期間にスイッチング回路の電源系にデカップリング容量を接続することができるので、そのスイッチング回路のスイッチングにより生ずるスイッチングノイズを抑制することができ、電源ノイズの大きさを平準化することができる。
また、本発明の一実施形態の半導体集積回路は、図1、図4、図6、図7に示すようにデカップリング容量14を内蔵してもよい。
さらに、本発明の一実施形態の半導体集積回路は、図1、図4〜7に示すように、スイッチング回路(1、24)がバッファ回路(1、24)であって、スイッチ制御回路12は、バッファ回路(1、24)に対する入力信号16のエッジを検出してスイッチ15をオンさせるものであってもよい。
さらに、本発明の一実施形態の半導体集積回路は、図1、図6、図7に示すように、制御信号16を受けてスイッチング回路(1、24)がスイッチングするタイミングと、スイッチをオンさせるタイミングを調整するタイミング調整回路13をさらに備えてもよい。
スイッチング回路(1、24)がスイッチングする前後の一定期間(図2のT0〜T1、T2〜T3)にスイッチ15をオンさせればよいので、スイッチ15がオンするまでスイッチング回路(1、24)がスイッチングするタイミングを遅らせる必要がある場合に、タイミング調整回路13を設ければよい。スイッチ制御回路12が、制御信号16を受けて、スイッチング回路(1、24)がスイッチングするより早くスイッチ15をオンさせることができる場合は、タイミング調整回路13は設けなくともよい。
また、本発明の一実施形態の半導体集積回路は、図6に示すように、複数のスイッチング回路(1A〜C)と、複数のスイッチング回路(1A〜C)にそれぞれ対応して設けられデカップリング容量(14A〜C)を対応するスイッチング回路(1A〜C)の電源系11に接続するか否かを切り替える複数のスイッチ(15A〜C)と、複数のスイッチング回路(1A〜C)にそれぞれ対応して設けられ対応するスイッチング回路(1A〜C)をスイッチングさせる制御信号(16A〜C)を検出し、対応するスイッチング回路(1A〜C)がスイッチングする前後の一定期間(図2のT0〜T1、T2〜T3)、対応するスイッチ(15A〜C)をオンさせる複数のスイッチ制御回路(12A〜C)と、を備える。
複合的な機能を有する半導体集積回路において、それぞれ別個の機能を有するスイッチング回路がスイッチングするタイミングまで全体で管理することは困難である。上記構成によれば、複数のスイッチング回路毎にそれぞれ独立して、スイッチング回路がスイッチングする前後の一定期間デカップリング容量を電源系に接続させることができる。従って、当該スイッチング回路以外のスイッチング回路の動作タイミングを考慮する必要がない。言い換えるならば、当該スイッチング回路と別個の機能を有する他のスイッチング回路が、同時にスイッチングをするか否かを考慮する必要がない。また、CMOS構成の半導体集積回路では、論理回路は全てスイッチング回路となるが、この全てのスイッチング回路全部に、デカップリング容量を設ける必要はなく、スイッチング回路の内でも、スイッチング電流の大きな出力バッファ回路や、同時に多数のスイッチング回路が動作するクロックツリーのスイッチング動作に合わせて、デカップリング容量をスイッチングする前後の一定期間、スイッチチング回路の電源系に接続することにより、電源ノイズの平準化を図ることができる。
また、本発明の一実施形態の半導体集積回路は、図6に示すように、複数のスイッチ(15A〜C)にそれぞれ接続される複数のデカップリング容量(14A〜C)を内蔵してもよい。
複数のデカップリング容量(14A〜C)を内蔵することにより、半導体集積回路に外付けする部品数や、半導体集積回路の外部容量接続端子の数を減らすことができる。
また、本発明の一実施形態の半導体集積回路は、図6に示すように、複数のスイッチング回路(1A〜C)が、それぞれ半導体集積回路の対応する外部出力端子(43A〜C)に接続された出力バッファ回路(1A〜C)であって、複数のスイッチ制御回路(12A〜C)は、それぞれ対応する出力バッファ回路(1A〜C)に対する入力信号(16A〜C)のエッジを検出して対応するスイッチ(15A〜C)をオンさせるものであってもよい。
また、本発明の一実施形態の半導体集積回路は、図6に示すように、制御信号(16A〜C)を受けてスイッチング回路(1A〜C)がスイッチングするタイミングと、スイッチ(15A〜C)をオンさせるタイミングを調整するタイミング調整回路(13A〜C)を複数のスイッチング回路(1A〜C)毎に設けたものであってもよい。
さらに、本発明の一実施形態の半導体集積回路のスイッチングノイズ平準化方法は、図1、図3、図4〜7に示すように、複数のスイッチング回路を備えた半導体集積回路2において、スイッチングノイズを平準化させる(図3の(a)と(c)参照)方法であって、複数のスイッチング回路のうち、スイッチングノイズの大きいスイッチング回路(1、24)に対応して、デカップリング容量14を当該スイッチング回路の電源系(11、33)に接続するか否か切り替えるスイッチ15と、スイッチのオンオフを制御するスイッチ制御回路12と、を半導体集積回路2に設け、スイッチ15を当該スイッチング回路1がスイッチングする前後の一定期間(図2のT0〜T1、T2〜T3参照)にオンさせることにより、デカップリング容量14を電源系(11、33)に接続し、当該スイッチング回路1によるスイッチングノイズを抑制する(図3の(a)と(c)参照)ものであってもよい。
上記方法によれば、スイッチング回路1がスイッチングする前後の一定期間にデカップリング容量14をスイッチング回路の電源系(11、33)に接続するので、当該スイッチング回路1によるスイッチングノイズ(図3の(a)のT11〜T12、T13〜T14参照)を抑制し(図3の(c)のT11〜T12、T13〜T14参照)、電源ノイズを平準化することができる。すなわち、図3(a)のタイミングT11〜T12やT13〜T14のような大きな電源ノイズの発生を抑制し、電源ノイズが平準化できる。従って、図3(a)のタイミングT11〜T12やタイミングT13〜T14のような大きな電源ノイズが発生するタイミングと、別な回路の動作タイミングが一致した場合でも、特にジッタがそのタイミングで悪化することがない。すなわち、上記方法によれば、たまたま、回路の動作タイミングが大きな電源ノイズと重なった場合だけ、ジッタ等の特性が悪化したり、誤動作したりすることを防ぐことができる。
さらに、本発明の一実施形態の半導体集積回路のスイッチングノイズ平準化方法は、図6に示すように、スイッチングノイズの大きいスイッチング回路が複数の出力バッファ回路(1A〜C)であって、複数の出力バッファ回路(1A〜C)それぞれに対応して複数のデカップリング容量(14A〜C)と、複数のスイッチ(15A〜C)と、複数のスイッチ制御回路(12A〜C)と、を半導体集積回路2内に設け、複数の出力バッファ回路(1A〜C)の出力がそれぞれ反転する時に、それぞれ対応するスイッチ(15A〜C)をオンさせて複数の出力バッファ回路(1A〜C)によるスイッチングノイズ(図3(a)のタイミングT11〜T12、タイミングT13〜T14参照)の影響を平準化させる方法でもあってよい。
以下、本発明について、実施例に即し、図面を参照してさらに詳しく説明する。
図1は、実施例1の半導体集積回路のブロック図である。図1において、半導体集積回路2には、電圧源11から、電源ライン3とグランドライン4を介して電源が供給される。電源ライン3は、半導体集積回路2の電源端子5、6に接続され、グランドライン4は、半導体集積回路2のグランド端子7、8に接続されている。また、電圧源11から供給される電源ラインには、パッケージやプリント基板等の寄生素子成分である電源インダクタンス9が存在する。同様に、グランドラインにも、グラントインダクタンス10が存在する。
半導体集積回路2の内部には、出力バッファ回路1が設けられ、電源端子6とグランド端子8に接続されている。また、デカップリング容量14とスイッチ15とが直列接続され、電源端子5とグランド端子7との間に接続されている。スイッチ15は、NMOSトランジスタで構成され、そのゲートには、スイッチ制御回路12の出力信号であるスイッチ制御信号19が接続されている。また、スイッチ制御回路12の入力には出力バッファ回路1のオンオフを制御する制御信号16が接続され、スイッチ制御回路12は、出力バッファ回路1がスイッチングする前後の一定期間、スイッチ15をオンさせる。具体的には、スイッチ制御回路12は、制御信号16の立ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジを捉え、一定期間ハイレベルとなるスイッチ制御信号19を出力する。スイッチ制御信号19は、制御信号16の論理レベルに変化がなく、ハイレベルまたはローレベルのままである場合は、ローレベルに固定される。
さらに、制御信号16はタイミング調整回路13を介して出力バッファ回路1のゲートに接続されている。タイミング調整回路13は、制御信号16を遅延させて、出力バッファ回路1がスイッチングするタイミングを遅延させており、出力バッファ回路1がスイッチングする前に、スイッチ制御回路12がスイッチ15をオンさせてデカップリング容量14を電圧源11から供給される半導体集積回路2の電源系に接続されるようにしている。
次に、図1の半導体集積回路2の動作タイミングチャートである図2も参照して、実施例1の半導体集積回路の動作について、説明する。図2において、「16」は図1の制御信号16を、「17」はタイミング制御回路13の出力信号である遅延された制御信号17を、「18」は、出力バッファ回路1の出力信号18を、「19」は、スイッチ制御信号19をそれぞれ示している。
図2において、タイミングT0において、制御信号16がローレベルからハイレベルに立ち上がる。すると、スイッチ制御回路12は制御信号16の立ち上がりエッジを捉えてスイッチ15のゲートにハイレベルのスイッチ制御信号19を印加する。ハイレベルのスイッチ制御信号19が印加されると、スイッチ15はオンし、デカップリング容量14が、電圧源11から供給される半導体集積回路2の電源に接続される。また、制御信号16が立ち上がってからタイミング調整回路13により遅延された時間D0が経過するとタイミング調整回路13の出力信号である遅延された制御信号17がローレベルからハイレベルに立ち上がる。さらに、出力バッファ回路1は、遅延された制御信号17を受けて遅延時間D2だけ遅れて出力信号18をローレベルからハイレベルに立ち上げる。この出力信号18がローレベルからハイレベルに立ち上がる際に、電源ライン3から電源端子6に大電流が流れる。しかし、このとき、スイッチ15がオンしているので、半導体集積回路2の電圧源11から供給される電源系には、デカップリング容量14が接続されている。したがって、出力バッファ回路1へはデカップリング容量14からも電流が供給され、出力バッファ回路1のスイッチングによる電源系の電圧変動、電源ノイズの影響が抑制される。
次に、タイミングT1になるとタイミングT0で制御信号16が立ち上がってから一定期間が経過するので、スイッチ制御回路12はスイッチ制御信号19をハイレベルからローレベルに立ち下げる。このT1のタイミングでは、バッファ回路1の電圧がローレベルからハイレベルに変化したときから時間が経過しているので、出力バッファ回路1がローレベルからハイレベルに変化したときに流れた大電流はすでに収まっている。タイミングT1でスイッチ制御信号19が立ち下がると、スイッチ15はオフし、電圧源11から半導体集積回路2に供給される電源系からデカップリング容量14は切り離される。
次に、タイミングT2になると、制御信号16がハイレベルからローレベルに立ち下がる。すると、スイッチ制御回路12は制御信号16の立ち下がりエッジを捕らえてスイッチ15のゲートにハイレベルのスイッチ制御信号19を印加する。ハイレベルのスイッチ制御信号19が印加されると、スイッチ15は再びオンし、デカップリング容量14が、電圧源11から供給される半導体集積回路2の電源に接続される。また、制御信号16が立ち下がってからタイミング調整回路13により遅延された時間D1が経過するとタイミング調整回路13の出力信号である遅延された制御信号17がハイレベルからローレベルに立ち下がる。さらに、出力バッファ回路1は、遅延された制御信号17を受けて遅延時間D3だけ遅れて出力信号18をハイレベルからローレベルに立ち下げる。この出力信号18がハイレベルからローレベルに立ち下がる際に、出力バッファ回路1からグランド端子8を経由してグランドライン4へ大電流が流れる。しかし、このとき、スイッチ15がオンしているので、半導体集積回路2の電圧源11から供給される電源系には、デカップリング容量14が接続されている。したがって、出力バッファ回路1へはデカップリング容量14からも電流が供給され、出力バッファ回路1のスイッチングによる電源系の電圧変動、電源ノイズが抑制される。
次に、タイミングT3になるとタイミングT2で制御信号16が立ち下がってから一定期間が経過するので、スイッチ制御回路12はスイッチ制御信号19をハイレベルからローレベルに立ち下げる。このT3のタイミングでは、バッファ回路1の出力信号18がハイレベルからローレベルに変化したときから時間が経過しているので、出力信号18がハイレベルからローレベルに変化したときに流れた大電流はすでに収まっている。従って、タイミングT3でスイッチ制御信号19が立ち下がると、スイッチ15はオフし、電圧源11から半導体集積回路2に供給される電源系からデカップリング容量は切り離される。
このように、スイッチ制御回路12は、制御信号16を受けて、出力バッファ回路1の論理が反転し、出力バッファ回路1に大きなスイッチング電流が流れるときだけスイッチ15をオンさせて、出力バッファ回路1のスイッチング動作に起因する電源ノイズ、グランドノイズである電圧源11の電源系に生じる電源ノイズ、グランドノイズを抑制している。また、上記実施例によれば、従来の回路で発生するジッタと同等のジッタ特性を、従来の回路より少ない容量値のコンデンサで実現できるため、搭載容量を削減できる効果がある。
ここで、本発明の動作原理について、図3を参照して説明する。図3において、(a)は、デカップリング容量を設けない場合を想定した電源ライン3の電圧波形である。タイミングT11からT12の間、出力バッファ回路1がローレベルからハイレベルに立ち上がり、電源ライン3から出力バッファ回路1に電流が流れ込むことにより、電源ライン3の電源電圧が低下し、大きな電源ノイズが発生している。同様にタイミングT13からT14の間でも、出力バッファ回路1がローレベルからハイレベルに立ち上がり、電源ノイズが発生している。なお、出力バッファ回路1がハイレベルからローレベルに立ち下がる場合には、グランドライン4にグランドノイズが生じる。また、電源ノイズの波形は、電源インダクタンス9の値にも依存するが、図3では、電源インダクタンスは比較的小さい場合を想定している。
図3(b)は、スイッチ制御信号19によりデカップリング容量14を電源系に接続するタイミングを示している。タイミングT11からT12の間、及びタイミングT13からT14の間、スイッチ制御信号19がハイレベルとなり、スイッチ15をオンさせ、デカップリング容量14を電源系に接続している。
図3(c)は、スイッチ制御信号19により、デカップリング容量14の電源系への接続、切り離しを制御した結果による電源ライン3の電圧波形を示す。タイミングT11からT12の間、及びタイミングT13からT14の間、デカップリング容量14を電源系に接続することにより出力バッファ回路1のスイッチングによる電源ノイズを抑制し、電源ノイズを平準化することができる。
図4は、本発明の実施例2による半導体集積回路のブロック図である。実施例2では、実施例1の図1と対比させると、図1からタイミング調整回路13を省略している点が異なる。それ以外は、実施例1と構成、動作はほぼ同一であるので、図4の各構成要素には、図1と同じ番号を付し、詳細な説明は省略する。実施例1では、制御信号16の立ち上がりエッジまたは立下りエッジをスイッチ制御回路12が検出してスイッチ15をオンしてから、出力バッファ回路1をスイッチングさせるため、制御信号16をタイミング調整回路13によって遅延させて出力バッファ回路1に与えていた。しかし、出力バッファ回路1の動作が遅く、制御信号16のエッジが変化してからスイッチ制御回路12がスイッチ15をオンさせるまでの時間が、出力バッファ回路1がスイッチング動作を開始するまでの時間より短ければ、タイミング調整回路13は設ける必要がない。その場合は、図4のようにタイミング調整回路13を設けなくとも実施例1と同様の効果が得られる。
図5は、本発明の実施例3による半導体集積回路のブロック図である。実施例3では、実施例1では半導体集積回路2内に内蔵していたデカップリング容量を半導体集積回路2の外部に設けている。半導体集積回路2内に大容量のデカップリング容量を設けることは製造上難しいので、大容量のデカップリング容量を設ける必要がある場合は、図5のようにデカップリング容量を半導体集積回路の外部に外付けすることもできる。その場合には、電源端子5、6以外にデカップリング容量接続端子35を設ける必要がある。なお、電源端子5と、グランド端子7との間には、内部回路36が接続される。グランド端子7は、スイッチ15と内部回路36で共通にしてもよいし、図5のように別々にグランド端子を設けてもよい。また、実施例3では、実施例2と同様に、タイミング調整回路13を省略している。
図6は、本発明の実施例4による半導体集積回路のブロック図である。図6では、複数の出力バッファ回路ブロック51A、51B、51Cが設けられている。各出力回路ブロックには、出力バッファ回路1A、1B、1Cと、スイッチ15A、15B、15Cと、デカップリング容量14A、14B、14Cと、スイッチ制御回路12A、12B、12Cと、タイミング調整回路13A、13B、13Cと、が設けられている。
個々の出力バッファ回路ブロック51A、51B、51Cは、実施例1の半導体集積回路2の内部の構成とほぼ同一である。スイッチ制御回路12A、12B、12C及びタイミング調整回路13A、13B、13Cについては、破線内に内部構成の一例を示している。スイッチ制御回路12A、12B、12Cは、初段の入力を制御信号16A〜Cとする4段の縦続接続されたインバータ41と、制御信号16A〜Cと4段縦続接続されたインバータの最終段の出力信号とを入力とするエクスクルーシブオア(XOR)ゲート42により構成されている。XORゲート42の出力には、制御信号16A〜Cの立ち上がり、または立下りエッジからインバータ4個分の遅延時間だけ、ハイレベルが出力されることになる。タイミング調整回路13A、13B、13Cは、2段縦続接続されたインバータ41により、制御信号16A〜Cをインバータ2個分遅延させた制御信号17A〜Cを生成している。仮にスイッチ15A〜Cと出力バッファ回路1A〜Cのスイッチング時間をゼロであると仮定すると、制御信号16A〜Cのエッジを検出してスイッチ15A〜Cがオンしてデカップリング容量14A〜Cが電源系に接続されるから、タイミング調整回路13A〜Cによりインバータ2段分遅延して出力バッファ回路1がスイッチングすることになる。さらに、スイッチ制御回路12A〜Cにより、制御信号16A〜Cのエッジからインバータ4段分遅延すると、スイッチ15A〜Cがオフしてデカップリング容量14A〜Cが電源系から切り離されることになる。
また、図6では、3つの出力バッファ回路ブロック51A、51B、51Cで電源端子6とグランド端子8を共有しているが、電源端子6とグランド端子8は、各出力バッファ回路ブロック毎に別々に設けてもよい。また、図6では、各出力バッファ1A〜Cの出力信号18A〜Cは、それぞれ外部出力端子43A〜Cに接続されており、半導体集積回路2の外部に引き出されている。さらに、図6では、電源インダクタンス9、グランドインダクタンス10について、半導体集積回路2の外部だけでなく、半導体集積回路2の内部にも電源配線、グランド配線の電源インダクタンス9、グランドインダクタンス10が存在することを示している。
上記図6に示す実施例4では、各出力バッファ回路毎に独立してデカップリング容量が設けられ、デカップリング容量を電源系に接続するタイミングも各出力バッファ回路毎に独立して制御している。この様に出力バッファ毎に独立してデカップリング容量を電源系に接続するタイミングを制御しているので、各出力バッファ回路がスイッチングするタイミングは同時であっても別々にばらばらであってもかまわない。他の出力バッファ回路がオンオフするタイミングを考慮する必要がないので、半導体集積回路の回路規模が複合化して増大したとしても、スイッチをオンオフするタイミングの制御が難しくなることはない。
図7は、本発明の実施例5による半導体集積回路のブロック図である。実施例1〜実施例4は、いずれも外部出力端子を駆動する出力バッファ回路にデカップリング容量とデカップリング容量を電源系に接続するスイッチとスイッチ制御回路とを設けた実施例であったが、スイッチングノイズの大きなバッファ回路は外部出力端子を駆動する出力バッファ回路に限られない。実施例5は、クロックツリーシンセシス(以下、単にCTSという)バッファ回路の最終段のバッファの電源系にデカップリング容量をスイッチを介して接続する実施例である。
図7では、内部回路へは、第二電圧源33から電源が供給されており、外部出力バッファである出力バッファ回路61の電源71とは別電源としている。図7では、初段のCTSバッファ21はPLL20で生成したクロックをバッファリングしている。初段CTSバッファ21がドライブするクロック信号は、タイミング調整回路13を経由して最終段CTSバッファに入力する。この最終段CTSバッファのスイッチングノイズの影響を抑制するために、スイッチ15とデカップリング容量14とスイッチ制御回路12が設けられている。なお、初段CTSバッファ21、最終段CTSバッファの電源はそれぞれ電源端子28、29を介して第二電圧源33から電源が供給されているので、デカップリング回路14とスイッチ15も、外部出力バッファである出力バッファ回路61に電源を供給する電源71ではなく、内部回路に電源を供給する第二電圧源33に接続されている。また、第二電圧源33の電源端子28、29、37への第二電源ライン27にも、パッケージやプリント基板の寄生素子成分である電源インダクタンス32が存在する。
また、スイッチ制御回路12が制御信号16のエッジを検出してスイッチ15のオンオフを制御する点は、実施例1乃至実施例4と同様である。上記構成により、外部出力バッファのスイッチングにより生じるスイッチングノイズに限られることなく、実施例5のように内部回路の動作により生じるスイッチングノイズの影響についても低減することができる。
なお、上述した各実施例において、デカップリング容量を接続する位置は、ノイズ源となるスイッチング回路の直近に接続してもよいし、スイッチング回路と電源系が共通であり、スイッチング回路による電源ノイズの影響を受ける回路の直近に接続してもよい。
以上、本発明を実施例に即して説明したが、本発明は上記実施例の構成にのみ制限されるものでなく、本発明の範囲内で当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
本発明の実施例1による半導体集積回路のブロック図である。 本発明の実施例1による半導体集積回路のタイミングチャートである。 本発明の動作原理を説明する図面である。 本発明の実施例2による半導体集積回路のブロック図である。 本発明の実施例3による半導体集積回路のブロック図である。 本発明の実施例4による半導体集積回路のブロック図である。 本発明の実施例5による半導体集積回路のブロック図である。 特許文献1に記載されている従来の半導体装置のブロック図である。
符号の説明
1、1A、1B、1C、61:出力バッファ回路
2:半導体集積回路
3、63:電源ライン
4:グランドライン
5、6、66:電源端子
7、8、30、31:グランド端子
9、32、69:電源インダクタンス
10:グランドインダクタンス
11、71:電圧源
12、12A、12B、12C:スイッチ制御回路(エッジ検出回路)
13、13A、13B、13C:タイミング調整回路(ディレイ回路)
14、14A、14B、14C:デカップリング容量(内蔵バイパスコンデンサ)
15、15A、15B、15C:スイッチ(NMOSトランジスタ)
16、16A、16B、16C:制御信号
17、17A、17B、17C、23:遅延された制御信号
18、18A、18B、18C、25:出力信号
19、19A、19B、19C:スイッチ制御信号
20:PLL
21:初段CTSバッファ
22:CTS配線
24:最終段CTSバッファ
26:フリップフロップ
27:第二電源ライン
28、29、37:第二電源端子
32:第二電源インダクタンス
33:第二電圧源
34:デカップリング容量(外部接続バイパスコンデンサ)
35:デカップリング容量接続端子
36:内部回路
41:インバータ
42:XORゲート
43A、43B、43C:外部出力端子
51A、51B、51C:出力バッファ回路ブロック

Claims (10)

  1. スイッチング回路と、
    デカップリング容量を前記スイッチング回路の電源系に接続するか否か切り替えるスイッチと、
    前記スイッチング回路をスイッチングさせる制御信号を検出し、前記スイッチング回路がスイッチングする前後の一定期間、前記スイッチをオンさせて前記スイッチング回路の電源系に前記デカップリング容量を接続させるスイッチ制御回路と、
    を備えたことを特徴とする半導体集積回路。
  2. 前記デカップリング容量を内蔵したことを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。
  3. 前記スイッチング回路がバッファ回路であって、
    前記スイッチ制御回路は、前記バッファ回路に対する入力信号のエッジを検出して前記スイッチをオンさせることを特徴とする請求項1又は2記載の半導体集積回路。
  4. 前記制御信号を受けて前記スイッチング回路がスイッチングするタイミングと、前記スイッチをオンさせるタイミングを調整するタイミング調整回路をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項記載の半導体集積回路。
  5. 複数のスイッチング回路と、
    前記複数のスイッチング回路にそれぞれ対応して設けられ、デカップリング容量を前記対応するスイッチング回路の電源系に接続するか否かを切り替える複数のスイッチと、
    前記複数のスイッチング回路にそれぞれ対応して設けられ、対応するスイッチング回路をスイッチングさせる制御信号を検出し、前記対応するスイッチング回路がスイッチングする前後の一定期間、前記対応するスイッチをオンさせる複数のスイッチ制御回路と、
    を備えたことを特徴とする半導体集積回路。
  6. 前記複数のスイッチにそれぞれ接続される前記複数のデカップリング容量を内蔵したことを特徴とする請求項5記載の半導体集積回路。
  7. 前記複数のスイッチング回路が、それぞれ前記半導体集積回路の対応する外部出力端子に接続された出力バッファ回路であって、
    前記複数のスイッチ制御回路は、それぞれ前記対応する出力バッファ回路に対する入力信号のエッジを検出して前記対応するスイッチをオンさせることを特徴とする請求項5又は6記載の半導体集積回路。
  8. 前記制御信号を受けて前記スイッチング回路がスイッチングするタイミングと、前記スイッチをオンさせるタイミングを調整するタイミング調整回路を前記複数のスイッチング回路毎に設けたことを特徴とする請求項5乃至7いずれか1項記載の半導体集積回路。
  9. 複数のスイッチング回路を備えた半導体集積回路において、スイッチングノイズを平準化させる方法であって、
    前記複数のスイッチング回路のうち、スイッチングノイズの大きいスイッチング回路に対応して、
    デカップリング容量を当該スイッチング回路の電源系に接続するか否か切り替えるスイッチと、
    前記スイッチのオンオフを制御するスイッチ制御回路と、
    を前記半導体集積回路に設け、
    前記スイッチを当該スイッチング回路がスイッチングする前後の一定期間にオンさせることにより、前記デカップリング容量を前記電源系に接続し、当該スイッチング回路によるスイッチングノイズを抑制する半導体集積回路のスイッチングノイズ平準化方法。
  10. 前記スイッチングノイズの大きいスイッチング回路が複数の出力バッファ回路であって、前記複数の出力バッファ回路それぞれに対応して複数の前記デカップリング容量と、複数の前記スイッチと、複数の前記スイッチ制御回路と、を前記半導体集積回路内に設け、
    前記複数の出力バッファ回路の出力がそれぞれ反転する時に、それぞれ対応するスイッチをオンさせて前記複数の出力バッファ回路によるスイッチングノイズの影響を平準化させる請求項9記載の半導体集積回路のスイッチングノイズ平準化方法。
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