JP5260025B2 - 車両用シートのシートバック - Google Patents

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本発明は、折り畳み可能な車両用シートのシートバックに関し、さらに詳細には、折り畳み作動時に把持される把持部を備えている車両用シートのシートバックに関する。
車両用シートには、シートバックを折り畳み可能に構成し、さらに荷室フロアの一部となるように格納可能に構成されるものが存在している。このような車両用シートの多くにはシートバックの背面部に把持部が設けられており、この把持部を握ってシートを折畳みまたは引起すなどのシートアレンジ操作が行われることとなる。
このような把持部を取付けたシートバックを備える車両用シートが特許文献1に開示されている。特許文献1の車両用シートでは、シートアレンジ操作のときに把持される後脚がシートバックの背面部に配置され、この後脚は棒状の部材から作製されている。また、後脚を把持する際に乗員の手を挿入するためのスペースとなる凹部が、シートバックの背面部に設けられている。
特許第3242480号公報
しかしながら、特許文献1の車両用シートで後脚は、棒状の部材から作製されており、シートバックの背面部で突出した状態で配置されることとなる。そのため、シートバックの背面部を荷室フロアとして使用する場合に、このような後脚が荷室フロアに荷物を置くことの妨げとなるおそれがある。また、シートバックの背面部に設けられた凹部がシートバックの外表面上に露出して表れており、車両用シートの外観が損なわれることとなる。
そこで、本発明の課題は、外観を損なうことなく、把持部の突出量を極力抑え、把持するためのスペースを十分確保している車両用シートのシートバックを提供することにある。
課題を解決するために本発明の車両用シートのシートバックは、折り畳み可能な車両用シートのシートバックにおいて、背面部側に配設されるパネルに凹部を設け、該凹部に張り出すようにカーペット材を配設し、該カーペット材の外表面に前記凹部に掛け渡されるようなバンドを配置し、該バンドの両端部を前記パネルに固定しており、一対のステイを有するヘッドレストを取付けるために、該一対のステイに対応させた一対の取付部を設け、該一対の取付部の間に前記凹部を配置している
また、本発明の車両用シートのシートバックは、折り畳み可能な車両用シートのシートバックにおいて、背面部側に配設されるパネルに凹部を設け、該凹部に張り出すようにカーペット材を配設し、該カーペット材を、前記凹部にて前記パネルの外表面から浮いた状態で張り出すように形成し、かつ前記凹部の周辺部分で前記パネルの外表面に沿って配置し、前記カーペット材の外表面に前記凹部に掛け渡されるようなバンドを配置し、該バンドの両端部を前記パネルに固定している。さらに、本発明の車両用シートのシートバックでは、一対のステイを有するヘッドレストを取付けるために該一対のステイに対応させた一対の取付部が設けられ、該一対の取付部の間に前記凹部が配置されている。
本発明の車両用シートによれば、以下の効果を得ることができる。本発明の車両用シートのシートバックは、折り畳み可能な車両用シートのシートバックにおいて、背面部側に配設されるパネルに凹部を設け、該凹部に張り出すようにカーペット材を配設し、該カーペット材の外表面に前記凹部に掛け渡されるようなバンドを配置し、該バンドの両端部を前記パネルに固定しており、一対のステイを有するヘッドレストを取付けるために、該一対のステイに対応させた一対の取付部を設け、該一対の取付部の間に前記凹部を配置している。そのため、前記バンドが把持されない時は、前記バンドが前記カーペット材の外表面にほぼ沿った状態で配置されることとなり、前記パネルの前記凹部に張り出すように形成された前記カーペット材によって前記凹部が覆われている。一方で、前記バンドが把持される時は、前記カーペット材が押圧されて撓み、前記バンドと前記カーペット材との間に前記凹部の形状が表れて前記バンドを把持するためのスペースが十分に確保されることとなる。また、再び前記バンドが把持されない状態に戻る時は、前記カーペット材の張力により、前記カーペット材が前記凹部に張り出した状態に戻り、前記バンドが前記カーペット材に再び沿った状態で配置されることとなる。従って、このように前記バンドが前記カーペット材に沿って配置されていることにより、前記バンドの前記シートバックの前記背面部から突出する量を極力抑えることができる。また、前記バンドを把持するためのスペースである前記凹部が前記カーペット材に隠れて露出しないことによって、前記車両用シートの外観が向上することとなる。また、本発明の車両用シートでは、一対のステイを有するヘッドレストを取付けるために該一対のステイに対応させた一対の取付部が設けられ、該一対の取付部の間に前記凹部が配置されているので、前記ヘッドレストの前記ステイを取付ける前記取付部を逃げるスペースを確保しながら、前記パネルが前記凹部周辺でビード形状に形成されることとなる。よって、前記パネルの強度を向上させることができる。
また、本発明の車両用シートのシートバックは、折り畳み可能な車両用シートのシートバックにおいて、背面部側に配設されるパネルに凹部を設け、該凹部に張り出すようにカーペット材を配設し、該カーペット材を、前記凹部にて前記パネルの外表面から浮いた状態で張り出すように形成し、かつ前記凹部の周辺部分で前記パネルの外表面に沿って配置し、前記カーペット材の外表面に前記凹部に掛け渡されるようなバンドを配置し、該バンドの両端部を前記パネルに固定している。そのため、前記バンドが把持されない時は、前記バンドが前記カーペット材の外表面にほぼ沿った状態で配置されることとなり、前記パネルの前記凹部に張り出すように形成された前記カーペット材によって前記凹部が覆われている。一方で、前記バンドが把持される時は、前記カーペット材が押圧されて撓み、前記バンドと前記カーペット材との間に前記凹部の形状が表れて前記バンドを把持するためのスペースが十分に確保されることとなる。また、再び前記バンドが把持されない状態に戻る時は、前記カーペット材の張力により、前記カーペット材が前記凹部に張り出した状態に戻り、前記バンドが前記カーペット材に再び沿った状態で配置されることとなる。従って、このように前記バンドが前記カーペット材に沿って配置されていることにより、前記バンドの前記シートバックの前記背面部から突出する量を極力抑えることができる。また、前記バンドを把持するためのスペースである前記凹部が前記カーペット材に隠れて露出しないことによって、前記車両用シートの外観が向上することとなる。また、一対のステイを有するヘッドレストを取付けるために該一対のステイに対応させた一対の取付部が設けられ、該一対の取付部の間に前記凹部が配置されているので、前記ヘッドレストの前記ステイを取付ける前記取付部を逃げるスペースを確保しながら、前記パネルが前記凹部周辺でビード形状に形成されることとなる。よって、前記パネルの強度を向上させることができる。
本発明の実施形態におけるシートバックを以下に説明する。ここで用いる方向に関しては、車両用シートの乗員の着座する側を前方とした前後方向を「シート前後方向」、車両用シートの幅方向を「シート幅方向」および車両用シートの上下方向を「シート上下方向」とする。
図1は、本発明の実施形態において、乗員が着座可能な状態にある車両用シート1(以下、「シート」という)を表した概略斜視図である。なお、シート前方を矢印Fで示している。シート1は、シートクッション2、シートバック3、ヘッドレスト4および脚部5を備えている。シートバック3は、シートクッション2のシート後方側の後端部からシート上方に延在するように配設されている。シートバック3は、ヒンジ機構(図示せず)またはリクライニング機構(図示せず)によって、シートクッション2に対してシート前後方向に回動可能に取付けられている。シートバック3のシート前方の前面部3a、シート幅方向の一対の側面部3b,3b、上面部3c、下部3dを覆うように表皮6が配設されている。ヘッドレスト4は、シートバック3の上部3cに取付けられている。脚部5はシートクッション2の下面部2aのシート前方寄りに配置されている。
図2は本発明の実施形態において、シートバック3が折り畳まれた状態でシート1の外観を表した概略斜視図である。なお、シート前方を矢印Fで示している。シートバック3のシート後方の背面部3eは略平坦な形状に形成されている。シートバック3の背面部3eを覆うようにカーペット材7が配設されており、このカーペット材7はある程度の伸縮性を有するような素材から作製されている。また、シートバック3の背面部3eの外縁部分に対応してカーペット材7の外縁部分が配置されている。シートバック3の一対の側面部3b,3b、上面部3c、および下部3dに配設された表皮6は、シートバック3の背面部3e側に外縁部分を有している。このようなカーペット材7の外縁部分と表皮6の外縁部分とが縫製されている。また、カーペット材7の外表面7aにはバンド8が設けられている。バンド8は背面部3eのシート幅方向の略中央部で、かつヘッドレスト4寄りに配置されている。
図3は、図2のシート1をシートバック3の表皮6およびカーペット材7を取り外した状態で表している。シートバック3の背面部3eには、カーペット材7の直下に鋼板をプレス成形したシートバックパネル9(以下、「パネル」という)が配設されている。パネル9の略中央部分には、シートバック3の前面部3a側に窪んだ凹部9aが設けられている。また、パネル9の外縁部分を囲うようにクッション材としてウレタンを成形したシートバックパッド10(以下、「パッド」という)が配設されている。パネル9にはビス孔9c,9cが設けられている。
図4は図2のA−A断面図であり、図5は図2のB−B断面図である。バンド8は、織物から作製されており、シート幅方向に沿うように延在している。バンド8の両端部8a,8aには、ビス11を挿通可能に取付孔8bがそれぞれ穿設されている。すなわち、バンド8は一対の取付孔8b,8bを備えている。また、パネル9の一対のビス孔9c,9cは、バンド8を凹部9aに掛け渡すように、バンド8の一対の取付孔8b,8bの位置に対応させて配置されている。そのため、バンド8の一対の取付孔8b,8bに2つのビス11,11を挿通させて、2つのビス11,11をパネル9の一対のビス孔に締結することによって、バンド8がパネル9に固定されることとなる。
図4で見た場合、凹部9aのシート幅方向の幅Wが一般的な成人の手の幅よりもやや大きめに形成されている。さらに、凹部9aの深さDは一般的な成人の指を挿入するのに十分な深さとなっている。シートバック3を折畳んだ状態である図5を見た場合に、凹部9aのシート前後方向の長さLは、バンド8の幅L1と、バンド8のシート前後方向にそれぞれ設けられた凹部9aの空間の長さL2およびL3とから成り、L=L1+L2+L3の関係が成り立っている。この場合、L2およびL3はそれぞれ一般的な成人の指の太さより大きくなっているとよい。
また、カーペット材7は、凹部9aではパネル9の外表面9bから浮いた状態で張り出すように形成され、凹部9aの周辺部分でパネル9の外表面9bに沿って配置されている。さらに、バンド8はカーペット材7の外表面7aに沿って配置されている。
図6は本発明の実施形態においてヘッドレスト4を取付けた状態のシートバック3の内部構造を表した概略斜視図であり、表皮6、カーペット7およびパッド10を取り除いた状態のパネル9をシートバック3の前面部3a側から見た状態を示している。なお、図6に関する説明では、シートバック3が起立状態した状態にあるものとして説明する。ヘッドレスト4はヘッドレスト本体4aと一対のステイ4b,4bを備えている。一対のステイ4b,4bは、互いにシート幅方向に間隔を空けて配置されている。さらに、一対のステイ4b,4bは、それぞれヘッドレスト本体4aからシート下方に延在するように形成されている。
パネル9のシートバック3の前面部3a側にはフレーム12が設けられている。フレーム12は、パイプ材から作製されており、シートバック3の構造部材となるように矩形状に形成されている。また、パネル9にスポット溶接で接合することにより固定されている。この矩形状のフレーム12ではシート上方側の一辺が上辺部12aとなっている。フレーム12の上辺部12aには一対の角パイプ13,13が取付けられている。詳細には、上辺部12aのシートバック3の前面部3a側を潰して一対の固定部12b,12bが設けられている。
一対の固定部12b,12bは、それぞれステイ4bのシート幅方向の位置に対応させて配置されている。この一対の固定部12b,12bに一対の角パイプ13,13がそれぞれ接合されている。さらに、角パイプ13はヘッドレスト4のステイ4bを収納可能な筒状に形成されている。このような一対の角パイプ13,13に一対のステイ4b,4bが挿入されて、ヘッドレスト4がシートバック3に取付けられることとなる。
また、パネル9の一対の角パイプ13,13の間には凹部9aが配置されることとなり、凹部9aは、シート上下方向に延在しており、凹部9aは一対のステイ4b,4bおよび一対の角パイプ13,13を逃げるように形成されることとなる。
シートバック3のシートアレンジ操作について図7aおよび図7bを用いて説明する。図7aは本発明の実施形態におけるシートバック3を折畳む操作を示した概略側面図である。図7bは、本発明の実施形態において、シート1を格納する操作を表した概略側面図である。図7aでは起立状態にあるシートバック3を仮想線で表している。図7bでは格納操作の途中にあるシート1を仮想線で表している。なお、図7aおよび図7bでは、シート前方を矢印Fで示している。
シート1を格納する操作では、図7aに示すように起立状態のシートバック3をシート前方に回動させる。シートバック3は回動して折畳まれて、シートクッション2と重なった状態となっている。さらに図7bに示すように、シートクッション2とシートバック3とが重なった状態のシート1において、シートクッション2に取付けられた脚部5をシート前方に回動させて倒す。シート1は、脚部5のシート前方への回動と同期して、シート1のシート前方側の空間に移動することとなる。そのため、シート1は格納されることとなる。格納状態のシート1では、シートバック3の背面部3eが、荷室フロアとほぼ同じ高さに配置されて、荷室フロアの一部として構成されることとなる。
一方で、このような格納状態のシート1を着座可能な状態にする場合は、上述した格納操作とは逆の操作を行う。具体的には、格納状態のシート1を引き上げて、前倒し状態のシートバック3を引起して起立状態にする。
シートバック3の背面部3eにはバンド8が取付けられており、このバンド8を把持しながらシート1全体またはシートバック3に力が加えられてシートアレンジ操作が行われることとなる。
このようなシートバック3では、バンド8が把持されない時は、バンド8がカーペット材7の外表面7aにほぼ沿った状態で配置されることとなり、パネル9の凹部9aに張り出すように形成されたカーペット材7によって凹部9aが覆われている。一方で、バンド8が把持される時は、カーペット材7が押圧されて撓み、バンド8とカーペット材7との間に凹部9aの形状が表れてバンド8を把持するためのスペースが十分に確保されることとなる。また、再びバンド8が把持されない状態に戻る時は、カーペット材7の張力により、カーペット材7が凹部9aに張り出した状態に戻り、バンド8がカーペット材7に再び沿った状態で配置されることとなる。従って、バンド8がカーペット材7に沿って配置されていることにより、バンド8のシートバック3の背面部3eから突出する量をバンド8の厚み分程度に極力抑えることができる。また、バンド8を把持するためのスペースである凹部9aがカーペット材7に隠されて露出しないことによって、シート1の外観が向上することとなる。
ヘッドレスト4のステイ4bを取付ける角パイプ13を逃げるスペースを確保しながら、パネル9が凹部9a周辺でビード形状に形成されることとなり、パネル9の強度を向上させることができる。
以上、発明の実施形態について述べたが、本発明は既述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形および変更が可能である。
例えば、本発明の第1変形例として、カーペット材7の取付に関して、カーペット材7をパネル9にクリップなどで固定してもよい。カーペット材7と表皮6とを縫製する場合には、カーペット材7をシートバック3の背面部3e全体を覆うように一体に構成する必要があるが、カーペット材7をパネル9に直接固定することによって、カーペット材7を複数に分けてシートバック3の背面部3eを覆うように配置することができる。
また、本発明の第2変形例として、バンド8を織物以外で作製してもよい。例えば、一定の強度を確保できるのであれば樹脂を用いて可能な限り薄く作製してもよい。樹脂成形の金型などによってバンド8を様々な形状に作製することができ、バンド8をより把持し易い形状に形成することなども可能となる。
さらに、本発明の第3変形例として、バンド8の固定をビス11による締結以外の方法で行ってもよい。さらに、バンド8の固定箇所の数はバンド8の形態に合わせて適宜増加させてもよい。より強固にバンド8を固定することができる。
本発明の第4変形例として、バンド8を背面部3eのシート幅方向の略中央部で、かつヘッドレスト4寄りの位置以外に配置してもよい。また、バンド8を複数箇所に配置してもよい。シートアレンジ操作に対応させてバンド8を配設することが可能となり、シートアレンジ操作の操作性を向上させることができる。
本発明の第5変形例として、凹部9aのシート前後方向の長さLは、バンド8の幅L1と、バンド8のシート前方側に設けられた凹部9aの空間の長さL2とから成り、L=L1+L2の関係が成り立っていてもよく、この場合、L2はそれぞれ一般的な成人の指の太さより大きくなっているとよい。バンド8がスペースなどの制約により凹部9aの端部に設けられた場合でも、本発明の第1実施形態と同様の効果を得られることができる。
本発明の第6変形例として、凹部9aのシート前後方向の長さLは、バンド8の幅L1と、バンド8のシート後方側に設けられた凹部9aの空間の長さL3とから成り、L=L1+L3の関係が成り立っていてもよく、この場合、L3はそれぞれ一般的な成人の指の太さより大きくなっているとよい。バンド8がスペースなどの制約により凹部9aの端部に設けられた場合でも、本発明の第1実施形態と同様の効果を得られることができる。
本発明の実施形態において、シートバックが起立した状態にある車両用シートを表した概略側面図である。 本発明の実施形態において、シートバック3が折り畳まれた状態でシート1の外観を表した概略斜視図である。 図2の車両用シートをシートバックのカーペット材および表皮を取り外して表した図である。 図2のA−A断面図である。 図2のB−B断面図である。 本発明の実施形態においてヘッドレストを取付けた状態のシートバックの内部構造を表した概略斜視図である。 (a)本発明の実施形態におけるシートバックを折畳む操作を示した概略側面図である。(b)本発明の実施形態において、車両用シートを格納する操作を表した概略側面図である。
符号の説明
1 車両用シート
2 シートクッション
2a 下面部
3 シートバック
3a 前面部
3b 側面部
3c 上部
3d 下部
3e 背面部
4 ヘッドレスト
4a ヘッドレスト本体
4b ステイ
5 脚部
6 表皮
7 カーペット材
7a 外表面
8 バンド
8a 両端部
8b 取付孔
9 シートバックパネル
9a 凹部
9b 外表面
9c ビス孔
10 シートバックパッド
11 ビス
12 フレーム
12a 上辺部
12b 固定部
13 角パイプ

F 矢印
W 凹部の幅
D 凹部の深さ
L 凹部の長さ
L1 バンドの幅
L2 バンドよりシート前方側の凹部の長さ
L3 バンドよりシート後方側の凹部の長さ

Claims (3)

  1. 折り畳み可能な車両用シートのシートバックにおいて、
    背面部側に配設されるパネルに凹部を設け、
    該凹部に張り出すようにカーペット材を配設し、
    該カーペット材の外表面に前記凹部に掛け渡されるようなバンドを配置し、
    該バンドの両端部を前記パネルに固定しており、
    一対のステイを有するヘッドレストを取付けるために、該一対のステイに対応させた一対の取付部を設け、
    該一対の取付部の間に前記凹部を配置していることを特徴とする車両用シートのシートバック。
  2. 折り畳み可能な車両用シートのシートバックにおいて、
    背面部側に配設されるパネルに凹部を設け、
    該凹部に張り出すようにカーペット材を配設し、
    該カーペット材を、前記凹部にて前記パネルの外表面から浮いた状態で張り出すように形成し、かつ前記凹部の周辺部分で前記パネルの外表面に沿って配置し、
    前記カーペット材の外表面に前記凹部に掛け渡されるようなバンドを配置し、
    該バンドの両端部を前記パネルに固定していることを特徴とする車両用シートのシートバック。
  3. 一対のステイを有するヘッドレストを取付けるために該一対のステイに対応させた一対の取付部が設けられ、該一対の取付部の間に前記凹部が配置されていることを特徴とする請求項2に記載の車両用シートのシートバック。
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