JP5246137B2 - 画像形成装置、用紙排出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置、排紙トレイに用紙が順次排出される用紙排出装置に関するものである。
従来、画像形成部と画像形成部の上方に配置された画像読取部との間に排紙部が設けられた画像形成装置として、A4紙やハガキなどの異なる用紙長の用紙を積載する排紙トレイを備えたものが知られている。この画像形成装置において、異なる用紙長の用紙は、それぞれの用紙の後端が揃うように、排紙トレイに積載される。
特開2007−119114号公報
このような画像形成装置では、異なる用紙長の用紙の後端が揃って積載されているため、用紙の先端がばらばらの状態である。このため、ユーザがそれぞれの用紙を取り出そうとしたときに、取出し口から用紙をまとめて取り出すことが困難であり、排紙された用紙の取り出し操作性が悪いという問題がある。
ところで、従来、画像が形成された用紙を排紙トレイ上に仕分けして排紙するために、排紙トレイを上下多段に重ねた画像形成装置が知られている。しかし、このような画像形成装置では、複数の排紙トレイに排紙された用紙を取るためには、ユーザは、それぞれの排紙トレイに手を延ばして用紙を取り出さなければならず、使い勝手が悪いという問題がある。
そこで、本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、異なる用紙長の用紙を容易に排紙部から取り出すことができる画像形成装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、第1の用紙上と、第1の用紙より用紙搬送方向の長さが短い第2の用紙上に画像を形成するための画像形成装置であって、画像が形成された第1の用紙および第2の用紙を排紙する排紙部と、前記排紙部の上方に設けられ、原稿の画像を読み取る画像読取部と、を備え、前記排紙部は、排紙トレイと、段差部と、第1の用紙を排紙するための1排紙口と、第2の用紙を排紙するための第2排紙口と、を有し、前記排紙トレイは、前記用紙搬送方向における第1の用紙の上流部を積載する第1積載部と、前記用紙搬送方向における前記第1積載部の下流側に配置され、前記用紙搬送方向における第1の用紙の下流部と第2の用紙の全体を積載する第2積載部と、を含み、前記第1積載部は、前記用紙搬送方向の上流側に向かうにしたがって下方へ傾斜するように構成され、前記第2積載部の前記用紙搬送方向の上流側端部は、前記第1積載部の前記用紙搬送方向の下流側端部よりも下方に構成され、前記段差部は、前記第1積載部の前記用紙搬送方向の下流側端部と前記第2積載部の前記用紙搬送方向の上流端部との間に設けられ、前記第1排紙口は、前記第1積載部の前記用紙搬送方向の上流側に設けられ、前記第2排紙口は、前記段差部に設けられたことを特徴としている。

請求項1に記載の発明によれば、第2積載部が、第1積載部よりも用紙搬送方向の下流側に形成されているので、第1の用紙と第2の用紙は、用紙搬送方向の下流端が揃うように、排紙トレイの用紙搬送方向の下流端の傍に積載される。これにより、用紙搬送方向の長さが異なる用紙が第2積載部に積載され、容易にそれらの用紙を取り出すことができる。
また、排紙トレイには、第2積載部の上流端部が第1積載部の下流端部よりも下方に形成されるように、第1積載部と第2積載部との間に段差部を有しているので、第2の用紙が第2積載部に積載されるときに、第2の用紙の用紙搬送方向の上流側端部を揃えることができる。
また、第1積載部が、用紙搬送方向の上流側に向かうにしたがって下方へ傾斜するような構成により、第1積載部に排紙された第1の用紙の上流側端部が、排紙トレイへ排紙される第1の用紙の下流側端部より下方に位置する。つまり、排紙トレイに積載されている第1の用紙の上流側端部と、排紙される第1の用紙の下流側端部とが接触しないので、第1の用紙をスムーズに第2積載部へ排紙することができる。

請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、前記第2積載部は、前記用紙搬送方向の上流側に向かうにしたがって下方へ傾斜するように構成されたことを特徴としている。

実施形態の複合機の概略構成を示す側断面図 カバーが開いた状態を説明する説明図 複合機の正面図 A3紙とA4紙の用紙の流れを説明する説明図 積載された用紙の取出しを説明する説明図
次に、本発明の第1実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
<実施形態1>
〔複合機の全体構成〕
図1は、本実施形態の画像形成装置の一例としての複合機1の概略構成を示す側断面図である。
この複合機1は、図1に示すように、略直方体形状の筐体2を備えている。筐体2内には、画像を有する用紙を読み取る画像読取部3と、用紙を供給する給紙部4と、給紙された用紙に画像を形成する画像形成部5と、画像が形成された用紙を排出する排紙部6とを備えている。
なお、以下の説明において、特に断りがない限り図1に示した上下方向を上下、図1における右側を前、左側を後、紙面の奥側を右、紙面の手前側を左として、各方向を示す。ここでの方向は、カラーレーザプリンタ1の手前に立った者から見た方向を基準として規定してある。
筐体2は、下側の第1筐体21と、上側の第2筐体22とに分割されている。第1筐体21には、画像形成部5と給紙部4が備えられており、第2筐体22には、画像読取部3が備えられている。第1筐体21の上面と対向する第2筐体22の底部22aは、平面形状を有している。
第1筐体21と第2筐体22との間には、排紙空間Sが形成されている。排紙空間Sは、図3に示すように、第2筐体22の底部22a、第1筐体の上面21a、第1筐体の右側壁21bおよび左側壁21c、第1排紙口61を内蔵している後壁21d、22dによって囲まれた前後方向に長い形状である。また、排紙空間Sの前側には、ユーザが共通積載領域64bに積載された用紙を取り出すための取出し口8が形成されている。
第1筐体21は、略直方体の形状を有している。第1筐体21の前面には、図2に示すように、第1筐体の内外を前後方向に連通する側面開口81が形成されている。また第1筐体21には、側面開口81を開閉可能なカバー11が設けられている。
第2筐体22は、図1に示すように、後方において左右方向に延びる支軸33により、上下に回動自在に取り付けられている。排紙空間Sに用紙が詰まった場合には、第2筐体22を上方に回動することにより、取出し口8を大きくして用紙を取り出すことができる。
<1>画像読取部
画像読取部3は、筐体2の上側であって、原稿を積載する原稿積載台31と、原稿を押圧するための原稿押圧板32とを備えている。
原稿積載台31の内部には、複数のフォトダイオードが列設されたイメージセンサが配置されている。原稿押圧板32は、後方において左右方向に延びる支軸34により、上下に回動自在に取り付けられている。
このように構成された画像読取部3では、画像を有する原稿を、画像面が画像積載台31と対向するように、原稿積載台31と原稿押圧板32との間に配置し、原稿にフォトダイオードの光を照射して画像を読み取ることで画像データが生成される。
<2>給紙部
給紙部4は、第1筐体21内の最下部に設けられ、A3紙を収納するA3給紙トレイ41と、A4紙を収納するA4給紙トレイ42と、A3給紙トレイ41およびA4給紙トレイ42の手前端部上方に設けられ、A3給紙トレイ41およびA4給紙トレイ42に収容された用紙を給送する給紙ローラ43とを備えている。
このように構成された給紙部4では、A3給紙トレイ41またはA4給紙トレイ42から用紙が一枚ずつ画像形成部5へ送られる。
さらに詳しくは、外部装置などから制御部100にA3紙への印字指令が送信された場合は、A3給紙トレイ41からA3紙が画像形成部5へ送られ、外部装置などから制御部100にA4紙への印字指令が送信された場合は、A4給紙トレイ42からA4紙が画像形成部5へ送られる。
<3>画像形成部
画像形成部5は、感光体ドラム53aの表面にレーザ光を当てることにより静電潜像を形成するスキャナ部51と、感光体ドラム53aの表面にトナーを供給してトナー像を形成するプロセス部52と、用紙に感光体ドラム53a上のトナー像を転写する転写部54と、用紙上のトナー像を熱定着させる定着部55を備えている。
<3−1>スキャナ部
スキャナ部51は、第1筐体21内の中央部付近に設けられ、図示しないが、レーザ光源、ポリゴンミラー、レンズおよび反射鏡を備えている。
このように構成されたスキャナ部51では、所定の画像データに基づいてレーザ光源から発光されるレーザ光が、ポリゴンミラーで左右方向に高速で走査され、レンズおよび反射鏡を通過または反射した後、感光体ドラム53aに照射される。
<3−2>プロセス部
プロセス部52は、スキャナ部51の下方であって、給紙部4の上方に配置され、4つのプロセスユニット53を備えている。また、プロセスユニットは、図2に示すように、第1筐体21に対して着脱可能に設けられている。つまり、ユーザは、図1のようにプロセスカートリッジ53が第1筐体21内に収容された状態から、カバー11を開きプロセスカートリッジ53を前方向に引き出すことにより、現像器等の交換品の交換を行うことができる。
各プロセスユニット53には、感光体ドラム53aと、図示しないが、その廻りにそれぞれ設けられた帯電器やトナーを有する現像器などが一体化されている。
このように構成されたプロセス部52では、感光体ドラム53aの表面が帯電器により一様に帯電され、帯電された感光体ドラム53aの表面がレーザ光の走査によって露光され、露光された部分の電位が下がることにより、感光体ドラム53aの表面に静電潜像が形成される。そして、現像器から供給されたトナーが、感光体ドラム53aの露光された部分に保持されることにより、感光体ドラム53aの表面にトナー像が形成される。
<3−3>転写部
転写部54は、プロセス部52の下方であって、給紙部4の上方に配置され、駆動ローラ54aと、従動ローラ54bと、搬送ベルト54cと、転写ローラ54dとを備えている。
駆動ローラ54aおよび従動ローラ54bは、離間して平行に配置され、その間を無端状の搬送ベルト54cが張設されている。搬送ベルト54cは、その外側の面が各感光体ドラム53aに接している。また、搬送ベルト54cの内側には、各感光体ドラム53aとの間で搬送ベルト54cを狭持する4つの転写ローラ54dが配置されている。この転写ローラ54dには、転写時に転写バイアスが印加される。
このように構成された転写部54では、画像形成時には、搬送ベルト54cにより搬送されてきた用紙が、感光体ドラム53aと搬送ベルト54cの内側に配置される転写ローラ54dとの間を搬送されることにより、感光体ドラム53a上に狭持されたトナー像が用紙に転写される。
<3−4>定着部
定着部55は、プロセス部52及び転写部54の下流側に配置され、加熱ローラ55aおよび加圧ローラ55bを備えている。
加熱ローラ55aは、図示しないモータからの駆動力により回転する。加熱ローラ55aの内部には、加熱ローラ55aの表面を定着温度に加熱するためのハロゲンランプ(図示せず)が設けられている。加圧ローラ55bは、加熱ローラ55aを押圧した状態で加熱ローラ55aに従動して回転する。
このように構成された定着部5では、用紙が加熱ローラ55aと加圧ローラ55bとの間を通過することにより、用紙上のトナー像が熱定着される。
<4>排紙部
排紙部6は、排紙トレイの一例としての排紙トレイ67と、段差部の一例としての段差部68と、A3紙を排紙する第1排紙口61と、A4紙を排紙する第2排紙口62と、フラッパ63と、収容部65と、を有している。さらに、排紙部6には、A3紙を排紙するA3排紙経路71とA4紙を排紙するA4排紙経路72とが形成されている。
排紙トレイ67は、第1積載部の一例としてのA3積載部65aと、第2積載部の一例としてのA4積載部64と、を有している。
A4積載部64には、図4(f)に示すように、A4紙のみを積載するA4積載領域64aと、A3紙とA4紙の両方を積載する共通積載領域64bが形成されている。A4積載部64は、後側に向かうにしたがって下方へ傾斜するように構成されている。
A3積載部65aには、A3紙が積載される。A3積載部65aは、A4積載部64にA4紙が積載されたときに、第2排紙口62から排紙されるA3紙の先端がA4紙の先端と揃うような大きさに設計されている。A3積載部65aは、後側に向かうにしたがって下方へ傾斜するように構成されている。
段差部68は、A3積載部65aの前側端部65bとA4積載部64の後側端部64cとの間に設けられている。
第1排紙口61は、定着部55よりも用紙の搬送方向の下流側に設けられ、A3紙をA4積載部64の共通排紙領域64bへ排紙する。
第2排紙口62は、定着部55よりも用紙の搬送方向の下流側の段差部68に設けられ、A4紙を共通排紙領域64bへ排紙する。第2排紙口62は、図4(f)に示すように、第1排紙口61からA3紙を排紙する排紙方向(前後方向)において、第1排紙口61から排紙されたA3紙の先端が第2排紙口62から排紙されたA4紙の先端と揃うように、第1排紙口61よりも下流側(前側)に配置されている。なお、先端が揃うとは、完全に一致していなくてもよく、ユーザが取出し口8から手を入れて両方の用紙を掴むことができる程度に揃っていればよい。また第2排紙口62は、図1に示すように、後述するA3紙が排紙される第1排紙経路71bよりも下方に配置されている。
フラッパ63は、定着部55よりも用紙搬送方向の下流側であり、第1排紙口61または第2排紙口62より用紙搬送方向の上流側に配置されている。フラッパ63は、筐体2内の制御部100により、A3紙をA3排紙経路71に案内する第1回動位置(図4(a))とA4紙をA4排紙経路72に案内する第2回動位置(図4(d))とに回動を制御される。
また、A3排紙経路71には、フラッパ63から第1排紙口61までの第1搬送経路71aと、第1排紙口61から共通排紙領域64bまでの第1排紙経路71bが形成されている。またA4排紙経路72には、フラッパ63から第2排紙口62までの第2搬送経路72aと、第2排紙口62から共通排紙領域64bまでの第2排紙経路72bとが形成されている。
収容部65は、第1排紙口61よりも前側、且つ、第2排紙口62より後側の第2搬送経路72aを収容している。収容部65の上面には、A3積載部65aが設けられている。
<共通積載領域までの用紙の流れ>
次に、図4を用いて、A3紙とA4紙とが共通積載領域64bまで搬送される動作について説明をする。
A3給紙トレイ41から給紙されたA3紙は、プロセス部52及び転写部54へ搬送され、画像が形成される。そして、A3紙が定着部55へ搬送され、A3紙にトナー像が定着される。
A3紙の先端が定着部55を通過するとき、フラッパ63は、制御部100によりA3紙を第1搬送経路71aへと案内する第1回動位置に回動する(図4(a))。
そして、A3紙が、第1搬送経路71aを通過し、第1排紙口61から排紙される(図4(b))。このとき、A3紙は、A3紙の先端がA3積載部65aと当接しながら、A4積載部64まで排紙される(図4(c))。
次に、A4紙が、A4給紙トレイ42から給紙されてプロセス部52及び転写部54へ搬送される。そして画像が形成されたA4紙が、定着部55へ搬送される。A4紙上のトナー像が定着される。
A4紙の先端が定着部55を通過するとき、フラッパ63は、制御部100によりA4紙を第2搬送経路72aへと案内する第2回動位置に回動する(図4(d))。そして、A4紙が、第2搬送経路72aを通過し、第2排紙口62から排紙される(図4(e))。このとき、A4紙は、A3積載部65aに支持されたA3紙とA4積載部64との間に搬送される。つまり、A4紙は、A4積載部64において、常にA3紙の下に積載される。
そして、A3紙とA4紙が積載された共通積載領域64bが、排紙空間Sの前側に形成された取出し口8の近傍に形成される(図4(f))。
さらに画像が形成されたA3紙とA4紙が積載されても、図5に示すように、A3紙およびA4紙は、A3紙とA4紙の混在が起こらず、A3紙とA4紙の先端が揃いながら積載される。そして、ユーザは、複合機の前側から取出し口8に手を伸ばして、A3紙とA4紙の先端が揃って積載された用紙をまとめて取り出す。
なお、ここではA3紙を排紙してからA4紙を排紙する動作について説明を行ったが、先にA4紙を排紙してからA3紙を排紙しても同様の動作により共通積載領域64bに積載される。
<作用・効果>
A4積載部64は、A3積載部65aよりも前側に形成されているので、共通積載領域64bにおいて、A3紙とA4紙の用紙の先端を揃うようにすることができる。これにより、第1筐体21と第2筐体22との間に形成された排紙空間Sにおいて、取出し口8が狭い場合でも、A3紙とA4紙の先端が取出し口8に臨む位置に積載されているので、容易に両方の用紙を取り出すことができる。
A4積載部64の後方に段差部68を有しているので、第2排紙口62から排紙されたA4紙がA4積載部64に排紙されたときに、A4紙同士の後端を揃えることができる。
A4紙を排紙する第2排紙口62が、前後方向において、第1排紙口61から排紙されたA3紙の先端が第2排紙口62から排紙されたA4紙の先端と揃うように、第1排紙口61よりも前側に配置されるので、共通積載領域64bにおいて、A3紙とA4紙の用紙の先端を揃うようにすることができる。これにより、第1筐体21と第2筐体22との間に形成された排紙空間Sにおいて、取出し口8が狭い場合でも容易に両方の用紙を取り出すことができる。
A3積載部65aが、第1排紙口61から排紙されたA3紙の後端側を支持する構成により、A4紙が、常にA3紙の下方に排紙される。これにより、共通積載領域64bに積載されたA3紙とA4紙が、混在することを防止することができる。
さらにA3積載部65aは、後側に向かうにしたがって下方に傾斜しているので、第1排紙口61から排紙されるA3紙の先端が、A3積載部65aに支持されているA3紙の後端と接触しない。これにより、第1排紙口61から排紙されるA3紙が、スムーズに共通積載領域64bへ排紙される。
また、A4積載部64が、後側に向かうにしたがって下方に傾斜しているので、第2排紙口62から排紙されるA4紙の先端が、共通積載領域64bに積載されているA4紙の後端と接触しない。これにより、第2排紙口62から排紙されるA4紙が、スムーズに共通積載領域64bへ排紙される。
また、収容部65が、第2搬送経路72aを収容し、上面にはA3積載部65aが形成された構成により、A3紙とA4紙の混在を防止するために、第1排紙口61と第2排紙口62との間に、新たにA3紙を支持する部材を設ける必要がなく、部品点数を増やすことがない。
第2筐体22の底部22aが、平面形状を有しているので、第1排紙口61からA3紙が、上方に排紙されて底部22aと接触しても、摩擦が少ないため、ジャムすることが少ない。これにより、A3紙をスムーズに共通積載領域64bに排紙することができる。
<変形例の説明>
なお、本発明の実施形態は、上記の実施形態になんら制限をされることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
排紙部6の上方に画像読取部3が配置された複合機1について、説明を行ったが、画像読取部3が配置されていなくてもよい。例えば、第1筐体21を棚などの上下方向の狭いところに置いたとき、排紙部6の上方に壁があって取出し口8が狭い場合でも同様の効果を得ることができる。
また、第2筐体22の底部22a、22bは、平面形状を有している構成であったが、A3紙をスムーズに排紙するように前後方向に延びる複数のリブが設けられていてもよい。
また、第1排紙口61はA3紙を排紙し、第2排紙口62はA4紙を排紙する構成であったが、第1排紙口61からA4縦、第2排紙口62からA4横を排紙してもよい。このとき、A3積載部65a、A4積載部64などの前後方向の長さは、用紙の長さに合うように設計する。
また、上述した実施形態では、画像形成装置として複写機について、説明を行ったが、例えば画像が形成されていない用紙や画像が読み取られた用紙などを排出する用紙排出装置であっても、同様の効果を得ることができる。
1・・・複合機、2・・・筐体、21・・・第1筐体、22・・・第2筐体、22a、22b・・・第2筐体22の底部、3・・・画像読取部、4・・・給紙部、5・・・画像形成部、6・・・排紙部、61・・・第1排紙口、62・・・第2排紙口、63・・・フラッパ、64・・・A4積載部、64a・・・A4積載領域、64b・・・共通積載領域、65・・・収容部、65a・・・A3積載部、68・・・段差部、71a・・・第1搬送経路、71b・・・第1排紙経路、72a・・・第2搬送経路、72b・・・第2排紙経路、8・・・取出し口、S・・・排紙空間

Claims (2)

  1. 第1の用紙上と、第1の用紙より用紙搬送方向の長さが短い第2の用紙上に画像を形成するための画像形成装置であって、
    画像が形成された第1の用紙および第2の用紙を排紙する排紙部と、
    前記排紙部の上方に設けられ、原稿の画像を読み取る画像読取部と、を備え、
    前記排紙部は、
    排紙トレイと、段差部と、第1の用紙を排紙するための1排紙口と、第2の用紙を排紙するための第2排紙口と、を有し、
    前記排紙トレイは、
    前記用紙搬送方向における第1の用紙の上流部を積載する第1積載部と、
    前記用紙搬送方向における前記第1積載部の下流側に配置され、前記用紙搬送方向における第1の用紙の下流部と第2の用紙の全体を積載する第2積載部と、を含み、
    前記第1積載部は、
    前記用紙搬送方向の上流側に向かうにしたがって下方へ傾斜するように構成され、
    前記第2積載部の前記用紙搬送方向の上流側端部は、
    前記第1積載部の前記用紙搬送方向の下流側端部よりも下方に構成され、
    前記段差部は、
    前記第1積載部の前記用紙搬送方向の下流側端部と前記第2積載部の前記用紙搬送方向の上流端部との間に設けられ、
    前記第1排紙口は、
    前記第1積載部の前記用紙搬送方向の上流側に設けられ、
    前記第2排紙口は、
    前記段差部に設けられたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第2積載部は、
    前記用紙搬送方向の上流側に向かうにしたがって下方へ傾斜するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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