JP5245551B2 - 加熱装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機やプリンター等のトナー定着装置に用いられる加熱装置に関する。
トナー定着装置に用いられる加熱装置としては、特許文献1や特許文献2に記載されるものがあった。
従来に係る加熱装置1について、図12及び図13を用いて説明する。
図12は、従来に係る加熱装置1の説明図であり、加熱装置1を構成する円筒のローラ3の管軸方向に沿った断面図である。図13は、図12に記載の加熱装置1を構成する管型白熱ランプ2の説明図であり、管型白熱ランプ2の軸方向に沿った断面図である。
なお、図13は、図12に示したものと同じものに同一の符号が付されている。
従来に係る加熱装置1は、円筒のローラ3を具備し、そのローラ3の一方の端部にはローラ3の外周面を遊嵌すると共にローラ3を保持するローラ保持体5が設けられ、ローラ3の他方の端部の外周面にはギア31が設けられる。ローラ3に設けられたギア31には、ローラ3の中心軸に対して回転駆動させるため、駆動体4が歯合するように設けられる。
円筒のローラ3には、その中心軸に延在するように管型白熱ランプ2が設けられる。管型白熱ランプ2に沿って並行に延びるように例えばポリフェニレンサルファイド(PPS)からなるフレーム6が設けられる。管型白熱ランプ2の長手方向における両端には端子261,262が設けられ、フレーム6が具備するランプ保持部61,62に載置される。管型白熱ランプ2の一対の端子261,262には、後述する貫通孔(図13における符号261A,図12及び図13における符号262A)が設けられている。
管型白熱ランプ2の端子261,262の貫通孔261A,262Aには、固定体7であるネジの棒部分が挿通される。この固定体7の棒部分には螺旋状の溝が設けられており、この棒部分とフレーム6のランプ保持部61,62に設けた取付孔61A,62Aとが螺合される。
これにより、管型白熱ランプ2の一方の端子261は、固定体7を構成する頭部分とフレーム6の一方のランプ保持部61とに挟持され固定される。また、管型白熱ランプ2の他方の端子62は、固定体7を構成する頭部分とフレーム6の他方のランプ保持部62との間で緩んだ状態で挟持されて保持される。
管型白熱ランプ2の構成について、図13を用いて説明する。
管型白熱ランプ2は、例えば石英ガラスのような光透過性を有するバルブ21の中心軸にフィラメント22を延在させるように設けられる。
フィラメント22の両端には、フィラメント22の長手方向に延びるように棒状の内部リード23が電気的に接続される。内部リード23に電気的に接続された金属箔24は、バルブ21の両端に設けられた封止部211に埋設される。この封止部211は、バルブ21を形成するパイプ体を溶融状態にして圧潰するピンチシール法により形成されたものである。この封止部211に埋設された金属箔24には、封止部211の端部から突出する棒状の外部リード25が電気的に接続される。
この外部リード25には、板状の金属端子261,262が設けられる。この端子261,262には、図示しない給電線を取付けるためのファストンタブと呼ばれる接続部261B,262Bが設けられる。接続部261B,262Bには、その中央に保持孔261D,262Dと先端を尖らせるための傾斜部261C,262Cが設けられる。
また、端子261,262には、前述の貫通孔261A,262Aが設けられており、一方の端子261には図12に示す固定体7の棒部分が挿通できる程度の貫通孔261Aが設けられており、他方の端子262には管型白熱ランプ2の軸方向に伸びる長孔状の貫通孔262Aが設けられる。
上述のように、従来の加熱装置1は、管型白熱ランプ2の端子261,262をフレーム6のランプ保持部61,62に載置し、固定体7によって端子261,262とランプ保持部61,62とを挟持することで、管型白熱ランプ2を円筒のローラ3の中心軸に延在するようにフレーム6で保持していた。
このような従来の加熱装置1は図示しない電源に接続されて稼動される。加熱装置稼動時において、管型白熱ランプ2は、その両端に設けた端子261,262から給電され、フィラメント22から照射熱が放射される。円筒のローラ3は、駆動体4によりギア31を介して回転駆動される。
このように加熱装置1はローラ3の回転駆動による振動を受けるが、管型白熱ランプ2は、一方の端子261の貫通孔261Aに固定体7の棒部分が挿通されると共に、一方の端子261が一方のランプ保持部61と挟持されることにより、管型白熱ランプ2の軸方向における移動が規制される。さらに、管型白熱ランプ2は、その両端の端子261,262がランプ保持部61,62と挟持されることで、管型白熱ランプ2の軸方向に対して直交方向の移動も規制される。これらにより、加熱装置稼動時においても、管型白熱ランプ2はローラ3の中心軸に延在することができ、そのローラ3の外周面を流れる例えばトナーが塗布された媒体を均一に加熱することができ、媒体にトナーを好適に定着することができる。
管型白熱ランプ2のバルブ21を構成する部材とフレーム6を構成する部材とは、前述のように異なる部材により構成される。バルブ21は例えば石英ガラスのような光透過性を有するガラス部材であり、フレーム6は例えばポリフェニレンサルファイド(PPS)のような耐熱性を有する樹脂部材である。
各部材は、管型白熱ランプ2からの照射熱を受けるので、熱膨張をすることになる。このとき、管型白熱ランプ2のバルブ21を構成する部材とフレーム6を構成する部材とが異なることにより、その熱膨張量にも差が発生し、フレーム6の方がバルブ21よりも大きく膨張する。
管型白熱ランプ2の他方の端子262に設けた貫通孔262Aは、管型白熱ランプ2の軸方向に沿って延びるように設けられており、図12に示すように、加熱装置稼動前においては、貫通孔262Aがランプの管軸方向に伸びる長孔状であるため、固定体7と他方の端子262の貫通孔262Aとの間に隙間が形成されている。この隙間が、加熱装置稼動時において、バルブ21とフレーム6との熱膨張量差を以下のように許容する。
加熱装置稼動時において、フレーム6が図12における紙面左右方向に膨張し、これに伴って、フレーム6に具備された一方のランプ保持部61と他方のランプ保持部62が相対的に紙面左右方向に離れていき、各ランプ保持部61,62に螺合された各固定体7も離れていく。管型白熱ランプ2は、一方の端子261と一方のランプ保持部61とが固定されていることから、紙面右方向に移動される。これに対し、管型白熱ランプ2の他方の端子262の貫通孔262Aには、他方のランプ保持部62に螺合された固定体7との間に隙間が形成されており、管型白熱ランプ2の紙面右方向への移動に伴って、この隙間を固定体7が埋めていき、図示しないが、固定体7の紙面左側に隙間を形成していく。このように、バルブ21とフレーム6との熱膨張量差を許容することにより、加熱装置稼動時においても、ローラ3の中心軸には管型白熱ランプ2が位置することができる。
なお、従来に係る加熱装置1は、管型白熱ランプ2が1本のものを示して説明したが、例えば特許文献2にあるように複数本の管型白熱ランプ2を具備したものも知られていた。
特開2006−310076公報 特開2001−210280公報
近時の要望として、固定体7であるネジによる接続を少なくしたいというものがあった。これは、図12に示すように、管型白熱ランプ2の長手方向における両端にネジがあると一端側をネジ止めした後に、他端側のネジ止めをしなくてはならず手間がかかるためである。また、ネジ止めをしたとき、ネジの頭部分と端子261,262とが接触することで端子261,262にトルクがかかってしまい、端子261,262に接続された外部リード25や、外部リード25の一部を埋設する封止部211に負荷がかかって破損する問題があった。
このために、例えば他方の端子262側のネジをなくすことが考えられるが、この場合他方の端子262には管型白熱ランプ2の軸方向に対して直交方向への移動防止がなくなる。これにより、加熱装置稼動時に、駆動体4の振動を受けて、他方の端子262が管型白熱ランプ2の軸方向に対して直交方向へ移動しようとすると、管型白熱ランプ2が円筒のローラ3に対して所望の位置である中心軸から移動してしまい、ローラ3の外面を流れるトナーを塗布された媒体を均一に加熱できない問題があった。
そこで、本発明の目的は、管型白熱ランプを位置決めできると共に、固定体であるネジを少なくした加熱装置を提供することである。
第1の発明に係る加熱装置は、中心軸にフィラメントが設けられたバルブと、該フィラメントの両端に電気的に接続された外部リードと、該一方の外部リードに電気的に接続された一方の端子又は該一方の外部リードが挿通されたベースと、該他方の外部リードに電気的に接続された他方の端子と、を備えた管型白熱ランプと、該一方の端子又はベースを保持する一方のランプ保持部と、該他方の端子を保持する他方のランプ保持部と、を具備するフレームと、からなる加熱装置において、該一方の端子又は該ベースは、該管型白熱ランプの軸方向に対して直交方向への移動が規制されると共に、該一方のランプ保持部に対して該軸方向で相対的に移動されるように、該一方のランプ保持部に設けられ、該他方の端子は、該管型白熱ランプの軸方向に対して直交方向への移動が規制されると共に、該他方の端子と該他方のランプ保持部に対して該軸方向で相対的に移動されるように、該他方のランプ保持部に設けられ、該管型白熱ランプの軸方向への移動が規制されるように、該一方の端子又は該ベースが一方のランプ保持部に設けられると共に他方の端子が他方のランプ保持部に設けられ、該管型白熱ランプの軸方向への移動が規制される構成は、該軸方向における該一方の端子又は該ベースの外方に対向する面が一方のランプ保持部に設けられ、該軸方向における他方の端子の外方に対向する面が他方のランプ保持部に設けられたことにより構成されたことを特徴とする。
第2の発明に係る加熱装置は、該一方の端子又は/及び該他方の端子には、該管型白熱ランプの軸方向に対して直交する方向に突設する接続部が設けられ、該一方のランプ保持部又は/及び他方のランプ保持部には、該接続部を挿通する接続部挿通孔が設けられ、該管型白熱ランプが複数本並列配置され、該管型白熱ランプの各一対の端子における一方側又は他方側のいずれかの端子が一体に構成され、該接続部が該複数の管型白熱ランプの並列配置方向と異なる方向に突設されたことを特徴とする。
第3の発明に係る加熱装置は、該管型白熱ランプが複数本並列配置され、該管型白熱ランプの各一対の端子における一方側の端子が一体に構成され、該各管型白熱ランプの各他方の端子間に位置する隔壁が該他方のランプ保持部に設けられたことを特徴とする
第1の発明に係る加熱装置は、上記特徴により、管型白熱ランプの軸方向及び直交方向への移動を規制でき、管型白熱ランプへの直接のネジ止めを無くすことができる。
第2の発明に係る加熱装置は、上記特徴により、複数の管型白熱ランプから接続部を不所望に突出することを防止できる。
第3の発明に係る加熱装置は、上記特徴により、他方のランプ保持部に設けた隔壁によって複数の管型白熱ランプ間の位置決めをすることができる。
本発明の加熱装置は、管型白熱ランプを所望の位置に位置決めするため、他方の端子に直接ネジ止めを設けず、他方の端子における該管型白熱ランプの軸方向に対して直交方向への移動を規制するように、該他方の端子を該他方のランプ保持部に設け、且つ、該管型白熱ランプの軸方向の移動を規制するように構成したことを特徴とする。
まず、本発明の加熱装置1の第1の実施例としては、管型白熱ランプの一方の端子がランプ保持部に固定される加熱装置1について図1〜図3を用いて説明する。
図1は、第1の実施例に係る加熱装置1の説明図であり、加熱装置1を構成する円筒のローラ3の管軸方向に沿った断面図である。図2(a)は、図1に記載の加熱装置1を構成する管型白熱ランプ2とフレーム6の一部を示し、これらを分解した斜視図である。また、図2(b)及び(c)は、図2(a)の他方のランプ保持部62の構造の説明図であり、図2(b)が図2(a)の他方のランプ保持部のA−A断面図(管型白熱ランプ2の軸方向に対して直交する断面図)であり、図2(c)が図2(a)の他方のランプ保持部62のB−B断面図(管型白熱ランプ2の軸方向に沿った断面図)である。
なお、図1及び図2には、図10に示したものと同じものに同一の符号が付されている。
第1の実施例に係る加熱装置1は、例えばアルミニウムからなる円筒のローラ3と、該円筒のローラ3の中心軸に延在する管型白熱ランプ2と、管型白熱ランプ2の長手方向に沿って並行する例えばポリフェニレンサルファイド(PPS)のような耐熱性を有する樹脂部材からなるフレーム6とにより構成される。
円筒のローラ3の管軸方向における一方の端部には、ローラ3の外周面を遊嵌すると共に、ローラ3をフレーム6上で保持するローラ保持体5が設けられる。また、円筒のローラ3の管軸方向における他方の端部には、ギア31が設けられる。加熱装置稼動時にローラ3を回転駆動させるため、ローラ3の他方の端部に設けられたギア31には、ローラ3の管軸に対して回転駆動させる駆動体4が歯合するように設けられ、該駆動体4がフレーム6上に載置される。
円筒のローラ3の中心に位置する管型白熱ランプ2には、その長手方向の両端に一対の端子261,262が設けられる。
管型白熱ランプ2の一対の端子261,262は、図2に示すように、板状の例えばステンレスからなる金属部材により構成され、管型白熱ランプ2の封止部211の端部から突出する棒状の外部リード25に例えばスポット溶接のような抵抗溶接により圧接される。
板状の一方の端子261には、棒状の外部リード25の軸方向に延びる外方の位置に固定体7である例えばネジを挿通する貫通孔261Aが設けられる。また、板状の一方の端子261には、外部リード25の軸方向に対して垂直方向の外方に、板状の一方の端子261が構成する平坦面に対して垂直方向に伸びる板状の接続部261Bが設けられる。この接続部261Bはファストンタブとも呼ばれ、図示しない給電線を接続する部分である。
板状の他方の端子262においても、板状の他方の端子262が構成する平坦面に対して垂直方向に延びる板状の接続部262Bが設けられる。
このような管型白熱ランプ2の一対の端子261,262は、図1に示すようにフレーム6が具備するランプ保持部61,62に配置される。
このフレーム6は、図1に示すように管型白熱ランプ2の長手方向に沿って並行に配置され、他方の端子262側においては、他方の端子262側に向かって延びる概略L字状の断面形状を有する。
管型白熱ランプ2の一方の端子261側において、フレーム6には一方の端子261を載置する一方のランプ保持部61が設けられる。また、管型白熱ランプ2の他方の端子262側において、フレーム6には他方の端子262を載置する他方のランプ保持部62が設けられる。
フレーム6が具備するランプ保持部61,62の構成については、図2を用いて説明する。
フレーム6の一方のランプ保持部61には、管型白熱ランプ2の一方の端子261が載置される面に、固定体7であるネジが螺合される取付孔61A設けられる。
フレーム6の他方のランプ保持部62は、図2(c)に示すように、板状の他方の端子262が挿入される挿込口62Gが設けられ、その挿込口62Gから連続すると共に板状の他方の端子262の後述する側面が摺接される摺接面(図2(b)における符号62C)が設けられる。また、他方のランプ保持部62には、板状の他方の端子262を載置する載置面62Bと、管型白熱ランプ2の軸方向に対して直交方向への移動を規制した浮き防止面62Eが設けられる。このように他方のランプ保持部62には、その挿込口62Gに連続する載置面62Bと、図2(b)に示す載置面62Bの平坦面の側縁から垂直方向に伸びる一対の摺接面62Cと、この一対の摺接面62Cのうちの一つに連続する共に載置面に対向する浮き防止面62Eが設けられ、これら4面により構成された空間に他方の端子262が配置される。
また、他方のランプ保持部62には、他方の端子262に設けた接続部262Bを挿通する接続部挿通孔62Fが浮き防止面62E側に設けられる。接続部挿通孔62Fは、管型白熱ランプ2の長手方向に沿って伸びるように形成され挿込口62Gに連通される。
他方のランプ保持部62の挿込口62Gに対向する面には、他方の端子262が配置される空間を介して、他方の端子262が突出することを防止した突出防止面62Dが設けられる。
これらランプ保持部61,62は、フレーム6に固定されれば良く、フレーム6と一体又は別体に設けてもかまわない。ランプ保持部61,62を構成する部材としては、例えば、ポリフェニレンサルファイド(PPS)のような耐熱性を有する樹脂部材が挙げられる。
ランプ保持部61,62に保持される端子261,262を具備した管型白熱ランプ2について、図3を用いて説明する。
図3は、図1に記載の加熱装置1を構成する管型白熱ランプ2の説明図である。図3(a)は管型白熱ランプ2を構成するバルブ21の長手方向における断面図であり、図3(b)は図2(a)に示す管型白熱ランプ2の他方の端子262側の拡大斜視図であり、図3は図2(a)に示す管型白熱ランプ2の一方の端子261側の拡大斜視図である。
なお、図3には、図11に示したものと同じものに同一の符号が付されている。
管型白熱ランプ2は、直管状のバルブ21と、該バルブ21の中心軸に延在するフィラメント22と、該フィラメント22に電気的に接続されると共にバルブ21の外部に設けられた端子261,262とにより構成される。
直管状のバルブ21の内部には、その管軸に延在するように例えばタングステンからなるフィラメント22が設けられ、該フィラメント22から伸びる内部リード23がバルブ21の管軸に延在すると共にバルブ21の端部に伸びるように設けられる。
内部リード23には、直管状のバルブ21の両端の封止部211に埋設されて例えばモリブデンのような金属箔24に電気的に接続され、金属箔24に電気的に接続されると共に封止部211からバルブ21の外部に突出した棒状の外部リード25が電気的に接続される。
このバルブ21の封止部211は、バルブ21を形成するパイプ体の両端に外部リード25が配置され、そのパイプ体の両端を溶融状態にして圧潰するピンチシール法により形成され、バルブ21の封止部211内にフィラメント22と外部リード25とを電気的に接続する金属箔24が埋設される。圧潰された封止部211は、図3(b)や(c)に示すように、フィラメント22を内部に配置するバルブ21の直管形状に対して板状形状に形成される。
封止部211から突出する外部リード25は、例えばステンレスからなる金属部材により構成された板状の端子261,262がスポット溶接のような抵抗溶接により圧接されることで電気的に接続される。この板状の端子261,262は、板状の封止部211が構成する平面方向に対して直交する方向に平行するように設けられる。
封止されたバルブ21の内部には、例えばアルゴンのような不活性ガスと共に、例えば塩素や臭素のようなハロゲンガスが封入される。
図3(b)に示す他方の端子262には、前述の他方のランプ保持部(図3(b)に図示しない、図2における符号62)の摺接面(図3(b)に図示しない、図2における符号62C)に摺接する側面262Eと、前述の他方のランプ保持部(図3(b)に図示しない、図2における符号62)の突出防止面(図3(b)に図示しない、図2における符号62D)に対向する端面262Fを具備し、直方体形状の金属板からなる。この直方体形状の他方の端子262は、最長辺が棒状の外部リード25の軸方向に沿って伸びるように構成される。
他方の端子262においては、一対の側面262Eのうち一方の側面262E(図3(b)における紙面奥側の側面262E)であって、該側面262Eにおける端面262F側に接続部262Bが設けられる。
接続部262Bは、板状の端子262に対して垂直方向(図3(b)における紙面上方向)に突設され、その形状は封止部211の平面方向に平行な板状に設けられる。
図3(c)に示す一方の端子261には、棒状の外部リード25の軸方向に延びる外部リード25の外方に円状の貫通孔261Aが設けられる。一方の端子261の形状は、他方の端子262の形状と概略同じであり、直方体形状の板状である。この直方体形状の一方の端子は、最長辺が棒状の外部リード25の軸方向に沿って伸びるように構成される。
一方の端子261においては、一対の側面261Eのうち一方の側面261E(図3(c)における紙面奥側の側面261E)であって、該側面261Eにおける封止部211側に接続部261Bが設けられる。
一方の端子261及び他方の端子262にそれぞれ設けられた接続部261B,262Bには、その概略中央に保持孔261D,262Dが設けられ、その端部(図3(b)及び(c)における紙面上方側の端部)は肉厚が薄くなるように傾斜された傾斜部261C,262Cが設けられる。この接続部261B,262Bは、いわゆるファストンタブと呼ばれ、図示しない給電線が接続される。
第1の実施例に係る加熱装置1において、管型白熱ランプ2の端子261,262とフレーム6のランプ保持部61,62との詳細な構成について、図3で説明した管型白熱ランプ2の端子261,262を図2で説明したフレーム6のランプ保持部61,62に配置する手順を通じて説明する。
まず、管型白熱ランプ2の他方の端子262は、図2(c)に示す他方のランプ保持部62の挿込口62Gから挿入される。このとき、他方の端子262の接続部262Bは挿込口62Gに連通した接続部挿通孔62Fから挿入される。挿込口62Gから挿入された他方の端子262は、その側面262Eをランプ保持部62の摺接面62Cに摺動させつつ、他方のランプ保持部62の突出防止面62Dに当接する又はその手前に位置するまで挿入され、他方のランプ保持部62の載置面62Bに載置される。
続いて、管型白熱ランプ2の一方の端子261は、一方のランプ保持部61に載置され、その貫通孔261Aと一方のランプ保持部61の取付孔61Aが連通するように配置される。一方の端子261の貫通孔261Aからは、固定体7であるネジが挿入され、一方のランプ保持部61の取付孔61Aと固定体7の棒部分とが螺合される。一方の端子261は、固定体7の略半球状の頭部と一方のランプ保持部61とにより挟持されて、固定される。
このとき、他方の端子262は、その端面262Fが他方のランプ保持部62に当接する又はその手前に位置する状態であり、他方のランプ保持部62の突出防止面62Dから反発する力が発生しないような状態で他方のランプ保持部62に保持される。
このように、管型白熱ランプ2は、その両端に設けた端子261,262を介してフレーム6に保持される。
すなわち、一方の端子261側においては、一方のランプ保持部61と固定体7により挟持されることで、管型白熱ランプ2の軸方向における移動とその軸方向に対して直交方向への移動を規制している。また、他方の端子262側においては、他方の端子262の側面262Eに対向する摺接面62Cが設けられると共に他方の端子262の平坦面に対向する載置面62Bと浮き防止面62Eとが設けられることで、管型白熱ランプ2の軸方向に対して直交方向への移動を規制している。これらによって、管型白熱ランプ2全体は、その軸方向への移動を一方の端子261側に設けた固定手段により規制され、その軸方向に対して直交方向での移動を一方の端子261及び他方の端子262に設けたランプ保持部61,62との構成によって規制される。
このような第1の実施例に係る加熱装置1は、稼動時において、管型白熱ランプ2の接続部261B,262Bに設けた図示しない給電線を介して図示しない電源から給電され、円筒のローラ3に設けたギア31と歯合する駆動体4にも図示しない電源から給電される。
加熱装置稼動時において、円筒のローラ3は、駆動体4によってローラ3の中心軸に対して回転駆動される。管型白熱ランプ2は、フィラメント22から熱が照射され、その外周を回動するローラ3を加熱し、ローラ3の外周を流れる例えばトナーを塗布した媒体を加熱して、そのトナーを媒体に定着させる。
フレーム6上には、ローラ3を回転駆動させる駆動体4が載置されており、管型白熱ランプ2も保持されている。このため、管型白熱ランプ2は、加熱装置稼動時に、駆動体4の振動を受ける。
第1の実施例に係る加熱装置1は、加熱装置稼動時における駆動体4の振動を受ける場合においても、一方の端子261及び他方の端子262が管型白熱ランプ2の軸方向に対して直交方向への移動を規制されるようにランプ保持部61,62に設けられると共に、一方の端子261が管型白熱ランプ2の軸方向への移動を規制されることにより、例えばローラ3の中心軸のような所望の位置から移動することを防止することができる。
管型白熱ランプ2に平行に配置されたフレーム6は、加熱装置稼動時に加熱されることで膨張し、管型白熱ランプ2のバルブ21を構成する部材が例えば石英ガラスのようなガラス部材であって、フレーム6を構成する部材が例えばポリフェニレンサルファイド(PPS)のような耐熱性を有する樹脂部材であるときに、フレーム6の方がバルブより膨張量が大きい。
フレーム6が膨張したとき、管型白熱ランプ2の一方の端子261は、フレーム6の一方のランプ保持部61に例えばネジ止めのような固定手段により軸方向の移動を規制されていることから、フレーム6の膨張と共に移動する。これに対して、管型白熱ランプ2の他方の端子262は、フレーム6の他方のランプ保持部62に固定されていないので軸方向への移動を規制されていないことから、フレーム6の膨張と共に移動する一方の端子261と共に移動する。例えば図1を用いて説明すると、フレーム6が紙面左右方向に膨張したとき、一方の端子261は、フレーム6の紙面右側の膨張と共に紙面右側に移動する。これに対してフレーム6の他方のランプ保持部62が紙面左側へ膨張しても、他方の端子262は、管型白熱ランプ2の一方の端子261が紙面右側へ移動しているので、同じく紙面右側に移動する。これにより、他方の端子262と他方のランプ保持部62とが相対的に移動することになる。
すなわち、第1の実施例に係る加熱装置1は、フレーム6の膨張時において、他方の端子262と他方のランプ保持部62とが軸方向が相対的に移動するように、他方の端子262を他方のランプ保持部62に設けたことにより、フレーム6の膨張を許容することができる。
このとき、他方の端子262に設けた接続部262Bも他方のランプ保持部62に対して相対的に移動されるが、他方のランプ保持部62に設けた接続部挿通孔62Fを管型白熱ランプ2の軸方向に沿って伸びるように設けたことにより、接続部262Bは接続部挿通孔62Fに沿って移動され、フレーム6の膨張の膨張を許容することができる。
さらに、第1の実施例に係る加熱装置1は、フレーム6の膨張時において、他方の端子262の側面262Eと摺動する摺接面62Cを他方のランプ保持部62に設けたことにより、他方の端子262と他方のランプ保持部62との軸方向の相対的な移動が摺接面62Cに沿って行なわれ、管型白熱ランプ2が例えばローラ3の中心軸のような所望な位置から移動することを防止することができる。例えば図1を用いて説明すると、フレーム6が紙面左右方向に膨張するとき、他方の端子262の側面262Eと他方のランプ保持部62の摺接面62Cとが摺動することで、管型白熱ランプ2がその軸方向に対して直交方向(紙面奥手前方向)へ移動することを防止することができる。すなわち、管型白熱ランプ2は、加熱装置稼動前に位置したその管軸と同軸上の位置に、加熱装置稼動後においても位置することができる。
また、他方の端子262の一対の平坦面(図3(a)において、紙面手前側に見えている平坦面と、紙面奥側にある不図示の平坦面)を、載置面に載置させると共に浮き防止面に当接させるように構成することで、加熱装置稼動後における管型白熱ランプ2の軸方向に対して直交方向への移動を好適に防止することができる。
このように、第1の実施例に係る加熱装置1は、他方の端子262と他方のランプ保持部62との構成を上述のようにすることにより、管型白熱ランプ2を例えばローラ3の中心軸のような所望に位置に保持することができ、他方の端子262側にネジ止めのような固定手段を設ける手間がないので簡便な構造とすることができる。
続いて、第1の実施例に係る加熱装置1に対して、他方の端子262と他方のランプ保持部62とが異なる例として、図4及び図5を用いて説明する。
まず、本発明の加熱装置1の第2の実施例として、図4を用いて説明する。
図4は、第2の実施例に係る加熱装置1の説明図であり、図2に示した第1の実施例に係る加熱装置1と異なる部分を示したものである。図4(a)は、第2の実施例に係る加熱装置1の他方の端子262側を示した拡大斜視図である。また、図4(b)及び図(c)は、図2(a)の他方のランプ保持部62の構造の説明図であり、図4(b)が図4(a)の他方のランプ保持部62のC−C断面図(管型白熱ランプ2の軸方向に対して直交する断面図)であり、図4(c)が図4(a)の他方のランプ保持部62のD−D断面図(管型白熱ランプ2の軸方向に沿った断面図)である。
なお、図4には、図2に示したものと同じものに同一の符号が付されている。
図4の加熱装置1は、板状の他方の端子の平面形状が板状の封止部211の平面形状と同一平面上に位置する点と、接続部261B,262Bが突設する方向が板状の他方の端子262の平面方向と同一方向である点で、図2の加熱装置1と相違する。
図4の加熱装置1の説明として、図1〜3で示した加熱装置1の説明と共通する部分は省略し、図2との相違点について述べる。
フレーム6の他方のランプ保持部62は、図4(c)に示すように、板状の他方の端子262が挿入される挿込口62Gが設けられ、その挿込口62Gから連続すると共に板状の他方の端子262の後述する側面(図4(a)における符号262E)が摺接される摺接面(図4(b)における符号62C)が設けられる。また、他方のランプ保持部62には、板状の他方の端子262を載置する載置面62Bと、管型白熱ランプ2の軸方向に対して直交方向への移動を規制した浮き防止面62Eが設けられる。このように他方のランプ保持部62には、その挿込口62Gに連続する載置面62Bと、図4(b)に示す載置面62Bの側縁から垂直方向に伸びる一対の摺接面62Cと、この一対の摺接面62Cを連接する共に載置面62Bに対向する浮き防止面62Eが設けられ、これら4面により構成された空間に他方の端子262が配置される。
また、他方のランプ保持部62には、他方の端子262に設けた接続部262Bを挿通する接続部挿通孔62Fが浮き防止面62E側に設けられる。
他方のランプ保持部62の挿込口62Gに対向する面には、他方の端子262が配置される空間を介して、他方の端子262が突出することを防止した突出防止面62Dが設けられる。
他方のランプ保持部62に挿入される他方の端子262は、板状で構成され、その板状が構成する平坦面が板状の封止部211が構成する平面方向に平行になるように設けられる。
図4(a)に示す他方の端子262には、前述の他方のランプ保持部62の摺接面(図4(b)における符号62C)に摺接する側面262Eと、前述の他方のランプ保持部62の突出防止面(図4(c)における符号62D)に対向する端面262Fを具備し、直方体形状の金属板からなる。この直方体形状の他方の端子262は、最長辺が棒状の外部リード25の軸方向に沿って伸びるように構成される。
他方の端子262においては、前述の浮き防止面62Eに対向する上面(図4(a)における紙面上側の面)であって、該上面における封止部211側に接続部262Bが設けられる。
接続部262Bは、板状の他方の端子262が構成する平坦面(側面262Eが構成する平坦面)と同一平面上に(図3(b)における紙面上方向)に突設され、その形状は封止部211の平面方向に平行な板状に設けられる。
図4に示す第2の実施例に係る加熱装置1においては、管型白熱ランプ2の他方の端子262とフレーム6のランプ保持部62に配置する手順が、図2及び図3を用いて説明した内容と共通であるので、該手順の説明を省略する。
また、第2の実施例に係る加熱装置1は、管型白熱ランプ2の他方の端子262の構成と、フレーム6の他方のランプ保持部62の構成とが第1の実施例に対して上述のように異なるが、作用・効果の点では第1の実施例と共通であるのでその説明を省略する。
続いて、第1の実施例に係る加熱装置1に対して、他方のランプ保持部62の浮き防止面62Eの形状が異なる例を図5(a)に示し、他方の端子262の形状が異なると共に他方のランプ保持部62に設けた摺接面62Cと浮き防止面62Eとが異なる例を図5(b)に示した。これらを第3の実施例と第4の実施例として説明する。
図5(a)は、第3の実施例に係る加熱装置1の説明図であり、図2に示した第1の実施例に係る加熱装置1と異なる部分を示したものである。図5(a)は、第3の実施例に係る加熱装置1の他方の端子262側を示した拡大斜視図である。
なお、図5(a)には、図2に示したものと同じものに同一の符号が付されている。
図5(a)の加熱装置1は、他方の端子262の接続部262Bの位置を側面262Eの中央に設けた点と、他方のランプ保持部62の浮き防止面62Eが一部削除された点で、図2の加熱装置1と相違する。
図5(a)の加熱装置1の説明として、図1〜3で示した加熱装置1の説明と共通する部分は省略し、図2との相違点について述べる。
図5(a)に示すように、他方のランプ保持部62の浮き防止面62Eの構成は、載置面62Bに全面対向するものではなく、一部対向するものであってもかまわない。図5(a)に示す他方のランプ保持部62は、一対の摺接面62Cの一方側(図5(a)の紙面奥側の摺接面62C)の突出防止面62D側において、他方側に突出する浮き防止面62Eが設けられる。また、他方のランプ保持部62は、一対の摺接面62Cの他方側(図5(a)の紙面手前側)の挿込口側において、一方側に突出する浮き防止面62Eが設けられる。
図5(a)に示すように、他方の端子262に設ける接続部262Bは、他方の端子262の側面262Eにおける中央の位置であってもかまわない。
また、他方の端子262を他方のランプ保持部62に挿入して構成したとき、他方の端子262に設けた接続部262Bの位置は、他方のランプ保持部62に設けた突出防止面62D側の浮き防止面62E(図5(a)の紙面の奥側の浮き防止面62E)と他方の端子262とが対向することを妨げなければ、他方の端子262のいずれに設けてもかまわない。
このような第3の実施例に係る加熱装置1は、加熱装置稼動前において、一対の浮き防止面62Eの両方によって、他方の端子262における管型白熱ランプ2の軸方向に対して直交方向への移動を防止できる。
さらに、加熱装置稼動時のフレーム6の膨張時においては、他方の端子262が他方のランプ保持部62に対して相対的に移動しても、一対の浮き防止面62Eのうち、一対の摺接面62Cの他方側(図5(a)の紙面手前側)の挿込口62G側の浮き防止面62Eによって、他方の端子262における管型白熱ランプ2の軸方向に対して直交方向への移動を防止できる。
図5(b)は、第4の実施例に係る加熱装置1の説明図であり、図2に示した第1の実施例に係る加熱装置1と異なる部分を示したものである。図5(b)は、第3の実施例に係る加熱装置1の他方の端子262側を示した拡大斜視図である。
なお、図5(b)には、図2に示したものと同じものに同一の符号が付されている。
図5(b)の加熱装置1は、他方の端子262の接続部262Bの位置を側面262Eの中央に設けた点と、他方の端子262の端面262Fに凹部262Hを設けた点と、他方のランプ保持部62の突出防止面62Dに摺接面62Cを構成する凸部62Hを設けた点で、図2の加熱装置1と相違する。
図5(b)の加熱装置1の説明として、図1〜3で示した加熱装置1の説明と共通する部分は省略し、図2との相違点について述べる。
板状の他方の端子262の端面262Fには、管型白熱ランプ2の軸方向に向かって切り欠いた凹部262Hが設けられる。
他方のランプ保持部62には、載置面62Bを有する板状部材に、その端面に垂直方向に伸びる突出防止面62Dを設けた、L字形状からなる。
突出防止面62Dからは、封止部211に向かって伸びる凸部62Hが設けられる。他方のランプ保持部62に設けた凸部62Hには、他方の端子262に設けた凹部262Hに摺接される摺接面62Cと、他方の端子262における管型白熱ランプ2の軸方向に対して直交方向への移動を防止した浮き防止面62Eとが設けられる。このため、他方のランプ保持部62の凸部62Hは、一対の摺接面62Cとそれぞれに摺接面62Cから伸びる浮き防止面62Eとを具備したT字形状に構成される。
図5(b)に示すように、他方の端子262に設ける接続部262Bは、他方の端子262の側面262Eにおける中央の位置であってもかまわない。
このような第4の実施例に係る加熱装置1は、加熱装置稼動前において、一対の浮き防止面62Eの両方によって、他方の端子262における管型白熱ランプ2の軸方向に対して直交方向への移動を防止できる。
さらに、加熱装置稼動時のフレーム6の膨張時においては、他方の端子262が他方のランプ保持部62に対して相対的に移動しても、その最大膨張量を許容するように浮き防止面62Eと他方の端子262とが対向するように設けておくことにより、他方の端子262における管型白熱ランプ2の軸方向に対して直交方向への移動を防止できる。
このような第4の実施例に係る加熱装置1は、加熱装置稼動前において、他方のランプ保持部62の凸部62Hに設けた浮き防止面62Eによって、他方の端子262における管型白熱ランプ2の軸方向に対して直交方向への移動を防止できる。
さらに、加熱装置稼動時のフレーム6の膨張時においては、他方の端子262が他方のランプ保持部62に対して相対的に移動しても、他方のランプ保持部62の凸部62Hに設けた摺接面62Cと他方の端子262に設けた凹部262Hとが摺動することで、他方の端子262と他方のランプ保持部62との軸方向の相対的な移動が摺接面62Cに沿って行なわれ、管型白熱ランプ2が例えばローラ3の中心軸のような所望な位置から移動することを防止することができる。
第1〜第4の実施例は、管型白熱ランプ2を単数具備した加熱装置1について説明した。続いて、管型白熱ランプ2を複数具備した加熱装置1について説明した。
本発明に係る加熱装置1においては、複数の管型白熱ランプ2を具備した場合、その長手方向の各一方の端子261側又は各他方の端子262側のいずれか一体構成とする。まず、他方の端子262側を一体構成とした第5の実施例について、図6を用いて説明する。
図6は、第5の実施例に係る加熱装置1の説明図であり、加熱装置1を構成する管型白熱ランプ2とフレーム6の一部を示しこれらを分解した斜視図である。
なお、図6には、図2に示したものと同じものに同一の符号が付されている。
図6の加熱装置1は、管型白熱ランプ2を複数具備した点で、図2の加熱装置1と相違する。
図6の加熱装置1の説明として、図1〜3で示した加熱装置1の説明と共通の部分は省略し、図2との相違点について述べる。
第5の実施例に係る加熱装置1は、図6に示すように、光源として2本の管型白熱ランプ2を並列に配置される。各管型白熱ランプ2の各封止部211は、板状に構成され、各管型白熱ランプ2が配置された並列配置方向(換言すると、図6の紙面奥側にある管型白熱ランプ2から紙面手前側にある管型白熱ランプ2に向かう方向)に平行になるように配置される。
各管型白熱ランプ2は、直管状のバルブと、該バルブの中心軸に延在するフィラメントと、該フィラメントに電気的に接続されると共にバルブの外部に設けられた端子とにより構成される。管型白熱ランプ2の単体の詳細な構成については、図3を用いて説明した内容と共通であるので省略する。
各管型白熱ランプ2の一方の端子261側には、各ランプ2の封止部211から突出する各外部リード25にそれぞれ別体の一方の端子261が設けられる。各一方の端子261は、板状の金属部材からなり、例えばスポット溶接のような抵抗溶接で外部リード25と圧接される。
板状の一方の端子261には、棒状の外部リード25の軸方向に延びる外方の位置に固定体7である例えばネジを挿通する貫通孔261Aが設けられる。また、各板状の一方の端子261における側面の封止部211側には、板状の一方の端子261が構成する平坦面に対して垂直方向に伸びる板状の接続部261Bが設けられる。すなわち、一対の管型白熱ランプ2の並列配置方向(換言すると、図6の紙面奥側にある管型白熱ランプ2から紙面手前側にある管型白熱ランプ2に向かう方向)に対して垂直方向に配置される。
また、図示しない給電線との接続や取り回しを簡便にするために、各接続部261B,262Bは、一対の管型白熱ランプ2の並列配置方向(換言すると、図6の紙面奥側にある管型白熱ランプ2から紙面手前側にある管型白熱ランプ2に向かう方向)で離間した側面側(図6の紙面奥側にあるランプ2においては紙面奥側の側面であり、紙面手前側にあるランプ2においては紙面手前側の側面)に設けられる。
各管型白熱ランプ2の他方の端子262側には、各ランプ2の封止部211から突出する各外部リード25に1つの他方の端子262を共有するように設けられ、例えばスポット溶接のような抵抗溶接で各外部リード25と圧接される。
他方の端子262は、他方のランプ保持部62の摺接面に摺接する側面262Eと、他方のランプ保持部62の突出防止面に対向する端面262Fを具備し、直方体形状の金属板からなる。この直方体形状の他方の端子262は、最長辺が一対の管型白熱ランプ2の並列配置方向に沿って伸びるように構成される。
他方の端子262においては、一対の側面262Eのうち一方の側面262E(図6における紙面奥側の側面262E)であって、該側面262Eにおける端面262F側に接続部262Bが設けられる。
接続部262Bは、板状の端子262が構成する平坦面に対して垂直方向に突設され、その形状は封止部211の平面方向に平行な板状に設けられる。すなわち、一対の管型白熱ランプ2の並列配置方向(換言すると、図6の紙面奥側にある管型白熱ランプ2から紙面手前側にある管型白熱ランプ2に向かう方向)に対して垂直方向に配置される。
一方の端子261及び他方の端子262にそれぞれ設けられた接続部261B,262Bには、その概略中央に保持孔261D,262Dが設けられ、その端部(図6における紙面上方側の端部)は肉厚が薄くなるように傾斜された傾斜部261C,262Cが設けられる。この接続部261B,262Bは、いわゆるファストンタブと呼ばれ、図示しない給電線が接続される。
上述の管型白熱ランプ2の端子261,262を保持するフレーム6のランプ保持部61,62について、以下に述べる。
一対の管型白熱ランプ2の各一方の端子261を載置する一方のランプ保持部61には、一対の管型白熱ランプ2の各一方の端子261が載置される面に、各一方の端子261の貫通孔261Aに対応した一対の取付孔61Aが互いに離間するように設けられる。この取付孔61Aには、固定体7であるネジが螺合するように螺旋状に溝を設けたネジ切りが設けられる。
他方のランプ保持部62の説明については、図2を用いて説明した他方のランプ保持部62の説明と共通なので省略する。
また、一対の管型白熱ランプ2の端子261,262をフレーム6のランプ保持部61,62に配置する手順については、一方の端子261側の固定手段が2つある点以外は共通であるので、その説明を省略する。
第5の実施例に係る加熱装置1は、上記構成を有することにより、一対の管型白熱ランプ2をその両端に設けた端子261,262を介してフレーム6に保持される。
すなわち、一方の端子261側においては、一方のランプ保持部61と固定体7により挟持されることで、管型白熱ランプ2の軸方向における移動とその軸方向に対して直交方向への移動を規制している。また、他方の端子262側においては、他方の端子262の側面262Eに対向する摺接面が設けられると共に他方の端子262の平坦面に対向する載置面と浮き防止面とが設けられることで、管型白熱ランプ2の軸方向に対して直交方向への移動を規制している。これらによって、管型白熱ランプ2全体は、その軸方向への移動を一方の端子261側に設けた固定手段により規制され、その軸方向に対して直交方向での移動を一方の端子261及び他方の端子262に設けたランプ保持部61,62との構成によって規制される。
さらに、一方のランプ保持部61には一対の取付孔61Aが離間して設けられると共に他方の端子262を共通にすることにより、一対の管型白熱ランプ2間の距離は、その長手方向に亘って所望の距離を離間させた並列配列にすることができ、一対の管型白熱ランプ2間の位置決めができる。
第5の実施例に係る加熱装置1は、加熱装置稼動時における駆動体4の振動を受ける場合においても、一方の端子261及び他方の端子が262一対の管型白熱ランプ2の軸方向に対して直交方向への移動を規制するようにランプ保持部61,62に設けられると共に、一方の端子261が一対の管型白熱ランプ2の軸方向への移動を規制することにより、例えば不図示のローラの中心軸のような所望の位置から移動することを防止することができる。
また、フレーム6が膨張したとき、一対の管型白熱ランプ2の各一方の端子261は、フレーム6の一方のランプ保持部61に例えばネジ止めのような固定手段により軸方向の移動を規制されていることから、フレーム6の膨張と共に移動する。これに対して、一対の管型白熱ランプ2の他方の端子262は、フレーム6の他方のランプ保持部62に固定されていないので軸方向への移動を規制されていないことから、フレーム6の膨張と共に移動する一方の端子261と共に移動する。例えば図1を用いて説明すると、フレーム6が紙面左右方向に膨張したとき、各一方の端子261はフレーム6の紙面右側の膨張と共に紙面右側に移動する。これに対してフレーム6の他方のランプ保持部62が紙面左側へ膨張しても、他方の端子262は、管型白熱ランプ2の一方の端子261が紙面右側へ移動しているので、同じく紙面右側に移動する。これにより、他方の端子262と他方のランプ保持部62とが相対的に移動することになる。
すなわち、第5の実施例に係る加熱装置1は、フレーム6の膨張時において、他方の端子262と他方のランプ保持部62とが軸方向が相対的に移動するように、他方の端子262を他方のランプ保持部62に設けたことにより、フレーム6の膨張を許容することができる。
このとき、他方の端子262に設けた接続部262Bを他方のランプ保持部62に対して相対的に移動されるが、他方のランプ保持部62に設けた接続部挿通孔62Fを一対の管型白熱ランプ2の軸方向に沿って伸びるように設けたことにより、接続部262Bは接続部挿通孔62Fに沿って移動され、フレーム6の膨張の膨張を許容することができる。
さらに、第5の実施例に係る加熱装置1は、フレーム6の膨張時において、他方の端子262の側面と摺動する摺接面62Cを他方のランプ保持部62に設けたことにより、他方の端子262と他方のランプ保持部62との軸方向の相対的な移動が摺接面62Cに沿って行なわれ、一対の管型白熱ランプ2が例えば不図示のローラの中心軸のような所望な位置から移動することを防止することができる。例えば図1を用いて説明すると、フレーム6が紙面左右方向に膨張するとき、他方の端子262の側面と他方のランプ保持部62の摺接面62Cとが摺動することで、管型白熱ランプ2がその軸方向に対して直交方向(紙面奥手前方向)へ移動することを防止することができる。すなわち、管型白熱ランプ2は、加熱装置稼動前に位置したその管軸と同軸上の位置に、加熱装置稼動後においても位置することができる。
また、他方の端子262の一対の平坦面(例えば図3(a)において、紙面手前側に見えている平坦面と、紙面奥側にある不図示の平坦面)を、載置面に載置させると共に浮き防止面に当接させるように構成することで、加熱装置稼動後における管型白熱ランプ2の軸方向に対して直交方向への移動を好適に防止することができる。
このように、第5の実施例に係る加熱装置1は、他方の端子262と他方のランプ保持部62との構成を上述のようにすることにより、管型白熱ランプ2を例えばローラ3の中心軸のような所望に位置に保持することができ、他方の端子262側にネジ止めのような固定手段を設ける手間がないので簡便な構造とすることができる。
また、第5の実施例に係る加熱装置1のように、具備する光源を複数の管型白熱ランプ2で構成すると、単数の管型白熱ランプ2で構成した場合に比して、ランプ2の並列配置方向に大型となる。
第5の実施例に係る加熱装置1は、接続部261B,262B、複数の管型白熱ランプ2の並列配置方向と異なる方向である、例えば並列配置方向に対して垂直方向のように設けることにより、並列配置方向へのさらなる大型化が防止され、複数の管型白熱ランプ2から接続部261,262Bを不所望に突出することを防止できる。
第5の実施例に続いて、複数の管型白熱ランプ2を具備し、他方の端子262側を別体とし、一方の端子261側を一体構成した第6の実施例について、図7を用いて説明する。
図7は、第6の実施例に係る加熱装置1の説明図である。図7(a)は、加熱装置1を構成する管型白熱ランプ2とフレーム6の一部を示し、これらを分解した斜視図である。また、図7(b)及び(c)は、図7(a)の他方のランプ保持部62の構造の説明図であり、図7(b)が図7(a)の他方のランプ保持部62のE−E断面図(管型白熱ランプ2の軸方向に対して直交する断面図)であり、図7(c)が図7(a)の他方のランプ保持部62のF−F断面図(管型白熱ランプ2の軸方向に沿った断面図)である。
なお、図7には、図6に示したものと同じものに同一の符号が付されている。
図7の加熱装置1は、一方の端子261側を一体構成にした点、他方の端子262側を別体構成にした点、他方のランプ保持部62に隔壁62Iを設けた点で、図6の加熱装置1と相違する。
図7の加熱装置1の説明として、図6で示した加熱装置1の説明と共通の部分は省略し、図6との相違点について述べる。
各管型白熱ランプ2の一方の端子側261には、各ランプ2の封止部211から突出する各外部リード25に1つの一方の端子261を共有するように設けられる。一方の端子261は、直方体形状の金属板からなり、例えばスポット溶接のような抵抗溶接で各外部リード25と圧接される。この直方体形状の他方の端子262は、最長辺が一対の管型白熱ランプ2の並列配置方向に沿って伸びるように構成される。
板状の一方の端子261には、その中央の位置に固定体7である例えばネジを挿通する貫通孔261Aが設けられる。また、一方の端子261における板状を構成する一対の側面のうち、一方の側面(図7(a)における紙面奥側の側面)の封止部211側には、板状の一方の端子261が構成する平坦面に対して垂直方向に伸びる板状の接続部261Bが設けられる。すなわち、一対の管型白熱ランプ2の並列配置方向(換言すると、図7(a)の紙面奥側にある管型白熱ランプ2から紙面手前側にある管型白熱ランプ2に向かう方向)に対して垂直方向に配置される。
各管型白熱ランプ2の他方の端子262B側には、各ランプ2の封止部211から突出する各外部リード25にそれぞれ別体の他方の端子262が設けられる。各他方の端子262は、板状の金属部材からなり、例えばスポット溶接のような抵抗溶接で外部リード25と圧接される。
また、板状の他方の端子262における側面の端面側には、板状の他方の端子262が構成する平坦面に対して垂直方向に伸びる板状の接続部262Bが設けられる。すなわち、一対の管型白熱ランプ2の並列配置方向(換言すると、図7(a)の紙面奥側にある管型白熱ランプ2から紙面手前側にある管型白熱ランプ2に向かう方向)に対して垂直方向に配置される。
各他方の端子262を個別に見ると、他方の端子262は、後述する他方のランプ保持部62の摺接面(図7(b)における符号62C)に摺接する側面と、後述する他方のランプ保持部62の隔壁(図7(b)における符号62I)が構成する摺接面(図7(b)における符号62C)に摺接する側面と、後述する他方のランプ保持部62の突出防止面(図7(c)における符号62D)に対向する端面を具備し、直方体形状の金属板からなる。この直方体形状の他方の端子262は、最長辺が一対の管型白熱ランプ2の長手方向に沿って伸びるように構成される。
また、図示しない給電線との接続や取り回しを簡便にするために、各他方の端子262における各接続部262Bは、一対の管型白熱ランプ2の並列配置方向(換言すると、図7の紙面奥側にある管型白熱ランプ2から紙面手前側にある管型白熱ランプ2に向かう方向)で離間した側面側(図7の紙面奥側にあるランプ2においては紙面奥側の側面と、紙面手前側にあるランプにおいては紙面手前側の側面)に設けられる。
一方の端子261及び他方の端子262にそれぞれ設けられた接続部261B,262Bには、その概略中央に保持孔が設けられ、その端部(図7(a)における紙面上方側の端部)は肉厚が薄くなるように傾斜された傾斜部が設けられる。この接続部261B,262Bは、いわゆるファストンタブと呼ばれ、図示しない給電線が接続される。
上述の管型白熱ランプ2の端子261,262を保持するフレーム6のランプ保持部61,62について、以下に述べる。
一対の管型白熱ランプ2の一体構成された一方の端子261を載置する一方のランプ保持部61には、一対の管型白熱ランプ2の一方の端子261が載置される面に、一方の端子261の貫通孔261Aに対応した取付孔61Aが設けられる。この取付孔61Aには、固定体7であるネジが螺合するように螺旋状に溝を設けたネジ切りが設けられる。
別体に設けた他方の端子262を保持する他方のランプ保持部62には、図7(a)に示すように、各板状の他方の端子262がそれぞれ挿入される一対の挿込口62Gが設けられ、この一対の挿込口62Gの間には隔壁62Iが設けられる。この隔壁62Iには、挿込口62Gから連続すると共に板状の他方の端子262の側面262Eが摺接される摺接面(図7(b)における符号62C)が設けられる。また、隔壁62Iの摺接面62Cに対向する面にも摺接面62C(図7(b)の隔壁62Iの摺接面62Cに対して紙面左右方向にある摺接面62C)が設けられる。
さらに、他方のランプ保持部62には、各板状の他方の端子262をそれぞれ載置する一対の載置面62Bと、各管型白熱ランプ2の軸方向に対して直交方向への移動を規制した一対の浮き防止面62Eが設けられる。
このように他方のランプ保持部62には、隔壁62Iによって隔てられたその一対の挿込口62Gのそれぞれに、図7(b)に示す載置面62Bと、載置面62Bの平坦面の側縁から垂直方向に伸びる一対の摺接面62Cと、この一対の摺接面62Cのうちで隔壁62Iに設けた摺接面62Cに連続すると共に載置面62Bに対向する浮き防止面62Eとが設けられ、これら4面により構成された空間に他方の端子262が配置される。すなわち、他方のランプ保持部62には、一対の管型白熱ランプ2の各他方の端子262を配置する一対の空間が設けられる。
また、他方のランプ保持部62には、他方の端子262に設けた接続部262Bを挿通する接続部挿通孔62Fが浮き防止面62E側に設けられる。接続部挿通孔62Fは、管型白熱ランプ2の長手方向に沿って伸びるように形成され挿込口62Gに連通される。
他方のランプ保持部62の挿込口62Gに対向する面には、他方の端子62が配置される空間を介して他方の端子262を突出することを防止した突出防止面62Dが設けられる。
図7に示す第6の実施例に係る加熱装置1は、他方の端子262を個別に設け、各他方の端子262の間を離隔する隔壁62Iを設け、該隔壁62Iに摺接面62Cを設けた点で、第5の実施例と相違するが、それ以外の内容については第5の実施例と共通であるので、一対の管型白熱ランプ2の端子261,262をフレーム6のランプ保持部62,62に配置する手順についての説明を省略する。
第6の実施例に係る加熱装置1は、上記構成を有することにより、一対の管型白熱ランプ2をその両端に設けた端子を介してフレーム6に保持される。
すなわち、一方の端子261側においては、一方のランプ保持部61と固定体7により挟持されることで、管型白熱ランプ2の軸方向における移動とその軸方向に対して直交方向への移動を規制している。また、他方の端子262側においては、他方の端子262の側面に対向する摺接面62Cが設けられると共に他方の端子262の平坦面に対向する載置面62Bと浮き防止面62Eとが設けられることで、管型白熱ランプ2の軸方向に対して直交方向への移動を規制している。これらによって、管型白熱ランプ2全体は、その軸方向への移動を一方の端子261側に設けた固定手段により規制され、その軸方向に対して直交方向での移動を一方の端子261及び他方の端子262に設けたランプ保持部61,62との構成によって規制される。
さらに、他方のランプ保持部62には隔壁62Iが設けられると共に一方の端子261を一体構成にすることにより、一対の管型白熱ランプ2間の距離は、その長手方向に亘って所望の距離を離間させた並列配列にすることができ、一対の管型白熱ランプ2間の位置決めができる。
また、第6の実施例に係る加熱装置1は、一対の管型白熱ランプ2の端子261,262の構成と、フレーム6のランプ保持部61,62の構成とが第5の実施例に対して上述のように異なり、作用・効果の点では第5の実施例と共通であるのでその説明を省略する。
上述の第1〜第6の実施例に係る加熱装置1においては、一方の端子261と一方のランプ保持部61とを例えばネジ止めのように直接固定することで、フレーム6の膨張量の許容を他方の端子262と他方のランプ保持部62との相対的移動によって実現していた。このため、第1〜第6の実施例に係る加熱装置1における一方の端子261には、例えばネジ止めのように直接固定手段が施されることによってトルクが負荷されることで、管型白熱ランプ2が破損することがあった。そこで、一方の端子261側の直接固定手段を施さない第7の実施例について、図8を用いて説明する。
図8は、第7の実施例に係る加熱装置1の説明図であり、加熱装置1を構成する管型白熱ランプ2とフレーム6の一部を示しこれらを分解した斜視図である。
なお、図8は、図2に示したものと同じものに同一の符号が付されている。
図8の加熱装置1は、一方の端子261と一方のランプ保持部61とを相対的に移動する構成にした点と、一方のランプ保持部61とフレーム6とを別体とした点で、図2の加熱装置1と相違する。
図8の加熱装置1の説明として、図1〜3で示した加熱装置1の説明と共通の部分は省略し、図2との相違点について述べる。
フレーム6の一方のランプ保持部61は、板状の一方の端子261が挿入される挿入口(図8では、一方のランプ保持部61の紙面奥側にある図示しない挿入口)が設けられており、この挿入口から連続する一方の端子261が配置される空間を有する。第7の実施例において、一方のランプ保持部261における一方の端子が配置される空間の構成は、第1の実施例で説明した他方のランプ保持部62における他方の端子262が配置される空間の構成と同一であることから、その説明を省略する。
一方のランプ保持部61の外観形状は、L字形状を有し、直方体状に伸びるフレーム6の端部(図8の紙面上方側の端部)に嵌合される。フレーム6と別体に設けられた一方の端子261は、固定手段である例えばネジによりフレーム6と一体になるように固定される。
第7の実施例におけるフレーム6の他方のランプ保持部62の構成は、第1の実施例で説明した内容と共通なのでその説明を省略する。
第7の実施例における管型白熱ランプ2の一方の端子261は、第1の実施例で説明した他方の端子262の構成と同一であることから、その説明を省略する。
第7の実施例に係る加熱装置1において、管型白熱ランプ2の端子261,262とフレーム6のランプ保持部61,62との詳細な構成について、管型白熱ランプ2の端子261,262をフレーム6のランプ保持部61,62に配置する手順を通じて説明する。
まず、管型白熱ランプ2の他方の端子262は、図8に示す他方のランプ保持部62の挿込口62Gから挿入される。このとき、他方の端子262の接続部262Bは挿込口62Gに連通した接続部挿通孔62Fから挿入される。挿込口62Gから挿入された他方の端子262は、その側面を他方のランプ保持部62の摺接面に摺動させつつ、他方のランプ保持部62の突出防止面に当接する又はその手前に位置するまで挿入され、他方のランプ保持部62の載置面に載置される。
続いて、管型白熱ランプ2の一方の端子261は、一方のランプ保持部61の図示しない挿入口(図8において不図示)から挿入される。このとき、一方の端子261の接続部261Bは一方のランプ保持部61の挿入口(図8において不図示)に連通した接続部挿通孔61Fから挿入される。一方のランプ保持部61の摺接面(図8において不図示)に摺動させつつ、一方のランプ保持部61の突出防止面(図8において不図示)に当接する又はその手前に位置するまで挿入され、一方のランプ保持部61の載置面(図8において不図示)に載置される。
一方の端子261を載置したL字状の一方のランプ保持部61は、直方体状のフレーム6に嵌合されて例えばネジ止めのような固定手段によって固定されるので、一方の端子261へは、フレーム6と一方のランプ保持部61とのネジ止めによるトルクは負荷されない。
このとき、他方の端子262と一方の端子261には、それぞれのランプ保持部61,62の突出防止面から反発する力が発生しないような状態で各ランプ保持部61,62に保持される。
このように、管型白熱ランプ2は、その両端に設けた端子261,262を介してフレーム6に保持される。
すなわち、一方の端子261側及び他方の端子262は、各端子261,262の側面に対向する摺接面(図8において不図示)が設けられると共に各端子261,262の平坦面に対向する載置面(図8において不図示)と浮き防止面(図8において不図示)とが設けられることで、管型白熱ランプ2の軸方向に対して直交方向への移動を規制している。さらに、各端子261,262に対向する突出防止面(図8において不図示)を設けることで、管型白熱ランプ2の軸方向における各端子側の外方への移動を規制している。これらによって、管型白熱ランプ2全体は、その軸方向への移動と該軸方向に対して直交方向への移動を各端子261,262と各ランプ保持部61,62との構成によって規制される。
第7の実施例に係る加熱装置1は、加熱装置稼動時における駆動体4の振動を受ける場合においても、一方の端子261及び他方の端子262が管型白熱ランプ2の軸方向への移動及び軸方向に対して直交方向への移動を規制するランプ保持部61,62を設けたことにより、例えば不図示のローラの中心軸のような所望な位置から移動することを防止することができる。
フレーム6が膨張したとき、管型白熱ランプ2の一方の端子261及び他方の端子262は、フレーム6の一方のランプ保持部61及び他方のランプ保持部62に対して相対的に移動される。
すなわち、第7の実施例に係る加熱装置1は、フレーム6の膨張時において、各端子261,262と各ランプ保持部61,62とが軸方向が相対的に移動するように設けたことにより、フレーム6の膨張を許容することができる。
このとき、一方の端子261及び他方の端子262に設けた各接続部261B,262Bも一方のランプ保持部61及び他方のランプ保持部62に対して相対的に移動されるが、一方のランプ保持部61及び他方のランプ保持部62に設けた接続部挿通孔61F,62Fを管型白熱ランプ2の軸方向に沿って伸びるように設けたことにより、接続部261B,262Bは接続部挿通孔61F,62Fに沿って移動され、フレーム6の膨張の膨張を許容することができる。
さらに、第7の実施例に係る加熱装置1は、フレーム6の膨張時において、各端子261,262の側面と摺動する摺接面(図8において不図示)を各ランプ保持部61,62に設けたことにより、各端子261,262と各ランプ保持部61,62との軸方向の相対的な移動が摺接面(図8において不図示)に沿って行なわれ、管型白熱ランプ2が例えばローラ(図8において不図示)の中心軸のような所望な位置から移動することを防止することができる。例えば図1を用いて説明すると、フレーム6が紙面左右方向に膨張するとき、他方の端子262の側面262Eと他方のランプ保持部62の摺接面(図8において不図示)とが摺動することで、管型白熱ランプ2がその軸方向に対して直交方向(紙面奥手前方向)へ移動することを防止することができる。すなわち、管型白熱ランプ2は、加熱装置稼動前に位置したその管軸と同軸上の位置に、加熱装置稼動後においても位置することができる。
また、一方の端子261における一対の平坦面(例えば図3(a)において、紙面手前側に見えている平坦面と、紙面奥側にある不図示の平坦面)及び他方の端子262における一対の平坦面(例えば図3(a)において、紙面手前側に見えている平坦面と、紙面奥側にある不図示の平坦面)を、各ランプ保持部61,62における載置面に載置させると共に浮き防止面に当接させるように構成することで、加熱装置稼動後における管型白熱ランプ2の軸方向に対して直交方向への移動を好適に防止することができる。
このように、第7の実施例に係る加熱装置1は、各端子261,262と各ランプ保持部61,62との構成を上述のようにすることにより、管型白熱ランプ2を例えば不図示のローラの中心軸のような所望に位置に保持することができ、他方の端子262側にネジ止めのような固定手段を設ける手間がないので簡便な構造とすることができる。
その上、第7の実施例に係る加熱装置1は、一方の端子261と一方のランプ保持部61とを例えばネジ止めのような固定手段を直接設けないことにより、一方の端子261にトルクが負荷されることを防止できる。
上述の第7の実施例に係る加熱装置1においては、一方の端子261側に直接固定手段を施さないことで、管型白熱ランプ2の一方側(一方の端子261側)にネジ止めのようなトルクが負荷されない構成について説明した。続いて、第7の実施例で示した一方の端子261を設けないで、管型白熱ランプ2の一方側にネジ止めのようなトルクが負荷されない構成を、第8の実施例として説明する。
図9は、第8の実施例に係る加熱装置1の説明図であり、ローラ3の管軸方向に沿った断面図である。図10は、図1に記載した加熱装置1を構成する管型白熱ランプ2のベース28とフレーム6が具備する一方のランプ保持部61の一部を示し、管型白熱ランプ2に設けたベース28と一方のランプ保持部61とを分解した拡大斜視図である。
なお、図9及び図10には、図1及び図2に示したものと同じものに同一の符号が付されている。
図9及び図10の加熱装置1は、一方の端子(図9及び図10における符号261)を設けない点と、一方の外部リード25の外方にベース28を設けた点と、該ベース28を保持する一方のランプ保持部61を設けた点で、図1及び図2の加熱装置1と相違する。
図9及び図10の加熱装置1の説明として、図1〜3で示した加熱装置1の説明と共通の部分は省略し、図2との相違点について述べる。
図9に示すように、フレーム6の一方側(図9における紙面右側)には、板状の一方のランプ保持部61が例えばネジ止めのような固定手段によって固定される。
板状の一方のランプ保持部61を構成する部材としては、例えばメッキを施した鉄が挙げられ、耐熱性を有する金属部材が用いられる。
板状の一方の端子は、図10に示すように平板状であり、その平坦面を貫通する嵌合孔61Hが設けられる。この嵌合孔61Hは、後述するベース28に設けた突出部282の外周形状に嵌合するように設けられる。
管型白熱ランプ2は、直管状のバルブと、該バルブの中心軸に延在するフィラメントと、該フィラメントに電気的に接続されると共にバルブの外部に突出する外部リード25とにより構成される。管型白熱ランプ2の単体の詳細な構成については、図3を用いて説明した内容と概略共通するので、それ以外の相違する部分について説明する。
図9に示す一方の外部リード25(図9における紙面右側の外部リード25)には、給電線27が例えばかしめられる等して電気的に接続される。
一方の外部リード25を突出させる封止部211の外方には、図10に示すように、ベース28が設けられる。
ベース28を構成する部材としては、例えばステアタイト(MgOSiO)のような電気絶縁性を有するセラミックが挙げられる。
ベース28は、図10に示すように、封止部211の外周を被覆する円筒状の被覆部281と、円筒状の該被覆部281における端面283(管型白熱ランプの軸方向において、被覆部281の外方側の端面283)に、該被覆部281と同心軸上に位置するように円筒状の突出部282が設けられる。ベース28を構成する円筒状の被覆部281と円筒状の突出部282とは、管型白熱ランプ2の管軸に沿った同心軸上に位置するように設けられる。
突出部282の内部には、図9に示すように、一方の外部リード25と該一方の外部リード25に接続された給電線27とを挿通する貫通孔が設けられる。また、突出部282における端面(管型白熱ランプ2の軸方向において、突出部282の外方側の端部)には、内部の貫通孔に連通した給電線取出口(図2における符号284)が設けられる。
ベース28は、被覆部281と封止部211との間に図示しない例えば無機接着剤を充填することによって、管型白熱ランプ2に設けられる。
フレーム6の他方のランプ保持部62の構成と、管型白熱ランプ2の他方の端子262の構成とは、第1の実施例で説明した内容と共通なので、その説明を省略する。
第8の実施例に係る加熱装置1において、管型白熱ランプ2のベース28とフレーム6の一方のランプ保持部61との詳細な構成について、管型白熱ランプ2をフレーム6のランプ保持部61,62に配置する手順を通じて説明する。
まず、管型白熱ランプ2の他方の端子262を、フレーム6の他方のランプ保持部62に設ける説明は上述の第1の実施例と共通なのでその説明を省略し、ベース28をフレーム6の一方のランプ保持部61に設ける手順について説明する。
ベース28の給電線取出口284から導出した給電線27は、板状の一方のランプ保持部61に設けた嵌合孔61Hに挿通される。続いて一方のランプ保持部61の嵌合孔61Hには、ベース28の突出部282が挿通され、突出部282の外周面が嵌合される。
このとき、一方のランプ保持部61の突出防止面61G(図10において、他方の端子262における紙面奥側の平坦面)は、ベース28の被覆部281の端面(図10に示すように、管型白熱ランプ2の軸方向において、ベース28の被覆部281の外方にある端面)に当接又はその手前に位置するまで挿通され、互いに対向するように嵌合保持される。
一方のランプ保持部61は、ベース28の突出部282を嵌合させた状態で、図9に示すL字状のフレーム6に例えばネジ止めのような固定手段によって固定される。
このとき、他方の端子262とベース28には、それぞれランプ保持部61,62の突出防止面61Gから反発する力が発生しないような状態で各ランプ保持部61,62に保持される。
このように、管型白熱ランプ2は、その両端に設けたベース28と他方の端子262とを介してフレーム6に保持される。
すなわち、ベース28においては、一方のランプ保持部61に嵌合されることで、管型白熱ランプ2の軸方向に対して直交する方向への移動が規制される。さらに、各ランプ保持部61,62には、ベース28及び他方の端子262に対向する突出防止面61Gが設けられることで、管型白熱ランプ2の軸方向におけるベース側の外方及び他方の端子側への外方への移動を規制している。これらによって、管型白熱ランプ2全体は、その軸方向への移動と軸方向に対して直交する方向への移動を、ベース28と一方のランプ保持部61の構成、並びに、他方の端子262と他方のランプ保持部62の構成によって規制される。
第8の実施例に係る加熱装置1は、加熱装置稼動時における駆動体4の振動を受ける場合においても、ベース28及び他方の端子262が管型白熱ランプ2の軸方向への移動及び軸方向に対して直交方向への移動を規制するランプ保持部61,62を設けたことにより、例えばローラ3の中心軸のような所望な位置から移動することを防止することができる。
フレーム6が膨張したとき、管型白熱ランプ2のベース28及び他方の端子262は、フレーム6の一方のランプ保持部61及び他方のランプ保持部62に対して相対的に移動される。
すなわち、第8の実施例に係る加熱装置1は、フレーム6の膨張時において、ベース28及び他方の端子262に対して各ランプ保持部61,62が軸方向へ相対的に移動するように設けたことにより、フレーム6の膨張を許容することができる。
このとき、ベース28の突出部282と一方のランプ保持部61とが相対的に移動されるが、ベース28の突出部282をフレーム6の膨張量を許容するような長尺に設けることで、フレーム6の膨張時においても、ベース28を一方のランプ保持部61に保持することができる。
さらに、第8の実施例に係る加熱装置1は、ベース28の円筒状の突出部282の中心軸が管型白熱ランプ2の管軸に沿った同心軸上に位置し、ベース28の円筒状の突出部282の外周面に嵌合するように一方のランプ保持部61の嵌合孔61Hが設けられていることから、フレーム6の膨張時において、ベース28と一方のランプ保持部61との相対的な移動が、ベース28の外周面に沿って行なわれ、管型白熱ランプ2が例えばローラの中心軸のような所望な位置から移動することを防止することができる。例えば図9を用いて説明すると、フレーム6が紙面左右方向に膨張するとき、ベース28の突出部282の外周面とランプ保持部61の嵌合孔61Hに沿って摺動することで、管型白熱ランプ2がその軸方向に対して直交方向(図9における紙面奥手前方向や紙面上下方向)へ移動することを防止することができる。すなわち、管型白熱ランプ2は、加熱装置稼動前に位置したその管軸と同軸上の位置に、加熱装置稼動後においても位置することができる。
また、他方の端子262の一対の平坦面(例えば図3(a)において、紙面手前側に見えている平坦面と、紙面奥側にある不図示の平坦面)を、他方のランプ保持部62における載置面に載置させると共に浮き防止面に当接させるように構成し、且つ、ベース28の突出部282を一方のランプ保持部61の嵌合孔61Hに嵌合されることで、加熱装置稼動後における管型白熱ランプ2の軸方向に対して直交方向への移動を好適に防止することができる。
このように、第8の実施例に係る加熱装置1は、ベース28と一方のランプ保持部61との構成,並びに,他方の端子262と他方のランプ保持部62との構成を上述のようにすることにより、管型白熱ランプ2を例えばローラ3の中心軸のような所望な位置に保持することができ、他方の端子262のような固定手段を設ける手間がないので簡便な構造とすることができる。
その上、第8の実施例に係る加熱装置1は、ベース28と一方のランプ保持部61とを例えばネジ止めのような固定手段を直接設けないことにより、ベース28にトルクが直接負荷されることを防止できる。
上述のような第7及び第8の実施例に係る加熱装置1の場合、フレーム6に対して管型白熱ランプ2が固定されていないことから、フレーム6膨張時におけるその膨張量が、一方の端子261側で許容されることもあれば、他方の端子262側で許容されることもあり、さらには両方の端子261,262側で許容されることもある。このため、例えば不図示のローラの中心軸に管型白熱ランプ2が位置するような構成の場合、フレーム6の膨張時において、管型白熱ランプ2のローラ3の中心軸方向で移動されてしまう。フレーム6の膨張時においてもローラ3の外周面を流れる媒体を均一に加熱するためには、管型白熱ランプ2のフィラメント22を長尺にしなければならず、管型白熱ランプ2が長尺化してしまうことがあった。
このため、一方の端子261側のトルクの負荷を防止しつつ、管型白熱ランプ2の長尺化を防止した加熱装置1を第9の実施例として説明する。
図11は、第9の実施例に係る加熱装置1の説明図であり、図2に示した第1の実施例に係る加熱装置1と異なる部分を示したものである。図11(a)は、第9の実施例に係る加熱装置1の一方の端子側を示した拡大斜視図である。図11(b)は、図11(a)の一方の端子261の凹部261Iを一方のランプ保持部61の凸状の位置決め部61Cに嵌合させたときの上面図(図11(a)の紙面上方から紙面下方に向かって見たときの図)である。図11(c)は、図11(a)の一方の端子261の凹部261Iを一方のランプ保持部61の凸状の位置決め部61Cに嵌合させ、一方のランプ保持部61の鍔部61Dに浮き防止体611を嵌合させた状態の断面図(一方の端子261において管型白熱ランプ2の軸方向に対して直交する断面図)である。
なお、図11は、図2に示したものと同じものに同一の符号が付されている。
図11の加熱装置1は、一方の端子261と一方のランプ保持部61との構成をネジ止めによらない固定手段を設けた点で、図2の加熱装置1と相違する。
図11の加熱装置1の説明として、図1〜3で示した加熱装置1の説明と共通する部分を省略し、図2との相違点について述べる。
管型白熱ランプ2の一方の端子261の側面261Eにおいて、接続部261Bが設けられていない側の側面261E(図11における紙面手前側の側面261E)には切り欠いた凹部261Iが設けられる。
フレームには、直方体状の端部において、一方の端子261を載置する載置面61Bには、図11(c)に示すように、鍔部61Dを有するL字状の一対の突出部61Eが設けられる。このL字状の突出部61Eの一方(図11(a)における紙面手前側の突出部61E)には、鍔部61Dが突出する側に対して反対側に突出する位置決め部61Cが設けられる。
浮き防止体611は、図11(c)に示すように、概略コ字状構造からなり、載置面61Bとで挟持する浮き防止面611Bがその中央から突出するように設けられる。また、浮き防止体611には、L字状の突出部61Eに設けた鍔部61Dと嵌合する嵌合部611Aが設けられる。
一方の端子261には、接続部261Bが設けられていることから、浮き防止体611には、図11(a)に示すように、接続部挿通孔611Cが設けられる。
第9の実施例に係る加熱装置1において、管型白熱ランプ2の一方の端子261とフレームの一方のランプ保持部61との詳細な構成について、管型白熱ランプ2の一方の端子261をフレームの一方のランプ保持部61に配置する手順を通じて説明する。
まず、管型白熱ランプ2の一方の端子261は、具備する凹部261Iが一方のランプ保持部61の位置決め部61Cに嵌合され、一方のランプ保持部61の載置面61Bに載置される。
続いて、浮き防止体611は、一方の端子261の端面261F側から一方のランプ保持部61の鍔部61Dに嵌合させつつ、管型白熱ランプ2に向かって移動される。このとき、浮き防止体611の浮き防止面611Bは一方の端子261に当接されつつ移動される。このように、一方の端子261は、一方のランプ保持部61の位置決め部61Cに嵌合しつつ、一方のランプ保持部61の浮き防止面611Bと載置面61Bに挟持されることで、一方のランプ保持部61に保持される。
このように、管型白熱ランプ2は、その両端に設けた端子261を介してフレーム6に保持される
すなわち、一方の端子261側において、一方のランプ保持部61と嵌合されることで、管型白熱ランプ2の軸方向への移動を規制している。さらに、一方の端子261側において、一方のランプ保持部61の載置面61Bと浮き防止面611Bに挟持されることで、管型白熱ランプ2の軸方向に対して直交方向への移動を規制している。また、他方の端子(図11において不図示)側においては、第1の実施例で説明したように、管型白熱ランプ2の軸方向に対して直交方向への移動を規制している。これらによって、管型白熱ランプ2全体は、その軸方向への移動を一方の端子261側に設けた固定手段により規制され、その軸方向に対して直交方向での移動を一方の端子261及び他方の端子(図11において不図示)に設けたランプ保持部61との構成によって規制される。
第9の実施例に係る加熱装置1は、加熱装置稼動時における駆動体(図11において不図示)の振動を受ける場合においても、一方の端子261及び他方の端子(図11において不図示)が管型白熱ランプ2の軸方向に対して直交方向への移動を規制するようにランプ保持部61に設けられると共に、一方の端子261が管型白熱ランプ2の軸方向への移動を規制することにより、例えば不図示のローラの中心軸のような所望の位置から移動することを防止することができる。
フレーム6が膨張したとき、管型白熱ランプ2の一方の端子261は、フレームの一方のランプ保持部61の位置決め部61Cに嵌合されることにより軸方向の移動を規制されていることから、フレームの膨張と共に移動する。これに対して、管型白熱ランプ2の他方の端子(図11において不図示)は、フレームの他方のランプ保持部(図11において不図示)に固定されていないので軸方向への移動を規制されていないことから、フレームの膨張と共に移動する一方の端子61と共に移動する。例えば図1を用いて説明すると、フレームが紙面左右方向に膨張したとき、一方の端子261はフレームの紙面右側の膨張と共に紙面右側に移動する。これに対してフレームの他方のランプ保持部(図11において不図示)が紙面左側へ膨張しても、他方の端子(図11において不図示)は、管型白熱ランプ2の一方の端子261が紙面右側へ移動しているので、同じく紙面右側に移動する。これにより、他方の端子262と他方のランプ保持部62とが相対的に移動することになる。
すなわち、第9の実施例に係る加熱装置1は、フレームの膨張時において、他方の端子(図11において不図示)と他方のランプ保持部(図11において不図示)とが軸方向が相対的に移動するように、他方の端子(図11において不図示)を他方のランプ保持部(図11において不図示)に設けたことにより、フレームの膨張を許容することができる。
このとき、他方の端子(図11において不図示)に設けた接続部(図11において不図示)も他方のランプ保持部(図11において不図示)に対して相対的に移動されるが、他方のランプ保持部(図11において不図示)に設けた接続部挿通孔(図11において不図示)を管型白熱ランプ2の軸方向に沿って伸びるように設けたことにより、接続部(図11において不図示)は接続部挿通孔(図11において不図示)に沿って移動され、フレームの膨張の膨張を許容することができる。
さらに、第9の実施例に係る加熱装置1は、フレーム6の膨張時において、他方の端子(図11において不図示)の側面と摺動する摺接面(図11において不図示)を他方のランプ保持部(図11において不図示)に設けたことにより、他方の端子(図11において不図示)と他方のランプ保持部(図11において不図示)との軸方向の相対的な移動が摺接面(図11において不図示)に沿って行なわれ、管型白熱ランプ2が例えばローラ(図11において不図示)の中心軸のような所望な位置から移動することを防止することができる。例えば図1を用いて説明すると、フレーム6が紙面左右方向に膨張するとき、他方の端子(図11において不図示)の側面(図11において不図示)と他方のランプ保持部(図11において不図示)の摺接面(図11において不図示)とが摺動することで、管型白熱ランプ2がその軸方向に対して直交方向(紙面奥手前方向)へ移動することを防止することができる。すなわち、管型白熱ランプ2は、加熱装置稼動前に位置したその管軸と同軸上の位置に、加熱装置稼動後においても位置することができる。
また、不図示の他方の端子の一対の平坦面(例えば図3(a)において、紙面手前側に見えている平坦面と、紙面奥側にある不図示の平坦面)を、他方のランプ保持部62における載置面に載置させると共に浮き防止面に当接させるように構成し、且つ、一方の端子261を、一方のランプ保持部61における載置面61Bに載置させると共に浮き防止面611Bに当接されることで、加熱装置稼動後における管型白熱ランプ2の軸方向に対して直交方向への移動を好適に防止することができる。
このように、第9の実施例に係る加熱装置1は、他方の端子(図11において不図示)と他方のランプ保持部(図11において不図示)との構成を上述のようにすることにより、管型白熱ランプを2例えばローラ(図11において不図示)の中心軸のような所望に位置に保持することができ、他方の端子(図11において不図示)側にネジ止めのような固定手段を設ける手間がないので簡便な構造とすることができる。さらに、一方の端子261側においてもネジ止めのような固定手段を設ける手間がないので、さらなる簡便な構造とすることができる。
その上、第9の実施例に係る加熱装置1は、一方の端子261と一方のランプ保持部61とを例えばネジ止めのような固定手段を設けないことにより、一方の端子261にトルクが負荷されることを防止できる。
さらにまた、フレーム6膨張時において、一方の端子261が一方のランプ保持部61に固定されることから、フレーム6の膨張量が許容されるのが他方の端子(図11において不図示)側であることが事前に分かり、それに基づいて管型白熱ランプ2を設計できることから、管型白熱ランプ2の軸方向における不所望な大型を防止することができる。
上述の第7〜第9の実施例における一方の端子261側の構成は、1本の管型白熱ランプ2を用いて説明したが、複数の管型白熱ランプ2における一方の端子261側においても用いることができる。
本発明の第1の実施例に係る加熱装置の説明図である。 本発明の第1の実施例に係る加熱装置の説明図である。 本発明の第1の実施例に係る加熱装置に具備された管型白熱ランプの説明図である。 本発明の第2の実施例に係る加熱装置の説明図である。 本発明の第3及び第4の実施例に係る加熱装置の説明図である。 本発明の第5の実施例に係る加熱装置の説明図である。 本発明の第6の実施例に係る加熱装置の説明図である。 本発明の第7の実施例に係る加熱装置の説明図である。 本発明の第8の実施例に係る加熱装置の説明図である。 本発明の第8の実施例に係る加熱装置の説明図である。 本発明の第9の実施例に係る加熱装置の説明図である。 従来に係る加熱装置の説明図である。 従来に係る加熱装置に具備された管型白熱ランプの説明図である。
符号の説明
1 加熱装置
2 管型白熱ランプ
21 バルブ
211 封止部
22 フィラメント
23 内部リード
24 箔
25 外部リード
261 一方の端子
261A 貫通孔
261B 接続部
261C 傾斜部
261D 保持孔
261E 側面
261F 端面
261I 凹部
262 他方の端子
262A 貫通孔
262B 接続部
262C 傾斜部
262D 保持孔
262E 側面
262F 端面
262G 平坦面
262H 凹部
27 給電線
28 ベース
281 被覆部
282 突出部
283 端面
284 給電線取出口
3 ローラ
31 ギア
4 駆動体
5 ローラ保持体
6 フレーム
61 一方のランプ保持部
61A 取付孔
62B 載置面
61C 位置決め部
61D 鍔部
61E 突出部
61F 接続部挿通孔
61G 突出防止面
61H 嵌合孔
611 浮き防止体
611A 嵌合部
611B 浮き防止面
611C 接続部挿通孔
62 他方のランプ保持部
62A 取付孔
62B 載置面
62C 摺接面
62D 突出防止面
62E 浮き防止面
62F 接続部挿通孔
62G 挿込口
62H 凸部
62I 隔壁
7 固定体

Claims (3)

  1. 中心軸にフィラメントが設けられたバルブと、該フィラメントの両端に電気的に接続された外部リードと、該一方の外部リードに電気的に接続された一方の端子又は該一方の外部リードが挿通されたベースと、該他方の外部リードに電気的に接続された他方の端子と、を備えた管型白熱ランプと、該一方の端子又はベースを保持する一方のランプ保持部と、該他方の端子を保持する他方のランプ保持部と、を具備するフレームと、からなる加熱装置において、
    該一方の端子又は該ベースは、該管型白熱ランプの軸方向に対して直交方向への移動が規制されると共に、該一方のランプ保持部に対して該軸方向で相対的に移動されるように、該一方のランプ保持部に設けられ、
    該他方の端子は、該管型白熱ランプの軸方向に対して直交方向への移動が規制されると共に、該他方の端子と該他方のランプ保持部に対して該軸方向で相対的に移動されるように、該他方のランプ保持部に設けられ、
    該管型白熱ランプの軸方向への移動が規制されるように、該一方の端子又は該ベースが一方のランプ保持部に設けられると共に他方の端子が他方のランプ保持部に設けられ
    該管型白熱ランプの軸方向への移動が規制される構成は、該軸方向における該一方の端子又は該ベースの外方に対向する面が一方のランプ保持部に設けられ、該軸方向における他方の端子の外方に対向する面が他方のランプ保持部に設けられたことにより構成された
    ことを特徴とする加熱装置。
  2. 該一方の端子又は/及び該他方の端子には、該管型白熱ランプの軸方向に対して直交する方向に突設する接続部が設けられ、
    該一方のランプ保持部又は/及び他方のランプ保持部には、該接続部を挿通する接続部挿通孔が設けられ
    該管型白熱ランプが複数本並列配置され、
    該管型白熱ランプの各一対の端子における一方側又は他方側のいずれかの端子が一体に構成され、
    該接続部が該複数の管型白熱ランプの並列配置方向と異なる方向に突設された
    ことを特徴とする請求項1に記載の加熱装置。
  3. 該管型白熱ランプが複数本並列配置され、
    該管型白熱ランプの各一対の端子における一方側の端子が一体に構成され、
    該各管型白熱ランプの各他方の端子間に位置する隔壁が該他方のランプ保持部に設けられた
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の加熱装置。
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