JP7013704B2 - 定着装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のヒータを備える定着装置に関する。
従来、画像形成装置に備えられる定着装置において、複数のヒータを備えたものが知られている。例えば、特許文献1で開示されている定着装置では、2本のヒータの一端側の各リードピンが共通の金属端子部材に接続され、各ヒータの他端側が共通のセラミック製の連結部材(碍子)が遊嵌された状態で取付けられ、各ヒータが並列に連結されている。
また、特許文献2で開示されている定着装置では、2本のヒータの両端側に連結部材が取り付けられ、各ヒータが連結されている。このとき、各ヒータは、連結部材の有する2つの支持孔内で、各ヒータがそれぞれ接着剤により連結部材に固定されている。
特開2010-80150号公報 特開2010-165468号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、各ヒータは、連結部材がヒータに対して遊嵌されているため、定着装置の稼働時に連結部材がヒータに対してぶつかったり、擦れたりすることによる異音が発生することがある。
また、特許文献2の技術では、各ヒータがそれぞれ連結部材に固定されているため、異音の発生は抑えられるが、ヒータを定着装置に組み付けるときに、組み付けにくいという問題点がある。
そこで、本発明は、複数のヒータとその連結部材による異音を抑制できるとともに、複数のヒータを組み付けやすい定着装置を提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の定着装置は、第1ガラス管を有する第1ヒータと、第2ガラス管を有する第2ヒータと、第1ヒータの一端部が固定された板状の第1端子部材と、第2ヒータの一端部が固定された板状の第2端子部材と、第1端子部材および前記第2端子部材を支持するフレームと、第1ガラス管の一端部が入った第1孔および前記第2ガラス管の一端部が入った第2孔を有する連結部材と、を備えている。
第1孔内には、第1ガラス管に固着し、連結部材との移動を規制する接着剤が配置され、第2孔内には、第2ガラス管に対する連結部材の移動を規制する接着剤が配置されず、第2ガラス管は、第2孔内に遊嵌されている。
このように構成された定着装置によれば、第1ヒータと連結部材との移動を規制する接着剤が配置されているので、第1ヒータおよび第2ヒータをフレームに組み付けたあとは、連結部材が第1ヒータに対して動かないことから、連結部材はフレームに組み付けた第2ヒータに対しても大きく動かない。そのため、連結部材が第1ヒータおよび第2ヒータと当接することによる異音の発生を抑制することができる。また、第2ヒータが連結部材の第2孔内で遊嵌されているため、第1ヒータをフレームに組み付けた後でも第1ヒータに対して第2ヒータを動かすことができるので、第1ヒータおよび第2ヒータをフレーム
に組み付けやすい。
本発明によれば、複数のヒータとその連結部材による異音を抑制し、複数のヒータを組み付けやすくすることができる。
本発明の一実施形態に係る定着装置を備えたレーザプリンタの概略構成を示す図である。 第1ヒータ、第2ヒータ、連結部材および端子を示す斜視図(a)と、(a)の右端部の拡大図(b)である。 第1ヒータ、第2ヒータ、連結部材および加熱ローラの位置関係を示す断面図(a)と、図3(a)のX-X断面図(b)である。 第1ヒータおよび第2ヒータの右端部を定着フレームに固定した状態を示す図である。 図4のY-Y断面図である。 変形例に係る第1ヒータ、第2ヒータおよび連結部材の位置関係を示す断面図(a)と、図6(a)のZ-Z断面図(b)である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明においては、まず、定着装置を備えたレーザプリンタの全体構成を簡単に説明した後、本発明の特徴部分を詳細に説明することとする。
以下の説明において、方向は、レーザプリンタ使用時のユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1において、紙面に向かって右側を「前側」、紙面に向かって左側を「後側」とし、紙面に向かって手前側を「左側」、紙面に向かって奥側を「右側」とする。また、紙面に向かって上下方向を「上下方向」とする。
図1に示すように、レーザプリンタ1は、本体フレーム2内に、用紙3を給紙するためのフィーダ部4と、給紙された用紙3に画像を形成するための画像形成部5とを備えている。
フィーダ部4は、本体フレーム2内の底部に着脱可能に装着される給紙トレイ6と、給紙トレイ6内に設けられた用紙押圧板7を備えている。また、フィーダ部4は、給紙トレイ6の前側上部に設けられる給紙ローラ8および給紙パット9と、給紙ローラ8に対し用紙3の搬送方向の下流側に設けられる紙粉取りローラ10,11を備えている。さらに、フィーダ部4は、紙粉取りローラ11に対して下流側に設けられるレジストローラ12を備えている。
そして、このように構成されるフィーダ部4では、給紙トレイ6内の用紙3が、用紙押圧板7によって給紙ローラ8側に寄せられ、この給紙ローラ8および給紙パット9で一枚ずつに分離されて送り出され、本体フレーム2の前側においてUターンするように各種ローラ10~12を通り、本体フレーム2の前側から後側に向かって画像形成部5に搬送される。
画像形成部5は、スキャナ部16と、プロセスカートリッジ17と、定着装置100とを備えている。
スキャナ部16は、本体フレーム2内の上部に設けられ、レーザ発光部(図示せず。)
、回転駆動されるポリゴンミラー19、レンズ20,21、反射鏡22,23,24などを備えている。そして、スキャナ部16では、レーザビームが図の鎖線で示す経路を通って、プロセスカートリッジ17の感光ドラム27の表面上に高速走査にて照射される。
プロセスカートリッジ17は、スキャナ部16の下方に配設され、本体フレーム2に対して着脱可能となっている。プロセスカートリッジ17は、現像カートリッジ28とドラムユニット51とで主に構成されている。
現像カートリッジ28は、現像ローラ31、層厚規制ブレード32、供給ローラ33およびトナーホッパ34を備えている。そして、トナーホッパ34内のトナーは、アジテータ(符号略)で攪拌された後、供給ローラ33により現像ローラ31に供給され、このとき、供給ローラ33と現像ローラ31との間で正に摩擦帯電される。現像ローラ31上に供給されたトナーは、現像ローラ31の回転に伴って、層厚規制ブレード32と現像ローラ31との間に進入し、一定厚さの薄層として現像ローラ31上に担持される。
ドラムユニット51は、感光ドラム27、スコロトロン型帯電器29および転写ローラ30を備えている。そして、このドラムユニット51内において、感光ドラム27の表面は、スコロトロン型帯電器29により一様に帯電された後、スキャナ部16からのレーザビームの高速走査により露光される。これにより、画像データに基づく静電潜像が形成される。
次いで、現像ローラ31の回転により、現像ローラ31上に担持されているトナーが、感光ドラム27に対向して接触するときに、感光ドラム27の表面上に形成される静電潜像に供給される。そして、トナーは、感光ドラム27の表面上で選択的に担持されることによって可視像化され、これによって反転現像によりトナー像が形成される。その後、感光ドラム27と転写ローラ30の間で用紙3が搬送されることで、感光ドラム27の表面に担持されているトナー像が用紙3上に転写される。
トナー像が転写された用紙3は、定着装置100によりトナー像が熱定着された後、搬送ローラ43によって、排紙パス44に搬送され、排紙ローラ45によって排紙トレイ46上に排紙される。
定着装置100は、軸線方向Xに延びる回転軸線Gを中心に回転する加熱ローラ110と、加熱ローラ110の内側に配置される第1ヒータ120及び第2ヒータ130と、加熱ローラ110の下方に配置され、加熱ローラ110に対して押圧される加圧ローラ140と、温度検知部材(第1温度センサ)150と、定着フレーム160と、を主に備えている。
加熱ローラ110は、加圧ローラ140との間でニップ領域(不図示)を形成し、このニップ領域において用紙を所定の搬送方向へ搬送する。ニップ領域の軸線方向Xにおける端部は、搬送方向において、ニップ領域の軸線方向Xにおける中央部よりも幅広である。
この定着装置100では、第1ヒータ120及び第2ヒータ130で加熱ローラ110が加熱されることで、用紙3が加熱ローラ110と加圧ローラ140との間(ニップ領域)を前側から後側へ向けて通過する間に、用紙3上に転写されたトナー像が熱定着される。
本実施形態において、第1ヒータ120及び第2ヒータ130は、それぞれ、通電により発熱するように構成されたハロゲンランプである。第1ヒータ120及び第2ヒータ130は、前後方向に並んで配置されている。具体的に、第1ヒータ120は、第2ヒータ130の前側に配置されている。
第1温度センサ150は、加熱ローラ110の外周面の軸線方向Xにおける中央部の温度を検出する非接触式のサーミスタである。定着装置100は、加熱ローラの外周面の軸線方向Xにおける端部の温度を検出する接触式のサーミスタである第2温度センサ(不図示)と、第1ヒータ120及び第2ヒータ130を制御する制御装置(不図示)をさらに備えている。
図2(a)に示すように、第1ヒータ120は、左右方向に長く延びるハロゲンランプである。第1ヒータ120は、フィラメントFと、第1ガラス管121と、第1ヒータ120の一端部の一例としての第1右リードピン122と、第1ヒータ120の他端部の一例としての第1左リードピン123と、を有している。第1ヒータ120は、第1ガラス管121内にフィラメントFを配置し、第1ガラス管121の左右方向両端部を封止して
その内部にハロゲン元素を含む不活性ガスを封入して形成されている。
第1ガラス管121は、左右方向に細長く延びる円筒状の第1ガラス管本体部121Aと、第1ガラス管121の右端部を封止する第1ガラス管121の一端部の一例としての第1右封止部121Bと、第1ガラス管121の左端部を封止する第1左封止部121Cと、を有している。第1右封止部121Bおよび第1左封止部121Cは、左右方向からみて矩形をしており、上下方向の寸法が、前後方向の寸法よりも大きい。この上下方向の寸法は第1ガラス管本体部121Aの直径より大きく、前後方向の寸法は第1ガラス管本体部121Aの直径より小さい。ここで、上下方向とは、第1ヒータ120および第2ヒータ130の並び方向および第1ヒータ120の長手方向と直交する方向であり、前後方向とは、第1ヒータ120および第2ヒータ130の並び方向である。
第1右リードピン122は、第1右封止部121B内でフィラメントFと電気的に接続されている。第1右リードピン122は、左右方向に沿って延び、第1右封止部121Bの右側の面から突出している。第1右リードピン122の先端部は、板状の第1端子部材170に、溶接等により固定されている。
第1左リードピン123は、第1左封止部121C内でフィラメントFと電気的に接続されている。第1左リードピン123は、左右方向に沿って延び、第1左封止部121Cの左側の面から突出している。第1左リードピン123の先端部は、板状の第3端子部材190に、溶接等により固定されている。
第2ヒータ130は、左右方向に長く延びるハロゲンランプである。第2ヒータ130は、フィラメントFと、第2ガラス管131と、第2ヒータ130の一端部の一例としての第2右リードピン132と、第2ヒータ130の他端部の一例としての第2左リードピン133と、を有している。第2ヒータ130は、第2ガラス管131内にフィラメントFを配置し、第2ガラス管131の左右方向両端部を封止してその内部にハロゲン元素を含む不活性ガスを封入して形成されている。
第2ガラス管131は、左右方向に細長く延びる円筒状の第2ガラス管本体部131Aと、第2ガラス管131の右端部を封止する第2ガラス管131の一端部の一例としての第2右封止部131Bと、第2ガラス管131の左端部を封止する第2左封止部131Cと、を有している。第2右封止部131Bおよび第2左封止部131Cは、左右方向からみて矩形をしており、上下方向の寸法が前後方向の寸法よりも大きい。この上下方向の寸法は第2ガラス管本体部131Aの直径より大きく、前後方向の寸法は第2ガラス管本体部131Aの直径より小さい。
第2右リードピン132は、第2右封止部131B内でフィラメントFと電気的に接続されている。第2右リードピン132は、左右方向に沿って延び、第2右封止部131Bの右側の面から突出している。第2右リードピン132の先端部は、板状の第2端子部材180に、溶接等により固定されている。
第2左リードピン133は、第2左封止部131C内でフィラメントFと電気的に接続されている。第2左リードピン133は、左右方向に沿って延び、第2左封止部131Cの左側の面から突出している。第2左リードピン133の先端部は、板状の第3端子部材190に、溶接等により固定されている。
第1ヒータ120は、左右方向(長手方向)において、端部よりも中央部の出力が高くなっている。第2ヒータ130は、左右方向において、中央部よりも端部の出力が高くなっている。そして、第2ヒータ130の出力は、第1ヒータ120の出力より大きい。a
図2(a),(b)に示すように、第1端子部材170は、1枚の板金からなり、上下
方向に直交する板状の第1ベース部171と、第1ベース部171から上方に向かって延出する第1延出部172と、第1延出部172から後方に向かって延びる第1接続部173と、を有している。
第1ベース部171は、左右方向に長い第1長孔171Aを有している。第1ベース部171の下面には、第1長孔171Aより後側に第1右リードピン122の先端部が固定されている。第1延出部172は、第1ベース部171の右端の前側部分に位置し、第1ベース部171と第1接続部173を連結している。第1接続部173は、電源と接続された第1コネクタC1と接続する部分である。第1接続部173は、前後方向に長い矩形であり、上下方向の寸法が第1延出部172より小さい。第1接続部173の先端は、後方を向いており、第1コネクタC1と係合する。
第2端子部材180は、1枚の板金からなり、上下方向に直交する板状の第2ベース部181と、第2ベース部181から下方に向かって延出する第2延出部182と、第2延出部182から後方に向かって延びる第2接続部183と、を有している。
第2ベース部181は、左右方向に長い第2長孔181Aを有している。第2ベース部181の下面には、第2長孔181Aより前側に第2右リードピン132の先端部が固定されている。第2延出部182は、第2ベース部181の右端の前側部分に位置し、第2ベース部181と第2接続部183を連結している。第2接続部183は、電源と接続された第2コネクタC2と接続する部分である。第2接続部183は、前後方向に長い矩形であり、上下方向の寸法が第2延出部182より小さい。第2接続部183の先端は、後方を向いており、第2コネクタC2と係合する。つまり、第1接続部173および第2接続部183は、先端が同じ方向を向いており、各コネクタC1,C2が同じ方向で接続される。
第3端子部材190は、1枚の板金からなり、上下方向に直交する板状の第3ベース部191と、第3ベース部191から下方に向かって延出する第3延出部192と、第3延出部192から後方に向かって延びる第3接続部193と、を有している。
第3ベース部191は、丸孔191Aを有している。第1左リードピン123および第2左リードピン133の先端部は、第3ベース部191の丸孔191Aより右側の部分に固定されている。第3延出部192は、第3ベース部191の左端の前側部分に位置し、第3ベース部191と第3接続部193を連結している。第3接続部193は、電源と接続された第3コネクタC3と接続する部分である。第3接続部193は、前後方向に長い矩形であり、上下方向の寸法が第3延出部192より小さい。第3接続部193の先端は後方を向いており、第3接続部193の先端が第3コネクタC3と係合する。つまり、第3接続部193は、第1接続部173および第2接続部183と先端が同じ方向を向いており、コネクタが同じ方向で接続される。
定着装置100は、第1ヒータ120および第2ヒータ130を連結する連結部材200を備えている。連結部材200は、耐熱性絶縁材料の例えばセラミックからなり、左右方向の寸法がガラス管の各封止部121B,131Bより小さい部材である。連結部材200は、第1ガラス管本体部121Aおよび第2ガラス管本体部131Aから右側に所定距離離れて配置されている。図3(a),(b)に示すように、連結部材200は、第1孔201と、第2孔202と、第1孔201から連結部材200の外表面まで貫通する注入孔203と、を有している。
第1孔201は、左右方向に貫通しており、上下方向の寸法が前後方向の寸法より大きい矩形をしている。第1孔201は、上下方向に直交する第1上面201Uと、上下方向
に直交し第1上面201Uより下側に位置する第1下面201Dと、前後方向に直交する第1面の一例としての第1前面201Fと、前後方向に直交し第1前面201Fより後側に位置する第1後面201Rと、を有している。第1前面201Fは、第1右封止部121Bよりも第2孔202から離れて位置している。
第1孔201内には、第1右封止部121Bが入っている。第1右封止部121Bは、左右方向の中央部が第1孔201を入っており、第1右封止部121Bの右端部は、第1孔201から突出している。第1孔201は、第1右封止部121Bが遊嵌される大きさを有している。言い換えると、第1孔201は、上下方向および前後方向の寸法が第1右封止部121Bより大きい。
第2孔202は、左右方向に貫通しており、上下方向の寸法が前後方向の寸法より大きい矩形をしている。第2孔202は、上下方向に直交する第2上面202Uと、上下方向に直交し第2上面202Uより下側に位置する第2下面202Dと、前後方向に直交する第2前面202Fと、前後方向に直交し第1前面201Fより後側に位置する第2面の一例としての第2後面202Rと、を有している。第2後面202Rは、第2右封止部131Bよりも第1孔201から離れて位置している。
第2孔202内には、第2右封止部131Bが入っている。第2右封止部131Bは、左右方向の中央部が第2孔202を入っており、第2右封止部131Bの右端部は、第2孔202から突出している。第2孔202は、第2右封止部131Bが遊嵌される大きさを有している。言い換えると、第2孔202は、上下方向および前後方向の寸法が第2右封止部131Bより大きい。
第2孔202は、前後方向において、第2孔202の寸法A2が第1孔201の寸法A1より大きくなっている。つまり、前後方向において、第2右封止部131Bの遊び量(クリアランス)は、第1右封止部121Bの遊び量より大きくなっている。
連結部材200の第1孔201内には、第1ガラス管121の第1右封止部121Bに固着し、連結部材200との移動を規制する接着剤Sが配置されている。一方、第2孔202内には、第2ガラス管131に対する連結部材200の移動を規制する接着剤Sが配置されていない。
接着剤Sは、第1孔201内で、第1ガラス管121の第1右封止部121Bおよび連結部材200に固着している。接着剤Sは、第1右封止部121Bおよび第1孔201内の隙間を埋めるように、第1孔201内の全体および注入孔203内に広がって、配置されている。接着剤Sは、例えばセメントなどの耐熱性絶縁材料からなる。
連結部材200は、左右方向から見て、第1ヒータ120および第2ヒータ130を囲う加熱ローラ110の内側中央に配置されている。詳しくは、連結部材200は、加熱ローラ110内に入っている。また、連結部材200の中心(重心)は、加熱ローラ110の回転軸線Gに位置している。回転軸線Gから第2後面202Rまでの距離B2は、回転軸線Gから第1前面201Fまでの距離B1より大きくなっている。
注入孔203は、接着剤Sを注入するための孔であり、第1上面201Uから第1ヒータ120の長手方向と直交する方向の一例としての上方向に延びている。注入孔203は、連結部材200の外表面に開口している。
図4および図5に示すように、定着フレーム160は、第1端子部材170および第2端子部材180を支持する支持面160Aと、支持面160Aから下方に突出する第1ボ
ス164および第2ボス165と、支持面160Aから下方に突出した第1規制部161、第2規制部162および第3規制部163と、を有している。第1ボス164には、第1ボス164の下端面164Aから上方に延びる第1穴160Bが形成されている。第2ボス165には、第2ボス165の下端面165Aから上方に延びる第2穴160Cが形成されている。
第1穴160Bには、第1端子部材170の第1長孔171Aに入った第1ネジN1がねじ込まれている。第2穴160Cには、第2端子部材180の第2長孔181Aに入った第2ネジN2がねじ込まれている。
第1規制部161は、第1端子部材170および第2端子部材180の間に配置され、第1端子部材170および第2端子部材180が所定距離より近づかないように規制する。第2規制部162は、第1端子部材170を挟んで第1規制部161と反対側に配置され、第1端子部材170の前後方向の移動を規制する。第3規制部163は、第2端子部材180を挟んで第1規制部161と反対側に配置され、第2端子部材180の前後方向の移動を規制する。
ここで、第1規制部161の前端から第2規制部162までの前後方向の距離L1から第1端子部材170の前後方向の寸法L2を引いた距離(L1-L2)は、第1規制部161の後端から第3規制部163までの前後方向の距離L3から第2端子部材180の前後方向の寸法L4を引いた距離(L3-L4)より小さい。言い換えると、前後方向において、第2端子部材180の遊び量(L3-L4)は、第1端子部材170の遊び量(L1-L2)より大きい。
第1ボス164の支持面160Aからの突出量は、第1端子部材170の厚さより大きくなっている。そして、第1ボス164の下端面164Aは、第1ネジN1と接触している。これにより、第1端子部材170は、第1ネジN1と定着フレーム160の支持面160Aとの間に遊嵌されている。第2ボス165の支持面160Aからの突出量は、第2端子部材180の厚さより大きくなっている。そして、第2ボス165の下端面165Aは、第2ネジN2と接触している。これにより、第2端子部材180は、第2ネジN2と定着フレーム160の支持面160Aとの間に遊嵌されている。つまり、上下方向において、第1端子部材170および第2端子部材180は、定着フレーム160の支持面160Aとネジの間で、遊嵌されている。
以上のように構成された定着装置100において、第1ヒータ120および第2ヒータ130を定着フレーム160に組み付けるときの手順を第1工程~第6工程の順で説明する。このとき、第2工程と第3工程は、順番が逆となっても構わない。
第1工程として、第1ヒータ120の右端部を連結部材200の第1孔201に挿入し、第2ヒータ130の右端部を連結部材200の第2孔202に挿入する。
第2工程として、第1ヒータ120および第2ヒータ130の各リードピン122,123,132,133を各端子部材170,180,190に溶接などにより固定する。
第3工程として、連結部材200の注入孔203から第1孔201内に接着剤Sを注入し、接着剤Sを乾燥させて、第1ヒータ120と連結部材200を固定する。
第4工程として、第1ボス164に第1長孔171Aを通し、第1ネジN1により第1端子部材170を定着フレーム160に係止する。
第5工程として、第2ボス165に第2長孔181Aを通し、第2ネジN2により第2端子部材180を定着フレーム160に係止する。
第6工程として、第1端子部材170に第1コネクタC1を挿入し、第2端子部材180に第2コネクタC2を挿入する。
以上のように構成された定着装置100の作用・効果について説明する。
連結部材200は、定着フレーム160に固定されていないので、連結部材200が第1ヒータ120および第2ヒータ130に対して、がたつきがある場合、連結部材200が第1ガラス管本体部121Aと衝突したり、第1右封止部121Bおよび第2右封止部131Bと擦れたりして異音が発生することがある。しかし、本発明では、第1ヒータ120の第1右封止部121Bが、連結部材200の第1孔201内で、接着剤Sによって固着されているので、第1ヒータ120および第2ヒータ130を定着フレーム160に組み付けた後は、連結部材200は、第1ヒータ120に対して動かないことから、定着フレーム160に組み付けた第2ヒータに対しても大きく動かない。そのため、連結部材200が第1ヒータ120および第2ヒータ130と擦れたりすることによる異音の発生を抑制することができる。
また、第2ヒータ130を定着フレーム160に組み付けるとき(第5工程)には、部品の寸法のばらつきなどにより、第2端子部材180の第2長孔181Aと定着フレーム160の第2ボス165の位置がずれてしまうことがある。このとき、従来技術のように、連結部材が第1ヒータおよび第2ヒータの両方に接着されていると組み付けることが難しい場合がある。しかし、本発明では、第2ヒータ130の第2封止部131Bが、第2孔202内で遊嵌されているため、第1ヒータ120を定着フレーム160に組み付けた後でも第1ヒータ120に対して第2ヒータ130を動かすことができるので、第1ヒータ120および第2ヒータ130を定着フレーム160に容易に組み付けることができる。
また、第2ヒータ130の出力(ワット数)は、第1ヒータ120の出力(ワット数)よりも大きいので、線膨張による寸法変化が第1ヒータ120より大きくなることがある。しかし、第2ヒータ130が第1ヒータ120より左右方向に大きく伸びた場合であっても、第2ヒータ130が連結部材200に遊嵌されているので、各ヒータ120,130にかかる左右方向の負荷を抑制できる。
また、第1ヒータ120は、端部よりも中央部の出力が高く、第2ヒータ130は、中央部よりも端部の出力が高くなっているので、第1ヒータ120と第2ヒータ130の左右方向の線膨張による寸法変化が違うことがある。この場合であっても、第2ヒータ130が連結部材200に遊嵌されているので、各ヒータにかかる左右方向の負荷を抑制できる。
また、第2ヒータ130の出力(ワット数)が第1ヒータ120の出力(ワット数)よりも大きく、且つ、第1ヒータ120が端部よりも中央部の出力が高く、第2ヒータ130が中央部よりも端部の出力が高くなっているので、第2ヒータ130の端部の温度は、第1ヒータ130の端部の温度より高温になる傾向にある。本実施形態では、第2ヒータ130が連結部材200に遊嵌されているので、高温になった第2ヒータ130の端部か効率的に熱を逃がすことができる。
また、連結部材200が、接着剤Sを注入するための注入孔203を有するので、接着剤Sを注入しやすい。また、各ヒータ120,130を組み付けた後は、注入孔203の開口が定着フレーム160に対向しているので、注入孔203へ異物が侵入するのを抑制できる。
また、前後方向において、第2孔202の寸法A2は、第1孔201の寸法A1より大きいので、第2ヒータ130の定着フレーム160に対する前後方向の遊び量を確保することができる。そして、第2孔202の後側が大きくなっているので、第1ヒータ120と第2ヒータ130が近づきすぎない。
また、第1ヒータ120を定着フレーム160に組み付けるとき(第4工程)、第1端子部材170が第1ネジN1に通る第1長孔171Aが左右方向に長いことで、組み付けやすい。また、組み付け後、線膨張により第1ヒータ120の左右方向の寸法が変化したとしても、この寸法の変化を吸収することができる。また、第1ボス164によって、第1端子部材170が、第1ネジN1と定着フレーム160の支持面160Aとの間に遊嵌されているので、組み付けやすく、組み付け後の変形や破損を抑制できる。
また、第2ヒータ130を定着フレーム160に組み付けるとき(第5工程)、第1端子部材170が第1ネジN1に通る第1長孔171Aが左右方向に長いことで、組み付けやすい。また、組み付け後、線膨張により第2ヒータ130の左右方向の寸法が変化したとしても、この寸法の変化を吸収することができる。また、第2ボス165によって、第2端子部材180が、第2ネジN2と定着フレーム160の支持面160Aとの間に遊嵌されているので、組み付けやすく、組み付け後の変形や破損を抑制できる。
また、第2ヒータ130を定着フレーム160に組み付けるとき(第5工程)、第2端子部材180が傾いて取り付けられることがある。しかし、第2端子部材180の定着フレーム160に対する遊び量(P3+P4)が第1端子部材170の遊び量(P1+P2)より大きいので、第2端子部材180を取り付けるときに、第2端子部材180が少し傾いていても、第1規制部161および第3規制部163に干渉されることなく、第2端子部材180を組み付けることができる。
また、定着フレーム160が第1規制部161を有することで、第1端子部材170と第2端子部材180の間の距離を所定距離以上に保つことができる。
また、定着フレーム160に第2規制部162が配置されていることで、第1コネクタC1を挿入するとき、図4の紙面に向かって反時計回りに第1端子部材170が回転するのを抑制できる。また、第1規制部161が配置されていることで、第1コネクタC1を抜くとき、図4の紙面に向かって時計回りに第1端子部材170が回転するのを抑制でき、第2コネクタC2を挿入するとき、図4の紙面に向かって反時計回りに第2端子部材180が回転するのを抑制できる。また、第3規制部163が配置されていることで、第2コネクタC2を抜くとき、図4の紙面に向かって時計回りに第2端子部材180が回転するのを抑制できる。
また、第1端子部材170の第1接続部173および第2端子部材180の第2接続部183が、同じ方向を向いているので、各コネクタC1,C2を装着しやすくでき、また、装着後の各コネクタC1,C2が同じ向きとなるため、定着装置100およびレーザプリンタ1を小型化することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。なお、前記実施形態と同様の構成要素については、同一符号を付して、その説明を省略することとする。
前記実施形態では、接着剤Sが、第1孔201と第1ガラス管121の隙間を埋めるように配置されていたが、これに限定されるものではない。例えば、接着剤Sが第1孔201の一部に配置されていてもよい。
例えば、図6(a),(b)に示すように、変形例に係る定着装置300は、第1ガラス管121と連結部材200の移動を規制する接着剤Sが第1ガラス管121に固着し、接着剤Sの一部は、注入孔203に位置している。これにより、接着剤の一部が注入孔に係合することで第1ガラス管121の位置決めをすることができる。このとき、接着剤Sは第1孔201や注入孔203に固着されていてもよく、固着されていなくてもよい。
この定着装置300によっても、接着剤Sが、第1ガラス管121の位置を規制することができるので、連結部材200が第1ヒータ120および第2ヒータ130に対して動くことにより発生する異音を抑制することができる。また、第2ヒータ130を定着フレ
ーム160に組み付けるとき(第5工程)には、第2ヒータ130の第2ガラス管131が、第2孔202内で遊嵌されているため、組み付けやすい。また、使用する接着剤Sは少量で済むので、接着剤を節約することができる。また、この定着装置300を分別する際には、分別しやすい。
前記実施形態では、第2ヒータ130の端部が連結部材200の第2孔202に遊嵌された構成を例示したが、定着装置100は、第1ヒータ120の端部が連結部材200の第1孔201に遊嵌され、第2ヒータ130の端部の移動を規制する接着剤Sが連結部材200の第2孔202に注入された形態であってもよい。
本形態では、制御装置は、第1温度センサ150の検知温度と第1目標温度との差分に基づき、第1温度センサの検知温度が第1目標温度に近づくように第1ヒータ120をフィードバック制御し、第2温度センサの検知温度と第1目標温度より低い第2目標温度との差分に基づき、第2温度センサの検知温度が第2目標温度に近づくように第2ヒータ130をフィードバック制御する。
上記構造及び各フィードバック制御により、軸線方向Xの幅が大きな幅(例:A4サイズ紙の幅(210mm))の紙に現像剤像が定着される場合は、第1ヒータ120及び第2ヒータ130の両方が点灯する。このとき、第1ヒータ120を制御するための第1目標温度は第2ヒータ130を制御するための第2目標温度よりも高いので、第1ヒータ120の点灯デューティ(単位時間当たりの点灯比率)は、第2ヒータ130の点灯デューティよりも高くなる傾向となる。この結果、第1ヒータ120の端部の方が第2ヒータ130の端部よりも高温となる傾向となる。本実施形態では、第1ヒータ120の端部が連結部材200の第1孔201に遊嵌されているため、高温となる第1ヒータ120の端部から効率的に熱を逃がすことができる。
一方、軸線方向Xの幅が小さな幅(例:はがきの幅(100mm))の紙に現像剤像が定着される場合は、第1ヒータ120のみが点灯する。この結果、第1ヒータ120の端部が第2ヒータ130の端部よりも高温になる傾向となる。本実施形態では、第1ヒータ120の端部が連結部材200の第1孔201に遊嵌されているため、高温となる第1ヒータ120の端部から効率的に熱を逃がすことができる。
前記実施形態では、注入孔203は、第1上面201Uに配置されていたが、これに限定されず、第1前面201Fに配置してもよく、第1下面201Dに配置してもよい。
前記実施形態では、第1接続部173および第2接続部183の向きが後方であったが、前方であってもよい。
前記実施形態では、ヒータの端部としてリードピンを例示したが、これに限定されず、例えば、板状の部品であってもよい。
前記実施形態では、定着装置が、2本のヒータを備えていたが、ヒータの数はこれに限定されるものではない。例えば、ヒータの数は3本以上であってもよい。
前記実施形態では、第1ヒータ及び第2ヒータとしてハロゲンランプを例示したが、第1ヒータ及び第2ヒータは、これに限定されず、例えば、カーボンヒータ等であってもよい。
前記実施形態では、第1温度センサ150として非接触式のサーミスタを例示したが、第1温度センサは、これに限定されず、接触式のサーミスタであってもよい。
前記実施形態では、第2温度センサとして接触式のサーミスタを例示したが、第2温度センサは、これに限定されず、非接触式のサーミスタであってもよい。
また、前記した各実施形態及び各変形例の各要素は、任意に組み合わせて実施することが可能である。
100 定着装置
120 第1ヒータ
121 第1ガラス管
130 第2ヒータ
131 第2ガラス管
160 定着フレーム
170 第1端子部材
180 第2端子部材
200 連結部材
201 第1孔
202 第2孔
S 接着剤

Claims (9)

  1. 第1ガラス管を有する第1ヒータと、
    第2ガラス管を有する第2ヒータと、
    前記第1ヒータの一端部が固定された板状の第1端子部材と、
    前記第2ヒータの一端部が固定された板状の第2端子部材と、
    前記第1端子部材および前記第2端子部材を支持するフレームと、
    前記第1ガラス管の一端部が入った第1孔および前記第2ガラス管の一端部が入った第2孔を有する連結部材と、を備え、
    前記第1孔内には、前記第1ガラス管に固着し、前記連結部材との移動を規制する接着剤が配置され、
    前記第2孔内には、前記第2ガラス管に対する前記連結部材の移動を規制する接着剤が配置されず、
    前記第2ガラス管は、前記第2孔内に遊嵌されており、
    前記フレームは、
    前記第1端子部材および前記第2端子部材が所定距離より近づかないように前記第1端子部材および前記第2端子部材の間に配置された第1規制部と、
    前記第1端子部材を挟んで前記第1規制部と反対側に配置され、前記第1端子部材の前記第1ヒータおよび前記第2ヒータが並ぶ方向の移動を規制する第2規制部と、
    前記第2端子部材を挟んで前記第1規制部と反対側に配置され、前記第2端子部材の前記第1ヒータおよび前記第2ヒータが並ぶ方向の移動を規制する第3規制部と、を有し、
    前記第1ヒータおよび前記第2ヒータが並ぶ方向において、前記第1規制部から前記第2規制部までの距離から前記第1端子部材の寸法を引いた距離は、前記第1規制部から前記第3規制部までの距離から前記第2端子部材の寸法を引いた距離より小さいことを特徴とする定着装置。
  2. 第1ガラス管を有する第1ヒータと、
    第2ガラス管を有する第2ヒータと、
    前記第1ヒータの一端部が固定された板状の第1端子部材と、
    前記第2ヒータの一端部が固定された板状の第2端子部材と、
    前記第1端子部材および前記第2端子部材を支持するフレームと、
    前記第1ガラス管の一端部が入った第1孔および前記第2ガラス管の一端部が入った第2孔を有する連結部材と、を備え、
    前記第1孔内には、前記第1ガラス管に固着し、前記連結部材との移動を規制する接着剤が配置され、
    前記第2孔内には、前記第2ガラス管に対する前記連結部材の移動を規制する接着剤が配置されず、
    前記第2ガラス管は、前記第2孔内に遊嵌されており、
    前記第1ヒータおよび前記第2ヒータが並ぶ方向において、前記第2孔の寸法は、前記第1孔の寸法より大きいことを特徴とする定着装置。
  3. 前記第1ヒータおよび前記第2ヒータを囲うように配置され、回転軸線を中心に回転する加熱ローラを備え、
    前記第1孔は、前記第1孔と前記第2孔が並ぶ方向に直交する第1面を有し、
    前記第2孔は、前記第1孔と前記第2孔が並ぶ方向に直交する第2面を有し、
    前記第1面は、前記第1ガラス管の前記一端部よりも前記第2孔から離れて位置し、
    前記第2面は、前記第2ガラス管の前記一端部よりも前記第1孔から離れて位置し、
    前記回転軸線から前記第2面までの距離は、前記回転軸線から前記第1面までの距離より大きいことを特徴とする請求項に記載の定着装置。
  4. 第1ガラス管を有する第1ヒータと、
    第2ガラス管を有する第2ヒータと、
    前記第1ヒータの一端部が固定された板状の第1端子部材と、
    前記第2ヒータの一端部が固定された板状の第2端子部材と、
    前記第1端子部材および前記第2端子部材を支持するフレームと、
    前記第1ガラス管の一端部が入った第1孔および前記第2ガラス管の一端部が入った第2孔を有する連結部材と、を備え、
    前記第1孔内には、前記第1ガラス管に固着し、前記連結部材との移動を規制する接着剤が配置され、
    前記第2孔内には、前記第2ガラス管に対する前記連結部材の移動を規制する接着剤が配置されず、
    前記第2ガラス管は、前記第2孔内に遊嵌されており、
    前記第1ヒータは、前記第1ヒータの長手方向において、端部よりも中央部の出力が高く、
    前記第2ヒータは、前記第2ヒータの長手方向において、中央部よりも端部の出力が高いことを特徴とする定着装置。
  5. 第1ガラス管を有する第1ヒータと、
    第2ガラス管を有する第2ヒータと、
    前記第1ヒータの一端部が固定された板状の第1端子部材と、
    前記第2ヒータの一端部が固定された板状の第2端子部材と、
    前記第1端子部材および前記第2端子部材を支持するフレームと、
    前記第1ガラス管の一端部が入った第1孔および前記第2ガラス管の一端部が入った第2孔を有する連結部材と、を備え、
    前記第1孔内には、前記第1ガラス管に固着し、前記連結部材との移動を規制する接着剤が配置され、
    前記第2孔内には、前記第2ガラス管に対する前記連結部材の移動を規制する接着剤が配置されず、
    前記第2ガラス管は、前記第2孔内に遊嵌されており、
    前記第2ヒータは、前記第1ヒータより出力が大きいことを特徴とする定着装置。
  6. 第1ガラス管を有する第1ヒータと、
    第2ガラス管を有する第2ヒータと、
    前記第1ヒータの一端部が固定された板状の第1端子部材と、
    前記第2ヒータの一端部が固定された板状の第2端子部材と、
    前記第1端子部材および前記第2端子部材を支持するフレームと、
    前記第1ガラス管の一端部が入った第1孔および前記第2ガラス管の一端部が入った第2孔を有する連結部材と、を備え、
    前記第1孔内には、前記第1ガラス管に固着し、前記連結部材との移動を規制する接着剤が配置され、
    前記第2孔内には、前記第2ガラス管に対する前記連結部材の移動を規制する接着剤が配置されず、
    前記第2ガラス管は、前記第2孔内に遊嵌されており、
    前記第1端子部材は、第1コネクタと接続する第1接続部を有し、
    前記第2端子部材は、第2コネクタと接続する第2接続部を有し、
    前記第1接続部および前記第2接続部は、前記第1ヒータおよび前記第2ヒータが並ぶ方向を向いていることを特徴とする定着装置。
  7. 前記連結部材は、前記第1孔から前記第1ヒータの長手方向と直交する方向に延び、前記連結部材の外表面に開口する注入孔を有することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の定着装置。
  8. 前記接着剤は、前記第1ガラス管に固着し、前記接着剤の一部は、前記注入孔に位置することを特徴とする請求項に記載の定着装置。
  9. 前記接着剤は、前記第1孔内で、前記第1ガラス管および前記連結部材に固着していることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の定着装置。
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