JP4362337B2 - 赤外線電球、加熱装置及び電子装置 - Google Patents

赤外線電球、加熱装置及び電子装置 Download PDF

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Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の電子装置の熱源として使用される赤外線電球、赤外線電球を用いた加熱装置及び電子装置に関するものである。
近年、棒状に成形した炭素系物質を発熱体として使用する赤外線電球が開発されている。従来例の赤外線電球が特開2001−351762号公報に開示されている。図17を用いて、従来例の赤外線電球について説明する。図17は、従来例の赤外線電球の構造を示す正面図である。赤外線電球は、透明の石英ガラス管1701と発熱体1702とで構成され、発熱体1702はガラス管1701に封入されている。
発熱体1702は、長い棒状又は板状に成形された炭素系物質であり、黒鉛などの結晶化炭素の基材に窒素化合物の抵抗値調整物質、及びアモルファス炭素を加えた混合物からなる。発熱体の板幅を板厚より大きくすることにより、板幅を有する面から出る熱が板厚を有する面から出る熱より多くなり、発熱体1702の放熱に指向性を持たすことができる。
発熱体は、第1の発熱部1702aと、第1の発熱部より板厚の薄い長円形の領域である第2の発熱部1702bとを有し、発熱体の第1の発熱部1702aと第2の発熱部1702bの温度を変えて、赤外線電球の長手方向の温度分布を所望のものにすることができる。
また、第2の発熱部1702bを長円形にすることにより、第1の発熱部1702aと第2の発熱部1702bの境界部では軸方向(長手方向)に垂直な断面の断面積が長手方向に沿って徐々に変わることになり、境界部の温度変化はゆるやかになる。
特開2001−351762号公報
種々の精密な電子装置(例えば複写機)は、内部に加熱装置を有する。このような電子装置において内蔵する加熱装置を常に加熱状態にしておくと、電子装置の内部温度が必要以上に上昇し、又加熱が必要な部分より広い領域に熱が広がり、電子装置の信頼性及び寿命の低下を招く恐れがある。そのため、加熱が必要な部分を局所的に、加熱が必要な時間だけ加熱することが、電子装置の信頼性及び寿命を確保する上で重要である。又、加熱装置の発熱体が大きな突入電流を生じさせないことが重要である。
例えば複写機においては、横長のA4用紙を複写する時と縦長のA4用紙を複写する時とでは、紙に付着されたトナーを乾燥させるために内蔵する加熱装置が紙を加熱する幅を切り換える必要がある。同様に、加熱幅が異なる複数のモードを有する種々の電子装置がある(例えばプリンタ等)。これらの電子装置を小型化する上で、加熱装置の小型化が重要である。
従来の電子装置は、タングステン線の抵抗線をスパイラル状に回線成形した発熱体をガラス管内に挿入し、雰囲気中で発熱させる構造の加熱装置を有していた。従来の加熱装置は、ガラス管壁温度を所定温度(典型的には250℃以上)にしない状態で使用すると、ガラス管内でのハロゲンサイクルが起こらずタングステンが蒸発し、タングステンが痩せ断線を起こし短寿命になるという問題があった。それ故電子機器においてはガラス管壁を所定の温度にするために、ON−OFF制御の方法が多く採用されている。
タングステンの温度特性は正特性である(常温度においては抵抗が小さく温度が上がれば抵抗が大きくなる。)。そのため商用交流電力を印加すると最初大きな突入電流が流れ、点灯時に電子装置の他の回路に妨害を与える恐れがあった。タングステンの発熱体においては大きい突入電流がON−OFFする度に発生するため、同一回線に使用されている機器にまで影響をあたえる。フリッカー現象を起こす原因となっていた。
そのため使用温度にもよるがタングステンの発熱体の寿命は約5000時間しかなかった。
更に、タングステンの発熱体で加熱が必要な部分を所定の温度にまで加熱するための制御が必要であり、問題があった。例えば電子装置を使用しないときの待機時においても、立ち上がりをよくするために暖める必要がある。その時においてもガラス管を所定の温度にするため余分な電力を必要とした。
本発明は、加熱幅が異なる複数のモードを有する小型の加熱装置及びそれに適した赤外線電球を提供することを目的とする。
本発明は、上記の加熱装置を有することにより、信頼性が高い電子装置を提供することを目的とする。
本発明は、加熱効果が高く、加熱すべき部分を局所的に加熱でき、加熱を開始した後極めて短時間で定格温度に達し、点灯時の大きな突入電流及びフリッカーが少なく、寿命が長く、加熱幅が異なる複数のモードに対応可能な加熱装置、及びそれに適した赤外線電球を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は下記の構成を有する。請求項1に記載の発明は、炭素系物質を含む焼結体により形成され、一定幅で長手方向に延びる板状の形状を有し、その長手方向の一部にのみ実効的に長手方向に延びる開口部を有し、並列に配列された複数個の発熱体と、前記発熱体を封止したガラス管と、それぞれの前記発熱体に別個に通電可能な複数の接続端子と、を有し、少なくとも2個の前記発熱体において、その長手方向の単位長さ当りの抵抗が大きくなるように長手方向の一部における断面積が他の部分における断面積より実効的に小さく、それらの発熱体は断面積が小さい部分の位置が互いに異なり且つ断面積が小さい部分の長手方向の端部の位置が互いに重なるように、前記開口部が形成されることを特徴とする赤外線電球である。
発熱体は、開口部において単位長さ当たりの抵抗が大きく、それ以外の部分において単位長さ当たりの抵抗が小さい。そのため、発熱体は、開口部において単位長さ当たりの消費電力が大きくなり高温となり、それ以外の部分において単位長さ当たりの消費電力が小さくなり低温となる。開口部の位置が異なる複数の上記発熱体を有する加熱装置は、例えば加熱幅が異なる複数のモードを有する電子装置に適している。本発明は、加熱幅が異なる複数のモードで動作可能な加熱装置に適した赤外線電球を実現する。本発明の赤外線電球単体を用いて、加熱幅が異なる複数のモードを実現できる。本発明の赤外線を用いることにより、複数の赤外線電球で構成したよりも小型の加熱装置を実現できる。
請求項2に記載の発明は、前記開口部がディスク研磨(研削)により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の赤外線電球である。発熱体は、開口部のエッジ部分において欠けたり粉末のゴミを発生させる場合がある。これらの欠け又はゴミは発熱体の商品価値を落とし、甚だしい場合は不良品となる。開口部をディスク研磨により形成することにより、開口部の周囲が滑らかな斜面を形成し、エッジ部分において欠けが生じにくく、粉末のゴミも発生しにくい。
本発明により、長手方向の位置によって単位長さ当たりの発熱量が異なる複数の発熱体に同時に電力を印加することにより、全体として単位長さ当たりの発熱量が長手方向に一定である赤外線電球を実現できる。長手方向の位置によって断面積が異なる発熱体は、断面積が実効的に小さい部分において単位長さ当たりの発熱量が大きく、断面積が実効的に大きい部分において単位長さ当たりの発熱量が小さい。断面積が小さい部分において、その端部(断面積が大きな部分と接する部分)の発熱量は、その端部以外の部分の発熱量より小さい。これは、断面積が小さい部分から断面積が大きい部分へ向けて一部の熱が逃げるためである。そのため、例えば長手方向の所定部分(「A部分」とする。)において断面積が小さく、それ以外の部分(「非A部分」とする。)において断面積が大きい第1の発熱体と、A部分において断面積が大きく、非A部分において断面積が小さい第2の発熱体と、を同時に発熱させた場合、A部分と非A部分との境界に単位長さ当たりの発熱量が少し低い部分が発生する。本発明においては、第1の発熱体を上記の構成とした場合、第2の発熱体についての断面積が小さな部分を非A部分だけでなく、A部分の端を含めた部分とする。即ち、第1の発熱体と第2の発熱体との断面積が小さい部分の長手方向の端部の位置が互いに重なるようにする。これにより、第1の発熱体と第2の発熱体とを同時に発熱させた場合、A部分と非A部分との境界を含めて、長手方向の全ての部分において単位長さ当たりの発熱量をほぼ均一にすることが出来る。
請求項に記載の発明は、前記発熱体の両端部の断面積が他の部分における断面積より実効的に小さいことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の赤外線電球である。発熱体は、両端部を保持部材により保持される。両端部においては、一部の熱が保持部材に逃げるため、その単位面積当たりの発熱量が両端部以外の部分より小さくなる。本発明の構成により、発熱体の両端部の単位長さ当たりの発熱量を、保持部材に逃げる熱量を補う程度に他の部分より大きくできる。これにより、両端部も含めて、長手方向の全ての部分において単位長さ当たりの発熱量をほぼ均一にすることが出来る。
請求項に記載の発明は、少なくとも1本の前記発熱体は、単位面積当たりの発熱量が長手方向に略一定であることを特徴とする請求項1から請求項のいずれかの請求項に記載の赤外線電球である。本発明の赤外線電球を用いて、長手方向の所定の部分において単位長さ当たりの発熱量が大きな発熱体に電力を印加してその部分を加熱するモードと、発熱量が長手方向に略一定である発熱体に電力を印加して加熱体のほぼ全長に渡って加熱するモードと、を有する小型の加熱装置を実現できる。
請求項に記載の発明は、請求項1から請求項のいずれかの請求項に記載の赤外線電球を有することを特徴とする加熱装置である。本発明により、加熱幅が異なる複数のモードを有する加熱装置を実現できる。
数個の赤外線電球の取り付け長さを同一にしておけば、簡単な取り付け構造で加熱幅が異なる複数のモードを有する加熱装置を実現できる。
請求項に記載の発明は、1又は複数個の長手方向に延びる発熱体をガラス管に封止した複数個の赤外線電球を並列に配列し、少なくとも2個の前記赤外線電球の発熱体において、その発熱体の長手方向の一部における断面積が他の部分における断面積より実効的に小さく、それらの赤外線電球の発熱体は、断面積が小さい部分の位置が互いに異なり、且つ断面積が小さい部分の長手方向の一端の位置が互いに重なるように、開口部が形成されていることを特徴とする加熱装置である。本発明は、実効的に加熱幅が異なる複数のモードを有し、複数の赤外線電球を同時に発熱させた場合、例えば長手方向の全ての部分において単位長さ当たりの発熱量がほぼ均一である加熱装置を実現できる。
請求項に記載の発明は、その単位面積当たりの実効的な発熱量が長手方向に略一定である少なくとも1本の赤外線電球を有することを特徴とする請求項又は請求項に記載の加熱装置である。本発明は、長手方向の所定の部分を加熱するモードと、加熱体のほぼ全長に渡って加熱するモードと、を有する加熱装置を実現できる。
請求項に記載の発明は、その単位面積当たりの実効的な発熱量が長手方向の位置によって異なる第1の発熱体と、第2の発熱体と、を有し、第1のモードにおいて前記第1の発熱体のみが発熱し、第2のモードにおいて前記第1の発熱体及び前記第2の発熱体が共に発熱し、前記第2のモードにおいて、その単位面積当たりの実効的な発熱量が長手方向に略均一となることを特徴とする請求項から請求項のいずれかの請求項に記載の加熱装置である。本発明は、長手方向の所定の部分を加熱する第1のモードと、加熱体のほぼ全長に渡って加熱する第2のモードと、を有する加熱装置を実現できる。
請求項に記載の発明は、前記第2のモードにおける前記第1の発熱体への印加電力が、前記第1のモードにおける前記第1の発熱体への印加電力より小さいことを特徴とする請求項に記載の加熱装置である。
例えば請求項1に記載の2つの発熱体(第1の発熱体及び第2の発熱体)で加熱装置を構成した場合、第1のモードにおいて、第1の発熱体は、開口部で単位長さ当たりQ1カロリ発熱する。もし第2のモードにおいて第1の発熱体に第1のモードと同じ電力を印加したならば、第1の発熱体は、開口部で単位長さ当たりQ1カロリ発熱する。しかし、第2のモードにおいて、第2の発熱体の開口部以外の部分もある程度発熱する(単位長さ当たりの発熱量をQ2カロリとする(Q1>Q2)。)。従って第2のモードにおける、単位長さ当たりの発熱量の合計は(Q1+Q2)カロリになり、第1のモードより高くなる。多くの場合において第1のモードと第2のモードとで単位長さ当たりの発熱量を同一に設定することが好ましい。本発明は第1のモードと第2のモードとで単位長さ当たりの発熱量が同一である加熱装置を実現できる。
請求項10に記載の発明は、前記第1のモードと前記第2のモードとで、交流入力電圧を基準とする位相制御により、前記第1の発熱体への印加電力を制御することを特徴とする請求項に記載の加熱装置である。本発明は、位相制御により、各発熱体の発熱量を高精度で制御できる。本発明は、例えば第1のモードと第2のモードとで単位長さ当たりの発熱量が同一である加熱装置を実現できる。
請求項11に記載の発明は、所定の場所の温度を検出する温度センサを有し、前記温度に応じて、交流入力電圧を基準とする位相制御により、前記第1の発熱体及び第2の発熱体への印加電力を制御することを特徴とする請求項に記載の加熱装置である。本発明の加熱装置は、位相制御により、所定の場所の温度を高い精度で目標値に制御できる。
請求項12に記載の発明は、前記発熱体が炭素系物質を含む焼結体により形成された炭素系発熱体であることを特徴とする請求項から請求項のいずれかの請求項に記載の加熱装置である。本発明は、加熱効率が高く、加熱すべき部分を局所的に加熱でき、加熱を開始した後極めて短時間で定格温度に達し、点灯時の大きな突入電流及びフリッカーが少なく、寿命が長く、加熱幅が異なる複数のモードに対応可能な、加熱装置を実現できる。
請求項13に記載の発明は、前記発熱体の長手方向における、被加熱物の長さ又は位置に応じて、異なる組み合わせで前記発熱体を発熱させる請求項から請求項12のいずれかの請求項に記載の加熱装置を有することを特徴とする電子装置である。
本発明は、加熱装置が加熱する幅が異なる複数のモードを有し、信頼性が高い電子装置を実現できる。又、加熱装置を小型化できる分だけ、電子装置も小型化できる。
請求項14に記載の発明は、前記電子装置が、複写機、ファクシミリ、プリンタ、印刷機、定着装置、熱硬化性接着剤を用いた接着装置、券売機、自動改札機、紙容器製造装置又はフィルムの熱融着機であることを特徴とする請求項13に記載の電子装置である。本発明は、加熱装置が加熱する幅が異なる複数のモードを有し、信頼性が高い電子装置を実現できる。
炭素系物質を含む焼結体を発熱体として用いた場合、発熱体は発熱効率が高く、又熱容量が小さいため加熱を開始した後定格温度に達するまでの時間が極めて短く、寿命が長い。炭素系物質を含む焼結体で形成された発熱体は、加熱が必要な部分を局所的に、加熱が必要な時間だけ加熱できる。さらに電子装置を使用しないときの待機時においても、立ち上がりをよくするために暖める必要があるが、その時においてもガラス管を所定の温度にする必要が無く必要最低限の電力で良い。これにより、電子装置の信頼性及び寿命を確保でき、消費電力を削減することも出来る。又、発熱体の温度による抵抗変化が小さいため突入電流がなくフリッカー現象を少なくし、点灯時においても、電子装置の他の回路に妨害を与えることがない。
請求項15に記載の発明は、前記加熱装置が、カラーの塗料を定着させるカラーモードと、白黒の塗料を定着させる白黒モードと、を有し、前記カラーモードにおいて前記発熱体に印加する電力が、前記白黒モードにおいて同一の前記発熱体に印加する電力より大きいことを特徴とする請求項13に記載の電子装置である。本発明は、加熱装置が加熱する幅が異なる複数のモードを有し、且つカラーモードと白黒モードとで発熱体への印加電力が異なる信頼性が高い電子装置を実現できる。カラーモードと白黒モードとで発熱体に印加する電力を切り換える方法は任意である。例えば、交流入力電圧を基準とする位相制御による。
本発明によれば、加熱幅が異なる複数のモードを有する小型の加熱装置及びそれに適した赤外線電球を実現できるという有利な効果が得られる。
本発明によれば、上記の加熱装置を有することにより、信頼性が高い電子装置を実現できるという有利な効果が得られる。
本発明によれば、加熱効率が高く、加熱すべき部分を局所的に加熱でき、加熱を開始した後極めて短時間で定格温度に達し、点灯時の大きな突入電流及びフリッカーが少なく、寿命が長く、加熱幅が異なる複数のモードに対応可能な加熱装置、及びそれに適した赤外線電球を実現できるという有利な効果が得られる。
以下本発明の実施をするための最良の形態を具体的に示した実施の形態について、図面とともに記載する。
《実施の形態1》
図1〜7を用いて、実施の形態1の赤外線電球、加熱装置及び電子装置について説明する。図1は本発明の実施の形態1の赤外線電球の構造を示す図である。図1(a)に示す2本の赤外線電球を複写機の加熱ローラに挿入した図が図1(b)である。
赤外線電球101Aは、長い板状の発熱体112A、保持ブロック114A及び内部リード線115Aをガラス管111Aに封入して形成される。同様に、赤外線電球101Bは、長い板状の発熱体112B、保持ブロック114B及び内部リード線115Bをガラス管111Bに封入して形成される。ガラス管111は透明の石英ガラス管であって、ガラス管の中にはアルゴンガス等の不活性ガスが封入される。ガラス管111の端部を溶融し平板状に押しつぶして封止する。
赤外線電球101A及び101Bにおいて、それぞれ内部リード線115は、モリブデン箔116を経て外部リード線117に接続されている。両側から導出している外部リード線117に電力を印加すると、発熱体112A及び/又は112Bに電流が流れ、発熱体の抵抗により熱が生じる。このとき、発熱体112A及び/又は112Bからは赤外線が放射される。
発熱体112A及びBは、長い棒状又は板状に成形された炭素系物質であり、黒鉛などの結晶化炭素の基材に窒素化合物の抵抗値調整物質、及びアモルファス炭素を加えた混合物からなる。この発熱体112A及びBの寸法は例えば、板幅Wが6mm、板厚Tが0.5mm、長さが300mmである。発熱体112A及びBは、板厚と板幅との比が1:5以上であるのが望ましい。板幅Wを板厚Tより大きくすることにより、板幅Wを有する面から出る熱が板厚Tを有する面から出る熱より多くなり、発熱体112A及びBの放熱に指向性を持たすことができる。
炭素系物質の発熱体は発熱効率が高く、加熱を開始した後定格温度に達するまでの時間が極めて短く、点灯時の突入電流及びフリッカーがない。その寿命は、約10000時間(使用温度にもよるがタングステンの発熱体の寿命の約2倍)である。
発熱体112A及びBは、それぞれ長手方向に位置の異なる開口部113A、113Bを有する。図7は、発熱体112A及びBをディスク研磨(研削)する方法を示す図である。図7において、発熱体の長手方向に垂直な方向に研磨ディスク(研削ディスク)の回転中心がある。研磨ディスク(研削ディスク)の直径は、発熱体112A及びBの開口部113A及びBの長さより長い。研磨ディスク(研削ディスク)の幅は、発熱体112A及びBの開口部113A及びBの幅に等しい。開口部113A及びBは、図7に示すように、発熱体112A及びBの長手方向に対する面をディスク研磨(研削)して形成される。ディスク研磨(研削)により、発熱体の開口部始点及び終点の外周部は板厚方向に対して傾斜して形成される。これにより、開口部始点におけるストレスを緩和し、振動、衝撃に対し強い構成となる。
研磨ディスク(研削ディスク)の幅方向(図7の紙面に垂直な方向)の断面形状は、所定の丸みを帯びている。これにより、開口部の幅方向の側面についても所定の斜面が形成される。開口部側面におけるストレスを緩和し、振動、衝撃に対し強い構成となる。
図1の発熱体112A及びBのX−X’、Y−Y’、Z−Z’の断面図を図2に示す。図2(b)に示すように開口部113Aの長手方向の端部と、開口部113Bの長手方向の端部とは、一部重なるように形成される。開口部113の端面は、面取りされている。
図3(a)は、発熱体112Aのみが発熱した場合の軸方向(長手方向)に対する温度分布図、図3(b)は発熱体112Bのみが発熱した場合の軸方向に対する温度分布図、図3(c)は発熱体112Aと発熱体112Bとが発熱した場合の軸方向に対する温度分布図である。温度の測定は、微少域放射温度計または、サーモパイルによる輻射熱の測定ですることができる。図3の横軸は赤外線電球の軸方向の距離を示し、原点0は図1の左側の保持ブロック114とコイル部118の境界部に対応している。図3の縦軸は温度を示す。
図3(a)によれば、発熱体112Aの開口部113Aを有するPR間の温度K2は、開口部を有しないRS間の温度K1より高い。開口部113Aを有するPR間は発熱体の断面積が小さくなり、発熱体112Aの単位長当たりの抵抗は、開口部113Aを有しないRS間より大きい。そのため発熱体112Aを流れる電流によるPR間の単位長当たりのジュール熱はRS間のジュール熱より多く、PR間の温度はRS間の温度より高くなる。図3(b)においても同様で、開口部113Bを有するQS間の温度K4は、開口部113Bを有しないPQ間の温度K3より高くなる。実施の形態1において、K4=K2、K3=K1である。
実施の形態1の赤外線電球101は、電子装置(実施の形態1において、複写機)に使用される。それぞれ長手方向に位置の異なる開口部を有する2本の発熱体を有することにより、用紙のサイズによって加熱部分を変更することができる。例えば、A4サイズの横長用紙を複写する場合、発熱体Bのみに電力を供給する(第1のモード、図3(b))。これにより、電力を無駄に消費することを防ぐ。A3サイズの横長用紙(又はA4サイズの縦長用紙)を複写印刷する場合、発熱体A及びBの両方に電力を供給する(第2のモード、図3(c))。第2のモードにおいて、その単位面積当たりの実効的な発熱量は長手方向に略均一となるようにする。実施の形態1において、後述する制御(図4)により、第2のモードにおける発熱体の温度K5はK2に等しい。
円柱状の保持ブロック114は導電性材料で形成されており、発熱体112A及びBの両端に電気的に接続されるように取り付けられている。内部リード線115は、コイル部118、スプリング部119、リード線120で構成される。保持ブロック114は発熱体112A及びBの熱が内部リード線115のコイル部118に伝わりにくい材料(例えば黒鉛)で作るのが好ましい。保持ブロック114は、モリブデンやタングステン等の弾性を有する金属線をらせん状に成形したコイル部118に挿入される。コイル部118は保持ブロック114の外周面に密着して巻き付き、両者は電気的に接続される。コイル部118は弾性を有するスプリング部119を経てリード線120につながっている。リード線120とコイル部118との間にスプリング部119を設けることにより、発熱体112A及びBの膨張による寸法変化を吸収できる。
図4は、本発明の赤外線電球を用いた複写機の構成(加熱装置に関係する部分のみ)を示すブロック図である。複写機は、被写体の幅判別部401、CPU402、操作入力部403、加熱装置404を有する。加熱装置404は、制御部411、発熱体制御装置412及び413、加熱ローラ121を有する。加熱ローラ121の表面に温度センサ431を取り付ける。発熱体制御装置412は、パルス生成部421、ゼロクロス検知部422、発熱体駆動部423を有する。発熱体制御装置413は、発熱体制御装置412と同一の構成であるため、図示を省略する。
ユーザは、複写対象物を複写機に置き、カラー又は白黒のどちらで複写するかの指示を操作入力部403に入力する。被写体の幅判別部401は、複写対象物の幅を検出して、CPU402に伝送する。CPU402は、複写対象物の幅と、操作入力部403から伝送されたカラー/白黒の切換信号とを加熱装置404の制御部411に伝送する。
加熱装置404の制御部411は、CPU402からの信号と、温度センサ431が検知した加熱ローラ121の表面温度とを入力する。制御部411は、例えば、複写対象物の幅がA4の横長サイズであれば発熱体制御装置413のみを駆動し(第1のモード)、複写対象物の幅がA3サイズであれば発熱体制御装置412及び413を駆動する(第2のモード)ように制御する。発熱体制御装置412及び413は、位相制御によって赤外線電球101A及び101Bへの印加電力を制御する。第2のモードにおける赤外線電球101Bへの印加電力は、第1のモードにおける赤外線電球101Bへの印加電力より小さくなるように制御する。これにより、図3(c)に示すように、単位面積当たりの実効的な発熱量が長手方向に略均一になり、且つK5=K2になる。
図5は、発熱体制御装置の位相制御を示す図である。発熱体制御装置412及び413は、交流入力電圧(実施の形態1において50Hz又は60Hzの100V)を入力し、ゼロクロス検知部422と発熱体駆動部423とに伝送する。ゼロクロス検知部422は、交流入力電圧のゼロクロス検知信号を出力し、パルス生成部421はゼロクロス検知信号と制御部411からの信号に基づいて、ゼロクロス検知信号の立ち上がりエッジを起点として所定の位相において立ち上がりエッジを有するトリガー信号を出力する。制御部411は、温度センサ431が検知した温度が所定の目標温度になるように、トリガー信号の位相を制御する。制御部411は、カラーモードの場合、白黒モードより目標温度を高い温度に設定する。発熱体駆動部423は、双方向サイリスタを有する。サイリスタは、トリガー信号を入力して導通し、発熱体101A及び/又は101Bに電力を供給し、次に交流入力電圧のゼロクロスポイントで遮断状態に戻る。図5において、赤外線電球101A及び/又は101Bは斜線の区間に電力を印加される。
図6は、赤外線電球の加熱方向及び反射板の位置を示す図である。複写機の加熱ローラ121は、赤外線電球101A及び101Bを並列に並べ、赤外線電球の後方に反射板603を有する。複写機は、紙を抑えるためのローラ601と加熱ローラ121との間に用紙602を挟み込み、加熱ローラ121の熱により塗料(トナー)を用紙602に定着させる。赤外線電球101A及び101Bの加熱方向を加熱ローラ121と用紙602との接点より手前にすることにより、塗料(トナー)を定着する時点で加熱ローラが十分に加熱されている状態となる。炭素系物質からなる発熱体101A及びBは、電力印加後直ぐに所定の温度に達し、しかもその温度が高い。そのため、赤外線電球101A及び/又は101Bは、加熱ローラ121と用紙602との接点の直ぐ手前を所定の温度に局部加熱することが出来る。塗料を定着された用紙602が排出されると、制御部411は直ちに赤外線電球101A及びBへの電力印加を止める。
《実施の形態2》
図8を用いて、実施の形態2の赤外線電球を説明する。図8は、実施の形態2の赤外線電球の構成を示す図である。実施の形態1の赤外線電球101は、一本のガラス管111A(又は111B)に開口部113A(又は113B)を有する一本の発熱体112A(又は112B)を封止した。実施の形態2の赤外線電球801は、1本のガラス管811に2本の発熱体812A及び812Bを封止して形成される。それ以外の点において、実施の形態2は実施の形態1と同一である。
発熱体812A及び812Bは炭素系物質を含む焼結体により形成された平板状の炭素系発熱体である。発熱体812A及び812Bは、それぞれ長手方向に位置の異なる開口部813A及び813Bを有する。発熱体812A及び812Bの一端は、保持ブロック814A及び814Bによってそれぞれ保持され、もう一端は保持ブロック814Cによって保持される。ガラス管811は透明の石英ガラス管であって、ガラス管の中にはアルゴンガス等の不活性ガスが封入される。ガラス管811の端部を溶融し平板状に押しつぶして封止する。
実施の形態2の赤外線電球801を用いた加熱装置は、実施の形態1の2本の赤外線電球101A及び101Bを用いた加熱装置と同様の効果を有する。
2本の発熱体を一本のガラス管に封止することにより、加熱ローラの中に赤外線電球801を挿入しやすくなり、且つ加熱ローラのサイズを小さくすることができる。本発明の赤外線電球を用いることにより、小型の加熱装置及び電子装置を実現できる。
《実施の形態3》
図9及び図10を用いて、実施の形態3の赤外線電球を説明する。図9は、実施の形態3の赤外線電球の構成を示す図である。図10は実施の形態3の赤外線電球の軸方向に対する温度分布を示す図である。図10において、縦軸は温度を示し、横軸は赤外線電球の軸方向の距離を示す。
実施の形態3の赤外線電球901は、実施の形態2の赤外線電球801と発熱体の開口部の位置が異なる。それ以外の点において、実施の形態3は実施の形態2と同一である。実施の形態1及び2の赤外線電球は、幅の狭い用紙(複写対象物)をテーブルの端に置く(幅の広い用紙のセット位置と、幅の狭い用紙のセット位置の1辺が同一である)複写機等に適していた。
実施の形態3の赤外線電球901は、幅の狭い用紙(複写対象物)をテーブルの中央にセットする(幅の広い用紙のセット位置と、幅の狭い用紙のセット位置の中心線が同一である)複写機、プリンタ等に適している。
発熱体912A及び912Bは炭素系物質を含む焼結体により形成された平板状の炭素系発熱体である。実施の形態3の発熱体912Aは両端に開口部913Aを有し、発熱体912Bは中央に開口部913Bを有する。例えば、A4サイズの横長用紙を使用する場合、発熱体912Bにのみ電力を供給する(図10(b))。A3サイズの横長用紙を使用する場合は、発熱体912A及び発熱体912Bの両方に電力を供給する(図10(c))。発熱体A及びBの両方に電力を印加した場合は、単位面積当たりの実効的な発熱量が長手方向に略均一になる。発熱体912の両端は熱が保持ブロックに逃げるため温度が低くなり易い(例えば図10(a)の両端部では温度が下がっている。)。実施の形態3においては、発熱体912Bの両端に切り欠き914を設けている。これにより発熱体912Bの両端は、断面積が小さい故、発熱量が大きくなる(図10(b))。切り欠き914の大きさは、発熱体912A及びBの両方に電力を供給した場合、両端においても温度が下がることなく、中央部とほぼ同じ加熱温度になるように(図10(c))設定する。
《実施の形態4》
図11を用いて、実施の形態4の赤外線電球を説明する。図11は、実施の形態4の赤外線電球の構成を示す図である。実施の形態4の赤外線電球1101は、実施の形態3と発熱体の開口部の位置が異なる。それ以外の点において、実施の形態4は実施の形態3と同一であり、赤外線電球の長手方向の温度分布を所望のものとする効果は同一である。
発熱体1112A及び1112Bは炭素系物質を含む焼結体により形成された平板状の炭素系発熱体である。実施の形態3の発熱体1112Aは、中央に開口部1113Aを有し、発熱体1112Bは開口部を有しない。発熱体1112Bに電力を印加した場合は、単位面積当たりの実効的な発熱量が長手方向に略均一になる。
赤外線電球1101は、用紙を台の中央に置くプリンタに適している。例えば、A4サイズの横長用紙を使用する場合、発熱体1112Aにのみ電力を供給する。A3サイズの横長用紙を使用する場合は、発熱体1112Bにのみ電力を供給する。このとき、発熱体1112Aに印加される電力と発熱体1112Bに印加される電力は等しい。又、A4サイズの横長用紙を使用する場合において、白黒モードであれば発熱体1112Aにのみ電力を供給し、カラーモードにおいては発熱体1112A及び1112Bの両方に電力を供給しても良い。
《実施の形態5》
図12を用いて、実施の形態5の赤外線電球を説明する。図12は、実施の形態5の赤外線電球の構成を示す図である。実施の形態5の赤外線電球1201は、発熱体の開口部の形状が実施の形態2の赤外線電球801と異なる。発熱体1212A及び1212Bは炭素系物質を含む焼結体により形成された平板状の炭素系発熱体である。実施の形態5の発熱体1212は、複数の小さい開口部1213を長手方向に有する。それ以外の点において、実施の形態5は実施の形態2と同一である。このような構成によっても、発熱体1212A及び1212Bは実効的に長手方向に延びる開口部を有することになり、実施の形態5は実施の形態2と同様の効果を有する。
《実施の形態6》
図13を用いて、実施の形態6の赤外線電球を説明する。図13(a)は、実施の形態6の赤外線電球の構成を示す正面図であり、図13(b)は実施の形態6の発熱体の斜視図である。実施の形態6の赤外線電球1301は、実施の形態2〜5と発熱体の形状が異なる。それ以外の点において、実施の形態6は実施の形態2〜5と同一であり、赤外線電球の長手方向の温度分布を所望のものとする効果は同一である。
発熱体1312A及び1312Bは炭素系物質を含む焼結体により形成された平板状の炭素系発熱体である。実施の形態6の発熱体1312は、長手方向に配向を異ならせて縦続接続し、所定の方向に対する熱の輻射強度を変えている。図13においては、配向を90度異ならせている。所定の方向から見て、その長手方向の位置によって発熱体1312A及び1312Bの配向の差異により輻射幅が異なる。発熱体1312Aと1312Bの輻射幅が広い部分の長手方向の位置が一部重なるような構成とし、両者を同時に加熱した場合、所定の方向に対する単位面積当たりの実効的な発熱量が長手方向に略一定になるようにした。
発熱体1312A及び1312Bの両端部は、温度が低いため、所定の方向から見て両端部における輻射幅が他の部分における輻射幅より実効的に広くなるようにする(図示していない。)。
なお、実施の形態3〜6まで、2本の発熱体を1本のガラス管に封止したが、これに代えて2本の発熱体をそれぞれ別のガラス管に封止しても良い。
《実施の形態7》
図14を用いて、実施の形態7の赤外線電球を説明する。図14は、実施の形態7の赤外線電球の構成を示す図である。実施の形態7の赤外線電球1401は、反射膜1412の有無によって、所定の方向(被加熱物を配置した方向)に対する発熱体の輻射強度を変化させることが実施の形態1と異なる。それ以外の点において、実施の形態7は実施の形態1と同一であり、赤外線電球の長手方向の温度分布を所望のものとする効果は同一である。
実施の形態7の加熱装置は、2本の赤外線電球1401A及び1401Bを有する。赤外線電球1401A及びBはそれぞれ開口部を有しない平板状の炭素系発熱体(図示していない。)をガラス管1411A及びBに封止する。反射膜1412は、放射率の高い物質を使用し、実施の形態7においては、ガラス管の外壁又は内壁に金箔を転写後焼成して得られる。反射膜1412は、発熱体から輻射された赤外線の約70%を反射するため、反射膜1412の背後へはほとんど輻射されない。
2個の赤外線電球1401A及びBにおいて、反射膜1412A及びBの長手方向の位置は互いに異なる構成とし、赤外線電球の長手方向の温度分布を反射膜1412のある部分とない部分とで制御する。更に、反射膜1412A及びBは、一端の位置を互いに重なる構成とする。第1のモードにおいて、赤外線電球A又はBに電力を印加し、第2のモードにおいて、赤外線電球A及びBの両方に電力を印加する。第2のモードにおいて、赤外線電球A及びBの単位面積当たりの実効的な発熱量の合計が長手方向に略均一になる。
なお、実施の形態7の赤外線電球は、反射膜1412のある部分とない部分とで発熱体の輻射強度を変えた。これに代えて、反射膜1412の幅の広さ(広狭)によって変えても良い。
《実施の形態8》
図15を用いて、実施の形態8の赤外線電球を説明する。図15は、実施の形態8の赤外線電球の構成を示す図である。実施の形態7の赤外線電球1401A及びBは反射膜を有した。実施の形態8の赤外線電球1501A及びBは反射板1512A及びBを用いて、所定の方向(被加熱物を配置した方向)に対する発熱体の輻射強度を変化させる。それ以外の点において、実施の形態8は実施の形態7と同一であり、同一の効果を有する。
実施の形態8の加熱装置は、2本の赤外線電球1501A及び1501Bを有する。赤外線電球1501A及びBはそれぞれ開口部を有しない平板状の炭素系発熱体(図示していない。)をガラス管1511A及びBに封止する。反射板1512A及びBは、ガラス管1511に密着して、又は所定の距離をおいて設けられる。反射板1512A及びBは、アルミ、SUS等の反射率の高い材料で形成される。
2個の赤外線電球1501A及びBにおいて、反射板1512A及びBの長手方向の位置は互いに異なる構成とし、赤外線電球の長手方向の温度分布を反射板1512A及びBのある部分とない部分とで制御する。更に、反射板1512A及びBは、一端の位置を互いに重なる構成とすることにより、赤外線電球A及びBの両方に電力を印加した場合に、単位面積当たりの実効的な発熱量が長手方向に略均一になる。
なお、実施の形態8において、反射板1512のある部分とない部分とで発熱体の輻射強度を変えた。これに代えて、反射板1512の幅の広さ(広狭)によって変えても良い。
《実施の形態9》
図16を用いて、実施の形態9の赤外線電球を説明する。図16(a)は、実施の形態9の赤外線電球の構成を示す正面図であり、図16(b)はその平面図である。実施の形態9の赤外線電球1601は、1本のガラス管1611に2本の発熱体1612A及び1612Bを封止し、反射膜1613をガラス管1611の外壁に有する。
発熱体1612A及びBは、炭素系物質を含む焼結体により形成された平板状の炭素系発熱体であって、開口部を有しない。反射膜1613は、放射率の高い物質を使用し、実施の形態9においては、ガラス管の外壁に金箔を転写後焼成して得られる。反射膜1613は、長手方向に形状を異ならせ、発熱体1612A及びBの輻射強度を変える。
それ以外の点において、実施の形態9は実施の形態1と同一であり、赤外線電球の長手方向の温度分布を所望のものとする効果は同一である。
なお、反射膜1613の代わりに、反射率の高い反射板をガラス管1611に密着して、又は所定の距離をおいて設けても良い。
なお、実施の形態1〜9の赤外線電球は、2本の発熱体を用いたが、これに限定されない。複数の発熱体を用いることにより、複数の種類の温度分布の実現が可能である。
上記の実施の形態1〜9において、加熱装置は実施の形態1に示した回路を有していたが、これに限定されるものではない。
上記の実施の形態1〜9において、加熱装置は複写機に組み込まれていたが、これに限定されるものではない。本発明の加熱装置は、複写機、ファクシミリ、プリンタ、印刷機、定着装置、熱硬化性接着剤を用いた接着装置、券売機、自動改札機、紙容器製造装置又はフィルムの熱融着機等の電子装置に適用できる。これらの電子装置に、例えば実施の形態1と同様の構成により本発明の加熱装置を組み込むことが出来る。
本発明の赤外線電球は加熱装置に利用できる。本発明の加熱装置は例えば電子装置に利用できる。本発明の電子装置は、優れた加熱機能を有し有用である。
本発明の実施の形態1の赤外線電球の構成を示す図 本発明の実施の形態1の発熱体の断面図 本発明の実施の形態1の赤外線電球の温度分布図 本発明の実施の形態1の電子装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1の加熱装置の駆動波形図 本発明の実施の形態1の電子装置の概要図 本発明の実施の形態1の発熱体の開口部の製造方法を示す図 本発明の実施の形態2の赤外線電球の構成を示す図 本発明の実施の形態3の赤外線電球の構成を示す図 本発明の実施の形態3の赤外線電球の温度分布図 本発明の実施の形態4の赤外線電球の構成を示す図 本発明の実施の形態5の赤外線電球の構成を示す図 本発明の実施の形態6の赤外線電球の構成を示す図 本発明の実施の形態7の赤外線電球の構成を示す図 本発明の実施の形態8の赤外線電球の構成を示す図 本発明の実施の形態9の赤外線電球の構成を示す図 従来例の赤外線電球の構成を示す図
符号の説明
101A、101B、801、901、1101、1201、1301、1401A、1401B、1501A、1501B、1601 赤外線電球
111A、111B、811、911、1111、1211、1311、1411A、1411B、1511A、1511B、1611、1701 ガラス管
112A、112B、812A、812B、912A、912B、1112A、1112B、1212A、1212B、1312A、1312B、1612A、1612B、1702 発熱体
113A、113B、813A、813B、913A、913B、1113A、1213A、1213B 開口部
114A、114B、814A、814B、814C 保持ブロック
115A、115B 内部リード線
116A、116B モリブデン箔
117A、117B 外部リード線
118 コイル
119 スプリング
121 加熱ローラ
401 被写体の幅判別部
402 CPU
403 操作入力部
404 加熱装置
411 制御部
412、413 発熱体制御部
421 パルス生成部
422 ゼロクロス検知部
423 発熱体駆動部
431 温度センサ
603、1512A、1512B 反射板
914 切り欠き
1412A、1412B、1613 反射膜

Claims (15)

  1. 炭素系物質を含む焼結体により形成され、一定幅で長手方向に延びる板状の形状を有し、その長手方向の一部にのみ実効的に長手方向に延びる開口部を有し、並列に配列された複数個の発熱体と、
    前記発熱体を封止したガラス管と、
    それぞれの前記発熱体に別個に通電可能な複数の接続端子と、
    を有し、
    少なくとも2個の前記発熱体において、その長手方向の単位長さ当りの抵抗が大きくなるように長手方向の一部における断面積が他の部分における断面積より実効的に小さく、それらの発熱体は断面積が小さい部分の位置が互いに異なり且つ断面積が小さい部分の長手方向の端部の位置が互いに重なるように、前記開口部が形成されることを特徴とする赤外線電球。
  2. 前記開口部がディスク研磨により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の赤外線電球
  3. 前記発熱体の両端部の断面積が他の部分における断面積より実効的に小さいことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の赤外線電球。
  4. 少なくとも1本の前記発熱体は、単位面積当たりの発熱量が長手方向に略一定であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかの請求項に記載の赤外線電球。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかの請求項に記載の赤外線電球を有することを特徴とする加熱装置。
  6. 1又は複数個の長手方向に延びる発熱体をガラス管に封止した複数個の赤外線電球を並列に配列し、
    少なくとも2個の前記赤外線電球の発熱体において、その発熱体の長手方向の一部における断面積が他の部分における断面積より実効的に小さく、それらの赤外線電球の発熱体は、断面積が小さい部分の位置が互いに異なり、且つ断面積が小さい部分の長手方向の一端の位置が互いに重なるように、開口部が形成されていることを特徴とする加熱装置。
  7. その単位面積当たりの実効的な発熱量が長手方向に略一定である少なくとも1本の赤外線電球を有することを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の加熱装置。
  8. その単位面積当たりの実効的な発熱量が長手方向の位置によって異なる第1の発熱体と、第2の発熱体と、を有し、
    第1のモードにおいて前記第1の発熱体のみが発熱し、第2のモードにおいて前記第1の発熱体及び前記第2の発熱体が共に発熱し、
    前記第2のモードにおいて、その単位面積当たりの実効的な発熱量が長手方向に略均一となることを特徴とする請求項5から請求項7のいずれかの請求項に記載の加熱装置。
  9. 前記第2のモードにおける前記第1の発熱体への印加電力が、前記第1のモードにおける前記第1の発熱体への印加電力より小さいことを特徴とする請求項8に記載の加熱装置。
  10. 前記第1のモードと前記第2のモードとで、交流入力電圧を基準とする位相制御により、前記第1の発熱体への印加電力を制御することを特徴とする請求項9に記載の加熱装置。
  11. 所定の場所の温度を検出する温度センサを有し、
    前記温度に応じて、交流入力電圧を基準とする位相制御により、前記第1の発熱体及び第2の発熱体への印加電力を制御することを特徴とする請求項9に記載の加熱装置。
  12. 前記発熱体が炭素系物質を含む焼結体により形成された炭素系発熱体であることを特徴とする請求項5から請求項9のいずれかの請求項に記載の加熱装置。
  13. 前記発熱体の長手方向における、被加熱物の長さ又は位置に応じて、異なる組み合わせで前記発熱体を発熱させる請求項5から請求項12のいずれかの請求項に記載の加熱装置を有することを特徴とする電子装置。
  14. 前記電子装置が、複写機、ファクシミリ、プリンタ、印刷機、定着装置、熱硬化性接着剤を用いた接着装置、券売機、自動改札機、紙容器製造装置又はフィルムの熱融着機であることを特徴とする請求項13に記載の電子装置。
  15. 前記加熱装置が、カラーの塗料を定着させるカラーモードと、白黒の塗料を定着させる白黒モードと、を有し、前記カラーモードにおいて前記発熱体に印加する電力が、前記白黒モードにおいて同一の前記発熱体に印加する電力より大きいことを特徴とする請求項13に記載の電子装置。
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