JP5620598B1 - 光源ユニット、および、当該光源ユニットを備えるプロジェクタ - Google Patents

光源ユニット、および、当該光源ユニットを備えるプロジェクタ Download PDF

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Abstract

【課題】給電線に外力が加わったときに高圧放電ランプに加わる力を軽減する。【解決手段】光源ユニット3は、第1および第2の外部電極61、63を両端に有し、第1および第2の外部電極61、63に給電することによって光を放射する高圧放電ランプ23と、高圧放電ランプ23から放射された光を反射する凹面反射鏡24であって、高圧放電ランプ23の一端を受け入れる開口32を中心に有する凹面反射鏡24と、第1の外部電極61に第1の給電線25を接続することを可能にするように高圧放電ランプ23の前記一端を保持するベース33と、凹面反射鏡24の背面の少なくとも一部を覆う補強部材34と、凹面反射鏡24の前記背面と補強部材34との間に保持され、第2の給電線27の可動範囲を規制する規制部材36とを備える。規制部材36は、第2の給電線27の一部に接触している。【選択図】図1A

Description

本願は、高圧放電ランプと凹面反射鏡とを備える光源ユニット、および、当該光源ユニットを備えるプロジェクタに関する。
プロジェクタ用の光源ユニットは、一般に、高圧放電ランプと凹面反射鏡とを備える。凹面反射鏡は、凹面状の反射面と、当該反射面の底部側に形成された筒状の保持部とを有する。特許文献1は、凹面反射鏡の保持部の背面側にセラミックス製のベース部材を配置し、ベース部材で高圧放電ランプの一端を保持する構成を開示している。
特開2006−172810号公報
従来の光源ユニットでは、高圧放電ランプが備える一対の外部電極(外部リード)のうち、凹面反射鏡の前面側に位置する外部電極は、凹面反射鏡に形成された貫通孔を介して、給電線に接続される。この給電線に外力が加わると、高圧放電ランプに無用な力が印加され、高圧放電ランプが傾斜して発光点が凹面反射鏡の中心軸から外れてしまう問題が生じ得る。
このような問題を回避するため、凹面反射鏡の貫通孔に例えばハトメ部材によって丸型端子を固定し、この端子に上記の給電線を溶接、嵌合、かしめなどで固定することが必要になる。しかし、このような工程は、製造プロセスを複雑化する。
上記課題を解決するため、本開示の一態様に係る光源ユニットは、第1および第2の外部電極を両端に有し、前記第1および第2の外部電極に給電することによって光を放射する高圧放電ランプと、前記高圧放電ランプから放射された光を反射する凹面反射鏡であって、前記高圧放電ランプの一端を受け入れる開口を中心に有する凹面反射鏡と、前記第1の外部電極に第1の給電線を接続することを可能にするように前記高圧放電ランプの前記一端を保持するベースと、前記凹面反射鏡の背面の少なくとも一部を覆う補強部材と、前記凹面反射鏡の前記背面と前記補強部材との間に保持され、前記第2の給電線の可動範囲を規制する規制部材とを備える。前記規制部材は、前記第2の給電線の一部に接触している。
本開示の光源ユニットによれば、高圧放電ランプの外部電極のうち、凹面反射鏡の前面側に位置する外部電極に接続される給電線の可動範囲が、凹面反射鏡の背面に設けた「規制部材」により、適切に規制される。したがって、この給電線に外力が加わっても、高圧放電ランプに印加される無用な力が低減され、高圧放電ランプの位置ずれが生じにくくなる。
また、本開示の光源ユニットは、凹面反射鏡の背面側に補強部材を有しているため、凹面反射鏡の強度が上昇する。したがって、凹面反射鏡自体を、強度が相対的に低い材料から形成することも可能になる。また、高圧放電ランプが破裂したとき、凹面反射鏡が破壊されたり、破壊した凹面反射鏡の破片が外部に飛散したりすることを抑制することが可能になる。
本開示の光源ユニットの構成例を示す概略断面図 図1Aにおける光源ユニットを背面側(矢印1Bの方向)から視たときの外観図 本開示の光源ユニットの構成例を説明するための概略断面図 本開示の光源ユニットの構成例を説明するための概略断面図 本開示の光源ユニットの構成例を説明するための概略断面図 本開示の光源ユニットの構成例を説明するための概略断面図 本開示の実施形態におけるプロジェクタの構成例を示す斜視図 背面投射型のプロジェクタの例を示す斜視図 本開示の実施形態における光源ユニットを示す断面図 図4Aにおける光源ユニットを背面側(矢印4Bの方向)から視たときの外観図 本開示の実施形態における光源ユニットを示す断面図 図5Aにおける光源ユニットを背面側(矢印5Bの方向)から視たときの外観図 本開示の実施形態における光源ユニットの一部を拡大して示す断面図 本開示の実施形態における規制部材と第2の給電線との接続方法の変形例を示す図 本開示の実施形態における規制部材と第2の給電線との接続方法の他の変形例を示す図 本開示の実施形態における補強ベース部材を示す断面図 図8Aにおける補強ベース部材を前面側(矢印8Bの方向)から視たときの外観図 補強部材によって覆われる凹面反射鏡の範囲の例を説明するための図 本開示の実施形態における高圧放電ランプの構成例を示す図 本開示の実施形態における光源ユニットの変形例を示す図 本開示の実施形態における光源ユニットの変形例を示す図 本開示の実施形態における光源ユニットの変形例を示す図 本開示の実施形態の他の変形例における光源ユニットを示す断面図 図12Aにおける光源ユニットを背面側(矢印12Bの方向)から視たときの外観図 本開示の実施形態の更に他の変形例における光源ユニットを示す断面図 図13Aにおける光源ユニットを背面側(矢印13Bの方向)から視たときの外観図 補強部材34とベース33とが分離している変形例を示す断面図 図14Aにおける光源ランプ3を背面側(矢印14Bの方向)から視たときの外観図 補強部材34を金属メッシュで構成した変形例を示す断面図 図15Aにおける光源ランプ3を背面側(矢印15Bの方向)から視たときの外観図 本開示の実施形態における規制部材の形状の例を示す図 本開示の実施形態における規制部材の形状の他の例を示す図 本開示の実施形態における規制部材の形状のさらに他の例を示す図 従来の構成を有する光源ユニットを示す断面図 図17Aにおける光源ユニットを背面側(矢印17Bの方向)から視たときの外観図
本開示の実施形態を説明する前に、本開示の基礎となった知見を説明する。
高圧放電ランプ(以下、単に「ランプ」と称する場合がある。)の温度(ランプ温度)は、動作中、例えば1000℃に達し得る。ここで、「高圧放電ランプ」とは、高輝度放電灯(HID: High Intensity Discharge Lamp)と呼ばれることもあり、メタルハライドランプ、高圧ナトリウムランプ、超高圧水銀ランプなどを含む。高圧放電ランプの発光管内(以下、発光部)における圧力は、動作時、その種類に応じて、数気圧から100気圧を超えるような高い値を示し得る。
このような高圧放電ランプを凹面反射鏡(以下、単に「反射鏡」と称する場合がある。)に組み合わせて使用する場合、高圧放電ランプはもちろんのこと、反射鏡も高温に耐える材料から形成する必要がある。光源ユニットの反射鏡は、高温の高圧放電ランプから放射、伝導、および空気の対流によって熱を受け取る。動作中、反射鏡の温度は数百℃に上昇し、高圧放電ランプの発光部に近い領域で最も高くなる。一方、動作時に高温に熱せられた反射鏡は、高圧放電ランプの消灯時には室温レベルにまで降温する。このような温度変化の繰り返しに耐えるために、反射鏡は強度および耐熱性に優れた結晶化ガラスから好適に形成され得る。しかし、結晶化ガラスは比較的高価であり、製造コストを押し上げる要因となっている。
本発明者の検討によると、反射鏡の背面側に補強部材を設けることにより、結晶化ガラスよりも強度の低い材料、例えばアルミノ珪酸ガラス(アルミノシリケートガラス)またはホウ珪酸ガラスなどから反射鏡を形成することが可能になる。これにより、製造コストを抑えながら、反射鏡の破壊や、破壊した反射鏡の破片が外部に飛散することを抑制することができる。
本開示は、このような補強部材を反射鏡の背面側に備える光源ユニット、および当該光源ユニットを備えるプロジェクタに関している。本開示は、高圧放電ランプの外部電極のうち、凹面反射鏡の前面側に位置する外部電極に接続される給電線を反射鏡に対して固定することが容易になる新規な構成を提供する。
以下、具体的な実施形態を説明する前に、本開示の光源ユニットの概要を説明する。
(光源ユニットの概要)
図1Aは、本開示の光源ユニット3の構成例を示す断面図である。図1Aでは、光源ユニット3における主要な構成要素のみを示しており、細部の記載は省略している。また、図1Aには、光源ユニット3に給電を行うための配線25、27も記載されている。
光源ユニット3は、両端に第1の外部電極61および第2の外部電極63を有する高圧放電ランプ23と、ランプ23から放射された光を反射させる凹面反射鏡24とを備える。高圧放電ランプ23は、例えば、超高圧水銀ランプまたはメタルハライドランプである。光源ユニット3は、ランプ23の両端の外部電極61、63にそれぞれ接続された一対の給電線(リード線)25、27を介して電源に接続される。反射鏡24は、凹面形状を有する基材82と、反射鏡24の前面側(内側)において基材82上に形成された反射面81とを有している。反射鏡24はまた、ランプ23の一端を受け入れる開口32を中心に有し、側面の一部に第2の給電線27を通す貫通孔65を有している。
光源ユニット3は、さらに、ランプ23の一端を保持するベース33と、反射鏡24の背面の少なくとも一部を覆う補強部材34と、反射鏡24の背面と補強部材34との間に保持された規制部材36とを備える。規制部材36は第2の給電線27の可動範囲(可動域)を規制するように構成されている。
ベース33は、第1の外部電極61に第1の給電線25を接続することを可能にするように、ランプ23の一端を通す開口35を有する筒状の構造を有している。補強部材34は、ベース33に連結しており、反射鏡24の背面を覆うように形成されている。図1Aに示す例では、補強部材34およびベース33は、同一の材料から形成され、一体化されている。しかし、補強部材34とベース33とは分離していてもよいし、異なる材料から形成されていてもよい。
図1Bは、図1Aにおける光源ユニット3を背面側(矢印1Bの方向)から視たときの外観図である。図1Bでは、見易さのため、ランプ23および給電線25、27は図示されていない。図1Bにおいて、補強部材34によって隠れる部分は破線で表されている。補強部材34は、反射鏡24の背面側から視たとき、ベース33の周りを帯状に取り囲むような形状を有し、反射鏡24の背面に接着されている。規制部材36は、第2の給電線27のうち貫通孔65から凹面反射鏡24の背面側に出ている部分に接触するように、その一部が外側に突出している。ある態様において、規制部材36は、第2の給電線27に対する接続端子または固定素子として機能する。
この例における規制部材36は、より詳細には、反射鏡24の背面と補強部材34との間に位置する第1の線状部分(破線の部分)36aと、反射鏡24の背面と補強部材34との間の外側に位置する第2の線状部分(実線の部分)36bとを有する線状部材である。この例における規制部材36は、一本の金属線を屈曲させることによって形成されており、第2の線状部分36bの両端は、第1の線状部分36aに接続されている。第2の線状部分36bは、例えば溶接、嵌合、かしめなどによって第2の給電線27に固着され得る。なお、規制部材36および第2の給電線27は、必ずしも固着されている必要はない。例えば、摩擦力によって第2の給電線27の可動範囲を規制するように構成されていてもよい。
のちに詳しく説明するように、規制部材36の形状、サイズ、および個数は、図1Aおよび図1Bに示される例に限定されず、多様であり得る。規制部材36に求められる機能は、第2の給電線27を第2の外部電極63に接続する時、および、接続した後、第2の給電線27を介して第2の外部電極63に過度の外力が印加されることを充分に抑制し、それによってランプ23の位置ずれや破壊を防止することにある。したがって、そのような機能を発揮できるように構成されている限り、規制部材36は特定の形状、サイズ、個数を有するものに限定されない。
次に、図2Aから図2Dを参照しながら、各部品を組み合わせて光源ユニット3を組み立てる工程の一例を説明する。
光源ユニット3を組み立てる際、図2Aおよび図2Bに示すように、まず、補強部材34とベース33とが一体化された部材(以下、「補強ベース部材37」と称する。)に反射鏡24および規制部材36を取り付ける。補強ベース部材37と反射鏡24とはセメントなどの接着剤によって結合される。規制部材36の一部は、反射鏡24の背面と補強部材34とに挟まれ、これらに接着される。
次に、図2Cおよび図2Dに示すように、ベース33の開口35にランプ23の一端を前面側から挿入し、ランプ23の一部が背面側に突出した状態で両者を接着させる。この接着にも、セメントなどの接着剤が使用され得る。これにより、ランプ23がベース33に固定される。
なお、補強ベース部材37を反射鏡24の背面側に固定する前に、補強ベース部材37(ベース33)の開口35にランプ23の一端を前面側から挿入し、ランプ23の一部が背面側に突出した状態で両者を接着してもよい。そのようにして組み合わせられた補強ベース部材37およびランプ23に対して、反射鏡24および規制部材36を取り付けてもよい。
このようにして組み立てられた光源ユニット3は、第2の給電線27の可動範囲を制限する規制部材36を有しているため、第2の給電線27に外力が加わっても、ランプ23の先端の外部電極63に加わる無用な力が軽減される。このため、ランプ23の位置ずれや破損を抑制することができるという効果を奏する。
なお、第2の給電線27をランプ23の外部電極63に接続するために、反射鏡24は必ずも貫通孔65を有している必要は無い。第2の給電線27が反射鏡24の前面側の外縁を回り込むようにしてランプ23の外部電極63に接続することも可能である。
以下、本開示のより具体的な実施形態を説明する。
(実施形態)
1.プロジェクタ
図3Aは、本開示の実施形態1に係るプロジェクタ1の内部構造の一部を示す斜視図である。
プロジェクタ1は、前面投射型の液晶プロジェクタであり、高圧放電ランプを内部に備える光源ユニット3、ランプを点灯させるための電子安定器を含む電源ユニット5、制御ユニット7、集光レンズと透過型のカラー液晶表示板と駆動モータとを内蔵するレンズユニット9、冷却用のファン装置11などの部品をケース13の内部に備える。レンズユニット9は、レンズ19、透過型のカラー液晶表示板、および駆動モータを内蔵し、レンズ19がケース13の外部に突き出るように配置されている。
電源ユニット5は、例えば家庭用AC100〜120Vの電源を所定の直流電圧に変換して、電子安定器や制御ユニット7などに供給する。電源ユニット5は、レンズユニット9の上部に配置された基板15と、この基板15に実装された複数の電子・電気部品17とを有する。
制御ユニット7は、外部から入力された画像信号に基づき、カラー液晶表示板を駆動してカラー画像を表示させる。また、レンズユニット9の内部に配置されている駆動モータを制御してフォーカシング動作およびズーム動作を実行させる。
光源ユニット3から出射した光は、レンズユニット9の内部に配置されている集光レンズによって集束され、光路途中に配置されたカラー液晶表示板を透過する。これにより、カラー液晶表示板に形成された画像が、レンズ19などの光学系を介して不図示のスクリーン上に投影される。
本開示のプロジェクタは、図3Aに示すような前面投射型のプロジェクタに限らず、他のタイプのプロジェクタであってもよい。例えば、図3Bに示すような背面投射型のプロジェクタであってもよい。
図3Bは、背面投射型のプロジェクタ250の一例を示す斜視図である。プロジェクタ250は、キャビネット252の前壁に画像を表示するスクリーン254を備える。キャビネット252の内部には、上述した光源ユニット3などの部品が搭載されている。光源ユニット3から出射した光によってスクリーン254上に背面から画像が投影される。
本実施形態では、光源ユニット3から放射された光を変調して表示のための像を形成するレンズユニット9は、光路上に液晶表示板を有しているが、レンズユニット9の構成はこのような例に限定されない。表示すべき像は、デジタルミラーデバイスを備えた処理装置によって形成されてもよい。
2.光源ユニット
(1)光源ユニットの全体構成
図4Aは、本実施形態における光源ユニット3の構成を示す断面図である。図4Bは、図4Aにおける光源ユニット3を背面側(矢印4Bの方向)から視たときの外観図である。図4Aおよび図4Bでは、図1Aおよび図1Bに示す要素に対応する要素に同一の参照符号を付している。
光源ユニット3は、両端に第1の外部電極61および第2の外部電極63を有する高圧放電ランプ23と、ランプ23から放射された光を反射させる凹面反射鏡24とを備える。光源ユニット3は、ランプ23の両端の外部電極61、63にそれぞれ接続された一対の給電線(リード線)25、27と、給電線25、27の他端部にそれぞれ接続されたコネクタ29、31とを介して電源ユニット5(図3A)に接続されている。給電線25、27は、導電性を有する芯材を絶縁性の被覆材で被覆した部分(コネクタ29、31側の部分)と、外部電極61、63に接続されるニッケル線などの導電線からなる部分とを有する。給電線25、27は、それぞれ、接続スリーブ107、109を介して第1および第2の外部電極61、63に接続されている。反射鏡24は、凹面形状を有する基材82と、反射鏡24の前面側において基材82上に形成された反射面81とを有している。反射鏡24はまた、ランプ23の一端を受け入れる開口32を中心に有し、側面の一部に第2の給電線27を通す貫通孔65を有している。なお、説明上、図4Aにおいて接続スリーブ109、給電線27、及び貫通孔65が一平面上にあるように描かれているが、本開示による光源ユニットはこれらが一平面上にないものも含む。
光源ユニット3は、さらに、ランプ23の一端を保持するベース33と、反射鏡24の背面の一部を覆う補強部材34と、反射鏡24の背面と補強部材34との間に保持された規制部材36とを備える。ベース33は、第1の外部電極61に第1の給電線25を接続することを可能にするように、ランプ23の一端を通す開口35および通風用穴40をもつ筒状の構造を有する。通風用穴40は、動作中に高温になるランプ23および反射鏡24の内部空間を冷却する冷却用ファン装置11(図3A)から送られてくる風を通すために、2箇所に設けられている。通風用穴40は、外部から埃などが内部に進入することを抑制するため、空気を流通させ得る多数の孔が空いた部材(例えば金属メッシュ)で覆われていてもよい。
本実施形態におけるベース33は、ステアタイト(MgO・SiO2)から形成されている。ベース33の材料は、ステアタイトに限定されず、電気的絶縁性を有する無機材料から形成され得る。例えば、アルミナ(Al23)、ジルコンコージライト(MgO−ZrSiO4)、炭化珪素(SiC)、および窒化珪素(Si34)からなる群から選択された任意のセラミックス材料からベース33を形成することができる。
本実施形態における補強部材34は、ベース33に連結しており、反射鏡24の背面を取り囲むように形成されている。本実施形態では、補強部材34およびベース33は、同一の材料から形成され、一体化されている。しかし、補強部材34およびベース33は、異なる材料から形成されていてもよいし、分離していてもよい。補強部材34は、例えば、ステアタイト、アルミナ(Al23)、ジルコンコージライト(MgO−ZrSiO4)、炭化珪素(SiC)、および窒化珪素(Si34)からなる群から選択された任意のセラミックス材料から形成され得る。なお、補強部材34は、電気的絶縁性は必要なく、たとえばガラス繊維や金属メッシュから形成されていてもよい。
図4Bに示すように、補強部材34は、反射鏡24の背面側から視たとき、ベース33の周りを帯状に取り囲むように反射鏡24に接着されている。規制部材36は、第2の給電線27のうち貫通孔65から反射鏡24の背面側に出ている部分に溶接によって固着されている。
(2)反射鏡の構成
図5Aは、光源ユニット3のうちランプ23を除いた部分を、反射鏡24の中心軸84を含む平面で仮想的に切断したときの断面を示す図である。図5Bは、図5Aにおける光源ユニット3を背面側(矢印5Bの方向)から視たときの外観図である。
反射鏡24は、図5Aに示すように、ガラス製の基材82と、基材82の表面にコーティングがされて形成された反射面(反射層)81とを有する。基材82は、凹面形状を有する外周部82aと、ランプ23を保持するための開口32を有する筒状の内周部82bとを有する。図5Bに示すように、反射鏡24の基材82は、背面側から視たとき、反射面が構成されない角の部分は、滑らかになるように4つの角が丸められた正方形に近い形状を有している。この反射鏡24を背面側から視たときの一辺の長さは、例えば3cmから10cm程度に設定され得る。本実施形態では、この一辺の長さは6cmであるものとする。このような形状を採用することにより、限られた空間内に光束の大きな光源を効率良く収容することが可能になり、プロジェクタ1内部での光源配置の自由度を高めることもできる。
反射面81の形状としては、反射鏡24の中心軸84を含む断面において、短焦点型の楕円形状または放物線形状が選択され得る。光源ユニット3に凹レンズを組み合わせて使用する場合、長焦点型の楕円形状も選択され得る。反射面81は、誘電体多層膜の反射層から形成され、可視光を選択的に反射し、紫外線および赤外線を透過させるように構成され得る。反射鏡24は、例えば、ダイクロイック反射鏡である。なお、本開示に係る光源ユニットは、プロジェクタ以外の装置(例えば露光装置)の光源としても利用され得る。そのような場合、ランプからは可視光以外の電磁波が放射され、利用され得る。反射面81の誘電体多層膜は、利用する放射(電磁波)の波長に応じて適切に設計され得る。
本実施形態における反射鏡24は、アルミノシリケートガラスまたはホウ珪酸ガラスから形成され得る。これらのガラス材料の強度は、結晶化ガラスに比べて低いが、相対的に安価である利点を有している。
結晶化ガラスは、紫外線照射または熱処理によって非晶質のガラス中に微結晶を発生させたガラスであり、結晶粒子の集合体である。結晶化ガラスは、強度および耐熱性に優れ、かつ、結晶質であるため、通常の非晶質ガラスに比べて熱膨張係数が小さい。しかし、結晶化ガラスは比較的高価であるため、製造コストを押し上げる要因となる。
これに対し、ホウ珪酸ガラスは、一般的なガラスであり、強度は比較的低いが、安価である。アルミノシリケートガラスは、アルミノ珪酸塩(アルミノシリケート)を主成分とするガラスである。アルカリをほとんど含まず、化学的耐久性、耐熱性、強度および剛性に優れる。アルミノシリケートガラスは、ホウ珪酸ガラスに比べて高価であるが、結晶化ガラスに比べると安価である。
なお、反射鏡24の反射効率は、反射鏡24における貫通孔65の位置が反射面81の前端に近いほど上昇する。したがって、本実施形態における貫通孔65は、反射面81の前端の比較的近くに設けられている。貫通孔65のサイズは、第2の給電線27の太さに依存して決定される。貫通孔65は、例えば直径3mmから8mmの円形の孔であり得る。
(3)規制部材の構成
規制部材36は、例えば、Ni、Ni合金、Fe、Fe合金、ステンレス鋼、Mo、W、およびリン青銅からなる群から選択された少なくともひとつの材料から形成され得る。規制部材36を第2の給電線27の材料と同じ材料から形成すれば、溶接によって規制部材36と第2の給電線27とを固着することが容易になる。ただし、規制部材36の一部に、第2の給電線27との溶接を容易にする材料から形成された領域が設けられていれば、規制部材36の他の部分は、第2の給電線27との溶接が困難な材料から形成されていてもよい。規制部材36の全体が同一材料から形成されている必要は無い。
本実施形態における規制部材36の少なくとも一部は、補強部材34と反射鏡24との間で保持され得る形状を有している。補強部材34の表面のうち、反射鏡24の背面側に向いた部分に規制部材36の一部を受け入れる溝または凹部が設けられていてもよい。
補強部材34と反射鏡24とがセメントなどの接着剤によって固着されるとき、規制部材36の一部も補強部材34と反射鏡24との隙間において固着される。セメントは、例えば、シリカ(SiO2)系、アルミナ(Al23)系、およびジルコニア(ZrO2)系からなる群から任意に選択された少なくとも一種の材料から形成され得る。本実施形態では、シリカおよびアルミナを混合したセメントを使用している。セメントは、硬化前には溶剤およびバインダを含みペースト状であるが、焼成により、これらの成分のほとんどが蒸発して硬化する。
前述したように、規制部材36に求められる機能は、第2の給電線27を第2の外部電極63に接続する時、および、接続した後、第2の給電線27を介して第2の外部電極63に過度の外力が印加されることを充分に抑制し、それによってランプ23の位置ずれや破壊を防止することにある。したがって、規制部材36の少なくとも一部は反射鏡24に対して固定されていることが必要である。規制部材36と第2の給電線27とが接触または固着されている部分(以下、単に「接続部」と称する場合がある。)の位置は、反射鏡24に対して実質的に固定されることが好ましい。具体的には、通常の場合に想定される最大の外力が第2の給電線27に加わっても、規制部材36が有する剛性・弾性によって「接続部」の移動距離は、例えば2〜5mm程度またはそれ以下に抑制され得る。
以下、図6および図16Aを参照しながら、規制部材36の構造および働きをより詳しく説明する。
図6に示されている規制部材36は、反射鏡24の背面と補強部材34との間に固着された第1の線状部分36aと、第2の給電線27に固着された第2の線状部分36bとを含んでいる。この例では、図16Aの左図に示すように、第1の線状部分36aと第2の線状部分36bとが連結した1本の導電線によって規制部材36が形成されている。図16Aの右図は、図16の左図における規制部材36を横から視たときの形状を示している。規制部材36を構成する1本の導電線の長さは、例えば0.5cmから5cm程度であり得る。
図6に示すように、規制部材36と第2の給電線27との接続部36zの位置は、規制部材36が有する剛性・弾性により、外力に応じて制限された範囲内に移動することが許容される。図6に示す例では、矢印F1で示される外力が第2の給電線27に加わると、第2の給電線27は点線で示される位置に移動する。このとき、接続部36zの可動範囲が規制部材36によって制限されるため、接続部36zの位置は、矢印F0で示されるように僅かな距離だけ移動する。規制部材36が有する剛性・弾性および規制部材36の形状およびサイズに応じて、接続部36zの可動範囲を調整することができる。
なお、図6の点線で示すように第2の給電線27が、接続部36zと第2の外部電極63との間において、「撓み」を有する部分27aを含んでいると、接続部36zが比較的大きく変位しても、第2の外部電極63に印加される力は充分に緩和され得る。第2の給電線27に撓みが与えられている場合は、その撓みの程度に応じて接続部36zの可動範囲を拡大してもよい。ただし、規制部材36の構造を簡単にするという観点から、規制部材36は第2の給電線27の少なくとも一部にしっかりと固着され、接続部36zの位置を固定することが好ましい。
第2の給電線27を規制部材36に溶接することによって固着するとき、溶接しやすいように規制部材36の少なくとも一部に平坦な領域を設けてもよい。例えば、図16Bに示すように、第2の線状部分36bに平坦部36eを設けてもよい。この平坦部36eが、第2の給電線27と溶接され得る材料から形成されていれば、規制部材36の他の部分は、平坦部36eの材料とは異なる材料から形成されていてもよい。
規制部材36は、反射鏡24の背面側において、反射鏡24の貫通孔65の周辺に設けられ得る。これは、反射鏡24の背面側に取り付けられた規制部材36と、反射鏡24の貫通孔65を通る第2の給電線27とを容易に接続できるようにするためである。本実施形態では、貫通孔65にハトメ部材も丸型端子も設けられていない。しかし、貫通孔65を通る第2の給電線27は、貫通孔65の内壁によって拘束され、内壁に垂直な方向の運動が規制される。規制部材36は、貫通孔65の内壁に平行な方向の運動を規制する点で、貫通孔65には無い機能を発揮する。
ここで、特許文献1に開示された従来の配線規制構造と、本実施形態における規制部材36とを比較する。図17Aは、特許文献1に開示された従来の配線規制構造を光源ユニットに適用した場合の例を示す図である。図17Bは、図17Aにおける背面側(矢印17Bの方向)から光源ユニットを視たときの外観図である。従来技術によれば、貫通孔65の内壁に平行な方向の運動を規制するには、貫通孔65にハトメ部材を介して丸型端子212を嵌め込む工程が必要であり、工数が多いという課題がある。本開示の実施形態では、上記の工程が不要になる。本実施形態において規制部材36を反射鏡24に固定するには、規制部材36の一部を補強部材34と反射鏡24との間に挿入して固着すれば良く、その作業工程は比較的に簡易である。
本実施形態における規制部材36は、一本の金属線を屈曲させることによって形成されており、金属線の両端部分がいずれも反射鏡24の背面および/または補強部材34に固着されているため、外れにくい。規制部材36のうち、補強部材34から外部に露出している第2の線状部分36bは丸く湾曲した形状を有しているため、作業をする人間の手や周囲にある他の装置に損傷を与える可能性が低減される。
規制部材36は、第2の給電線27の可動範囲を制限する機能に加え、給電経路の一部を構成する「電気接続」の機能を実現するように構成されていてもよい。以下、そのような構成の一例を説明する。
図7Aに示す例では、第2の給電線27が第1部分27bと第2部分27cとに分かれており、1個の規制部材36が第1部分27bおよび第2部分27cの接続を実現するように構成されている。図7Aの破線で囲まれた領域には、矢印Bの方向から視た規制部材36の接続状態を模式的に示している。
この例における規制部材36は、導電性を有する材料から形成されており、給電経路の一部を構成している。この例では、第2の給電線27の第1部分27bが規制部材36の一部に溶接され、第2部分27cは規制部材36の他の部分に溶接されている。これにより、規制部材36を介して第2の給電線27の第2部分27cから第1部分27bに給電される。
なお、1個の反射鏡24に複数の規制部材36を取り付ける場合、貫通孔65に近い位置にある規制部材36に第2の給電線27の第1部分27bを接続し、貫通孔65から離れた位置にある規制部材36には第2の給電線27の第2部分27cを接続してもよい。この場合、2つの規制部材36は相互に電気的に接続されている必要がある。複数の規制部材36を電気的に接続するには、例えば、反射鏡24と補強部材34との間に配線を設け、この配線によって各規制部材36を電気的に接続すればよい。また、複数の規制部材36を1つの金属材料から一体的に形成してもよい。
第2の給電線27が第1部分27bと第2部分27cとに分かれている例では、図7Bに示すような接続方法を採用してもよい。図7Bの破線で囲まれた領域には、矢印Bの方向から視た規制部材36の接続状態を模式的に示している。この例では、第1部分27bは、第2部分27cに溶接によって電気的に接続されているが、規制部材36には接触していない。一方、第2部分27cは、第1部分27bおよび規制部材36に溶接によって固着されている。したがって、この例における第2部分27cは、規制部材36との固定、および、第1部分27bとの電気的接触のため、2箇所で溶接がなされる。
(4)補強部材およびベースの構成
図8Aは、補強部材34およびベース33からなる補強ベース部材37の構造を示す断面図である。図8Bは、図8Aにおける補強ベース部材37を前面側(矢印8Bの方向)から視たときの外観図である。
図8Aおよび図8Bに示すように、補強ベース部材37は、ベース33の部分に通風用の2つの穴40を有している。これにより、動作中のランプ23の発熱を抑えることができる。また、補強ベース部材37は、補強部材34の一部に溝(凹部)34aを有している。溝34aは、規制部材36の形状に適合するように形成されている。これにより、規制部材36を補強部材34と凹面反射鏡24との間で固着する工程を容易にし、かつ、規制部材36の導入によって生じる隙間を小さくすることができる。
前述したように、本実施形態における反射鏡24は、アルミノシリケートガラスまたはホウ珪酸ガラスから形成され得る。これらのガラス材料の熱膨張係数(線膨張係数)は、約3×10-6/℃から約4×10-6/℃の範囲にある。補強部材34が反射鏡24の背面側を広く覆う形状を有する場合、補強部材34は、反射鏡24の熱膨張係数に近い熱膨張係数を有する材料から形成されることが好ましい。補強部材34の材料として上述した材料は、いずれも、約3×10-6/℃から約8×10-6/℃の範囲にあり、アルミノシリケートガラスおよびホウ珪酸ガラスの熱膨張係数に非常に近い値を有していると言える。すなわち、反射鏡の熱膨張係数と補強部材の熱膨張係数との間の差が、少なくとも8×10-6/℃以内であれば、本開示による光源ユニットを構成することができる。
なお、補強部材34は、反射鏡24を形成するガラス材料と同じ材料から形成されていてもよい。そのような補強部材34が反射鏡24の背面側の少なくとも一部を覆っていることにより、反射鏡24の厚さが実効的に増加して強度が高まるという効果を得ることができる。
補強部材34は、反射鏡24の背面側を一様な幅を持った帯状に覆っている必要は無い。補強部材34は、幅が周期的にまたは不規則に変化するような形状を有していてもよいし、放射状に延びる部分やスリット・開口を有していてもよい。また、補強部材34は、反射鏡24の背面側のほとんど全体を覆っていてもよいし、一部を覆っていてもよい。補強部材34が覆う領域の形状および面積は、反射鏡24に求められる強度に応じて決定される。補強部材34は、反射鏡24の背面側のほとんど全体を覆い、かつ、反射鏡24の貫通孔65を露出させる開口を有していてもよい。
なお、アルミノシリケートガラスに比べてホウ珪酸ガラスは安価であるが、相対的に強度(耐熱性)が低い。このため、反射鏡24がホウ珪酸ガラスから形成されている場合、補強部材34として、反射鏡24の大部分を保護する構造のものを用いれば、低価格かつ高強度の光源ユニット3を実現できる。
図9は、補強部材34によって覆われる凹面反射鏡24の範囲の例を説明するための図である。反射鏡24の後端から前端までの距離をL、上記後端から補強部材34の前端までの距離をaとするとき、補強部材34は、a>0.1×Lを満たすサイズに設計され得る。ここで、「反射鏡24の後端」とは、反射鏡24における反射面81のうち、最も奥に位置する部分81rを意味する。ただし、実用的には凹面反射鏡82の外面もしくは補強ベース部材37の曲面形状が屈曲する部位を「反射鏡24の後端」とみなしてもよい。「反射鏡24の前端」とは、反射鏡24において最も前方に位置する部分24fを意味する。「補強部材34の前端」とは、補強部材34において最も前方に位置する部分34fを意味する。したがって、a>0.1×Lの条件を満足するとき、補強部材34は、反射鏡24の後端から0.1×Lの距離を持つ領域よりも反射鏡24の前端側に拡がる部分を有する。補強部材34は、ある例では、距離aが0.3×LからLの範囲内になるように設計され、より高い強度が要求される場合には、距離aが0.5×LからLの範囲内になるように設計され得る。ここで重要な点は、反射鏡24の基材82の強度に応じて適切な材質およびサイズの補強部材34を使用する点である。上述したホウ珪酸ガラスまたはそれよりも強度の低い部材を基材82に使用する場合のように、より強い補強が必要な場合、距離aをLよりも大きくしてもよい。
(5)ランプの構成
図10は、本実施形態におけるランプ23の構成例を示す図である。本開示による実施形態の効果を実現する上で、ランプの構成および種類は限定されない。ここでは、本実施形態で使用され得る高圧放電ランプ23の一例を説明する。
ランプ23は、内部に放電空間41を有する発光部43と、発光部43の両側に設けられた封止部45、47とを有する放電容器48と、放電空間41の内部で先端部同士がほぼ対向するような状態で両封止部45、47に封着されている電極構成体49、51とを備える。放電空間41には、発光物質として水銀、始動補助用の希ガス、およびハロゲンサイクル用のハロゲン物質がそれぞれ所定量封入されている。
電極構成体49、51は、電極53、55、金属箔57、59および外部電極61、63がこの順で接続(例えば、溶接によって固着)された構造を有する。
外部電極61、63は、両封止部45、47における発光部43と反対側の端面から、放電容器48の外部に導出されている。外部電極63は、反射鏡24に形成されている貫通孔65を通って反射鏡24の外部に導出され、リード線27に接続される。
電極53、55は、放電空間41の内部において、ほぼ一直線上に対向するように配設されている。ランプ23は、所謂「ショートアーク」タイプであり、点光源に近付けるため、両者の間隔は、例えば0.5mmから2.0mmの範囲に設定され得る。
電極53は、電極軸67と、電極軸67の先端に設けられた電極コイル71とを含む。電極55は、電極軸69と、電極軸69の先端に設けられた電極コイル73とを含む。電極軸67、69と電極コイル71、73とは、異なる材料で構成されていてもよいし、同じ材料で構成されていてもよい。
電極構成体49、51は、製造工程において、放電容器48を構成するガラス管内に挿入された後、放電空間41になる空間内で電極53、55の間隔を所定寸法にした状態で、ガラス管のうち、封止部45、47になる部分を公知のシュリンク封止法によって封止することにより、封着される。これにより、発光部43の内部に放電空間41が形成される。
封止部47における発光部43側の外周には、ランプ点灯時の始動電圧を下げるためのトリガー線75が巻き付けられている。トリガー線75は、封止部47の外周を複数回(図示される例では約4回)巻き付けられ、発光部43を跨いで他方の封止部45の外面に沿って封止部45の端面から導出する外部電極61に接続されている。
ランプ3の点灯時には、発光部43の内部の一対の電極53、55間のほぼ中央から反射鏡24の反射面81に向けて光が放射される。放射された光は、反射面81で反射し、光源ユニット3から前方へ出射する。出射した光は、プロジェクタ1内の集光レンズによって集束され、光路上に設けられたカラー液晶表示板を通過する。これにより、カラー液晶表示板に形成された画像をスクリーン上に投影することができる。
3.変形例
図11Aから図11Cを参照して、本開示の実施形態における光源ユニット3の変形例を説明する。図11Aから図11Cは、いずれも、反射鏡24の背面側から光源ユニット3を視たときの外観図である。簡単のため、規制部材36の構成および配置を説明する上で必要のない構成要素は図示していない。
まず、図11Aを参照する。図11Aの変形例では、規制部材36のうち、補強部材34によって覆われていない第2の線状部分36bが2カ所に分かれており、補強部材34によって覆われている第1の線状部分36aによって結合されている。この規制部材36は、1本の金属線を折り曲げることによって形成されている。見方を変えると、この規制部材36は、貫通孔65に近い位置にある第1の規制部材36Xと、貫通孔65から離れた位置にある第2の規制部材36Yとが、配線(第1の線状部分36aの少なくとも一部)によって電気的に接続された構成を有しているとも言える。この変形例では、補強部材34のうち、反射鏡24の背面側に対向する面内には、規制部材36の一部を受け入れる溝(破線部)が設けられている。すなわち、この補強部材34は、高圧放電ランプ23を囲む円周上の少なくとも一部に設けられている第1溝部分39aと、第1溝部分39aから補強部材34の端に達する第2溝部分39bとを有している。
次に、図11Bを参照する。図11Bの変形例における補強部材34にも、反射鏡24の背面側に対向する面内に溝(破線部)39a、39bが形成されている。この溝は、4カ所の位置で規制部材36を収容することができるように構成されている。すなわち、第1溝部分39aから補強部材34の端に達する一対の第2溝部分39bが4カ所に形成されている。規制部材36を反射鏡24の背面側に取り付けるとき、補強部材34に設けられた溝に規制部材36を嵌め込むことにより、規制部材36の位置を4カ所の候補位置から任意に選択することができる。規制部材36は、一般的には、反射鏡24の貫通孔65に近い位置に取り付けられるが、この変形例によれば、規制部材36の取り付け位置について自由度が向上する。なお、規制部材36の取り付け可能な位置の数は4カ所に限らず、任意の数であってよい。
次に、図11Cを参照する。図11Cの変形例では、規制部材36が薄い金属板から形成されている。この規制部材36は、図16Cに示す構造を有している。この規制部材36は、反射鏡24の背面と補強部材34との間に位置する第1の板状部分36cと、反射鏡24の背面と補強部材34との間の外側に位置する第2の板状部分36dとを有している。第2の板状部分36dは第2の給電線(不図示)に固着される。この例における第1の板状部分36cは、熱膨張時の応力緩和のために開口36fを有している。開口36fは設けられていなくてもよい。この補強部材34にも、規制部材36の第1の板状部分36cを受け入れる凹部39が設けられている。凹部39の形状およびサイズは、規制部材36の形状およびサイズに整合するように設計され得る。
図12Aは、本開示の実施形態の他の変形例における光源ユニット3を示す断面図である。図12Bは、図12Aにおける光源ユニット3を背面側(矢印12Bの方向)から視たときの外観図である。この変形例では、補強部材34が反射鏡24の背面のほとんどを覆っている。補強部材34には開口34bが設けられ、貫通孔65を露出させている。これにより、第2の給電線27は、貫通孔65および開口34bを通って規制部材36に接続される。この例における補強部材34の開口34bは、閉曲線で囲まれた孔であるが、この例に限定されない。補強部材34の開口34bは、補強部材34の前端の一部が後方(ベース33の側)に退行することによって貫通孔65を露出させるような形状を有していてもよい。
図13Aは、本開示の実施形態の更に他の変形例における光源ユニット3を示す断面図である。図13Bは、図13Aにおける光源ユニット3を背面側(矢印13Bの方向)から視たときの外観図である。この変形例では、ベース33と補強部材34との間にスリット状の開口33a、33bが設けられており、この開口33aから平板状の規制部材36の一部(第2の板状部分36d)が露出し、第2の給電線27に接続される。この例では、規制部材36は平板状であるものとしているが、線状などの他の形状であってもよい。また、上述した実施形態における通風用穴40を開口33a、33bとして用いてもよい。さらに、反射鏡24の開口65の近傍にも規制部材36を設け、その規制部材36に第2の給電線27を接続し、開口33aの近傍に他の規制部材36を設け、その規制部材36には第1の給電線25を接続するといった構成も可能である。そのような構成によれば、第2の給電線27だけでなく、第1の給電線25の動きも規制されるため、第1の給電線25に接続された外部電極61に加わる力も軽減することができる。
図14Aは、補強部材34とベース33とが分離している変形例を示す断面図である。図14Bは、図14Aにおける光源ランプ3を背面側(矢印14Bの方向)から視たときの外観図である。上述のように、補強部材34とベース33とは、一体化されている必要はなく、図14Aおよび図14Bに示すように分離していてもよい。このような態様であっても、ベースランプ23を保持し、反射鏡24を保護することができる。この例では、補強部材34とベース33との間の隙間から規制部材36を露出させ、その規制部材36に第2の給電線27を固定している。しかし、この例に限定されず、補強部材34におけるベース33から離れた端部から規制部材36を露出させてもよい。
図15Aは、補強部材34を金属メッシュで構成した変形例を示す断面図である。図15Bは、図15Aにおける光源ランプ3を背面側(矢印15Bの方向)から視たときの外観図である。この例でも、金属メッシュから構成された補強部材34とベース33とが分離している。この例では、金属メッシュから構成された補強部材34と反射鏡24の背面との間に、図16Aに示す規制部材36が固定されている。規制部材36は補強部材34のベース33側のスリットから露出しており、その規制部材36に第2の給電線27が固定されている。しかし、この例に限定されず、補強部材34におけるベース33から離れた端部から規制部材36を露出させてもよい。
補強部材34を金属メッシュで構成する場合、金属メッシュのメッシュ間に規制部材36を挟み込むことによって規制部材36を固定してもよい。また、金属メッシュの端部に解れが生じる場合、その解れ自体を規制部材36として利用し、解れに第2の給電線27または第1の給電線25を固定してもよい。
本開示の光源ユニットは、例えば、高輝度の点光源を必要とするプロジェクタに好適に使用され得る。このようなプロジェクタは、例えば、一般家庭、学校、病院、企業、行楽施設で使用される表示装置として広く利用され得る。
1 プロジェクタ
3 光源ユニット
5 電源ユニット
7 制御ユニット
11 冷却用ファン装置
13 ケース
15 基板
17 電子・電気部品
19 レンズ
23 高圧放電ランプ
24 凹面反射鏡
24f 凹面反射鏡の前端
25 第1の給電線(リード線)
27 第2の給電線(リード線)
27a 第2の給電線における撓みを有する部分
27b 第2の給電線の第1部分
27c 第2の給電線の第2部分
32 凹面反射鏡の開口
33 ベース
33a、33b スリット状開口
34 補強部材
34a 溝(凹部)
34b 補強部材の開口
34f 補強部材の前端
35 ベースの開口
36 規制部材
36a 第1の線状部分
36b 第2の線状部分
36c 第1の板状部分
36d 第2の板状部分
36e 平坦部
36f 第1の板状部分の開口部
36z 規制部材と第2の給電線との接続部
37 補強ベース部材
40 通風用穴
41 放電空間
43 発光部
45 封止部
47 封止部
48 放電容器
49 電極構成体
51 電極構成体
53、55 電極
57、59 金属箔
61 第1の外部電極
63 第2の外部電極
65 貫通孔
67、69 電極軸
71、73 電極コイル
75 トリガー線
81 反射面
81r 凹面反射鏡の後端
82 反射鏡の基材
82a 反射鏡の外周部
82b 反射鏡の内周部
84 反射鏡の中心軸
107 接続スリーブ
109 接続スリーブ
212 丸型端子

Claims (19)

  1. 第1および第2の外部電極を両端に有し、前記第1および第2の外部電極に給電することによって光を放射する高圧放電ランプと、
    前記高圧放電ランプから放射された光を反射する凹面反射鏡であって、前記高圧放電ランプの一端を受け入れる開口を中心に有する凹面反射鏡と、
    前記第1の外部電極に第1の給電線を接続することを可能にするように前記高圧放電ランプの前記一端を保持するベースと、
    前記凹面反射鏡の背面の少なくとも一部を覆う補強部材と、
    少なくとも一部が前記凹面反射鏡の前記背面と前記補強部材とに挟まれて保持された規制部材であって、導電性材料から形成されており、前記第2の外部電極に接続された第2の給電線の可動範囲を規制する規制部材と、
    を備え、
    前記規制部材は、前記第2の給電線の一部に接触し、前記高圧放電ランプの位置ずれが生じる方向における前記第2の給電線の可動範囲を規制する、光源ユニット。
  2. 前記凹面反射鏡は前記第2の給電線を通す貫通孔を有し、
    前記規制部材は、前記第2の給電線のうち前記貫通孔から前記凹面反射鏡の背面側に出ている部分に接触している、請求項1に記載の光源ユニット。
  3. 前記補強部材は、前記規制部材の一部を前記凹面反射鏡の前記背面に固定するように、前記凹面反射鏡の前記背面に接着されている、請求項1または2に記載の光源ユニット。
  4. 前記規制部材は、前記第2の給電線に固着されている、請求項1から3のいずれかに記載の光源ユニット。
  5. 前記補強部材は、前記ベースに連結している、請求項1から4のいずれかに記載の光源ユニット。
  6. 前記補強部材および前記ベースは、同一の材料から形成され、一体化されている、請求項5に記載の光源ユニット。
  7. 前記凹面反射鏡の後端から前端までの距離をLとするとき、
    前記補強部材は、前記凹面反射鏡の前記後端から0.1×Lの距離を持つ領域よりも前記前端側に拡がる部分を有している、請求項1から6のいずれかに記載の光源ユニット。
  8. 前記補強部材を前記凹面反射鏡の前記背面側から視たとき、
    前記補強部材は、前記ベースの周りを帯状に取り囲んでいる、請求項1から7のいずれかに記載の光源ユニット。
  9. 前記凹面反射鏡は、非晶質ガラスから形成された基材と、前記基材上に設けられた反射層とを有しており、
    前記補強部材は、金属、セラミックス、非晶質ガラス、および結晶化ガラスの少なくともひとつから形成されている、請求項1から8のいずれかに記載の光源ユニット。
  10. 前記規制部材は、
    前記凹面反射鏡の前記背面と前記補強部材との間に位置する第1の線状部分と、
    前記凹面反射鏡の前記背面と前記補強部材との間の外側に位置する第2の線状部分と、を有し、
    前記第2の線状部分は前記第2の給電線に固着されている、請求項1から9のいずれかに記載の光源ユニット。
  11. 前記規制部材の前記第2の線状部分の両端は、前記第1の線状部分に接続されている、請求項10に記載の光源ユニット。
  12. 前記規制部材の前記第1の線状部分および前記2の線状部分は、連続した導電線から形成されている、請求項10または11に記載の光源ユニット。
  13. 前記補強部材は、前記規制部材の前記第1の線状部分の少なくとも一部を受け入れる溝を有している、請求項10から12のいずれかに記載の光源ユニット。
  14. 前記溝は、
    前記補強部材において、前記高圧放電ランプを囲む円周上の少なくとも一部に設けられている第1溝部分と、前記第1溝部分から前記補強部材の端に達する第2溝部分と、
    を有する、請求項13に記載の光源ユニット。
  15. 前記規制部材は、
    前記凹面反射鏡の前記背面と前記補強部材との間に位置する第1の板状部分と、
    前記凹面反射鏡の前記背面と前記補強部材との間の外側に位置する第2の板状部分と、を有しており、
    前記第2の板状部分は前記第2の給電線に固着されている、請求項1から9のいずれかに記載の光源ユニット。
  16. 前記規制部材の前記第1の板状部分は開口を有している、請求項15に記載の光源ユニット。
  17. 前記補強部材は、前記規制部材の前記第1の板状部分を受け入れる凹部を有している、請求項15または16に記載の光源ユニット。
  18. 前記規制部材は、Ni、Ni合金、Fe、Fe合金、ステンレス鋼、Mo、W、およびリン青銅からなる群から選択された少なくともひとつの材料から形成されている、請求項1から17のいずれかに記載の光源ユニット。
  19. 請求項1から18のいずれかに記載の光源ユニットと、
    前記光源ユニットから放射された光を変調して表示のための像を形成するレンズユニットと、
    を備えるプロジェクタ。
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