JP2005085682A5 - - Google Patents

Claims (16)

1. 炭素系物質を含む焼結体により形成され、一定幅で長手方向に延びる板状の形状を有し、その長手方向の一部にのみ実効的に長手方向に延びる開口部を有し、並列に配列された複数個の発熱体と、
   前記発熱体を封止したガラス管と、
   それぞれの前記発熱体に別個に通電可能な複数の接続端子と、
   を有し、
   少なくとも２個の前記発熱体において、その長手方向の一部における断面積が他の部分における断面積より小さく、且つそれらの発熱体は断面積が小さい部分の位置が互いに異なるように、前記開口部が形成されることを特徴とする赤外線電球。
2. 前記開口部がディスク研磨により形成されていることを特徴とする請求項１に記載の赤外線電球。
3. 少なくとも２個の前記発熱体において、その長手方向の一部における断面積が他の部分における断面積より実効的に小さく、それらの発熱体は断面積が小さい部分の位置が互いに異なり且つ断面積が小さい部分の長手方向の端部の位置が互いに重なるように、前記開口部が形成されることを特徴とする請求項１に記載の赤外線電球。
4. 前記発熱体の両端部の断面積が他の部分における断面積より実効的に小さいことを特徴とする請求項１から請求項３のいずれかの請求項に記載の赤外線電球。
5. 少なくとも１本の前記発熱体は、単位面積当たりの発熱量が長手方向に略一定であることを特徴とする請求項１から請求項４のいずれかの請求項に記載の赤外線電球。
6. 請求項１から請求項５のいずれかの請求項に記載の赤外線電球を有することを特徴とする加熱装置。
7. １又は複数個の長手方向に延びる発熱体をガラス管に封止した複数個の赤外線電球を並列に配列し、
   少なくとも２個の前記赤外線電球の発熱体において、その発熱体の長手方向の一部における断面積が他の部分における断面積より実効的に小さく、それらの赤外線電球の発熱体は、断面積が小さい部分の位置が互いに異なり、且つ断面積が小さい部分の長手方向の一端の位置が互いに重なるように、開口部が形成されていることを特徴とする加熱装置。
8. その単位面積当たりの実効的な発熱量が長手方向に略一定である少なくとも１本の赤外線電球を有することを特徴とする請求項６又は請求項７に記載の加熱装置。
9. その単位面積当たりの実効的な発熱量が長手方向の位置によって異なる第１の発熱体と、第２の発熱体と、を有し、
   第１のモードにおいて前記第１の発熱体のみが発熱し、第２のモードにおいて前記第１の発熱体及び前記第２の発熱体が共に発熱し、
   前記第２のモードにおいて、その単位面積当たりの実効的な発熱量が長手方向に略均一となることを特徴とする請求項６から請求項８のいずれかの請求項に記載の加熱装置。
10. 前記第２のモードにおける前記第１の発熱体への印加電力が、前記第１のモードにおける前記第１の発熱体への印加電力より小さいことを特徴とする請求項９に記載の加熱装置。
11. 前記第１のモードと前記第２のモードとで、交流入力電圧を基準とする位相制御により、前記第１の発熱体への印加電力を制御することを特徴とする請求項１０に記載の加熱装置。
12. 所定の場所の温度を検出する温度センサを有し、
    前記温度に応じて、交流入力電圧を基準とする位相制御により、前記第１の発熱体及び第２の発熱体への印加電力を制御することを特徴とする請求項１０に記載の加熱装置。
13. 前記発熱体が炭素系物質を含む焼結体により形成された炭素系発熱体であることを特徴とする請求項６から請求項１０のいずれかの請求項に記載の加熱装置。
14. 前記発熱体の長手方向における、被加熱物の長さ又は位置に応じて、異なる組み合わせで前記発熱体を発熱させる請求項６から請求項１３のいずれかの請求項に記載の加熱装置を有することを特徴とする電子装置。
15. 前記電子装置が、複写機、ファクシミリ、プリンタ、印刷機、定着装置、熱硬化性接着剤を用いた接着装置、券売機、自動改札機、紙容器製造装置又はフィルムの熱融着機であることを特徴とする請求項１４に記載の電子装置。
16. 前記加熱装置が、カラーの塗料を定着させるカラーモードと、白黒の塗料を定着させる白黒モードと、を有し、前記カラーモードにおいて前記発熱体に印加する電力が、前記白黒モードにおいて同一の前記発熱体に印加する電力より大きいことを特徴とする請求項１４に記載の電子装置。