JP5241637B2 - 重合体の製造方法 - Google Patents

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本発明は重合体の製造方法に関する。
洗剤組成物に含まれる分散剤としてアクリル酸系重合体が広く用いられている。かかるアクリル系重合体をレドックス反応により重合した場合、重合後のアクリル系重合体に着色が発生するという問題があり、それを抑制する技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、重合禁止剤としてキノン化合物を含むアクリル酸又はその塩を含有してなる単量体をレドックス開始剤を用いて重合させた後、得られたアクリル酸系重合体に含有されているキノン化合物の含有量がアクリル酸系重合体を構成しているアクリル酸1kgあたり20mg以下となるまでキノン化合物の含有量を低減させ、それにより熱履歴を与えた場合であっても、着色を生じがたいアクリル酸系重合体の製造することができると記載されている。
また、特許文献2には、アクリル酸重合体を製造するに際し、アクリル酸を重合させ、その反応系中、アクリル酸重合体100質量部に対して過酸化水素0.25質量部以上を存在させ、次いで、アクリル酸重合体100質量部に対して還元剤0.25質量部以上を反応系に存在させ、それによりアクリル酸重合体の製造直後の着色を改善し、更に保存中の経時着色を抑制又は防止することができると記載されている。
特開2003−48915号公報 特開2002−241428号公報
本発明の課題は、重合体の着色の発生を効果的に抑制することである。
本発明は、レドックス反応により重合体を合成した後の水溶液を、酸化剤及びpH調整剤を含む系とする重合体の製造方法であって、重合体を合成した後の水溶液に、pH調整剤を初期投入した後、さらにpH調整剤を追加投入するものである。
本発明によれば、重合体を合成した後の水溶液に、pH調整剤を初期投入した後、さらにpH調整剤を追加投入することにより重合体の着色の発生を効果的に抑制することができる。
以下、実施形態について詳細に説明する。
本実施形態に係る重合体の製造方法では、レドックス反応により重合体を合成した後の水溶液を、酸化剤及びpH調整剤を含む系とする。そして、このとき、重合体を合成した後の水溶液に、pH調整剤を初期投入した後、さらにpH調整剤を追加投入する。
本実施形態に係る重合体の製造方法では、レドックス反応により重合体を合成するが、その重合法は水溶液を用いた溶液重合法である。
ここで、水溶液でレドックス反応により合成される重合体としては、例えば、アクリル酸系重合体(アクリル酸系共重合体も含む。)、メタクリル酸重合体等が挙げられる。上記重合体のうち洗剤組成物に含まれる分散剤として用いられるアクリル酸系重合体では特に着色の発生抑制が求められる。アクリル酸系重合体の原材料となる単量体はアクリル酸又はその塩である。アクリル酸系重合体の原材料となる市販のアクリル酸には、その重合を抑制するためにキノン化合物等の重合禁止剤がアクリル酸1kgに対して200mg程度含まれている。
レドックス反応で用いる酸化剤としては、例えば、酸素、オゾン、過酸化水素、過酸化ベンゾイル等が挙げられ、また、還元剤としては、例えば、亜硫酸水素塩、鉄(II価)
イオン、クロムイオン、亜硫酸塩等が挙げられる。これらのうち、酸素と亜硫酸水素塩との組み合わせが好ましく、酸素と重亜硫酸ソーダとの組み合わせがより好ましい。
酸化剤及び還元剤の添加量は、いずれも単量体100質量部に対して0.01〜3質量部とすることが好ましい。また、空気等のガス状の酸化剤を用いる場合には、酸化剤の量は、標準状態(273K、101.3kPa)において、還元剤1モルあたり10L以上とすることが好ましい。
本実施形態に係る重合体の製造方法では、重合体を合成した後の水溶液を、酸化剤を含む系とする。
ここで、水溶液中の重合体の含有量は、生産性及びハンドリングの観点から20〜50質量%であることが好ましく、35〜45質量%であることがより好ましい。
酸化剤としては、例えば、過酸化水素、過硫酸ナトリウム等が挙げられる。酸化剤は、単一種だけが含まれていてもよく、また、複数種が含まれていてもよい。この酸化剤は、レドックス反応で用いた酸化剤の残留物であってもよく、また、重合体を合成した後の水溶液に新たに投入したものであってもよい。上記酸化剤のうち重合体へ着色抑制効果が高いという観点から過酸化水素が好ましい。水溶液への過酸化水素の導入は、過酸化水素水や水溶液中で過酸化水素を発生する過炭酸塩及び過ケイ酸塩などの過酸化物を投入して攪拌混合することにより行うことができる。
酸化剤の添加量は、重合体の脱色効果及び経済性の観点から、重合体の含有量に対して2000〜30000ppmとすることが好ましく、5000〜20000ppmとすることがより好ましい。
本実施形態に係る重合体の製造方法では、また、重合体を合成した後の水溶液を、pH調整剤を含む系とする。このとき、重合体を合成した後の水溶液に、pH調整剤を初期投入した後、さらにpH調整剤を追加投入する。
ここで、pH調整剤としては、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ剤が挙げられる。初期投入或いは追加投入するpH調整剤は、単一種だけであってもよく、また、複数種であってもよい。上記pH調整剤のうち水酸化ナトリウムが好ましい。水溶液へのアルカリ剤の導入は、アルカリ剤水溶液を投入して攪拌混合することにより行うことができる。
初期投入するpH調整剤の投入量は、酸化剤の活性が高まるように、水溶液のpHが10〜13となる量とすることが好ましく、水溶液のpHが11.5〜12.8となる量とすることがより好ましい。
pH調整剤の初期投入は、重合体を合成した直後に行ってもよく、また、重合終了から時間間隔をおいて行ってもよい。重合終了から時間間隔をおいてpH調整剤の初期投入を行う場合、その時間間隔、つまり、熟成時間は30〜180分とすることが好ましく、60〜120分とすることがより好ましい。
pH調整剤の初期投入は、一時乃至短時間に一度に行ってもよく、また、経時的に連続して行ってもよい。なお、pH調整剤の初期投入に要する時間は、重合体の製造スケールにもよるが、前者の場合には例えば5〜10分であり、後者の場合には例えば20〜40分である。
pH調整剤の初期投入時に併せて酸化剤も投入する場合、pH調整剤を投入した後に酸化剤を投入してもよく、また、酸化剤を投入した後にpH調整剤を投入してもよい。
追加投入するpH調整剤は、初期投入するpH調整剤と同じであってもよく、また、異なっていてもよい。
追加投入するpH調整剤の投入量は、初期投入したpH調整剤の投入量100質量部に対して10〜300質量部が好ましく、20〜200質量部が更に好ましい。
pH調整剤の追加投入は、一時乃至短時間に一度に行ってもよく、また、経時的に連続して行ってもよい。なお、pH調整剤の追加投入に要する時間は、重合体の製造スケールにもよるが、前者の場合には例えば5〜10分であり、後者の場合には例えば20〜40分である。
pH調整剤の追加投入の時期は、pH調整剤の初期投入直後に連続して行ってもよく、また、pH調整剤の初期投入から時間間隔をおいて行ってもよい。従って、pH調整剤の初期投入を一度に行うのに引き続いてpH調整剤の追加投入を経時的に連続して行ってもよく、pH調整剤の初期投入を経時的に連続して行うのに引き続いてpH調整剤の追加投入を経時的に連続して行ってもよく、pH調整剤の初期投入を経時的に連続して行うのに引き続いてpH調整剤の追加投入を一度に行ってもよい。また、pH調整剤の初期投入を一度に行った後、時間間隔をおいてpH調整剤の追加投入を一度に行ってもよく、pH調整剤の初期投入を一度に行った後、時間間隔をおいてpH調整剤の追加投入を経時的に連続して行ってもよく、pH調整剤の初期投入を経時的に連続して行った後、時間間隔をおいてpH調整剤の追加投入を経時的に連続して行ってもよく、pH調整剤の初期投入を経時的に連続して行った後、時間間隔をおいてpH調整剤の追加投入を一度に行ってもよい。但し、本出願において、pH調整剤の初期投入及び追加投入には、pH調整剤の初期投入を一度に行うのに引き続いてpH調整剤の追加投入を一度に行う場合は含まれない。pH調整剤の初期投入から時間間隔をおいてpH調整剤の追加投入を行う場合、pH調整剤の追加投入の時期は、pH調整剤の初期投入による発泡等が鎮まった時点、或いは、水溶液のpHが7〜10まで変化した時点であることが好ましい。具体的には、その時間間隔、つまり、熟成時間は10〜50分とすることが好ましく、20〜40分とすることがより好ましい。
以上の工程において、水溶液の温度は10〜70℃に調温することが好ましく、30〜50℃に調温することがより好ましい。
pH調整剤の追加投入の回数は複数回でもよく、重合体の着色の発生抑制及び生産性の観点から1〜4回が好ましく、1〜2回がより好ましい。
以上の本実施形態に係る重合体の製造方法によれば、上記のように重合体を合成した後の水溶液に、pH調整剤を初期投入した後、さらにpH調整剤を追加投入することにより、酸化剤の高活性が得られ、重合体の着色の発生を効果的に抑制することができる。
(重合体の調整)
容量20mの反応槽内にプロセスウォーター(逆浸透膜を1回通した水である。以下、「PW」という。)6896.6kgを入れて攪拌すると共に、それを反応槽に設けられた静止型混合器を有する循環ラインに循環させた。
次に、反応槽内のPWに、98質量%アクリル酸水溶液5200kg及び50質量%水酸化ナトリウム水溶液5403.8kgをそれぞれ別の滴下口から滴下すると共に、35質量%重亜硫酸ソーダ水溶液856.2kg及び空気70m/h(標準状態)をそれぞれ別のノズルから循環ラインに供給する操作を10時間連続して行った。このとき、反応槽内及び循環ライン内の温度が30〜40℃に保たれるように反応槽のジャケット及び循環ライン中の熱交換器で温度調節を行った。
そして、滴下終了後、反応槽内に空気のみを2時間吹き込み、アクリル酸ナトリウム重合体の合成を行った。
(酸化剤及びpH調整剤の投入)
上記で調整した重合体を合成した後の水溶液について、以下の実施例1〜3並びに比較例1及び2のように酸化剤及びpH調整剤の投入を行った。なお、それぞれの条件については表1にも示す。
<実施例1>
上記で得られた40質量%アクリル酸ナトリウム重合体水溶液(pH:6.41、APHA:200)180gを採り、これにpH調整剤の水酸化ナトリウムを含む48質量%水酸化ナトリウム水溶液1.98gを初期投入してpHを12.6に調整した。その際、水溶液のAPHAは500であった。なお、pHはpH計 WM−50EG(東亜ディーケーケー社製)を用いて測定し、また、APHAは石油製品色試験器 OME2000(日本電色社製)を用いて測定した(以下、同様)。
次に、その水溶液を容量300mLの3ツ口セパラブルフラスコに入れ、それを40℃に調温して均一に攪拌しながら酸化剤の過酸化水素を含む30質量%過酸化水素水(和光純薬工業社製)9gを投入した。過酸化水素の投入量はアクリル酸ナトリウム重合体の含有量に対して15000ppmである。
続いて30分間熟成させた後、再度48質量%水酸化ナトリウム水溶液0.61g(初期投入の31%、従って、初期投入量100質量部に対し31質量部)を追加投入して1時間熟成させた。
この実施例1では、48質量%水酸化ナトリウム水溶液のトータル投入量は2.59gである。
<比較例1>
上記で得られた40質量%アクリル酸ナトリウム重合体水溶液180gを採り、これに48質量%水酸化ナトリウム水溶液2.59gを一度に初期投入してpHを13.22に調整した。
次に、その水溶液を容量300mLの3ツ口セパラブルフラスコに入れ、それを40℃に調温して均一に攪拌しながら30質量%過酸化水素水9gを投入して1時間熟成させた。その際、水溶液のAPHAは100になった。
この比較例1では、48質量%水酸化ナトリウム水溶液のトータル投入量は実施例1と同じく2.59gである。
<実施例2>
上記で得られた40質量%アクリル酸ナトリウム重合体水溶液180gを採り、これに48質量%水酸化ナトリウム水溶液2.16gを初期投入してpHを12.15に調整した。
次に、その水溶液を容量300mLの3ツ口セパラブルフラスコに入れ、それを40℃に調温して均一に攪拌しながら30質量%過酸化水素水9gを投入した。
続いて30分間熟成させた後、再度48質量%水酸化ナトリウム水溶液1.03g(初期投入の48%、従って、初期投入量100質量部に対し48質量部)を追加投入して1時間熟成させた。
この実施例2では、実施例1よりも、水酸化ナトリウム水溶液の初期投入量及び追加投入量をそれぞれ増やしており、48質量%水酸化ナトリウム水溶液のトータル投入量は3.19gである。
<実施例3>
上記で得られた40質量%アクリル酸ナトリウム重合体水溶液180gを採り、これに48質量%水酸化ナトリウム水溶液2.16gを初期投入してpHを12.16に調整した。
次に、その水溶液を容量300mLの3ツ口セパラブルフラスコに入れ、それを40℃に調温して均一に攪拌しながら30質量%過酸化水素水9gを投入した。
続いて30分間熟成させた後、再度48質量%水酸化ナトリウム水溶液3.96g(初期投入の183%、従って、初期投入量100質量部に対し183質量部)を追加投入して1時間熟成させた。
この実施例3では、実施例2よりも、水酸化ナトリウム水溶液の追加投入量を約4倍に増やしており、従って、水酸化ナトリウムを多量に投入しており、48質量%水酸化ナトリウム水溶液のトータル投入量は6.12gである。
<比較例2>
上記で得られた40質量%アクリル酸ナトリウム重合体水溶液180gを採り、これに48質量%水酸化ナトリウム水溶液6.12gを一度に投入してpHを13.72に調整した。
次に、その水溶液を容量300mLの3ツ口セパラブルフラスコに入れ、それを40℃に調温して均一に攪拌しながら30質量%過酸化水素水9gを投入して1時間熟成させた。
この比較例2では、48質量%水酸化ナトリウム水溶液のトータル投入量は実施例3と同じく6.12gである。
Figure 0005241637
(試験評価方法)
実施例1〜3並びに比較例1及び2のそれぞれで得られた水溶液について、pH、APHA、及び過酸化水素の分解率を求めた。過酸化水素の分解率は、分解した過酸化水素量を添加した過酸化水素量で除した値に100を乗じて求めた。
(試験評価結果)
試験結果を表1に示す。
pHは、実施例1が11.07及び比較例1が10.7、実施例2が13.09、並びに実施例3が13.33及び比較例2が13.38であった。
APHAは、実施例1が80及び比較例1が100、実施例2が70、並びに実施例3が60及び比較例2が100であった。
過酸化水素の分解率は、実施例1が83.2%及び比較例1が67.2%、実施例2が97.9%、並びに実施例3が97.2%及び比較例2が98.6%であった。
実施例1〜3と比較例1及び2とを比較すると、水酸化ナトリウム水溶液の初期投入及び追加投入を行った実施例1〜3の方が一度に投入を行った比較例1及び2よりもAPHAが低い、つまり、着色抑制効果が高いことが分かる。
特に、実施例1と比較例1とを比較すると、両者は水酸化ナトリウム水溶液のトータル投入量が同じ2.59gであるにも関わらず、初期投入及び追加投入を行った実施例1の方が初期に一度に投入を行った比較例1よりもAPHAが低いことが分かる。また、実施例1の方が比較例1よりも過酸化水素の分解率が高いことが分かる。
また、実施例3と比較例2とを比較すると、両者は水酸化ナトリウム水溶液のトータル投入量が同じ6.12gで多量であることから、いずれも過酸化水素の分解率は同水準であるが、APHAに関しては、初期投入及び追加投入を行った実施例3の方が初期に一度に投入を行った比較例2よりも低いことが分かる。
本発明は重合体の製造方法について有用である。

Claims (7)

  1. レドックス反応により(メタ)アクリル酸系重合体を合成した後のキノン化合物を含む水溶液を、過酸化物及びアルカリ剤を含む系とする重合体の製造方法であって、
    重合体を合成した後の水溶液に、アルカリ剤pH11.5〜12.8になるように初期投入した後、過酸化物を投入してpH7.0〜10.0に変化したら、さらにアルカリ剤を追加投入する重合体の製造方法。
  2. 上記水溶液へのアルカリ剤の追加投入を、上記水溶液へのアルカリ剤の初期投入から10〜50分の時間間隔をおいて行う請求項1に記載された重合体の製造方法。
  3. レドックス反応により(メタ)アクリル酸系重合体を合成した後のキノン化合物を含む水溶液を、過酸化物及びアルカリ剤を含む系とする重合体の製造方法であって、
    重合体を合成した後の水溶液に、アルカリ剤をpH11.5〜12.8になるように初期投入した後、10〜50分の時間間隔をおいて、さらにアルカリ剤を追加投入する重合体の製造方法。
  4. 重合体を合成した後の水溶液に過酸化物を投入する請求項3に記載された重合体の製造方法。
  5. 上記酸化が過酸化水素である請求項1乃至のいずれかに記載された重合体の製造方法。
  6. 上記水溶液に初期投入及び追加投入するアルカリ剤が水酸化ナトリウムである請求項1乃至のいずれかに記載された重合体の製造方法。
  7. 追加投入するアルカリ剤の投入量が初期投入するアルカリ剤の投入量100質量部に対し10〜300質量部である請求項1乃至のいずれかに記載された重合体の製造方法。
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