JP5238070B2 - 内燃機関に用いられる燃料噴射弁 - Google Patents

内燃機関に用いられる燃料噴射弁 Download PDF

Info

Publication number
JP5238070B2
JP5238070B2 JP2011505438A JP2011505438A JP5238070B2 JP 5238070 B2 JP5238070 B2 JP 5238070B2 JP 2011505438 A JP2011505438 A JP 2011505438A JP 2011505438 A JP2011505438 A JP 2011505438A JP 5238070 B2 JP5238070 B2 JP 5238070B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control valve
chamber
pressure
valve member
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011505438A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011518979A (ja
Inventor
グリュンベルガー アンドレアス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Robert Bosch GmbH
Original Assignee
Robert Bosch GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Robert Bosch GmbH filed Critical Robert Bosch GmbH
Publication of JP2011518979A publication Critical patent/JP2011518979A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5238070B2 publication Critical patent/JP5238070B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M47/00Fuel-injection apparatus operated cyclically with fuel-injection valves actuated by fluid pressure
    • F02M47/02Fuel-injection apparatus operated cyclically with fuel-injection valves actuated by fluid pressure of accumulator-injector type, i.e. having fuel pressure of accumulator tending to open, and fuel pressure in other chamber tending to close, injection valves and having means for periodically releasing that closing pressure
    • F02M47/027Electrically actuated valves draining the chamber to release the closing pressure
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M63/00Other fuel-injection apparatus having pertinent characteristics not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00; Details, component parts, or accessories of fuel-injection apparatus, not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M39/00 - F02M61/00 or F02M67/00; Combination of fuel pump with other devices, e.g. lubricating oil pump
    • F02M63/0012Valves
    • F02M63/0031Valves characterized by the type of valves, e.g. special valve member details, valve seat details, valve housing details
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M63/00Other fuel-injection apparatus having pertinent characteristics not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00; Details, component parts, or accessories of fuel-injection apparatus, not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M39/00 - F02M61/00 or F02M67/00; Combination of fuel pump with other devices, e.g. lubricating oil pump
    • F02M63/0012Valves
    • F02M63/0031Valves characterized by the type of valves, e.g. special valve member details, valve seat details, valve housing details
    • F02M63/0033Lift valves, i.e. having a valve member that moves perpendicularly to the plane of the valve seat
    • F02M63/0035Poppet valves, i.e. having a mushroom-shaped valve member that moves perpendicularly to the plane of the valve seat
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M63/00Other fuel-injection apparatus having pertinent characteristics not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00; Details, component parts, or accessories of fuel-injection apparatus, not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M39/00 - F02M61/00 or F02M67/00; Combination of fuel pump with other devices, e.g. lubricating oil pump
    • F02M63/0012Valves
    • F02M63/007Details not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of the groups F02M63/0014 - F02M63/0059
    • F02M63/0073Pressure balanced valves

Description

本発明は、内燃機関の燃焼室内への燃料噴射のために使用されるような、内燃機関に用いられる燃料噴射弁に関する。
背景技術
有利には内燃機関の燃焼室内に直接に燃料を噴射するために使用されるような燃料噴射弁は、久しく以前より公知先行技術に基づき知られている。いわゆるコモンレール原理により作動する噴射システムにおいては、高圧ポンプによって圧縮された燃料が、レール内に提供され、この燃料はインジェクタによって内燃機関の各燃焼室内に噴射される。噴射はノズルニードルによって制御される。このノズルニードルは長手方向運動を実施し、これにより1つまたは複数の噴射開口を開閉させる。特に高い圧力下での燃料の噴射の場合には、ノズルニードルを直接に電気的なアクチュエータによって運動させることは不都合であるか、または不可能であるので、圧縮された燃料によってノズルニードルに加えられるハイドロリック的な力が制御のために使用される。このためには、燃料噴射弁内に制御室が形成されており、この制御室の力が直接的または間接的にノズルニードルに作用し、これによってノズルニードルをノズルシートへ押圧するので、ノズルニードルは噴射開口を閉鎖する。制御室内の圧力を変えること、ひいてはノズルニードルに加えられる閉鎖力を変えることにより、ノズルニードルの長手方向運動を的確に制御することができる。
制御室内の燃料圧には、制御弁によって影響が与えられる。この場合、制御室は交互に、低い圧力が形成されている漏れオイル室に接続されるか、またはこの接続が、この制御弁によって遮断される。ドイツ連邦共和国特許出願公開第102004030445号明細書に基づき公知の燃料噴射弁は、このような制御弁を有している。この制御弁はこの場合、3ポート2位置弁として形成されていて、一方では高圧源に対する制御室の接続を制御し、他方では漏れオイル室に対する接続を制御する。この場合、高圧源からは、圧縮された燃料が噴射弁に供給され、漏れオイル室は低圧を有している。この制御弁は制御弁部材を有しており、この制御弁部材は電気的なアクチュエータ、たとえば電磁石(ソレノイド)またはピエゾアクチュエータによって制御弁室の内部で運動され得る。こうして、この制御弁部材は第1の制御弁座および第2の制御弁座と協働する。制御弁部材が第1の制御弁座に当て付けられていると、漏れオイル室に対する制御弁室の接続もしくは低圧範囲に対する接続を有する漏れ接続部に対する制御弁室の接続は閉じられる。ノズルニードルの制御室から制御弁室に通じた流出絞りも、高圧通路を制御通路に接続するバイパス絞りも、制御弁室に通じているので、この流出絞りを介して制御室に対する高圧通路の接続が生ぜしめられる。
制御室内の圧力を低下させたい場合には、電気的なアクチュエータによって制御弁部材が、第1の制御弁座から離れる方向に運動させられて、第2の制御弁座に当て付けられる。これにより、漏れオイル室に対する制御弁室の接続は開かれ、それと同時に、高圧通路を制御弁室に接続するバイパス絞りは閉じられる。これにより制御室の流出絞りから制御弁室を介して漏れオイル室にまで通じた接続が生ぜしめられることにより、制御室内の燃料圧の流出が生ぜしめられ、ひいては制御室において、相応する圧力低下が生ぜしめられる。このことは、ノズルニードルに作用する閉鎖圧の低下をもたらし、最終的にはノズルシートから離れる方向でのノズルニードルの運動および噴射開口の開放をもたらす。
さらに、極めて類似した作動形式を有する制御弁が国際公開第2006/067015号パンフレットに基づき公知である。この制御弁は、上記制御弁とほぼ同じ作動形式で作動する。この場合にも、制御弁部材は制御弁室の燃料圧によって取り囲まれていて、ひいては全ての側で制御弁室の燃料圧によって負荷されている。この制御弁は上で説明したように、制御弁部材が最初は第1の制御弁座に当て付けられていて、そして電気的なアクチュエータによって制御弁室内へ突入運動させられ、その結果、第2の制御弁座に当て付けられるように作動する。この場合、制御弁部材は第1の制御弁座から離れる方向で制御弁室内の燃料圧に抗して運動させられなければならない。制御弁室内には、初期に少なくともほぼノズルニードルの制御室内の圧力が形成されていて、この圧力は供給された燃料高圧にほぼ相当しているので、この力は極めて高く形成される。このことは、相応して高い出力を有する、相応して強力なアクチュエータを前提条件とする。
さらに、上記公知の制御弁には、次のような欠点がある。すなわち、制御弁部材が、強力なばねによって第1の制御弁座に向かってプリロード(予荷重)をかけられている。このことは、制御弁室内の制御弁部材の運動により制御弁部材に加えられるハイドロリック的な力が著しく変化する場合でも、制御弁の信頼性の良い閉鎖を確保するために必要となる。しかし、極めて強力に形成された閉鎖ばねには、次のような欠点がある。すなわち、比較的小さな噴射圧の場合にも、つまり制御弁室内に小さな燃料圧しかかけられていない場合でも、制御弁部材は、極めて強力なばねによって第1の制御弁座に押圧される。このことは、第1の制御弁座において不必要に高い摩耗を招き、このことは燃料噴射弁の寿命に不都合な影響を与える恐れがある。
発明の利点
請求項1の特徴部に記載の特徴を有する本発明による燃料噴射弁、すなわち、燃料を高い圧力下に噴射するための、内燃機関に用いられる燃料噴射弁であって、ノズルニードルが設けられており、該ノズルニードルが、該ノズルニードルの長手方向運動によって弁座と協働し、これによって少なくとも1つの噴射開口を開閉するようになっており、ノズルニードルが、制御室内の圧力によって、弁座の方向に向けられた閉鎖力を受けるようになっており、さらに弁体内に形成された制御弁が設けられており、該制御弁によって前記制御室内の圧力が調節可能であり、該制御弁が、前記制御室に接続された制御弁室を有しており、該制御弁室内に制御弁部材が長手方向運動可能に配置されていて、その長手方向運動によって制御弁室と漏れオイル室との接続を開閉するようになっている形式のものにおいて、制御弁部材が、制御弁室内の圧力によって取り囲まれており、制御弁部材が制御弁室と漏れオイル室との接続を閉鎖すると、前記制御室内の圧力によって長手方向運動方向で制御弁部材にハイドロリック的な合成力が加えられないか、または極めて小さなハイドロリック的な合成力しか加えられないように制御弁部材が形成されていることを特徴とする燃料噴射弁には、従来ものに比べて次のような利点がある。すなわち、制御弁を用いた噴射の迅速でかつ信頼性の良い切換が可能となり、ひいては品質的に改善された噴射および噴射弁の一層長い寿命が可能となる。このために、制御弁室内に設けられた制御弁部材は、制御室内の圧力によって制御弁部材の長手方向運動の方向におけるハイドロリック的な合成力が加えられないように形成されている。このような構成により、制御弁部材が第1の制御弁座に当て付けられている場合、つまり制御弁部材が漏れオイル室に関して閉鎖位置に位置している場合には、制御弁部材は実際にまたは事実上、力補償(力バランス)されている。このことは、比較的弱いアクチュエータを用いて制御弁部材を制御弁室内で迅速に運動させ、かつ極めて迅速な切換過程を実施することを可能にする。制御弁部材は事実上、力補償されているので、比較的弱い閉鎖ばねで十分となる。この閉鎖ばねの働きにより、制御弁部材は、別の力が存在しない場合には、特に制御弁部材を運動させる電気的なアクチュエータがスイッチオフされている場合には、第1の制御弁座における、漏れオイル室を制御弁室に対して閉鎖する位置に留まるようになる。
第1の有利な実施態様では、制御弁部材が、ピストン状に形成されていて、制御弁室と漏れオイル室との接続を開閉するために第1の制御弁座と協働する。この場合、制御弁部材の、第1の制御弁座とは反対の側の端部は、スリーブ内に案内されている。このスリーブにより、制御弁部材の、第1の制御弁座とは反対の側の端部が、制御弁室の燃料圧によって負荷されるのではなく、制御弁部材の外面の他に、制御弁部材の、第1の制御弁座と協働する範囲だけが制御弁室の燃料圧によって負荷されることが確保されている。制御弁部材の、前記スリーブ内に案内されている区分の直径が、第1の制御弁座の範囲における座範囲の直径と同じ大きさに形成されていると、制御弁部材が第1の制御弁座に当て付けられたときに、制御弁部材にはハイドロリック的な合成力が作用しなくなるので、制御弁部材は力補償されている。
制御弁部材の可動性を確保するためには、前記スリーブと制御弁部材とによって画定される空間が、常時放圧されている低圧室となる。この場合、この低圧室は、常時低い圧力が形成されている漏れオイル室に接続されていると有利である。
制御弁部材を第1の制御弁座に押圧するばねは、前記スリーブと制御弁部材との間に、緊縮プリロードもしくは緊縮予荷重をかけられて配置されていると有利である。これにより、一方では、制御弁部材が、第1の制御弁座に押圧され、他方では前記スリーブが、制御弁室の、第1の制御弁座とは反対の側の壁に押圧される。
本発明のさらに別の有利な実施態様では、制御弁部材が、ピン状に形成されていて、盲孔を有している。この盲孔は制御弁部材の、第1の制御弁座とは反対の側の端部を起点としており、つまり第1の制御弁座とは反対の側に向かって開いている。盲孔内には、内側スリーブが密に配置されているので、制御弁部材と内側スリーブとによって低圧室が画定される。この低圧室は有利には、前記内側スリーブ内に延びる長手方向孔を介して別の低圧室、有利には漏れオイル室に接続されている。このような配置形式では、閉鎖ばねが、低圧室の内部へ、つまり内側の案内スリーブと制御弁部材との間へ、緊縮プリロードをかけられて配置され得るので、閉鎖ばねは制御弁室の燃料圧によって直接に負荷されなくなる。
本発明のさらに別の有利な実施態様では、制御弁室が、当該燃料噴射弁の、燃料高圧を案内する範囲に、バイパス絞りを介して接続可能である。このバイパス絞りはこの場合、制御弁部材が第1の制御弁座から第2の制御弁座へ滑動すると、該バイパス絞りが閉鎖され、制御弁部材が第1の制御弁座に当て付けられると、該バイパス絞りが、制御弁室内での迅速な圧力形成もしくは増圧を生ぜしめ、ひいてはノズルニードルの制御室内でも迅速な圧力形成もしくは増圧を生ぜしめるように配置されている。
以下に、本発明による燃料噴射弁の種々の実施形態を図面につき詳しく説明する。
本発明による燃料噴射弁の主要区分を示す縦断面図である。 図1に示した制御弁の拡大断面図である。 本発明による燃料噴射弁の別の実施形態を示す、図2と同じ拡大断面図である。 本発明による燃料噴射弁のさらに別の実施形態を示す拡大断面図である。
説明
図1には、本発明による燃料噴射弁1が縦断面図で示されている。この燃料噴射弁1は保持体2と、弁体4と、絞りプレートもしくは絞りディスク6と、ノズル体8とを有しており、これらの構成部分は上に挙げた順序で互いに接触している。これらの構成部分は1つの緊締ナット9によって互いに押し合わされる。この緊締ナット9はノズル体8に設けられた肩部に支持されて、保持体2に設けられたねじ山によって保持される。ノズル体8内には、圧力室14が形成されており、この圧力室14内には、ピストン状のノズルニードル10が長手方向移動可能に配置されている。ノズルニードル10の、燃焼室寄りの端部は、シール面11を有しており、ノズルニードル10のこのシール面11はノズルシート13と協働する。ノズルシート13は圧力室14の、燃焼室側の端部に形成されている。ノズルシート13からは1つまたは複数の噴射開口12が導出されており、この噴射開口12は燃料噴射弁1の組込み位置において、内燃機関の燃焼室内に直接に開口している。ノズルニードル10は圧力室14内の真ん中の区分に案内され、この場合、燃料は複数の研削加工部15を通じて噴射開口12にまで案内される。
ノズルニードル10の、弁座とは反対の側の端部は、スリーブ22内に案内されている。この場合、このスリーブ22は、ノズルニードル10を取り囲みかつスリーブ22とは反対の側で段部16に支持されている閉鎖ばね18によって絞りディスク6に押圧される。スリーブ22と、ノズルニードル10の、弁座とは反対の側の端面と、絞りディスク6とによって、制御室20が画定される。この制御室20は燃料で充填されているので、制御室20内の圧力によってノズルニードル10の、弁座とは反対の側の端面にハイドロリック的な力が加えられ、かつノズルニードル10にノズルシート13の方向における力が加えられる。
保持体2と弁体4と絞りディスク6とには、流入通路25が形成されている。この流入通路25を介して、圧縮された燃料が、高い圧力下に燃料高圧源から圧力室14内へ案内される。図2に再度拡大して図示したように、流入通路25は、絞りディスク6に延びる流入絞り40を介して制御室20に接続されている。こうして、ある程度の時間的な遅延を持って、高圧通路である流入通路25と制御室20との間には等しい燃料圧が生じる。
制御室20内の燃料圧を制御するためには、弁体4に制御弁30が設けられている。この場合、制御弁30は制御弁室31を有しており、この制御弁室31は弁体4内の中空室として形成されている。制御弁室31は、絞りディスク6に形成されている流出絞り42を介して、ノズル体8に設けられた制御室20に接続されている。制御弁室31内には、制御弁部材34が長手方向移動可能に配置されており、この場合、この制御弁部材34はピストン状の形状を有している。制御弁部材34の、絞りディスク6とは反対の側の端部には、茸形の拡張部が設けられており、この拡張部にはシール面52が形成されている。このシール面52を用いて制御弁部材34は、制御弁室31の内面に形成されている第1の制御弁座37と協働する。
制御弁部材34の、第1の制御弁座37とは反対の側の端部は、スリーブ36内に案内されている。このスリーブ36は一方の端部で絞りディスク6に支持されている。スリーブ36と制御弁部材34との間には、ばね38が緊縮プリロード(緊縮予荷重)をかけられて配置されている。ばね38の力によって、一方では制御弁部材34が第1の制御弁座37に押圧され、他方ではスリーブ36が絞りディスク6に押圧される。制御弁室31内での制御弁部材34の運動は、ピストン32を介して行われる。このピストン32は保持体2内に配置されていて、電気的なアクチュエータ、たとえば電磁石(ソレノイド)またはピエゾアクチュエータによってその長手方向に運動可能である。ピストン32はこの場合、漏れオイル室23内に位置している。この漏れオイル室23は常時、放圧されていて、小さな燃料圧しか有していない。
スリーブ36と制御弁部材34と絞りディスク6とによって、低圧室54が画定される。この低圧室54は漏れオイル流出路45を介して常時放圧されている。この漏れオイル流出路45はこの場合、たとえば漏れオイル室23との接続路を成していてよい。
図示の燃料噴射弁の機能形式は以下の通りである:噴射の開始時では、制御弁部材34が、ばね38によって駆動されて第1の制御弁座37に当て付けられた状態にある。制御弁室31は流出絞り42を介して制御室20に接続されており、この制御室20は流入絞り40を介して高圧通路もしくは流入通路25に接続されているので、制御室20内においても、制御弁室31内においても、流入通路25内にも形成されているような高い燃料圧が生じる。低圧室54は無圧状態となるか、または極めて小さな圧力しか有しないので、低圧室54内の圧力によって制御弁部材34には極めて小さな力しか加えられない。制御室20内の燃料圧により、ノズルニードル10の、弁座とは反対の側の端面には、ノズルシート13の方向へ向かってハイドロリック的な力が加えられ、このハイドロリックな力はノズルニードル10をノズルシート13に圧着させる。ノズルニードル10がノズルシート13に当て付けられているので、圧力室14は噴射開口12に対してシールされるので、燃料は圧力室14から内燃機関の燃焼室内へ流入することができない。噴射を行いたい場合には、電気的なアクチュエータ(図示しない)によってピストン32がノズル体8の方向へ運動させられ、これにより制御弁部材34は第1の制御弁座37から離れる方向に運動させられて、第2の制御弁座39に当て付けられる。これにより、制御弁部材34のシール面52と第1の制御弁座37との間には、制御室31を漏れオイル室23に接続する接続が制御されるので、制御弁室31内の圧力は迅速に低下する。制御室20から流出絞り42を介して制御弁室31内へ後流した燃料は、制御室20内でも圧力低下を生ぜしめる。この場合、流出絞り42と流入絞り40とは、流出絞り42を介して、同じ時間に流入絞り40を介して高圧通路25から後流してくる燃料よりも多くの燃料が流出するように設定されている。制御室20内で減少した燃料圧は、ノズルニードル10の、弁座とは反対の側の端面へ加えられるハイドロリックな力の減少をもたらすので、通常ではノズルニードル10、特にシール面11の一部に作用しているハイドロリックな力の減少によって、ノズルニードル10はノズルシート13から持ち上げられて、閉鎖ばね18の力に抗して絞りディスク6の方向へ運動させられるようになる。これにより、シール面11とノズルシート13との間には遊びが開制御され、この遊びによって燃料は圧力室14から噴射開口12へ流入し、そしてこれらの噴射開口12を通じて内燃機関の燃焼室内へ噴射される。噴射を終了させるためには、電気的なアクチュエータが作動させられ、制御弁部材34がピストン32を介して戻されて、第1の制御弁座37に当て付けられる。こうして制御弁室31と漏れオイル室23との接続が遮断されたので、流入絞り40を介して制御室20内には迅速に再び高い燃料圧が形成され、そして流出絞り42を介して制御弁室31内にも再び高い燃料圧が形成される。
制御弁部材34のシール面52はシール縁部50を有している。このシール縁部50によって制御弁部材34は第1の制御弁座37に接触している。シール縁部50の直径はこの場合、制御弁部材34の、スリーブ36内に案内されている区分の直径に相当している。制御弁室31の燃料圧はシール面52の、シール縁部50に対して半径方向外側に位置する部分にしか作用しないので、このハイドロリックな力は制御弁部材34の茸形の拡張部の下面に作用する、対応する対抗力によって補償され、これにより制御弁部材34は制御弁室31内の燃料圧によって、制御弁部材34の長手方向運動の方向に作用するハイドロリック的な合成力を受けなくなり、ひいては力補償されている。
図3には、図2と同様の図面で制御弁30´の別の実施形態が図示されている。この場合、同じ構成要素は同一の符号で示されており、図2に図示した構成要素と同一の構成要素に関しては、詳しい説明を省略する。ピストン状の制御弁部材34´はこの実施形態では、盲孔33を有しており、この盲孔33の開いた端部は第1の制御弁座37とは反対の側に向けられている。盲孔33内には、内側スリーブ48が配置されている。この内側スリーブ48は長手方向通路49を有しており、この長手方向通路49は内側スリーブ48の全長を貫いて延びている。内側スリーブ48と制御弁部材34´とによって低圧室54´が画定され、この場合、ばね38´が配置されている。ばね38´はこの場合、緊縮プリロードもしくは緊縮予荷重をかけられて配置されている。このばね38´の働きにより、一方では内側スリーブ48が絞りディスク6に、つまり第2の制御弁座39に押圧され、他方では制御弁部材34´が第1の制御弁座37に押圧されるようになる。長手方向孔である長手方向通路49を介して低圧室54´は漏れオイル流出路45が接続されているので、制御弁部材34´の内室、つまり低圧室54´は常時無圧状態となる。
制御弁部材34´が力補償されることを達成するために、制御弁部材34´のシール縁部50は、このシール縁部50が内側スリーブ48と同じ直径を有するように形成されている。制御弁30´が閉じられた状態では、つまり制御弁部材34´が第1の制御弁座37に当て付けられている状態では、シール面52´の半径方向外側に位置する部分しか制御弁室31内の燃料圧によって負荷されないので、このことは第2の制御弁座39の方向におけるハイドロリック的な合成力を生ぜしめる。しかし、それと同時に、制御弁部材34´の、第2の制御弁座39に面した側の面も、同じく制御弁室31内の燃料圧によって負荷されるので、両ハイドロリックな力は互いに相殺し合い、制御弁部材34´は力補償されている。
制御弁30´のその他の機能は、図2に示した実施形態と同一であるが、ただし例外として、図3の実施形態では、絞りディスク6に付加的にバイパス絞り43が設けられている。このバイパス絞り43は圧力室14を制御弁室31に接続しており、この場合、バイパス絞り43は、制御弁部材34´が第2の制御弁座39に当て付けられると、このバイパス絞り43が制御弁部材34´によって閉じられるように制御弁室31に開口している。これにより、制御弁30´が開かれた状態では、制御室20内の圧力減少速度もしくは減圧速度が減速して、ノズルニードル10の遅延された開放を招いてしまうことが阻止される。しかし、噴射の終了時では、つまり制御弁部材34´が再び第1の制御弁座37に当て付けられると、制御弁室31はバイパス絞り43を介して極めて迅速に、高い圧力下の燃料で再び充填されるので、制御室20は流入絞り40を介してだけでなく、制御弁室31から流出絞り42を経由した燃料の流入によっても、高い圧力下の燃料で極めて迅速に充填される。このことは、ノズルニードル10の迅速は閉鎖をもたらす。このことは、燃料が、緩慢に閉じるノズルニードル10によって低い圧力下に噴射開口12を通じて内燃機関の燃焼室内へ後滴下しないようにするために特に重要となる。このように燃料が燃焼室内へ後滴下することは、有害物質富含の燃焼を招く恐れがある。
図4には、本発明による制御弁30´´のさらに別の実施形態が示されている。図4に示した実施形態は、次の点で、図2に示した制御弁の実施形態とは異なっている。すなわち、図4に示した実施形態では、低圧室54´が、絞りディスク6に形成された漏れオイル流出路45を介して放圧されているのではなく、制御弁部材34´´に延びる長手方向通路46と、この長手方向通路46に交差した横方向通路47とを介して放圧されている。横方向通路47は環状室55に通じており、この環状室55は漏れオイル接続路56を介して放圧されている。環状室55は第1の制御弁座37´の下流側に位置しているので、全体的には、弁体4に設けられた付加的な通路を介して漏れオイル室23に接続されなければならない、絞りディスク6に設けられた付加的な漏れオイル流出路45を用いる場合よりも単純な構造が与えられている。

Claims (5)

  1. 燃料を高い圧力下に噴射するための、内燃機関に用いられる燃料噴射弁であって、ノズルニードル(10)が設けられており、該ノズルニードル(10)が、該ノズルニードル(10)の長手方向運動によって弁座(13)と協働し、これによって少なくとも1つの噴射開口(12)を開閉するようになっており、ノズルニードル(10)が、制御室(20)内の圧力によって、弁座(13)の方向に向けられた閉鎖力を受けるようになっており、さらに弁体(4)内に形成された制御弁(30)が設けられており、該制御弁(30)によって前記制御室(20)内の圧力が調節可能であり、該制御弁(30)が、前記制御室(20)に接続された制御弁室(31)を有しており、該制御弁室(31)内に制御弁部材(34;34´;34´´)が長手方向運動可能に配置されていて、その長手方向運動によって制御弁室(31)と漏れオイル室(23)との接続を開閉するようになっている形式のものにおいて、制御弁部材(34;34´;34´´)が、制御弁室(31)内の圧力によって取り囲まれており、制御弁部材(34;34´;34´´)が制御弁室(31)と漏れオイル室(23)との接続を閉鎖すると、前記制御室(20)内の圧力によって長手方向運動方向で制御弁部材(34;34´;34´´)にハイドロリック的な合成力が加えられないか、または極めて小さなハイドロリック的な合成力しか加えられないように制御弁部材(34;34´;34´´)が形成されており、制御弁部材(34;34´;34´´)が、ピストン状に形成されていて、制御弁室(31)と漏れオイル室(23)との接続を開閉するために第1の制御弁座(37)と協働するようになっており、制御弁部材(34;34´;34´´)の、第1の制御弁座(37)とは反対の側の端部が、スリーブ(36)内に案内されており、該スリーブ(36)が、低圧室(54)を画定しており、該低圧室(54)が、常時放圧されていることを特徴とする燃料噴射弁。
  2. 制御弁部材(34;34´;34´´)が、環状のシール縁部(50)を有しており、該シール縁部(50)によって制御弁部材(34;34´;34´´)が第1の制御弁座(37)と協働する、請求項記載の燃料噴射弁。
  3. 制御弁部材(34;34´´)の、前記スリーブ(36)内に案内されている区分が、前記シール縁部(50)と少なくともほぼ同じ直径を有している、請求項記載の燃料噴射弁。
  4. 前記スリーブ(36)と制御弁部材(34;34´´)との間にばね(38)がプリロードをかけられて配置されていて、制御弁部材(34;34´´)が、第1の制御弁座(37)に押圧されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。
  5. 前記低圧室(54)が、制御弁部材(34´´)内に延びる通路(46;47)を介して放圧されている、請求項記載の燃料噴射弁。
JP2011505438A 2008-04-23 2009-02-04 内燃機関に用いられる燃料噴射弁 Active JP5238070B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102008001330A DE102008001330A1 (de) 2008-04-23 2008-04-23 Kraftstoffeinspritzventil für Brennkraftmaschinen
DE102008001330.7 2008-04-23
PCT/EP2009/051244 WO2009130065A1 (de) 2008-04-23 2009-02-04 Kraftstoffeinspritzventil für brennkraftmaschinen

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011518979A JP2011518979A (ja) 2011-06-30
JP5238070B2 true JP5238070B2 (ja) 2013-07-17

Family

ID=40568257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011505438A Active JP5238070B2 (ja) 2008-04-23 2009-02-04 内燃機関に用いられる燃料噴射弁

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8662411B2 (ja)
EP (1) EP2283226B1 (ja)
JP (1) JP5238070B2 (ja)
CN (1) CN102016285B (ja)
DE (1) DE102008001330A1 (ja)
WO (1) WO2009130065A1 (ja)

Families Citing this family (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102009002742A1 (de) 2009-04-30 2010-11-04 Robert Bosch Gmbh Kraftstoff-Injektor
DE102009003145A1 (de) 2009-05-15 2010-11-18 Robert Bosch Gmbh Kraftstoffinjektor für Brennkraftmaschinen
DE102009026564A1 (de) 2009-05-29 2010-12-02 Robert Bosch Gmbh Kraftstoff-Injektor mit druckausgeglichenem Steuerventil
DE102009027494A1 (de) 2009-07-07 2011-01-13 Robert Bosch Gmbh Kraftstoff-Injektor mit druckausgeglichenem Steuerventil
DE102009027709A1 (de) * 2009-07-15 2011-01-20 Robert Bosch Gmbh Kraftstoffeinspritzventil
DE102009028979A1 (de) * 2009-08-28 2011-03-03 Robert Bosch Gmbh Kraftstoffinjektor für eine Brennkraftmaschine
DE102009055267A1 (de) * 2009-12-23 2011-06-30 Robert Bosch GmbH, 70469 Druckausgeglichener Kraftstoffinjektor mit Bypass und minimiertem Ventilraumvolumen
DE102010001612A1 (de) 2010-02-05 2011-08-11 Robert Bosch GmbH, 70469 Kraftstoffinjektor
DE102010030403A1 (de) 2010-06-23 2011-12-29 Robert Bosch Gmbh Steuerventil
DE102010030390A1 (de) 2010-06-23 2011-12-29 Robert Bosch Gmbh Steuerventil
DE102010030405A1 (de) 2010-06-23 2011-12-29 Robert Bosch Gmbh Steuerventil
DE102010038451A1 (de) * 2010-07-27 2012-02-02 Robert Bosch Gmbh Brennstoffeinspritzventil
DE102010040874A1 (de) * 2010-09-16 2012-03-22 Robert Bosch Gmbh Brennstoffeinspritzventil
DE102010063183A1 (de) 2010-12-16 2012-06-21 Robert Bosch Gmbh Kraftstoffinjektor mit druckausgeglichenem Steuerventil
DE102010064050A1 (de) 2010-12-23 2012-06-28 Robert Bosch Gmbh Kraftstoffeinspritzventil mit hydraulisch gedämpftem Steuerventil
DE102011076957A1 (de) 2011-06-06 2012-12-06 Robert Bosch Gmbh Kraftstoffeinspritzventil für Brennkraftmaschinen
DE102011081643A1 (de) 2011-06-30 2013-01-03 Robert Bosch Gmbh Kraftstoffinjektor
DE102011084214A1 (de) 2011-10-10 2013-04-11 Robert Bosch Gmbh Steuerventil
DE102011089130A1 (de) 2011-12-20 2013-06-20 Robert Bosch Gmbh Kraftstoffeinspritzventil
JP5842642B2 (ja) * 2012-02-01 2016-01-13 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の燃料噴射制御装置及び燃料噴射方法
DE102012213535A1 (de) 2012-06-29 2014-01-02 Robert Bosch Gmbh Kraftstoffinjektor
DE102012221543A1 (de) * 2012-11-26 2014-05-28 Robert Bosch Gmbh Ventileinrichtung
DE102013206383A1 (de) 2013-04-11 2014-10-16 Robert Bosch Gmbh Kraftstoffeinspritzventil für Brennkraftmaschinen
DE102013212269A1 (de) 2013-06-26 2014-12-31 Robert Bosch Gmbh Kraftstoffeinspritzventil für Brennkraftmaschinen
DE102013220584A1 (de) 2013-10-11 2015-04-16 Robert Bosch Gmbh Steuerventil
JP6281296B2 (ja) * 2014-01-27 2018-02-21 株式会社Soken 燃料噴射弁
GB201414669D0 (en) * 2014-08-19 2014-10-01 Delphi International Operations Luxembourg S.�.R.L. Control valve arrangement
JP6284860B2 (ja) * 2014-09-02 2018-02-28 株式会社Soken 燃料噴射弁
DE102014220841A1 (de) * 2014-10-15 2016-04-21 Continental Automotive Gmbh Einspritzventil zum Einspritzen von Fluid in einen Brennraum einer Brennkraftmaschine
JP6172113B2 (ja) * 2014-10-28 2017-08-02 株式会社デンソー 燃料噴射弁
CN108131230B (zh) * 2017-12-26 2024-03-08 南岳电控(衡阳)工业技术股份有限公司 一种柴油机高压共轨重型机械喷油器
CN108547717B (zh) * 2018-02-08 2020-09-29 龙口龙泵燃油喷射有限公司 电控柴油喷射器
CN114109683B (zh) * 2021-11-30 2023-02-10 中船动力研究院有限公司 一种低碳燃料喷射装置及发动机

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5012785A (en) * 1989-06-28 1991-05-07 General Motors Corporation Fuel injection delivery valve with reverse flow venting
JPH0688559A (ja) * 1992-09-08 1994-03-29 Toyota Motor Corp 燃料噴射弁
US5641121A (en) * 1995-06-21 1997-06-24 Servojet Products International Conversion of non-accumulator-type hydraulic electronic unit injector to accumulator-type hydraulic electronic unit injector
US5823429A (en) * 1996-07-12 1998-10-20 Servojet Products International Hybrid hydraulic electronic unit injector
DE19936668A1 (de) * 1999-08-04 2001-02-22 Bosch Gmbh Robert Common-Rail-Injektor
DE10015268A1 (de) * 2000-03-28 2001-10-04 Siemens Ag Einspritzventil mit Bypaßdrossel
DE10019153A1 (de) * 2000-04-18 2001-10-25 Bosch Gmbh Robert Kraftstoffeinspritzventil für Brennkraftmaschinen
DE10055271A1 (de) * 2000-11-08 2002-05-23 Bosch Gmbh Robert Druck/Hubgesteuerter Injektor mit hydraulischem Übersetzer
DE10101797A1 (de) * 2001-01-17 2002-07-18 Bosch Gmbh Robert Einspritzventil
JP4454195B2 (ja) * 2001-08-23 2010-04-21 株式会社日本自動車部品総合研究所 燃料噴射弁
DE10148650C1 (de) * 2001-10-02 2002-12-12 Bosch Gmbh Robert Kraftstoff-Einspritzsystem für eine Brennkraftmaschine mit Direkteinspritzung
JP3810315B2 (ja) * 2001-12-25 2006-08-16 京セラ株式会社 光通信用光路変換体の実装構造及び光モジュール
DE10205970A1 (de) * 2002-02-14 2003-09-04 Bosch Gmbh Robert Kraftstoffeinspritzventil für Brennkraftmaschinen
EP1613856B1 (de) * 2003-04-02 2008-07-09 Robert Bosch Gmbh Servoventilangesteuerter kraftstoffinjektor mit druckübersetzer
DE10333696A1 (de) * 2003-07-24 2005-02-24 Robert Bosch Gmbh Kraftstoffeinspritzvorrichtung
DE10338228A1 (de) * 2003-08-20 2005-03-10 Bosch Gmbh Robert Kraftstoffeinspritzventil für Brennkraftmaschinen
DE102004015744A1 (de) * 2004-03-31 2005-10-13 Robert Bosch Gmbh Common-Rail-Injektor
DE102004030445A1 (de) 2004-06-24 2006-01-12 Robert Bosch Gmbh Kraftstoffeinspritzvorrichtung
DE102004053421A1 (de) * 2004-11-05 2006-05-11 Robert Bosch Gmbh Kraftstoffeinspritzvorrichtung
DE102004060552A1 (de) * 2004-12-16 2006-06-22 Robert Bosch Gmbh Kraftstoffeinspritzventil für eine Brennkraftmaschine
DE102004061800A1 (de) * 2004-12-22 2006-07-06 Robert Bosch Gmbh Injektor eines Kraftstoffeinspritzsystems einer Brennkraftmaschine
DE102005026514B4 (de) * 2005-02-18 2008-12-24 Robert Bosch Gmbh Einspritzdüse
JP2007205324A (ja) * 2006-02-06 2007-08-16 Denso Corp 燃料噴射弁
DE102006009071A1 (de) * 2006-02-28 2007-08-30 Robert Bosch Gmbh Brennstoffeinspritzventil
DE102007062178A1 (de) * 2007-12-21 2009-06-25 Robert Bosch Gmbh Injektor eines Kraftstoffeinspritzsystems mit einem 3/2-Wege-Steuerventil

Also Published As

Publication number Publication date
EP2283226A1 (de) 2011-02-16
CN102016285A (zh) 2011-04-13
US20110088660A1 (en) 2011-04-21
WO2009130065A1 (de) 2009-10-29
EP2283226B1 (de) 2016-06-08
CN102016285B (zh) 2015-06-17
US8662411B2 (en) 2014-03-04
DE102008001330A1 (de) 2009-10-29
JP2011518979A (ja) 2011-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5238070B2 (ja) 内燃機関に用いられる燃料噴射弁
JP5542879B2 (ja) 内燃機関用の燃料噴射弁の弁ニードルにおける絞り
JP2005517858A (ja) 内燃機関のための燃料噴射弁
US7621258B2 (en) Injector of a fuel injection system of an internal combustion engine
KR20060021356A (ko) 엔진용 분사 노즐
JP5236018B2 (ja) 改良バルブ制御装置を持つ燃料インジェクタ
CA2465182A1 (en) Dual fuel injection valve and method of operating a dual fuel injection valve
KR20090034371A (ko) 연료 분사 시스템용 인젝터
JP4173821B2 (ja) 内燃機関用の燃料噴射装置
JP2004518906A (ja) 液体を制御する弁
JP2006512533A (ja) 2つの同軸的な弁ニードルを備えた燃料噴射弁
JP2002021669A (ja) 可変レジスタ噴射ノズルを備えた圧力制御されるインジェクタ
JP2007500809A (ja) 圧力変換器を有する燃料インジェクタのための切換弁
JP4075894B2 (ja) 燃料噴射装置
JP4113223B2 (ja) 増圧器を備えた燃料インジェクタのための圧力調整装置を有する切換弁
JP4335544B2 (ja) 特に内燃機関に用いられる燃料噴射装置の高圧液体システム内の接続部を制御するための弁
US6928986B2 (en) Fuel injector with piezoelectric actuator and method of use
JP2003269282A (ja) 内燃機関に用いられる燃料噴射弁
JP2004518875A (ja) 圧力補償ピンを備えた弁座/滑り式弁
JP4253659B2 (ja) 高圧液体システム、特に内燃機関のための燃料噴射装置の高圧液体システム内に設けられた接続部を制御するための弁
JP4129186B2 (ja) 燃料噴射装置
JP2004532955A (ja) 可変な制御室圧力負荷を伴う燃料インジェクタ
JP2004518881A (ja) 3ポート2位置弁
JP2002213327A (ja) 直列に接続された制御弁を備えた圧力制御式のインジェクタ
JP2004521263A (ja) 2経路型の弁制御装置を備えた燃料インジェクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120725

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120726

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20121025

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20121101

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130228

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130329

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5238070

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160405

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250