JP5235373B2 - 非水電解質二次電池 - Google Patents
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Description
(式中、R1およびR2は、それぞれ独立して、炭素数1〜6の分枝してもよいアルキル基を示し、R3およびR4は、無置換または炭素数1〜4のアルキル基を有するメチレン基を示し、Xはビニレン基、2−ブテニレン基、または1,3−ブタジエニレン基を示す。)
(R1〜R4は、それぞれ独立して、炭素数4以下のアルキル基(分枝していてもよい)を示す。)
〈正極の作製〉
炭酸リチウムと、四酸化三コバルトと、酸化ジルコニウムと、を混合し、空気雰囲気中で950℃で24時間焼成し、その後解砕して、ジルコニウム含有リチウムコバルト複合酸化物(LiCo0.9985Zr0.0015O2)を得た。
負極活物質としての人造黒鉛(d(002)値=0.336nm)95質量部と、結着剤としてのポリフッ化ビニリデン(PVdF)5質量部と、N−メチル−2−ピロリドン(NMP)と、を混合して負極活物質スラリーとした。この負極活物質スラリーを銅製の負極集電体(厚み8μm)の両面に塗布し、乾燥してスラリー調整時に必要であった有機溶媒を除去した。この後、厚み130μmとなるように圧延して、負極を完成させた。
上記正極及び負極を、ポリオレフィン製微多孔膜(厚み16μm)からなるセパレータを介して巻回することにより、電極体を作製した。
非水溶媒としての下記化3で示されるメチルトリメチルアセテート(MTMA)と、エチレンカーボネート(EC)と、を質量比70:30で混合し、電解質塩としてのLiPF6を1.0M(モル/リットル)となるように溶解して、非水電解質となした。
(R1〜R4は、全てメチル基である。)
外装缶内に上記電極体及び非水電解質を収容し、外装缶の開口部を封口板により封口することにより、設計容量が950mAhである実施例1に係る非水電解質二次電池を作製した。
正極活物質作製時に、酸化ジルコニウムに代えて酸化マグネシウムを用いたこと以外は、上記実施例1と同様にして、実施例2に係る非水電解質二次電池を作製した。得られた層状マグネシウム含有リチウムコバルト複合酸化物のマグネシウム含有量は、誘導結合プラズマにより測定し、結晶構造はX線回折装置により確認した。
正極活物質作製時に、酸化ジルコニウムに代えて酸化アルミニウムを用いたこと以外は、上記実施例1と同様にして、実施例3に係る非水電解質二次電池を作製した。得られた層状アルミニウム含有リチウムコバルト複合酸化物のアルミニウム含有量は、誘導結合プラズマにより測定し、結晶構造はX線回折装置により確認した。
酸化アルミニウム添加量を変化させたこと以外は、上記実施例3と同様にして、実施例4に係る非水電解質二次電池を作製した。得られた層状アルミニウム含有リチウムコバルト複合酸化物のアルミニウム含有量は、誘導結合プラズマにより測定し、結晶構造はX線回折装置により確認した。
酸化アルミニウム添加量を変化させたこと以外は、上記実施例3と同様にして、実施例5に係る非水電解質二次電池を作製した。得られた層状アルミニウム含有リチウムコバルト複合酸化物のアルミニウム含有量は、誘導結合プラズマにより測定し、結晶構造はX線回折装置により確認した。
以下のようにして正極活物質を作製したこと以外は、上記実施例1と同様にして、実施例6に係る非水電解質二次電池を作製した。
炭酸リチウムと、酸化ニッケルと、酸化アルミニウムと、を混合し、空気雰囲気中で950℃で24時間焼成し、その後解砕して、アルミニウム含有リチウムニッケル複合酸化物(LiNi0.9985Al0.0015O2)を得た。
得られた層状アルミニウム含有リチウムニッケル複合酸化物のアルミニウム含有量は、誘導結合プラズマにより測定し、結晶構造はX線回折装置により確認した。
正極活物質作製時に、酸化ジルコニウムに代えて酸化チタンを用いたこと以外は、上記実施例1と同様にして、実施例7に係る非水電解質二次電池を作製した。得られた層状チタン含有リチウムコバルト複合酸化物のチタン含有量は、誘導結合プラズマにより測定し、結晶構造はX線回折装置により確認した。
酸化ジルコニウム添加量を変化させたこと以外は、上記実施例1と同様にして、実施例8に係る非水電解質二次電池を作製した。得られた層状ジルコニウム含有リチウムコバルト複合酸化物のジルコニウム含有量は、誘導結合プラズマにより測定し、結晶構造はX線回折装置により確認した。
正極活物質作製時に、酸化ジルコニウムとともに酸化マグネシウムを用いたこと以外は、上記実施例1と同様にして、実施例9に係る非水電解質二次電池を作製した。得られた層状ジルコニウム・マグネシウム含有リチウムコバルト複合酸化物のジルコニウム含有量及びマグネシウム含有量は、誘導結合プラズマにより測定し、結晶構造はX線回折装置により確認した。
正極活物質作製時に、酸化ジルコニウムとともに酸化クロムを用いたこと以外は、上記実施例1と同様にして、実施例10に係る非水電解質二次電池を作製した。得られた層状ジルコニウム・クロム含有リチウムコバルト複合酸化物のジルコニウム含有量及びクロム含有量は、誘導結合プラズマにより測定し、結晶構造はX線回折装置により確認した。
非水電解質に、1.0MのLiPF 6 に加えて、0.02MのLiBF4を加えたこと以外は、上記実施例1と同様にして、実施例11に係る非水電解質二次電池を作製した。
非水電解質に、1.0MのLiPF 6 に加えて、0.02MのLiTFSI(リチウムビストリフルオロメタンスルホンイミド)を加えたこと以外は、上記実施例1と同様にして、実施例12に係る非水電解質二次電池を作製した。
酸化ジルコニウム添加量を変化させたこと以外は、上記実施例1と同様にして、実施例13に係る非水電解質二次電池を作製した。得られた層状ジルコニウム含有リチウムコバルト複合酸化物のジルコニウム含有量は、誘導結合プラズマにより測定し、結晶構造はX線回折装置により確認した。
酸化ジルコニウム添加量を変化させたこと以外は、上記実施例1と同様にして、実施例14に係る非水電解質二次電池を作製した。得られた層状ジルコニウム含有リチウムコバルト複合酸化物のジルコニウム含有量は、誘導結合プラズマにより測定し、結晶構造はX線回折装置により確認した。
正極活物質作製時に、酸化ジルコニウムを添加しなかったこと以外は、上記実施例1と同様にして、比較例1に係る非水電解質二次電池を作製した。
正極活物質作製時に、酸化アルミニウムを添加しなかったこと以外は、上記実施例6と同様にして、比較例2に係る非水電解質二次電池を作製した。
正極活物質作製時に、酸化ジルコニウムに代えて酸化クロムを用いたこと以外は、上記実施例1と同様にして、比較例3に係る非水電解質二次電池を作製した。得られたクロム含有リチウムコバルト複合酸化物のクロム含有量は、誘導結合プラズマにより測定した。
正極活物質作製時に、酸化ジルコニウムに代えて酸化亜鉛を用いたこと以外は、上記実施例1と同様にして、比較例4に係る非水電解質二次電池を作製した。得られた亜鉛含有リチウムコバルト複合酸化物の亜鉛含有量は、誘導結合プラズマにより測定した。
正極活物質作製時に、酸化ジルコニウムに代えて酸化ストロンチウムを用いたこと以外は、上記実施例1と同様にして、比較例5に係る非水電解質二次電池を作製した。得られたストロンチウム含有リチウムコバルト複合酸化物のストロンチウム含有量は、誘導結合プラズマにより測定した。
正極活物質作製時に、酸化ジルコニウムに代えて酸化ニオブを用いたこと以外は、上記実施例1と同様にして、比較例6に係る非水電解質二次電池を作製した。得られたニオブ含有リチウムコバルト複合酸化物のニオブ含有量は、誘導結合プラズマにより測定した。
メチルトリメチルアセテートに代えてジエチルカーボネート(DEC)を用いたこと以外は、上記比較例1と同様にして、比較例7に係る非水電解質二次電池を作製した。
メチルトリメチルアセテートに代えてジエチルカーボネート(DEC)を用いたこと以外は、上記比較例2と同様にして、比較例8に係る非水電解質二次電池を作製した。
メチルトリメチルアセテートに代えてエチルメチルカーボネート(EMC)を用いたこと以外は、上記比較例1と同様にして、比較例9に係る非水電解質二次電池を作製した。
メチルトリメチルアセテートに代えてジメチルカーボネート(DMC)を用いたこと以外は、上記比較例1と同様にして、比較例10に係る非水電解質二次電池を作製した。
メチルトリメチルアセテートに代えてメチルプロピオネート(MP)を用いたこと以外は、上記比較例1と同様にして、比較例11に係る非水電解質二次電池を作製した。
メチルトリメチルアセテートに代えてメチルイソブチレート(MIB)を用いたこと以外は、上記比較例1と同様にして、比較例12に係る非水電解質二次電池を作製した。
メチルトリメチルアセテートに代えてジエチルカーボネート(DEC)を用いたこと以外は、上記比較例3と同様にして、比較例13に係る非水電解質二次電池を作製した。
メチルトリメチルアセテートに代えてジエチルカーボネート(DEC)を用いたこと以外は、上記比較例4と同様にして、比較例14に係る非水電解質二次電池を作製した。
メチルトリメチルアセテートに代えてジエチルカーボネート(DEC)を用いたこと以外は、上記比較例5と同様にして、比較例15に係る非水電解質二次電池を作製した。
メチルトリメチルアセテートに代えてジエチルカーボネート(DEC)を用いたこと以外は、上記比較例6と同様にして、比較例16に係る非水電解質二次電池を作製した。
メチルトリメチルアセテートに代えてジエチルカーボネート(DEC)を用いたこと以外は、上記実施例2と同様にして、比較例17に係る非水電解質二次電池を作製した。
メチルトリメチルアセテートに代えてジエチルカーボネート(DEC)を用いたこと以外は、上記実施例3と同様にして、比較例18に係る非水電解質二次電池を作製した。
メチルトリメチルアセテートに代えてジエチルカーボネート(DEC)を用いたこと以外は、上記実施例6と同様にして、比較例19に係る非水電解質二次電池を作製した。
メチルトリメチルアセテートに代えてジエチルカーボネート(DEC)を用いたこと以外は、上記実施例7と同様にして、比較例20に係る非水電解質二次電池を作製した。
メチルトリメチルアセテートに代えてジエチルカーボネート(DEC)を用いたこと以外は、上記実施例1と同様にして、比較例21に係る非水電解質二次電池を作製した。
メチルトリメチルアセテートに代えてエチルメチルカーボネート(EMC)を用いたこと以外は、上記実施例1と同様にして、比較例22に係る非水電解質二次電池を作製した。
メチルトリメチルアセテートに代えてジメチルカーボネート(DMC)を用いたこと以外は、上記実施例1と同様にして、比較例23に係る非水電解質二次電池を作製した。
メチルトリメチルアセテートに代えてメチルプロピオネート(MP)を用いたこと以外は、上記実施例1と同様にして、比較例24に係る非水電解質二次電池を作製した。
メチルトリメチルアセテートに代えてメチルイソブチレート(MIB)を用いたこと以外は、上記実施例1と同様にして、比較例25に係る非水電解質二次電池を作製した。
上記各電池について、定電流1.0It(950mA)で電圧が4.2Vとなるまで充電し、その後、定電圧4.2Vで合計3時間充電した(23℃)。この電池を、80℃の恒温槽内に96時間放置し、この後、定電流1.0It(950mA)で電圧が2.75Vとなるまで放電し、放電容量を測定した(23℃)。以下の式により容量維持率を算出した。この結果を下記表1に示す。
容量維持率(%)=保存後放電容量÷保存前放電容量×100
上記各電池について、定電流0.6It(570mA)で電圧が12.0Vとなるまで充電し、その後、定電圧12.0Vで合計15時間過充電した(23℃)。発煙が確認されたものに対してはさらなる試験を行わず、発煙が確認されなかったものに関しては、0.1It(95mA)刻みで定電流値を上げて同様の試験を行い、発煙が確認されない最大電流レートを限界電流値として確認した。この結果を下記表1に示す。
上記表において、限界電流が0.5Itとは、0.6It過充電において発煙が生じたことを意味する。
非水溶媒として、エチレンカーボネート(EC)40質量部と、エチルメチルカーボネート(EMC)57質量部と、メチルトリメチルアセテート(MTMA)3質量部との混合溶媒を用いたこと以外は、上記実施例1と同様にして、実施例15に係る非水電解質二次電池を作製した。
非水溶媒として、エチレンカーボネート(EC)50質量部と、プロピレンカーボネート(PC)47質量部と、メチルトリメチルアセテート(MTMA)3質量部との混合溶媒を用い、非水電解質にビニルエチレンカーボネート(VEC)を1質量%添加し、LiPF4の濃度を1.1モル/リットルとしたこと以外は、上記実施例1と同様にして、実施例16に係る非水電解質二次電池を作製した。なお、ビニルエチレンカーボネートは、プロピレンカーボネートの還元分解を抑制するためのものである。
非水溶媒として、エチレンカーボネート(EC)40質量部と、エチルメチルカーボネート(EMC)50質量部と、メチルトリメチルアセテート(MTMA)10質量部との混合溶媒を用いたこと以外は、上記実施例1と同様にして、実施例17に係る非水電解質二次電池を作製した。
非水溶媒として、エチレンカーボネート(EC)30質量部と、プロピレンカーボネート(PC)20質量部と、メチルトリメチルアセテート(MTMA)50質量部との混合溶媒を用いたこと以外は、上記実施例1と同様にして、実施例18に係る非水電解質二次電池を作製した。
非水溶媒として、エチレンカーボネート(EC)30質量部と、プロピレンカーボネート(PC)10質量部と、メチルトリメチルアセテート(MTMA)60質量部との混合溶媒を用いたこと以外は、上記実施例1と同様にして、実施例19に係る非水電解質二次電池を作製した。
メチルトリメチルアセテート(MTMA)に代えて、下記化4で示されるエチルトリメチルアセテート(ETMA)を用いたこと以外は、上記実施例1と同様にして、実施例20に係る非水電解質二次電池を作製した。
(R1はエチル基であり、R2〜R4は、全てメチル基である。)
メチルトリメチルアセテート(MTMA)に代えて、下記化5で示されるメチル−2,2−ジメチルブチレートを用いたこと以外は、上記実施例1と同様にして、実施例21に係る非水電解質二次電池を作製した。
(R1〜R3は、全てメチル基であり、R4はエチル基である。)
非水溶媒として、エチレンカーボネート(EC)20質量部と、メチルトリメチルアセテート(MTMA)80質量部との混合溶媒を用いたこと以外は、上記実施例1と同様にして、実施例22に係る非水電解質二次電池を作製した。
非水溶媒として、エチレンカーボネート(EC)40質量部と、エチルメチルカーボネート(EMC)58質量部と、メチルトリメチルアセテート(MTMA)2質量部との混合溶媒を用いたこと以外は、上記実施例1と同様にして、比較例26に係る非水電解質二次電池を作製した。
非水溶媒として、エチレンカーボネート(EC)50質量部と、プロピレンカーボネート(PC)48質量部と、メチルトリメチルアセテート(MTMA)2質量部との混合溶媒を用い、非水電解質にビニルエチレンカーボネート(VEC)を1質量%添加し、LiPF4の濃度を1.1モル/リットルとしたこと以外は、上記実施例1と同様にして、比較例27に係る非水電解質二次電池を作製した。
非水溶媒として、エチレンカーボネート(EC)15質量部と、メチルトリメチルアセテート(MTMA)85質量部との混合溶媒を用いたこと以外は、上記実施例1と同様にして、比較例28に係る非水電解質二次電池を作製した。
非水溶媒として、エチレンカーボネート(EC)15質量部と、エチルトリメチルアセテート(ETMA)85質量部との混合溶媒を用いたこと以外は、上記実施例1と同様にして、比較例29に係る非水電解質二次電池を作製した。
三級カルボン酸エステルとともに用いる非水溶媒としては、カーボネート類、ラクトン類、エーテル類、エステル類等を挙げることができ、中でもカーボネート類、ラクトン類が好ましく、環状カーボネート類がさらに好ましい。具体的には、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、ジメチルカーボネート、エチルメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、γ−ブチロラクトン、γ−バレロラクトン、γ−ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン等を例示できる。
Claims (4)
- 正極活物質を有する正極と、負極活物質を有する負極と、非水溶媒と電解質塩とを有する非水電解質と、を備える非水電解質二次電池において、
前記正極活物質は、Mg、Al、Ti、Zrの少なくとも一種を含む層状リチウム遷移金属複合酸化物を含み、
前記層状リチウム遷移金属複合酸化物に含まれる異種元素の合計が、前記層状リチウム遷移金属複合酸化物に含まれる遷移金属元素と前記異種元素の合計モル数に対して0.005〜0.8モル%であり、
前記非水電解質は、前記非水溶媒の全質量に対して下記化1で示される三級カルボン酸エステルを3〜80質量%含む、
ことを特徴とする非水電解質二次電池。
- 請求項1に記載の非水電解質二次電池において、
前記三級カルボン酸エステルが、メチルトリメチルアセテート及び/又はエチルトリメチルアセテートである、
ことを特徴とする非水電解質二次電池。 - 請求項1または2に記載の非水電解質二次電池において、
前記層状リチウム遷移金属複合酸化物が、リチウムコバルト複合酸化物、リチウムニッケル複合酸化物、リチウムコバルトニッケル複合酸化物、リチウムマンガンニッケル複合酸化物、リチウムコバルトマンガンニッケル複合酸化物の少なくとも一種である、
ことを特徴とする非水電解質二次電池。 - 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の非水電解質二次電池において、
前記正極活物質全体に占める前記層状リチウム遷移金属複合酸化物の質量割合が、10質量%以上である、
ことを特徴とする非水電解質二次電池。
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