JP5229841B1 - 電気浮き - Google Patents

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Abstract

【課題】1本の電気浮きでありながら複数の発光色を有し、その中から3色発光ダイオードの発光色を変更することで、隣人の電気浮きとの見間違いを原因とした釣果の低下を防止可能な電気浮きを提供する。
【解決手段】第1の電池差し込みポケットにメイン電池を差し込み、第2〜第4の電池差し込みポケットの何れかにサブ電池を差し込む。これにより発光回路を使用し、3色発光ダイオードを赤色、緑色、青色、もしくは三原色を組み合わせた任意の色に発光できる。その結果、1本の電気浮きでありながら、隣人の電気浮きの発光色と異なる色に変更することで、夜釣りでも一見して自他の電気浮きを判別できる。よって自他の電気浮きを見分けられず、アタリがあっても隣人の浮きと勘違いし、竿を引き上げるタイミングを逃すことを原因とした釣果の低下を防止できる。
【選択図】図1

Description

この発明は電気浮き、詳しくは夜釣りで利用される電気浮きに関する。
魚が餌に口をつけるアタリ(魚信)を感知し、釣人に釣糸を引くアワセのタイミングを視覚的に知らせる釣り装備の1つとして、浮きが存在する。そのうちの夜釣り用の浮きとして、近年、防水ケーシングの内部空間に、1個の単色の発光ダイオード(LED:light emitting diode)と、その電源であるピン型リチウム電池とを電池保持部に装着して収納した電気浮きが開発されている(例えば特許文献1の「電気うき」の従来の技術欄参照)。電池保持部は、プラスチックからなる短尺な円柱体で、その上端面に発光ダイオードが固定され、その内部に電池保持部の軸線方向に沿って2つの電池差し込みポケットが平行に形成されている。
特開2002−112685号公報
しかしながら、特許文献1の従来の技術の欄に記載された「電気うき」は、1個の単色(例えば赤色)の発光ダイオードを点灯させるものであった。そのため、同じ釣場で多数の釣人が同時に電気浮きを使用した場合、発光ダイオードの発光色が隣人のものと同一となり、暗い海面上では自他の電気浮きの見分けがつかず、せっかくアタリがあっても、その浮き沈みする方を隣人の浮きと勘違いし、釣り上げるタイミングを逃すことが頻繁にあった。
そこで、この発明者は、鋭意研究の結果、発光ダイオードとして赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)に発光する3色発光ダイオード(フルカラーLED)を使用し、隣人の電気浮きの発光色と異なる色に発光させるようにすれば、一見して隣人の電気浮きとの判別ができ、上述した問題はすべて解消されることを知見し、この発明を完成させた。
すなわち、この発明は、1本の電気浮きでありながら複数の発光色を有し、その中から隣人の電気浮きと異なる発光色を選択して発光させることができ、これにより、隣人の電気浮きとの見間違いを原因とした釣果の低下を防止することができる電気浮きを提供することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、上端部に透明または半透明な発光体カバー部を有した防水ケーシングと、該防水ケーシングに収納され、かつメイン電池が差し込まれる第1の電池差し込みポケット、および、サブ電池が差し込まれる第2〜第4の電池差し込みポケットが配設された電池保持部と、該電池保持部に電気的に接続され、かつ前記発光体カバー部に収納される3色発光ダイオードと、該3色発光ダイオードの発光回路とを備えた電気浮きであって、前記第2の電池差し込みポケットは、前記サブ電池が差し込まれることで、前記3色発光ダイオードの一部を構成する赤色発光ダイオード部分を発光させるためのポケットで、前記第3の電池差し込みポケットは、前記サブ電池が差し込まれることで、前記3色発光ダイオードの一部を構成する緑色発光ダイオード部分を発光させるためのポケットで、前記第4の電池差し込みポケットは、前記サブ電池が差し込まれることで、前記3色発光ダイオードの一部を構成する青色発光ダイオード部分を発光させるためのポケットであり、前記第1の電池差し込みポケットに前記メイン電池を差し込むとともに、前記第2〜第4の電池差し込みポケットの少なくとも1つに前記サブ電池を差し込むことによって、前記発光回路を利用して前記3色発光ダイオードを所定の色に発光させる電気浮きである。
電気浮きの外観(防水ケーシングの形状)は、例えば棒浮き、円錐浮きの何れでもよい。また、自立浮き、中通し浮き、環付き浮きの何れでもよい。
防水ケーシングとは、水密性の浮きの外殻である。その素材としては、例えば各種のプラスチックを採用することができる。防水ケーシングは、例えば上ケースおよび下ケースの2分割方式のもの、上ケース、中央ケースおよび下ケースの3分割方式のものなどを採用することができる。防水ケーシングの分割部分には防水シールを配置して、防水性を高めた方が望ましい。
発光体カバー部は、有色の透明素材または無色の透明素材から製造されても、有色の半透明素材または無色の半透明素材から製造されてもよい。
メイン電池とは、電池の容量を増大させる電池である。
また、サブ電池とは、3色発光ダイオードの赤色、緑色、青色の各ダイオード部分を実質的に発光させるための電池である。サブ電池の使用本数は、1本でも2本でも3本でもよい。
メイン電池およびサブ電池としては、例えば、電気浮き用として汎用されるピン型リチウム電池を採用することができる。その他、例えばマンガン電池、アルカリ電池、ニッケル電池、ニッケル・カドニウム電池でもよい。また、メイン電池とサブ電池とは、同一の電池でも、異なる種類の電池でもよい。
電池保持部の素材としては、例えば各種のプラスチックなどを採用することができる。また、電池保持部の形状は限定されない。例えば、円柱形状などでもよい。
第1〜第4の電池差し込みポケットの形状は、第1の電池差し込みポケットにメイン電池が、また第2〜第4の電池差し込みポケットにサブ電池がそれぞれ差し込める形状であれば任意である。電池保持部における第1〜第4の電池差し込みポケットの形成位置は任意である。例えば、電池保持部が円柱体の場合において、その外周面でも、一端面(下面)でもよい。
ここでいう3色発光ダイオードとは、赤(Red)色の発光ダイオード部分と、緑(Green)の発光ダイオード部分と、青(Blue)の発光ダイオード部分とを樹脂によりモールドして、パッケージ化したものである。3色発光ダイオードは、赤色、緑色、青色に単独発光する他、これらのダイオードを所定の組み合わせで同時に通電することにより、様々な色に発光させることができる。
請求項2に記載の発明は、前記メイン電池および前記サブ電池は、それぞれピン型リチウム電池で、前記電池保持部は、前記3色発光ダイオードが上端面に電気的に接続された円柱体で、前記第1の電池差し込みポケットおよび前記第2〜第4の電池差し込みポケットは、前記電池保持部の下端面から該電池保持部の内部に向かって平行に離間して形成され、前記電池保持部の下端面のうち、前記第2の電池差し込みポケットの形成部付近には赤色識別表示部が設けられ、前記電池保持部の下端面のうち、前記第3の電池差し込みポケットの形成部付近には緑色識別表示部が設けられ、前記電池保持部の下端面のうち、前記第4の電池差し込みポケットの形成部付近には青色識別表示部が設けられた請求項1に記載の電気浮きである。
赤色、緑色、青色の各識別表示部は、色彩のみによる表示でも、色彩と文字、色彩と数字、色彩と記号、色彩と図形、もしくはこれらの組み合わせでもよい。
請求項1に記載の発明によれば、第1の電池差し込みポケットにメイン電池を差し込み、さらに第2〜第4の電池差し込みポケットのうち、少なくとも1つにサブ電池を差し込む。これにより、発光回路を使用し、3色発光ダイオードを赤色、緑色、青色、もしくはこれらの三原色を組み合わせた任意の色に発光させることができる。
その結果、夜釣りにおいて、1本の電気浮きでありながら複数の発光色を有し、その中から隣人が使用する電気浮きの発光色と異なる色に3色発光ダイオードの発光色を変更することで、真夜中の釣場でも、一見して自他の電気浮きを判別することができる。これにより、自他の電気浮きの見分けがつかず、せっかくアタリがあっても、それが隣人の浮きであると勘違いし、竿を引き上げるタイミングを逃すことを原因とした釣果の低下を防止することができる。
特に、請求項2に記載の発明によれば、3色発光ダイオードを所望の色に発光させるときには、まず電池保持部の端面を見て、色彩による識別表示がない(第1の)電池差し込みポケットに、ピン型リチウム電池であるメイン電池を差し込む。しかも、赤色、緑色、青色の各識別表示部が近傍に配設された(第2〜第4の)電池差し込みポケットに、ピン型リチウム電池であるサブ電池を差し込む。このように構成したため、電池保持部の端面に表示された赤色識別表示部、緑色識別表示部、青色識別表示部を一見しただけで、3色発光ダイオードを所望の色に発光させるときに必要な、第1〜第4の電池差し込みポケットを見分けることができる。
この発明の実施例1に係る電気浮きの縦断面図である。 この発明の実施例1に係る電気浮きの一部を構成し、メイン電池およびサブ電池が差し込まれた電池保持部の拡大斜視図である。 この発明の実施例1に係る電気浮きの一部を構成する電池保持部の拡大底面図である。 この発明の実施例1に係る電気浮き一部を構成する3色発光ダイオードの赤色発光ダイオード部分の発光回路の回路図である。 この発明の実施例1に係る電気浮き一部を構成する3色発光ダイオードの青色発光ダイオード部分の発光回路の回路図である。 この発明の実施例1に係る電気浮き一部を構成する3色発光ダイオードの緑色発光ダイオード部分の発光回路の回路図である。 (a)は、この発明の実施例1に係る電気浮き一部を構成する電池保持部の負極用プリント配線基板の平面図である。(b)は、この発明の実施例1に係る電気浮き一部を構成する電池保持部の正極用プリント配線基板の平面図である。 この発明の実施例1に係る電気浮きにおいて、(a)は3色発光ダイオードを赤色に発光させる電池配置を示す電池保持部の底面図、(b)は3色発光ダイオードを緑色に発光させる電池配置を示す電池保持部の底面図、(c)は3色発光ダイオードを青色に発光させる電池配置を示す電池保持部の底面図、(d)は3色発光ダイオードをピンク色に発光させる電池配置を示す電池保持部の底面図、(e)は3色発光ダイオードを黄色に発光させる電池配置を示す電池保持部の底面図、(f)は3色発光ダイオードを水色に発光させる電池配置を示す電池保持部の底面図である。
以下、この発明の実施例を具体的に説明する。ここでは、海釣り用の自立浮きを例とする。
図1〜図6において、10はこの発明の実施例1に係る棒状の自立式の電気浮きで、この電気浮き10は、上端部に半透明な乳白色の発光体カバー部11を有した防水ケーシング12と、防水ケーシング12に収納され、かつメイン電池13が差し込まれる第1の電池差し込みポケットP1、および、サブ電池14が差し込まれる第2〜第4の電池差し込みポケットP2〜P4が配設された電池保持部15と、電池保持部15に電気的に接続され、かつ発光体カバー部11に収納される3色発光ダイオード16と、3色発光ダイオード16の発光回路17とを備えたものである。
以下、これらの構成部品を具体的に説明する。
図1に示すように、発光体カバー部11は、先端が丸く封止されて、下端面が開口されたABS樹脂などのプラスチックからなる中空ピンである。発光体カバー部11は、防水ケーシング12の後述する上ケース18の頂上部に形成されたカバー部挿入孔18aに、その下端部が水密的に装着されている。発光体カバー部11の下部空間が、3色発光ダイオード16の挿入領域となり、3色発光ダイオード16は後述する負極用プリント配線基板24に電気的に接続されて、電池保持部15に固定されている。
防水ケーシング12は電気浮きの外殻で、何れもABS樹脂などのプラスチックからなる上ケース18と下ケース19とから構成されている。上ケース18はその下側開口部の外周面に雄ねじが形成され、その内部には電池保持部15が固定されている。下ケース19は、上側開口部の内周面に雌ねじが形成され、上ケース18の雄ねじにOリング20を挟み付けるように螺合されている。下ケース19の下部には、円柱状の錘Wが錘保持筒19bを介して埋め込まれ、下ケース19の下端部には糸通し孔19aが形成されている。
次に、図1〜図3および図7を参照して、電池保持部15を詳細に説明する。
図1〜図3に示すように、電池保持部15は、長さ方向を垂直方向に向けた十字柱状の筐体21を本体としている。筐体21の中央部の上面には円形状の負極用プリント配線基板22が固定され(図7(a))、筐体21の上面には、短尺な支柱23を介して、負極用プリント配線基板22より小径な正極用プリント配線基板24が固定されている(図7(b))。すなわち、筐体21の上部には、下層の負極用プリント配線基板22と上層の正極用プリント配線基板24とが離間して平行に配設されている。
また、筐体21の4つの端部には、筐体21の長さ方向に延びる4つの穴がその上下端面を貫通して形成されている。このうち、1つの穴が、使用電池全体としての容量を増大させるためのメイン電池13が差し込まれる第1の電池差し込みポケットP1である。また、残り3つの穴が、サブ電池14が差し込まれる第2〜第4の電池差し込みポケットP2〜P4である。メイン電池13およびサブ電池14は、いずれもピン型リチウム電池である。
第2の電池差し込みポケットP2は、サブ電池14が差し込まれることで、3色発光ダイオード16の一部を構成する赤色発光ダイオード部分Rを発光させるためのポケットである。筐体21の中央部の下端面のうち、第2の電池差し込みポケットP2の形成側の部分には三角形の赤色シールからなる赤色識別表示部rが貼付されている(図3)。
また、第3の電池差し込みポケットP3は、サブ電池14が差し込まれることで、3色発光ダイオード16の一部を構成する緑色発光ダイオード部分Gを発光させるためのポケットである。筐体21の中央部の下端面のうち、第3の電池差し込みポケットP3の形成側の部分には、三角形の緑色シールからなる緑色識別表示部gが貼付されている。さらに、第4の電池差し込みポケットP4は、サブ電池14が差し込まれることで、3色発光ダイオード16の一部を構成する青色発光ダイオード部分Bを発光させるためのポケットである。筐体21の中央部の下端面のうち、第4の電池差し込みポケットP4の形成側の部分(形成部付近)には、三角形の青色シールからなる青色識別表示部bが貼付されている。なお、赤色識別表示部r、緑色識別表示部gおよび青色識別表示部bは、筐体21の下端面のうち、対応する電池差し込みポットP2〜P4の各形成部分に、三角形状ではなく円環形状または円弧形状に配設してもよい。これにより、各色の識別表示効果を高めることができる。
図7(a)に示すように、負極用プリント配線基板22において、第1〜第4の電池差し込みポケットP1〜P4の形成部の周方向の一部には、先端が正極用プリント配線基板24のプリント配線(正極部)に半田付けされた縦長なプラス接触片25がそれぞれ装着されている。各プラス接触片25は、細い帯状の弾性体(例えばステンレス板)からなる。各プラス接触片25の下端部には、メイン電池13またはサブ電池14の細首の頭部に押し当てられる円弧状の湾曲部が形成されている。
図7(b)に示すように、正極用プリント配線基板24のうち、第1〜第4の電池差し込みポケットP1〜P4との対峙部分には、メイン電池13またはサブ電池14のピン端子(負極)13a,14aが挿通される小径なピン挿通孔26がそれぞれ形成されている。また、正極用プリント配線基板24の各ピン挿通孔26の付近には、上端部が対応するピン端子13a,14aに押し当てられ、かつ下端部が正極用プリント配線基板24のプリント配線に半田付けされたマイナス接触小片27が斜めに突設されている。
図4〜図6に示すように、負極用プリント配線基板22と正極用プリント配線基板24とは、所定の回路構成により電気的に接続されて3色発光ダイオード16の発光回路17の形成基板となる。メイン電池13およびサブ電池14は、対応する第1〜第4の電池差し込みポケットP1〜P4に差し込まれた際、各細首の頭部にプラス接触片25の円弧状の湾曲部がそれぞれ押し当てられ、かつ各ピン端子13a,14aの一側部にマイナス接触小片27がそれぞれ押し当てられる(図2)。こうして、メイン電池13およびサブ電池14は、電池保持部15の筐体21にそれぞれ掛止される。
3色発光ダイオード16は、その赤色発光ダイオード部分Rと緑色発光ダイオード部分Gと青色発光ダイオード部分Bを樹脂によりモールドしてパッケージ化したものである。3色発光ダイオード16から下方に延びる赤色用負極ピン16r、青色用負極ピン16g、青色用負極ピン16bおよび共通正極ピン16cは、正極用プリント配線基板24の発光回路17の一部にそれぞれ半田付けされている。
次に、図1〜図8を参照して、実施例1に係る電気浮き10の使用方法を説明する。
図1および図2に示すように、電気浮き10を使用した夜釣り時には、まず釣場における隣人の電気浮きの発光ダイオードの発光色を視認し、それと異なる発光色となるように、上ケース18から下ケース19を外した後、電池保持部15の第1の電池差し込みポケットP1にメイン電池13を差し込むとともに、サブ電池14を第2〜第4の電池差し込みポケットP2〜P4の何れかを選択して差し込む。これにより、発光回路17を利用して、電気浮き10の3色発光ダイオード16の発光色を、隣人の電気浮きの発光色と異なるものに変更すことができる。例えば、隣人の電気浮きの発光色が緑色の場合、3色発光ダイオード16の発光色を赤色や青色などに変更する。変更後は、上ケース18と下ケース19とをOリング20を介して螺合し、糸通し孔19aに道糸を通して、通常通り夜釣りを行う。
以下、図4〜図6および図8を参照して、具体的にこの3色発光ダイオード16の所定の発光色への変更(発光)方法を説明する。
3色発光ダイオード16を赤色に発光させる場合には、第1の電池差し込みポケットP1にメイン電池13を差し込むとともに、赤色識別表示部rを選出ガイドとして、第2の電池差し込みポケットP2にサブ電池14を差し込む(図4、図8(a))。これにより、赤色発光ダイオード部分Rが赤色に発光する。
3色発光ダイオード16を緑色に発光させる場合には、緑色識別表示部gを選出ガイドとして、第1の電池差し込みポケットP1にメイン電池13を差し込むとともに、第3の電池差し込みポケットP3にサブ電池14を差し込む(図5、図8(b))。これにより、緑色発光ダイオード部分Gが緑色に発光する。
3色発光ダイオード16を青色に発光させる場合には、青色識別表示部bを選出ガイドとして、第1の電池差し込みポケットP1にメイン電池13を差し込むとともに、第4の電池差し込みポケットP4にサブ電池14を差し込む(図6、図8(c))。これにより、青色発光ダイオード部分Bが青色に発光する。
3色発光ダイオード16をピンク色に発光させる場合には、各識別表示部r,g,bの何れも形成されていないものを選出ガイドとして、第1の電池差し込みポケットP1にメイン電池13を差し込むとともに、第2の電池差し込みポケットP2および第4の電池差し込みポケットP4にそれぞれサブ電池14を差し込む(図8(d))。これにより、赤色発光ダイオード部分Rが赤色に発光するとともに、青色発光ダイオード部分Bが青色に発光することで、3色発光ダイオード16がピンク色に発光する。
3色発光ダイオード16を黄色に発光させる場合には、第1の電池差し込みポケットP1にメイン電池13を差し込むとともに、第2の電池差し込みポケットP2および第3の電池差し込みポケットP3にそれぞれサブ電池14を差し込む(図8(e))。これにより、赤色発光ダイオード部分Rが赤色に発光するとともに、緑色発光ダイオード部分Gが緑色に発光することで、3色発光ダイオード16が黄色に発光する。
3色発光ダイオード16を水色に発光させる場合には、第1の電池差し込みポケットP1にメイン電池13を差し込むとともに、第3の電池差し込みポケットP3および第4の電池差し込みポケットP4にそれぞれサブ電池14を差し込む(図8(f))。これにより、緑色発光ダイオード部分Gが緑色に発光するとともに、青色発光ダイオード部分Bが青色に発光することで、3色発光ダイオード16が水色に発光する。
このように、第1の電池差し込みポケットP1にメイン電池13を差し込み、さらに第2〜第4の電池差し込みポケットP2〜P4のうち、少なくとも1つにサブ電池14を差し込むように構成したため、発光回路17を使用し、3色発光ダイオード16を赤色、緑色、青色、もしくはこれらの三原色を組み合わせた任意の色に発光させることができる。
その結果、夜釣りにおいて、隣人の電気浮きの発光色と異なる色に3色発光ダイオード16の発光色を変更し、真夜中の釣場でも、一見して自他の電気浮きを判別することが可能となる。これにより、自他の電気浮きの見分けがつかず、せっかくアタリがあっても、それが隣人の浮きであると勘違いし、魚を釣り上げるタイミングを逃すことを原因とした釣果の低下を防止することができる。
特に、3色発光ダイオード16を所望の色に発光させるときには、まず電池保持部15の端面を見て、色彩による識別表示がない第1の電池差し込みポケットP1に、ピン型リチウム電池のメイン電池13を差し込むとともに、筐体21の下端面に赤色識別表示部r、緑色識別表示部g、青色識別表示部bを色選出の目安にして第2〜第4の電池差し込みポケットP2〜P4に、ピン型リチウム電池であるサブ電池14を差し込む。このように構成したため、電池保持部15の端面を一見しただけで、3色発光ダイオード16を所望の色に発光させるときに必要な、第1〜第4の電池差し込みポケットP2〜P4を見分けることができる。
この発明は、川や海などでの夜釣りにおいて、隣人の電気浮きとの見間違いを原因とした釣果の低下を防止可能な技術として有用である。
10 電気浮き、
11 発光体カバー部、
12 防水ケーシング、
13 メイン電池、
14 サブ電池、
15 電池保持部、
16 3色発光ダイオード、
17 発光回路、
r 赤色識別表示部、
g 緑色識別表示部、
b 青色識別表示部、
P1 第1の電池差し込みポケット、
P2 第2の電池差し込みポケット、
P3 第3の電池差し込みポケット、
P4 第4の電池差し込みポケット。

Claims (2)

  1. 上端部に透明または半透明な発光体カバー部を有した防水ケーシングと、
    該防水ケーシングに収納され、かつメイン電池が差し込まれる第1の電池差し込みポケット、および、サブ電池が差し込まれる第2〜第4の電池差し込みポケットが配設された電池保持部と、
    該電池保持部に電気的に接続され、かつ前記発光体カバー部に収納される3色発光ダイオードと、
    該3色発光ダイオードの発光回路とを備えた電気浮きであって、
    前記第2の電池差し込みポケットは、前記サブ電池が差し込まれることで、前記3色発光ダイオードの一部を構成する赤色発光ダイオード部分を発光させるためのポケットで、
    前記第3の電池差し込みポケットは、前記サブ電池が差し込まれることで、前記3色発光ダイオードの一部を構成する緑色発光ダイオード部分を発光させるためのポケットで、
    前記第4の電池差し込みポケットは、前記サブ電池が差し込まれることで、前記3色発光ダイオードの一部を構成する青色発光ダイオード部分を発光させるためのポケットであり、
    前記第1の電池差し込みポケットに前記メイン電池を差し込むとともに、前記第2〜第4の電池差し込みポケットの少なくとも1つに前記サブ電池を差し込むことによって、前記発光回路を利用して前記3色発光ダイオードを所定の色に発光させる電気浮き。
  2. 前記メイン電池および前記サブ電池は、それぞれピン型リチウム電池で、
    前記電池保持部は、前記3色発光ダオードが上端面に電気的に接続された円柱体で、
    前記第1の電池差し込みポケットおよび前記第2〜第4の電池差し込みポケットは、前記電池保持部の下端面から該電池保持部の内部に向かって平行に離間して形成され、
    前記電池保持部の下端面のうち、前記第2の電池差し込みポケットの形成部付近には赤色識別表示部が設けられ、
    前記電池保持部の下端面のうち、前記第3の電池差し込みポケットの形成部付近には緑色識別表示部が設けられ、
    前記電池保持部の下端面のうち、前記第4の電池差し込みポケットの形成部付近には青色識別表示部が設けられた請求項1に記載の電気浮き。
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