JPH09224537A - 電気浮子、電気浮子用発光装置及び電気浮子の発光方法 - Google Patents

電気浮子、電気浮子用発光装置及び電気浮子の発光方法

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JPH09224537A
JPH09224537A JP6729196A JP6729196A JPH09224537A JP H09224537 A JPH09224537 A JP H09224537A JP 6729196 A JP6729196 A JP 6729196A JP 6729196 A JP6729196 A JP 6729196A JP H09224537 A JPH09224537 A JP H09224537A
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JP
Japan
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light emitting
float
emitting device
electric
light
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JP6729196A
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English (en)
Inventor
Masuo Kanamaru
益雄 金丸
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Togami Electric Mfg Co Ltd
Original Assignee
Togami Electric Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】従来構造の浮子は、浮子本体が何らかの理由で
破損した場合、発光装置が正常に作動していても使用不
能になり発光装置が無駄になる。また、釣り場、対象
魚、気象条件などによって浮子を変える場合や、各人の
好みに応じて浮子を変える場合に、一般の市販されてい
る電気浮子ではバリエーションに乏しい。 【解決手段】電気浮子F1は浮子本体2と頂部部材11
が半透明プラスチックで成形された発光装置1を有して
いる。頂部部材11は発光ダイオード12を水密的に内
蔵し、基台13に取り付けられている。基台13の天板
14の貫通孔15、16には発光ダイオード12のリー
ド121、122が貫通し、基台13にはリチウム電池
4を装填する電池ケース130が設けてある。基台13
の下部の外周面にはOリング132が装着されている装
着溝131が設けてあり、浮子本体2の上部には装着部
20が形成されている。発光装置1は基台13のOリン
グ132を中空部21に内接させて圧入して水密に装着
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気浮子、電気浮子
用発光装置及び電気浮子の発光方法に関する。更に詳し
くは、浮子と発光装置とを別体とし、浮子に発光装置を
取着できるようにした電気浮子、電気浮子用発光装置及
び電気浮子の発光方法に関する。
【0002】
【従来の技術】魚釣りにおいては、釣り針に魚がかかっ
たことを感知する手段として浮子が使用されている。夜
間の魚釣りの場合は浮子が見えにくくなるため、魚がか
かったことを視認できるように浮子に発光手段を設けて
いる。実開昭59−107873号公報、実開昭59−
107874号公報にはそのような浮子の例が開示され
ている。当該公報に開示されている電気浮子は、浮子本
体の内部に発光装置を備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
構造の浮子は、発光装置が正常に作動していても浮子本
体が何らかの理由で破損した場合は、使用不能になり発
光装置が無駄になる。また、釣り場、対象魚、気象条件
などによって浮子を変える場合や、各人の好みに応じて
浮子を変える場合に、一般の市販されている電気浮子で
はバリエーションに乏しい。
【0004】本発明の目的は、浮子本体が破損しても発
光装置は継続して使用できるようにすることにある。ま
た、本発明の他の目的は、浮子本体に発光装置を装着し
たときだけ発光素子が発光するようにし、他の浮子本体
に簡単に発光装置が取り付けられ、浮子のバリエーショ
ンをもった使用ができるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成する為に講じた発明の手段は次の通りである。第1
の発明にあっては、魚釣り用の電気浮子であって、この
電気浮子は、発光装置を装着するための装着手段を備え
ている浮子本体と、当該浮子本体に着脱可能に装着され
る発光装置と、を含み、上記発光装置は、光を透光する
材料で形成された水密ケースと、当該水密ケースに内蔵
されている発光素子と、電池収容部と、上記浮子本体に
装着するための装着手段と、を備えており、上記発光素
子と上記電池収容部は水密構造である、電気浮子であ
る。
【0006】第2の発明にあっては、電池収容部に電池
が収容されており、浮子本体に発光装置を装着すること
によって上記電池が移動し、当該電池と発光素子とが通
電するようにした、第1の発明に係る電気浮子である。
【0007】第3の発明にあっては、発光装置を装着す
るための装着手段を備えている浮子本体に着脱可能に装
着される電気浮子の発光装置であって、この発光装置
は、光を透光する材料で形成された水密ケースと、当該
水密ケースに内蔵されている発光素子と、電池収容部
と、上記浮子本体に装着するための装着手段と、を備え
ており、上記発光素子と上記電池収容部は上記浮子本体
に装着されたときに水密構造となる、電気浮子の発光装
置である。
【0008】第4の発明にあっては、浮子本体に発光装
置を装着して使用する電気浮子の発光方法であって、上
記発光装置はスイッチ手段を備えており、上記浮子本体
に上記発光装置を装着することによってスイッチが投入
され発光素子が発光するようにした、電気浮子の発光方
法である。
【0009】第5の発明にあっては、スイッチ手段が発
光素子のリードと電池の片側極又は両極で構成されてい
る、第4の発明に係る電気浮子の発光方法である。
【0010】(作 用)電気浮子は、浮子本体と発光装
置が別体に形成されており、装着手段を介しそれらを組
み合わせて使用するようになっている。従って、浮子本
体が破損した場合でも、発光装置が使用可能であれば、
発光装置は他の浮子本体と組み合わせて使用できるので
経済的である。
【0011】電池収容部に電池が収容されており、浮子
本体に発光装置を装着することによって電池が移動し、
電池と発光素子とが通電するようにしたものにあって
は、浮子本体に発光装置を装着したときだけ発光素子が
発光するようにすれば、他の浮子本体に簡単に発光素子
を取り付けることができ、浮子のバリエーションをもっ
た使用が可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明を図面に示した実施の形態
に基づき更に詳細に説明する。図1は本発明に係る電気
浮子の第1の実施の形態を示す説明図である。なお、図
は点灯状態を表している。電気浮子F1は、浮子本体2
と当該浮子本体2に着脱可能に装着される発光装置1を
有している。発光装置1は、透光性を有する半透明プラ
スチックで成形されており先端部が閉鎖されている円筒
形状に形成された頂部部材11を有している。頂部部材
11は発光素子である発光ダイオード12を水密的に内
蔵しており、これにより発光部10を構成している。
【0013】発光ダイオード12は頂部部材11の下部
の内部側に接着され、上部が閉鎖された円筒形状の基台
13に取り付けられている。基台13の天板14には二
箇所に貫通孔15、16が形成されている。貫通孔1
5、16にはそれぞれ発光ダイオード12のリード12
1、122が貫通している。リード121は貫通孔15
の側部に位置している。リード122は基台13の内側
面に露出させてある。なお、基台13の中空部分は電池
ケース130を構成している。また、基台13の下部の
外周面には全周にわたり装着溝131が設けてあり、装
着溝131にはOリング132が装着されている。
【0014】浮子本体2の上部には、発光装置1を装着
する装着手段である円筒形状の装着部20が形成されて
いる。装着部20の内側には中空部21が設けてある。
そして、基台13のOリング132を中空部21に内接
させて圧入し、連結部分を水密保持するようにしてい
る。符号4は、例えばリチウム電池などで、上部に棒状
のプラス極端子41が設けられている。リチウム電池4
の周面42はマイナス極となっている。リチウム電池4
は、発光させるときに電池ケース130に装填される。
【0015】(作 用)図1を参照して電気浮子F1の
作用を説明する。まず、リチウム電池4を電池ケース1
30に装填する。これにより、リチウム電池4のプラス
極端子41は貫通孔15に挿入されてリード121と接
触し、リード122はリチウム電池4の周面42に接触
して通電し、発光ダイオード12が点灯する。そして、
基台13のOリング132を中空部21に内接させて圧
入し、連結部分を水密保持するようにして、発光装置1
を浮子本体2に取り付ける。このように、電気浮子F1
は、浮子本体2と発光装置1が別体に形成されており、
それらを組み合わせて使用するようになっている。従っ
て、浮子本体2が破損した場合でも、発光装置1が使用
可能であれば、発光装置1は他の浮子本体2と組み合わ
せて使用できる。
【0016】図2は本発明に係る電気浮子の第2の実施
の形態を示す説明図である。なお、図は点灯状態を表し
ている。また、上記電気浮子F1と同一又は同等構造の
部分については説明を省略するか又は簡略にし、図面に
おいて同一又は同等箇所には同一の符号を付して示して
いる。電気浮子F2のリード121は基台13の貫通孔
15の側部に位置している。リード122は基台13の
内側面に沿って下方へ延長され、後述するリチウム電池
4の下方まで伸ばしてある。リード122の下部のうち
リチウム電池4の側部と接触する部分は絶縁チューブ1
23で被覆してある。リード122の先端部にはコイル
状に形成された端子124が設けてある。端子124は
消灯状態においてはリチウム電池4の下面43と若干の
隙間があくようにしてある。
【0017】浮子本体2の上部には、発光装置1を装着
する装着手段である円筒形状の装着部20が形成されて
いる。装着部20の内側には中空部21が設けてある。
頂部部材11の下部外周には合成樹脂製の弾性チューブ
3が取着されており、装着部20に装着したとき装着部
20と頂部部材11の連結部分を水密保持するようにし
ている。
【0018】符号4はリチウム電池で、上部に棒状のプ
ラス極端子41が設けられている。リチウム電池4の下
面43はマイナス極となっている。リチウム電池4は電
池ケース130に装着されており、棒状のプラス極端子
41は貫通孔15に押し込まれてリード121と接触し
ている。また、上記したように、リード122の下端部
には端子124が設けられている。発光装置1の各部の
寸法は、装着部20に装着されたときに、リード122
の下部が中空部21の内底面と当接して変形することに
より、端子124がリチウム電池4のマイナス極である
下面43に接触して通電し、発光ダイオード12が点灯
するように設定されている。
【0019】(作 用)電気浮子の作用を図2を参照し
て説明する。浮子本体2の装着部20に弾性チューブ3
を拡開しながら圧入し、発光装置1を浮子本体2に装着
する。このとき、リード122の下部が中空部21の内
底面と当接して変形することにより、端子124がリチ
ウム電池4の下面43に接触して通電し、発光ダイオー
ド12が点灯する。
【0020】このように、電気浮子F2は、浮子本体2
と発光装置1が別体に形成されており、それらを組み合
わせて使用するようになっている。従って、浮子本体2
が破損した場合でも、発光装置1が使用可能であれば、
発光装置1は他の浮子本体2と組み合わせて使用でき
る。また、電気浮子F2は、浮子本体2に発光装置1を
装着したときだけ発光ダイオード12が発光するので、
使用しない時には発光装置1を取り外して消灯してお
く。なお、本発明は上記実施の形態に限定されるもので
はなく、特許請求の範囲の記載内において種々の変形が
可能である。
【0021】
【発明の効果】本発明は上記構成を有し、次の効果を奏
する。 (a)電気浮子は、浮子本体と発光装置が別体に形成さ
れており、装着手段を介しそれらを組み合わせて使用す
るようになっている。従って、浮子本体が破損した場合
でも、発光装置が使用可能であれば、発光装置は他の浮
子本体と組み合わせて使用できるので経済的である。
【0022】(b)電池収容部に電池が収容されてお
り、浮子本体に発光装置を装着することによって電池が
移動し発光素子と通電するようにしたものにあっては、
浮子本体に発光装置を装着したときだけ発光素子が発光
するので、使用しない時には発光装置を取り外して消灯
しておけば、使用しない時の電池の消耗を防いで経済的
な使用ができる。
【0023】(c)釣り場、対象魚、気象条件などによ
って浮子を変える場合や、各人の好みに応じて浮子を変
える場合に、浮子本体を他の浮子本体に取り換えて簡単
に発光装置を取り付けて使用できる。すなわち、発光装
置を共通部分とすることによって構成部品が少なくな
り、一般的な高価な浮子を取り揃えるよりも費用が安く
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気浮子の第1の実施の形態を示
す説明図。
【図2】本発明に係る電気浮子の第2の実施の形態を示
す説明図。
【符号の説明】
F1、F2 電気浮子 1 発光装置 10 発光部 11 頂部部材 12 発光ダイオード 121、122 リード 123 絶縁チューブ 124 端子 13 基台 130 電池ケース 131 装着溝 132 Oリング 14 天板 15、16 貫通孔 2 浮子本体 20 装着部 21 中空部 3 弾性チューブ 4 リチウム電池 41 プラス極端子 42 周面 43 下面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 魚釣り用の電気浮子であって、この電気
    浮子は、 発光装置を装着するための装着手段を備えている浮子本
    体と、 当該浮子本体に着脱可能に装着される発光装置と、を含
    み、 上記発光装置は、 光を透光する材料で形成された水密ケースと、 当該水密ケースに内蔵されている発光素子と、 電池収容部と、 上記浮子本体に装着するための装着手段と、を備えてお
    り、 上記発光素子と上記電池収容部は水密構造であることを
    特徴とする、 電気浮子。
  2. 【請求項2】 電池収容部に電池が収容されており、浮
    子本体に発光装置を装着することによって上記電池が移
    動し、当該電池と発光素子とが通電するようにしたこと
    を特徴とする、請求項1記載の電気浮子。
  3. 【請求項3】 発光装置を装着するための装着手段を備
    えている浮子本体に着脱可能に装着される電気浮子の発
    光装置であって、この発光装置は、 光を透光する材料で形成された水密ケースと、 当該水密ケースに内蔵されている発光素子と、 電池収容部と、 上記浮子本体に装着するための装着手段と、を備えてお
    り、 上記発光素子と上記電池収容部は上記浮子本体に装着さ
    れたときに水密構造となることを特徴とする、 電気浮子の発光装置。
  4. 【請求項4】 浮子本体に発光装置を装着して使用する
    電気浮子の発光方法であって、上記発光装置はスイッチ
    手段を備えており、上記浮子本体に上記発光装置を装着
    することによってスイッチが投入され発光素子が発光す
    るようにしたことを特徴とする、 電気浮子の発光方法。
  5. 【請求項5】 スイッチ手段が発光素子のリードと電池
    の片側極又は両極で構成されていることを特徴とする、 請求項4記載の電気浮子の発光方法。
JP6729196A 1996-02-27 1996-02-27 電気浮子、電気浮子用発光装置及び電気浮子の発光方法 Pending JPH09224537A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100861111B1 (ko) * 2008-03-06 2008-09-30 송금옥 전자찌용 엘이디 기판모듈
KR100893900B1 (ko) * 2008-10-06 2009-04-20 최순이 낚시용 발광장치
KR200447338Y1 (ko) * 2007-12-10 2010-01-19 최상용 발광 낚시찌
KR101379774B1 (ko) * 2013-04-25 2014-03-31 김지혜 발광 낚시찌

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KR100893900B1 (ko) * 2008-10-06 2009-04-20 최순이 낚시용 발광장치
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