JPS6454Y2 - - Google Patents

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JPS6454Y2
JPS6454Y2 JP1983156001U JP15600183U JPS6454Y2 JP S6454 Y2 JPS6454 Y2 JP S6454Y2 JP 1983156001 U JP1983156001 U JP 1983156001U JP 15600183 U JP15600183 U JP 15600183U JP S6454 Y2 JPS6454 Y2 JP S6454Y2
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water
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battery
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JP1983156001U
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JPS6062269U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は魚釣用浮子に係り、さらに詳しくは
発光手段を備え、この発光手段の発光体は浮子本
体に設けた水位スイツチによつて点灯制御される
ようにした魚釣用浮子に関するものである。
夜釣に用いられる浮子としては、一般に水面か
ら突出する浮子のトツプエンド表面に螢光層を形
成し、この螢光層を輝光させることで暗い水面で
の浮子の位置及び挙動を視認できるようにしてい
る。
このような浮子は、月光のない夜であれば螢光
層を明瞭に確認でき、魚が仕掛にかかつたか否か
を視覚的に判断できるが、月夜などのように釣場
が明るい場合は、螢光層が周囲の明るさに溶け込
み、浮子の存在がはつきり視認できない。
そこで従来においては、浮子本体に発光素子及
び電池を内蔵させた、所謂電気浮子と称するもの
があるが、これは電池が装着されると、発光素子
は使用、不使用時に拘らず点灯を継続し、電池の
消耗が大きいとともに、不使用時には電池をかな
らず取り外しておかなければならず、取扱いが比
較的煩雑となる欠点があつた。
この考案は上記従来の欠点を除去するためにな
されたもので、浮子本体の外周にその上下方向に
所望間隔離して配置した一対の電極からなる水位
スイツチを設け、浮子本体が水中に浸漬されたと
き水を導体として水位スイツチをオンさせ発光体
を駆動してトツプエンドを輝光する方式とするこ
とにより、電池の浪費を節約し、不使用の電池の
取り外しを不要にした魚釣用浮子を提供するにあ
る。
以下、この考案の具体的実施例を図面に基づい
て説明する。
第1図はこの考案の魚釣用浮子の一例を示すも
ので、10は合成樹脂製の浮子本体を示し、この
浮子本体10は、上端が円弧状をなし下端に結合
部12を有する中空で筒状の上部部材1と、上端
に上記上部部材1と連結する筒状結合部22を同
心に有する密閉中空の下部部材2とからなり、こ
の上部及び下部部材1,2は互いの結合部12と
22を螺合構造にすることによつて分離可能に結
合されるとともに、結合部12,22における上
部及び下部部材1と2の端面間にはゴムパツキン
5が介在され、結合部の水密性を保持するように
なつている。また、上記下部部材2の下端部21
は縮径され釣糸を連結できる小径管状に成形され
ている。
上記上部部材1の上端頂部には上部部材1の軸
線と同軸の穴13が形成され、この穴13内には
赤、橙色の有色アクリル材等からなる輝光ロツド
4が水密に嵌着されており、この輝光ロツド4の
内部には下端から上端側に行くにしたがい階段状
縮径される光ガイド穴43が形成されているとと
もに、輝光ロツド4の上部部材1内への突出開口
端部41を漏斗状に形成し、その内面にはアルミ
蒸着などの手段により光反射層42が形成してあ
る。
3は上記輝光ロツド4を輝光させる発光素子
で、例えばランプ33と、これが装着されるソケ
ツト32とからなり、このようにした発光素子3
は浮子本体10内に配置された合成樹脂製の支持
枠30の上端に固定されているとともに、ランプ
33は上記輝光ロツド4の開口端部41内に挿入
され、そして支持枠30の下端にはねじ部31が
一体に形成され、このねじ部31を上記結合部2
2の内周に螺合することで発光素子3を上部部材
1内に保持する。
上記支持枠30はねじ部31側に電池収容部3
9を備え、この収容部39内には水銀電池34が
着脱可能に収納されている。また、上記支持枠3
0には上記電池34の正極及び負極と接触し電池
34を挾持する導電片36,35が固定されてお
り、この導電片36にリード線38を介してラン
プ33の一端が接続され、ランプ33の他端はリ
ード線37を介してトランジスタ6のコレクタに
接続され、トランジスタ6のエミツタは導電片3
5に接続されている。
7は水位スイツチで、電極71,72を備え、
電極71は上部部材1の上端部側外周面に埋設さ
れ、電極72は上部部材1の下端部側外周面に埋
設されている。上記上部電極71の埋設位置より
下方の上部部材1の内周面には第1のリング状導
体73が設けられており、このリング状導体73
と上部電極71間は上部部材1の外周面に布設し
た導電片78により電気的に接続されている。ま
た、上記下部電極72と対向する上部部材1の内
周面には第2のリング状導体74が設けられてお
り、このリング状導体74と上記下部電極72と
は電気的に接続されている。
上記電池34の導電片36に弾性導電片75の
一端が固定され、その自由端は上記第1のリング
状導体73に接触している。また、上記支持枠3
0には他の弾性導電片76の一端が固定され、そ
の固定端は上記トランジスタ6のベースに接続さ
れているとともに、他の弾性導電片76の自由端
は上記第2のリング状導体74に接触している。
上記導体73,74がリング状にした目的は、
上部及び下部部材1,2が互いにねじ結合された
弾性導電片75,76との間で電気的接続を確保
するためである。また、上記リング状導体73,
74は蒸着、メツキ等の手段により形成されるも
のである。
上記電極71及び導体片78は水位スイツチ7
の動作水位、即ち浮子本体1の水中への浸入深さ
に応じてランプ33の点灯時期を調整するもので
あり、このために電極71と72間にある上部部
材1の外周にゴム等のフイツト性に富む薄膜カバ
ー8が設けられている。この薄膜カバー8は上部
部材1の外周を水密に被覆する薄膜チユーブから
なり、その下端81は上部部材1の外周に形成し
たリング状溝11に固着されているとともに、上
端は巻き状態をなし、この巻部分82を巻戻して
電極71側に移動すれば、導電片78が下端側か
ら順次カバーされ、水位スイツチ7の動作水位が
アツプし、巻部分82を下方に下がるように巻取
れば導電片78のカバー領域が少なくなり、水位
スイツチ7の動作水位がダウンすることになる。
上記のように構成された浮子において、仕掛
(図示せず)とともに水中に投入された浮子本体
10がその縮径下端部21に結合される仕掛の重
量により水中に垂直に保持され、そして水面レベ
ルLが薄膜カバー8の巻部分82側に位置してい
るものとする。この状態においては、水位スイツ
チ7を構成する下部側電極72が水中に埋設され
ているものの、上部側電極71及びこれを接続さ
れた導電片78が水中に埋設されていないため、
両電極71と72間は導通されず、従つて水位ス
イツチ7はオフに保持され、ランプ33は点灯し
ない。
一方、仕掛に魚がかかるなどして浮子本体10
が水中に引き込まれ、これに伴い導電片78又は
電極71が水中に浸漬されると、両電極71,7
2間は水によつて短絡され、水位スイツチ7はオ
ン状態となる。水位スイツチ7がオンすると、電
池34−導電片36−弾性導電片75−第1のリ
ング状導体73−導電片78又は電極71−水−
電極72−第2のリング状導体74−弾性導電片
76−トランジスタ6のベース−トランジスタ6
のエミツタ−電池34の閉回路でトランジスタ6
がバイアスされ導通される。これによりランプ3
3が点灯し、その光は光ガイド穴43内を輝光ロ
ツド4の先端方向に進行するとともにロツド内部
に進入して外部に透過し、輝光ロツド4をその着
色に応じた色、例えば赤又は橙色に輝光させる。
従つて輝光ロツド4の輝光状況を見れば、魚の
あたりがあつたのか、あるいは仕掛に魚がかかつ
たか否かを判断できる。
また、薄膜カバー8の巻部分82を水面レベル
L以下にして導電体78が水中に浸漬される状態
にしておけば、仕掛に魚がかかるなどして浮子本
体10が水中に引き込まれなくともランプ33が
点灯され、ロツド4を常に輝光させることができ
る。
即ち、薄膜カバー8の巻部分82を上下に調整
することで水位スイツチ7の動作時点を任意に調
節することができる。また、浮子本体10が水中
から引き上げれば、水位スイツチ7はオフされ、
ランプ33は消灯されることになる。したがつ
て、従来のように電池を浮子本体10から取り外
す必要がない。さらに、仕掛に魚がかかるなどし
て浮子本体10が動作されたときに点灯するよう
にしておけば、電池の消耗を低減することができ
る。
なお、上記実施例では水位スイツチ7の動作水
位の調整を薄膜カバー8により行う場合について
述べたが、上部側電極71の位置を上下方向に調
整できる方式としても良い。
以上説明した通りこの考案の魚釣用浮子によれ
ば、浮子本体の外周面に浮子本体の水中への浸漬
により短絡される電極からなる水位スイツチを設
け、この水位スイツチにより浮子本体に内蔵した
発光体を点灯制御する方式としたので、電池の消
費を節約でき、浮子不使用時に電池を浮子本体か
らいちいち取り外す必要がなくなり、さらに魚が
かかつているか否かの状況も輝光ロツドの状態を
見ることで判断できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の魚釣用浮子の一例を示す縦
断面図、第2図はこの考案における発光体点灯制
御のための回路図である。 1……上部部材、2……下部部材、3……発光
体、4……輝光ロツド、6……トランジスタ、7
……水位スイツチ、8……薄膜カバー、10……
浮子本体、34……電池、35,36……導電
体、71,72……電極、73,74……リング
状導体、75,76……弾性導電片、78……導
電片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下に分離できる浮子本体と、この浮子本体の
    上部部材の頂部に突設した輝光ロツドと、上記浮
    子本体内に設けられ上記輝光ロツドを輝光させる
    発光体と、この発光体を点灯駆動する電池と、上
    記発光体と電池との回路に接続された発光体ドラ
    イブ用のトランジスタと、上記浮子本体の外周面
    に上下に位置して設けられ水により短絡される一
    対の電極からなる水位スイツチとを有し、該水位
    スイツチの上部側の電極の水面に対する接触位置
    を調節できるようにすると共に、この水位スイツ
    チにより上記トランジスタを制御して上記発光体
    を点灯制御するようにしたことを特徴とする魚釣
    用浮子。
JP15600183U 1983-10-07 1983-10-07 魚釣用浮子 Granted JPS6062269U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15600183U JPS6062269U (ja) 1983-10-07 1983-10-07 魚釣用浮子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15600183U JPS6062269U (ja) 1983-10-07 1983-10-07 魚釣用浮子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6062269U JPS6062269U (ja) 1985-05-01
JPS6454Y2 true JPS6454Y2 (ja) 1989-01-05

Family

ID=30344360

Family Applications (1)

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JP15600183U Granted JPS6062269U (ja) 1983-10-07 1983-10-07 魚釣用浮子

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5482786U (ja) * 1977-11-22 1979-06-12

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6062269U (ja) 1985-05-01

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