JP5229533B2 - ドアグリップの取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ドアグリップが内装基材を介してインナパネルに取り付けられているドアグリップの取付構造に関する。
この種のドアグリップの取付構造として、例えば下記特許文献1に記載のものが知られている。このドアグリップは、インナパネルに取り付けられるグリップベースとこのグリップベースの表面に被せられるグリップカバーとから構成されている。グリップベースは、内装基材に設けた貫通孔を貫通してインナパネルの車室内側に延びる取付用ボスを有し、この取付用ボスを車室内側からねじ止めすることによりインナパネルに固定されている。
特開2003−312351公報
しかしながら、上記ドアグリップは、グリップベースがインナパネルに対して2点で固定されているに過ぎないため、ドアグリップがねじられたり、内装基材の貫通孔との間に隙間ができたり、異音が発生する等してしまう。かといって、内装基材に貫通孔を設けることなくドアグリップを内装基材に直接取り付けることにより隙間や異音を防ぐことができたとしても、内装基材の強度が弱いため、ドアグリップにねじれ方向の応力がはたらくと内装基材が撓んでしまう。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ドアグリップが内装基材に取り付けられる構成においてドアグリップを正規の姿勢に保持することを目的とする。
本発明は、ドアボディを構成するインナパネルよりも車室内側に内装基材が対向配置され、内装基材の車室内側にドアグリップが取り付けられ、前記内装基材を介して前記ドアグリップを前記インナパネルに取り付け固定するドアグリップの取付構造であって、ドアグリップは、内装基材に接続される一対の接続部を備えており、内装基材は、両接続部を通る軸線を基準として接続部の両側に配置され、インナパネルに固定される少なくとも一対の固定部を接続部毎にそれぞれ備えている構成としたところに特徴を有する。
このような構成によると、ドアグリップが強く握られる等してねじられると、一対の接続部に応力がかかって内装基材が撓み変形しようとする。これに対し、内装基材は両接続部を通る軸線を基準として接続部の両側に配置された一対の固定部によってインナパネルに固定されているから、内装基材の撓み変形を規制しドアグリップのねじれを防ぐことができる。このように、ドアグリップを内装基材に取り付ける構成としてもドアグリップを正規の姿勢に保持することができる。
本発明の実施の態様として、以下の構成が好ましい。
ドアグリップの表面は、表皮によって覆われているものにおいて、両接続部に対し内装基材の車室外側からねじ止めされている構成としてもよい。
このような構成によると、ドアグリップを表皮で覆った状態のまま内装基材にねじ止めすることができるとともに、ドアグリップの意匠面に取付部が表れないためドアグリップの意匠的効果を高めることができる。
固定部は、内装基材の車室内側に取り付けられる内装部品をインナパネルに固定するための固定部を兼用したものである構成としてもよい。
このような構成によると、内装部品の固定部を利用して、内装基材をインナパネルに固定することができる。したがって、内装基材の構成を簡素化することができる。
内装基材に内装部品を取付可能な取付孔が貫通して設けられ、固定部は、取付孔の内部に設けられている構成としてもよい。
このような構成によると、取付孔を通じて車室内側からねじ止めすることにより固定部をインナパネルに固定することができると共に、取付孔に内装部品を取り付けることで、固定部を外部から見えないようにすることができる。
接続部とその接続部側に配置された両固定部の一方とを接続するブラケットを備えている構成としてもよい。
このような構成によると、ドアグリップをブラケットを介してインナパネルに固定することができる。したがって、ドアグリップの取付強度を高めることができる。
本発明によれば、ドアグリップが内装基材に取り付けられる構成においてドアグリップを正規の姿勢に保持することができる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図5の図面を参照しながら説明する。本実施形態における内装基材であるドアトリム1は、車両ドアの外装部材を構成する金属製のインナパネル10の車室内側に対向配置されている。ドアトリム1は、アッパベース20、ミドルボード21、ロアボード22からなり、それぞれがポリプロピレン等の合成樹脂材料、木質材料などによって構成され、それぞれを結合部材で連結して形成されている。また、ドアトリム1の車室内側には、図示はしないものの表皮が一部または全部に貼着されている。尚、図1ないし図3においては図示左側(左方)を前側(前方)とし、図4及び図5においては図示上側を車室内側とする。
本発明のドアグリップ1が取り付けられるミドルボード21について説明する。ミドルボード21の車室外側面には、図4及び図5に示すように、車室外側に向けて立ち上がる形態をなす複数のクリップ座(本発明の「固定部」の一例)25が突出して設けられている。クリップ座25の突出端には、合成樹脂製のクリップ40が固定されており、クリップ40は、弾性的に変形可能な変形可能部41を有している。変形可能部41は、インナパネル10に開口した取付孔11に対して縮径しつつ挿入され、取付孔11に貫通した状態で弾性復帰し取付孔11の開口縁に係止することにより取付孔11に装着される。これにより、ミドルボード21は、インナパネル10に固定される。
ミドルボード21の車室内側における下部には、図1に示すように、上方に開口した開口部を有するドアポケット23が設けられ、ドアポケット23の前方には、スピーカー(図示せず)が設置されている。尚、ロアボード22は、ドアポケット23の車室内側を構成している。
ミドルボード21の車室内側における中央部には、シートに着座した乗員がひじを掛けたりするためのアームレスト50が装着されている。また、ミドルボード21の車室内側においてアームレスト50の前方には、アームレスト50の前端から前方に連なって斜め上方に延びる形態をなすドアグリップ30が装着されている。
ドアグリップ30は、ミドルボード21に対して前後2箇所で接続されており、前側の接続部を第1接続部31Aとし、後側の接続部を第2接続部31Bとする。ミドルボード21において第2接続部31Bと前方に隣り合う位置には、スイッチパネル取付孔24が開口している。スイッチパネル取付孔24には、パワーウィンドウを開閉操作するスイッチ等が取り付けられたスイッチパネル80(本発明の「内装部品」の一例)が嵌め込まれる。尚、スイッチパネル取付孔24の内部には、締結ボルトBを用いてミドルボード21をインナパネル10にねじ止めするためのボード固定部(本発明の「固定部」の一例)26が設けられている。
一方、ミドルボード21において第1接続部31Aと上方に隣り合う位置には、インサイドハンドル部(本発明の「内装部品」の一例)60が設置されている。また、ミドルボード21におけるインサイドハンドル部60との接合部には、図2に示すように、ハンドルカバー取付孔27が開口して設けられている。
インサイドハンドル部60は、ハンドルカバー取付孔27に装着されるハンドルカバー61を有している。ハンドルカバー61は、ハンドルカバー取付孔27の周縁部に設けられたベース部27Aに対してねじ止めされている。ハンドルカバー61は車室外側に凹んだ凹部を有し、この凹部には、前方に延びる形態をなしその後端側を回動中心として前端側を回動操作可能なハンドル62が収容されていると共に、締結ボルトBを用いてハンドルカバー61をインナパネル10にねじ止めするためのカバー固定部(本発明の「固定部」の一例)63が開口している。また、ハンドルカバー61の凹部には、カバー固定部63に取り付けられた締結ボルトBを覆い隠すカバー部材64が装着されている。
さて、本実施形態におけるドアグリップ30は、予め表面に表皮が貼着されており、ミドルボード21の車室内側からインナパネル10にねじ止めすることができないため、まず、ドアグリップ30をミドルボード21に固定し、このミドルボード21をインナパネル10に固定する取付方法を採用している。しかしながら、ドアグリップ30を車両前後方向の2点でミドルボード21に固定する場合に、ミドルボード21は、インナパネル10よりも剛性が低いため、乗員がドアグリップ30を握り強く引っ張ると、図3に示すように、ドアグリップ30が軸線P1を回動中心として軸回り(R方向)にねじれる現象が発生していた。以下、ドアグリップ30のねじれを解決した取付構造について図3ないし図5を参照しながら説明する。
まず、ドアグリップ30の軸線P1の定義について説明する。第1接続部31Aには、図示3個の第1ボルト締結部32Aが設けられ、これらの第1ボルト締結部32Aに対し締結ボルトBを用いてミドルボード21の車室外側からねじ止めすることにより第1接続部31Aとミドルボード21とを固定している。一方、第2接続部31Bには、図示3個の第2ボルト締結部32Bが設けられ、これらの第2ボルト締結部32Bに対し締結ボルトBを用いてミドルボード21の車室外側からねじ止めすることにより第2接続部31Bとミドルボード21とを固定している。ここで、3つの第1ボルト締結部32Aを頂点とする三角形の重心あるいは図心を第1接続部31Aの重心G1とし、3つの第2ボルト締結部32Bを頂点とする三角形の重心あるいは図心を第2接続部31Bの重心G2としたときに、両重心G1,G2を通過する直線を軸線P1とする。
ミドルボード21における第1接続部31Aとの接合部には、一対の固定部が軸線P1の両側にそれぞれ設けられており、両固定部の一方は、クリップ座25によって構成され、同他方は、カバー固定部63によって構成されている。また、第1ボルト締結部32Aとカバー固定部63との間は、金属製のブラケット70によって接続されている。
一方、ミドルボード21における第2接続部31Bとの接合部には、一対の固定部が軸線P1の両側にそれぞれ設けられており、両固定部の一方は、クリップ座25によって構成され、同他方は、ボード固定部26によって構成されている。また、第2ボルト締結部32Bとボード固定部26との間は、金属製のブラケット70によって接続されている。
図4は、第1接続部31Aにおけるドアグリップ30の取付構造を簡略化したものである。尚、図4においては、図面の簡略化のため、第1接続部31Aとミドルボード21とが1個の締結ボルトBで接続されているものの、この場合には、第1ボルト締結部32Aの中心が重心G1となる。
第1接続部31Aと第1ボルト締結部32Aとブラケット70の一端側とは、締結ボルトBを用いてミドルボード21の車室外側から共締めされている。また、クリップ座25は、クリップ40をインナパネル10の取付孔11に嵌め込むことにより固定されている。さらに、カバー固定部63とブラケット70の他端側とインナパネル10とは、締結ボルトBを用いてミドルボード21の車室内側から共締めされ、カバー固定部63を備えるハンドルカバー61は、前記したように、ミドルボード21に開口するハンドルカバー取付孔27のベース部27Aにねじ止めされている。尚、カバー固定部63はカバー部材64によって覆われるため、締結ボルトBによるボルト締結部分が外部から見えないようになっている。
図5は、第2接続部31Bにおけるドアグリップ30の取付構造を簡略化したものである。尚、図5においては、図面の簡略化のため、第2接続部31Bとミドルボード21とが1個の締結ボルトBで接続されているものの、この場合には、第2ボルト締結部32Bの中心が重心G2となる。
第2接続部31Bと第2ボルト締結部32Bとブラケット70の一端側とは、締結ボルトBを用いてミドルボード21の車室外側から共締めされている。また、クリップ座25は、クリップ40をインナパネル10の取付孔11に嵌め込むことにより固定されている。さらに、ボード固定部26とブラケット70の他端側とインナパネル10とは、締結ボルトBを用いてミドルボード21の車室内側から共締めされている。尚、ボード固定部26はアームレスト50によって覆われるため、締結ボルトBによるボルト締結部分が外部から見えないようになっている。
本発明は以上のような構造であって、続いてその作用を説明する。シートに着座した乗員がドアグリップ30を握り強く引っ張った場合に、第1接続部31Aから応力を受けて、ミドルボード21が撓み変形しようとするものの、第1接続部31Aの両側にそれぞれ配置されたクリップ座25及びカバー固定部63がインナパネル10に固定されているため、ミドルボード21の撓み変形が規制され、ドアグリップ30が正規の姿勢に保持される。これにより、ハンドルカバー61と第1接続部31Aとの間で隙間が発生したり、ハンドルカバー61と第1接続部31Aとが擦れ合うことにより異音が発生したりすることを規制可能である。しかも、本実施形態における第1接続部31Aは、ブラケット70によってカバー固定部63に接続されているため、ドアグリップ30の取付強度を高めることができる。
一方、第2接続部31Bにおいても同様に、第2接続部31Bから応力を受けて、ミドルボード21が撓み変形しようとするものの、第2接続部31Bの両側にそれぞれ配置されたクリップ座25及びボード固定部26がインナパネル10に固定されているため、ミドルボード21の撓み変形が規制され、ドアグリップ30が正規の姿勢に保持される。しかも、本実施形態における第2接続部31Bは、ブラケット70によってボード固定部26に接続されているため、ドアグリップ30の取付強度を高めることができる。
続いて車両用ドアトリム1の組み立て方法について簡単に説明する。まず、ハンドルカバー61をハンドルカバー取付孔27に取り付けてベース部27Aにねじ止めし、ドアグリップ30及びアームレスト50をミドルボード21の車室内側における中央部にセットする。次に、アームレスト50をミドルボード21の車室外側から締結ボルトBを用いてねじ止めすると共に、ドアグリップ30の両ボルト締結部32A,32B及びブラケット70の一端側をミドルボード21の車室外側から締結ボルトBを用いてねじ止めする。
次に、ドアグリップ30が取り付けられたミドルボード21をインナパネル10に取り付ける。この取付作業は、クリップ座25の突出端に取り付けられたクリップ40をインナパネル10に開口する取付孔11に嵌め込むことにより行う。そして、ミドルボード21の車室内側から締結ボルトBを用いてカバー固定部63とブラケット70の他端側とをインナパネル10にねじ止めする。この後、カバー部材64をハンドルカバー61に装着することによりカバー固定部63を固定している締結ボルトBを外部から見えないようにすることができる。
また、ミドルボード21の車室内側から締結ボルトBを用いてボード固定部26とブラケット70の他端側とをインナパネル10にねじ止めする。この後、スイッチパネル80をスイッチパネル取付孔24に嵌め込むことによりボード固定部26を固定している締結ボルトBを外部から見えないようにすることができる。こうして、車両用ドアトリム1の組み立てが完了する。
以上のように本実施形態では、ドアグリップ30の両端に配された両接続部31A,31Bをミドルボード21に固定し、このミドルボード21をドアグリップ30の軸線P1を基準としてその両側にそれぞれ配置された両クリップ座25、ボード固定部26,及びカバー固定部63によってインナパネル10に4点で固定しているから、ドアグリップ30を握り強く引っ張った場合でもドアグリップ30が軸線P1の軸回りに回動することを規制し、ドアグリップ30を正規の姿勢に保持することができる。
また、ドアグリップ30の表面に表皮を貼着した状態でミドルボード21に接続することができるから、ドアグリップ30の意匠面に取付部が表れない。そのため、ドアグリップ30の意匠的効果を高めることができる。
また、カバー固定部63を用いてミドルボード21をインナパネル10に固定しているから、ドアグリップ30の取付構造を簡素化することができる。
さらに、スイッチパネル取付孔24やハンドルカバー取付孔27を利用して、ボード固定部26及びカバー固定部63をミドルボード21の車室内側からねじ止めし、ねじ止め完了後はスイッチパネル80やハンドルカバー61を取り付けることで締結ボルトBが外部から見えないようにすることができる。
また、ブラケット70を用いてドアグリップ30の接続部31A,31Bとボード固定部26及びカバー固定部63とを接続しているから、ドアグリップ30の取付強度を高めることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)本実施形態では両接続部31A,31Bにそれぞれ一対の固定部(第1接続部31A側にクリップ座25及びカバー固定部63,第2接続部31B側にクリップ座25及びボード固定部26)を設けているものの、本発明によると、両接続部31A,31Bにそれぞれ3個以上の固定部を設けてもよい。
(2)本実施形態では第1ボルト締結部32Aの重心もしくは図心G1と第2ボルト締結部32Bの重心もしくは図心G2とを通る線を軸線P1としているものの、本発明によると、両接続部31A,31Bを通る線であれば、両重心G1,G2を通らなくてもよい。
(3)本実施形態ではハンドルカバー61のカバー固定部63によって固定部を構成しているものの、本発明によると、ミドルボード21のハンドルカバー取付孔27のベース部27Aによって固定部を構成してもよい。
(4)本実施形態ではスイッチパネル取付孔24やハンドルカバー取付孔27を利用して固定部をミドルボード21の車室内側からねじ止めしているものの、本発明によると、アームレスト50を取り付けるための取付部を固定部とすることでミドルボード21の車室内側からねじ止めしてもよい。
車両用ドアの斜視図 車両用ドアの分解斜視図 ドアグリップの取付構造を示した平面図 ドアグリップの第1接続部の取付構造を示した断面図 ドアグリップの第2接続部の取付構造を示した断面図
符号の説明
1…ドアトリム
10…インナパネル
24…スイッチパネル取付孔
25…クリップ座(固定部)
26…ボード固定部
27…ハンドルカバー取付孔
30…ドアグリップ
31A…第1接続部
31B…第2接続部
60…インサイドハンドル部(内装部品)
63…カバー固定部
70…ブラケット
80…スイッチパネル(内装部品)
B…締結ボルト

Claims (4)

  1. ドアボディを構成するインナパネルよりも車室内側に内装基材が対向配置され、前記内装基材の車室内側にドアグリップが取り付けられ、前記内装基材を介して前記ドアグリップを前記インナパネルに取り付け固定するドアグリップの取付構造であって、
    前記ドアグリップは、前記内装基材に接続される一対の接続部を備えており、
    前記内装基材は、前記両接続部を通る軸線を基準として前記接続部の両側に配置され、前記インナパネルに固定される少なくとも一対の固定部を前記接続部毎にそれぞれ備えており、
    前記一対の接続部のうち一方の接続部と、前記一方の接続部側に配置された前記一対の固定部のうち一方の固定部と、を接続する第1ブラケットと、
    前記一対の接続部のうち他方の接続部と、前記他方の接続部側に配置された前記一対の固定部のうち一方の固定部と、を接続する第2ブラケットと、を備え、
    前記第1ブラケットと前記第2ブラケットは、前記軸線を基準として、それぞれ反対側に延びているドアグリップの取付構造。
  2. 前記ドアグリップの表面は、表皮によって覆われているものにおいて、前記両接続部に対し前記内装基材の車室外側からねじ止めされている請求項1に記載のドアグリップの取付構造。
  3. 前記固定部は、前記内装基材の車室内側に取り付けられる内装部品を前記インナパネルに固定するための固定部を兼用したものである請求項1又は請求項2に記載のドアグリップの取付構造。
  4. 前記内装基材に前記内装部品を取付可能な取付孔が貫通して設けられ、前記固定部は、前記取付孔の内部に設けられている請求項3に記載のドアグリップの取付構造。
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