JP5227830B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

この発明は、画像形成装置に関する。
この発明に関連する背景技術としては、指定サイズの用紙がプリンタにセットされていない場合、指定サイズよりも大きいサイズの用紙を選択して印字し、両面印字の場合は、印字面が表面と裏面とで一致するように表面及び裏面の印字位置を調整して、ユーザが後でカットした場合にも正しい両面印字結果が得られるようにした画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−18473号公報
ところで、従来の画像形成装置においては、表面印刷時には、図5(a)に示すように、用紙先端と印刷画像領域との間隔である用紙先端余白値V1をデフォルトで設定しており、そのデフォルト値に基づいて、画像を長さLfの画像領域に印刷している。また、裏面印刷においても図5(b)に示すように、そのデフォルト値に基づいて先端余白値V1を設定し、表面同様に画像を印刷している。
一方、表面・裏面の搬送方向の印字倍率(印刷画像領域の比)は、定着による紙の縮み・紙の吸湿による転写スリップなどの影響により変化することが知られており、通常、裏面の方が倍率が大きい。つまり、図5(a),(b)に示す画像形成領域の長さはLr>Lfとなる。しかし、裏面と表面とで、用紙搬送方向の先端側印字開始位置が用紙先端に対して同じV1になるように設定されているため、表面と裏面での倍率差により、画像領域の後先端位置が表面と裏面とで異なることになる。つまり、図5(a),(b)に示すように、後端の余白長さV2が表面と裏面とで異なる。
平均的には、A3サイズの用紙で後端2mmの位置ずれが発生し、印刷した紙を透かしてみた時に、画像後端がずれており、ユーザに不快感を与えていた。さらには、後端近傍にページ番号を印刷することが多いが、表面と裏面のページ番号位置が用紙後端から大きくずれており、これもユーザに不快感を与えるという問題点があった。
この発明はこのような事情を考慮してなされたもので、用紙裏面の後端の余白長さをユーザに不快感を与えない程度に補正するようにした画像形成装置を提供するものである。
この発明は、画像データに基づいて画像担持体上に静電潜像を形成する潜像形成部と、静電潜像をトナー像に現像する現像部と、トナー像を用紙の表面と裏面に転写・定着させ用紙の表面と裏面に画像を形成する転写部と、転写部へ用紙を搬送供給する用紙供給部と、潜像形成部と現像部と転写部と用紙供給部を制御する制御部とを備え、制御部は、静電潜像の形成のタイミングと転写部への用紙搬送タイミングの少なくとも一方を調整して用紙の表面と裏面における画像形成領域と用紙の搬送方向の先端との間の余白が異なるように制御する画像形成装置を提供するものである。
ここで、画像形成領域とは、用紙サイズに対応した最大の画像形成可能領域である。
制御部は、用紙裏面における用紙先端および後端の余白が互いに等しくなるように制御してもよい。
制御部は用紙裏面の用紙先端の余白が用紙表面の用紙先端の余白よりも短く、かつ、後端の余白が用紙の表面と裏面において等しくなるように制御してもよい。
制御部は用紙のサイズに応じて用紙先端の余白の長さを制御してもよい。
制御部は複数の用紙サイズに対応する余白長さを記憶する記憶部を備え、記憶内容に対応して各サイズの用紙の先端余白の長さを制御してもよい。
制御部は静電潜像の形成のタイミングを調整してもよい。
制御部は転写部への用紙搬送タイミングを調整してもよい。
この発明によれば、用紙の裏面における用紙搬送方向の先端の余白を表面と異なるように制御できるので、裏面の画像形成領域の大きさが変化しても後端の余白を所望の長さに調整でき、従来技術の不都合が解消される。
この発明に係る画像形成装置の構成説明図である。 図1の要部詳細図である。 図1に示す画像形成装置の制御回路を示すブロック図である。 この発明における画像領域と余白の関係を示す説明図である。 従来技術における画像領域と余白の関係を示す説明図である。
以下、図面に示す実施の形態に基づいてこの発明を詳述する。
図1は、この発明に係る画像形成装置の構成説明図である。画像形成装置100は、外部から伝達された画像データに応じて、所定の用紙(記録シート)に対して多色及び単色の画像を形成するもので、装置本体200と、自動原稿処理装置300とにより構成されている。
自動原稿処理装置300は、自動原稿搬送部310と原稿読取り部320とから構成されている。装置本体200は、露光ユニット1、現像器2、感光体ドラム3、クリーナユニット4、帯電器5、中間転写ベルトユニット6、定着ユニット7、排紙トレイ91等を有する画像形成部210と、給紙カセット81および手差し給紙トレイ82を有して画像形成部210へ用紙を供給する用紙供給部220とを備える。
装置本体200の上部に設けられた自動原稿処理装置300には、原稿が載置される透明ガラスからなる原稿載置台120が設けられ、原稿載置台120の上側には自動原稿送り装置310が取り付けられている。自動原稿送り装置310は、原稿載置台120の上に自動で原稿を搬送する。また、自動原稿送り装置310を開いて、原稿載置台120の上を開放することにより原稿を手動で置くこともできるようになっている。
画像形成装置100において扱われる画像データは、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色を用いたカラー画像に応じたものである。従って、現像器2、感光体ドラム3、帯電器5、クリーナユニット4は、各色に応じた4種類の潜像を形成するようにそれぞれ4個ずつ設けられ、それぞれブラック、シアン、マゼンタ、イエローに設定され、これらによって4つの画像ステーションが構成されている。
帯電器5は、感光体ドラム3の表面を所定の電位に均一に帯電させるための帯電手段であり、図1に示すようなチャージャ型の他、接触型のローラ型やブラシ型の帯電器が用いられることもある。
露光ユニット1は、レーザ出射部及び反射ミラー等を備えたレーザスキャニングユニット(LSU)として構成される。露光ユニット1は、レーザビームを走査するポリゴンミラーと、ポリゴンミラーによって反射されたレーザ光を感光体ドラム3に導くためのレンズやミラー等の光学要素が配置されている。また、露光ユニット1としては、この他、発光素子をアレイ状に並べた例えばELやLED書込みヘッドを用いることもできる。
露光ユニット1は、帯電された感光体ドラム3を入力された画像データに応じて露光することにより、その表面に、画像データに応じた静電潜像を形成する機能を有する。なお、入力された画像データとは、後述するように自動原稿処理装置300において、原稿から取得され装置本体200へ入力されたデータである。
現像器2はそれぞれの感光体ドラム3上に形成された静電潜像を4色(以下、YMCKという)のトナーにより顕像化するものである。またクリーナユニット4は、現像・画像転写後における感光体ドラム3上の表面に残留したトナーを、除去・回収する。
感光体ドラム3の上方に配置されている中間転写ベルトユニット6は、中間転写ベルト61、中間転写ベルト駆動ローラ62、中間転写ベルト従動ローラ63、中間転写ローラ64、及び中間転写ベルトクリーニングユニット65を備えている。上記中間転写ローラ64は、YMCK用の各色に対応して4本設けられている。
中間転写ベルト駆動ローラ62、中間転写ベルト従動ローラ63、及び中間転写ローラ64は、中間転写ベルト61を張架して回転駆動させる。また各中間転写ローラ64は、感光体ドラム3のトナー像を、中間転写ベルト61上に転写するための転写バイアスを与える。
中間転写ベルト61は、各感光体ドラム3に接触するように設けられている、そして、感光体ドラム3に形成された各色のトナー像を中間転写ベルト61に順次的に重ねて転写することによって、中間転写ベルト61上にカラーのトナー像(多色トナー像)を形成する機能を有している。中間転写ベルト61は、例えば厚さ100μm〜150μm程度のフィルムを用いて無端状に形成されている。
感光体ドラム3から中間転写ベルト61へのトナー像の転写は、中間転写ベルト61の裏側に接触している中間転写ローラ64によって行われる。中間転写ローラ64には、トナー像を転写するために高電圧の転写バイアス(トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)が印加されている。
中間転写ローラ64は、直径8〜10mmの金属(例えばステンレス)軸をベースとし、その表面が導電性の弾性材(例えばEPDM,発泡ウレタン等)により覆われているローラである。この導電性の弾性材により、中間転写ベルト61に対して均一に高電圧を印加することができる。本実施形態では転写電極としてローラ形状を使用しているが、それ以外にブラシなども用いることが可能である。
上述のように各感光体ドラム3上で各色相に応じて顕像化された静電像は中間転写ベルト61で積層される。このように、積層された画像情報は中間転写ベルト61の回転によって、後述の用紙と中間転写ベルト61の接触位置に配置される転写ローラ10によって用紙上に転写される。
このとき、中間転写ベルト61と転写ローラ10は所定ニップで圧接されると共に、転写ローラ10にはトナーを用紙に転写させるための電圧が印加される(トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)。さらに、転写ローラ10は上記ニップを定常的に得るために、転写ローラ10もしくは前記中間転写ベルト駆動ローラ62の何れか一方に硬質材料(金属等)が用いられ、他方に軟質材料(弾性ゴム、または発泡性樹脂等)が用いられる。
また、上記のように、感光体ドラム3に接触することにより中間転写ベルト61に付着したトナー、もしくは転写ローラ10によって用紙上に転写が行われず中間転写ベルト61上に残存したトナーは、次工程でトナーの混色を発生させる原因となるために、中間転写ベルトクリーニングユニット65によって除去・回収されるように設定されている。中間転写ベルトクリーニングユニット65には、中間転写ベルト61に接触する例えばクリーニング部材としてクリーニングブレードが備えられており、クリーニングブレードが接触する中間転写ベルト61は、裏側から中間転写ベルト従動ローラ63で支持されている。
給紙カセット81は、画像形成に使用する用紙(記録シート)を蓄積しておくためのトレイであり、装置本体200の露光ユニット1の下側に設けられている。また手差し給紙トレイ82にも画像形成に使用する用紙を置くことができる。また、装置本体200の上方に設けられている排紙トレイ91は、印刷済みのシートをフェイスダウンで集積するためのトレイである。
また、装置本体200には、給紙カセット81及び手差し給紙トレイ82の用紙を転写ローラ10や定着ユニット7を経由させて排紙トレイ91に送るための、略垂直形状の用紙搬送路S1や、用紙裏面に印刷する時に用いられる用紙反転路S2が設けられている。給紙カセット81ないし手差し給紙トレイ82から排紙トレイ91までの用紙搬送路S1の近傍には、ピックアップローラ11a,11b、搬送ローラ12a,12b,レジストローラ13、転写ローラ10、定着ローラ71,72等が配置されている。また、用紙反転路S2の近傍には搬送ローラ12c,12dが配置されている。
搬送ローラ12a〜12dは、用紙の搬送を促進・補助するための小型のローラである。また、ピックアップローラ11aは、給紙カセット81の端部近傍に備えられ、給紙カセット81から用紙を1枚ずつピックアップして用紙搬送路S1に供給する。同様にまたピックアップローラ11bは、手差し給紙トレイ82の端部近傍に備えられ、手差し給紙トレイ82から用紙を1枚ずつピックアップして用紙搬送路S1に供給する。
用紙搬送路S1に供給された用紙がレジストローラ13に達すると、レジストローラ13は用紙の送給を一旦停止させ、用紙を待機状態に保持する。一方、露光ユニット1が画像データに応じた感光体ドラム3への露光を所定のタイミングT1で開始する。前述のように、各感光体ドラム3に静電潜像が形成されると、静電潜像が各現像器2でトナー像に現像され、各トナー像は中間ベルト61上に積層される。これに対応してレジストローラ13は所定のタイミングT2で用紙の搬送を開始する。
中間転写ベルト61と用紙との接触位置において転写ローラ10により積層トナー像が用紙に転写される。ここで、タイミングT1,T2は、後述するように印刷された用紙先端に所定の余白(ボイド)が形成されるように制御される。
また、用紙の片面(表面)のみに印刷が行われる場合には、用紙は給紙カセット81又は手差し給紙トレイ82から用紙搬送路S1へ供給され、転写ローラ10および定着ローラ71,72を経て、排紙トレイ91へ排出される。一方、用紙の両面に印刷が行われる場合には、上記のようにして表面に印刷が行われた用紙は、排紙トレイ91へ排出される直前に後端が搬送ローラ12bで保持される。
そして、搬送ローラ12bが逆転し用紙は用紙反転路S2へ送給され、搬送ローラ12c,12cによって用紙搬送路S1へ供給される。これによって用紙は表裏が反転し、レジストローラ13,転写ローラ10および定着ローラ71,72を経て裏面印刷が行われた後、排紙トレイ91へ排出される。
図2は自動原稿処理装置300の構成説明図である。同図に示すように、自動原稿処理装置300は、自動稿送り装置310と原稿読取り部320とを備える。
自動原稿送り装置310は、原稿Rを重ねて載置する原稿トレイ101と、原稿を搬送する搬送路104a,104b,104cと、搬送路104bから排出される原稿を受け入れる排紙トレイ117を備える。
また、原稿読取り部320は、光源109および第1ミラー110を搭載したランプユニット130と、第2ミラー114および第3ミラー113を搭載したミラーユニット140と、レンズ111と、CCD112を備える。
このような自動原稿処理装置300において、原稿トレイ101に1枚以上の片面原稿が表面(画像面)を上にして載置されると、原稿が原稿載置検知センサ116によって検知される。そして、ピックアップローラ115によって原稿が一枚ずつ搬送路104aへ連続的に搬入され、原稿読み取りガラス107を通って搬送路104bの方へ搬送される。
搬送中の原稿は原稿読み取りガラス107を介して光源109によって照明され、原稿からの反射光は第1ミラー110、第2ミラー114、第3ミラー113、レンズ111を介してCCD112に受光され、表面の画像データが読み取られる。読み取られた原稿は排出ローラ126により搬送路104bから原稿排出トレイ117へ順次排出される。排出された原稿は、リブ25a,25b(図4)と補助トレイ24により原稿排出トレイ117上に順番にスタックされる。
また、原稿が両面原稿であって、両面の画像を読み取る時には、上記のように表面の画像データが読み取られた原稿は、原稿排出トレイ117に排出される直前に排出ローラ126の逆転により反転用の搬送路104cに逆送される。そして、原稿は表裏が反転した状態で搬送路104a,104bを介して原稿排出トレイ117に排出される。この時、反転された原稿、つまり裏面の画像データが前述と同様に原稿読み取りガラス107を介してCCD112によって読み取られる。
また、自動原稿送り装置310を使用しない場合には、手動で原稿が表面(画像面)を下にして原稿載置台120に載置される。そして、ランプユニット130とミラーユニット140とが移動することによって原稿が走査され、原稿の画像データがCCD112に読み取られる。
このようにして画像読取り部320で読み取られた画像データは、装置本体200の制御部500(図3)に入力され、その画像データに基づいて、給紙カセット81又は、手差し給紙トレイ82から供給される用紙に画像が形成される。
図3は画像形成装置100の構成を示すブロック図である。画像形成装置100は、制御部500を備え、制御部500はCPU501と、プログラムメモリ502と、バッファメモリ503と、演算部504を備える。制御部500は入力・表示部400からの指令に対応して、原稿搬送部310と、原稿読取り部320と、画像形成部210と、用紙供給部220を制御する。
制御部500では、CPU501が、プログラムメモリ502から制御プログラムを読み出し、演算部504に必要な演算を実行させる。
入力部・表示部400は、例えば、ボタンスイッチと、液晶ディスプレイと、その上に形成されたタッチパネルなどで構成され、各種コピー条件の指示、例えば、コピーサイズ,コピー枚数,用紙サイズ,片面・両面コピー,コピー開始などの指示とともに、ユーザが印刷画像の余白サイズの調整方法の指定や、余白サイズの設定などを行えるようになっている。
また、入力・表示部400は、LCD(液晶ディスプレイ)を備え、ボタンスイッチやタッチパネルから入力された各種コピー条件を表示する。
プログラムメモリ502は、例えば、ROM、EEPROM、ハードディスク、MOなどで構成され、CPU501が各部を制御するためのメインルーチン制御プログラム、画像を形成するための画像形成プログラム、原稿読取り部320により読み取られた原稿画像をアドレスに対応させてバッファメモリ503に記憶するための記憶制御プログラムなどが記憶されている。
バッファメモリ503は、例えば、RAM、EEPROM、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、MOなどで構成され、CPU501によって制御される制御中のデータ、入力された各種指示情報、画像形成条件を記憶する。また、バッファメモリ503は、読み取られた原稿画像を一時記憶する画像記憶手段として機能する。
このような構成を備えたこの発明の特徴を以下に詳述する。
図4は画像形成装置100によって両面印刷された用紙の印刷可能な最大の画像領域と余白の用紙搬送方向の寸法関係を示す説明図である。
図4の(a)は、用紙の送給方向の長さLp、表面の画像領域の送給方向の長さLfを示し、図4の(b)と(c)は、後述の2つのモードにおける裏面の画像領域の送給方向の長さLr、用紙先端の余白(ボイド)長さV1、用紙後端の余白(ボイド)長さV2をそれぞれ示している。
そこで、用紙の表面と裏面においてV1=3mmとなるように、前述の露光ユニット1の露光開始タイミングT1と、レジストローラ13の駆動タイミングT2とを予め設定し、両面印刷を各種の用紙サイズ(A3,B4,A4,B5)について行い、LfおよびLrを実測すると、表1のようになる。つまり、表面の画像領域に対して裏面の画像領域はいずれの用紙サイズにおいても100.5%だけ拡大され、裏面のV2はいずれのサイズでも2mm以下に縮小される。
Figure 0005227830
そこで、この発明においては、表面と裏面において後端余白長さV2を等しくするモード1と、裏面において先端余白V1と後端余白V2とを等しくする(用紙の中心と裏面画像領域の中心を一致させる)モード2を備えている。つまり、モード1に対応する表2のテーブルとモード2に対応する表3のテーブルのV1の値が各用紙サイズについてプログラムメモリ502に予め格納されている。
Figure 0005227830
Figure 0005227830
なお、表2のV1は、表1の値と
V1=Lp−Lr−3 ……(1)
から算出される。
また、表3のV1は、表1の値と
V1=(Lp−Lr)/2 ……(2)
から算出された値である。
従って、入力・表示部400においてモード1が入力され、両面印刷が行われると、演算部504は表1の各用紙サイズに対するV1の値から露光ユニット1の露光開始タイミングT1と、レジストローラの駆動タイミングT2との差を算出する。CPU501は算出された差に対応してT1又はT2の少なくとも一方を調整する。それによって、用紙の表面においてはV1=V2=3mm、用紙の裏面においてはV2=3mmの画像が、いずれのサイズの用紙に対しても形成される(図4(a)、(b)参照)。
また、入力・表示部400においてモード2が入力され、両面印刷が行われると、演算部504は表2の各用紙サイズに対するV1の値からタイミングT1とT2との差を算出する。CPU501は算出された差に対応してT1又はT2の少なくとも一方を調整する。それによって、用紙の表面においてはV1=V2=3mm、用紙の裏面においてはV1=V2の画像が、いずれのサイズの用紙に対しても形成される(図4(a)、(c)参照)。
なお、入力・表示部400において表面および裏面の各先端余白V1を所望の値に設定することも可能である。入力・表示部400から所望のV1が入力されると、そのV1に対応する露光ユニット1の露光開始タイミングT1と、レジストローラ13の駆動タイミングT2との関係が演算部504によって演算される。その演算結果からT1およびT2の少なくとも一方がCPU501によって調整され、所望の先端余白V1を有する表面又は裏面画像領域が得られる。なお、この場合、後端余白V2は、得られた先端余白のV1と画像領域の長さLfから必然的に決定される。
210 画像形成部
220 用紙供給部
310 原稿搬送部
320 原稿読取り部
400 入力・表示部
500 制御部
501 CPU
502 プログラムメモリ
503 バッファメモリ
504 演算部
Lp 用紙の搬送方向長さ
Lf 表面の画像領域の送給方向の長さ
Lr 裏面の画像領域の送給方向の長さ
V1 用紙先端の余白の長さ
V2 用紙先端の余白の長さ

Claims (2)

  1. 画像データに基づいて画像担持体上に静電潜像を形成する潜像形成部と、静電潜像をトナー像に現像する現像部と、トナー像を用紙の表面と裏面に転写・定着させ用紙の表面と裏面に画像を形成する転写部と、転写部へ用紙を搬送供給する用紙供給部と、潜像形成部と現像部と転写部と用紙供給部を制御する制御部と、用紙の表面と裏面において後端余白長さを等しくする第1モードと用紙の裏面において先端余白長さと後端余白長さとを等しくする第2モードとを前記制御部に作業者が選択的に指定する入力部とを備え、制御部は、静電潜像の形成のタイミングと転写部への用紙搬送タイミングの少なくとも一方のタイミングを調整して用紙の表面と裏面における画像形成領域と余との関係を指定されたモードに応じて制御する画像形成装置。
  2. 各種の用紙サイズについて第1モードと第2モードにそれぞれ対応する用紙裏面の先端の余白長さを予め格納するプログラムメモリをさらに備え、前記制御部は格納された前記余白長さに基づいて前記タイミングを調整する請求項1記載の画像形成装置。
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