JPH11338306A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11338306A
JPH11338306A JP10141323A JP14132398A JPH11338306A JP H11338306 A JPH11338306 A JP H11338306A JP 10141323 A JP10141323 A JP 10141323A JP 14132398 A JP14132398 A JP 14132398A JP H11338306 A JPH11338306 A JP H11338306A
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JP10141323A
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Takeo Tsunemi
常見  健夫
Yasuhiro Hayashi
康弘 林
Osamu Watanabe
督 渡辺
Haruhiko Komata
小俣  晴彦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子写真方式の画像形成装置において、複写
用紙の周囲に設けられる余白幅を、原稿画像情報の欠落
を生ずることなく、設定制御可能な手段を提供する。 【解決手段】 このため、前記設定された余白幅に拘ら
ず、等倍もしくはその余白幅に対応した縮少率で複写す
るかを選択的に設定可能に構成すると共に、給紙させる
用紙カセットにより、余白幅の設置を制御可能に、ま
た、給紙させる用紙の性質に応じて余白幅の決定を可変
し得るように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に、
また特に、電子写真方式の画像形成装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置によって得
られる複写画像は、一般的に周囲が通常2〜5mm程度の
余白部があり、その理由は、以下の諸点が挙げられる。
【0003】1)像担持体である感光ドラム上のトナー
像に対して所定のタイミングで転写材(複写用紙)を給
紙する時に僅かなずれが生じ易い。
【0004】2)特に、転写材が薄い時など、その剛性
が低く、いわゆる“紙の腰”が弱い時などの場合、感光
ドラム上のトナー像が転写体上に静電的に転写された後
感光ドラム上に転写材が吸着されたまま搬送されて画像
が乱れたり、感光ドラムのクリーニング装置に先端が突
入して“紙詰まり”発生の原因となることがあった。
【0005】このような場合、転写材先端部での転写電
界を小さくしたり、転写バイアス印加のタイミングを先
端部から少し遅らせることで感光ドラムからの分離性は
向上する。しかしながら転写材先端部の転写性は低下す
るので、通常、この部分を余白とする。
【0006】3)無端状の転写材搬送部材、例えば転写
ベルトを使用した画像形成装置の場合は、転写ベルトと
転写材とが静電的に吸着されて搬送するために、搬送性
は比較的安定する。
【0007】しかしながら、転写材が転写ベルトから分
離しようとする時に、上記同様に転写材の腰が弱いと、
転写ベルトに吸着されたまま連れ回ってしまい、転写ベ
ルトからの分離不良が発生して複写・画像を得ることが
できなくなってしまう。
【0008】この現象も前項2)と同様に先端部の転写
を弱くするかゼロにすることで改善される。
【0009】4)像担持体、例えば感光ドラム上のトナ
ー像が転写部で転写材に主として静電的に転写された
後、通常ヒートローラ対である定着器を通過することに
よってトナー像が転写材に定着される。
【0010】この時、前記腰の弱い転写材の場合には、
転写材がトナーの介在する側である上ヒートローラに付
着し、前記同様に紙詰まりの原因となることがある。
【0011】この場合、転写先端部にトナーが存在しな
いようにすると上記問題点は改善される。
【0012】なお、上記2)〜4)項の場合は、特に先
端余白をとることで改善される。
【0013】5)転写材が転写部に給紙される時に、搬
送方向と直角方向に給紙位置がずれたり斜行することが
ある。従って、左右の余白を予めとっておく。
【0014】6)画像形成装置に通紙可能な最大の大き
さの転写材サイズを上限として、ある範囲内で任意のサ
イズの転写材を給紙可能な手差しトレイを有する場合、
転写材の横幅に合わせてガイドを調整し、このガイド位
置から左右の画像形成領域が制御される。
【0015】しかしながら、転写材の横幅にガイドを隙
間無く合わせないと、転写材幅一杯に画像が転写された
り、転写材が斜行し易かったりするという問題を生じて
しまう。従って、この場合は転写材の左右両端に適度な
余白をとることが望ましい。
【0016】7)上記の各問題点が、譬え、総て解消さ
れたとしても、余白が全くない複写原稿は、転写材端部
にもトナー画像が乗っており、定着が完全にされ難かっ
たり、また定着が完全であったとしても、複数枚重ねた
時に端部(いわゆる木端(“コバ”))の一部に色が着
いて、見苦しいという問題点がある。
【0017】従って、通常適度な余白を設けることが一
般的に望ましい。
【0018】なお、近年制御技術の向上や、材料変更、
構成の最適化等により、必要な余白幅は小さくすること
が可能になってきている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例にあっては、装置によっては、転写材の少くとも3
辺の余白部分が固定されているために、原稿画像の一部
が複写されずに情報が欠落してしまうという問題があ
る。
【0020】従って、転写材端部(コバ)に色がついて
も良いから情報の抜け落ちを避けたいユーザがいたり、
原稿画像によってそうしたい場合などがあったり、一方
では、コバに色が着くと見栄えが悪いので、余白くをと
りたい場合もあるが、それら総ての要求に対応できない
という難点があった。
【0021】また、ある程度以上の大型サイズの画像形
成装置においては、原稿画像の複写倍率を縮少または拡
大に可変することにより、その全周の余白幅を可変でき
るものがあるが、その多くは、実際のユーザが自由に設
定できないものがほとんどである。また、ユーザが設定
できる装置があっても、綴じ代(しろ)用に転写材のい
ずれか一辺のみの余白を調整制御可能にしたに過ぎない
ものであった。
【0022】本発明は、以上のような諸局面にかんがみ
てなされたもので、例えばユーザの好みや原稿画像の種
類等に対して、複写画像の全周の余白幅を原稿画像情報
の欠落等の可能性なく、常に所望の寸法にすることがで
き、またこの場合の原稿複写の縮少の有無のいずれをも
可能とすると共に、さらにまた、転写材の材質等により
例えば“紙詰まり”等の故障を生じないようにするには
余白部を強制的に設定すること等の可能な画像形成装置
の提供を目的としている。
【0023】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、下記の各項(1)〜(3)のいずれかに示す構成
の画像形成装置を提供することにより、前記目的を達成
しようとするものである。
【0024】(1)原稿画像を用紙等の転写材に複写形
成するとき、前記転写材の余白部の各幅をユーザが任意
に設定し得る余白幅制御手段を有する画像形成装置であ
って、前記転写材の所定の余白幅が設定された場合に、
前記原稿画像を前記余白幅に拘らず等倍で転写するか、
あるいは前記余白幅に対応した縮少率で複写するかの選
択設定が可能であることを特徴とする画像形成装置。
【0025】(2)前記画像形成装置は、前記転写材を
収納してそこから給紙する複数の給紙部を有し、選択さ
れる前記給紙部によって、前記余白幅の設定を制御する
ことが可能であることを特徴とする前項(1)記載の画
像形成装置。
【0026】(3)給紙される前記転写材の材質,厚
み,サイズ等の種類により、前記余白幅の設定を制御す
ることが可能であることを特徴とする前項(1),
(2)のいずれか記載の画像形成装置。
【0027】
【作用】以上のような本発明構成により、転写材の余白
部の幅を、転写画像に原稿情報の欠落を生ずることな
く、所望の余白幅に設定制御することができ、また、紙
詰まり等を生じ易い性質を有する転写材に対してその故
障発生を防止するよう余白幅設定を制御することができ
る。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
複数の実施例に基づき図面を参照して詳細に説明する。
【0029】
【実施例】(第1の実施例)本発明は、種々の画像形成
装置に応用可能であるが、第1の実施例として、図1に
電子写真方式の画像形成装の概略構成断面図を示し、以
下にその構成作用を説明する。
【0030】図1において、1は、像担持体である感光
ドラム1であり、この感光ドラム1の表面は、一時コロ
ナ帯電器2によって一様に、例えば−700Vに帯電さ
れる。その後、原稿に対応した画像露光であるレーザ露
光3が感光ドラム1上に照射されて感光ドラム1上に静
電潜像が形成される。
【0031】次いで、現像装置4によって上記静電潜像
が現像されてトナー像として顕像化され、このトナー像
は、レジストローラ対22により所定のタイミングで給
送される不図示の転写材(複写用紙)Pに、転写ベルト
21の裏側から感光ドラム1に対向配置されたバイアス
ローラ12によって転写される。なお、バイアスローラ
12には高圧電源20からバイアスが印加されている。
【0032】このようにして、トナー像の転写を受けた
転写材Pは、定着装置14に搬送され、定着装置14で
トナー像の定着を受けることによって最終画像が得られ
る。
【0033】なお、感光ドラム1上に残留した転写材ト
ナーはドラムクリーニング装置5により除去され、更に
前露光ランプ15による光照射によって残留電位が除電
されて次の画像形成に備えられる。
【0034】一方、転写ベルト21上には、現像装置4
等から飛散したトナーや、転写材Pが途中で紙詰まりを
起こした際に転写されてしまうトナー等が付着すること
があり、これらはクリーニングブレード16等のクリー
ニング手段により除去され、転写材Pの裏面のトナー汚
れや転写ベルト21と転写材Pとの間の静電吸着力低下
が防がれる。
【0035】なお、転写材Pは、本例では4つの収納部
(カセット)より選択されて給紙される。手差しトレイ
23は、最小給紙サイズのものから最大給紙サイズの間
の任意のサイズの転写材が収納,給紙できるようになっ
ている。
【0036】また、カセットは種々のサイズに対応でき
るようになっているのが一般的であるが、本例では、カ
セット24はA4、カセット25はA4R、カセット2
6はA3に設定してある。
【0037】本画像形成装置の枚数、濃度、倍率等は操
作部で行なうようになっており、操作パネルの基本操作
画面の一例を図2に示す。各部はタッチパネルになって
おり、同時に転写材枚数や濃度、倍率等が表示される。
【0038】図2に示す基本操作画面中の例えば「応用
モード」ボタンを押すと、図3に、その一例を示す各応
用モードの項目が並んだ表示に移行する。
【0039】さらに図3の「余白幅」ボタンを押すと、
図4にその例を示す。余白幅設定が画面に移行する。
【0040】この操作画面では、例えば初期設定値は四
辺とも1.5mmとしておき、それに対してそれぞれアッ
プ、ダウンボタンで数字を入力した後、「OK」ボタン
を押す。
【0041】画面は、図2に示す基本操作画面に戻っ
て、複写作業を行う。余白幅設定の数字は0.5mm置
き、あるいは1mm置き程度に増減するのが適当である。
【0042】また、余白幅設定後に、図2に示す基本操
作画面に戻った時は、「応用モード」ボタンの表示色を
変えるか文字の白黒を反転させると、設定を変更したこ
とが明瞭となって良い。
【0043】なお、一連の複写作業が終了して、クリア
ボタンが押されたら、あるいはいずれのボタンも、一定
時間以上、例えば5分以上操作されなかった場合には、
他の設定と共に余白設定値も初期値にリセットされるよ
うにすると良い。
【0044】操作パネルの余白幅設定画面は、図5にそ
の一例を示すように、四辺の余白幅をいずれも同じ値に
変化するようにしても良い。
【0045】さらに、設定値の増減に併せて操作画面上
の余白幅を増減するように表示すると分かり易い。
【0046】また、表示画面は図4と同一であるが、余
白幅設定画面に入って最初の一辺の設定操作をすると、
四辺総ての設定値も同時に変化し、その後の二辺目から
の入力時には、その辺のみ代わるようにしていも良い。
【0047】(第2の実施例)前記第1の実施例に示し
たように、余白幅の設定をした場合、複写原稿の周囲の
余白に相当する部分は、当然ながら複写されない。これ
は、次の3つの例のような場合には、問題にならない。
【0048】1)複写原稿周囲に元々設定した余白幅以
上の余白がある場合、 2)設定した余白部分に相当する複写原稿部分の情報の
重要度が低く、複写されなくても問題ない場合、 3)複写原稿サイズが転写材サイズよりも小さい場合。
【0049】しかしながら、例えばA4サイズの複写原
稿を、A4サイズの転写材に複写しようとする時、複写
原稿の周囲にある情報にも総て複写したいが、余白も付
けたいということがある。この場合、設定された余白幅
に対して所定の縮少率を自動的に設定して複写できるよ
うにすると良い。
【0050】例えば、A4サイズの複写原稿に対して転
写材もA4,余白幅は四辺とも2.0mmに設定した場
合、98%の縮少率があれば情報の欠落はほぼ無くすこ
とができる。
【0051】この時、図6にその一例を示すように、操
作パネルの余白幅設定画面中に自動的に計算される縮少
率を表示すると分かりやすく、また、同画面内に「等
倍」ボタンがあれば、縮少せずに、複写をしたいユーザ
に対して便利である。
【0052】(第3の実施例)本第3の実施例は、余白
切替をできるようにしたものである。すなわち、図3の
「余白切替」のボタンを押すと、図7にその一例を示し
た余白画面に切り替わり、各枠内のそれぞれ1〜3が選
択できるようになっている。
【0053】1.の「余白有(縮少Auto)」ボタン
は、前記第2実施例で示したように、余白幅に対応して
初期値として縮少率を設定するものである。
【0054】2.の「余白有(縮少Marual)」ボ
タンは、余白を自由に設定できるものの、縮少率は余白
幅に連動させないものであり、等倍複写が初期設定とな
る。これは、寸法図面や地図などの複写を多様する場合
に適する。拡大・縮少が必要とする場合は、図2に示す
操作パネルの基本操作画面で行う。
【0055】3.の「余白無し」ボタンは、余白を常に
装置の能力上下限値にするものである。余白の無い、あ
るいは余白の小さい複写原稿の複写を多様する場合に適
する。
【0056】なお、この余白切替モードはユーザが使用
する度に設定する頻度は小さく、装置の使用されるオフ
ィス環境に合わせて最初に設定しておけば良い。
【0057】(第4の実施例)以上、説明したように、
転写材の余白幅をユーザの希望する値に設定可能にする
装置について述べてきたが、前記「従来の技術」の1)
〜3)項に記したように、例えば転写材の剛性が低いい
わゆる“紙の腰”が小さい転写材を通紙する場合は、そ
の転写材の種類、大きさ、画像、使用環境(温度湿度な
ど)により“紙詰まり”を生ずる確率が高くなる。
【0058】従って、本実施例では、転写材を収納して
そこから給紙するカセットや給紙トレイを複数有する図
1に示すような画像形成装置の場合、選択される給紙部
によって余白幅を制御できるようにしたものである。
【0059】通常、各カセット24〜26に収納される
各転写材は、複写に適したコピー用紙が用いられること
が多く、これは適度な剛性のある各定形サイズの転写材
である。
【0060】一方、手差し給紙トレイ23からは、例え
ばOHP用紙や厚紙、あるいは、紙詰まりの生じ易い、
薄紙などが給紙されることが多い。
【0061】そこで、各カセット24〜26から転写材
が給紙される場合には、前記第1〜第3実施例で述べた
ような操作プロセスを取るが、手差し給紙トレイ23が
選択された場合に限り、紙詰まり防止を第一優先とし
て、所定の先端余白を強制的に入れるようにするか、図
4〜図6等の画面を自動的に表示して、選択余白幅を所
定量設定した初期値を表示するようにして、ユーザに注
意を促すようにする。
【0062】以上のようにすることによって、紙詰まり
の発生を未然に防ぐか、その確率を減少することができ
る。
【0063】(第5の実施例)本実施例は、前記第4の
実施例に記したものと同様の理由から、転写材の種類に
応じて、余白幅、特に先端余白幅を変えるようにしたも
のである。
【0064】図1の画像形成装置において、給紙する場
所が手差し給紙トレイ23が選択された場合に、図8に
その一例を示す転写材である用紙のサイズ設定画面に切
り替わり、例えばA4Rサイズを入力すると、次は図9
にその一例を示す紙種設定画面に移る。
【0065】ここで例えば薄紙が選択されると、先端余
白のみ初期設定の値が大きくなる。ここで、図9の紙種
設定画面の余白幅表示において、左辺が先端に相当す
る。先端余白幅は、例えば4.0mm以上、他の辺は0mm
以上のように、可変範囲の下限を設けてもよい。
【0066】また、薄紙が選択されたら、先端余白幅
は、例えばすべて4.0mmと固定して、紙種設定は図1
0にその一例を示すように、余白幅表示をしなくても良
い。
【0067】以上のように、転写材の材質,厚み,大き
さ等の種類により、余白幅を変えることによって搬送不
良による画像不良紙詰まり等を防止、あるいはその確率
を低減することができる。
【0068】なお、転写材の厚みを自動的に検知して、
その結果に基づいて余白幅を制御するようにしてもよ
い。
【0069】(余白作成方法)以上の各実施例におい
て、余白の作成方法は以下のように行う:図1の画像形
成装置は、一様の電位に帯電された感光ドラム1上にレ
ーザ光が照射され、電位が小さくなった部分に感光ドラ
ム1の帯電極性と同極のトナーが現像されるいわゆる反
転現像によるものである。
【0070】従って、レーザ光が照射されない部分は、
現像されないので、余白に相当する領域に照射されない
ように制御するだけで良い。
【0071】一方、複写原稿に光を当ててその反射光を
ミラーを用いて直接感光体に照射させる型式の、アナロ
グ式の画像形成装置においては、光の当たらない処に感
光体と反対極性のトナーが現像されるいわゆる正規現像
方式である。
【0072】従って、余白に相当する領域には光を照射
する必要があるが、既知の方法、例えばLEDアレイを
用いる方法や、前露光ランプの光の一部をミラーとシャ
ッタとを用いて照射する方法等で可能である。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
下記のような諸効果が得られる: (1)ユーザが転写材の所望の余白幅を4周に設定する
ことができるので、ユーザの好みや原稿画像の種類等に
対して常に希望するように変えることが可能となる。
【0074】(2)複写画像に所望の余白幅を設けた場
合としても、原稿画像の情報の総てを欠落することなく
複写することが可能である。
【0075】(3)また、所定の余白幅が設定された場
合に、原稿画像を余白幅にかかわらず、等倍で複写する
か、余白幅に対応した縮少率で複写するかの選択的設定
が可能である。
【0076】(4)また、複写原稿に余白があった時
に、原稿画像の情報の総てを複写するために、余白に応
じた縮少率選択することもできるし、また、例えば寸法
図面や地図など、寸法や大きさ等を重視する複写原稿の
場合ユーザの好みによって譬えば情報の欠落の可能性が
あったとしても、余白の有無、大小に限らず、等倍で複
写するようにも選択できる。
【0077】(5)また、転写材を収納してそこから給
紙するカセットや給紙トレイ等の給紙部を複数有する画
像形成装置の場合、選択される給紙部によって、余白幅
の設定を制御することが可能である。
【0078】(6)また、給紙される転写材の例えば材
質、厚み、大きさ等の種類によっては余白部の設定を制
御することにより、紙詰まりや印刷不良等の発生を防止
できる。
【0079】(7)さらにまた、前述した種々の理由に
より余白が無いと紙詰まり等を生ずる可能性の高い転写
材を給紙する場合、あるいはそのような転写材が給紙さ
れる可能性の高い給紙部から給紙する時には、余白を強
制的に設けたりユーザに注意を促す表示を行うこと等が
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 画像形装置の概略構成断面図
【図2】 操作パネルの基本操作画面の一例
【図3】 操作パネルの応用モード画面の一例
【図4】 操作パネルの余白幅設定画面の一例(その
1)
【図5】 操作パネルの余白幅設定画面の一例(その
2)
【図6】 操作パネルの余白幅設定画面の一例(その
3)
【図7】 操作パネルの余白切替画面の一例
【図8】 操作パネルの紙サイズ設定画面の一例
【図9】 操作パネルの紙種設定画面の一例(その1)
【図10】 操作パネルの紙種設定画面の一例(その
2)
【符号の説明】
1 感光ドラム 2 一次帯電器 3 画像露光 4 現像器 12 転写バイアスローラ 21 転写ベルト 23 手差し給紙トレイ 24,25,26 給紙カセット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小俣 晴彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を用紙等の転写材に複写形成す
    るとき、前記転写材の余白部の各幅をユーザが任意に設
    定し得る余白幅制御手段を有する画像形成装置であっ
    て、 前記転写材の所定の余白幅が設定された場合に、前記原
    稿画像を前記余白幅に拘らず等倍で転写するか、あるい
    は前記余白幅に対応した縮少率で複写するかの選択設定
    が可能であることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記画像形成装置は、前記転写材を収納
    してそこから給紙する複数の給紙部を有し、選択される
    前記給紙部によって、前記余白幅の設定を制御すること
    が可能であることを特徴とする請求項1記載の画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】 給紙される前記転写材の材質,厚み,サ
    イズ等の種類により、前記余白幅の設定を制御すること
    が可能であることを特徴とする請求項1,2のいずれか
    記載の画像形成装置。
JP10141323A 1998-05-22 1998-05-22 画像形成装置 Withdrawn JPH11338306A (ja)

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