JP5226703B2 - 非線形ばね分離装置 - Google Patents

非線形ばね分離装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5226703B2
JP5226703B2 JP2009552041A JP2009552041A JP5226703B2 JP 5226703 B2 JP5226703 B2 JP 5226703B2 JP 2009552041 A JP2009552041 A JP 2009552041A JP 2009552041 A JP2009552041 A JP 2009552041A JP 5226703 B2 JP5226703 B2 JP 5226703B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring
car
elevator system
stiffness
sheave
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009552041A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010520133A (ja
Inventor
チャン,ユー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otis Elevator Co
Original Assignee
Otis Elevator Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Otis Elevator Co filed Critical Otis Elevator Co
Publication of JP2010520133A publication Critical patent/JP2010520133A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5226703B2 publication Critical patent/JP5226703B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B11/00Main component parts of lifts in, or associated with, buildings or other structures
    • B66B11/02Cages, i.e. cars
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B7/00Other common features of elevators
    • B66B7/02Guideways; Guides
    • B66B7/04Riding means, e.g. Shoes, Rollers, between car and guiding means, e.g. rails, ropes
    • B66B7/048Riding means, e.g. Shoes, Rollers, between car and guiding means, e.g. rails, ropes including passive attenuation system for shocks, vibrations
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B7/00Other common features of elevators
    • B66B7/06Arrangements of ropes or cables
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B7/00Other common features of elevators
    • B66B7/06Arrangements of ropes or cables
    • B66B7/08Arrangements of ropes or cables for connection to the cars or cages, e.g. couplings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F7/00Vibration-dampers; Shock-absorbers
    • F16F7/14Vibration-dampers; Shock-absorbers of cable support type, i.e. frictionally-engaged loop-forming cables

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Description

本発明は、エレベータシステムに関し、特に、エレベータかごの垂直方向の振動レベルを減衰する装置に関する。
エレベータシステムは、通常、昇降路内で対向する方向に移動するかごおよびカウンターウェイトを有する。巻上機は、巻上機とかごとの間に接続されたトラクション装置を介してかごを昇降路内で移動させる。トラクション装置は、ロープやベルトなどの接続部材を含み、該部材は、かごのシーブに沿って延び、昇降路内を上昇および下降するようにかごおよびカウンターウェイトを支持する。
エレベータシステムの設計では、かごの乗り心地がエレベータシステムの品質において重要な要素となる。かごの乗り心地を向上させることにより、かご内の乗客の快適性が向上する。エレベータ業界では、かごの乗り心地の説明に際にして、かごノイズレベル、水平方向の振動レベルおよび垂直方向の振動レベルがよく用いられる。かごの垂直方向の振動に関して、振動レベルを低減させる2つの方法が一般的に採用されている。1つは、垂直方向振動の振動源を取り除くことであり、もう1つは、かごおよび乗客に伝わる前に振動を減衰させることである。
業界では従来の振動減衰装置が周知である。例えば、エレベータかごアッセンブリの上部と駆動アッセンブリとの間に配設されるダンパ(減衰装置)では、一般的に、かごの乗り心地を向上させるようにばねを用いる。しかし、従来のダンパでは、例えば、最大積載荷重、積載荷重の半分または空のかごなど、かごの負荷に関わらず、ばね剛性は一定である。つまり、従来のダンパは線形である。垂直方向の振動レベル、したがって、かごの乗り心地は、ばね剛性とかごの重量の関数であるため、線形のダンパは、実質的にほとんどのエレベータシステムにおいて変動するかごの負荷、つまり荷重に対する振動減衰性を最適化するには適していない。
したがって、本発明の目的は、エレベータシステムに関する上記問題を解決することである。
本発明は、エレベータシステムを備え、該エレベータシステムは、かごアッセンブリと、駆動アッセンブリと、かごアッセンブリの上部と駆動アッセンブリとの間における接続部に配設される振動減衰装置と、を備える。振動減衰装置は、異なるばね剛性および異なる高さをそれぞれ有するばねを備えるとともに、かごアッセンブリの上部と駆動アッセンブリとの間に全体的な剛性、つまり全剛性をもたらすように構成される。この全剛性は、かごアッセンブリの重量の関数として変動する。
さらに、本発明の実施例では、振動減衰装置は、エレベータかごアッセンブリの上部と駆動アッセンブリとの間における接続部で圧縮するように配設される第1のばねセットおよび第2のばねセットを備える。第1のばねセットは、第1の剛性および第1の高さをそれぞれ有する1つまたは複数のばねからなる。第2のばねセットは、第2の剛性および第2の高さをそれぞれ有する1つまたは複数のばねからなる。第1の高さおよび第2の高さはそれぞれ異なる。また、第1の剛性および第2の剛性はそれぞれ異なる。
上記の記載および以下の詳細な説明は、例示的なものであり、限定的なものではないことを理解されたい。
本発明の上記および他の特徴や利点は、以下の記載、添付の特許請求の範囲および図面に示す例示的な実施例によって明らかになる。添付する図面について以下に簡単に説明する。
本発明の実施例による振動減衰装置を含むエレベータシステムの概略的な正面図。 図1の振動減衰装置の正面図。 図1の振動減衰装置の側面図。 空のかごを含む図1のエレベータシステムの部分的な概略図。 乗客が搭乗しているかごを含む図1のエレベータシステムの部分的な概略図。 本発明のダンパに関するダンパのばね剛性およびエレベータかごの重量の関数として垂直方向の振動レベルを表す等高線図。
添付の図面において、同一または類似した構成要素については、同一または類似した参照符号を付す。
図1は、エレベータシステム10の概略的な正面図であり、このエレベータシステム10は、かご12、かごフレーム14、ダンパ(減衰装置)16、かごシーブ18、巻上機シーブ20、そらせシーブ22、カウンターウェイト24、カウンターウェイトシーブ26、ロープ28およびロープ終端部30を備える。図1では、かご12は、かごフレーム14に接続されている。かごシーブ18は、かごフレーム14の上部に接続されており、この接続部分にダンパ16が設けられる。かご12、かごフレーム14およびかごシーブ18は、ロープ28を介して巻上機シーブ20に接続される。ロープ28は、かごシーブ18の下部に沿って延びるとともに、一方の側において終端部30に固定され、他方の側において巻上機シーブ20に向かって延びている。さらに、ロープ28は、巻上機シーブ20の周囲にわたって延び、次いで、そらせシーブ22に向かって延びている。ロープ28は、(そらせシーブ22を介して)カウンターウェイト24と巻上機シーブ20とを連結しており、そらせシーブ22を通りカウンターウェイトシーブ26の下部を通過して終端部30まで延びている。
図1に示すエレベータシステム10は、かごフレーム14およびカウンターウェイト24との間で2:1ローピングが採用されている。しかし、他のローピング構成を採用するエレベータシステムに本発明による減衰装置を用いてもよい。例えば、かごフレーム14の上部と、かごシーブ18との間に接続されたダンパ16を有するエレベータシステムに、ロープ28がかご12の上部から、巻上機シーブ20およびそらせシーブ22を通ってカウンターウェイト24の上部まで延びる1:1ローピングを採用してもよい。
図1において、巻上機シーブ20が時計回りに回転すると、かご12およびかごフレーム14が下降し、カウンターウェイト24が上昇する。巻上機シーブ20が反時計回りに回転すると、かご12およびかごフレーム14が上昇し、カウンターウェイト24が下降する。カウンターウェイト24は、一般的に、かご12が平均的な積載荷重(例えば、最大積載荷重の40%)を有するときに、かご12およびかごフレーム14と釣り合う。
かごが平均的な積載荷重を有する場合、カウンターウェイト24は、巻上機シーブ20を中心としてかご12およびかごフレーム14と釣り合う。かご12およびかごフレーム14と、カウンターウェイト24を釣り合わせることによって、かご12およびかごフレーム14を昇降させるために必要な巻上機シーブ20からの力が減少され、エネルギーが節約される。
図1のエレベータシステム10おいて、種々の環境やシステムによって発生する垂直方向の振動がかご12およびかごフレーム14に生じることがある。例えば、かご12およびかごフレーム14は、1つまたは複数のガイドレールに案内されて昇降路内を昇降する。昇降路内のガイドレールは、一般的に、ガイドレール全長に沿って僅かに歪んでおり、かつセグメントのジョイント部分において連続的でないことがある。これにより、かご12およびかごフレーム14に伝搬する振動が生じてしまう。ダンパ16は、システム10にわたってかご12およびかごフレーム14の上方へと伝搬する垂直方向の振動を2セットのばねを介して吸収するように構成される。かご12(およびかごフレーム14)の負荷、つまり荷重の関数として全体的な剛性(以下、全剛性という)を変えることによって、ダンパ16は減衰性を向上させ、かご12の乗り心地を向上させる。
図2,3は、図1に示したダンパ16の概略的な正面図および側面図である。図2,3に示すダンパ16は、第1のばね32、第2のばね34、第3のバネ36、上板38、底板40、シーブロッド42、第1のばねガイド44および第2のばねガイド46を備える。第1、第2および第3のばね32,34,36は、上板38と底板40との間に配設される。第1および第2のばねガイド44,46は、第1および第2のばね32,34を上板38と底板40との間で所定位置に保持するように構成される。第3のばね36は、シーブロッド42の周囲に配設されて、このロッドによって所定位置に保持される。図2,3の実施例では、第1および第2のばね32,34の高さは、第3のばね36の高さより高い。さらに、上板38と第3のばね36の上部との間の距離を調節するように、底板40の上部でかつ第3のばね36の底部にシムを配設してもよい。図1に示すように、上板38は、かごフレーム14に取付けられる。シーブロッド42は、かごシーブ18に対して第1のばね32,第2のばね34、第3のバネ36、上板38、底板40、第1のばねガイド44および第2のばねガイド46を接続するように構成される。シーブロッド42は、底板40に取付けられる。さらに、シーブロッド42は、底板40に固定されるとともに、上板38に摺動可能に接続され、これにより、シーブロッド42が上板38に対して自由に上下動し、かつ上板38がシーブロッド42に対して自由に上下動する。図2,3に示すダンパ16に負荷、つまり荷重が加わると、上板38および底板40は、互いに向かって押し付けられて、ばね32,34,36が圧縮する。
ダンパ16は、かご12の荷重の関数として全剛性を変えることによって減衰性を向上させる。図4,5を参照すると、ダンパ16には、エレベータの運転時にかご12およびかごフレーム14の重量の変動によってそれぞれ異なる負荷、つまり荷重が加わっている。図4,5は、図1に示したエレベータシステム10を部分的に示す概略図であり、エレベータシステム10は、かご12、かごフレーム14、ダンパ16およびかごシーブ18を示している。ダンパ16は、第1のばね32、第2のばね34、第3のバネ36、上板38および底板40を備える。かご12は、かごフレーム14に接続される。ダンパ16は、かごフレーム14と、かごシーブ18との間における接続部に配設される。図4では、かご12は空であり、ダンパ16に加わる荷重により、第1および第2のばね32,34が上板38と底板40との間で部分的に圧縮されている。しかし、第3のばね36は圧縮されていない。図5では、かご12に乗客が搭乗しているためダンパ16に加わる荷重によって、第1および第2のばね32、34がさらに圧縮され、さらに第3のばね36が上板38と底板40との間で圧縮されている。図4,5に示すように、ダンパ16は、図4における第1および第2のばね32,34の剛性の合計から、図5における第1、第2および第3のばね32,34,36の剛性の合計へと、かご12の荷重の関数として全体的な剛性、つまり全剛性を変えるように構成される。
図1〜5に示すダンパ16は、3つの円筒形のばね32,34,36を含むように構成されているが、本発明の実施例に用いるばねの数、形状、形式、剛性および配列は上記の構成に限定されるものではない。例えば、他の実施例では、ダンパは、2つの板の間に4つの円筒形ばねを有し、4つのばねのうち2つのばねが、他のばねより長く、かつ低い剛性を有していてもよい。
エレベータかごの荷重の関数として全体的な剛性、つまり全剛性を変えるように機能する本発明によるダンパは、2つの特徴を有する。第1の特徴として、ダンパは、ばねに加わる負荷(荷重)が増すにつれて連続的に圧縮するように配設される複数(一群)のばねを備える。このような実施例では、ばね、つまり一群のばねが連続的に圧縮すると、全体的な剛性(全剛性)が統合される。例えば、図4,5に示すダンパ16では、図4における第1および第2のばね32,34の剛性の合計から、図5における第1、第2および第3のばね32,34,36の剛性の合計へとかご12に加わる荷重が増すにつれて、全体的な剛性、つまり全剛性が変動する。第2の特徴として、本発明によるダンパは、互いに異なる剛性を有する複数、つまり一群のばねを備える。例えば、図4,5に示すダンパ16は、第1の剛性をそれぞれ有する第1および第2のばね32,34と、第2の剛性を有する第3のばね36と、を備えてなる。さらに、第1および第2のばね32,34の第1の剛性と、第3のばね36の第2の剛性とは異なっており、つまり、第3のばね36の第2の剛性は、第1および第2のばね32,34の第1の剛性より高くても、低くてもよく、あるいは第1の剛性と第2の剛性とが同じであってもよい。
図6は、図1〜5に示したダンパ16の実施例に類似した構成をなすダンパに関する等高線図であり、ダンパのばね剛性およびエレベータかごの重量の関数としての垂直方向の振動レベルを表している。図6は、かごの垂直方向の振動レベル(V)を減少させることにより、減衰性を最適化するために実行した研究の結果を示している。図6では、2つの変数、つまりダンパ剛性K(Kg/mm)およびかご重量M(Kg)を垂直方向の振動レベルV(mm)の関数としてプロットする。ダンパの全剛性(K)は、所定のかご重量(M)での圧縮下におけるばね剛性の合計である。かごの重量Mは、かごが積載荷重まで積載されるにつれて変動する。KIは、変動するかご重量(M)の垂直方向の振動およびかごのサギング(sagging)を最小化するように構成されたダンパに関する理想的なダンパ剛性を示す線(プロファイル)である。KSは、ダンパ16と同様に構成したダンパの実施例の剛性を示す線(プロファイル)であり、全剛性は、連続的に変動するKIとは異なり、階段状に変動する。KSは、シンプルかつ安価なダンパの構成を採用することによって理想的な線KIに近似する剛性の線となる。したがって、図6に示すように、かごが空である場合など、かご重量が小さいときは相対的に低い(ソフトな)ばね剛性を選択し、かごが積載荷重まで積載された場合など、かごの重量が大きいときには相対的に高いばね剛性を選択することによって垂直方向の振動レベル(V)が最小となる。かご重量が小さいときのばね剛性は相対的に低いが、かごのサギングを最小化するように剛性を選択してもよい。
本発明によるダンパによると、従来の減衰装置と比べて、エレベータかごの上部における垂直方向の振動の減衰が著しく向上する。例示的なダンパは、かご荷重の関数として全体的な剛性、つまり全剛性を変えることによって減衰性を最適化するように構成される。連続して圧縮して剛性が増加するように構成された複数のばね、つまり一群のばねを採用することによって、例えば、空のかごから積載荷重まで積載されたかごへとかごにかかる荷重(負荷)が変動するにつれて全剛性が階段状に変動するようにダンパが構成される。本発明によるダンパにおける複数のばね、つまり一群のばねの配置によって、変動するエレベータかごの荷重に関する理想的な非線形の減衰線(プロファイル)に近似する構造となる。そのような例示的なダンパは、周知の製造技術および共通の材料を用いてシンプルかつ安価に形成される。エレベータかごの上部における垂直方向の振動の減衰を最適化することにより、本発明によるダンパは、全体的なかごの乗り心地を著しく向上させ、ひいてはエレベータシステムの性能を著しく向上させる。
上記の記載は、本発明を例示したものに過ぎず、添付した特許請求の範囲は特定の実施例や複数の実施例に限定されないことを理解されたい。例示的な特定の実施例を参照して本発明を詳細に説明してきたが、以下の特許請求の範囲に記載する本発明の意図する範囲を逸脱することなく、種々の変更および修正がなされることを理解されたい。
また、明細書および図面も例示的なものに過ぎず、添付した特許請求の範囲に限定されないことを理解されたい。本発明の上記の記載を鑑みて、当業者であれば他の実施例および変更形態が本発明の範囲に入ることを理解されるであろう。したがって、本発明の範囲内にある本開示から当業者によって得られる変更は、本発明のさらなる実施例として全て含まれる。本発明の範囲は、以下の特許請求の範囲に記載するように定義される。

Claims (13)

  1. かごおよびフレームを備えるかごアッセンブリと、
    かごフレームの上部に接続されたかごシーブと、かごシーブとかごフレームの間に延在するシーブロッドと、を備える駆動アッセンブリと、
    かごフレームの上部と駆動アッセンブリとの間における接続部に配設される振動減衰装置と、
    を備え、
    振動減衰装置は、
    第1の剛性および第1の高さをそれぞれ有する2つのばねからなる第1のばねセットと、
    第2の剛性および第2の高さを有する第2のばねと、
    を備え、
    第1のばねセットの2つのばねは、第2のばねの両側に配設され、
    第1の高さおよび第2の高さ並びに第1の剛性および第2の剛性は、それぞれ異なり、
    振動減衰装置は、かごアッセンブリの上部と駆動アッセンブリとの間に全体的なばね剛性をもたらすように構成され、
    全体的なばね剛性は、かごアッセンブリの重量の関数として変動することを特徴とするエレベータシステム。
  2. 第1の高さは、第2の高さより高いことを特徴とする請求項1に記載のエレベータシステム。
  3. 第2の剛性は、第1の剛性より高いことを特徴とする請求項1に記載のエレベータシステム。
  4. 第2の剛性は、第1の剛性より低いことを特徴とする請求項1に記載のエレベータシステム。
  5. 第2のばねの下方に配設されるシムを備えることを特徴とする請求項に記載のエレベータシステム。
  6. 第1のばねセットのばねおよび第2のばねは、圧縮ばねであることを特徴とする請求項1に記載のエレベータシステム。
  7. 第1のばねセットのばねおよび第2のばねは、実質的に円筒形であることを特徴とする請求項に記載のエレベータシステム。
  8. 振動減衰装置は、上板および底板をさらに備え、第1のばねセットおよび第2のばねは、上板と底板との間に配設されることを特徴とする請求項1に記載のエレベータシステム。
  9. 振動減衰装置は、上板と底板との間に配される第1および第2のばねガイドをさらに備え、第1および第2のばねガイドは、第1のばねセットおよび第2のばねを上板と底板との間における所定の位置に保持することを特徴とする請求項に記載のエレベータシステム。
  10. シーブロッドは、第1のばねセット,第2のばね、上板、底板、第1のばねガイドおよび第2のばねガイドをかごシーブに接続するように構成されることを特徴とする請求項に記載のエレベータシステム。
  11. シーブロッドは、底板に取付けられるとともに、摺動可能に上板に接続され、これにより、シーブロッドが上板に対して自由に上下動し、かつ上板がシーブロッドに対して自由に上下動することを特徴とする請求項に記載のエレベータシステム。
  12. シムは、上板とばね上部との間の距離を調節するように、底板の上部でかつ第2のばねの底部に配設されることを特徴とする請求項に記載のエレベータシステム。
  13. 第2のばねは、シーブロッドの周囲に配置され、該シーブロッドによって所定位置に保持されることを特徴とする請求項1に記載のエレベータシステム。
JP2009552041A 2007-03-29 2007-03-29 非線形ばね分離装置 Expired - Fee Related JP5226703B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/CN2007/001033 WO2008119202A1 (en) 2007-03-29 2007-03-29 Non-linear spring isolation device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010520133A JP2010520133A (ja) 2010-06-10
JP5226703B2 true JP5226703B2 (ja) 2013-07-03

Family

ID=39807777

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009552041A Expired - Fee Related JP5226703B2 (ja) 2007-03-29 2007-03-29 非線形ばね分離装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8960377B2 (ja)
JP (1) JP5226703B2 (ja)
KR (1) KR101225027B1 (ja)
GB (1) GB2462023B (ja)
HK (1) HK1140743A1 (ja)
WO (1) WO2008119202A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102774729A (zh) * 2012-08-07 2012-11-14 张美玲 一种缓冲扶手直立电梯
FI125336B (fi) * 2012-10-31 2015-08-31 Kone Corp Hissijärjestely
CN103410900A (zh) * 2013-07-24 2013-11-27 吴江骏达电梯部件有限公司 一种弹性体-弹簧复合缓冲减震结构
CN103967985B (zh) * 2014-01-16 2016-02-10 三一重机有限公司 可调式减振器、减振器设计系统及方法
CN104477744B (zh) * 2014-12-11 2017-05-10 沃克斯电梯(中国)有限公司 一种高速电梯轿厢
CN106477431B (zh) 2015-09-01 2020-01-21 奥的斯电梯公司 电梯轿厢的轿厢室隔离
EP3176121B1 (en) * 2015-12-02 2018-08-08 KONE Corporation An elevator car arrangement and method for dampening vibrations
CN115594053B (zh) * 2022-11-30 2023-04-07 杭州静之源噪声控制技术有限公司 一种用于曳引机的自适应减振器

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51137448A (en) * 1975-05-23 1976-11-27 Hitachi Ltd Load detector for elevator
JPS5557535U (ja) * 1978-10-14 1980-04-18
JPS5557535A (en) 1978-10-23 1980-04-28 Mitsui Petrochem Ind Ltd Preparation of delta-ketocarboxylic acid
JPS6097185A (ja) * 1983-10-31 1985-05-30 株式会社東芝 エレベ−タの吸振装置
JPH03120188A (ja) * 1989-10-02 1991-05-22 Mitsubishi Electric Corp エレベータの制振装置
JPH0623570A (ja) 1992-07-02 1994-02-01 Kobe Steel Ltd 異種金属接合材の製造方法
JPH0656531U (ja) * 1993-01-20 1994-08-05 ネミー工業株式会社 重量物支持用防振装置
JPH06239570A (ja) * 1993-02-10 1994-08-30 Hitachi Ltd エレベーターの振動防止装置
JPH07223785A (ja) 1994-02-04 1995-08-22 Otis Elevator Co 巻き上げ式エレベーター
JPH08231154A (ja) 1995-02-24 1996-09-10 Toshiba Corp エレベータのかご
US5611412A (en) * 1995-07-07 1997-03-18 Otis Elevator Company Elevator car hitch
JPH09151064A (ja) * 1995-12-04 1997-06-10 Otis Elevator Co ロープ式エレベーター
US5750945A (en) * 1996-06-03 1998-05-12 Otis Elevator Company Active elevator hitch
KR100319936B1 (ko) * 1999-03-04 2002-01-09 장병우 엘리베이터 카의 진동 저감장치
WO2005016812A1 (en) * 2003-08-06 2005-02-24 Otis Elevator Company Shock absorbing hitch
JP4489533B2 (ja) 2004-08-17 2010-06-23 株式会社日栄紙工社 梱包用緩衝装置
JP2006131339A (ja) * 2004-11-05 2006-05-25 Mitsubishi Electric Corp エレベータの衝撃吸収装置
JP5205699B2 (ja) 2006-03-02 2013-06-05 日油株式会社 燃料油用潤滑性向上剤及びそれを含有する燃料油組成物

Also Published As

Publication number Publication date
GB2462023B (en) 2011-12-07
GB2462023A (en) 2010-01-27
JP2010520133A (ja) 2010-06-10
KR101225027B1 (ko) 2013-01-22
GB0918852D0 (en) 2009-12-09
HK1140743A1 (en) 2010-10-22
US8960377B2 (en) 2015-02-24
KR20100005057A (ko) 2010-01-13
WO2008119202A1 (en) 2008-10-09
US20100164151A1 (en) 2010-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5226703B2 (ja) 非線形ばね分離装置
JP5658357B2 (ja) ロープの揺動を軽減させるエレベータシステム
JP5677594B2 (ja) ダブルデッキエレベーター
JP4351211B2 (ja) 緩衝懸架装置
JP2012520807A (ja) エレベータの耐荷重部材の振動制御
WO2003008318A1 (fr) Dispositif d'ascenseur
JP5368289B2 (ja) エレベータ装置
CN106995174B (zh) 电梯装置
KR101690856B1 (ko) 엘리베이터 장치
JPH06239570A (ja) エレベーターの振動防止装置
JPH04144891A (ja) エレベータ
EP1882667A1 (en) Elevator device
JP6918745B2 (ja) ダブルデッキエレベーターの改修作業方法
KR100860935B1 (ko) 기계실이 없는 엘리베이터 시스템
JPWO2006021996A1 (ja) エレベータ装置
CN206266039U (zh) 一种电梯轿顶轮装置
JP2005162374A (ja) エレベーターの制動装置
CN101641277B (zh) 非线性弹簧隔离装置
JP7141368B2 (ja) エレベーター
JP6403889B2 (ja) エレベータ装置
CN203582241U (zh) 电梯
RU2412893C1 (ru) Лифтовая система и демпфер вибраций
JP2009190823A (ja) エレベータ防振構造
JP7134335B2 (ja) 緩衝器のばね支持台、及びエレベータ緩衝器
JP2001187679A (ja) エレベータの走行案内装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120420

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20120420

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20120420

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121023

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130305

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130314

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160322

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees