JPH0656531U - 重量物支持用防振装置 - Google Patents

重量物支持用防振装置

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JPH0656531U
JPH0656531U JP431393U JP431393U JPH0656531U JP H0656531 U JPH0656531 U JP H0656531U JP 431393 U JP431393 U JP 431393U JP 431393 U JP431393 U JP 431393U JP H0656531 U JPH0656531 U JP H0656531U
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JP
Japan
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spring
vibration
auxiliary spring
preload
inverted
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Application number
JP431393U
Other languages
English (en)
Inventor
武夫 並木
Original Assignee
ネミー工業株式会社
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Publication date
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  • Vibration Prevention Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】支持枠上の重量機器の重心が様々であってもそ
れに応じて配設個所を変更する必要がなく広い荷重特性
と振動特性が容易に得られる防振装置を提供する。 【構成】固定筒体10と可動筒体12からなる容器15
内に予圧コイルスプリング16が配装され、その内側に
補助スプリング20が立設されると共に補助スプリング
上端23と可動筒体12との間に調節可能な非作動間隔
Hを設定し、厚さを異にする座板21等により調節す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はクーラ、ポンプ等室内又は屋外において振動を発生し又は揺動する重 量物を支持する防振架台に用いる防振装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のコイルスプリングは振動伝達率を小さくすることに主眼がおかれていたた めバネ常数の小さいスプリングが好んで使われる傾向にあった。 このためバネの撓み量を大きくしなければならないから大きな振動が発生した場 合或は強風などによって揺動が生じた場合、振動や揺動が長時間持続することに なり重量物に対する防振効果が充分でなかった。 防振架台に支持されるクーラその他の重量物の重心位置及び大きさは機器によっ て様々であって、従来は上記防振装置を図1に示すように当該支持機械の重心位 置に応じて支持枠に沿って移動させて配設する必要があるため取付作業も容易で はなかった。
【0003】
【解決しようとする課題】
本案は許容される小さい振動に対してはバネ常数の小さいスプリングで受け、よ り大きい振動又は荷重に対しては見掛け上のバネ定数を大きくして支持すること ができる防振装置を提供すると共に該装置の耐荷重性及び振動特性を簡単に調節 変更できる防振装置を提供するものであり、装置の配設個所を特定しても重心の 異なる様々な機器に対応できるようにするものである。
【0004】
【解決するための手段】
本案防振装置はU状容器本体とこれに嵌合する逆U状可動蓋体とからなる容器内 に予圧スプリングを内装した防振装置において、予圧スプリングの内側に前記蓋 体の一定の沈下量までは非作動を維持する間隔が設定された補助スプリングを同 心的に立設してなるものである。 上記補助スプリングは非作動間隔を調節できるように容器底部において厚さの異 なる座板に支持されることか、或は蓋体裏面に補助スプリングに当接する進退調 節可能なネジブロックが設けられることが好ましい。
【0005】
【実施例1】 図1、図2において1は室内又は屋外に設置された固定枠体、2は振動発生機器 等の重量物4を支接支持する可動枠体、3はこれらの間に配設された防振装置で ある。 図3において10は硬質合成樹脂製のU状固定円筒体、12は蓋体となる逆U状 の可動筒体であって回動係止片13、14によって係止されて容器体15を構成 している。 容器の底面及び上面には夫々位置合わせ用の凹部が形成されているが図では省略 してある。 16は容器体内に圧縮されて収容されているコイルスプリング、17は固定円筒 内のリング座金、18は可動筒体裏面に設けた当板である。 20は補助スプリング、21は座板であって厚さの異なるものが用意されリング 座金17内において容易に交換可能である。 22は座板上に立設した接触防止片であって補助スプリングを保持する役目も兼 用する。 上記装置においてリング座金17、座板21及び当板18はスプリング16、2 0と共に容器外に取外し組立自在である。 補助スプリング20の上端23は当板18に接触せず非作動間隔Hだけ離間して いる。 補助スプリング20は可動筒体12が重量物4の荷重によってH以上沈下したと きから荷重を受け、これによって装置全体はそれまでとは異なるバネ特性で重量 物の揺動に対向する。 補助スプリング20は常に主となるコイルスプリング16と協仂するから小型の スプリングで充分である。 非作動間隔Hの設定は座板21の厚さを変更することによって簡単にできる。
【0006】
【実施例2】 図4は可動筒体12の裏面に非作動間隔調節手段を設けたものであって、裏面中 心にボルト30を突設すると共にネジブロックとなるナット31を螺合させて出 没自在として補助スプリング端面23に当接するようにし、外周コイルスプリン グ16の上端をリング座金19によって受けるようにしたものである。 この実施例において非作動間隔Hの調節は、容器の可動筒体裏面のナット31の 回動操作のみで可能である。
【0007】
【効果】
本案防振装置は、常態荷重及び許容される振動を外側のコイルスプリングで受け 、異常荷重又は揺動が生じたときに内側の補助スプリングと協仂して受けるよう にすると共に各装置における協仂開始点を補助スプリングの非作動間隔を調節す ることによって現場において簡単に設定できるものである。 これによって支持枠上に載置する機器の重心位置が各機枠毎に異なっている場合 でも従来の如く防振装置の配設位置を種々変更することなく、定位置例えば機枠 の四隅だけで異常振動等に対してもバランスよく対抗し重量物を安定に支持でき るのである。 而して従来のように特性又は強度の異なる種々のスプリングを多数用意しておく 必要もなくなる上、設置作業も短期間にできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】支持枠に対する防振装置の配設関係を示す平面
【図2】図1の正面図
【図3】本案実施例装置の断面図
【図4】非作動間隔調節手段の他の実施例を示す可動筒
体の断面図
【符号の説明】
10 固定筒体 12 可動筒体 16 予圧スプリング 20 補助スプリング 21 座板 23 補助スプリング上端 31 ネジブロック

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】重量物を支持する可動枠体と固定枠体との
    間に配設される防振装置としてU状の固定筒体と逆U状
    可動筒体とからなる容器内に予圧コイルスプリングが内
    装されてなる防振装置において、前記予圧スプリングの
    内側に当該予圧スプリングとの非接触を補償された補助
    スプリングが定置されると共に該補助スプリングの上端
    と前記逆U状可動筒体との間に非作動間隔が設定されて
    なる防振装置。
  2. 【請求項2】補助スプリングが上方に向って縮径するつ
    る巻スプリングでなる請求項1記載の防振装置。
  3. 【請求項3】容器底部に補助スプリングの高さ方向の位
    置を可変するための座板が取外し自在に設けられてなる
    請求項1又は2記載の防振装置。
  4. 【請求項4】逆U状可動筒体裏面中心に補助スプリング
    上端面に当接するネジブロックが設けられてなる請求項
    1又は2記載の防振装置。
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