JP2010520133A - 非線形ばね分離装置 - Google Patents

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Abstract

エレベータシステムは、かごアッセンブリと、駆動アッセンブリと、かごアッセンブリの上部と駆動アッセンブリとの間における接続部に配設される振動減衰装置(16)と、を備える。振動減衰装置(16)は、異なるばね剛性および異なる高さをそれぞれ有するばね(32,34,36)を備えるとともに、かごアッセンブリの上部と駆動アッセンブリとの間に全ばね剛性をもたらすように構成される。全ばね剛性は、かごアッセンブリの重量の関数として変動する。

Description

本発明は、エレベータシステムに関し、特に、エレベータかごの垂直方向の振動レベルを減衰する装置に関する。
エレベータシステムは、通常、昇降路内で対向する方向に移動するかごおよびカウンターウェイトを有する。巻上機は、巻上機とかごとの間に接続されたトラクション装置を介してかごを昇降路内で移動させる。トラクション装置は、ロープやベルトなどの接続部材を含み、該部材は、かごのシーブに沿って延び、昇降路内を上昇および下降するようにかごおよびカウンターウェイトを支持する。
エレベータシステムの設計では、かごの乗り心地がエレベータシステムの品質において重要な要素となる。かごの乗り心地を向上させることにより、かご内の乗客の快適性が向上する。エレベータ業界では、かごの乗り心地の説明に際にして、かごノイズレベル、水平方向の振動レベルおよび垂直方向の振動レベルがよく用いられる。かごの垂直方向の振動に関して、振動レベルを低減させる2つの方法が一般的に採用されている。1つは、垂直方向振動の振動源を取り除くことであり、もう1つは、かごおよび乗客に伝わる前に振動を減衰させることである。
業界では従来の振動減衰装置が周知である。例えば、エレベータかごアッセンブリの上部と駆動アッセンブリとの間に配設されるダンパ(減衰装置)では、一般的に、かごの乗り心地を向上させるようにばねを用いる。しかし、従来のダンパでは、例えば、最大積載荷重、積載荷重の半分または空のかごなど、かごの負荷に関わらず、ばね剛性は一定である。つまり、従来のダンパは線形である。垂直方向の振動レベル、したがって、かごの乗り心地は、ばね剛性とかごの重量の関数であるため、線形のダンパは、実質的にほとんどのエレベータシステムにおいて変動するかごの負荷、つまり荷重に対する振動減衰性を最適化するには適していない。
したがって、本発明の目的は、エレベータシステムに関する上記問題を解決することである。
本発明は、エレベータシステムを備え、該エレベータシステムは、かごアッセンブリと、駆動アッセンブリと、かごアッセンブリの上部と駆動アッセンブリとの間における接続部に配設される振動減衰装置と、を備える。振動減衰装置は、異なるばね剛性および異なる高さをそれぞれ有するばねを備えるとともに、かごアッセンブリの上部と駆動アッセンブリとの間に全体的な剛性、つまり全剛性をもたらすように構成される。この全剛性は、かごアッセンブリの重量の関数として変動する。
さらに、本発明の実施例では、振動減衰装置は、エレベータかごアッセンブリの上部と駆動アッセンブリとの間における接続部で圧縮するように配設される第1のばねセットおよび第2のばねセットを備える。第1のばねセットは、第1の剛性および第1の高さをそれぞれ有する1つまたは複数のばねからなる。第2のばねセットは、第2の剛性および第2の高さをそれぞれ有する1つまたは複数のばねからなる。第1の高さおよび第2の高さはそれぞれ異なる。また、第1の剛性および第2の剛性はそれぞれ異なる。
上記の記載および以下の詳細な説明は、例示的なものであり、限定的なものではないことを理解されたい。
本発明の上記および他の特徴や利点は、以下の記載、添付の特許請求の範囲および図面に示す例示的な実施例によって明らかになる。添付する図面について以下に簡単に説明する。
本発明の実施例による振動減衰装置を含むエレベータシステムの概略的な正面図。 図1の振動減衰装置の正面図。 図1の振動減衰装置の側面図。 空のかごを含む図1のエレベータシステムの部分的な概略図。 乗客が搭乗しているかごを含む図1のエレベータシステムの部分的な概略図。 本発明のダンパに関するダンパのばね剛性およびエレベータかごの重量の関数として垂直方向の振動レベルを表す等高線図。
添付の図面において、同一または類似した構成要素については、同一または類似した参照符号を付す。
図1は、エレベータシステム10の概略的な正面図であり、このエレベータシステム10は、かご12、かごフレーム14、ダンパ(減衰装置)16、かごシーブ18、巻上機シーブ20、そらせシーブ22、カウンターウェイト24、カウンターウェイトシーブ26、ロープ28およびロープ終端部30を備える。図1では、かご12は、かごフレーム14に接続されている。かごシーブ18は、かごフレーム14の上部に接続されており、この接続部分にダンパ16が設けられる。かご12、かごフレーム14およびかごシーブ18は、ロープ28を介して巻上機シーブ20に接続される。ロープ28は、かごシーブ18の下部に沿って延びるとともに、一方の側において終端部30に固定され、他方の側において巻上機シーブ20に向かって延びている。さらに、ロープ28は、巻上機シーブ20の周囲にわたって延び、次いで、そらせシーブ22に向かって延びている。ロープ28は、(そらせシーブ22を介して)カウンターウェイト24と巻上機シーブ20とを連結しており、そらせシーブ22を通りカウンターウェイトシーブ26の下部を通過して終端部30まで延びている。
図1に示すエレベータシステム10は、かごフレーム14およびカウンターウェイト24との間で2:1ローピングが採用されている。しかし、他のローピング構成を採用するエレベータシステムに本発明による減衰装置を用いてもよい。例えば、かごフレーム14の上部と、かごシーブ18との間に接続されたダンパ16を有するエレベータシステムに、ロープ28がかご12の上部から、巻上機シーブ20およびそらせシーブ22を通ってカウンターウェイト24の上部まで延びる1:1ローピングを採用してもよい。
図1において、巻上機シーブ20が時計回りに回転すると、かご12およびかごフレーム14が下降し、カウンターウェイト24が上昇する。巻上機シーブ20が反時計回りに回転すると、かご12およびかごフレーム14が上昇し、カウンターウェイト24が下降する。カウンターウェイト24は、一般的に、かご12が平均的な積載荷重(例えば、最大積載荷重の40%)を有するときに、かご12およびかごフレーム14と釣り合う。
かごが平均的な積載荷重を有する場合、カウンターウェイト24は、巻上機シーブ20を中心としてかご12およびかごフレーム14と釣り合う。かご12およびかごフレーム14と、カウンターウェイト24を釣り合わせることによって、かご12およびかごフレーム14を昇降させるために必要な巻上機シーブ20からの力が減少され、エネルギーが節約される。
図1のエレベータシステム10おいて、種々の環境やシステムによって発生する垂直方向の振動がかご12およびかごフレーム14に生じることがある。例えば、かご12およびかごフレーム14は、1つまたは複数のガイドレールに案内されて昇降路内を昇降する。昇降路内のガイドレールは、一般的に、ガイドレール全長に沿って僅かに歪んでおり、かつセグメントのジョイント部分において連続的でないことがある。これにより、かご12およびかごフレーム14に伝搬する振動が生じてしまう。ダンパ16は、システム10にわたってかご12およびかごフレーム14の上方へと伝搬する垂直方向の振動を2セットのばねを介して吸収するように構成される。かご12(およびかごフレーム14)の負荷、つまり荷重の関数として全体的な剛性(以下、全剛性という)を変えることによって、ダンパ16は減衰性を向上させ、かご12の乗り心地を向上させる。
図2,3は、図1に示したダンパ16の概略的な正面図および側面図である。図2,3に示すダンパ16は、第1のばね32、第2のばね34、第3のバネ36、上板38、底板40、シーブロッド42、第1のばねガイド44および第2のばねガイド46を備える。第1、第2および第3のばね32,34,36は、上板38と底板40との間に配設される。第1および第2のばねガイド44,46は、第1および第2のばね32,34を上板38と底板40との間で所定位置に保持するように構成される。第3のばね36は、シーブロッド42の周囲に配設されて、このロッドによって所定位置に保持される。図2,3の実施例では、第1および第2のばね32,34の高さは、第3のばね36の高さより高い。さらに、上板38と第3のばね36の上部との間の距離を調節するように、底板40の上部でかつ第3のばね36の底部にシムを配設してもよい。図1に示すように、上板38は、かごフレーム14に取付けられる。シーブロッド42は、かごシーブ18に対して第1のばね32,第2のばね34、第3のバネ36、上板38、底板40、第1のばねガイド44および第2のばねガイド46を接続するように構成される。シーブロッド42は、底板40に取付けられる。さらに、シーブロッド42は、底板40に固定されるとともに、上板38に摺動可能に接続され、これにより、シーブロッド42が上板38に対して自由に上下動し、かつ上板38がシーブロッド42に対して自由に上下動する。図2,3に示すダンパ16に負荷、つまり荷重が加わると、上板38および底板40は、互いに向かって押し付けられて、ばね32,34,36が圧縮する。
ダンパ16は、かご12の荷重の関数として全剛性を変えることによって減衰性を向上させる。図4,5を参照すると、ダンパ16には、エレベータの運転時にかご12およびかごフレーム14の重量の変動によってそれぞれ異なる負荷、つまり荷重が加わっている。図4,5は、図1に示したエレベータシステム10を部分的に示す概略図であり、エレベータシステム10は、かご12、かごフレーム14、ダンパ16およびかごシーブ18を示している。ダンパ16は、第1のばね32、第2のばね34、第3のバネ36、上板38および底板40を備える。かご12は、かごフレーム14に接続される。ダンパ16は、かごフレーム14と、かごシーブ18との間における接続部に配設される。図4では、かご12は空であり、ダンパ16に加わる荷重により、第1および第2のばね32,34が上板38と底板40との間で部分的に圧縮されている。しかし、第3のばね36は圧縮されていない。図5では、かご12に乗客が搭乗しているためダンパ16に加わる荷重によって、第1および第2のばね32、34がさらに圧縮され、さらに第3のばね36が上板38と底板40との間で圧縮されている。図4,5に示すように、ダンパ16は、図4における第1および第2のばね32,34の剛性の合計から、図5における第1、第2および第3のばね32,34,36の剛性の合計へと、かご12の荷重の関数として全体的な剛性、つまり全剛性を変えるように構成される。
図1〜5に示すダンパ16は、3つの円筒形のばね32,34,36を含むように構成されているが、本発明の実施例に用いるばねの数、形状、形式、剛性および配列は上記の構成に限定されるものではない。例えば、他の実施例では、ダンパは、2つの板の間に4つの円筒形ばねを有し、4つのばねのうち2つのばねが、他のばねより長く、かつ低い剛性を有していてもよい。
エレベータかごの荷重の関数として全体的な剛性、つまり全剛性を変えるように機能する本発明によるダンパは、2つの特徴を有する。第1の特徴として、ダンパは、ばねに加わる負荷(荷重)が増すにつれて連続的に圧縮するように配設される複数(一群)のばねを備える。このような実施例では、ばね、つまり一群のばねが連続的に圧縮すると、全体的な剛性(全剛性)が統合される。例えば、図4,5に示すダンパ16では、図4における第1および第2のばね32,34の剛性の合計から、図5における第1、第2および第3のばね32,34,36の剛性の合計へとかご12に加わる荷重が増すにつれて、全体的な剛性、つまり全剛性が変動する。第2の特徴として、本発明によるダンパは、互いに異なる剛性を有する複数、つまり一群のばねを備える。例えば、図4,5に示すダンパ16は、第1の剛性をそれぞれ有する第1および第2のばね32,34と、第2の剛性を有する第3のばね36と、を備えてなる。さらに、第1および第2のばね32,34の第1の剛性と、第3のばね36の第2の剛性とは異なっており、つまり、第3のばね36の第2の剛性は、第1および第2のばね32,34の第1の剛性より高くても、低くてもよく、あるいは第1の剛性と第2の剛性とが同じであってもよい。
図6は、図1〜5に示したダンパ16の実施例に類似した構成をなすダンパに関する等高線図であり、ダンパのばね剛性およびエレベータかごの重量の関数としての垂直方向の振動レベルを表している。図6は、かごの垂直方向の振動レベル(V)を減少させることにより、減衰性を最適化するために実行した研究の結果を示している。図6では、2つの変数、つまりダンパ剛性K(Kg/mm)およびかご重量M(Kg)を垂直方向の振動レベルV(mm)の関数としてプロットする。ダンパの全剛性(K)は、所定のかご重量(M)での圧縮下におけるばね剛性の合計である。かごの重量Mは、かごが積載荷重まで積載されるにつれて変動する。KIは、変動するかご重量(M)の垂直方向の振動およびかごのサギング(sagging)を最小化するように構成されたダンパに関する理想的なダンパ剛性を示す線(プロファイル)である。KSは、ダンパ16と同様に構成したダンパの実施例の剛性を示す線(プロファイル)であり、全剛性は、連続的に変動するKIとは異なり、階段状に変動する。KSは、シンプルかつ安価なダンパの構成を採用することによって理想的な線KIに近似する剛性の線となる。したがって、図6に示すように、かごが空である場合など、かご重量が小さいときは相対的に低い(ソフトな)ばね剛性を選択し、かごが積載荷重まで積載された場合など、かごの重量が大きいときには相対的に高いばね剛性を選択することによって垂直方向の振動レベル(V)が最小となる。かご重量が小さいときのばね剛性は相対的に低いが、かごのサギングを最小化するように剛性を選択してもよい。
本発明によるダンパによると、従来の減衰装置と比べて、エレベータかごの上部における垂直方向の振動の減衰が著しく向上する。例示的なダンパは、かご荷重の関数として全体的な剛性、つまり全剛性を変えることによって減衰性を最適化するように構成される。連続して圧縮して剛性が増加するように構成された複数のばね、つまり一群のばねを採用することによって、例えば、空のかごから積載荷重まで積載されたかごへとかごにかかる荷重(負荷)が変動するにつれて全剛性が階段状に変動するようにダンパが構成される。本発明によるダンパにおける複数のばね、つまり一群のばねの配置によって、変動するエレベータかごの荷重に関する理想的な非線形の減衰線(プロファイル)に近似する構造となる。そのような例示的なダンパは、周知の製造技術および共通の材料を用いてシンプルかつ安価に形成される。エレベータかごの上部における垂直方向の振動の減衰を最適化することにより、本発明によるダンパは、全体的なかごの乗り心地を著しく向上させ、ひいてはエレベータシステムの性能を著しく向上させる。
上記の記載は、本発明を例示したものに過ぎず、添付した特許請求の範囲は特定の実施例や複数の実施例に限定されないことを理解されたい。例示的な特定の実施例を参照して本発明を詳細に説明してきたが、以下の特許請求の範囲に記載する本発明の意図する範囲を逸脱することなく、種々の変更および修正がなされることを理解されたい。
また、明細書および図面も例示的なものに過ぎず、添付した特許請求の範囲に限定されないことを理解されたい。本発明の上記の記載を鑑みて、当業者であれば他の実施例および変更形態が本発明の範囲に入ることを理解されるであろう。したがって、本発明の範囲内にある本開示から当業者によって得られる変更は、本発明のさらなる実施例として全て含まれる。本発明の範囲は、以下の特許請求の範囲に記載するように定義される。

Claims (44)

  1. かごアッセンブリと、
    駆動アッセンブリと、
    かごアッセンブリの上部と駆動アッセンブリとの間における接続部に配設される振動減衰装置と、
    を備え、
    振動減衰装置は、異なるばね剛性および異なる高さをそれぞれ有する複数のばねを備えるとともに、かごアッセンブリの上部と駆動アッセンブリとの間に全体的なばね剛性をもたらすように構成され、
    全体的なばね剛性は、かごアッセンブリの重量の関数として変動することを特徴とするエレベータシステム。
  2. 複数のばねは、第1のばねセットおよび第2のばねセットからなり、
    第1のばねセットは、第1の剛性および第1の高さをそれぞれ有する1つまたは複数のばねからなり、
    第2のばねセットは、第2の剛性および第2の高さをそれぞれ有する1つまたは複数のばねからなり、
    第1の高さおよび第2の高さ、ならびに第1の剛性および第2の剛性は、それぞれ異なることを特徴とする請求項1に記載のエレベータシステム。
  3. 第1の高さは、第2の高さより高いことを特徴とする請求項2に記載のエレベータシステム。
  4. 第2の剛性は、第1の剛性より高いことを特徴とする請求項2に記載のエレベータシステム。
  5. 第2の剛性は、第1の剛性より低いか、あるいは第1の剛性と同等であることを特徴とする請求項2に記載のエレベータシステム。
  6. 第1のばねセットは、第1の剛性および第1の高さをそれぞれ有する2つのばねからなることを特徴とする請求項2に記載のエレベータシステム。
  7. 第2のばねセットは、第2の剛性および第2の高さを有する1つのばねからなることを特徴とする請求項6に記載のエレベータシステム。
  8. 第1の高さは、第2の高さより高く、第2の剛性は、第1の剛性より高いことを特徴とする請求項7に記載のエレベータシステム。
  9. 第1のばねセットの2つのばねは、第2のばねセットの1つのばねの両側に配設されることを特徴とする請求項8に記載のエレベータシステム。
  10. 第2のばねセットの1つのばねの下方に配設されるシムを備えることを特徴とする請求項9に記載のエレベータシステム。
  11. かごアッセンブリは、かごおよびフレームを備え、
    振動減衰装置は、フレームの上部と駆動アッセンブリとの間における接続部に配設されることを特徴とする請求項1に記載のエレベータシステム。
  12. 複数のばねは、第1のばねセットおよび第2のばねセットからなり、
    第1のばねセットは、第1の剛性および第1の高さをそれぞれ有する1つまたは複数のばねからなり、
    第2のばねセットは、第2の剛性および第2の高さをそれぞれ有する1つまたは複数のばねからなり、
    第1の高さおよび第2の高さ、ならびに第1の剛性および第2の剛性は、それぞれ異なることを特徴とする請求項11に記載のエレベータシステム。
  13. 第1の高さは、第2の高さより高いことを特徴とする請求項12に記載のエレベータシステム。
  14. 第2の剛性は、第1の剛性より高いことを特徴とする請求項12に記載のエレベータシステム。
  15. 第2の剛性は、第1の剛性より低いか、あるいは第1の剛性と同等であることを特徴とする請求項12に記載のエレベータシステム。
  16. 第1のばねセットは、第1の剛性および第1の高さをそれぞれ有する2つのばねからなることを特徴とする請求項12に記載のエレベータシステム。
  17. 第2のばねセットは、第2の剛性および第2の高さを有する1つのばねからなることを特徴とする請求項16に記載のエレベータシステム。
  18. 第1の高さは、第2の高さより高く、第2の剛性は、第1の剛性より高いことを特徴とする請求項17に記載のエレベータシステム。
  19. 第1のばねセットの2つのばねは、第2のばねセットの1つのばねの両側に配設されることを特徴とする請求項18に記載のエレベータシステム。
  20. 第2のばねセットの1つのばねの下方に配設されるシムを備えることを特徴とする請求項19に記載のエレベータシステム。
  21. 複数のばねは、圧縮ばねであることを特徴とする請求項1に記載のエレベータシステム。
  22. 複数のばねは、実質的に円筒形であることを特徴とする請求項21に記載のエレベータシステム。
  23. 第1の剛性および第1の高さをそれぞれ有する1つまたは複数のばねからなる第1のばねセットと、
    第2の剛性および第2の高さをそれぞれ有する1つまたは複数のばねからなる第2のばねセットと、
    を備え、
    第1の高さおよび第2の高さ、ならびに第1の剛性および第2の剛性は、それぞれ異なり、
    第1および第2のばねセットは、エレベータかごアッセンブリの上部と駆動アッセンブリとの間における接続部において圧縮するように平行に配設されることを特徴とする振動減衰装置。
  24. 第1の剛性は、第2の剛性より高いことを特徴とする請求項23に記載の振動減衰装置。
  25. 第2の剛性は、第1の剛性より高いことを特徴とする請求項23に記載の振動減衰装置。
  26. 第2の剛性は、第1の剛性より低いか、あるいは第1の剛性と同等であることを特徴とする請求項23に記載の振動減衰装置。
  27. 第1のばねセットは、第1の剛性および第1の高さをそれぞれ有する2つのばねからなることを特徴とする請求項23に記載の振動減衰装置。
  28. 第2のばねセットは、第2の剛性および第2の高さを有する1つのばねからなることを特徴とする請求項27に記載の振動減衰装置。
  29. 第1の高さは、第2の高さより高く、第2の剛性は、第1の剛性より高いことを特徴とする請求項28に記載の振動減衰装置。
  30. 第1のばねセットの2つのばねは、第2のばねセットの1つのばねの両側に配設されることを特徴とする請求項29に記載の振動減衰装置。
  31. エレベータかごアッセンブリは、かごおよびフレームを備え、
    第1および第2のばねセットは、フレームの上部と駆動アッセンブリとの間における接続部に配設されることを特徴とする請求項23に記載の振動減衰装置。
  32. 第1の高さは、第2の高さより高いことを特徴とする請求項31に記載の振動減衰装置。
  33. 第2の剛性は、第1の剛性より高いことを特徴とする請求項31に記載の振動減衰装置。
  34. 第2の剛性は、第1の剛性より低いか、あるいは第1の剛性と同等であることを特徴とする請求項31に記載の振動減衰装置。
  35. 第1のばねセットは、第1の剛性および第1の高さをそれぞれ有する2つのばねからなることを特徴とする請求項31に記載の振動減衰装置。
  36. 第2のばねセットは、第2の剛性および第2の高さを有する1つのばねからなることを特徴とする請求項35に記載の振動減衰装置。
  37. 第1の高さは、第2の高さより高く、第2の剛性は、第1の剛性より高いことを特徴とする請求項36に記載の振動減衰装置。
  38. 第1のばねセットの2つのばねは、第2のばねセットの1つのばねの両側に配設されることを特徴とする請求項37に記載の振動減衰装置。
  39. 第2のばねセットの1つのばねの下方に配設されるシムを備えることを特徴とする請求項38に記載の振動減衰装置。
  40. 第2のばねセットの1つまたは複数のばねの下方に配設される少なくとも1つのシムを備えることを特徴とする請求項23に記載の振動減衰装置。
  41. 第1のばねセットの1つまたは複数のばねは、圧縮ばねであることを特徴とする請求項23に記載の振動減衰装置。
  42. 第1のばねセットの1つまたは複数のばねは、実質的に円筒形であることを特徴とする請求項41に記載の振動減衰装置。
  43. 第2のばねセットの1つまたは複数のばねは、圧縮ばねであることを特徴とする請求項23に記載の振動減衰装置。
  44. 第2のばねセットの1つまたは複数のばねは、実質的に円筒形であることを特徴とする請求項43に記載の振動減衰装置。
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