JP5218526B2 - 水温センサ異常判定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジン(内燃機関)冷却系の水温センサの異常を判定する水温センサ異常判定装置に関する。
車両等に搭載されるエンジンでは、冷却水通路としてウォータジャケットをエンジン(シリンダブロック及びシリンダヘッド)に設け、冷却水をウォータポンプによってウォータジャケットを経由して循環させることで、エンジン全体を冷却(暖機)するようにしている。このような冷却系において、エンジン冷却水通路とヒータ系統(ヒータ通路)との冷却水の循環を制限する切替弁を設け、冷間中は切替弁を閉弁し、エンジン内(ウォータジャケット内)の冷却水の流通を停止(エンジン内水停止)することによってエンジンの早期暖機を行う技術がある(例えば特許文献1参照)。
こうしたエンジン内水停止を行う冷却系においては、例えば、エンジンの出口水温を検出するエンジン水温センサと、ヒータ系統の水温を検出するヒータ系水温センサ(例えばヒータ入口水温センサ)とが設けられており、そのヒータ系水温センサの異常を検出する異常検出方法として、エンジン始動から一定期間経過後に、ヒータ系水温センサにて検出される水温検出値が所定値以上に上昇していない場合は、ヒータ系水温センサが異常であると判定する方法がある(例えば特許文献2参照)。なお、水温センサの異常としては、例えば、センサ値が一定値に張り付くスタック異常がある。
特開2009−150266号公報 特開平10−073047号公報 特開2000−303898号公報
ところで、上記したエンジン内水停止を行う冷却系において、ヒータ系水温センサの異常判定に上記異常検出方法を適用した場合、ヒータ系統に配置の熱源(例えば、排気熱回収器など)が故障していると、エンジン始動から一定期間が経過してもヒータ系統の冷却水の水温が上昇しないので、ヒータ系水温センサが正常であっても、その水温検出値が上昇しないため、ヒータ系水温センサが異常であると誤判定される場合がある。
本発明はそのような実情を考慮してなされたもので、エンジン内の冷却水の流通を停止する冷却系において、ヒータ系統の水温を検出する水温センサの異常を、誤判定することなく正確に判定することが可能な水温センサ異常判定装置を提供することを目的とする。
本発明は、エンジン冷却水通路と、エンジンをバイパスするバイパス通路(ヒータ通路)と、前記エンジン冷却水通路とバイパス通路との冷却水の循環を制限する制御弁(切替弁)と、前記バイパス通路の水温を検出するバイパス水温センサ(ヒータ入口水温センサ)とを備えた冷却系(エンジン内水停止を行う冷却水)に適用され、前記バイパス水温センサの異常を判定する水温センサ異常判定装置を前提としている。そして、このような水温センサ異常判定装置において、前記制御弁は、弁体に変位を与える感温部を有する感温動作弁であって前記感温部に埋め込まれた電気ヒータへの通電により当該制御弁を強制的に開弁することが可能に構成されているとともに、エンジン始動時からの吸入空気量積算値が規定値(規定値β)以上になったときのバイパス水温検出値とエンジン始動時のバイパス水温検出値との偏差が判定値(異常判定値α)よりも小さい場合には、前記電気ヒータへの通電により前記制御弁を強制的に開弁し、その制御弁の開弁後のバイパス水温検出値の変化量に基づいて前記バイパス水温センサの異常を判定する判定手段を備えていることを技術的特徴としている。
本発明において、上記バイパス通路(ヒータ通路)の一例として、排気熱回収器及び/またはEGR(Exhaust Gas Recirculation)クーラを備えた構成を挙げることができる。
本発明においては、まず、バイパス水温が所定値以上となると推定されるとき(エンジンの吸入空気量(エンジン始動時からの吸入空気量積算値)が所定値以上になったとき)の、バイパス水温検出値の上昇量(エンジン始動時のバイパス水温検出値との偏差)が所定値以上である場合はバイパス水温センサが正常であると判定する。一方、上記バイパス水温検出値の上昇量が所定値よりも小さい場合は、「バイパス水温センサの異常」または「バイパス通路の熱源故障」が考えられるので、上記エンジン冷却水通路とバイパス通路との冷却水の循環を制限する制御弁を開弁する。
この制御弁の開弁により、エンジン冷却水通路とバイパス通路の両系統の冷却水が循環し、エンジンで暖められた高温水がバイパス通路内に流入する。これによって、バイパス通路に熱源がなくても(排気熱回収器やEGRクーラ等の熱源が故障していても)、バイパス通路内の冷却水の水温が上昇するので、バイパス水温センサが正常であれば、その水温センサにて検出されるバイパス水温検出値が上昇する。このような点を利用し、本発明では、上記制御弁開弁後のバイパス水温検出値の変化量が所定値以上である場合には、バイパス水温センサは正常であると判定し、バイパス水温検出値の変化量が所定値よりも小さい場合には、バイパス水温センサが異常(スタック異常)であると判定する。
以上のように、本発明によれば、バイパス水温が所定値以上となると推定されるとき(エンジンの吸入空気量が所定値以上になったとき)の、バイパス水温検出値の上昇量が所定値よりも小さいときには制御弁を開弁し、バイパス通路内にエンジンからの高温水を流してバイパス通路内の冷却水の水温を上昇させた状態で、バイパス水温センサにて検出されるバイパス水温検出値の変化量から、バイパス水温センサの判定を行っているので、排気熱回収器やEGRクーラ等の故障によりバイパス通路に熱源がなくても、バイパス水温センサの異常を、誤判定することなく正確に判定することができる。
本発明の具体的な構成として、上記エンジン冷却水通路とバイパス通路との冷却水の循環を制限する制御弁が、弁体に変位を与える感温部を有する感温動作弁であって、その制御弁の周辺水温の推定値が当該制御弁の開弁温度以上となったときに制御弁が開弁したと判定する、という構成を挙げることができる。このような構成を採用すれば、制御弁の開弁の判定に必要な時間を短くすることが可能になる。この点について以下に説明する。
まず、本発明を適用する冷却系(エンジン内水停止を行う冷却系)においては、エンジンの冷却水出口に設ける制御弁として、例えば、弁体に変位を与える感温部を有する感温動作弁を用いている。この場合、感温部内に電気ヒータを埋め込み、その電気ヒータへの通電により発生する熱でサーモワックスを溶かすことによっても制御弁を強制的に開弁(ヒータ通電による開弁)できるようにしており、上記バイパス水温検出値の上昇量が所定値よりも小さいときに上記ヒータ通電による開弁を行っている。そして、その制御弁の開弁を判定する方法の一例として、電気ヒータへの通電開始からの経過時間を用いて開弁を判定するという方法が挙げられる。
このようにヒータ通電時間から開弁判定を行う場合、実際には制御弁が開弁していないのに「開弁した」と誤判定することを防止するために、開弁までに最も時間のかかる条件に基づいて開弁判定値を適合しているが、こうした適合ではマージンが大きすぎるため、バイパス水温センサの正常/異常判定までの時間がどうしても長くなる。これに対し、制御弁の周辺水温推定値が開弁温度以上となった場合に制御弁が開弁したと判定する方法を採用すると、制御弁の実際の開弁に応じて開弁判定を行うことができ、上記したマージンを見込む必要がなくなるので、開弁判定までに要する時間が短くて済み、バイパス水温センサの正常/異常判定までの時間を短くすることができる。
ここで、本発明において、制御弁が開弁した後、エンジン冷却水通路内の高温水とバイパス通路内の冷却水とが十分に混合されない状態(バイパス通路の冷却水の水温が十分に上昇していない状態)で、バイパス水温センサの判定を行うと、誤異常判定が生じる可能性がある。これを防止するために、制御弁の開弁してから所定時間経過した後、つまりバイパス通路内の冷却水水温が十分に上昇するのに必要な時間が経過した後に、水温センサの判定を実行することが好ましい。
本発明によれば、バイパス水温が所定値以上となると推定されるときのバイパス水温検出値の上昇量が小さいときには、制御弁を開弁してバイパス通路内の冷却水の水温を上昇させ、その制御弁の開弁後のバイパス水温検出値の変化量からバイパス水温センサの異常を判定するようにしているので、バイパス水温センサの異常を、誤判定することなく正確に判定することができる。
本発明を適用するエンジンの冷却系の一例を示す概略構成図である。 図1の冷却系に用いる切替弁の構造を示す断面図である。なお、(A)では切替弁の閉弁状態を示し、(B)では切替弁の開弁状態を示している。 図1のエンジンの冷却系において、冷間中に冷却水通路を循環する冷却水の流れを示す図(A)、及び、エンジン半暖機状態のときに冷却水通路を循環する冷却水の流れを示す図(B)を併記して示す図である。 図1のエンジンの冷却系においてエンジン完全暖機時に冷却水路を循環する冷却水の流れを示す図である。 ECUが実行する水温センサ異常判定処理の一例を示すフローチャートである。 水温センサ異常判定処理の一例を示すタイミングチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
本発明を適用するエンジン1の冷却系(エンジン内水停止冷却系)について図1を参照して説明する。
この例の冷却系は、電動ウォータポンプ2、ラジエータ3、サーモスタット4、ヒータ5、排気熱回収器6、EGRクーラ7、切替弁10、及び、これら機器に冷却水を循環する冷却水通路200などを備えている。
冷却水通路200は、冷却水(例えばLLC:Long Life Coolant)を、エンジン1、ラジエータ3及びサーモスタット4を経由して循環させるエンジン冷却水通路201と、冷却水を、EGRクーラ7、排気熱回収器6、ヒータ5及びサーモスタット4を経由して循環させるヒータ通路202とを備えている。そして、この例では、これらエンジン冷却水通路201とヒータ通路202との冷却水循環に、1台の電動ウォータポンプ(電動WP)2を併用している。
エンジン1は、コンベンショナル車両やハイブリッド車両などに搭載されるガソリンエンジンやディーゼルエンジン等であって、シリンダブロック及びシリンダヘッドにウォータジャケット(図示せず)が設けられている。エンジン1には、冷却水出口(シリンダヘッドのウォータジャケット出口)1bの水温を検出するエンジン水温センサ21が配置されている。また、エンジン1の吸気通路には、吸入空気の温度を検出する吸気温センサ23、及び、エンジン1への吸入空気量を検出するエアフロメータ24が配置されている。これらエンジン水温センサ21、吸気温センサ23及びエアフロメータ24の各出力信号はECU(Electronic Control Unit)300に入力される。
電動ウォータポンプ2は、電動モータの回転数を制御することにより吐出流量(吐出圧)を可変に設定することが可能なウォータポンプであって、吐出口がエンジン1の冷却水入口(ウォータジャケットの入口)1aに連通するように配設されている。電動ウォータポンプ2の作動はECU300によって制御される。なお、電動ウォータポンプ2は、エンジン1の始動に伴って駆動され、エンジン1の運転状態等に応じて吐出流量が制御される。
サーモスタット4は、例えば感温部のサーモワックスの膨張・収縮によって作動する弁装置であって、冷却水温が比較的低い場合は、ラジエータ3と電動ウォータポンプ2との間の冷却水通路を遮断してラジエータ3(エンジン冷却水通路201)に冷却水を流さないようになっている。一方、エンジン1の暖機完了後、すなわち冷却水温度が比較的高い場合には、その冷却水温に応じてサーモスタット4が作動(開弁)してラジエータ3に冷却水の一部が流れることにより、冷却水が回収した熱がラジエータ3から大気に放出される。なお、この例において、サーモスタット4は、上記感温部の周辺水温(≒ワックス温度)が、後述する切替弁10の開弁温度(例えば70℃)よりも高い水温(例えば82℃以上)になったときに開弁するように設定されている。
ヒータ通路202は、エンジン1をバイパスするバイパス通路である。ヒータ通路202には、冷却水流れの上流側から、EGRクーラ7、排気熱回収器6、及び、ヒータ5が直列に接続されており、電動ウォータポンプ2から吐出した冷却水が、[EGRクーラ7→排気熱回収器6→ヒータ5→サーモスタット4→電動ウォータポンプ2]の順で循環する。ヒータ通路202には、EGRクーラ7と排気熱回収器6との間にヒータ接続通路202aが接続されている。このヒータ接続通路202aは切替弁10を介してエンジン1の冷却水出口(シリンダヘッドのウォータジャケット出口)1bに接続されている。切替弁(制御弁)10はヒータ接続通路202aを開閉する。切替弁10の詳細については後述する。
ヒータ5は、冷却水の熱を利用して車室内を暖房するための熱交換器であって、エアコンディショナの送風ダクトに臨んで配置されている。つまり、車室内の暖房時(ヒータon時)には送風ダクト内を流れる空調風をヒータ5(ヒータコア)に通過させて温風として車室内に供給する一方、それ以外(例えば冷房時)のとき(ヒータoff時)には空調風がヒータ5をバイパスするようになっている。ヒータ5には、ヒータ入口水温センサ22が配置されている。このヒータ入口水温センサ22の出力信号はECU300に入力される。なお、ヒータ5の入口水温は、ヒータ通路202(バイパス通路)を流れる冷却水の温度と同等であるので、上記ヒータ入口水温センサ22がバイパス水温センサに相当する。
排気熱回収器6は、エンジン1の排気通路に配置され、排気ガスの熱を冷却水によって回収するための熱交換器であって、その回収した熱はエンジン暖機や車室内暖房などに利用される。EGRクーラ7は、エンジン1の排気通路を流れる排気ガスの一部を吸気通路に還流させるEGR通路に配置され、このEGR通路を通過(還流)するEGRガスを冷却するための熱交換器である。
−切替弁−
次に、上記冷却系に用いる切替弁10について図2を参照して説明する。
この例の切替弁10は、ハウジング11、弁体12、圧縮コイルばね13、及び、感温部14などを備えている。
ハウジング11には、図1に示すエンジン1の冷却水出口(シリンダヘッドのウォータジャケット出口)1bに接続される冷却水入口11a、ラジエータ3に接続されるラジエータ接続口11b、及び、ヒータ接続口11cが設けられている。このヒータ接続口11cは、図1に示すヒータ接続通路202aを介してヒータ通路202に接続される。
ハウジング11の内部には、バルブシート(弁座)111とばね座112とが互いに対向する状態で設けられている。これらバブルシート111とばね座112との間の空間(弁体12の上流側の空間)が水導入部11dとなっている。この水導入部11dに上記冷却水入口11aが連通しており、その水導入部11dを介してラジエータ接続口11bが冷却水入11aに連通している。また、弁体12の下流側の空間が水導出部11eとなっており、この水導出部11eに上記ヒータ接続口11cが連通している。
弁体12は、上記ハウジング11の内部で上記バルブシート111とばね座112との間に、そのバルブシート111に対し接離可能に配設されている。この弁体12と後述する感温部14のケース141とは一体化されている。また、弁体12とばね座112との間には圧縮コイルばね13が挟み込まれており、その圧縮コイルばね13の弾性力によって弁体12がバブルシート111に向けて付勢されている。
感温部(感温アクチュエータ)14はケース141及びロッド142を備えている。ロッド142は、弁体12の開閉方向に沿って延びる棒状の部材であって、ケース141に摺動自在に配設されている。ロッド142は弁体12を貫通しており、このロッド142に対し弁体12が開閉方向に摺動可能となっている。また、ロッド142の先端部はハウジング11の壁体11f(冷却水入口11aとは反対側の壁体)を貫通しており、その先端部がロッド保持部材16によって保持されている。
感温部14のケース141内には、感温部14の周辺水温(以下、切替弁周辺水温ともいう)の変化(ワックス温度変化)によって膨張・収縮するサーモワックス143が充填されており、このサーモワックス143の膨張・収縮によりロッド142のケース141に対する突出量が変化するようになっている。なお、サーモワックス143はゴム等からなるシール材144内に収容されている。
そして、以上の構造の切替弁10において、切替弁周辺水温(≒ワックス温度)Tvwが所定値(この例では70℃)よりも低いときには、ケース141からのロッド142の突出量が小さい(ケース141内へのロッド142の没入量が大きい)状態となり、弁体12がバルブシート111に圧縮コイルばね13の弾性力によって着座(閉弁)する(図2(A))。このような閉弁状態から、切替弁周辺水温Tvwが上記所定値以上(70℃以上)になると、感温部14のサーモワックス143が膨張する。このサーモワックス143の膨張により、ケース141からのロッド142の突き出し量が大きくなって、感温部14の全体つまり弁体12が圧縮コイルばね13の弾性力に抗してバブルシート111から離れる向きに移動して弁体12がバブルシート111から離座(開弁)する(図2(B))。
このように、この例の切替弁10は、切替弁周辺水温Tvwが所定値(70℃)よりも低いときには閉弁状態となり、図1に示すエンジン1の冷却水出口1b(エンジン冷却水通路201)とヒータ通路202とが遮断される(エンジン冷却水通路とバイパス通路との冷却水の循環が制限される)。一方、切替弁周辺水温Tvwが所定値以上(70℃以上)であるときには開弁状態となり、図1に示すエンジン1の冷却水出口1b(エンジン冷却水通路201)とヒータ通路202とが連通する。なお、冷却水入口11aとラジエータ接続口11bとは連通しているが、図1に示すサーモスタット4が閉弁状態であるときには、冷却水入口11aに流入した冷却水はラジエータ接続口11bには流れない。
ここで、この例の切替弁10においては、感温部14の内部に電気ヒータ15が埋め込まれており、この電気ヒータ15への通電により発生する熱によってサーモワックス143を溶かすことにより、切替弁10を強制的に開弁状態にすることもできる。このヒータ通電による切替弁10の開弁は、後述する水温センサ異常判定処理(2回目のヒータ入口水温センサ22の正常判定の際)などにおいて行われる。なお、切替弁10の電気ヒータ15は切替弁コントローラ(図示せず)によって作動される。切替弁コントローラはECU300からの開弁要求に応じて切替弁10の電気ヒータ15への通電を行う。
−冷却系の動作説明−
図1に示すエンジン1の冷却系の冷却水通路を循環する冷却水の流れについて図3及び図4を参照して説明する。
まず、冷間中は、切替弁10の感温部14の周辺水温Tvwが低い(70℃未満)ので切替弁10が閉弁状態となり、エンジン1内(ウォータジャケット内)の冷却水の流通が停止される(エンジン内水停止)。これによりエンジン1が早期に暖機される。また、切替弁10が閉弁状態のときには、図3(A)に示すように、電動ウォータポンプ2の作動によりヒータ通路202内に冷却水が循環し、冷却水が[電動ウォータポンプ2→EGRクーラ7→排気熱回収器6→ヒータ5→サーモスタット4→電動ウォータポンプ2]の順で流れる。このような早期暖機中に、暖房の要求があるときには、排気熱回収器6にて回収した熱にてヒータ5に必要な熱量を賄うようにすればよい。
次に、エンジン1が半暖機状態になり、切替弁10の感温部14の周辺水温Tvwが所定以上(70℃以上)になると切替弁10が開弁する。切替弁10が開弁すると、図3(B)に示すように、上記ヒータ通路202内の冷却水循環に加えて、冷却水が、[電動ウォータポンプ2→エンジン1の冷却水入口1a→エンジン1内(ウォータジャケット内)→エンジン1の冷却水出口1b→切替弁10→ヒータ接続通路202a]の順で流れてエンジン1が冷却される。また、切替弁10が開弁状態になると、エンジン冷却水通路201内(エンジン1内)の冷却水とヒータ通路(バイパス通路)202内の冷却水とが混合される。
そして、エンジン1が完全暖機状態になると、図4に示すように、サーモスタット4が作動(開弁)してラジエータ3に冷却水の一部が流れるようになり、冷却水が回収した熱がラジエータ3から大気に放出される。
−ECU−
次に、ECU300について説明する。ECU300は、CPU、ROM、RAM及びバックアップRAMなどを備えている。ROMには、各種制御プログラムや、それら各種制御プログラムを実行する際に参照されるマップ等が記憶されている。CPUは、ROMに記憶された各種制御プログラムやマップに基づいて演算処理を実行する。また、RAMはCPUでの演算結果や各センサから入力されたデータ等を一時的に記憶するメモリであり、バックアップRAMはエンジン1の停止時にその保存すべきデータ等を記憶する不揮発性のメモリである。
ECU300には、上記エンジン水温センサ21、吸気温センサ23、及び、エアフロメータ24を含むエンジン1の運転状態を検出する各種センサが接続されている。また、ECU300にはヒータ入口水温センサ22及びイグニッションスイッチ(図示せず)等が接続されている。
そして、ECU300は、エンジン運転状態を検出する各種センサの出力信号に基づいて、エンジン1のスロットルバルブの開度制御、燃料噴射量制御(インジェクタの開閉制御)などを含むエンジン1の各種制御を実行する。また、ECU300は、下記の「水温センサ異常判定処理」を実行する。
−水温センサ異常判定処理−
[判定処理例1]
ヒータ入口水温センサ22の異常判定処理の一例について図5のフローチャートを参照して説明する。この図5の処理ルーチンはECU300において実行される。
図5に示す処理ルーチンはイグニッションスイッチがON操作された時点(IG−ON)で開始される。図5の処理ルーチンが開始されると、まずはステップST101において、ヒータ入口水温センサ22の出力信号からエンジン始動時のヒータ入口水温thw2を採取する。次に、ステップST102において、後述するステップST105及びステップST110の判定処理に用いる異常判定値α(℃)を読み込む。この異常判定値αは一定値(例えばα=5℃)であってもよいし、始動時水温に応じてマップ等を参照して可変に設定するようにしてもよい。なお、上記異常判定値α(一定値)または異常判定値αを算出するマップはECU300のROM内に記憶されている。
ステップST103では、エアフロメータ24の出力信号に基づいて、エンジン始動時からの吸入空気量の積算値(Σga)を算出する。ステップST104では、上記ステップST103で算出した吸入空気量積算値(Σga)が規定値β[g]以上になっているか否かを判定し、その判定結果が肯定判定(YES)となった時点(Σga≧β[g]となった時点)で、判定前提条件が成立したと判断してステップST105に進む。
なお、上記規定値β[g]については、排気熱回収器6やEGRクーラ7等によって排気熱がヒータ通路202を循環する冷却水に伝わる熱量によりヒータ通路202内の冷却水が上昇する過程において、エンジン始動時からのヒータ入口水温センサ22(正常状態)の検出値変動量(偏差)が所定値以上(異常判定値α(=5[℃])以上)に上昇するのに必要な吸入空気量の積算値(Σga)を、実験・シミュレーション等によって取得しておき、その結果を基に規定値β[g]を適合してECU300のROM内に記憶しておく。
ステップST105では、吸入空気量積算値Σgaが規定値β[g]以上なったときのヒータ入口水温センサ22の出力信号に基づいて、ヒータ入口水温thw2(検出値)の偏差(エンジン始動時のヒータ入口水温検出値との偏差(thw2偏差))を算出し、そのthw2偏差が上記ステップST102で読み込んだ異常判定値α[℃]以上であるか否かを判定する(1回目の正常判定)。その判定結果が肯定判定(YES)である場合(thw2偏差≧αである場合)はヒータ入口水温センサ22が正常であると判定する(ステップST111)。ステップST105の判定結果が否定判定(NO)である場合(thw2偏差<αである場合)はステップST106に進む。
ここで、ステップST105の判定結果が否定判定(NO)である場合には、「ヒータ入口水温センサ22の異常」または「排気熱回収器6やEGRクーラ7の故障」のいずれの状況であるのかを判別することはできない。そこで、この例では、後述するように、切替弁10を強制的に開放した後にヒータ入口水温センサ22の2回目の正常判定を行う。
ステップST106では、上記切替弁コントローラに開弁要求を行って、切替弁10の電気ヒータ15への通電を開始する。なお、ECU300は、切替弁10の電気ヒータ15への通電を開始した時点からの経過時間をカウントしている。
次に、ステップST107において「切替弁閉故障なし」であるか否かを判定し、その判定結果が肯定判定(YES)である場合はステップST108に進む。ステップST107の判定結果が否定判定(NO)である場合は、ヒータ入口水温センサ22の正常/異常判定は行わない(ステップST113:未判定)。
上記ステップST107の判定処理の一例について具体的に説明する。切替弁10に閉故障が発生している場合には、ヒータ通電を行っても、エンジン1内で冷却水が停止し続けるので、エンジン水温センサ21にて検出されるエンジン水温thw1の上昇量が大きくなるのに対し、切替弁10が正常である場合(エンジン1内に低温冷却水が流入した場合)のエンジン水温thw1(検出値)の上昇量は小さくなる(もしくは水温検出値thw1が低下する)。このような点を利用し、ヒータ通電後にエンジン水温センサ21にて検出されるエンジン水温thw1の上昇量が所定値よりも小さい場合は「切替弁閉故障なし」と判定してステップST108に進む。なお、エンジン水温センサ21の正常判定が必要な場合は、例えば、エンジン水温thw1(検出値)と吸気温tha(検出値)との差[thw1−tha]を算出し、その温度差[thw1−tha]が、所定の範囲内(例えば、−20℃≦thw1−tha≦20℃)であるか否かを判定し、その判定結果が肯定判定(YES)である場合は、エンジン水温センサ21は正常であると判定する。
なお、切替弁10にリフト量を検出するセンサが搭載されている場合は、そのリフト量センサの検出値から「切替弁の閉故障」を判定するようにしてもよい。
ステップST108では、上記切替弁10の電気ヒータ15への通電を開始した時点から水混合判定時間が経過した否かを判定する。このステップST108の処理に用いる「水混合判定時間」は、電気ヒータ15への通電開始から切替弁10が実際に開弁するまでの時間と、その切替弁10が開弁した後にエンジン冷却水通路201内(エンジン1内)の冷却水とヒータ通路202内の冷却水とが十分に混合(ヒータ通路202の冷却水の水温が十分に上昇)するまでの時間とから適合する。
具体的には、切替弁10の電気ヒータ15への通電開始から切替弁10の開弁までに最も時間のかかる条件(例えばアイドル運転時でかつ低温環境下であるという条件)に基づいて、切替弁10の開弁に要する時間time1(図6参照)を実験・シミュレーション等によって適合する。また、エンジン冷却水通路201内(エンジン1内)の冷却水とヒータ通路202内の冷却水とが十分に混合するのに必要な時間time2(図6参照)については、切替弁10が開弁した後のエンジン1内の冷却水流量に反比例するので、この点を考慮して実験・シミュレーション等により適合する。このようにして適合した[開弁に要する時間time1」と[冷却水の混合に必要な時間time2]とを加算した値[time1+time2]を、上記ステップST108の判定処理に用いる「水混合判定時間」とする。
そして、電気ヒータ15への通電開始からの経過時間が上記水混合判定時間に達した時点(ステップST108の判定結果が肯定判定(YES)となった時点)で、切替弁開弁要求を解除し、切替弁10の電気ヒータ15への通電を停止(ステップST109)してステップST110に進む。
ステップST110においては、ヒータ入口水温センサ22の出力信号に基づいて、ヒータ入口水温thw2(検出値)の偏差(切替弁開弁時(エンジン始動時)のヒータ入口水温検出値との偏差(thw2偏差))を算出し、そのthw2偏差が、上記ステップST102で読み込んだ異常判定値α[℃]以上であるか否かを判定する(2回目の正常判定)。その判定結果が肯定判定(YES)である場合(thw2偏差≧αである場合)はヒータ入口水温センサ22が正常であると判定する(ステップST111)。ステップST110の判定結果が否定判定(NO)である場合(thw2偏差<αである場合)は、ヒータ入口水温センサ22がスタック異常であると判定する(ステップST112)。
次に、以上のヒータ入口水温センサ22の異常判定処理の具体的な例について図6を参照して説明する。なお、図6には、ヒータ入口水温センサ22が正常であり、排気熱回収器6やEGRクーラ7の故障によりバイパス通路に熱源がない場合のヒータ入口水温thw2(検出値)の変化の例を示している。
まず、エンジン始動時からの吸入空気量積算値Σgaが異常判定値β[g]以上になったときの(正常判定1回目)、ヒータ入口水温thw2(検出値)の偏差が異常判定値α[℃]以上である場合は、ヒータ入口水温センサ22が正常であると判定する。一方、吸入空気量積算値Σgaが異常判定値β[g]以上になったときの(正常判定1回目)、ヒータ入口水温thw2(検出値)の偏差が異常判定値α[℃]よりも小さい場合(「ヒータ入口水温センサ22の異常」または「排気熱回収器6やEGRクーラ7の故障」のいずれの状況であるのかを判別できない場合)は、図6に示すように、切替弁10の電気ヒータ15への通電を開始する。
この電気ヒータ通電により切替弁10が実際に開弁すると、排気熱回収器6やEGRクーラ7が故障していても、エンジン1内の高温水がヒータ通路202内に流入してヒータ通路202内の冷却水の水温が上昇していく。そして、エンジン冷却水通路201内(エンジン1内の冷却水)とヒータ通路202内の冷却水とが十分に混合した状態になると、ヒータ通路202内の冷却水の水温が十分に高くなる。このとき、ヒータ入口水温センサ22が正常であれば、この水温センサ22によって検出されるヒータ入口水温thw2(検出値)の変動量は大きくなるので上記異常判定値α[℃]以上となる(図6)。これに対し、ヒータ入口水温センサ22にスタック異常(低水温値に張り付いている異常)が生じている場合、ヒータ通路202の冷却水の温度が上昇しても、水温入口水温thw2(検出値)は上昇しないので上記異常判定値α以上とはならない。
このような点に着目して、この例では、エンジン冷却水通路201内(エンジン1内の冷却水)とヒータ通路202内の冷却水とが十分に混合したときに、ヒータ入口水温センサ22にて検出されるヒータ入口水温thw2の偏差(切替弁開弁時(エンジン始動時)のヒータ入口水温検出値との偏差)が異常判定値α(例えば、α=5[℃])以上である場合(thw2偏差≧α)はヒータ入口水温センサ22が正常であると判定し、上記ヒータ入口水温thw2の偏差が異常判定値αよりも小さい場合には、ヒータ入口水温センサ22にスタック異常が発生していると判定する。
以上説明したように、この例の異常判定処理では、ヒータ入口水温センサ22の1回目の正常判定により、ヒータ入口水温センサ22が正常でないと判定した場合(ヒータ入口水温センサ22の異常、または、排気熱回収器6やEGRクーラ7の故障の場合)には切替弁10を開弁し、ヒータ通路202内にエンジン1からの高温水を流してヒータ通路202内の冷却水の水温を上昇させた状態で、ヒータ入口水温センサ22にて検出されるバイパス水温のthw2偏差(変化量)に基づいて、ヒータ入口水温センサ22の2回目の正常判定を行っているので、排気熱回収器6やEGRクーラ7の故障等によりバイパス通路に熱源がなくても、バイパス水温センサの異常を、誤判定することなく正確に判定することができる。
なお、以上の例では、イグニッションスイッチがON操作された時点(IG−ON)で図5の処理ルーチンを開始するようにしているが、エンジン1が搭載される車両がハイブリッド車両である場合、エンジン始動要求があったときに、図5の処理ルーチンを開始するようにしてもよい。
[判定処理例2]
以上の例では、切替弁10の電気ヒータ15への通電を開始してから一定時間(time1)が経過した時点で切替弁10が開弁したと判定しているが、これに替えて、切替弁10の感温部14の周辺水温Tvwを推定し、その切替弁周辺水温Tvwの推定値から切替弁10の開弁を判定するようにしてもよい。
具体的には、エンジン水温センサ21にて検出されるエンジン水温thw1を用いて、マップや計算式に基づいて切替弁周辺水温Tvwを推定し、その切替弁周辺水温Tvwの推定値が切替弁10の開弁温度(70℃)に達した時点で「切替弁10が開弁した」と判定する。そして、この開弁判定時点から、上記した設定時間time2(ヒータ通路202の冷却水が十分に上昇するのに必要な時間)が経過した後に、バイパス水温センサ22の正常判定を行うようにする(上記した図5のステップ110の判定処理を実行する)。
このように、この例の開弁判定処理では、切替弁周辺水温Tvwの推定値から切替弁10の開弁を判定しているので、上記した[判定処理例1]の開弁判定処理、つまり電気ヒータ15への通電開始からの経過時間で切替弁10の開弁を判定する場合と比較して、バイパス水温センサ22の2回目の正常判定を短時間で実施することができる。
すなわち、上記[判定処理例1]においては、実際には切替弁10が開弁していないのに「開弁した」と誤判定することを防止するために、切替弁10の開弁までに最も時間のかかる条件(例えば、アイドル運転時でかつ低温環境下であるという条件)に基づいて水混合判定時間を適合しているが、このような適合ではマージンが大きすぎるため、バイパス水温センサ22の2回目の正常判定までの時間がどうしても長くなってしまう。これに対し、切替弁周辺水温(≒ワックス温度)Tvwの推定値が切替弁10の開弁温度(70℃)になったときに開弁したと判定することで、切替弁10の実際の開弁に応じて開弁判定を行うことができる。これによって、上記したマージンを見込む必要がなくなるので、上記バイパス水温センサ22の正常判定(2回目)までの時間を短くすることが可能になる。
なお、以上の例では、エンジン水温センサ21にて検出される水温検出値を用いて切替弁周辺水温Tvwを推定しているが、エンジン水温thw1の推定値を用いて切替弁周辺水温Tvwを推定するようにしてもよい。その一例について以下に説明する。
(i)エンジン回転数センサ(図示せず)の出力信号から算出されるエンジン回転数Ne及び負荷率klに基づいて、予め実験・シミュレーション等によって適合されたマップを参照してエンジン1内の冷却損失Qwを算出する。なお、負荷率klは、例えば、最大機関負荷に対する現在の負荷割合を示す値として、エンジン回転数Ne及び吸気圧に基づきマップ等を参照して算出することができる。
(ii)上記(i)で算出した冷却損失Qwを用いて、下記の(1)式つまりエンジン水温thw1のラプラス変換式に基づいてエンジン水温thw1の推定値を算出する。
(iii)上記(ii)で算出したエンジン水温thw1の推定値を用いて、下記の(2)式から切替弁周辺水温Tvwの推定値を算出する。
Figure 0005218526
なお、上記(1)式のパラメータ[C、λ、L、A]は、エンジン1内水停止中における、シリンダヘッドのウォータジャケット内の最高温度部分周辺の水の塊を想定して適合した値が設定される。
また、他の手法により切替弁周辺水温Tvwの推定値を算出するようにしてもよい。例えば、エンジン回転数Ne及び負荷率klをパラメータとして、エンジン1の冷却水出口1bの水温を実験・シミュレーション等によって取得し、その結果を基に切替弁周辺水温Tvwの推定値を実験・シミュレーション等により適合してマップ化しておく。そして、実際のエンジン回転数Ne及び負荷率klに基づいて上記マップを参照して、切替弁周辺水温Tvwの推定値を算出するようにしてもよい。
−他の実施形態−
以上の例では、エンジン冷却水通路とヒータ通路(バイパス通路)との冷却水の循環を制限する制御弁として、弁体に変位を与える感温部を有する切替弁10を用いているが、本発明はこれに限られることなく、例えばソレノイド等の他のアクチュエータにより開閉する制御弁を用いてもよい。
以上の例では、冷却水の循環に電動ウォータポンプを用いているが、本発明はこれに限られることなく、機械式ウォータポンプを冷却水循環に用いてもよい。
以上の例では、熱交換器としてヒータ、排気熱回収器及びEGRクーラが組み込まれた冷却系に本発明を適用した例を示したが、これら排気熱回収器、EGRクーラに加えて、ATF(Automatic Transmission fluid)ウォーマ、ATFクーラなどの熱交換器が組み込まれた冷却系にも本発明を適用できる。
本発明は、エンジン(内燃機関)の冷却系において、ヒータ系統の水温を検出する水温センサの異常を判定する水温センサ異常判定装置に利用することができる。
1 エンジン
1b 冷却水出口
2 電動ウォータポンプ
3 ラジエータ
4 サーモスタット
5 ヒータ
6 排気熱回収器
7 EGRクーラ
10 切替弁(制御弁)
12 弁体
14 感温部
143 サーモワックス
15 電気ヒータ
21 エンジン水温センサ
22 ヒータ入口水温センサ(バイパス水温センサ)
23 吸気温センサ
24 エアフロメータ
201 エンジン冷却水通路
202 ヒータ通路(バイパス通路)
202a ヒータ接続通路
300 ECU

Claims (4)

  1. エンジン冷却水通路と、エンジンをバイパスするバイパス通路と、前記エンジン冷却水通路とバイパス通路との冷却水の循環を制限する制御弁と、前記バイパス通路の水温を検出するバイパス水温センサとを備えた冷却系に適用され、前記バイパス水温センサの異常を判定する水温センサ異常判定装置であって、
    前記制御弁は、弁体に変位を与える感温部を有する感温動作弁であって前記感温部に埋め込まれた電気ヒータへの通電により当該制御弁を強制的に開弁することが可能に構成されているとともに、
    エンジン始動時からの吸入空気量積算値が規定値以上になったときのバイパス水温検出値とエンジン始動時のバイパス水温検出値との偏差が判定値よりも小さい場合には、前記電気ヒータへの通電により前記制御弁を強制的に開弁し、その制御弁の開弁後のバイパス水温検出値の変化量に基づいて前記バイパス水温センサの異常を判定する判定手段を備えていることを特徴とする水温センサ異常判定装置。
  2. 請求項1記載の水温センサ異常判定装置において、
    前記バイパス通路は、排気熱回収器及び/またはEGRクーラを備えていることを特徴とする水温センサ異常判定装置。
  3. 請求項1または2記載の水温センサ異常判定装置において、
    前記制御弁は、この制御弁の周辺水温の推定値が当該制御弁の開弁温度以上となった場合に、前記制御弁が開弁したと判定する開弁判定手段を備えていることを特徴とする水温センサ異常判定装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の水温センサ異常判定装置において、
    前記制御弁が開弁してから所定時間経過した後に、前記判定手段による水温センサの判定を実行することを特徴とする水温センサ異常判定装置。
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